JP5234953B2 - 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機 - Google Patents
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Description
ROMの不正な取り換えは、工場から出荷された遊技機が遊技場に設置される以前の段階、或いは設置後に行われる可能性が高い。
このような不正行為に対する対策として特許文献1には、制御基板上のROMを包囲するケース体とカバー体とを分離不能な結合手段によって結合することにより、結合手段を破壊した場合にはその痕跡が必ず残るようにした技術が提案されている。
特許文献2にも不正防止のための装置構成が開示されているが、特許文献1の場合と同様の欠点を有している。
このような不具合に対処すべく、封印シールを用いて基板保護ケースを封印することが行われているが、カッタを用いて封印シールを切断してから基板保護ケースを開放し、ROMを交換して基板保護ケースを閉止してから封印シールの切断面を修復すると、目視によって切断箇所の有無を判別できなくなるケースが多々あった。そのような不具合に対処するため、RFIDを組み込んだ封印シールが用いられるようになっている。
即ち、特許文献3には、識別情報を記憶したRFID(非接触型記憶媒体)を組み込んだ封印シールを基板保護ケースを構成するケース本体とケース蓋とに跨って接着することにより、基板保護ケースが不正に開放された場合にRFIDが破断、断線して識別情報の読取りが不可能となるようにした技術が開示されている。これによれば、読み取り装置を用いてRFIDに記憶された識別情報を読取ることができない場合に、不正に基板保護ケースが開放されたことを知ることができる。
特許文献4、5にも、ICタグやテープ型のインレットを用いた同様の不正発見のための技術が開示されている。
封印シール110は一面に接着層を有した紙等の破断し易い材質から成る接着シート111と、接着シートに固定されたRFID(例えば、ICタグ)112と、を備えている。RFID112は、電力生成回路、変復調回路、記憶回路、制御回路を含むチップ113と、チップから反対方向に延びる二本の導体パターン114と、各導体パターン114の先端に接続されたアンテナ部115と、を有している。図示しない読み取り装置からRFID112に向けて読み取り用の電磁波を照射すると、チップ内の電力生成回路が電磁誘導作用により起電力を生成し、この起電力により作動する制御回路によって記憶回路内に記憶された識別情報を読み出してアンテナから読み取り装置へ送信することにより識別情報を読取ることができる。
RFID112を構成する導体パターン114は接着シート111の対角線方向へ延びており、導体パターン114が突き合わせ部103と交差するように封印シールを接着しておくことにより、基板保護ケースが不正に開放された場合に導体パターンの一部が断線して記憶情報の読み出しを不可能とすることができる。
特に、直線的に延びる突き合わせ部103に沿ってカッタによって封印シール110を切断する過程で導体パターンを一箇所切断した場合には、後の修復作業によって導体パターンを再導通させることが比較的容易となる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、RFIDを組み込んだ封印シールによって封印された基板保護ケースが不正に開放されたことによって封印シールに含まれるRFIDが破断、断線した場合に、封印シールを修復しようとしてもRFIDの通信機能の回復を困難化することができる基板保護ケースの封印構造、及びこの基板保護ケースを用いた遊技機を提供することを一つの目的としている。
また、RFIDを組み込まない封印シールを用いた場合においても、基板保護ケースを開放した場合には目視による破断部の確認が可能となり、しかも修復が困難となる程度に破断させることができる基板保護ケースの封印構造を提供することを他の目的としている。
制御基板を保持した一方のケース片と、一方のケース片に対して開閉可能に構成された他方のケース片と、を有した基板保護ケースにおいて、制御基板と他方のケース片との間に跨って封印シールを接着したので、基板保護ケースを不正に開放した場合に封印シールを破断させることができる。このため、封印部に接着した封印シールが著しく破損されることとなり、復旧不能となり、且つ目視によって封印シールの破損の有無を知ることができる。
