JP5245786B2 - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成が終了した複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を平行または斜めに綴じる後処理装置及び画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ、印刷機、ファクシミリ装置などの画像形成装置において画像形成が終了して排出された複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を平行または斜めに綴じる後処理装置が知られている。具体的には、用紙の搬送方向の後端部及び用紙の幅方向の端部それぞれに規制部材を当接させて複数の用紙を整合させ、ステープラーを用いて整合された用紙の搬送方向の後端部近傍を綴じる。
綴じ処理において、ステープラーの位置や角度によっては、用紙の搬送方向の後端部を規制する後端規制部材がステープラーの障害となる場合がある。そこで、綴じ処理において後端規制部材が避ける機構を設けて、後端規制部材とステープラーとの干渉を回避する様々な提案が成されている(例えば、特許文献1及び2)。
特許文献1では、後端規制部材がステープラーの移動に連動して一体的に移動させることで、ステープラーとの干渉を防止している。また、特許文献2では、ステープラーが後端規制部材に対して用紙幅方向に相対移動して、後端規制部材と交差する際には後端規制部材の一部がステープラーの開口部を通過することを許容して干渉を防止している。
特開2000−289921号公報 特開2006−312547号公報
複数の用紙を整合する時から後端規制部材をステープラーと干渉しない位置へ退避させてしまうと、用紙を整合する際の整合性能が低下してしまう。
また、用紙の後端部の中央を規制する後端規制部材を、ステープラーの開口部を通過することができる程度に小型化した場合、用紙の後端部の両端側を規制する部材を別途設けて、当該部材をステープラーの移動動作にあわせて移動させることで干渉を防止することになる。しかし、この場合、多様な用紙サイズや綴じ位置に対して整合性能を維持することが困難となってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、可動型後端規制部とステープラーとの干渉を抑制し且つ用紙サイズによらず安定した用紙の整合性能を維持することができる後処理装置及び画像形成装置を提供することである。
本発明の第1の特徴は、画像形成が終了した複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を平行または斜めに綴じる後処理装置であって、後処理装置が、搬送された複数の用紙が積載される用紙トレイと、用紙トレイ上に積載された複数の用紙の綴じ側の端部を当接させることで、複数の用紙を搬送方向に整合する固定型後端規制部及び可動型後端規制部と、可動型後端規制部を搬送方向に垂直な幅方向に移動させる後端駆動部と、用紙トレイ上に積載された複数の用紙を幅方向に整合する幅方向整合部材と、整合された複数の用紙の端部近傍を予め定めた複数の位置及び向きで綴じるステープラーと、ステープラーを予め定めた複数の位置及び向きへ移動させるステープラー駆動部と、後端駆動部、幅方向整合部材、ステープラー、及びステープラー駆動部を制御する制御部とを有し、可動型後端規制部が、予め定めた複数の位置へ幅方向整合部材及びステープラーに対して独立した状態で移動可能であり、制御部が、可動型後端規制部を内側位置へ移動させ、可動型後端規制部が内側位置に在る状態において幅方向整合部材を用いて用紙の幅方向の中心を所定の基準位置に揃えて整合し、予め定めた位置及び向きにおいてステープラーが綴じ処理を実行することができる位置へ幅方向整合部材を用いて複数の用紙を寄せ、可動型後端規制部をステープラーと干渉しない外側位置へ移動させ、その後、ステープラーに綴じ処理を実行させることである。
本発明の第1の特徴によれば、可動型後端規制部を内側位置へ移動させ、ステープラーが綴じ処理を実行することができる位置へ複数の用紙を整合することにより、用紙のサイズによらず、安定した用紙の整合を行うことができる。また、ステープラーが綴じ処理を実行することができる位置へ複数の用紙を整合した後、可動型後端規制部をステープラーと干渉しない外側位置へ移動させ、その後、ステープラーに綴じ処理を実行させることにより、安定した用紙の整合と共に、ステープラーによる綴じ処理において可動型後端規制部とステープラーとの干渉をも抑制することができる。
本発明の第2の特徴は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成が終了した複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を平行または斜めに綴じる後処理部とを備える画像形成装置であって、後処理部が、搬送された複数の用紙が積載される用紙トレイと、用紙トレイ上に積載された複数の用紙の綴じ側の端部を当接させることで、複数の用紙を搬送方向に整合する固定型後端規制部及び可動型後端規制部と、可動型後端規制部を搬送方向に垂直な幅方向に移動させる後端駆動部と、用紙トレイ上に積載された複数の用紙を幅方向に整合する幅方向整合部材と、整合された複数の用紙の端部近傍を予め定めた複数の位置及び向きで綴じるステープラーと、ステープラーを予め定めた複数の位置及び向きへ移動させるステープラー駆動部と、後端駆動部、幅方向整合部材、ステープラー、及びステープラー駆動部を制御する制御部とを有し、可動型後端規制部が、予め定めた複数の位置へ幅方向整合部材及びステープラーに対して独立した状態で移動可能であり、制御部が、可動型後端規制部を内側位置へ移動させ、可動型後端規制部が内側位置に在る状態において幅方向整合部材を用いて用紙の幅方向の中心を所定の基準位置に揃えて整合し、予め定めた位置及び向きにおいてステープラーが綴じ処理を実行することができる位置へ幅方向整合部材を用いて複数の用紙を寄せ、可動型後端規制部をステープラーと干渉しない外側位置へ移動させ、その後、ステープラーに綴じ処理を実行させることである。
