JP5246125B2 - フードヒンジ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両の車体本体に対してフードを開閉可能に取り付けたフードヒンジ構造に関するものである。
自動車等の車両では、その車体本体に対してフードを開閉可能に取り付けるために、フードヒンジが用いられている。このフードヒンジに対し、車両衝突時の歩行者保護のために、従来から種々の技術が提案されている(たとえば、〔特許文献1〕ないし〔特許文献3〕参照)。
かかる技術として、たとえば、フードに固定されたヒンジアームと、ヒンジアームを回動可能に支持し車体本体に固定されたヒンジブラケットとを備えたフードヒンジについて、車体上方からのフードへの衝突が生じたときに、かかる衝突による衝撃を吸収するべく、ヒンジアームの変形を利用する構造(たとえば、〔特許文献1〕ないし〔特許文献3〕参照)、ヒンジブラケットの変形を利用する構造(たとえば、〔特許文献2〕、〔特許文献3〕参照)が挙げられる。
特開2004−276717号公報 特開2005−254966号公報 特開2001−354164号公報
その一方で、車体前方からの衝突が生じたときの衝撃の吸収は、一般にフードの変形によって行われているが、フードの剛性は一般に低いことから、フードの変形によって吸収される衝撃は少なく、フードの変形後は、比較的剛性の高い車体本体側で衝撃を受け止めることとなっていた。
なお、たとえば、車体前方からの衝突が生じたときにおける乗員保護のために、上記したのと同様の構成のフードヒンジについて、ヒンジブラケットに対するヒンジアームの過大な変位を禁止する構造(たとえば、〔特許文献1〕、〔特許文献2〕参照)が提案されているが、かかる構造は乗員保護のためには高い剛性にする必要があり、衝突による衝撃の吸収性が低いと考えられる。
よって、車両衝突時の歩行者保護のためには、車体上方からのフードへの衝突による衝撃を吸収するのみならず、車体前方からの衝突による衝撃を吸収する構造を提供することが望ましい。
ここで、上記した構成のフードヒンジにおいては、ヒンジアームが、直線状をなしているタイプ(たとえば、〔特許文献2〕、〔特許文献3〕参照)、湾曲部を備えているタイプ(たとえば、〔特許文献1〕参照)などがあることが知られている。後者のタイプのヒンジアームにおける湾曲部は、フードを車体本体に対して開閉するときに、ヒンジアームがフェンダに当接することを回避するために設けられているものであるが、この湾曲部は、上述のような衝撃吸収に用いることも可能であることが分かった。
本発明は、自動車等の車両の車体本体に対してフードを開閉可能に取り付けたフードヒンジにおいて車体前方からの衝突及び車体上方からのフードへの衝突が生じたときにその衝突による衝撃を緩衝するフードヒンジ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車体本体に固定されたヒンジベースと、前記ヒンジベースに回動可能に支持されフードを車体本体に対して開閉可能に支持するとともに、フードを車体本体に対して開くときに車体本体側の部材との当接を回避するための湾曲部を有するヒンジアームとを備えたフードヒンジ構造であって、前記ヒンジアームは、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部の湾曲側に回動して前記ヒンジベースに設けられた緩衝部に係合するものであり、前記緩衝部は、前記ヒンジベースの、前記ヒンジアームを回転可能に支持した支持部から延出しており、前記ヒンジアームは、フードを車体本体に対して開くときの過度の回動を規制する前記ヒンジベースの規制部に係合する係合部を有し、前記係合部が、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記緩衝部に係合することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のフードヒンジ構造において、前記ヒンジアームは、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部の湾曲側に回動するとともに、さらに湾曲変形することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載のフードヒンジ構造において、前記緩衝部は、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部において前記ヒンジアームに係合することを特徴とする。