請求項2の発明に係る基板保護ケースの封印構造では、前記制御基板の面上は、搭載された電子部品を覆う電子部品カバーが固定されており、前記封印シールの一部を前記電子部品カバーに接着したことを特徴とする。
電子部品カバーにも封印シールの一部を接着することにより、基板保護ケースを開放した際のみならず、電子部品カバーを開放した際にも破断部が形成されることとなり、封印シールの修復がより困難となる。
請求項4の発明に係る基板保護ケースの封印構造では、前記他方のケース片は前記制御基板の電子部品搭載面側に位置し、前記制御基板を保持した前記一方のケース片は前記電子部品非搭載面側に位置し、前記封印シールの一端は前記電子部品搭載面に接着されると共に、前記両ケース片の突き合わせ部から外部に引き出した他端を前記他方のケース片の外面に接着されていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る基板保護ケースの封印構造は、前記他方のケース片は前記制御基板の電子部品搭載面側に位置し、前記制御基板を保持した前記一方のケース片は前記電子部品非搭載面側に位置し、前記封印シールの一端は前記電子部品非搭載面に接着されると共に、前記両ケース片の突き合わせ部から外部に引き出した他端を前記他方のケース片の外面に接着されていることを特徴とする。
破断部をより複雑な形状とすることにより、修復をより困難化させることが可能となる。
請求項7の発明に係る基板保護ケースの封印構造は、前記封印シールは、接着シートと、該接着シート面に固定されたICチップ、及び該ICチップから延びる導体パターンを含んだRFIDと、を有していることを特徴とする。
封印シールとして、RFIDを組み込んだものを使用することにより、封印シールの破断時に、読み取り装置からRFIDに対して読み取り用の電磁波を照射した際のRFIDからの応答信号がないことによっても封印シールが破損されていることを的確に知ることができる。
請求項8の発明に係る基板保護ケースの封印構造は、前記2つのケース片が開放されたことによって前記封印シールが破断したときに前記RFIDが破断するように構成したことを特徴とする。
請求項10の発明に係る基板保護ケースの封印構造は、前記一方のケース片に対して前記他方のケース片を、前記制御基板と並行な方向へスライドさせることにより、両ケース片は開閉可能に構成されていることを特徴とする。
請求項11の発明に係る基板保護ケースの封印構造は、前記一方のケース片に対して前記他方のケース片は回動軸を中心として開閉自在に軸支されていることを特徴とする。
請求項12の発明に係る遊技機は、請求項1乃至11の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造を備えたことを特徴とする。
特に、外観上見やすい封印シールの特定部位に開放、破断した形跡を明確に残すように構成したので、読み取り装置を使用せずに外観から不正行為の形跡を確認することが可能となる。
また、ケース片を開放する際に封印シールと当接してその特定部位を破断させる制御基板端縁、或いはケース片端縁に破断促進部を設けたので、封印シールを著しく損傷させることが可能となり、封印シールを修復しようとしてもRFIDの通信機能を回復させることが困難となる。
封印シールとしてRFIDを有しない単なる接着シートを用いてもよく、この場合には封印シールの破断状態を視認することにより不正行為を知ることができる。
図1は本発明の基板保護ケースの外観構成を示す斜視図(透視図)であり、図2はその分解斜視図であり、図3は要部を断面で示した基板保護ケースの全体斜視図であり、図4(a)乃至(c)は両ケース片を開放する手順を示した断面図であり、図5(a)及び(b)は制御基板と下ケース片との間に接着した封印シールを基板保護ケースの開放動作に伴って破断させる手順を示す詳細な説明図であり、図5(c)は封印シールの変形例を示す説明図であり、図5(d)は他の実施形態の説明図であり、図6(a)及び(b)は封印シールの破断手順を示す要部斜視図である。
基板保護ケース1は、ROM51を搭載した制御基板(プリント基板)50を間に挟んだ状態で内部に収容する透明な樹脂製の2つのケース片(下ケース片10、上ケース片20)から構成されている。本例では、制御基板50は上ケース片20に対して螺子止め固定されている。下ケース片10は制御基板50を間に挟んで上ケース片20の開放部側に嵌合した状態で後述するカシメピンにより上ケース片に対して固定される。
