JP2017019627A - 画像形成装置、シート処理装置、シート処理装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステイプラが開口部に載置されたシート束に干渉することを防止しつつ、ユーザの待ち時間を削減する画像形成システムを提供する。【解決手段】画像形成システムは、シートに画像を形成する画像形成装置100及び画像が形成された前記シートを複数枚重ねたシート束に綴じ処理を行うシート処理装置500を備える。シート処理装置は、ステイプラ650によりシート束の綴じ処理を行う。ステイプラ650は、ホームポジションで開口部910に載置されたシート束を綴じ、オンラインステイプル位置で中間トレイ630に載置されたシート束を綴じる。ステイプラ650がホームポジションとオンラインステイプル位置との間の移動開始後に開口部910にシート束が載置されると、ステイプラ650は、シート束が取り除かれるまで移動を中止する。【選択図】図1
Description
本発明は、シートに画像形成を行う画像形成装置及び複数枚のシートを重ねたシート束に綴じ処理を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置の後処理装置として、画像形成装置で画像形成されたシートを複数枚重ねたシート束に、ステイプラにより綴じ処理を行うシート処理装置が広く利用されている。シート処理装置は、画像形成装置から排出されるシートに対して自動的に綴じ処理を行う。本明細書では、このような綴じ処理を「オンラインステイプル」という。また、シート処理装置は、ユーザが手動でシート束を挿入することが可能な開口部を備えることがある。この場合、シート処理装置は、開口部に挿入されたシート束に綴じ処理を行う。本明細書では、このような綴じ処理を「マニュアルステイプル」という。
特許文献1は、ステイプラを移動可能にして、オンラインステイプル時及びマニュアルステイプル時で、一つのステイプラを使い回すことでコストを抑制した画像形成装置のシート処理装置の発明を開示する。このシート処理装置は、オンラインステイプル時とマニュアルステイプル時とで、ステイプラを移動させ、異なる位置で綴じ処理を行う。オンラインステイプルとマニュアルステイプルとで一つのステイプラを兼用する構成では、ステイプラがマニュアルステイプルを行う位置にある間、シート処理装置は、オンラインステイプルを行うことができない。特許文献2では、マニュアルステイプルを実行中に、綴じ処理に関与しない他の動作を実行する画像形成システムを開示する。
オンラインステイプルとマニュアルステイプルとで一つのステイプラを兼用する構成では、ステイプラがオンラインステイプルを行う位置(オンラインステイプル位置)とマニュアルステイプルを行う位置(マニュアルステイプル位置)とで移動する。ステイプラの移動距離の短縮化は、シート処理装置のコンパクト化になる。しかし、ステイプラの移動距離を短くした場合、マニュアルステイプルのために開口部に載置されるシート束がステイプラの移動経路上に位置して、ステイプラとシート束とが干渉する。ステイプラとシート束との干渉は、シートの傷や、ステイプラのエラーの原因となる。そのために、コンパクト化したシート処理装置は、開口部にシート束が載置された状態でステイプラを移動させることはできない。しかし、オンラインステイプル位置とマニュアルステイプル位置とでステイプラの移動を迅速に行い、ユーザの待ち時間を削減することが望ましい。
本発明は、上記の問題に鑑み、ステイプラが開口部に載置されたシート束に干渉することを防止しつつ、ユーザの待ち時間を削減する画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、画像が形成された前記シートを複数枚重ねたシート束に綴じ処理を行うシート処理手段と、前記画像形成手段から搬送されるシートによるシート束が載置される第1シート束載置手段と、外部から挿入されるシート束が載置される、前記第1シート束載置手段とは異なる第2シート束載置手段と、前記シート処理手段を、前記第1シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第1位置と、前記第2シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第2位置との間で移動させる移動手段と、前記第2シート束載置手段に載置される前記シート束を検知する検知手段と、前記第1位置から前記シート処理手段が前記第2位置に移動する際に、前記検知手段が前記シート束を検知すると、前記シート処理手段の移動を停止させる制御手段と、備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2シート束載置手段にシート束が載置されたことを検知した場合にシート処理手段の第1位置から第2位置への移動を停止するために、シートとシート処理手段との干渉を防止することができる。また、シート束が取り除かれるとシート処理手段の移動を再開することで、シート処理手段は、第1位置から移動する場合よりも迅速に第2位置へ移動可能であり、ユーザの待ち時間を削減することができる。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
(画像形成システム)
図1は、本実施形態の画像形成システムの全体構成図である。画像形成システムは、画像形成装置100及びシート処理装置であるフィニッシャ500を備える。画像形成装置100は、画像読取部141及びプリンタ部10を備える。画像読取部141は、原稿台を備え、原稿台に載置された原稿から原稿画像を読み取って画像データを生成する。画像読取部141は、生成した画像データをプリンタ部10に入力する。