本発明の後処理装置及び画像形成装置によれば、可動型後端規制部とステープラーとの干渉を抑制し且つ用紙サイズによらず安定した用紙の整合性能を維持することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
<画像形成装置及び後処理部の構成>
図1を参照して、本発明の実施の形態に関わる画像形成装置の全体構成を説明する。本発明の実施の形態に関わる画像形成装置は、原稿に形成された画像を読み取って画像情報を取得する画像読み取り部200と、この画像情報に基づいて感光ドラム1上に画像を形成した後、用紙P上に画像を形成する画像形成部100と、画像形成された用紙Pの整合や綴じ処理などの後処理を行う後処理部300とからなる複写機である。
画像形成部100は、回転する感光ドラム1と、感光ドラム1の表面を一様に帯電させる帯電部2と、一様に帯電した感光ドラム1の表面に潜像を形成する像露光部3と、潜像が形成された感光ドラム1の表面にトナー像を形成する現像部4と、トナー像を用紙P上へ転写する転写部5Aと、トナー像が形成された用紙Pを感光ドラム1から分離する分離部5Bと、用紙Pに対して加熱定着処理を施す定着部8と、感光ドラム1の表面に残留している現像剤を除去するクリーニング装置6とを有する。
像露光部3は、レーザビームを感光ドラム1の表面に照射して原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行う。これにより、感光ドラム1の表面には潜像が形成される。現像部4は、この潜像を反転現像する。これにより、感光ドラム1の表面にトナー像が形成される。
一方、用紙収納部7Aに収納された用紙Pを転写部5Aへ給紙する。転写部5Aは、感光ドラム1の表面上のトナー像を用紙P上へ転写する。その後に、分離部5Bは用紙Pを感光ドラム1から分離し、中間搬送部7Bは、分離された用紙Pを定着部8へ搬送する。定着部8は、用紙Pに対して加熱定着処理を施す。その後、排紙部7Cは用紙Pを後処理部300へ排出する。クリーニング装置6は、転写部5Aによりトナー像が用紙P上へ転写された後の感光ドラム1の表面に残留している現像剤を除去する。
用紙Pの両面に画像形成を行う場合、搬送路切り換え板7Dは、定着部8により加熱定着処理された用紙Pの搬送方向を排紙部7C側とは異なる反転搬送部7E側へ切替える。反転搬送部7Eは、用紙Pをスイッチバックすることにより表裏反転させ、再び、転写部5Aへ搬送する。転写部5Aは、用紙Pの裏面に画像を形成し、定着部8を経て、排紙部7Cから後処理部300へ排出される。
画像読み取り部200は、画像形成部100の上部に配置され、原稿に形成された画像を読み取って画像情報を取得する。なお、画像読み取り部200は、原稿を移動させながら画像を読み取る自動原稿送り部を備えている。
図2を参照して、図1の後処理部300の詳細な内部構成を説明する。後処理部300は、画像形成された用紙Pが導入される導入部10と、導入された用紙Pを搬送する搬送路20及び搬送路30と、搬送路30を介して搬送された用紙Pを集積する中間スタッカ40と、中間スタッカ40に集積された複数の用紙Pに綴じ処理を施すステープラー50と、中間スタッカ40に集積された用紙Pを後処理部300の外へ排出する排紙部60とを備える。
画像形成部100から排出された用紙Pは、導入部10へ導入される。切換ゲート11は、導入された用紙Pの搬送先を搬送路20及び搬送路30間で切換える。搬送路20及び搬送路30は、それぞれ多数の搬送ローラRとガイド部材により構成されている。
搬送路20の排紙部に排紙ローラ21が配置されている。排紙ローラ21は、搬送路20を搬送された用紙Pを固定排紙トレイ22上へ排出する。搬送路30の排紙部に排紙ローラ31が配置されている。排紙ローラ31は、搬送路30を搬送された用紙Pを中間スタッカ40上へ排出する。中間スタッカ40は、搬送された複数の用紙Pが積載される用紙トレイ42と、用紙トレイ42上に積載された複数の用紙Pの綴じ側の端部が当接することで複数の用紙Pを搬送方向に整合する後端規制部46と、スタッカ整合部材47と、排出手段としてのスタッカ排出ローラ41とを有する。
スタッカ整合部材47は例えばブラシローラからなり、回転することにより用紙Pの綴じ側の端部を後端規制部46に押し当てて複数の用紙Pを搬送方向に整合する。中間スタッカ40の右下部にステープラー50が設けられている。ステープラー50は、用紙トレイ42上で整合された複数の用紙Pの端部近傍を予め定めた位置及び向きで綴じる。図2の例は、ステープラー50が用紙Pの搬送方向の後端部近傍を綴じる場合を示す。すなわち、後端規制部46には用紙トレイ42上に積載された複数の用紙Pの搬送方向の後端部が当接して用紙Pの搬送方向に複数の用紙Pが整合される。また、中間スタッカ40の左上部に排紙部60が設けられている。スタッカ排出ローラ41は、用紙トレイ42上に積載された複数の用紙Pを排紙部60へ排出する。
排紙部60は、用紙Pを後処理部300の外へ排出する排紙ローラ61と、排出された用紙Pを積載する排紙トレイ63とを有する。なお、図2には示さないが、排紙部60は、更に、排紙トレイ63上において最も上に積載された用紙Pの上面に対して圧力を加える用紙押さえ部材を備える。排紙トレイ63は、大量排紙を可能にするために積載方向に移動することができる。排紙トレイ63は、図2の実線で示す上限位置から図2の二点破線で示す下限位置までの範囲で平行移動することができる。
