JP5230264B2 - 三次元形状造形物の製造方法 - Google Patents

三次元形状造形物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5230264B2
JP5230264B2 JP2008134044A JP2008134044A JP5230264B2 JP 5230264 B2 JP5230264 B2 JP 5230264B2 JP 2008134044 A JP2008134044 A JP 2008134044A JP 2008134044 A JP2008134044 A JP 2008134044A JP 5230264 B2 JP5230264 B2 JP 5230264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder material
layer
powder
sintered layer
sintered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008134044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009001900A (ja
Inventor
勲 不破
徳雄 吉田
喜万 東
諭 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008134044A priority Critical patent/JP5230264B2/ja
Publication of JP2009001900A publication Critical patent/JP2009001900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5230264B2 publication Critical patent/JP5230264B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F10/00Additive manufacturing of workpieces or articles from metallic powder
    • B22F10/20Direct sintering or melting
    • B22F10/28Powder bed fusion, e.g. selective laser melting [SLM] or electron beam melting [EBM]
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F10/00Additive manufacturing of workpieces or articles from metallic powder
    • B22F10/70Recycling
    • B22F10/73Recycling of powder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F12/00Apparatus or devices specially adapted for additive manufacturing; Auxiliary means for additive manufacturing; Combinations of additive manufacturing apparatus or devices with other processing apparatus or devices
    • B22F12/40Radiation means
    • B22F12/44Radiation means characterised by the configuration of the radiation means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F12/00Apparatus or devices specially adapted for additive manufacturing; Auxiliary means for additive manufacturing; Combinations of additive manufacturing apparatus or devices with other processing apparatus or devices
    • B22F12/40Radiation means
    • B22F12/49Scanners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F2998/00Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

本発明は、三次元形状造形物の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、粉末材料の層に光ビームを照射して焼結層を形成する工程を繰り返し実施して、複数の焼結層が積層一体化された三次元形状造形物を製造する方法に関する。
従来より、金属粉末材料に光ビームを照射することによって三次元形状造形物を製造する光造形法が知られている。例えば、特許文献1に開示されるように、金属粉末材料で形成された材料層に光ビームを照射して焼結層を形成し、それを繰り返して実施することによって複数の焼結層が積層一体化した三次元形状造形物を製造する方法が知られている。また、積層される全ての層を同一種類の金属粉末材料から形成するのではなく、層ごとに異なる組成の金属粉末材料を用いて三次元形状造形物を製造する方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−48234号公報 特開平3−146606号公報
三次元形状造形物を一種類の粉末材料から製造する場合、光ビームが照射されなかった未焼結の粉末材料を三次元形状造形物の造形終了後に回収して、後の造形に再利用することが可能である。しかしながら、積層される層ごとに異なる組成の粉末材料を使用する場合では、これらの粉末材料が互いに混じる可能性があり、一旦混じった粉末材料を個々の種類ごとに分別・分離することは困難である。したがって、複数種類の粉末材料を用いて三次元形状造形物を製造する場合、造形が終了した後に未焼結の粉末材料を回収しても、その回収した粉末材料の再利用が困難となっている。
本発明は上記事情に鑑みなされたものである。即ち、本発明の目的は、複数の種類の粉末材料を用いた三次元形状造形物の製造において、光ビームが照射されなかった未焼結の粉末材料の再利用を可能ならしめることである。
上記目的を達成するために、本発明では、粉末材料を供給して粉末材料層を形成する粉末材料層形成工程、
粉末材料層の所定箇所に光ビームを照射することによって当該所定箇所の粉末材料を焼結して焼結層を形成する焼結層形成工程、および
焼結層形成工程で光ビームが照射されなかった未焼結の粉末材料を回収する粉末材料回収工程(即ち「未焼結粉末材料の回収工程」)
を含んで成り、粉末材料層形成工程および焼結層形成工程を繰り返すことで焼結層が積層された三次元形状造形物を製造する方法であって、
粉末材料層形成工程においては、組成または平均粒径の少なくとも一方の点で異なる粉末材料を選択して粉末材料層を形成することができ、
先行して使用された粉末材料と異なる種類の粉末材料を用いて粉末材料層を形成するに際しては、粉末材料層形成工程の前に粉末材料回収工程を行い、先行して使用された粉末材料の未焼結分を回収することを特徴とする製造方法が提供される。
本発明の製造方法は、異なる種類の粉末材料を用いるのに先立って、先行して使用されていた粉末材料の未焼結分を回収することを特徴の1つとしている。つまり、先行して使用されていた粉末材料と異なる種類の粉末材料を使用する際には、その都度、先行して使用されていた粉末材料の未焼結分を回収することを特徴としている。尚、本明細書で用いる「回収」とは、三次元形状造形物の製造に際して、「光ビームが照射されず焼結しなかった残存粉末材料」を「光ビームの照射に起因して焼結層を成した部分」から除去することを実質的に意味している。従って、そのように除去された未焼結の粉末材料は三次元形状造形物の製造に再度供すことができる。