本発明は、車体本体に固定されたヒンジベースと、前記ヒンジベースに回動可能に支持されフードを車体本体に対して開閉可能に支持するとともに、フードを車体本体に対して開くときに車体本体側の部材との当接を回避するための湾曲部を有するヒンジアームとを備えたフードヒンジ構造であって、前記ヒンジアームは、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部の湾曲側に回動して前記ヒンジベースに設けられた緩衝部に係合するものであり、前記緩衝部は、前記ヒンジベースの、前記ヒンジアームを回転可能に支持した支持部から延出しており、前記ヒンジアームは、フードを車体本体に対して開くときの過度の回動を規制する前記ヒンジベースの規制部に係合する係合部を有し、前記係合部が、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記緩衝部に係合するので、係合部をフードの過度の開放の規制とともに緩衝に用いることで、フードの過度の開放を規制しつつ、構造の小型化、簡素化、製造の容易化、緩衝部とヒンジアームとの相対位置の位置決めの高精度化、衝撃吸収性の制御の高精度化が可能であり、車体前方からの衝突が生じたときであっても、車体上方からのフードへの衝突が生じたときであっても、その衝突による衝撃を緩衝して、歩行者の安全を図ることができるフードヒンジにおける緩衝構造を提供することができる。。
前記ヒンジアームは、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部の湾曲側に回動するとともに、さらに湾曲変形することとすれば、構造の小型化、簡素化、製造の容易化、緩衝部とヒンジアームとの相対位置の位置決めの高精度化、衝撃吸収性の制御の高精度化、衝撃吸収性の向上が可能であり、車体前方からの衝突が生じたときであっても、車体上方からのフードへの衝突が生じたときであっても、その衝突による衝撃をより緩衝して、歩行者の安全を図ることができるフードヒンジにおける緩衝構造を提供することができる。
前記緩衝部は、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部において前記ヒンジアームに係合することとすれば、構造の小型化、簡素化、製造の容易化、緩衝部とヒンジアームとの相対位置の位置決めの高精度化、衝撃吸収性の制御の高精度化、衝撃吸収性の向上が可能であり、車体前方からの衝突が生じたときであっても、車体上方からのフードへの衝突が生じたときであっても、その衝突による衝撃をより緩衝して、歩行者の安全を図ることができるフードヒンジにおける緩衝構造を提供することができる。
本発明を適用したフードヒンジ構造を備えた車両の概略平面図である。 図1に示したフードヒンジの側面図である。 図1に示したフードヒンジ及びフード等の側面図である。 図1に示したフードヒンジ構造の動作原理図である。 図1に示したフードヒンジ構造の第1の構成例である。 図1に示したフードヒンジ構造の第2の構成例である。 図1に示したフードヒンジ構造の第3の構成例である。 図1に示したフードヒンジ構造の第4の構成例である。 図1に示したフードヒンジ構造の第5の構成例である。 図1に示した形態と異なる形態のフードヒンジを示す概略平面図である。 車体上方からフードへの衝突が生じた場合の一例を示す概念図である。 衝突によるエネルギーが衝突強度と変位量によって表されることを示す概念図である。 衝突によるエネルギーが一定の場合でも衝突強度の最大値に違いが生じ得ることを示す概念図である。 衝突開始時における衝突強度が低く、かつ衝突強度を平均化されている場合の衝突によるエネルギーの概念図である。 車体前方からの衝突が生じた場合の様子を示す概念図である。
図1に本発明を適用したフードヒンジ構造の配置位置を示す。
このフードヒンジ構造100は、フードヒンジ10を利用して、フードヒンジ構造100を搭載した車体20の前方からの衝撃及び同車体20の上方からのフード30への衝突が生じたときに、その衝突による衝撃を吸収して緩衝を行うものである。
