JP2011026668A - 三次元形状造形物の製造装置および製造方法 - Google Patents

三次元形状造形物の製造装置および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の三次元形状造形物を製造するのに好適な装置を提供すること。
【解決手段】(i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射して前記所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成し、(ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を形成し、前記新たな粉末層の所定箇所に光ビームを照射して更なる固化層を形成することを繰り返して行う三次元形状造形物の製造装置であって、粉末層および固化層が形成される積層形成ユニットとレーザ照射装置とを有して成り、積層形成ユニットがレーザ照射装置に対して着脱可能となっていることを特徴とする三次元形状造形物の製造装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、三次元形状造形物の製造装置および製造方法に関する。より詳細には、本発明は、粉末層の所定箇所に光ビームを照射して固化層を形成することを繰り返し実施することによって複数の固化層が積層一体化した三次元形状造形物を製造するための製造装置および製造方法に関する。
従来より、材料粉末に光ビームを照射して三次元形状造形物を製造する方法(一般的には「粉末焼結積層法」と称される)が知られている。かかる方法では、「(i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射することよって、かかる所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成し、(ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を敷いて同様に光ビームを照射して更に固化層を形成する」といったことを繰り返して三次元形状造形物を製造している(特許文献1または特許文献2参照)。材料粉末として金属粉末やセラミック粉末などの無機質の材料粉末を用いた場合では、得られた三次元形状造形物を金型として用いることができ、樹脂粉末やプラスチック粉末などの有機質の材料粉末を用いた場合では、得られた三次元形状造形物をモデルとして用いることができる。このような製造技術によれば、複雑な三次元形状造形物を短時間で製造することが可能である。
粉末焼結積層法では、酸化防止等の観点から不活性雰囲気下に保たれたチャンバー内で三次元形状造形物が製造される場合が多い。材料粉末として金属粉末を用い、得られる三次元形状造形物を金型として用いる場合を例にとると、図3に示すように、まず、所定の厚みt1の粉末層22を造形プレート21上に形成した後(図3(a)参照)、光ビームを粉末層22の所定箇所に照射して、造形プレート21上において固化層24を形成する。そして、形成された固化層24の上に新たな粉末層22を敷いて再度光ビームを照射して新たな固化層を形成する。このように固化層を繰り返し形成すると、複数の固化層24が積層一体化した三次元形状造形物を得ることができる(図3(b)参照)。
特表平1−502890号公報 特開2000−73108号公報
粉末焼結積層法を実施する装置として、本願発明者らは、図4および5に示すような装置1を既に考案している。かかる装置1は、“光造形”と“仕上げ加工”とを1つの装置内で行うことができるものであり、“光造形複合加工装置”と称される。つまり、光造形複合加工装置1では、「三次元形状造形物が製造される光造形部」と光ビーム照射手段3と切削手段4とが一体的に設けられている。
かかる光造形複合加工装置1は、光造形と切削加工とを一台の装置で実施するため、“ワンプロセス”により所望の三次元形状造形物を得ることができる。しかしながら、光造形複合加工装置1は、金属光造形機と切削仕上加工機とが実質的に一体化していることに起因して、三次元形状造形物の造形および切削加工が一通り終了しないことには、次の三次元形状造形物の製造に取りかかれない。つまり、複数の三次元形状造形物を製造する場合では、並列的な作業ないしは造形プレート21を取り付けたり完成した造形物を取り外したりといった外段取りを行うことができない。