本発明では、先行して(または直近に)選択された粉末材料と異なる種類の粉末材料で粉末材料層を形成する際に、先行して使用していた粉末材料の未焼結分を逐次回収し、その後、新たな粉末材料の供給を行う。その結果、回収された複数種類の粉末材料同士が混ざり合うことが防止され、それらを三次元形状造形物の製造に再利用できる。
ある好適な態様では、粉末材料として、平均粒径が互いに異なる複数種類の粉末材料を用い、個々の粉末材料の平均粒径に応じた厚みでもって粉末材料層を形成する。この場合、粉末材料に含まれる粒子の粒径(平均粒径)に応じた厚みで粉末材料層を形成することが可能となるので、要求精度に応じて三次元形状造形物を効率良く製造することができる。すなわち、高い精度を要求される箇所については平均粒径が小さい粉末材料で比較的薄い粉末材料層を形成することができる。その結果、かかる粉末材料層を焼結して比較的薄い焼結層を形成することで高精度な造形が可能となる。一方、あまり精度を要求されない箇所については平均粒径が大きい粉末材料で比較的厚い粉末材料層を形成する。そして、この粉末材料層を焼結して比較的厚い焼結層を形成することで効率の良い造形が可能となる。なお、粉末材料層の厚さに応じて、照射する光ビームのエネルギー密度を変更することが望ましい。
本発明の製造方法では、焼結層形成工程において、「直下に位置することになる焼結層の端部から水平方向に突出する部分(箇所/部位)を有する突出焼結層」と「直下に位置することになる焼結層の端部から水平方向に突出する部分(箇所/部位)を有しない非突出焼結層」とを形成することができる。ここで、新たに形成される焼結層のうち直下の焼結層上に形成される部分は、光ビームが照射されて溶融状態となった粉末材料が直下の焼結層に密着・接合してそれらと一体化される。ところが、直下の焼結層の端部から水平方向にはみ出して突出した部分にはその直下に焼結層が存在しないため、水平方向に突出した部分が焼結後の冷却時に収縮して上方にめくれ上がる傾向があり、その結果、造形精度を低下させる虞がある。そして、この傾向は水平方向の突出量(又は突出長さ)が大きくなるほど顕著となる。かかる事情に対処するため、本発明では、突出焼結層の形成に際しては、非突出焼結層の形成に用いる粉末材料と比べて平均粒径の小さい粉末材料を用いると共に、非突出焼結層を形成する場合と比べて小さい厚みでもって粉末材料層を形成する。これにより、突出焼結層の各層を薄く形成することができ、下方の焼結層の端部からの突出量を小さくできる(即ち、複数層の端部が成す段差を小さくできる)。その結果、突出焼結層を形成するに際して「直下に位置する下層の焼結層から水平方向に突出した部分のめくれ上がり現象」を抑制でき、精度良く三次元形状造形物を製造できる。
ある好適な態様では、粉末材料回収工程の後に粉末材料層形成工程を行うに際して、先行して形成された最上層の焼結層の上に、先行して用いられた粉末材料とは異なる種類の粉末材料を用いて粉末材料層を形成する。この態様は、異なる高さに位置する複数の焼結層を異なる種類の粉末材料で形成する態様であるが、そのような態様であっても各種類の粉末材料の再利用が可能となる。別の好適な態様では、粉末材料回収工程の後に粉末材料層形成工程を行うに際して、先行して形成された最上層の焼結層と面一となるように、先行して用いられた粉末材料と異なる種類の粉末材料を用いて粉末材料層を形成する。この態様は、同じ高さに位置する複数の焼結層を異なる種類の粉末材料で形成する態様であるが、そのような態様であっても各種類の粉末材料の再利用が可能となる。以上の態様により、形成される三次元形状造形物の位置に応じた適切な粉末材料でもって三次元形状造形物を構成することが可能となり、精度の良い造形物を効率良く製造できる。
なお、同じ高さに位置する複数の焼結層を互いに異なる種類の粉末材料で形成する際には、融点の高い粉末材料から順に用いることが好ましい。換言すれば、先行して形成された焼結層と面一となるように、先行して用いられた粉末材料とは異なる種類の複数の粉末材料を用いて複数の粉末材料層を形成するに際しては、先行して用いられる粉末材料の融点が、その後に用いられる粉末材料の融点よりも高くなっていることが好ましい。これにより、後の焼結層形成時に先に既に形成した焼結層が再溶融状態となることを抑制でき、結果として、三次元形状造形物を精度良く製造することが可能となる。
本発明では、複数種類の粉末材料を使用して三次元形状造形物を製造する際に、使用する複数種類の粉末材料同士の混ざり合いを防止できる。つまり、先行して使用されていた粉末材料とは異なる種類の粉末材料を使用する際には、その都度、先行して使用した粉末材料の未焼結分を回収するので、造形部にて未焼結の異なる粉末材料同士が混ざり合うことを防止できるだけでなく、種類毎に個別に粉末材料が回収されるので、回収された粉末材料同士が互いに混ざり合うことがない。これにより、回収した未焼結の粉末材料を再利用して三次元形状造形物を効率良く製造できる。
以下では、図面を参照にして本発明をより詳細に説明する。まず、本発明の製造方法で用いる「三次元形状造形物製造装置」について説明を行い、その後、本発明の製造方法の説明を行う。
[三次元形状造形物製造装置]
本発明の製造方法に使用される三次元形状造形物製造装置について図1〜図3を主に参照して説明する。図1は、三次元形状造形物製造装置の概略を模式的に示した斜視図であり、図2は三次元形状製造物製造装置の要部を模式的に示した縦断面図であり、図3は、三次元形状造形物製造装置の要部を模式的に示した斜視図である。
図1及び図2に示すように、三次元形状造形物製造装置1(以下では単に「製造装置」とも称す)は、造形部10、第1供給部20及び第2供給部30を備えている。図2に示すように、造形部10はタンク状または箱型を成しており、その底面部11が鉛直方向に昇降自在となっている。底面部11の上には造形台12が設けられている。かかる造形台12の上において、供給された粉末材料(粉末材料層)が焼結され三次元形状造形物が作製される。より具体的にいうと、図4および図5に示すように、供給された第1粉末材料P1,第2粉末材料P2を光ビームの照射でそれぞれ焼結させることによって、焼結層m1,m2を順次積層させて三次元形状造形物Mを作製する。
第1供給部20は造形部10に隣接して設けられており、造形部10と同様のタンク状または箱型を成している。図2に示すように、第1供給部20の底面部22は鉛直方向に昇降自在となっている。第1供給部20の内部には、造形に使用される第1粉末材料P1が収容または仕込まれている。
第2供給部30はタンク状を成しており、図1に示すように、支持バー62の長手方向aに沿って移動自在に取り付けられている。支持バー62は、造形部10及び第1供給部20の両外側に沿って配置された案内駆動部64に支持されている。図1に示すように、支持バー62は、案内駆動部64の長手方向bに沿って移動することができる。このような構成によって、第2供給部30は、造形部10の上方でXY両方向に自在に移動することができる。尚、第2供給部30には第1粉末材料P1と異なる種類の第2粉末材料P2が収容または仕込まれている。そして、第2粉末材料P2が第2供給部30から下方に供給可能となっている。そのため、第2供給部30を支持バー62に沿って移動させながら第2粉末材料P2を第2供給部から下方に落とすことで、図3(a)及び(b)に示すように、装置1における造形部10と第1供給部20との間の基準面S上に第2粉末材料P2を供給することができる。
移送ブレード40は、第1粉末材料P1及び第2粉末材料P2をそれぞれ造形部10へと移送させ、所定の厚み(例えば後述する厚さΔt1又はΔt2)の粉末材料層を形成する機能を有している。移送ブレード40は、図示するように、造形部10及び第1供給部20の内寸(即ち、「粉末材料が供される部分又は仕込まれている部分」の幅)よりも長い板状部材であり、両端が往復動装置42に支持されている。