図1は、本実施形態の画像形成システムの全体構成図である。画像形成システムは、画像形成装置100及びシート処理装置であるフィニッシャ500を備える。画像形成装置100は、画像読取部141及びプリンタ部10を備える。画像読取部141は、原稿台を備え、原稿台に載置された原稿から原稿画像を読み取って画像データを生成する。画像読取部141は、生成した画像データをプリンタ部10に入力する。
(画像形成装置)
プリンタ部10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色の画像を形成するために、プロセスユニット101y、101m、101c、101kを備える。プロセスユニット101yは、イエローの画像形成を行う。プロセスユニット101mは、マゼンタの画像形成を行う。プロセスユニット101cは、シアンの画像形成を行う。プロセスユニット101kは、ブラックの画像形成を行う。プロセスユニット101y、101m、101c、101kは、それぞれ同じ構成である。ここではブラックのプロセスユニット101kの構成について説明し、他のプロセスユニット101y、101m、101cについては説明を省略する。なお、符号末尾の「y」、「m」、「c」、「k」は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを区別するために付しているが、「y」、「m」、「c」、「k」を付さない場合には、色の区別を行わないものとする。
プリンタ部10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色の画像を形成するために、プロセスユニット101y、101m、101c、101kを備える。プロセスユニット101yは、イエローの画像形成を行う。プロセスユニット101mは、マゼンタの画像形成を行う。プロセスユニット101cは、シアンの画像形成を行う。プロセスユニット101kは、ブラックの画像形成を行う。プロセスユニット101y、101m、101c、101kは、それぞれ同じ構成である。ここではブラックのプロセスユニット101kの構成について説明し、他のプロセスユニット101y、101m、101cについては説明を省略する。なお、符号末尾の「y」、「m」、「c」、「k」は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを区別するために付しているが、「y」、「m」、「c」、「k」を付さない場合には、色の区別を行わないものとする。
プロセスユニット101kは、感光ドラム102k、帯電ローラ103k、現像器105k、補助帯電ブラシ109kを備える。プロセスユニット101kの近傍には、レーザスキャナユニット104k、トナーボトル106k、一次転写ローラ107k、及び中間転写体108が設けられる。
感光ドラム102kは、プロセスユニット101kの中央部に設けられ、不図示のドラムモータによって回転駆動される。帯電ローラ103kは、高圧を印加して感光ドラム102kの表面を一様に帯電する。レーザスキャナユニット104kは、一様に帯電された感光ドラム102kの表面を、画像データで変調されたレーザ光により走査する。レーザ光の走査により、感光ドラム102kの表面には、画像データに応じた静電潜像が形成される。現像器105kは、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を感光ドラム102kの表面に付着させることで、静電潜像を現像してトナー像を形成する。ここでは、ブラックのトナー像が形成される。現像器105kは、トナーボトル106kによりブラックのトナーが補充される。一次転写ローラ107kは、無端ベルト状部材である中間転写体108に対して、感光ドラム102kの表面に形成されたトナー像を転写する。補助帯電ブラシ109kは、中間転写体108に転写されずに感光ドラム102kの表面に残留する転写残トナーに電圧を印加して、転写残トナーに一様な電荷を持たせる。
同様に、プロセスユニット101y、101m、101cは、対応する色のトナー像を形成し、一次転写ローラ107y、107m、107cにより中間転写体108に転写する。中間転写体108には、各色のトナー像が重畳して転写される。これにより中間転写体108には、フルカラーのトナー像が形成される。
中間転写体108の近傍には、二次転写ローラ110、中間転写体クリーナ111、パタン濃度検知センサ112が設けられる。中間転写体108は、不図示のモータにより回転駆動されて、形成されたトナー像を二次転写ローラ110に搬送する。パタン濃度検知センサ112は、中間転写体108上に形成されたトナー像の濃淡変化を検知する。濃度変化の検知結果は、現像器105やレーザスキャナユニット104にフィードバックされ、画質調整に用いられる。
二次転写ローラ110には、トナー像が搬送されるタイミングに合わせて、シートが搬送される。シートは、用紙カセット113に収納されており、トナー像が形成されるタイミングに合わせて、給紙ローラ114により給紙される。給紙されたシートは、搬送ローラ126によりレジストローラ115に搬送される。レジストローラ115は、シートの斜行を補正して、二次転写ローラ110に搬送する。二次転写ローラ110は、中間転写体108に形成されるトナー像をシート上に転写する。中間転写体クリーナ111は、シートに転写されずに中間転写体108に残留する残トナーを除去する。