図3は、図2の中間スタッカ40の一部及びステープラー50の構成を示す斜視図である。平坦な用紙トレイ42の一端には後端規制部46が配置されている。後端規制部46は、用紙トレイ42に対して固定された固定型後端規制部51と、固定型後端規制部51に対して用紙Pの幅方向に並んで配置された可動型後端規制部52、53とを備える。固定型後端規制部51は用紙Pの幅方向に垂直な搬送方向における用紙Pの中心を通る位置に配置されている。可動型後端規制部52、53は、固定型後端規制部51の両脇にそれぞれ離間して配置された第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53とからなる。第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53は、用紙トレイ42に対して用紙Pの幅方向に移動することができる。
用紙トレイ42の一端に交わる両側端には、用紙トレイ42上に積載された複数の用紙Pを幅方向に整合する幅方向整合部材としての第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49が配置されている。第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49は、それぞれ用紙Pの幅方向に平行移動して複数の用紙Pの両側端に同時に当接することにより複数の用紙Pを幅方向に整合することができる。第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49のいずれか一方のみを幅方向に平行移動して複数の用紙Pの両側端に当接することより、整合された複数の用紙Pを幅方向のいずれか側に寄せることができる。
用紙トレイ42の一端にはステープラー50が配置されている。ステープラー50はコの字型の開口部を備え、開口部を用紙トレイ42に向けて設置されている。用紙トレイ42に積載された複数の用紙Pの端部近傍はステープラー50の開口部に挿入され、ステープラー50は、複数の用紙Pの端部近傍を挟んで綴じ処理を施す。また、ステープラー50は、用紙トレイ42の一端に沿って用紙Pの幅方向に平行移動し、また回転移動することができる。これにより、複数の位置及び向きで綴じ処理を実行することができる。
なお、ステープラー50が用紙Pの幅方向に平行移動する際、後端規制部46はステープラー50の開口部を通ることができるので、後端規制部46とステープラー50とが移動動作によって干渉することはない。しかし、ステープラー50と後端規制部46の少なくとも一部が重なった状態で、ステープラー50が綴じ処理を行うことはできない。
用紙トレイ42の下面には、ステープラー駆動部84、後端駆動部85、第1のサイド駆動部86及び第2のサイド駆動部87が設けられている。ステープラー駆動部84は、ステープラー50を用紙Pの幅方向に平行移動させ、また回転移動させる。また、後端駆動部85は、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53を用紙Pの幅方向に平行移動させる。第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53は、後端駆動部85によって同時に平行移動する。第1のサイド駆動部86は、第1のサイド規制板48を用紙Pの幅方向に平行移動させ、第2のサイド駆動部87は、第2のサイド規制板49を用紙Pの幅方向に平行移動させる。
このように、可動型後端規制部52、53は、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49及びステープラー50とは異なる駆動手段により駆動されるので、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49及びステープラー50に対して相対的に移動することが可能である。
なお、ステープラー50は予め定めた複数の位置及び向きへ移動し、可動型後端規制部52、53は予め定めた複数の位置へ移動する。図3には図示しないが、予め定めた各位置及び各向きにステープラー50及び可動型後端規制部52、53が在ることを検出する複数の位置検出部材がステープラー50及び可動型後端規制部52、53の周辺に設けられている。予め定めた複数の位置及び向きについては図9を参照して後述する。
図4を参照して、後処理部300の機能的構成を説明する。後処理部300は、ステープラー50と、ステープラー50を用紙Pの幅方向に駆動するステープラー駆動部84と、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53からなる可動型後端規制部54と、可動型後端規制部54を用紙Pの幅方向に駆動する後端駆動部85と、ステープラー50の位置を検出するステープラー位置検出部71及び可動型後端規制部54の位置を検出する後端規制位置検出部73からなる位置検出部70と、第1のサイド規制板48と、第1のサイド規制板48を駆動する第1のサイド駆動部86と、第2のサイド規制板49と、第2のサイド規制板49を駆動する第2のサイド駆動部87と、ステープラー駆動部84、後端駆動部85、位置検出部70、第1のサイド駆動部86及び第2のサイド駆動部87を制御する制御部81と、画像形成部100との間で信号の送受信を行うインターフェース部82とを備える。
制御部81は、インターフェース部82を介して、画像形成部100から用紙サイズ、ステープルモード、綴じ処理を実行するタイミング、最終の用紙Pが排出されるタイミングなどの情報を取得し、可動型後端規制部54の現在位置の情報を位置検出部70から取得する。用紙サイズ及びステープルモードの情報に基づいて可動型後端規制部54を待機位置へ移動させ、更に、綴じ処理を実行するタイミング等に基づいて可動型後端規制部54を待機位置へ移動させる。