本発明は、かかる事情に鑑みて為されたものである。即ち、本発明の課題は、複数の三次元形状造形物の製造に好適な装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明では、
(i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射して前記所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成し、(ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を形成し、前記新たな粉末層の所定箇所に光ビームを照射して更なる固化層を形成することを繰り返して行う三次元形状造形物の製造装置であって、
粉末層および固化層が形成される積層形成ユニット、ならびに
レーザ照射装置
を有して成り、積層形成ユニットがレーザ照射装置に対して着脱可能となっていることを特徴とする三次元形状造形物の製造装置が提供される。
本発明の製造装置は、光造形装置の“光造形が行われる部分”をユニット化して取り外し可能にしていることを特徴の1つにしている。具体的には、図1および図2に示すように、「粉末層および固化層が形成される積層形成ユニット100」がレーザ照射装置200に対して着脱可能となっている。
本明細書において積層形成ユニットにいう「ユニット」とは、“レーザ照射装置”および後述する“仕上げ加工機”に対して共通的に使用できるように標準化された単位のことを実質的に意味している。従って、積層形成ユニットは、“レーザ照射装置”と“仕上げ加工機”との間で共通して取り付け・取り外しができることは当然のこと、複数のレーザ照射装置の間ないしは複数の仕上げ加工機の間でも共通して取り付け・取り外しができるようになっている。
ある好適な態様では、積層形成ユニットが、「粉末材料を保持するための保持枠」と「粉末層および固化層を積層させる台となる積層基台」とを有して成り、保持枠と積層基台とが相対的に可動な状態となるように保持枠の内部に積層基台が設けられている。かかる場合、積層形成ユニットの保持枠と積層基台との相対的な移動を助力する手段がレーザ照射装置に設けられていることが好ましい。ちなみに、積層基台の上には「三次元形状造形物の土台となる造形プレート」が配置されてよい。
別の好適な態様では、本発明の製造装置は仕上げ加工機を更に有して成り、積層形成ユニットが仕上げ加工機に対しても着脱可能となっている。この場合、仕上げ加工機とレーザ照射装置とが相互に一体的に構成されていてもよい。尚、レーザ照射装置に対する積層形成ユニットの着脱および/または仕上げ加工機に対する積層形成ユニットの着脱はパレットチェンジャーを用いて行うことが好ましく、それにより装置の自動化を実現できる。
積層形成ユニットに対して粉末層を形成するための手段は、レーザ照射装置に設けられていてよいし、あるいは、積層形成ユニット自体に設けられていてもよい。標準化された積層形成ユニットの構成をできるだけシンプルにする観点からは、レーザ照射装置に粉末層形成手段が設けられていることが好ましい。粉末層形成手段には“均し板”または“材料供給枠”が設けられている。均し板または材料供給枠は、レーザ照射装置に装着された状態の積層形成ユニットに対して、その上方をスライド移動できるように構成されている。尚、粉末層形成手段の材料供給枠には「固化層形成時にて保持枠の内部(積層部)を覆うことができる覆い部」が備えられていることが好ましい。
複数の造形物を並列的に製造する場合は特に、本発明の製造装置が積層形成ユニット、レーザ照射装置および仕上げ加工機をそれぞれ複数有して成ることが好ましい。また、積層形成ユニットの着脱を自動化するために、パレットチェンジャーが設けられることが好ましい。
本発明では、上述の装置を用いて行う造形物の製造方法も提供される。かかる本発明の製造方法は、
(i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射して前記所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成する工程、
(ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を形成し、前記新たな粉末層の所定箇所に光ビームを照射して更なる固化層を形成する工程、および