トナー像が転写されたシートは、定着ローラ117及び加圧ローラ118により、トナー像が熱圧着される。これによりシートに画像が定着する。画像が定着したシートは、画像形成装置100の外部に排出される場合、排紙フラッパ119によって中間搬送部150に搬送される。両面に画像が形成される場合、シートは、排紙フラッパ119によって両面反転パス120に搬送される。両面反転パス120に搬送されたシートは、反転ローラ121及び反転フラッパ122により、両面搬送パス123を経由してレジストローラ115に搬送され、再度、トナー像の転写、熱圧着処理が行われる。中間搬送部150は、中間搬送ローラ151を備える。中間搬送ローラ151は、シートをフィニッシャ500に搬送する。
(フィニッシャ)
フィニッシャ500は、プリンタ部10(画像形成装置100)により画像形成されたシートを取り込み、後処理を行う。後処理は、1部を構成する枚数のシートを整合して1つのシート束に重ねる処理、シート束の綴じ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理等である。シート束の綴じ処理には、画像形成装置100から取り込んだシートを複数枚重ねたシート束へのオンラインステイプルと、ユーザにより手動で載置されたシート束へのマニュアルステイプルとがある。
フィニッシャ500は、プリンタ部10(画像形成装置100)により画像形成されたシートを取り込み、後処理を行う。後処理は、1部を構成する枚数のシートを整合して1つのシート束に重ねる処理、シート束の綴じ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理等である。シート束の綴じ処理には、画像形成装置100から取り込んだシートを複数枚重ねたシート束へのオンラインステイプルと、ユーザにより手動で載置されたシート束へのマニュアルステイプルとがある。
フィニッシャ500は、プリンタ部10から排出されたシートを内部に取り込む入口ローラ対502を有する。入口ローラ対502の搬送方向下流には、シートを第1フィニッシャパス552及び第2フィニッシャパス553のいずれかに導く切替フラッパ551が設けられる。切替フラッパ551は、製本処理以外の後処理を行う場合にシートを第1フィニッシャパス552に導き、製本処理を行う場合にシートを第2フィニッシャパス553に導く。
第1フィニッシャパス552に導かれたシートは、搬送ローラ507により中間トレイ630に載置される。中間トレイ630に載置されたシートは、搬送方向に直交する方向に並んで配置される2つの整合板(不図示)及び束排紙ローラ690により整合される。シートは、中間トレイ630において1部を構成する枚数分のシート束で整合される。綴じ処理を行わない場合、シート束は、そのまま束排紙ローラ690により排紙トレイ700に排出される。綴じ処理を行う場合、シート束は、中間トレイ630上でステイプラ650により綴じられて、束排紙ローラ690により排紙トレイ700に排出される。中間トレイ630は、オンラインステイプル時にシート束が載置される、シート束載置部である。
第2フィニッシャパス553に導かれたシートは、搬送ローラ813により、可動式のシート位置決め部材823に先端が接するまで搬送されて、収納ガイド820に収納される。搬送ローラ813の搬送方向下流側、即ち、収納ガイド820の途中位置には、2対のステイプラ818が設けられる。ステイプラ818は、シート束の中央に綴じ処理を行う。ステイプラ818で綴じられたシート束を折り畳む場合、綴じ処理終了後に、シート束を綴じた部分が折りローラ対826の中央位置(ニップ点)にくるように、位置決め部材823が、綴じ処理時の場所から所定距離降下する。これにより綴じた部分を中心にしてシート束が折りたたまれる。折りローラ対826の対向位置には、突出部材825が設けられる。突出部材825が収納ガイド820に収納されたシート束に向けて突出することで、該シート束は、折りローラ対826間に押し出される。折りローラ対826は、シート束を折り畳みながら搬送する。折りたたまれたシート束は、中間ローラ827及び排紙ローラ828により排出トレイ832に排出される。
フィニッシャ500は、開口部910を備える。開口部910は、マニュアルステイプル時にシート束が載置される、シート束載置部である。
(コントローラ)
図2は、以上のような構成の画像形成システムの動作を制御するコントローラの構成図である。コントローラは、第1制御部200及び第2制御部600を備える。第1制御部200は、画像形成装置100内に設けられ、画像形成装置100の各部の動作を制御する。第2制御部600は、フィニッシャ500内に設けられ、フィニッシャ500の各部の動作を制御する。第1制御部200と第2制御部600とは、通信ケーブル20により通信可能に接続される。また、第1制御部200は、外部装置である情報処理装置800との間で、ネットワークを介した通信が可能である。
図2は、以上のような構成の画像形成システムの動作を制御するコントローラの構成図である。コントローラは、第1制御部200及び第2制御部600を備える。第1制御部200は、画像形成装置100内に設けられ、画像形成装置100の各部の動作を制御する。第2制御部600は、フィニッシャ500内に設けられ、フィニッシャ500の各部の動作を制御する。第1制御部200と第2制御部600とは、通信ケーブル20により通信可能に接続される。また、第1制御部200は、外部装置である情報処理装置800との間で、ネットワークを介した通信が可能である。