また、制御部81は、綴じ処理を行う位置、ステープラー位置検出部71から取得したステープラー50の現在位置、及び後端規制位置検出部73から取得した可動型後端規制部54の現在位置の情報に基づいて、ステープラー50の移動を制御し、更に、綴じ処理を実行するタイミング等の情報に基づいてステープラー50の綴じ処理動作を制御する。
図5(a)〜図5(c)を参照して、用紙トレイ42上に積載された各用紙サイズ及び各ステープルモードにおける用紙P〜Pの整合位置及び綴じ位置を説明する。図5(a)に示すように、2箇所平行打ちのステープルモードにおいて、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49は、用紙サイズによらず用紙P〜Pの幅方向の中心を所定の基準位置CEに揃える。2箇所平行打ちのステープルモードにおいて、ステープラー50は、用紙サイズによらず基準位置CEからの距離が等しい綴じ位置SP2、SP2で綴じ処理を実行する。
図5(b)に示すように、1箇所斜め打ちのステープルモードにおいて、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49は、用紙サイズによらず用紙P〜Pの幅方向の一方の側端部を揃える。1箇所斜め打ちのステープルモードにおいて、ステープラー50は、用紙サイズによらず揃えられた幅方向の一方の側端部に近い綴じ位置SLで綴じ処理を実行する。
図5(c)に示すように、1箇所平行打ちのステープルモードにおいて、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49は、用紙サイズによらず用紙P〜Pの幅方向の一方の側端部を揃える。1箇所平行打ちのステープルモードにおいて、ステープラー50は、用紙サイズによらず揃えられた幅方向の一方の側端部に近い綴じ位置SP1で綴じ処理を実行する。
<後端規制部46及びステープラー50の機構>
次に、図6〜図9を参照して、可動型後端規制部54とステープラー50との干渉を抑制し且つ用紙サイズによらず安定した用紙Pの整合性能を維持するために必要な後端規制部46及びステープラー50の機構について説明する。
先ず、1箇所斜め打ちのステープルモードにおいて、先ず、図6(a)に示すように、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49は、用紙サイズによらず用紙Pの幅方向の中心を所定の基準位置CEに揃えて整合する。図6(a)の整合状態において、ステープラー50が用紙サイズによらず同じ綴じ位置SLで綴じ処理を実行するには、図6(b)に示すように、ステープラー50を用紙の幅方向に平行移動させ、更に回転移動させる必要があり、機構が煩雑になる。
そこで、図7(a)に示すように、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49のいずれか一方のみを用紙Pに対して当接させて、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49の残りの一方へ移動させる。この時、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49の残りの一方の位置を同じにすることにより、用紙サイズによらず用紙Pの幅方向の一方の側端部を同じ位置に揃えることができる。このように、用紙Pを基準位置CEに揃えて整合した後に一方に寄せることにより、ステープラー50が用紙サイズによらず同じ綴じ位置SLで綴じ処理を実行することができる。
しかし、図7(b)に示すように、固定型後端規制部51の幅は、固定型後端規制部51が2箇所平行打ちのステープルモードにおけるステープラー50の綴じ処理を妨げない程度に短く制限されている。よって、固定型後端規制部51だけでは、基準位置CEに揃えて整合された用紙Pを一方に寄せる時に用紙Pの幅方向のバランスが崩れ、用紙Pの整合状態を乱してしまう場合がある。そこで、図7(c)に示すように、固定型後端規制部51の用紙Pを寄せる側に別の後端規制部材として第1の可動規制部52を設ける。これにより、用紙Pを一方に寄せる時の用紙Pの整合状態を維持することができる。なお、ここでは、第1の可動規制部52のみについて説明したが、逆の側へ寄せる場合には、第2の可動規制部53が有効に機能するのはもちろんである。
次に、1箇所平行打ちのステープルモードにおいて、図8(a)に示すように、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49は、用紙サイズによらず用紙Pの幅方向の中心を所定の基準位置CEに揃えて整合する。基準位置CEに揃えて整合された状態で、ステープラー50が用紙サイズによらず同じ綴じ位置SP1で綴じ処理を実行するには、ステープラー駆動部84が2箇所平行打ちのステープルモードにおけるステープラー50の綴じ位置SP2から綴じ位置SP1へステープラー50を平行移動させる必要がある。しかし、綴じ位置SP1に移動したステープラー50が第1の可動規制部52と交差して、第1の可動規制部52が、綴じ位置SP1に移動したステープラー50の綴じ処理を妨げてしまう場合がある。
そこで、図8(b)に示すように、2箇所平行打ちのステープルモードにおける綴じ位置SP2と1箇所平行打ちのステープルモードにおける綴じ位置SP1とが同じ位置にくるように、第1のサイド規制板48及び第2のサイド規制板49を用いて用紙Pを一方に寄せる。これにより、ステープラー50を平行移動させる必要がなくなる。
しかし、用紙Pを一方に寄せる時に、第2の可動規制部53が用紙Pの角部PRに引っかかり、用紙Pの整合状態を乱してしまうという問題と、用紙Pの幅方向のバランスが崩れ、用紙Pの整合状態を乱してしまうという問題が生じる。