移送ブレート40は、第1供給部20の外側から第1供給部20及び造形部10の上方を通過するようにして水平移動する。これにより、第1粉末材料P1を造形部10上へと供給できる。具体的には、第1供給部20の底面部22を少し上昇させることにより第1粉末材料P1の位置を少し上昇させた後、第1供給部20の上面レベルよりも上方に位置する第1粉末材料P1をブレード40で押し出すことによって造形部10側へと第1粉末材料P1を移送できる。また、第2粉末材料P2を造形部10上に移送する場合には、図3の(a)および(b)に示すように、造形部10と第1供給部20との間における基準面S上に供給された第2粉末材料P2を、ブレード40で造形部10側へと押し広げて移送させる(図3(c)および(d)参照)。
ここで、移送ブレード40は、造形部10及び第1供給部20の上面レベルとの距離を一定に保って移動できるようになっていることに留意されたい。一定に保って移動できる結果、移送ブレード40で第1及び第2の粉末材料P1,P2を造形台12上へと移送させつつ、造形台12又は既に形成された焼結層(m1,m2)の上に均一厚さ(例えば後述する厚さΔt1又はΔt2)の粉末材料層を形成できる。
造形部10の上方には、レーザ光などの光ビームLを照射する光ビーム照射装置50が配置されている。光ビーム照射装置50は、照射器52から照射された光ビームLを、ガルバノミラー等の複数の可動鏡53,54やレンズ55を組み合わせた光学系で偏向させたり集束させたりして、造形部10上の粉末材料層に照射する。可動鏡53,54などの光偏向装置はコンピュータ(図示せず)などで制御され、光ビームLの照射位置や焦点位置などが変えられる。また、光ビームのエネルギー密度もコンピュータで制御でき、粉末材料層の厚さに応じたエネルギー密度で光ビームを照射できる。
造形部10の上方には、粉末除去ノズル60が配置されている。粉末除去ノズル60は造形部10の上方領域を自在に移動できるようになっている。具体的には、粉末除去ノズル60は、支持バー62に沿って移動自在に取り付けられており、造形部10の上方にてXY両方向に自由に移動することができる。粉末除去ノズル60は、可撓性のあるホース(図示せず)を介して、粉末分離装置(図示せず)及び吸引ポンプ(図示せず)に接続されている。従って、吸引ポンプを作動させれば、粉末除去ノズル60の先端から空気とともに第1粉末材料P1又は第2粉末材料P2が吸い込まれる。粉末分離装置では、「吸い込まれた空気と第1粉末材料P1との分離」または「吸い込まれた空気と第2粉末材料P2との分離」が行われる。分離された第1又は第2の粉末材料P1,P2は粉末分離装置に備えた補助タンク(図示せず)にそれぞれ別個に一時的に貯留される。そして、貯留された第1粉末材料P1又は第2粉末材料P2は、両者が混合されることがないように、それぞれ粉末分離装置から第1供給部20又は第2供給部30へと戻される。粉末分離装置で分離された空気は吸引ポンプから外部へと放出される。
図2に示すように、製造装置1の全体が、密閉空間を構成する加工室70に収容されている。但し、光ビーム照射装置50の大部分は加工室70の外部に設置されており、光ビームLが、加工室70の天面に設けられたレンズ55を通して加工室70の内部へと導入される。加工室70の壁面には吸排気口72を介して配管74及びバルブ73が接続されている。その結果、加工室70に圧力空気を送り込んだり、排気吸引したりすることができ、加工室70内にて所望のガス雰囲気を形成できる。
[第1実施形態]
以下では、本発明の製造方法に係る第1実施形態を図4及び図5を参照して説明する。第1実施形態では、製造装置1を用いることによって、水平方向に延在する円筒形状(即ち断面円形状)の孔を有する三次元形状造形物Mを製造する。特に、粉末材料として平均粒径が互いに異なる粉末材料P1およびP2を用い、個々の粉末材料の平均粒径に応じた厚みでもって粉末材料層を形成し、それによって、三次元形状造形物Mを製造する。
まず、本発明に用いられる粉末材料について説明する。粉末材料は、前述または後述する“平均粒径”および/または“組成”の点を除いて、一般的な光造形法に用いることができる金属粉末であれば特に制限はない。好ましくは、粉末材料は鉄系粉末および非鉄系粉末から成る混合粉末であり、より好ましくは「鉄系粉末」、「ニッケルまたはニッケル系合金の粉末」、「銅または銅系合金の粉末」および「黒鉛粉末」から成る混合粉末である。例えば、粉末材料は、クロムモリブデン鋼(SCM440)、ニッケル(Ni)、銅マンガン合金(CuMnNi)及び黒鉛(C)の混合粉末である(一例を挙げると、「約70重量%のSCM440」−「約20重量%のNi」−「約9重量%のCuMnNi」− 「約0.3重量%のC」から成る金属粉末材料である)。第1実施形態では、第1粉末材料P1として各種成分の粉末の平均粒径が好ましくは7〜20μm程度(例えば約10μm)の粉末材料を用いる一方、第2粉末材料P2として第1粉末材料P1と組成が同じであるが構成成分の粉末の平均粒径が好ましくは2〜6μm程度(例えば約5μm)の粉末材料を用いる。ここで、本明細書にいう「平均粒径」とは、市販の粒度分布測定装置(沈降法やレーザ回折・散乱法)で測定された粉末粒子径の平均値(メディアン径)をさす。
第1実施形態では、まず、三次元形状造形物Mの孔中心よりも下方の部分を形成し、その後、三次元形状造形物Mの孔中心よりも上方の部分を形成する。
図4(a)〜(e)は、三次元形状造形物Mの孔中心よりも下方の部分を形成する工程を示した図である。まず、粉末材料を供給して粉末材料層を形成する。具体的には、まず、第1供給部20の底面部22を少し上昇させることで第1粉末材料P1の一部を第1供給部20の上面レベルよりも少し上方に位置させる。その一方で、造形部10の底面部11を下降させることにより、造形台12の上面レベルを造形部10の上面レベルよりも下方に位置させる。この際、造形台12の上面レベルと移送ブレード40の下部(下方エッジ)との間隔がΔt1となるように底面部11の下降距離を設定する。このΔt1が「粉末材料層」および「焼結層」の厚みに相当する。本実施形態では、Δt1が15〜40μm程度であることが好ましく、例えば約20μmである。次いで、図4(a)に示すように、第1供給部20の上面レベルよりも上方に位置する粉末材料P1を移送ブレード40で押し動かして造形台12へと供給し、造形台22の上に所定の厚さΔt1の粉末材料層を形成する(以上の工程を「第1粉末材料層形成工程」と称す)。この後、形成された粉末材料層の所定箇所に光ビームを照射することによって、かかる所定箇所の粉末材料を焼結に付して焼結層を形成する(なお、後述するが、既に形成された焼結層上に粉末材料層が設けられる場合では、照射された箇所が下方の焼結層と一体化して新たな焼結層を形成することになる)。具体的には図4(b)に示すように、粉末材料層の所定箇所に光ビームLを照射し、当該照射箇所の粉末材料を溶融させて焼結させ、焼結層m1を形成する(かかる工程を「第1焼結層形成工程」と称す)。
次に、図4(c)に示すように、上述した第1粉末材料層形成工程と同様にして、焼結層m1上に所定の厚さΔt1の粉末材料層を第1粉末材料で形成する。次いで、図4(d)に示すように、上述した第1焼結層形成工程と同様にして、粉末材料層の所定箇所に光ビームLを照射し、当該照射箇所の粉末を溶融させて焼結させ、新たな焼結層m1を形成する。この際、新たな焼結層m1とその下層の焼結層m1とは融着一体化して三次元形状造形物Mの一部を構成する。
以後、第1粉末材料P1を用いて第1粉末材料層形成工程及び第1焼結層形成工程を必要な回数繰り返すことによって、三次元形状造形物Mの下方部分を完成させる。