同図は、車体20を上方から見た場合を示しており、同図手前側が車体20の上方に対応し、同図下側が車体20の前方への直進時の進行方向に対応している。この進行方向を矢印Aで示している。また同図は進行方向Aにおける左前方の一部を示しており、フードヒンジ構造100も同左前方に配設されたもののみを示している。進行方向Aの右前方にもフードヒンジ構造100と左右対称な構造をなす同様のフードヒンジ構造が配設されているが、このフードヒンジ構造はフードヒンジ構造100と左右対称であることを除いてその構成及び作用等は同様であるため、その図示及び説明は省略する。
符号30は、車体20の本体21に対して後述のように変位可能に備えられたフードを示しており、符号22は、本体21側の部材として不動状態で備えられたフェンダを示している。また符号23はピラーを、符号24はフロントガラスを示しており、これらは何れも本体21側の部材として不動状態で備えられている。
フードヒンジ10は、フード30及びフェンダ22の下方に配設されている。フードヒンジ10は、主にフェンダ22の下方に位置するヒンジベース11と、フード30及びフェンダ22の下方においてこれらにまたがるように位置するヒンジアーム12と、ヒンジアーム12をヒンジベース11に回動可能に支持させる態様でこれらを連結しているピン13とを有している。
なお、フードヒンジの配置位置として、ほぼ全体がフードの下方に位置している構造が知られているが、この構造ではフードへの衝突が生じたときに、フードの位置変動に伴ってヒンジアームのみならずヒンジベースにも衝撃が入力されることとなり、フードヒンジ全体に変形が生じやすい。これに対し、フードヒンジ10のように、特にヒンジアーム12がフード30及びフェンダ22にまたがるように配置され、ヒンジベース11がフェンダ22の下方に位置する構造では、フード30への衝突が生じたときに、フード30の位置変動が発生しても、ヒンジベース11には衝撃が入力され難く、フードヒンジ10全体の変形が生じにくいという利点がある。
図2または図3に示すように、ヒンジベース11は、フード30及びフェンダ22の下方に位置する、本体21を構成する不動の部材に固定されている。なおフードヒンジ構造100の図示は省略している。
ヒンジアーム12は、その基端部12aが、ピン13により、ヒンジベース11に回動可能に支持されている。ヒンジアーム12は、その先端部12bにおいてフード30の後端縁部30aの裏面側を固定支持している。
ヒンジベース11はその上端部11aにおいてヒンジアーム12を回動可能に支持しており、この上端部11aがヒンジアーム12を回動可能に支持した支持部として機能している。
図3において、符号25は、フード30の先端縁部30bを係止してフード30の開放を禁止するためのラッチを示している。ラッチ25は、ヒンジベース11と同様に車体20の本体21をなす不動の部材に固定されている。なお同図において符号26はエンジンカバーを示している。また図3に示した各構成よりもさらにA方向下流側言い換えると車体20の前方側には、車体20の前方からの衝撃の緩衝等のために配設された図示しないバンパーが配置されている。
フード30はラッチ25によって係止された状態でエンジンを内蔵したエンジンルーム27を車体20外部の空間から遮断し保護する。
その一方で、フード30は、ラッチ25による係止を解除されると、エンジンルーム27を車体20外部の空間に開放可能な状態となる。
そして、ラッチ25によるフード30の係止を解除した状態で、図2において破線で示すように、ピン13を中心にしてフード30をヒンジアーム12とともに矢印B方向に上方に回動させると、エンジンルーム27が車体20外部の空間に開放される。
このとき、かりに、ヒンジアーム12が、その基端部12aから先端部12bに向けてフード30に沿った直線状をなしているとすると、この基端部12aと先端部12bとの間の中間部がフェンダ22に当接してフード30の開放に干渉し、フード30の開放が不十分ないし不能となる。
そこで、ヒンジアーム12は、かかる中間部をフェンダ22から逃げるように下方に向けて湾曲した湾曲部12cとし、全体としてグースネック(Gooseneck)形状等といわれる形状とすることで、フード30を車体20の本体21に対して開閉するときにフェンダ22との当接が湾曲部12cにおいて回避され、フード30の開放が十分に行われるようになっている。なお、基端部12aは湾曲部12cの一端部に位置し、先端部12bは湾曲部12cの他端部において直線状をなしている。