第1制御部200は、画像形成装置100内の各種センサによる検知結果を取得し、モータ、クラッチ等の画像形成装置100内の各種負荷の制御信号を出力する。第1制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)205、RAM(Random Access Memory)202を備える。CPU201は、ROM205からプログラムを読み出し、RAM202を作業領域に用いて実行することで、画像形成装置100の動作を制御する。RAM202は、電池240から電圧を供給されるようになっている。そのためにRAM202に記憶されるデータは、画像形成装置100の電源が遮断されても保持される。第1制御部200は、この他に、入出力ポート203、通信インタフェース(I/F)204、画像データを蓄積する画像メモリ206、画像処理部207、操作部208、及び通信I/F209を備える。
入出力ポート203は、CPU201にアドレスバス及びデータバスにより接続される。入出力ポート203は、各種センサによる検知結果を取得してCPU201に入力する。また、入出力ポート203は、各種負荷の制御信号をCPU201から取得して各種負荷に入力する。制御信号に応じて負荷が動作することで、シートの搬送、画像形成等の処理が行われる。
通信I/F204は、CPU201と第2制御部600との間の通信制御を行う。CPU201は、通信I/F204を介して第2制御部600と通信を行うことで、シートの受け渡し、後処理、状態表示等のフィニッシャ500に関する制御を行う。
操作部208は、ユーザによる指示を受け付けるとともに、ユーザに情報を提供する入出力インタフェースである。そのために操作部208は、各種キーボタン、タッチパネル、ディスプレイ等を備える。操作部208は、キーボタン、タッチパネルにより入力される指示、データ等をCPU201に入力する。操作部208は、CPU201の制御により、動作状態の表示、エラー表示、案内表示をディスプレイにより行う。
通信I/F209は、CPU201と情報処理装置800との間の通信制御を行う。CPU201は、通信I/F209を介して情報処理装置800から画像データや印刷指示、印刷条件等を取得する。画像データは、画像メモリ206に蓄積される。なお、CPU201は、画像読取部141からも画像データを取得して、画像メモリ206に蓄積することができる。画像処理部207は、画像メモリ206に蓄積される画像データに対して所定の画像処理を行う。
第2制御部600は、フィニッシャ500内の各種センサによる検知結果を取得し、モータ、クラッチ等のフィニッシャ500内の各種負荷の制御信号を出力する。第2制御部600は、CPU601、ROM605、RAM602を備える。CPU601は、ROM605からプログラムを読み出し、RAM602を作業領域に用いて実行することで、フィニッシャ500の動作を制御する。第2制御部600は、この他に、入出力ポート603及び通信I/F604を備える。
入出力ポート603は、CPU601にアドレスバス及びデータバスにより接続される。入出力ポート603は、各種センサによる検知結果を取得してCPU601に入力する。また、入出力ポート603は、各種負荷の制御信号をCPU601から取得して各種負荷に入力する。制御信号に応じて負荷が動作することで、フィニッシャ500による各種後処理が行われる。CPU601が検知結果を取得するセンサには、例えば後述の開口部シート束センサ909及び第1〜第5ステイプラ位置検知センサ921〜925がある。CPU601が制御信号を入力する負荷には、例えば後述のステイプル移動モータ911がある。
通信I/F604は、CPU601と第1制御部200との間の通信制御を行う。CPU601は、通信I/F604を介して第1制御部200と通信を行うことで、シートの受け渡し、綴じ処理等の動作制御を行う。また、CPU601は、通信I/F604を介して、ステイプラ650が移動可能であるか否かを第1制御部200に通知する。
(綴じ処理)
綴じ処理には、上述の通りオンラインステイプルとマニュアルステイプルとがある。図3は、オンラインステイプル時のステイプラ650の位置の説明図である。図4は、マニュアルステイプル時のステイプラ650の位置の説明図である。図3、図4は、それぞれ図1のステイプラ650を束排紙ローラ690側から見た図である。
綴じ処理には、上述の通りオンラインステイプルとマニュアルステイプルとがある。図3は、オンラインステイプル時のステイプラ650の位置の説明図である。図4は、マニュアルステイプル時のステイプラ650の位置の説明図である。図3、図4は、それぞれ図1のステイプラ650を束排紙ローラ690側から見た図である。
ステイプラ650は、ステイプル移動モータ911が不図示のステイプル移動ベルトを駆動することで、ガイドレール907に沿って移動可能に設けられる。ステイプラ650は、第1フィニッシャパス552を搬送されるシート及び中間トレイ630へ排出されるシートに干渉しないように、移動する。ステイプラ650は、オンラインステイプル時に、シートのコーナーを綴じるコーナー綴じ、及びシートの搬送方向に対して後端の2か所を綴じるダブル綴じが可能である。
オンラインステイプル時にステイプラ650がガイドレール907上で停止可能な位置は、複数設けられる。本実施形態では、ホームポジション901、コーナー綴じフロント位置902、ダブル綴じフロント位置903、ダブル綴じリア位置904、コーナー綴じリア位置905、及び待機位置906が、ステイプラ650の停止可能な位置である。待機位置906の詳細は後述する。ホームポジション901は、オンラインステイプルを行わないときにステイプラ650が待機する位置である。