下方部分の完成に引き続いて三次元形状造形物Mの上方部分を形成する。図5(a)〜(d)は、三次元形状造形物Mの孔中心よりも上方の部分を製造する工程を示した図である。上方部分の形成では、下方部分の形成に用いられた粉末材料(第1粉末材料P1)とは異なる種類の粉末材料(第2粉末材料P2)が用いられるが、それに先立って、第1粉末材料P1の未焼結分の回収を行う。具体的には、図5(a)に示すように、新たな粉末材料層を形成する前に、第1粉末材料P1で形成された製造途中の三次元形状造形物Mの周囲に存在する未焼結の第1粉末部材P1を粉末除去ノズル60で吸引・回収する(これが「粉末材料回収工程」である)。
次に、図5(b)に示すように、第1粉末材料P1で形成された焼結層m1上に第2粉末材料P2を供給する。具体的には、第2供給部30から供給される第2材料粉末P2を用いて厚さΔt2の粉末材料層を形成する(これを「第2粉末材料層形成工程」と称される)。なお、第2粉末材料から成る粉末材料層の厚さΔt2は、第1粉末材料P1から成る粉末材料層の厚さΔt1よりも小さく設定することができる(即ち、Δt2<Δt1)。特に、本実施形態では、Δt2が5〜20μm程度であることが好ましく、例えば約10μmである。次いで、図5(c)に示すように、粉末材料層の所定箇所に光ビームLを照射し、当該照射箇所の粉末材料を溶融させて焼結させ、それによって、下層の焼結層m1(又はm2)と一体化した焼結層m2を形成する(これを「第2焼結層形成工程」と称す)。
ここで、上方部分の形成時における焼結工程(即ち、第2焼結層形成工程)では、焼結層m2の端部が直下の焼結層m1(又はm2)の端部から水平方向に突出していることに留意されたい(図6(a)および(b)参照)。この点が下方部分形成時の焼結工程と異なるところである。
第2粉末材料P2を用いた第2粉末材料層形成工程及び第2焼結層形成工程を必要な回数繰り返すと、三次元形状造形物Mの上方部分が完成する。以上により、三次元形状造形物Mが全体的に完成することになる。
第1実施形態では、2種類の粉末材料(第1粉末材料P1及び第2粉末材料P2)を用いて三次元形状造形物Mを製造している。そして、使用する粉末材料の種類を切り替える場合には、粉末除去ノズル60で未焼結の粉末材料(P1)を吸引・回収している。つまり、先行して使用していた粉末材料(第1粉末材料P1)とは異なる種類の粉末材料(第2粉末材料P2)を使用する際、先行して使用していた粉末材料(第1粉末材料P1)の未焼結分を予め回収している。それゆえ、造形部において未焼結の異なる種類の粉末材料同士が混ざり合うことを防止できるだけでなく、回収時にて異なる種類の粉末材料同士が混ざり合うことがない。その結果、回収された粉末材料P1,P2は三次元形状造形物Mの製造に望ましく再利用できる。
また、本実施形態では、使用する粉末材料P1,P2の平均粒径に応じた厚さで粉末材料層を形成している。すなわち、「平均粒径が大きい第1粉末材料P1から成る粉末材料層の厚さΔt1」よりも「平均粒径が小さい第2粉末材料P2から成る粉末材料層の厚さΔt2」を小さく設定している。これにより、精度の要求される部分などについては、平均粒径がより小さい第2粉末材料P2を用いて製造精度を向上させることができる。その一方で、あまり精度を要求されない部分については、平均粒径がより大きい第1粉末材料P1で比較的厚い粉末材料層を形成する。そして、この粉末材料層を焼結して比較的厚い焼結層m1を形成することで効率良く造形できる。なお、焼結層m1,m2を形成するにあたっては、粉末材料層の厚さに応じて照射する光ビームのエネルギー密度を変更することが望ましい。
第1実施形態の特徴について更に詳しく説明する。第1実施形態では、三次元形状造形物Mの上方部分を、平均粒径がより小さい第2粉末材料P2で形成している。これにより、水平方向に延びる断面円形状の孔を有する三次元形状造形物Mを精度良く製造できる結果となっている。これについて詳述すると次のようになる。孔の中心よりも下方部分を構成する焼結層m1を形成する工程においては、光ビームが照射されて溶融状態となった粉末材料が直下の焼結層m1に密着・接合されて一体となることで上層に新たな焼結層m1が形成される。ところが、孔の中心よりも上方部分を構成する焼結層m2においては、直下の焼結層m1(又はm2)の端部から水平方向に突出した部位が存在しており、その部位においては直下に密着・接合される下層の焼結層m1(又はm2)が存在しない。そのため、水平方向に突出した部位は、焼結後の冷却時にて収縮して上方へとめくれ上がってしまう傾向を有している。この傾向は水平方向の突出量が大きくなるほど顕著となる。これに対処するために、本実施形態では、三次元形状造形物Mの上方部分を形成する工程(すなわち、直下の焼結層m2又はm1の端部から水平方向に突出した部位を有する焼結層m2を形成する工程)において第1粉末材料P1よりも平均粒径が小さい第2粉末材料P2を用い、粉末材料層の厚さΔt2をΔt1に比べて小さく設定している。その結果、積層厚さがΔt1である場合の突出量bと比較して、粉末材料の積層厚さがΔt2である場合の水平方向への突出量aを小さくすることが可能となる(図7(a)及び(b)参照。ちなみに、層厚さが1/2になればその突出長さは一般的に約1/2となる)。換言すれば、本実施形態では、直下の焼結層m1(又はm2)の端部から水平方向に突出した部位がめくれ上がることを抑止できるので、その直下に下層の焼結層m2(又はm1)が存在しないような部位についても精度よく三次元形状造形物を製造できる。
尚、本実施形態では、第1粉末材料P1が収容されている第1供給部20が造形部10に隣接して設けられており、第2粉末材料P2が収容されている第2供給部30は造形部の上方に設けられている。このため、造形部10の水平方向に隣接した位置に材料供給部を複数設置する必要がないので、製造装置を小型化できる。
[第2実施形態]
次に、図8を用いて本発明の製造方法に係る第2実施形態を説明する(第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する)。第1実施形態では組成は同じで平均粒径の異なる2種類の粉末材料を使用したが、第2実施形態では組成の異なる2種類の粉末材料(より具体的には融点の異なる2種類の粉末材料)を使用する。また、第1実施形態では同じ高さレベル(積層方向の同一平面内)の焼結層は1種類の粉末材料で形成したが、本実施形態では同じ高さに位置する焼結層を2種類の粉末材料で形成する。換言すれば、相互に隣り合うように面一状態となった2つの焼結層をそれぞれ別個の粉末材料で形成する。
図8(a)〜(d)には、同じ高さレベルの焼結層m1,m2を2種類の粉末材料P1,P2から形成する工程が示されている。まず、図8(a)に示すように、第1粉末材料P1で所定厚さΔt(好ましくは5〜40μm程度、例えば約20μmの厚さ)の焼結層m1を形成する。なお、2種類の粉末材料P1,P2は融点が異なっており、同じ高さレベルに形成する焼結層m1,m2のうち、まず融点が高い方の粉末材料P1を用いて焼結層m1を形成する。
例えば、粉末材料P1の融点は粉末材料P2の融点よりも好ましくは100〜500℃程度高くなっており、より好ましくは200〜400℃程度高くなっている。一例を挙げると、粉末材料P1は、鉄系粉末をベースとした混合粉末であり、その融点は、1400℃程度であるのに対して、粉末材料P2は、銅系粉末をベースとした混合粉末であり、その融点は、1100℃程度となっている。
本明細書にいう「融点」について詳述する。本明細書で用いている「融点」は、粉末材料の融点であるが、実質的には「粉末材料から形成された焼結層の融点」を意味している。「粉末材料P1の融点が粉末材料P2の融点よりも高い」という態様についていうと、粉末材料P1から既に形成された焼結層の融点が、その後に粉末材料P2から形成される焼結層の融点よりも高くなっていることを実質的に意味している。
引き続いて、図8(b)に示すように、前工程で形成された焼結物の周囲に存在する未焼結の第1粉末部材P1を粉末除去ノズル60で吸引・回収し、三次元形状造形物Mの周囲から第1粉末材料P1を除去する。
次に、図8(c)に示すように、造形部10の底面部11を下降させることなく、第1粉末材料P1で形成された焼結層m1と同じ高さレベルにて第2粉末材料P2を用いて所定厚さΔtの粉末材料層を形成する。