ただし、ヒンジアーム12の回動が過度に行われフード30の開放が過度に行われることを防止するために、ヒンジアーム12は基端部12aに凸部12dを有しており、フード30を開いていくと、凸部12dがヒンジベース11の縁11bに係合し、ヒンジアーム12の過度の回動によるフード30の過度の開放が生じないようになっている。凸部12dが係合するヒンジベース11の縁11bは、A方向上流側言い換えると車体20の後方側の側縁によって構成されており、かかる過度の回動を規制する規制部として機能するものである。また、凸部12dは、規制部としての縁11bに係合してかかる過度の回動を規制する係合部として機能するものである。
ここで、図11に示すように、フード30に対して車体20の上方から質量mの球体Mが速度vで衝突し、フード30が破線で示した状態から実線で示した状態にストロークXで変形した場合を考える。フードヒンジ構造100は備えられていないものとする。なお、フード30に対する球体Mの衝突位置は、図1において斜線で示すエリアSとし、衝突方向は図11に示すように水平に対して角度θをなしている。
同図に示すように、フード30は、下方に屈曲してエンジンカバー26に当接し、またフード30を支持したヒンジアーム12が本体21に当接した状態で変形を終えるが、この変形の過程で、衝突のエネルギーE=mv2/2[J]を全て吸収するものとすると、エネルギーEは、図12に示す各グラフにおける網掛けの領域の面積によって表される。衝突強度[KN]は、フード30に対する球体Mの衝突の強さ言い換えると荷重を意味し、フード30の変形量[mm]に対する関数となっている。なお、実際の衝突では、フード30は上方からの荷重によって比較的容易に屈曲するため、ストロークXにおいて吸収する衝突のエネルギーは少ない。
同図左側のグラフは、衝突強度が、フード30の変形量に比例して増加する場合を示しており、同図右側のグラフは、衝突強度が、フード30の変形量によらず一定である場合すなわち衝突強度が平均化されている場合を示しているが、フード30によって吸収するエネルギーは何れもEであり、同じである。
上述のように、フード30の変形は、フード30がエンジンカバー26に当接する等することによって終了するため、同図左側のグラフの方が、実際の衝突に比較的合致している。しかしながら、同図左側のグラフでは、衝突開始時における衝突強度が、衝突強度が平均化された同図右側のグラフにおける衝突強度よりも低いものの、衝突強度の最大値Pが、衝突強度が平均化された同図右側のグラフにおける衝突強度P/2の2倍となっている。衝突安全性に関しては、衝突強度の最大値が重要視され、たとえば図13に示す例では、図12左図に対応するC1のグラフの方が、C2のグラフよりも、衝突強度の最大値が小さいため、安全性が高いと考えられる。よって図12に示した例では、同図左側のグラフに示されている、実際の衝突に比較的合致している方が、同図右側のグラフに示されている場合よりも安全性が低いと考えられる。このことから、安全性の向上には、同図右側のグラフに示されている場合のように、衝突強度が平均化されていることが望ましい。さらには、図14に示されているように、かかる平均化を行なわれながらも、衝突開始時における衝突強度が低くなっているほうが、より安全性が向上する。
一方、図15に示すように、矢印Fで示す、車体20の前方からの衝突が生じる場合を考える。フードヒンジ構造100は備えられていないものとする。同図(a)はフードヒンジ10特にヒンジアーム12の耐荷重量がフード30の耐荷重量よりも小さい場合を示しており、同図(b)はフードヒンジ10の耐荷重量がフード30の耐荷重量よりも大きい場合を示している。ラッチ25、図示しないバンパー等の変形や変位によって吸収されるエネルギーを除けば、同図(a)に示す場合では、矢印Cで示す応力によってヒンジアーム12の変形が生じ、これによって衝突によるエネルギーが吸収され、同図(b)に示す場合では、矢印Dで示す応力によってフード30の変形が生じ、これによって衝突によるエネルギーが吸収される。
フードヒンジ10の耐荷重量とフード30の耐荷重量との大小関係は、これらの形状、材質、厚み等に依存するが、フードヒンジ10とフード30とでは、フードヒンジ10の方が耐荷重量の調整が容易であって、フードヒンジ10をかかる衝突に対するアブソーバーとして機能させることが好適である。