(iii)固化層に対して切削加工(≒仕上げ加工)を施す工程
を繰り返して行う三次元形状造形物の製造方法であって、
複数の三次元形状造形物を並列的に製造しており、ある三次元形状造形物の固化層形成と、それとは別の三次元形状造形物の切削加工とを並列的に行うことを特徴としている。かかる製造方法では、粉末層および固化層の形成を行う部分を積層形成ユニットとしてユニット化しており、粉末層および固化層の形成に際しては積層形成ユニットをレーザ照射装置に設置する一方、切削加工に際しては積層形成ユニットを仕上げ加工機へと設置する。
本発明では、積層形成ユニットがレーザ照射装置に対して着脱可能となっているので、複数の造形物を製造する際に並列的な作業を行うことができる。つまり、複数の造形物の製造に際して“光造形”と“仕上げ加工”とを実質的に同時に実施することが可能となり、装置を全体的としてフル稼働させることができる。また、別な表現を用いて説明すれば、ある造形物の製造中に“外段取り”が可能となり、複数の造形物の製造時間を全体として短縮することができる。
特に、本発明では、積層形成ユニットをレーザ照射装置および仕上げ加工機に対して着脱可能となっているので、それらの個々の要素をコンパクトにすることができ、装置の設置スペースに制約がある場合でも柔軟に対応できる。
本発明の製造装置の概念を模式的に表した断面図 本発明の製造装置の概念を模式的に表した斜視図 粉末焼結積層法の動作を模式的に示した断面図 光造形複合加工装置において粉末焼結積層法が行われる態様を模式的に示した斜視図 粉末焼結積層法が実施される光造形複合加工装置の構成を模式的に示した斜視図 光造形複合加工装置の動作のフローチャート 光造形複合加工プロセスを経時的に表した模式図 積層形成ユニットがレーザ照射装置および仕上げ加工機に対して着脱可能となった態様を模式的に示した断面図 パレットチェンジャーを用いる態様を模式的に示した断面図 仕上げ加工機とレーザ照射装置とが相互に一体的に構成された態様を模式的に示した断面図 覆い部がレーザ照射装置(積層部)に予め据え付けられている態様を模式的に示した断面図 複数の造形物を複数のレーザ照射装置と複数の仕上げ加工機と複数の積層形成ユニットを用いて製造する概念的に表した図 未焼結粉末の除去手段を設ける態様を模式的に示した断面図
以下では、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。特に言及しない限り、本発明の製造装置および製造方法は、以下の[粉末焼結積層法]で説明した技術的事項に基づくものである点に留意されたい。
[粉末焼結積層法]
まず、本発明の製造方法の前提となる粉末焼結積層法について説明する。説明の便宜上、“光造形”と“仕上げ加工”とが一体化した光造形複合加工装置を用いて粉末焼結積層法を詳述する。粉末焼結積層法に用いる粉末としては金属粉末および樹脂粉末を用いることができる。金属粉末は、鉄系粉末を主成分とした粉末であって、場合によってニッケル粉末、ニッケル系合金粉末、銅粉末、銅系合金粉末および黒鉛粉末などから成る群から選択される少なくとも1種類を更に含んで成る粉末であってよい(一例として、平均粒径20μm程度の鉄系粉末の配合量が60〜90重量%、ニッケル粉末及びニッケル系合金粉末の両方又はいずれか一方の配合量が5〜35重量%、銅粉末および/または銅系合金粉末の両方又はいずれか一方の配合量が5〜15重量%、ならびに、黒鉛粉末の配合量が0.2〜0.8重量%となった金属粉末を挙げることができる)。樹脂粉末は、例えば、平均粒径30μm〜100μm程度のナイロン、ポリプロピレン、ABS等の粉末であってよい。
図3,4および5には、粉末焼結積層法を実施できる光造形複合加工装置の機能および構成が示されている。光造形複合加工装置1は、「金属粉末および樹脂粉末などの粉末を所定の厚みで敷くことによって粉末層を形成する粉末層形成手段2」と「外周が壁27で囲まれた造形タンク29内において上下に昇降する造形テーブル20」と「造形テーブル20上に配され造形物の土台となる造形プレート21」と「光ビームLを任意の位置に照射する光ビーム照射手段3」と「造形物の周囲を削る切削手段4」とを主として備えている。粉末層形成手段2は、図3に示すように、「外周が壁26で囲まれた材料粉末タンク28内において上下に昇降する粉末テーブル25」と「造形プレート上に粉末層22を形成するための均し板23」とを主として有して成る。