次いで、図8(d)に示すように、第2粉末材料P2の粉末材料層の所定箇所に光ビームLを照射し当該照射箇所の粉末を溶融させ焼結させることで、第1粉末材料P1で形成された焼結層m1と同じ高さレベルにおける別の部位に焼結層m2を形成する。つまり、焼結層m1と実質的に面一となるように焼結層m2を相互に隣り合うように形成する。
焼結層m1と実質的に面一となるように焼結層m2を形成した後、かかる焼結層m1,m2の上に新たな層を同様に形成して積層させる。つまり、造形部10の底面部11を下降させ、焼結層m1,m2上に新たな粉末材料層を形成した後、この粉末材料層に対して光ビームをそれぞれ照射して新たな焼結層m1,m2を形成する。このような操作を複数回繰り返すことによって三次元形状造形物を完成させる。尚、使用する粉末材料を変更して使用する前には、粉末除去ノズル60を用いて未焼結の粉末材料の吸引・回収を実施する。
本実施形態においては、同じ高さに位置する2つの焼結層を2種類の異なる粉末材料P1,P2から形成している。これにより、三次元形状造形物Mの部位に応じて粉末材料を使い分けることが可能となるので、高精度の三次元形状造形物Mを製造できる。しかも本実施形態では、使用する粉末材料を変更するに先立って、未焼結の粉末材料を回収し、三次元形状造形物Mの周囲に存在する未焼結の粉末材料を除去している。このため、異なる粉末材料の焼結層を同じ高さに形成する場合においても、異なる粉末材料である第1粉末材料P1と第2粉末材料P2とが互いに混ざり合うことが抑止され、回収された粉末材料を再利用して三次元形状造形物Mの製造を行うことができる。
本実施形態では、2種類の粉末材料(P1およびP2)のうち融点の高い第1粉末材料P1を用いた焼結層m1を先に形成している。そのため、その後の工程で同じ高さに第2粉末材料P2で形成した粉末材料層に光ビームLを照射する際に融点の低い第2粉末材料P2のみを溶融させることが可能となり、同じ高さに複数種類の粉末材料で焼結層を形成する場合の精度が向上し得る。換言すれば、既に形成された焼結層m1を溶融させずに、かかる焼結層m1と面一状態の焼結層m2を隣り合うように形成することができる。
尚、本実施形態では、2種類の粉末材料から同じ高さレベルに2種類の焼結層を形成しているものの、必ずしもこれに限定されず、同様の原理を利用して3種類以上の粉末材料から同じ高さレベルに3種類以上の焼結層を形成することができる。この場合、上述と同様の理由により、先行して用いられる粉末材料の融点が、その後に用いられる粉末材料の融点よりも高くなっていることが好ましいことに留意されたい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る三次元形状造形物の製造方法について、図9を参照して説明する(第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する)。
本実施形態では、焼結層の形成を複数回行った後、造形物の表面に対して切削加工を施す。この切削加工は、切削機構(スピンドル)に取り付けられた切削工具(例えば、ボールエンドミル)により行う。切削機構は、第1実施形態における粉末除去ノズル60と同様の機構により造形部10の上方でXY両方向に自由に移動するとともに、更に造形部10に対する遠近方法(Z方向)にも移動することができるように構成されている。
本実施形態では、ボールエンドミル61の有効刃長以下の所定高さまで焼結層の形成を行った後に、図9に示すように形成された三次元形状造形物の表面部の切削除去を行う。好ましくは、ボールエンドミル61として直径Φ0.6mm、有効刃長1.0mmのものを用いる。また、積層厚さΔtが0.020mm(20μm)の焼結層を25層積層するごと、すなわち0.5mm(=0.02×25)の造形完了ごとに切削加工を行うことが好ましい。
本実施形態では、焼結層m1,m2を積層して形成された三次元形状造形物Mの表面を切削加工しているので、三次元形状造形物Mの表面を滑らかにすることができ、三次元形状造形物Mの造形精度の向上を図ることができる。特に、本実施形態では、上方を向いた加工面の切削加工を行うことができるので、例えば、下方部分における孔の内表面に切削加工を施すことができる。これにより、下層の焼結層の端部から水平方向に突出した部位を有しない焼結層を形成するに際して、焼結層の厚さを比較的大きく設定して造形速度を上げる一方で、焼結層の厚さを大きくしたことによる造形物の表面精度の低下を切削加工で保障できる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の改変がなされることを当業者は容易に理解されよう。例えば、上述の実施態様では、主として2種類の粉末材料P1,P2を用いて三次元形状造形物Mを製造したが、2種類ではなく更に多くの種類の粉末材料を同様に用いてもよい。
また、粉末材料は上述の金属粉末材料に限られず、他のものを用いることも可能である。例えば、無機材料や有機材料を使用して三次元形状造形物Mを製造することも可能である。また、粉末材料の粒径も上述のものに限定されるものではない。粉末材料の粒径に関しては、1μm以上かつ100μm以下程度のものを用いれば滑らかな表面を有する三次元形状造形物Mを得ることができ、その観点からは特に1μm以上かつ20μm以下程度のものを用いてもよい。また、使用する粉末材料の粒径や要求される精度に応じて、粉末材料層の厚みは適宜変更してよい。
更に、上述の実施形態では、第1供給部20を造形部10に隣接して設け、第2供給部30を造形部10の上方に設けた。しかしながら、両供給部20,30の配設位置については、粉末材料を造形部10に供給できるのであれば特に制限はなく、例えば、両供給部20および30を造形部10に隣接させて設けてもよいし、あるいは、両供給部20および30を造形部10の上方に設けてもよい。
本発明の三次元形状造形物の製造方法を実施することによって、プラスチック射出成形用金型、プレス金型、ダイカスト金型、鋳造金型、鍛造金型などの三次元形状造形物を製造することができる。
本発明の製造方法に用いる三次元形状造形物製造装置の概略を示す斜視図。 本発明の製造方法に用いる三次元形状製造物製造装置の要部を模式的に示す縦断面図。 本発明の製造方法に用いる三次元形状造形物製造装置の要部を模式的に示す斜視図。 第1実施形態に係る三次元形状造形物(三次元形状造形物Mの下方部分)の製造工程を模式的に示す縦断面図。 第1実施形態に係る三次元形状造形物(三次元形状造形物Mの上方部分)の製造工程を模式的に示す縦断面図。 突出焼結層の態様を模式的に示した断面図。 突出焼結層の厚さを変更した場合の突出量の変化を示す図(図7(a)は焼結層の厚さが小さい場合を示す図であり、図7(b)は焼結層の厚さが大きい場合を示す図である)。 第2実施形態に係る三次元形状造形物の製造工程を模式的に示す縦断面図。 第3実施形態に係る三次元形状造形物の製造工程の一部を模式的に示す縦断面図。
符号の説明
1 三次元形状造形物製造装置
10 造形部
11 底面部
12 造形台
20 第1供給部
22 底面部
30 第2供給部
40 移送ブレード
42 往復動装置
50 光ビーム照射装置
52 照射器
53 可動鏡
54 可動鏡
55 レンズ
60 粉末除去ノズル
61 ボールエンドミル
62 支持バー
64 案内駆動部
70 加工室
72 吸排気口
73 バルブ
74 配管
m1,m2 焼結層
M 三次元形状造形物
P1 第1粉末材料
P2 第2粉末材料

Claims (6)

  1. 粉末材料を供給して粉末材料層を形成する粉末材料層形成工程、
    前記粉末材料層の所定箇所に光ビームを照射することによって前記所定箇所の粉末材料を焼結して焼結層を形成する焼結層形成工程、および
    前記焼結層形成工程で光ビームが照射されなかった未焼結の粉末材料を回収する粉末材料回収工程
    を含んで成り、前記粉末材料層形成工程および前記焼結層形成工程を繰り返すことで前記焼結層が積層された三次元形状造形物を製造する方法であって、