また、車体20の前方からの衝突が生じる場合も、上述したフード30に対する車体20の上方からの衝突が生じる場合と同様に、衝突強度は平均化されることが望ましい。
このような事情の下、本発明者が鋭意研究したところ、フードヒンジ10側で衝撃吸収を行なうと、上方からの衝突、前方からの衝突のいずれにおいても衝突強度が平均化されるように制御することが可能であり、さらには図14に示した特性をも持たせ得ることが分かった。
これを実現したのがフードヒンジ構造100である。
図4を参照してフードヒンジ構造100の動作原理について説明する。なお、フードヒンジ10の耐荷重量とフード30の耐荷重量とでは、これらの形状、材質、厚み等を調整することで、フード30の耐荷重量の方が大きくなっている。そして、ヒンジアーム12は、車体20の前方からの衝突が起こった場合であっても、車体20の上方からのフード30への衝突が起こった場合であっても、同図に示すように、ピン13による支持位置である基端部12aを中心に、矢印Eで示すように、湾曲部12cの湾曲側に回動する態様で変位する。湾曲部12cの湾曲側とは、エンジンルーム27を開放するときにヒンジアーム12が回動するB方向とは逆の方向であり、矢印Eはこの方向に対応している。なお車体20の前方からの衝突が起こった場合におけるヒンジアーム12のE方向への回動は、主に湾曲部12cの湾曲量が増加する湾曲変形を伴って生じる。
フードヒンジ構造100は、かかる態様で回動するヒンジアーム12とヒンジベース11との係合によりその衝突による衝撃を吸収するための、ヒンジベース11に設けられた緩衝部40を備えた衝撃吸収手段41を有している。なお、かかる係合は、ヒンジアーム12のE方向への回動開始と同時に生じても良いし、かかる回動開始後、ヒンジアーム12がE方向へある程度回動してから生じても良い。
緩衝部40は、ヒンジアーム12のE方向への回動に対するストッパーとも言うべき機能を有する部材であり、E方向に回動するヒンジアーム12を受け止め、ヒンジアーム12との係合によって変形が生じることで、衝撃を吸収するようになっている。
緩衝部40の変形の態様には、塑性変形、弾性変形、破断、破壊を含む。
同図に示すように、緩衝部40は、衝突によってE方向に回動するヒンジアーム12に当接する。ヒンジアーム12は、同図において実線で示す通常の状態から、車体20の前方からの衝突によって同図において一点鎖線で示す状態となるように回動する場合であっても、車体20の上方からのフード30への衝突によって同図において破線で示す状態となるように回動する場合であっても、緩衝部40はヒンジアーム12に係合する。
このように、緩衝部40が、湾曲部12c、特に湾曲部12cの外周面においてヒンジアーム12に係合するように構成すると、湾曲部12cの湾曲変形に加えて緩衝部40での緩衝を行い得ることから衝撃吸収性に優れるという利点がある。一方、基端部12aにおいて、たとえば凸部12dにおいて、緩衝部40がヒンジアーム12に係合するようにすると、緩衝部40を、ヒンジベース11の上端部11a等のヒンジアーム12の回転中心であるピン13の周辺に設けることとなり、フードヒンジ構造100全体の大型化が抑制され、小型化、簡素化という利点がある。
また緩衝部40をヒンジベース11の一部としていることで、構造の小型化、簡素化という利点が得られるとともに、フードヒンジ構造100の製造の容易化という利点も得られ、また緩衝部40とヒンジアーム12との相対位置の位置決め精度が高く、衝撃吸収性の制御が容易になる、高精度となる等の利点がある。さらに、ヒンジベース11の形状、材質等の設計上の自由度がヒンジアーム12のそれに比べて高いことからも、緩衝部40をヒンジベース11に配設すると衝撃吸収性の調整が容易であり、衝撃吸収性の制御が容易、高精度となる等の利点がある。
またフードヒンジ構造100を設けることにより、衝撃吸収を緩衝部40で担うため、衝撃吸収が効率よく行なわれ、また、フード30の後退が抑制され搭乗者の安全性も向上するとともに、ヒンジアーム12自体の剛性を下げることも可能となりヒンジアーム12の板厚を薄肉化、軽量化も可能になる。
以下、図5ないし図9を参照して、フードヒンジ構造100の種々の構成例を説明する。ただし、フードヒンジ構造100はこれら図に示したものに限らず、すでに述べたような種々の構成を採ることが可能である。