これらの問題に対しては、用紙Pを整合し、いずれか一方に寄せ、そして綴じ処理を実行する一連の動作途中において、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53を用紙Pの幅方向に移動させることで解決する。具体的には、図8(c)に示すように、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53が基準位置CEに近い内側位置に在る状態において、用紙Pの幅方向の中心を所定の基準位置CEに揃えて整合し、続けて、整合された用紙Pを幅方向のいずれか一方に寄せる。その後、図8(d)に示すように、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53を基準位置CEから遠い外側位置へ移動させる。その後、ステープラー50が綴じ処理を実行する。
ここで、「内側位置」は、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53とステープラー50とが交差する位置であり、「外側位置」は、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53とステープラー50とが交差しない位置である。これにより、1箇所平行打ちのステープルモードにおいて、可動型後端規制部54とステープラー50との干渉を抑制し且つ用紙サイズによらず安定した用紙Pの整合性能を維持することができる。
なお、1箇所斜め打ちのステープルモードにおいては、図7(c)に示したように、第1の可動規制部52がステープラー50による綴じ処理を妨げないので、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53を移動させる必要はない。よって、1箇所斜め打ちのステープルモードにおいても、可動型後端規制部54とステープラー50との干渉を抑制し且つ用紙サイズによらず安定した用紙Pの整合性能を維持することができる。
更に、2箇所平行打ちのステープルモードにおいては、用紙Pの幅方向の中心を所定の基準位置CEに揃えて整合した後に、用紙Pをいずれか一方に寄せることなく、綴じ処理を実行することができる。よって、2箇所平行打ちのステープルモードにおいても、可動型後端規制部54とステープラー50との干渉を抑制し且つ用紙サイズによらず安定した用紙Pの整合性能を維持することができる。
図9を参照して、ステープラー50及び第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53が移動することが可能な総ての位置及び向きを説明する。第1の可動規制部52は、用紙Pの幅方向の中心に近い内側位置52in、用紙Pの幅方向の中心から遠い外側位置52ou、及び内側位置52inと外側位置52ouの間に位置する中間位置52miの間で移動することができる。同様に、第2の可動規制部53は、用紙Pの幅方向の中心に近い内側位置53in、用紙Pの幅方向の中心から遠い外側位置53ou、及び内側位置53inと外側位置53ouの間に位置する中間位置53miの間で移動することができる。
一方、ステープラー50は、1箇所平行打ち及び2箇所平行打ちのステープルモードにおいて綴じ処理を実行する位置50a及び位置50b、1箇所斜め打ちのステープルモードにおいて綴じ処理を実行する位置50c及び位置50dの間で移動することができる。
内側位置52inに在る第1の可動規制部52及び内側位置53inに在る第2の可動規制部53は、1箇所平行打ち及び2箇所平行打ちのステープルモードにおいてステープラー50の綴じ処理を妨げる。外側位置52ouに在る第1の可動規制部52及び外側位置53ouに在る第2の可動規制部53は、1箇所斜め打ちのステープルモードにおいてステープラー50の綴じ処理を妨げる。中間位置52miに在る第1の可動規制部52及び中間位置53miに在る第2の可動規制部53は、総てのステープルモードにおいてステープラー50の綴じ処理を妨げることはない。
内側位置52in、53inは、1箇所平行打ち及び2箇所平行打ちのステープルモードにおいて用紙Pの整合を行う時の位置であり、外側位置52ou、53ouは、1箇所平行打ち及び2箇所平行打ちのステープルモードにおいて用紙Pの綴じ処理を行う時の位置である。そして、中間位置52mi、53miは、1箇所斜め打ちのステープルモードにおける位置であり、同時に第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53のホームポジションでもある。
<後処理部の制御例>
次に、図10及び図11を参照して、図1〜図9に示した後処理部300の制御方法の一例を説明する。具体的には、画像形成部100による画像形成が終了した複数の用紙Pを整合し、整合された複数の用紙Pの端部近傍を平行または斜めに綴じる後処理部300の制御方法を説明する。図10は、後処理部300の制御方法の一例を示すフローチャートである。
(イ)画像形成装置の主電源を投入することにより、処理動作が開始される。先ずS01段階において、可動型後端規制部54及びステープラー50を初期位置へ移動させる。具体的には、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53をホームポジションである中間位置52mi、53miへ移動させ、ステープラー50を図9の位置50a或いは位置50bへ移動させる。