    前記粉末材料層形成工程においては、先行して使用された粉末材料と組成または平均粒径の少なくとも一方の点で異なる種類の粉末材料を選択して前記粉末材料層を形成することを含み、
    前記先行して使用された粉末材料と前記異なる種類の粉末材料を用いて前記粉末材料層を形成するに際しては、前記粉末材料層形成工程の前に前記粉末材料回収工程を行い、前記先行して使用された粉末材料の未焼結分を回収することを特徴とする製造方法。
  2. 前記粉末材料として、平均粒径が互いに異なる複数種類の粉末材料を用い、
    個々の粉末材料の平均粒径に応じた厚みでもって前記粉末材料層を形成することを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記焼結層形成工程において、直下に位置することになる焼結層の端部から水平方向に突出する部分を有する突出焼結層と、直下に位置することになる焼結層の端部から水平方向に突出する部分を有しない非突出焼結層とを形成し、
    前記突出焼結層の形成に際しては、前記非突出焼結層の形成に用いる粉末材料と比べて平均粒径の小さい粉末材料を用いると共に、前記非突出焼結層を形成する場合と比べて小さい厚みでもって粉末材料層を形成することを特徴とする、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記粉末材料回収工程の後に前記粉末材料層形成工程を行うに際して、先行して形成された最上層の焼結層の上に、先行して用いられた粉末材料とは異なる種類の粉末材料を用いて粉末材料層を形成することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記粉末材料回収工程の後に前記粉末材料層形成工程を行うに際して、先行して形成された最上層の焼結層と面一となるように、先行して用いられた粉末材料と異なる種類の粉末材料を用いて粉末材料層を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の製造方法。
  6. 前記粉末材料回収工程の後に前記粉末材料層形成工程を行うに際して、先行して形成された焼結層と面一となるように、先行して用いられた粉末材料とは異なる種類の粉末材料を複数用いて複数の粉末材料層を形成し、先行して用いられる粉末材料の融点が、その後に用いられる粉末材料の融点よりも高くなっていることを特徴とする、請求項5に記載の製造方法。
JP2008134044A 2007-05-23 2008-05-22 三次元形状造形物の製造方法 Active JP5230264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008134044A JP5230264B2 (ja) 2007-05-23 2008-05-22 三次元形状造形物の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007137047 2007-05-23
JP2007137047 2007-05-23
JP2008134044A JP5230264B2 (ja) 2007-05-23 2008-05-22 三次元形状造形物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009001900A JP2009001900A (ja) 2009-01-08
JP5230264B2 true JP5230264B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=40074951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008134044A Active JP5230264B2 (ja) 2007-05-23 2008-05-22 三次元形状造形物の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5230264B2 (ja)
WO (1) WO2008146698A1 (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5584019B2 (ja) 2010-06-09 2014-09-03 パナソニック株式会社 三次元形状造形物の製造方法およびそれから得られる三次元形状造形物
JP5653657B2 (ja) 2010-06-09 2015-01-14 パナソニック株式会社 三次元形状造形物の製造方法、得られる三次元形状造形物および成形品の製造方法
GB2485848B (en) 2010-11-29 2018-07-11 Halliburton Energy Services Inc Improvements in heat flow control for molding downhole equipment
GB2490087B (en) 2010-11-29 2016-04-27 Halliburton Energy Services Inc Forming objects by infiltrating a printed matrix
WO2012085914A1 (en) 2010-12-21 2012-06-28 Objet Ltd. Method and system for reuse of materials in additive manufacturing systems
JP5588925B2 (ja) * 2011-05-23 2014-09-10 パナソニック株式会社 三次元形状造形物の製造方法
US8919177B2 (en) * 2013-03-13 2014-12-30 Tyco Electronics Corporation Movable die component for a press device
CN105142827B (zh) * 2013-04-19 2018-11-09 联合工艺公司 用于增材制造的构建板和装置
JP6916749B2 (ja) * 2013-10-24 2021-08-11 株式会社リコー 三次元構造物の造形方法、三次元構造物の造形装置
WO2015109091A1 (en) 2014-01-17 2015-07-23 United Technologies Corporation Particle separator for an additive manufacturing system and method of operation
JP2015175013A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 日本電子株式会社 3次元積層造形装置及び3次元積層造形方法
JP5908516B2 (ja) 2014-03-18 2016-04-26 株式会社東芝 積層造形装置用のノズルおよび積層造形装置
JP5931947B2 (ja) 2014-03-18 2016-06-08 株式会社東芝 ノズルおよび積層造形装置
GB201404854D0 (en) 2014-03-18 2014-04-30 Renishaw Plc Selective solidification apparatus and method
JP2015182419A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 日本電子株式会社 三次元積層造形装置及び三次元積層造形方法
JP6254036B2 (ja) 2014-03-31 2017-12-27 三菱重工業株式会社 三次元積層装置及び三次元積層方法
JP6359316B2 (ja) 2014-03-31 2018-07-18 三菱重工業株式会社 三次元積層装置及び三次元積層方法
US9399256B2 (en) 2014-06-20 2016-07-26 Velo3D, Inc. Apparatuses, systems and methods for three-dimensional printing