図5に示すフードヒンジ構造100は、衝撃吸収手段41が、ヒンジベース11に配設された緩衝部40と、E方向への回動によって緩衝部40に当接する湾曲部12cとを備えている。緩衝部40は、E方向に回動する湾曲部12cに当接する円柱状のピン50と、ピン50を摩擦を持ってE方向に沿うG方向に変位可能に支持した支持部51とを有している。
この構成例では、ヒンジアーム12がE方向に回動するとき、湾曲部12cがピン50に当接した状態でさらにE方向に移動しようとする。このときこの移動しようとする応力に対し、ピン50が支持部51によって摩擦を受け弾性変形を伴ってG方向に変位する態様で、緩衝部40が変形すること、あるいは特に前方からの衝突の場合にはこれに加えて湾曲部12cがさらに湾曲することで、フードヒンジ構造100は衝突に対するショックアブソーバーとして機能し、衝突の際の安全性が高められる。また、ピン50によってフードヒンジ構造100の耐荷重が向上しフード30が折れやすくなるので前方からの衝突の際にフード30もショックアブソーバーとして機能して衝突の際の安全性が高められる。なお上方からの衝突に対しても、フード30もショックアブソーバーとして機能する。
緩衝部40がヒンジベース11に配設されているため衝撃吸収性に優れており、また構造の小型化、簡素化、フードヒンジ構造100の製造の容易化がなされるとともに、衝撃吸収性の調整が容易であり、衝撃吸収性の制御がさらに容易、高精度となる等の利点がある。緩衝部40が湾曲部12cにおいてヒンジアーム12に係合するため衝撃吸収性に優れるという利点もある。
また、支持部51がピン50に与える摩擦力を、同図(c)の実線で示すピン50の初期位置からG方向に向けての変位量に比例して大きくなるように設定すると、図14に示したような衝撃吸収特性を得ることも可能であり、より安全性が向上する。かかる摩擦力はピン50、支持部51の形状、大きさ、厚さ、材質等を調整することで設定可能である。
図6に示すフードヒンジ構造100は、衝撃吸収手段41が、ヒンジベース11に配設された緩衝部40と、E方向への回動によって緩衝部40に当接する湾曲部12cとを備えている。緩衝部40は、E方向に回動する湾曲部12cに当接する円柱状のピン60と、ピン60を固定支持した支持部61とを有している。
この構成例では、ヒンジアーム12がE方向に回動するとき、湾曲部12cがピン60に当接した状態でさらにE方向に移動しようとする。このときこの移動しようとする応力に対し、支持部61によって固定支持されているピン60が弾性変形、あるいは塑性変形による変形、あるいはこれに加えて同図(c)において破線で示すようにせん断破壊を生じる態様で、緩衝部40が変形すること、あるいは特に前方からの衝突の場合にはこれに加えて湾曲部12cがさらに湾曲することで、フードヒンジ構造100は衝突に対するショックアブソーバーとして機能し、衝突の際の安全性が高められる。また、ピン60によってフードヒンジ構造100の耐荷重が向上しフード30が折れやすくなるので前方からの衝突の際にフード30もショックアブソーバーとして機能して衝突の際の安全性が高められる。なお上方からの衝突に対しても、フード30もショックアブソーバーとして機能する。
緩衝部40がヒンジベース11に配設されているため衝撃吸収性に優れており、また構造の小型化、簡素化、フードヒンジ構造100の製造の容易化がなされるとともに、衝撃吸収性の調整が容易であり、衝撃吸収性の制御がさらに容易、高精度となる等の利点がある。緩衝部40が湾曲部12cにおいてヒンジアーム12に係合するため衝撃吸収性に優れるという利点もある。
また、ピン60を支持部61が固定支持しているという簡素な構成により、コストが低減される。衝撃吸収特性については、ピン60の形状、大きさ、材質等を調整することで設定可能である。
図7に示すフードヒンジ構造100は、衝撃吸収手段41が、ヒンジベース11に配設された緩衝部40と、E方向への回動によって緩衝部40に当接する湾曲部12cとを備えている。緩衝部40は、同図(c)に示すように湾曲部12cに当接する屈曲部70と、屈曲部70を支持した支持部71とを有する1つの部材によって構成されている。支持部71は湾曲部12cが屈曲部70に当接し応力を加えたときに伸展する蛇腹部71aを有している。
