JP4434170B2 - フード回動構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フードに設けられたアームがフードと共に車体側に対して回動されることでフードが開けられるフード回動構造に関する。
フード回動構造としては、フードに取り付けられたヒンジアームが車体側に取り付けられたヒンジブラケットに回動可能に支持されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このフード回動構造では、車両の前面衝突時に、ヒンジアームのフック片とヒンジブラケットの開口とが係合することで、フードの車両後側への移動が制限される。
ここで、このようなフード回動構造では、フードが例えばアルミニウム製にされて弱体化されることで、車両の前面衝突時にフードが車両後側へ移動されつつフードの車両後側端部が上側へ移動されてヒンジアームが上側へ回動される場合に、ヒンジアームの上側への回動を制限できるのが好ましい。
特許第3417146号公報
本発明は、上記事実を考慮し、車両の衝突時にアームの回動を制限できるフード回動構造を得ることが目的である。
請求項1に記載のフード回動構造は、車両のフードに設けられ、前記フードと共に車体側に対して回動されることで前記フードが開けられるアームと、前記アームに設けられた係合部と、車体側に設けられると共に、前記係合部より車両前方に配置され、前記アームが車体側に対して回動される際に前記係合部が車両前側を通過して前記係合部との係合を回避されると共に、車両の衝突時に前記係合部と係合されて前記アームの車体側に対する回動を制限可能にされた制限部と、を備えている。
請求項2に記載のフード回動構造は、請求項1に記載のフード回動構造において、車体側に設けられ、前記アームを回動可能に支持すると共に、前記制限部が設けられたベースを備えた、ことを特徴としている。
請求項3に記載のフード回動構造は、請求項1又は請求項2に記載のフード回動構造において、前記係合部及び前記制限部を前記フードの下側に配置した、ことを特徴としている。
請求項1に記載のフード回動構造では、車両のフードに設けられたアームがフードと共に車体側に対して回動されることで、フードが開けられる。さらに、アームが車体側に対して回動される際に、車体側に設けられた制限部とアームに設けられた係合部との係合が回避されることで、フードの回動が制限されることが回避されている。
ここで、制限部が係合部より車両前方に配置されている。これにより、車両の衝突時に、係合部と制限部とが係合されることで、アームの車体側に対する回動を制限することができる。
請求項2に記載のフード回動構造では、車体側に設けられたベースがアームを回動可能に支持しており、ベースに制限部が設けられている。このため、アームが回動可能に支持されたベースを車体側に設置すれば、ベースの制限部をアームの係合部より車両前方に配置できるため、簡単に制限部を係合部より車両前方に配置することができる。
図1には、本発明の実施の形態に係るフード回動構造10が車両左斜め前方から見た斜視図にて示されており、図4には、フード回動構造10が適用されて構成された車両12の前側部分が車両左方から見た側面図にて示されている。さらに、図2には、フード回動構造10の主要部が上方から見た平面図にて示されており、図3には、フード回動構造10の主要部が車両左方から見た側面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向内方(車両右方)を矢印INで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態における車両12では、前部上面がフード14(ボンネット)に閉じられており、フード14は、アルミニウム製にされて、弱体化及び軽量化が図られている。フード14の車両後側かつ上側には、ウインドシールドガラス16が設けられており、ウインドシールドガラス16は車室18の車両前側かつ上側に配置されている。
フード14下面(裏面)の車両後側端部は、車幅方向両端部分において、鋼鉄製のフードヒンジ20に支持されている。
フードヒンジ20には、車幅方向外側において、ベースとしてのヒンジベース22が設けられている。ヒンジベース22には、略平板状の固定板24が設けられており、固定板24が略水平に配置された状態で車体側26に固定されることで、ヒンジベース22が車体側26に固定されている。
ヒンジベース22には、略平板状の支持板28が設けられており、支持板28は、固定板24の車幅方向内側端から上側へ立設されている。支持板28の車両前側端かつ上端には、制限部としての平板状の制限ストッパ30が形成されており、制限ストッパ30は、支持板28から車両前側に突出している。
フードヒンジ20には、車幅方向内側において、アームとしての曲板状のヒンジアーム32が設けられている。ヒンジアーム32の車両後側端は、ヒンジベース22の支持板28の車両後側端かつ上端に、取り付けられており、ヒンジアーム32はヒンジベース22(車体側26)に対し回動中心軸34を中心として回動可能にされている。
ヒンジアーム32の車両前側部分は、フード14に取り付けられており、フード14はヒンジアーム32と一体にヒンジベース22に対し回動可能にされている。これにより、フード14がヒンジアーム32と共にヒンジベース22に対し上側へ回動されることで、フード14が開けられる構成にされている。