CN104550953B (zh) * 2014-12-17 2016-10-05 华南理工大学 一种双缸式桌面型激光选区熔化成型设备及方法
CN104630767B (zh) * 2015-01-13 2017-06-13 中冶南方工程技术有限公司 局部粉床选区熔化的金属零件修复装置以及修复方法
WO2016185966A1 (ja) * 2015-05-15 2016-11-24 コニカミノルタ株式会社 粉末材料、立体造形物の製造方法および立体造形装置
CN104923788A (zh) * 2015-06-24 2015-09-23 广东信达雅三维科技有限公司 一种单缸式桌面型激光选区熔化成型设备及控制方法
US10065270B2 (en) 2015-11-06 2018-09-04 Velo3D, Inc. Three-dimensional printing in real time
US10286603B2 (en) 2015-12-10 2019-05-14 Velo3D, Inc. Skillful three-dimensional printing
JP6994295B2 (ja) * 2015-12-17 2022-01-14 セイコーエプソン株式会社 三次元造形物の製造方法および三次元造形物製造装置
WO2017143077A1 (en) 2016-02-18 2017-08-24 Velo3D, Inc. Accurate three-dimensional printing
US11691343B2 (en) 2016-06-29 2023-07-04 Velo3D, Inc. Three-dimensional printing and three-dimensional printers
EP3263316B1 (en) 2016-06-29 2019-02-13 VELO3D, Inc. Three-dimensional printing and three-dimensional printers
KR101824082B1 (ko) 2016-07-11 2018-01-31 서울과학기술대학교 산학협력단 레이저 분리형 3d 프린터 챔버 구조
CN106041081B (zh) * 2016-07-25 2019-03-29 南京前知智能科技有限公司 一种牙科专用的选择性融化slm设备
ES2881458T3 (es) * 2016-09-02 2021-11-29 Tech Res Association Future Additive Manufacturing Dispositivo de moldeo laminado tridimensional, procedimiento de control del dispositivo de moldeo laminado tridimensional y programa de control del dispositivo de moldeo laminado tridimensional
US20180093418A1 (en) 2016-09-30 2018-04-05 Velo3D, Inc. Three-dimensional objects and their formation
US20180126462A1 (en) 2016-11-07 2018-05-10 Velo3D, Inc. Gas flow in three-dimensional printing
CN106513680B (zh) * 2016-12-22 2018-04-13 华南理工大学 一种双激光四工位转盘式激光选区熔化成型装置与方法
CN106493368B (zh) * 2016-12-22 2018-02-27 华南理工大学 一种激光选区熔化高效成型装置与方法
US20180186080A1 (en) 2017-01-05 2018-07-05 Velo3D, Inc. Optics in three-dimensional printing
JP6760860B2 (ja) * 2017-01-25 2020-09-23 三菱重工業株式会社 積層造形装置および積層造形方法
US10773310B2 (en) * 2017-01-31 2020-09-15 General Electric Company Additive manufacturing system, article, and method of manufacturing an article
US20180250744A1 (en) 2017-03-02 2018-09-06 Velo3D, Inc. Three-dimensional printing of three-dimensional objects
US20180281284A1 (en) 2017-03-28 2018-10-04 Velo3D, Inc. Material manipulation in three-dimensional printing
JP6907657B2 (ja) * 2017-03-31 2021-07-21 セイコーエプソン株式会社 三次元造形物の製造方法
US20180311769A1 (en) * 2017-04-28 2018-11-01 Divergent Technologies, Inc. Multi-materials and print parameters for additive manufacturing
JP6890057B2 (ja) * 2017-07-13 2021-06-18 株式会社アドバンテスト 製造装置、製造方法、およびプログラム
DE112017007840T5 (de) 2017-08-08 2020-04-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Dreidimensional-additive fertigungsvorrichtung, dreidimensional-additives fertigungsverfahren und dreidimensional-additiv hergestelltes produkt
US11185925B2 (en) 2017-08-08 2021-11-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Process abnormality detection system for three-dimensional additive manufacturing device, three-dimensional additive manufacturing device, process abnormality detection method for three-dimensional additive manufacturing device, method for manufacturing three-dimensional additive manufactured product, and three-dimensional additive manufactured product
US11590578B2 (en) 2017-08-08 2023-02-28 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Internal defect detection system, three-dimensional additive manufacturing device, internal defect detection method, method of manufacturing three-dimensional additive manufactured product, and three-dimensional
CN107486558A (zh) * 2017-09-20 2017-12-19 王钦辉 一种金属3d打印机多级粉尘收集装置
JP6827553B2 (ja) * 2017-09-28 2021-02-10 大陽日酸株式会社 金属造形物の製造装置、金属造形物の製造方法、及び金属粉末回収方法