この構成例では、ヒンジアーム12がE方向に回動するとき、湾曲部12cが屈曲部70に当接した状態でさらにE方向に移動しようとする。このときこの移動しようとする応力に対し、屈曲部70を支持している支持部71の蛇腹部71aが弾性変形、あるいは塑性変形による伸展によって変形を生じる態様で、緩衝部40が変形すること、あるいは特に前方からの衝突の場合にはこれに加えて湾曲部12cがさらに湾曲することで、フードヒンジ構造100は衝突に対するショックアブソーバーとして機能し、衝突の際の安全性が高められる。また、屈曲部70によってフードヒンジ構造100の耐荷重が向上しフード30が折れやすくなるので前方からの衝突の際にフード30もショックアブソーバーとして機能して衝突の際の安全性が高められる。なお上方からの衝突に対しても、フード30もショックアブソーバーとして機能する。
緩衝部40がヒンジベース11に配設されているため衝撃吸収性に優れており、また構造の小型化、簡素化、フードヒンジ構造100の製造の容易化がなされるとともに、衝撃吸収性の調整が容易であり、衝撃吸収性の制御がさらに容易、高精度となる等の利点がある。緩衝部40が湾曲部12cにおいてヒンジアーム12に係合するため衝撃吸収性に優れるという利点もある。
また、緩衝部40が1つの部材であるという簡素な構成により、コストが低減される。衝撃吸収特性については、蛇腹部71a等の形状、大きさ、厚さ、材質等を調整することで設定可能である。
屈曲部70の形状は、同図(d)に示すように鉤爪状とし、湾曲部12cとの係合状態の保持性を向上するようにしても良い。
図8に示すフードヒンジ構造100は、衝撃吸収手段41が、ヒンジベース11に配設された緩衝部40と、E方向への回動によって緩衝部40に当接する湾曲部12cとを備えている。緩衝部40は、同図(c)に示すように湾曲部12cに当接する屈曲部80と、屈曲部80を支持した支持部81とを有する1つの部材によって構成されている。支持部81は湾曲部12cが屈曲部80に当接し応力を加えたときに変形が生じる部分を規定する切込み部81aを有している。
この構成例では、ヒンジアーム12がE方向に回動するとき、湾曲部12cが屈曲部80に当接した状態でさらにE方向に移動しようとする。このときこの移動しようとする応力に対し、屈曲部80を支持している支持部81の切り込み部81aが拡開するように支持部81が弾性変形、あるいは塑性変形による変形を生じる態様で、緩衝部40が変形すること、あるいは特に前方からの衝突の場合にはこれに加えて湾曲部12cがさらに湾曲することで、フードヒンジ構造100は衝突に対するショックアブソーバーとして機能し、衝突の際の安全性が高められる。また、屈曲部80によってフードヒンジ構造100の耐荷重が向上しフード30が折れやすくなるので前方からの衝突の際にフード30もショックアブソーバーとして機能して衝突の際の安全性が高められる。なお上方からの衝突に対しても、フード30もショックアブソーバーとして機能する。
緩衝部40がヒンジベース11に配設されているため衝撃吸収性に優れており、また構造の小型化、簡素化、フードヒンジ構造100の製造の容易化がなされるとともに、衝撃吸収性の調整が容易であり、衝撃吸収性の制御がさらに容易、高精度となる等の利点がある。緩衝部40が湾曲部12cにおいてヒンジアーム12に係合するため衝撃吸収性に優れるという利点もある。
また、緩衝部40が1つの部材であるという簡素な構成により、コストが低減される。衝撃吸収特性については、支持部81、切込み部81aの形状、大きさ、厚さ、材質等を調整することで設定可能である。
屈曲部80の形状は、図7(d)に示すように鉤爪状とし、湾曲部12cとの係合状態の保持性を向上するようにしても良い。
図9に示すフードヒンジ構造100は、衝撃吸収手段41が、ヒンジベース11に配設された緩衝部40と、E方向への回動によって緩衝部40に当接する、基端部12aから延出して配設された凸部12dとを備えている。凸部12dはヒンジアーム12の一部によって構成されている。緩衝部40は、ヒンジベース11の一部をなすものであり、ヒンジベース11の、基端部12aから延出して配設されているとともに、E方向において湾曲部12cよりも下流側の位置に突設されている。緩衝部40は、凸部12dの上縁に当接する屈曲部90と、屈曲部90を支持した支持部91とを有する1つの部材によって構成されている。屈曲部90は支持部91に対しピン13の軸方向すなわちヒンジアーム12の回転軸方向に屈曲している。