図3では、ステイプラ650は、ダブル綴じフロント位置903に位置している。コーナー綴じフロント位置902、ダブル綴じフロント位置903、ダブル綴じリア位置904、及びコーナー綴じリア位置905が、オンラインステイプル時にステイプラ650が綴じ処理を行う位置(綴じ位置)である。ホームポジション901、コーナー綴じフロント位置902、ダブル綴じフロント位置903、ダブル綴じリア位置904、及びコーナー綴じリア位置905には、第1〜第5ステイプラ位置検知センサ921〜925が設けられる。第1〜第5ステイプラ位置検知センサ921〜925は、ステイプラ650の有無を検知して、検知結果を第2制御部600に入力する。これにより第2制御部600は、ステイプラ650の位置を把握することができる。
ステイプラ650は、通常状態においてはホームポジション901で待機し、綴じ位置の指示に応じて適宜移動する。ステイプラ650は、綴じ処理が終了するとホームポジション901へ戻る。例えば、ホームポジション901からコーナー綴じリア位置905へ移動する場合、CPU601は、ステイプル移動モータ911へ駆動を指示する。CPU601は、第5ステイプラ位置検知センサ925の検知結果を取得すると、ステイプル移動モータ911の駆動を停止する。これにより、コーナー綴じリア位置905での綴じ処理が実行可能になる。他の位置で綴じ処理を行う場合も同様の処理となる。綴じ処理が終了すると、CPU601は、ステイプル移動モータ911へ駆動を指示してステイプラ650をホームポジション901へ移動させる。
マニュアルステイプル時には、シート束が開口部910に画像形成システムの外部から挿入されて載置される。開口部910には、シート束が突き当てられるガイド板908及び開口部910のシート束の有無を検知する開口部シート束センサ909が設けられる。開口部シート束センサ909は、シート束を検知すると、検知結果を第2制御部600に入力する。CPU601は、この検知結果に応じて、ステイプラ650に、綴じ処理を指示する。ステイプラ650は、マニュアルステイプル時にホームポジション901で待機しており、CPU601の指示に応じて綴じ処理を行う。ホームポジション901はマニュアルステイプル位置である。マニュアルステイプル時に、ステイプラ650は、ホームポジション901から移動することなくシート束の綴じ処理を行う。
本実施形態では、フィニッシャ500をコンパクトに構成するために、ホームポジション901からコーナー綴じリア位置905までのステイプラ650の移動距離を、できるだけ短くしている。この場合、ステイプラ650と開口部910に載置されたシート束とが干渉する。図5は、ステイプラ650と開口部910に載置されたシート束との干渉の説明図である。図5は、オンラインステイプル後にステイプラ650がホームポジション901に戻るときの状態を表す。このように、開口部910にシート束が載置されている状態では、ホームポジション901以外の停止位置に停止しているステイプラ650を、ホームポジション901へ移動させることができない。逆に、開口部910にシート束が載置されている状態では、ホームポジション901に停止しているステイプラ650を、それ以外の停止位置へ移動させることができない。
(運用形態)
開口部910に載置されたシート束とステイプラ650との干渉を避けるために、画像形成システムは、オンラインステイプル時に、ステイプラ650の移動を以下のように制御する。図6は、オンラインステイプル時の綴じ処理を表すフローチャートである。ここでは、コーナー綴じリア位置905をオンラインステイプル位置とするオンラインステイプルについて説明するが、綴じ位置は、ステイプラ650の他の停止位置であってもよい。
開口部910に載置されたシート束とステイプラ650との干渉を避けるために、画像形成システムは、オンラインステイプル時に、ステイプラ650の移動を以下のように制御する。図6は、オンラインステイプル時の綴じ処理を表すフローチャートである。ここでは、コーナー綴じリア位置905をオンラインステイプル位置とするオンラインステイプルについて説明するが、綴じ位置は、ステイプラ650の他の停止位置であってもよい。
第1制御部200によりオンラインステイプルが指示されると、第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650がホームポジション901に停止しているか否かを判断する(S1001)。CPU601は、ホームポジション901に配置される第1ステイプラ位置検知センサ921の検知結果により、ステイプラ650がホームポジション901に停止しているか否かを判断する。ステイプラ650がホームポジション901に停止している場合(S1001:Y)、第2制御部600のCPU601は、開口部910にシート束が載置されているか否かを判断する(S1002)。CPU601は、開口部シート束センサ909の検知結果により、開口部910にシート束が載置されているか否かを判断する。CPU601は、開口部910にシート束が載置されている場合(S1002:Y)、該シート束が取り除かれるまで待機することになる。第2制御部600のCPU601は、開口部910からシート束が取り除かれるまで、ステイプラ650をオンラインステイプル位置に移動させない。
ステイプラ650がホームポジション901に停止していない場合(S1001:N)、或いは停止していて開口部910にシート束が載置されていない場合(S1002:N)、CPU601は、ステイプラ650の移動を開始する(S1003)。ここでは、CPU601は、指示されたオンラインステイプル位置であるコーナー綴じリア位置905へのステイプラ650の移動を開始する。第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650がオンラインステイプル位置に到達するまで待機する(S1004)。CPU601は、コーナー綴じリア位置905に配置される第5ステイプラ位置検知センサ925の検知結果により、ステイプラ650がコーナー綴じリア位置905に到達したか否かを判断する。