(ロ)S03段階に進み、ステープルモードが開始されることを待機する。ステープルモードが開始された場合(S03でYES)、S05段階に進み、インターフェース部82を介して、画像形成部100から用紙サイズ、ステープルモードの情報を取得する。S07段階に進み、ステープルモードが1箇所斜め打ちであるか否かを判断する。ステープルモードが1箇所斜め打ちである場合(S07でYES)、S11段階に進み、ステープラー50を図9の位置50c或いは位置50dへ移動させる。その後、S19段階に進み、ステープラー50に綴じ処理を実行させる。なお、S11段階の詳細は図11(a)を参照して後述し、S19段階の詳細は図11(c)を参照して後述する。
(ハ)一方、ステープルモードが1箇所斜め打ちでない場合(S07でNO)、ステープルモードは、1箇所平行打ちまたは2箇所平行打ちのいずれかということになるので、S09段階に進み、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53を中間位置52mi、53miから内側位置52in、53inへ移動させ、更に、外側位置52ou、53ouへ移動させる。なお、S09段階の詳細は図11(b)を参照して後述する。
(ニ)S13段階に進み、ステープルモードが2箇所平行打ちであるか否かを判断する。ステープルモードが2箇所平行打ちである場合(S13段階でYES)、S15段階に進み、ステープラー50に綴じ処理を実行させる。そして、S17段階に進み、ステープラー50を図9の位置50b或いは位置50aへ移動させ、S19段階において、ステープラー50に綴じ処理を実行させる。
(ホ)一方、ステープルモードが2箇所平行打ちでない場合(S13段階でNO)、ステープルモードは1箇所平行打ちであることになるので、S19段階に進む。なお、S15段階の詳細は図11(c)を参照して後述し、S17段階の詳細は図11(a)を参照して後述する。S19段階の後、S21段階に進み、可動型後端規制部54を前述した初期位置へ移動させる。以上の手順により綴じ処理は終了する。
図11(a)を参照して、S11段階及びS17段階の詳細な手順を説明する。先ず、S101段階において、画像形成部100から取得したステープルモードの情報に基づいて、ステープラー50が綴じ処理を実行する位置を求める。S103段階に進み、ステープラー位置検出部71から取得したステープラー50の現在位置の情報に基づいて、ステープラー50を移動させる必要があるか否かを判断する。
ステープラー50を移動させる必要がある場合(S103でYES)、S105段階に進み、ステープラー50を綴じ処理を実行する位置へ移動させる。以上の手順により、S11段階及びS17段階に示したステープラー50移動制御は終了する。なお、ステープラー50を移動させる必要がない場合(S103でNO)、S105段階を実施せずに終了する。
図11(b)を参照して、S09段階の詳細な手順を説明する。先ず、S201段階において、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53をホームポジションである中間位置52mi、53miから内側位置52in、53inへそれぞれ移動させる。
S203段階に進み、最終の用紙Pが画像形成部100から排出されるタイミング或いは綴じ処理を実行するタイミングが到来することを待機する。待機中において、第1及び第2のサイド規制板48、49やスタッカ整合部材47を動作させて、用紙トレイ42上に積載された用紙Pを搬送方向及び幅方向にそれぞれ整合する。綴じ処理を実行するタイミングが到来した時(S203段階でYES)、S205段階に進み、第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53を内側位置52in、53inから外側位置52ou、53ouへそれぞれ移動させる。以上の手順により、S09段階に示した第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53の移動制御は終了する。
図11(c)を参照して、S19段階及びS15段階の詳細な手順を説明する。先ず、S301段階において、最終の用紙Pが画像形成部100から排出されるタイミング或いは綴じ処理を実行するタイミングが到来することを待機する。待機中において、第1及び第2のサイド規制板48、49やスタッカ整合部材47を動作させて、用紙トレイ42上に積載された用紙Pを搬送方向及び幅方向にそれぞれ整合する。
綴じ処理を実行するタイミングが到来した時(S301段階でYES)、S303段階に進み、ステープラー位置検出部71から取得したステープラー50の現在位置の情報及び位置検出部70から取得した可動型後端規制部54の現在位置の情報に基づいて、ステープラー50及び可動型後端規制部54の現在位置を確認する。S305段階に進み、可動型後端規制部54がステープラー50の綴じ処理動作を妨げる位置にあるか否かを判断する。
ステープラー50が綴じ処理を行うことが可能でなければ(S305でNO)、S303段階に戻り、可動型後端規制部54をステープラー50の綴じ処理動作を妨げる位置へ移動させる。ステープラー50が綴じ処理を行うことが可能となった場合(S305でYES)、ステープラー50に綴じ処理を実行させる。以上の手順により、S19段階及びS15段階に示したステープラー50の綴じ処理制御は終了する。
<作用効果及びその他の実施の形態>
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
可動型後端規制部54を内側位置52in、53inへそれぞれ移動させ、ステープラー50が綴じ処理を実行することができる位置へ複数の用紙Pを整合することにより、用紙Pのサイズによらず、安定した用紙Pの整合を行うことができる。また、ステープラー50が綴じ処理を実行することができる位置へ複数の用紙Pを整合した後、可動型後端規制部54をステープラー50と干渉しない外側位置52ou、53ouへ移動させ、その後、ステープラー50に綴じ処理を実行させることにより、安定した用紙Pの整合と共に、ステープラー50による綴じ処理において可動型後端規制部54とステープラー50との干渉をも抑制することができる。