基板保護ケース1の端縁に沿った適所には、カシメピン3aを用いた締結穴3が配置され、締結穴内にカシメピンを打ち込むことにより両ケース片10、20は閉止状態でロックされる。締結穴3に打ち込まれたカシメピンを除去することによって両ケース片10、20は開閉、着脱可能な状態となる。
なお、台座85は、遊技機本体の背面側に設けた遊技機側保持部81に対して基板保護ケース1を取り付けるための連結手段であり、台座85に設けたフック部86を遊技機側保持部81に設けた軸部82に係合させることにより、基板保護ケース1は台座85と一体的に軸部82を中心として上下方向へ回動する。即ち、基板保護ケース1の下ケース片10がこの台座85により保持されるため、基板保護ケース1は遊技機側の軸部82を中心として台座85と共に上下方向へ回動する。
制御基板50を収容した基板保護ケース1は、下ケース片10を台座85を介してパチンコ遊技機等の遊技盤の背面に添設させた状態で組み付けられるため、遊技盤の背面側から上ケース片20を通して内部の制御基板面に搭載された電子部品を視認することができる。また、台座85の上部に位置する軸部82を中心として基板保護ケース1を上方に回動させることにより、透明な下ケース片10の底面から基板保護ケース内部を確認することができる。
即ち、基板保護ケース1が図1、図3、図4(a)、図5(a)のように閉止状態にある時に、制御基板50と下ケース片10との間に跨るように封印シール30を接着することにより、封印シール30を破損せずには両ケース片を開放できないように構成されている。即ち、封印シール30は、一端を制御基板50の適所(例えば、配線パターン等の接着しにくい部位を回避した接着専用領域)に接着されると共に、両ケース片の外周縁10a、20aの突き合わせ部25(隙間)から外部に引き出した他端を下ケース片の適所(外面)に接着されている。このため、2つのケース片が開放されたときに封印シールは破断して制御基板50側と下ケース片10側に分離した状態となる。
図示しない読み取り装置からRFID35に向けて読み取り用の電磁波を照射すると、アンテナ部38が電磁波を受信し、導体パターン37を介してチップ36に電磁波を供給する。この電磁波によりチップ36内の電力生成回路が電磁誘導作用による起電力を生成し、この起電力により作動する制御回路によって記憶回路内に記憶された識別情報を読み出してアンテナ部から読み取り装置へ送信することにより識別情報の読取りが行われる。
即ち、基板保護ケース1を開放するために制御基板50を螺子止め固定した上ケース片20に対して、下ケース片10を図4(b)(c)、図5(b)中に矢印で示した開放方向(制御基板面と直交する方向)へ移動させた際に、両ケース片10、20の端縁10a、20a同士の突き合わせ部25が開放、離間することにより、封印シール30は制御基板50に接着された部位30Aと、下ケース片10に接着された部位30Bに破断、分離される。このため、接着シート31と共にRFID35の一部(チップ部36や導体パターン37)が破断(断線)して、RFIDの通信機能が喪失されるように構成されている。RFIDの通信機能が喪失されると、読み取り装置から電磁波を供給してもRFIDが作動せず、記憶された識別情報を読み出すことができなくなるため、基板保護ケースが不正に開放されたことを知ることができる。
このような不具合に対処するために、本発明では、両ケース片を開放することによって破断する封印シールの破断部が下ケース片の端縁10aと上ケース片20の端縁20aとの間に位置するように構成した。即ち、制御基板50の端縁と下ケース片10の端縁にRFIDの一部が位置するように封印シールを接着した場合には、不正に両ケース片を開放すると封印シール上のRFID35が破断するため、不正行為者が不正行為の形跡を残さずに両ケース片を閉止するためには封印シールのRFIDを修復する必要があるが、本構成では、封印シールの破断部が基板保護ケースの外部に露出しておらず、両ケース片の端縁間(ケース片内部)に位置するため、断線したRFIDの導体の端部同士を再接合させて導通を確保する復旧作業(通信機能の回復)は極めて困難となる。
そこで、例えば図5(c)に示すように封印シールに設けたRFIDの導体パターン37を湾曲(屈曲)させる等により制御基板、及びケース片の端縁で破断した際に導体パターンが複数箇所で破断するように構成する。