ステイプラ650がオンラインステイプル位置に到達すると(S1004:Y)、第2制御部600のCPU601は、1部のシート束を構成する枚数のシートが中間トレイ630に載置されたか否かを判断する(S1005)。1部のシート束が中間トレイ630に載置されたタイミングが綴じ処理のタイミングとなる。フィニッシャ500は、例えば中間トレイ630に排出されるシートを検出するセンサを備える。第2制御部600のCPU601は、このセンサの検出回数により、中間トレイ630に排出されたシートの枚数を検知して、1部のシート束が中間トレイ630に載置されたか否かを判断する。
1部のシート束が中間トレイ630に載置されると(S1005:Y)、第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650にオンラインステイプルを行わせる(S1006)。これにより、中間トレイ630に載置されたシート束は、コーナー綴じリア位置905に相当する位置が綴じられる。第2制御部600のCPU601は、綴じ処理後のシート束を、排紙トレイ700に排出する。
第2制御部600のCPU601は、オンラインステイプルが終了したか否かを問い合わせる(S1007)。CPU601は、例えば、第1制御部200から後続のシートの受け渡しが要求されているか否かにより、オンラインステイプルの終了を判断する。オンラインステイプルが終了していない場合(S1007:N)、第2制御部600のCPU601は、S1005以降の処理を繰り返し実行する。
オンラインステイプルが終了した場合(S1007:Y)、第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650をオンラインステイプル位置からホームポジション901に戻すための位置戻し処理を行う(S1008)。ステイプラ650がホームポジション901に戻ることで、オンラインステイプル時の処理が終了する。
図7は、S1008の位置戻し処理を表すフローチャートである。第2制御部600のCPU601は、オンラインステイプル位置からホームポジション901にステイプラ650を戻すために、ステイプル移動モータ911によりステイプラ650の移動を開始する(S2001)。
第2制御部600のCPU601は、オンラインステイプル位置のうち最もホームポジション901に近いコーナー綴じフロント位置902にステイプラ650が到達するまで待機する(S2002)。CPU601は、コーナー綴じフロント位置902に配置される第2ステイプラ位置検知センサ922の検知結果により、ステイプラ650がコーナー綴じフロント位置902に到達したか否かを判断する。ステイプラ650がコーナー綴じフロント位置902に到達すると(S2002:Y)、第2制御部600のCPU601は、開口部910にシート束が載置されているか否かを判断する(S2003)。CPU601は、開口部シート束センサ909の検知結果により、開口部910にシート束が載置されているか否かを判断する。
シート束が開口部910に載置されていない場合(S2003:N)、第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650がホームポジション901まで移動可能であると判断する。CPU601は、ステイプラ650をホームポジション901に到達するまで移動させる(S2011)。CPU601は、ホームポジション901に配置される第1ステイプラ位置検知センサ921の検知結果により、ステイプラ650がホームポジション901に到達したか否かを判断する。ステイプラ650がホームポジション901に到達すると(S2011:Y)、第2制御部600のCPU601は、位置戻し処理を終了する。
シート束が開口部910に載置されている場合(S2003:Y)、第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650とシート束とが干渉するために、ステイプラ650がホームポジション901まで移動できないと判断する。この場合、CPU601は、ステイプラ650がコーナー綴じフロント位置902を通過してから所定時間経過後に、ステイプラ650の移動を停止する(S2004:Y、S2005)。所定時間経過後にステイプラ650の移動を停止することで、ステイプラ650が待機位置906に停止する。本実施形態では、所定時間を10ミリ秒とする。なお、所定時間は、第2ステイプラ位置検知センサ922の位置、ステイプラ650と開口部910に載置されたシート束とが接触する位置等の機械的な構成によって決まる。所定時間は、例えばフィニッシャ500の製造時にROM605に記憶される。図8は、ステイプラ650が待機位置906で停止した状態を表す。ステイプラ650が、コーナー綴じフロント位置902よりも所定時間に移動した分だけホームポジション901側に停止する。
ステイプラ650を停止させた第2制御部600のCPU601は、第1制御部200に対して、開口部910に載置されたシート束の除去をユーザに通知するように依頼する。第1制御部200のCPU201は、この依頼に応じて、操作部208のディスプレイにより、ユーザに対して開口部910からシート束を取り除くことを促す通知を表示する(S2006)。図9は、ディスプレイに表示される通知の例示図である。