各ステープルモードにおいて、ステープラー50が綴じ処理を実行する位置を、用紙サイズによらず、用紙Pの側端部または中央からの距離に設けることにより、負荷の重いステープラー50の位置や角度を複雑な移動機構や回転機構を用いて制御する必要がなくなる。
後端規制位置検出部73が検出した可動型後端規制部54の位置及びステープラー位置検出部71が検出したステープラー50の位置に基づいて、可動型後端規制部54及びステープラー50の移動を制御することにより、ステープラー50による綴じ処理において可動型後端規制部54とステープラー50との干渉を抑制することができる。
上記のように、本発明は、1つの実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、制御部81は、後端規制位置検出部73が検出した可動型後端規制部54の位置及びステープラー位置検出部71が検出したステープラー50の位置に基づいて、可動型後端規制部54がステープラー50による綴じ処理を妨げるか否かを判断し、当該判断の結果に基づいてステープラー50への電源供給を切替えても構わない。例えば、可動型後端規制部54がステープラー50による綴じ処理を妨げる場合、ステープラー50への電源供給を遮断してもよい。
綴じ処理を妨げるか否かの判断結果に基づいてステープラー50への電源供給を切替えることにより、ステープラー50による綴じ処理において可動型後端規制部54とステープラー50との干渉を抑制して、綴じ処理における可動型後端規制部54の破損などを回避することができる。
可動型後端規制部54が左右対を成す第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53からなり、第1の可動規制部52側及び第2の可動規制部53側の両側において1箇所斜め打ち及び1箇所平行打ちを行うステープルモードを備える場合について説明した。本発明はこれに限定されるものではない。例えば、可動型後端規制部54が第1の可動規制部52或いは第2の可動規制部53のいずれか一方のみから成り、第1の可動規制部52側または第2の可動規制部53側いずれか一方の側のみにおいて1箇所斜め打ち及び1箇所平行打ちを行う後処理部300であっても構わない。
また、本発明の実施の形態では、画像形成装置の一例として、画像読み取り部200と、画像形成部100と、後処理部300とからなる複写機を示し、後処理部300の制御方法についても述べたが、本発明は、画像形成装置や画像形成装置の制御方法に限定されるものではない。例えば、図1に示した複写機の後処理部300を、1つの装置、すなわち、画像形成が終了した複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を平行または斜めに綴じる機能を備えた後処理装置と見なした場合、後処理部300及びその制御方法は、本発明に関わる後処理装置及びその制御方法の一実施例を構成する。
また、本発明の画像形成装置は、カラー用又はモノクロ用の複写機の他に、カラー用又はモノクロ用のプリンタやファクシミリ装置、これらの複合機等に適用してもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施の形態に関わる画像形成装置の全体構成を示す正面図である。 図1の後処理部300の詳細な内部構成を示す正面図である。 図2の中間スタッカ40の一部及びステープラー50の外観構成を示す斜視図である。 後処理部300の機能的構成を示すブロック図である。 用紙トレイ42上に積載された各サイズの用紙P〜Pを紙面に垂直な向きから見た時の外観図であり、図5(a)は2箇所平行打ちのステープルモードにおける綴じ位置SP2、SP2を示し、図5(b)は1箇所斜め打ちのステープルモードにおける綴じ位置SLを示し、図5(c)は1箇所平行打ちのステープルモードにおける綴じ位置SP1を示す。 図6(a)及び図6(b)は、1箇所斜め打ちのステープルモードにおける第1の問題点を説明するための模式図である。 図7(a)〜図7(c)は、1箇所斜め打ちのステープルモードにおける第2の問題点及びその解決手段を説明するための模式図である。 図8(a)〜図8(d)は、1箇所平行打ちのステープルモードにおける問題点及びその解決方法を説明するための模式図である。 ステープラー50及び第1の可動規制部52及び第2の可動規制部53が移動することが可能な総ての位置及び向きを示す平面図である。 後処理部300の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図11(a)はS11段階及びS17段階の詳細な手順を示すフローチャートであり、図11(b)はS09段階の詳細な手順を示すフローチャートであり、図11(c)はS19段階及びS15段階の詳細な手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 感光ドラム
2 帯電部
3 像露光部
4 現像部
5A 転写部
5B 分離部
6 クリーニング装置
7A 用紙収納部
7B 中間搬送部
7C 排紙部
7D 搬送路切り換え板
7E 反転搬送部
8 定着部
10 導入部
11 切換ゲート
20 搬送路
21 排紙ローラ
22 固定排紙トレイ
30 搬送路
31 排紙ローラ
40 中間スタッカ
41 スタッカ排出ローラ
42 用紙トレイ
46 後端規制部
47 スタッカ整合部材
48 第1のサイド規制板(幅方向整合部材)
49 第2のサイド規制板(幅方向整合部材)
50 ステープラー
50a〜50d ステープラーが綴じ処理を行う位置
51 固定型後端規制部