更に、図5(d)に示すように封印シール30が接着する制御基板50の端縁、又は/及び、下ケース片の端縁10aにギザギザ状の破断促進形状40を設けることにより、封印シールの破断部の形状を非直線状とすることができ、不正行為者による修復作業を極めて困難化することができる。この破断促進形状を構成するギザギザは、図中の制御基板50の端縁のように制御基板の面方向に沿った凹凸としてもよいし、図中の下ケース片の端縁のようにケース片面と直交する方向へ突出する凸部から構成してもよい。
即ち、図7(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る基板保護ケースの構成を示す断面図であり、この実施形態においては、制御基板50を下ケース片10に固定する一方で、下ケース片10に対して上ケース片20を開閉、着脱可能に構成している。
このため、両ケース片の開放により、両ケース片の突き合わせ部25に位置する封印シール部分が破断することとなる。
なお、図5(d)に示した如き破断促進形状を両ケース片の端縁、或いは制御基板の端縁に設けておくことにより、封印シールの破断を促進して復旧を困難化するように構成してもよい。
或いは、図8に示したように制御基板50が下ケース片10により固定されている場合に、封印シールの一端を制御基板50の下面(下ケース片側)に接着すると共に、他端を両ケース片の端縁同士の突き合わせ部(隙間)から外部に引き出して上ケース片の外面に接着させるようにしてもよい。
本実施形態においては、制御基板50の面上には、搭載されたROM(電子部品)51を覆うROMカバー(電子部品カバー)52が固定されており、封印シール30の一部を電子部品カバー52の適所に接着している。
ROMカバー52は、ROMを不正に交換する行為を防ぐために制御基板面上に螺子等により固定される。本例では、封印シール30の一部を制御基板面に接着すると共に、他部を下ケース片10に接着する図1乃至図6の実施形態において、制御基板面に接着する封印シールの一部をROMカバー52の一部(本例では裾部)に接着することにより、封印シールを破断することなくROMカバー52を開放することができないように構成している。仮に、不正行為者が何らかの手段を用いて両ケース片を開放した際に封印シールが破断することを阻止したとしても(破断後の修復に成功したとしても)、ROMカバーを開放する際に封印シールが破断することにより修復が更に困難となり、不正行為の形跡が残されることとなる(図10(b)の破線の状態)。
両ケース片10、20を開放した場合には、図9乃至図11に示すように制御基板と下ケースの端縁間で封印シールが破断するため不正行為の形跡が残される。
なお、封印シールの一部をROMカバーに接着する構成は、図7に示した実施形態のように封印シールの一端を制御基板に接着すると共に、他端を上ケース片20に接着した構成にも適用することができる。
即ち、何れか一方のケース片に対して他方のケース片を、制御基板面と並行な方向へスライドさせることにより、両ケース片が開閉可能に構成されている基板保護ケースにも本発明の封印構造を適用することができる。
更に、一方のケース片に対して他方のケース片は回動軸を中心として開閉自在に軸支されている基板保護ケースにも適用することができる。具体的には、下ケース片10の一端部に設けたヒンジ部により、上ケース片20の一端部に設けた軸部を開閉自在に軸支した構成の基板保護ケースに適用することができる。
また、封印シールを貼る位置は、上記各実施形態では制御基板の長辺に沿った位置としたが、短辺であってもよい。
なお、使用する封印シールの形状、面積、接着シール上におけるRFIDの位置等は、接着対象物となる制御基板のレイアウト、各ケース片の形状等に応じて種々選定可能である。
即ち、本発明では、封印シールの破断部分が両ケース片を閉止した際に両ケース片によって隠蔽される位置となるため、不正行為者が両ケース片を閉止する際に破断部を修復しようとしてもケース片の端縁が邪魔となって修復作業を実施することが困難となる。
また、基板保護ケースが不正に開放された場合には、封印シールが確実に破断状態となる。このため、封印シール、及び封印シール上のRFIDが著しく破損されることとなり、目視によって封印シールの破損の有無を知ることができるばかりでなく、読み取り装置からRFIDに対して読み取り用の電磁波を照射した際のRFIDからの応答信号がないことによっても封印シールが破損されていることを的確に知ることができる。