第2制御部600のCPU601は、第1制御部200からのオンラインステイプルの要求の有無を判断する(S2007)。オンラインステイプルの要求がない場合(S2007:N)、第2制御部600のCPU601は、開口部910からシート束が取り除かれるまで待機する(S2008)。CPU601は、開口部シート束センサ909の検知結果により、シート束が開口部910から取り除かれたことを確認する。開口部910からシート束が取り除かれると(S2008:Y)、第2制御部600のCPU601は、第1制御部200に、S2006の通知の消去を依頼する。第1制御部200のCPU201は、この依頼に応じて、操作部208のディスプレイに表示する通知を消去する(S2009)。また、開口部910からシート束が取り除かれることにより、ステイプラ650は、ホームポジション901に移動可能になる。そのために第2制御部600のCPU601は、ステイプラ650のホームポジション901への移動を再開する(S2010)。
CPU601は、ステイプラ650をホームポジション901に到達するまで移動させる(S2011)。CPU601は、ホームポジション901に配置される第1ステイプラ位置検知センサ921の検知結果により、ステイプラ650がホームポジション901に到達したか否かを判断する。ステイプラ650がホームポジション901に到達すると(S2011:Y)、第2制御部600のCPU601は、位置戻し処理を終了する。
オンラインステイプルの要求がある場合(S2007:Y)、第2制御部600のCPU601は、第1制御部200に、S2006の通知の消去を依頼する。第1制御部200のCPU201は、この依頼に応じて、操作部208のディスプレイに表示する通知を消去する(S2012)。第2制御部600のCPU601は、オンラインステイプルを行うために、ステイプラ650のオンラインステイプル位置への移動を開始する(S2013)。オンラインステイプル位置は、S2007のオンラインステイプルの要求時に第1制御部200から第2制御部600のCPU601に通知される。ここでは、オンラインステイプル位置は、コーナー綴じリア位置905である。
CPU601は、ステイプラ650をコーナー綴じリア位置905に到達するまで移動させる(S2014)。CPU601は、コーナー綴じリア位置905に配置される第5ステイプラ位置検知センサ925の検知結果により、ステイプラ650がコーナー綴じリア位置905に到達したか否かを判断する。ステイプラ650がコーナー綴じリア位置905に到達すると(S2014:Y)、第2制御部600のCPU601は、位置戻し処理を終了する。
本実施形態では、オンラインステイプル位置がコーナー綴じリア位置905の場合について説明したが、その他の綴じ位置からホームポジション901へ移動する場合も同様の処理になる。
なお、フィニッシャ500は、待機位置906にステイプラ位置検知センサを配置してもよい。このような構成では、第2制御部600のCPU601は、待機位置906のステイプラ位置検知センサの検知結果に応じて、ステイプラ650を待機位置906に停止させるために、S2004のように所定時間を計測する必要がない。また、待機位置906を設けず、コーナー綴じフロント位置902を待機位置としてもよい。この場合、S2004で所定時間経過することなく、S2003でシート束が開口部910に載置されていると判断されれば、ステイプラ650が直ちに停止する。
以上のように本実施形態の画像形成システムは、開口部910にシート束が載置されていれば、ステイプラ650とシート束との干渉を回避して、ステイプラ650を待機位置906に待機させる。そのために、オンラインステイプル後に開口部910にシート束が載置された場合であっても、次にマニュアルステイプルを行う際のユーザの待ち時間を削減することができる。
100…画像形成装置、10…プリンタ部、500…フィニッシャ、630…中間トレイ、650…ステイプラ、200…第1制御部、600…第2制御部
Claims (12)
- シートに画像を形成する画像形成手段と、
画像が形成された前記シートを複数枚重ねたシート束に綴じ処理を行うシート処理手段と、
前記画像形成手段から搬送されるシートによるシート束が載置される第1シート束載置手段と、
外部から挿入されるシート束が載置される、前記第1シート束載置手段とは異なる第2シート束載置手段と、
前記シート処理手段を、前記第1シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第1位置と、前記第2シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第2位置との間で移動させる移動手段と、
前記第2シート束載置手段に載置される前記シート束を検知する検知手段と、
前記第1位置から前記シート処理手段が前記第2位置に移動する際に、前記検知手段が前記シート束を検知すると、前記シート処理手段の移動を停止させる制御手段と、備えることを特徴とする、
画像形成装置。 - 前記第1位置は複数設けられており、
前記制御手段は、複数の前記第1位置のうち最も前記第2位置に近い位置に前記シート処理手段が到達したときに前記検知手段が前記シート束を検知すると、前記シート処理手段の移動を停止させることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、複数の前記第1位置のうち最も前記第2位置に近い前記位置に前記シート処理手段が到達したときに前記検知手段が前記シート束を検知すると、所定時間経過後に前記シート処理手段の移動を停止させることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、複数の前記第1位置のうち最も前記第2位置に近い前記位置に前記シート処理手段が到達したときに前記検知手段が前記シート束を検知すると、複数の前記第1位置のうち最も前記第2位置に近い前記位置に前記シート処理手段の移動を停止させることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。 - 複数の前記第1位置のうち最も前記第2位置に近い前記位置と前記第2位置との間に前記シート処理手段を検知する第2検知手段が設けられており、