52 第1の可動規制部
52in、53in 内側位置
52mi、53mi 中間位置
52ou、53ou 外側位置
53 第2の可動規制部
54 可動型後端規制部
60 排紙部
61 排紙ローラ
63 排紙トレイ
70 位置検出部
71 ステープラー位置検出部
73 後端規制位置検出部
81 制御部
82 インターフェース部
84 ステープラー駆動部
85 後端駆動部
86 第1のサイド駆動部
87 第2のサイド駆動部
100 画像形成部
200 画像読み取り部
300 後処理部
CE 基準位置
P、P〜P 用紙
PR 角部
R 搬送ローラ
SL、SP1、SP2、SP2 綴じ位置

Claims (5)

  1. 画像形成が終了した複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を綴じる後処理装置において、
    搬送された複数の用紙が積載される用紙トレイと、
    前記用紙トレイ上に積載された複数の用紙の綴じ側の端部を当接させることで、前記複数の用紙を搬送方向に整合する固定型後端規制部及び可動型後端規制部と、
    前記可動型後端規制部を前記搬送方向に垂直な幅方向に移動させる後端駆動部と、
    前記用紙トレイ上に積載された複数の用紙を前記幅方向に整合する幅方向整合部材と、
    整合された複数の用紙の端部近傍を予め定めた複数の位置及び向きで綴じるステープラーと、
    前記ステープラーを前記予め定めた複数の位置及び向きへ移動させるステープラー駆動部と、
    前記後端駆動部、前記幅方向整合部材、前記ステープラー、及び前記ステープラー駆動部を制御する制御部とを有し、
    前記可動型後端規制部は、予め定めた複数の位置へ前記幅方向整合部材及び前記ステープラーに対して独立した状態で移動可能であり、
    前記制御部は、前記可動型後端規制部を内側位置へ移動させ、前記可動型後端規制部が内側位置に在る状態において前記幅方向整合部材を用いて用紙の幅方向の中心を所定の基準位置に揃えて整合し、前記予め定めた位置及び向きにおいて前記ステープラーが綴じ処理を実行することができる位置へ前記幅方向整合部材を用いて複数の用紙を寄せ、前記可動型後端規制部を前記ステープラーと干渉しない外側位置へ移動させ、その後、前記ステープラーに綴じ処理を実行させる
    ことを特徴とする後処理装置。
  2. 前記可動型後端規制部の位置を検出する後端規制位置検出部と、
    前記ステープラーの位置を検出するステープラー位置検出部とを更に備え、
    前記制御部は、前記後端規制位置検出部が検出した前記可動型後端規制部の位置及び前記ステープラー位置検出部が検出した前記ステープラーの位置に基づいて、前記可動型後端規制部及び前記ステープラーの移動を制御することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記制御部は、前記後端規制位置検出部が検出した前記可動型後端規制部の位置及び前記ステープラー位置検出部が検出した前記ステープラーの位置に基づいて、前記可動型後端規制部が前記ステープラーによる綴じ処理を妨げるか否かを判断し、当該判断の結果に基づいて前記ステープラーへの電源供給を切替えることを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  4. 前記可動型後端規制部は、前記固定型後端規制部の両側に配置された第1の可動規制部及び第2の可動規制部を備え、前記後端駆動部は、前記第1の可動規制部及び第2の可動規制部を、少なくとも、前記固定型後端規制部に近い前記内側位置と、前記内側位置に比べて前記固定型後端規制部に遠い前記外側位置との間で移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の後処理装置。
  5. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    画像形成が終了した複数の用紙を整合し、整合された複数の用紙の端部近傍を綴じる後処理部とを備える画像形成装置において、
    前記後処理部は、
    搬送された複数の用紙が積載される用紙トレイと、
    前記用紙トレイ上に積載された複数の用紙の綴じ側の端部を当接させることで、前記複数の用紙を搬送方向に整合する固定型後端規制部及び可動型後端規制部と、
    前記可動型後端規制部を前記搬送方向に垂直な幅方向に移動させる後端駆動部と、
    前記用紙トレイ上に積載された複数の用紙を前記幅方向に整合する幅方向整合部材と、
    整合された複数の用紙の端部近傍を予め定めた複数の位置及び向きで綴じるステープラーと、
    前記ステープラーを前記予め定めた複数の位置及び向きへ移動させるステープラー駆動部と、
    前記後端駆動部、前記幅方向整合部材、前記ステープラー、及び前記ステープラー駆動部を制御する制御部とを有し、
    前記可動型後端規制部は、予め定めた複数の位置へ前記幅方向整合部材及び前記ステープラーに対して独立した状態で移動可能であり、
    前記制御部は、前記可動型後端規制部を内側位置へ移動させ、前記可動型後端規制部が内側位置に在る状態において前記幅方向整合部材を用いて用紙の幅方向の中心を所定の基準位置に揃えて整合し、前記予め定めた位置及び向きにおいて前記ステープラーが綴じ処理を実行することができる位置へ前記幅方向整合部材を用いて複数の用紙を寄せ、前記可動型後端規制部を前記ステープラーと干渉しない外側位置へ移動させ、その後、前記ステープラーに綴じ処理を実行させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
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