また、封印シールとしてRFIDを備えていない単なる接着シートを使用した場合においても、接着シートを修復不能となるように切断することができるので、本発明の基板保護ケースの不正開放の形跡を残すことができる。
本発明に係る基板保護ケース1は、パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に装備される制御基板を収容する手段として利用可能である。
Claims (12)
- 電子部品を搭載した制御基板を間に挟んで収容する開閉可能な2つのケース片を有し、前記制御基板を一方のケース片により保持した状態で他方のケース片を該一方のケース片に対して開閉する基板保護ケースと、前記他方のケース片が開放されたときに破断するように接着される封印シールと、を備えた基板保護ケースの封印構造であって、
前記封印シールは、一部を前記制御基板に接着されると共に、両ケース片の突き合わせ部から外部に引き出した他の部位を前記他方のケース片に接着されていることを特徴とする基板保護ケースの封印構造。 - 前記制御基板の面上は、搭載された電子部品を覆う電子部品カバーが固定されており、
前記封印シールの一部を前記電子部品カバーに接着したことを特徴とする請求項1に記載の基板保護ケースの封印構造。 - 前記一方のケース片は前記制御基板の電子部品搭載面側に位置し、前記他方のケース片は前記電子部品非搭載面側に位置し、
前記封印シールの一端は前記電子部品搭載面に接着されると共に、前記封印シールの他端は前記制御基板及び前記他方のケース片の各端縁にて折り返されて前記他方のケース片の外側面に接着されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の基板保護ケースの封印構造。 - 前記他方のケース片は前記制御基板の電子部品搭載面側に位置し、前記制御基板を保持した前記一方のケース片は前記電子部品非搭載面側に位置し、
前記封印シールの一端は前記電子部品搭載面に接着されると共に、前記両ケース片の突き合わせ部から外部に引き出した他端を前記他方のケース片の外面に接着されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の基板保護ケースの封印構造。 - 前記他方のケース片は前記制御基板の電子部品搭載面側に位置し、前記制御基板を保持した前記一方のケース片は前記電子部品非搭載面側に位置し、
前記封印シールの一端は前記電子部品非搭載面に接着されると共に、前記両ケース片の突き合わせ部から外部に引き出した他端を前記他方のケース片の外面に接着されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の基板保護ケースの封印構造。 - 前記2つのケース片が開放された時に前記封印シールと当接した部位を破断させる前記制御基板の端縁、又は/及び、前記他方のケース片の端縁を、破断促進形状としたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造。
- 前記封印シールは、接着シートと、該接着シート面に固定されたICチップ、及び該ICチップから延びる導体パターンを含んだRFIDと、を有していることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造。
- 前記2つのケース片が開放されたことによって前記封印シールが破断したときに前記RFIDが破断するように構成したことを特徴とする請求項7に記載の基板保護ケースの封印構造。
- 前記一方のケース片に対して前記他方のケース片を、前記制御基板面と直交する方向へ移動させることにより、両ケース片は開閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造。
- 前記一方のケース片に対して前記他方のケース片を、前記制御基板と並行な方向へスライドさせることにより、両ケース片は開閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造。
- 前記一方のケース片に対して前記他方のケース片は回動軸を中心として開閉自在に軸支されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造。
- 請求項1乃至11の何れか一項に記載の基板保護ケースの封印構造を備えたことを特徴とする遊技機。
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