前記制御手段は、前記第2検知手段が前記シート処理手段を検知すると、前記シート処理手段の移動を停止させることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記シート処理手段を停止させると、ユーザに対して前記第2シート束載置手段に載置される前記シート束を取り除くように依頼することを特徴とする、
請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記シート処理手段を停止した後に、前記検知手段が前記第2シート束載置手段から前記シート束が取り除かれたことを検知すると、前記シート処理手段の移動を再開することを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記シート処理手段が停止した後に綴じ処理の要求を受け付けると、前記シート処理手段を前記第1位置に移動させることを特徴とする、
請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成装置。 - シートに画像形成する画像形成装置に接続されるシート処理装置において、
前記画像形成装置から搬送される複数のシートで構成されるシート束が載置される第1シート束載置手段と、
外部から挿入されるシート束が載置される、前記第1シート束載置手段とは異なる第2シート束載置手段と、
前記第1シート束載置手段に載置されるシート束と前記第2シート束載置手段に載置されるシート束の何れにも綴じ処理を行う綴じ手段と、
前記綴じ手段を、前記第1シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第1位置と、前記第2シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第2位置との間で移動させる移動手段と、
前記第2シート束載置手段に載置される前記シート束を検知する検知手段と、
前記綴じ手段が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に前記検知手段が前記シート束を検知すると、前記綴じ手段の移動を停止させる制御手段と、備えることを特徴とする、
シート処理装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段が前記第2シート束載置手段から前記シート束が取り除かれたことを検知すると、前記綴じ手段の移動を再開するよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項9記載のシート処理装置。
- 複数のシートで構成されるシート束が載置される第1シート束載置手段と、
外部から挿入されるシート束が載置される、前記第1シート束載置手段とは異なる第2シート束載置手段と、
前記第1シート束載置手段に載置されるシート束と前記第2シート束載置手段に載置されるシート束の何れにも綴じ処理を行う綴じ手段と、
前記綴じ手段を、前記第1シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第1位置と、前記第2シート束載置手段に載置された前記シート束を綴じるための第2位置との間で移動させる移動手段と、
前記第2シート束載置手段に載置される前記シート束を検知する検知手段と、を備えたシート処理装置の制御方法であって、
前記綴じ手段が前記第1位置で綴じ処理を行う工程と、
前記移動手段が前記綴じ手段を前記第1位置から前記第2位置への移動を開始する工程と、
前記綴じ手段が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に、前記検知手段が前記シート束を検知すると、前記移動手段が前記綴じ手段の移動を停止する工程と、を含むことを特徴とする、
シート処理装置の制御方法。 - 前記検知手段が前記第2シート束載置手段から前記シート束が取り除かれたことを検知すると、前記移動手段が前記綴じ手段の移動を再開する工程を含むことを特徴とする、
請求項11記載のシート処理装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015138878A JP2017019627A (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 画像形成装置、シート処理装置、シート処理装置の制御方法 |
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JP2018122544A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 株式会社東芝 | 後処理装置、及び画像形成システム |
JP2018184283A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | キヤノン株式会社 | 後処理装置 |
JP2021098275A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート束綴じ装置及び画像形成システム |
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2015
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