ヒンジアーム32の車両前後方向中間部には、係合部としての平板状の係合ストッパ36が形成されており、係合ストッパ36は、ヒンジアーム32から車幅方向外側へ略水平に突出されている。係合ストッパ36は、ヒンジベース22の制限ストッパ30の下側に配置されており、係合ストッパ36の車両後側端36Aは、制限ストッパ30の車両前側端30Aより車両後方に配置されている。また、フード14がヒンジアーム32と共にヒンジベース22に対し上側へ回動される際における係合ストッパ36の車両後側端36Aの回動軌跡R(図3参照)は、制限ストッパ30の車両前側端30Aの車両前側近傍を通過する構成にされており、これにより、係合ストッパ36と制限ストッパ30との係合が回避されている。
制限ストッパ30の車幅方向外側部には、延伸部としての平板状の延伸板38が形成されており、延伸板38は、係合ストッパ36から車両後側へ略水平に延伸されて、ヒンジベース22の支持板28の車幅方向外方に配置されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のフード回動構造10では、車両12の通常時において、ヒンジアーム32がフード14と共にヒンジベース22(車体側26)に対し回動されてフード14が開閉される際に、ヒンジアーム32の係合ストッパ36の車両後側端36Aとヒンジベース22の制限ストッパ30の車両前側端30Aとの係合が回避される。これにより、フード14の回動が制限されることが回避されている。
ここで、フード14が閉じられた際には、ヒンジベース22の制限ストッパ30の車両前側端30Aがヒンジアーム32の係合ストッパ36の車両後側端36Aより車両前方まで延伸されている。
このため、車両12の前面衝突時には、フード14が車両後側へ移動されつつフード14の車両後側端部が上側へ移動されて、ヒンジアーム32がヒンジベース22に対し車両後側へ移動されつつ上側へ回動されることで、ヒンジアーム32の係合ストッパ36とヒンジベース22の制限ストッパ30とが係合される。これにより、ヒンジアーム32のヒンジベース22(車体側26)に対する上側への回動を確実に制限することができて、フード14の車両後側への移動を確実に制限することができ、例えば図4に示す如く、フード14が車両前後方向中間部において上側へ折れ曲がる(く字状に折れ曲がる)ことができて、フード14によるウインドシールドガラス16の損傷を抑制できる。
したがって、車両12の高速前面衝突時(前面全体の衝突時及び前面片側(右側又は左側)の衝突時を含む)には、仮に、フード14によってウインドシールドガラス16が損傷しても、フード14がウインドシールドガラス16を割って車室18に侵入することを防止できる。
さらに、車両12の低速前面衝突時には、フード14によるウインドシールドガラス16の損傷を防止でき、ウインドシールドガラス16の修理費を不要にすることができる。
また、車体側26に固定されると共にヒンジアーム32を回動可能に支持するヒンジベース22に、制限ストッパ30が形成されている。このため、ヒンジアーム32が回動可能に支持されたヒンジベース22を車体側26に固定すれば、ヒンジベース22の制限ストッパ30の車両前側端30Aをヒンジアーム32の係合ストッパ36の車両後側端36Aより車両前方に配置できるため、簡単に制限ストッパ30の車両前側端30Aを係合ストッパ36の車両後側端36Aより車両前方に配置することができる。
本発明の実施の形態に係るフード回動構造を示す車両左斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るフード回動構造の主要部を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係るフード回動構造の主要部を示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係る車両の低速前面衝突時を示す車両左方から見た側面図である。
符号の説明
10 フード回動構造
12 車両
14 フード
22 ヒンジベース(ベース)
26 車体側
30 制限ストッパ(制限部)
32 ヒンジアーム(アーム)
36 係合ストッパ(係合部)

Claims (3)

  1. 車両のフードに設けられ、前記フードと共に車体側に対して回動されることで前記フードが開けられるアームと、
    前記アームに設けられた係合部と、
    車体側に設けられると共に、前記係合部より車両前方に配置され、前記アームが車体側に対して回動される際に前記係合部が車両前側を通過して前記係合部との係合を回避されると共に、車両の衝突時に前記係合部と係合されて前記アームの車体側に対する回動を制限可能にされた制限部と、
    を備えたフード回動構造。
  2. 車体側に設けられ、前記アームを回動可能に支持すると共に、前記制限部が設けられたベースを備えた、ことを特徴とする請求項1記載のフード回動構造。
  3. 前記係合部及び前記制限部を前記フードの下側に配置した、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフード回動構造。
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