この構成例では、ヒンジアーム12がE方向に回動するとき、湾曲部12cが屈曲部80に当接した状態でさらにE方向に移動しようとする。このときこの移動しようとする応力に対し、屈曲部90を支持している支持部91がヒンジベース11本体に対してE方向下流側に向けて屈曲するように弾性変形、あるいは塑性変形による変形を生じる態様で、緩衝部40が変形することや凸部12dがE方向上流側に向けて屈曲すること、あるいは特に前方からの衝突の場合にはこれらに加えて湾曲部12cがさらに湾曲することで、フードヒンジ構造100は衝突に対するショックアブソーバーとして機能し、衝突の際の安全性が高められる。また、屈曲部90によってフードヒンジ構造100の耐荷重が向上しフード30が折れやすくなるので前方からの衝突の際にフード30もショックアブソーバーとして機能して衝突の際の安全性が高められる。なお上方からの衝突に対しても、フード30もショックアブソーバーとして機能する。
緩衝部40がヒンジベース11に配設されているため衝撃吸収性に優れており、また構造の小型化、簡素化、フードヒンジ構造100の製造の容易化がなされるとともに、衝撃吸収性の調整が容易であり、衝撃吸収性の制御がさらに容易、高精度となる等の利点がある。緩衝部40が基端部12aに配設された凸部12dにおいてヒンジアーム12に係合するため構造のさらなる小型化、簡素化に優れるという利点もある。
また、緩衝部40が1つの部材であるという簡素な構成により、コストが低減される。衝撃吸収特性については、支持部91の形状、大きさ、厚さ、材質等を調整することで設定可能である。
屈曲部90の形状は、図7(d)に示すように鉤爪状とし、凸部12dとの係合状態の保持性を向上するようにしても良い。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
たとえば、ヒンジアーム12の形状は、湾曲部12cを備えていれば、図1に示したように、車体20の上方から見て、A方向に沿った直線状をなしているに限らず、図10に示すように、車体20の左右方向に屈曲した、たとえばクランク状のような形状をなしていてもよい。
衝撃吸収手段は、複数の緩衝部を備えていても良く、例えば図5ないし図9に示した緩衝部のうちの2つ以上を組み合わせて用いても良い。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 フードヒンジ
11 ヒンジベース
11a 支持部
11b 規制部
12 ヒンジアーム
12c 湾曲部
12d 係合部
20 車体
21 車体本体
22 車体本体側の部材
40 緩衝部
100 フードヒンジ構造

Claims (3)

  1. 車体本体に固定されたヒンジベースと、
    前記ヒンジベースに回動可能に支持されフードを車体本体に対して開閉可能に支持するとともに、フードを車体本体に対して開くときに車体本体側の部材との当接を回避するための湾曲部を有するヒンジアームとを備えたフードヒンジ構造であって、
    前記ヒンジアームは、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部の湾曲側に回動して前記ヒンジベースに設けられた緩衝部に係合するものであり、
    前記緩衝部は、前記ヒンジベースの、前記ヒンジアームを回転可能に支持した支持部から延出しており、
    前記ヒンジアームは、フードを車体本体に対して開くときの過度の回動を規制する前記ヒンジベースの規制部に係合する係合部を有し、
    前記係合部が、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記緩衝部に係合することを特徴とするフードヒンジ構造。
  2. 請求項1記載のフードヒンジ構造において、
    前記ヒンジアームは、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部の湾曲側に回動するとともに、さらに湾曲変形することを特徴とするフードヒンジ構造。
  3. 請求項1または2記載のフードヒンジ構造において、
    前記緩衝部は、車体前方からの衝突または車体上方からのフードへの衝突が生じたときに前記湾曲部において前記ヒンジアームに係合することを特徴とするフードヒンジ構造。
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