CN107999749A (zh) * 2017-11-10 2018-05-08 广西大学 一种金属3d打印机送粉机构
US11084099B2 (en) * 2017-12-21 2021-08-10 Delavan Inc. Discrete lot powder management for additive manufacturing
US10272525B1 (en) 2017-12-27 2019-04-30 Velo3D, Inc. Three-dimensional printing systems and methods of their use
CN107876772B (zh) * 2017-12-27 2023-11-03 科大天工智能装备技术(天津)有限公司 一种增材制造激光成型设备的双材料铺粉装置
US10144176B1 (en) 2018-01-15 2018-12-04 Velo3D, Inc. Three-dimensional printing systems and methods of their use
JP2019173103A (ja) 2018-03-28 2019-10-10 三菱重工業株式会社 三次元積層造形装置
JP7130516B2 (ja) * 2018-09-27 2022-09-05 三菱重工業株式会社 積層造形方法及び積層造形装置
EP3741479A1 (de) * 2019-05-22 2020-11-25 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und verfahren zur additiven fertigung von bauteilen
DE102019116503A1 (de) * 2019-06-18 2020-12-24 SLM Solutions Group AG Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Multimaterialwerkstücks
CN110181053B (zh) * 2019-07-01 2022-02-01 广州大学 一种用于slm型金属3d打印机的送粉铺粉装置
CA3148849A1 (en) 2019-07-26 2021-02-04 Velo3D, Inc. Quality assurance in formation of three-dimensional objects
KR102222882B1 (ko) * 2020-03-20 2021-03-03 수원대학교산학협력단 복합 분말 조성물, 이를 이용한 성형체 및 이의 제조방법
WO2022036301A1 (en) 2020-08-14 2022-02-17 3D Systems, Inc. Three-dimensional printing system that minimizes use of metal powder
US20240307965A1 (en) * 2023-03-15 2024-09-19 Raytheon Technologies Corporation Mitigating down skin effects in additive manufacturing

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205339A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Minolta Co Ltd 粉末材料除去装置
JP2002307562A (ja) * 2001-02-07 2002-10-23 Minolta Co Ltd 三次元造形装置、および三次元造形方法
JP3770206B2 (ja) * 2002-05-28 2006-04-26 松下電工株式会社 三次元形状造形物の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009001900A (ja) 2009-01-08
WO2008146698A1 (ja) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5230264B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
KR101521481B1 (ko) 3차원 형상 조형물의 제조 방법 및 이로부터 얻어지는 3차원 형상 조형물
WO2012160811A1 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
KR102126243B1 (ko) 3차원 형상 조형물의 제조 방법 및 그 제조 장치
KR101606426B1 (ko) 3차원 형상 조형물의 제조 방법
JP5539347B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法およびそれから得られる三次元形状造形物
JP4925048B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP4882868B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP5555222B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法およびそれから得られる三次元形状造形物
JP5119123B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
CN107848212B (zh) 三维形状造型物的制造方法
US20140010908A1 (en) Method for manufacturing three-dimensional shaped object and three-dimensional shaped object
KR102145781B1 (ko) 3차원 형상 조형물의 제조 방법
JP2008156701A (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP2015217562A (ja) 三次元形状の積層造形物の製造装置
EP3508290A1 (en) Method for manufacturing three-dimensional molding
JP4915660B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP2011026668A (ja) 三次元形状造形物の製造装置および製造方法
JP2008291317A (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP6807554B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法および三次元形状造形物
WO2018003798A1 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
WO2017130834A1 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP6785478B2 (ja) 金型およびその製造方法
JP2008240074A (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP2023183596A (ja) 金属積層造形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101118

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5230264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150