光ビーム照射手段3は、図4および図5に示すように、「光ビームLを発する光ビーム発振器30」と「光ビームLを粉末層22の上にスキャニング(走査)するガルバノミラー31(スキャン光学系)」とを主として有して成る。必要に応じて、光ビーム照射手段3には、光ビームスポットの形状を補正するビーム形状補正手段(例えば一対のシリンドリカルレンズと、かかるレンズを光ビームの軸線回りに回転させる回転駆動機構とを有して成る手段)やfθレンズなどが具備されている。切削手段4は、「造形物の周囲を削るミーリングヘッド40」と「ミーリングヘッド40を切削箇所へと移動させるXY駆動機構41(41a,41b)」とを主として有して成る(図4および図5参照)。
光造形複合加工装置1の動作を図3、図6および図7を参照して詳述する。図6は、光造形複合加工装置の一般的な動作フローを示しており、図7は、光造形複合加工プロセスを模式的に簡易に示している。
光造形複合加工装置の動作は、粉末層22を形成する粉末層形成ステップ(S1)と、粉末層22に光ビームLを照射して固化層24を形成する固化層形成ステップ(S2)と、造形物の表面を切削する切削ステップ(S3)とから主に構成されている。粉末層形成ステップ(S1)では、最初に造形テーブル20をΔt1下げる(S11)。次いで、粉末テーブル25をΔt1上げた後、図3(a)に示すように、均し板23を、矢印A方向に移動させ、粉末テーブル25に配されていた粉末を造形プレート21上へと移送させつつ(S12)、所定厚みΔt1に均して粉末層22を形成する(S13)。次に、固化層形成ステップ(S2)に移行し、光ビーム発振器30から光ビームL(例えば炭酸ガスレーザ(500W程度)、Nd:YAGレーザ(500W程度)、ファイバレーザ(500W程度)または紫外線など)を発し(S21)、光ビームLをガルバノミラー31によって粉末層22上の任意の位置にスキャニングし(S22)、粉末を溶融させ、固化させて造形プレート21と一体化した固化層24を形成する(S23)。
固化層24の厚みがミーリングヘッド40の工具長さ等から求めた所定厚みになるまで粉末層形成ステップ(S1)と固化層形成ステップ(S2)とを繰り返し、固化層24を積層する(図1(b)参照)。尚、新たに積層される固化層は、焼結又は溶融固化に際して、既に形成された下層を成す固化層と一体化することになる。
積層した固化層24の厚みが所定の厚みになると、切削ステップ(S3)へと移行する。図5および図7に示すような態様ではミーリングヘッド40を駆動させることによって切削ステップの実施を開始している(S31)。例えば、ミーリングヘッド40の工具(ボールエンドミル)が直径1mm、有効刃長さ3mmである場合、深さ3mmの切削加工ができるので、Δt1が0.05mmであれば、60層の固化層を形成した時点でミーリングヘッド40を駆動させる。XY駆動機構41(41a,41b)によってミーリングヘッド40を矢印X及び矢印Y方向に移動させ、積層した固化層24から成る造形物の表面を切削加工する(S32)。そして、三次元形状造形物の製造が依然終了していない場合では、粉末層形成ステップ(S1)へ戻ることになる。以後、S1乃至S3を繰り返して更なる固化層24を積層することによって、三次元形状造形物の製造を行う(図7参照)。
固化層形成ステップ(S2)における光ビームLの照射経路と、切削ステップ(S3)における切削加工経路とは、予め三次元CADデータから作成しておく。この時、等高線加工を適用して加工経路を決定する。例えば、固化層形成ステップ(S2)では、三次元CADモデルから生成したSTLデータを等ピッチ(例えばΔt1を0.05mmとした場合では0.05mmピッチ)でスライスした各断面の輪郭形状データを用いる。
[本発明の製造装置]
本発明は、上述した粉末焼結積層法の中でも製造装置の効率を特に考慮したものである。特に複数の造形物を製造する際に全体として効率よく製造できるように装置全体を改良したものである。具体的には、上述の光造形複合加工装置では“光造形”と“切削加工”とが一台の装置で実現されるのに対して、本発明の製造装置は、“光造形が行われる部分”をユニット化して取り外し可能にしていることを特徴としている。
本発明の装置1000は、図1または図2に示すように、「粉末層および固化層が形成される積層形成ユニット100」ならびに「レーザ照射装置200」を有して成り、積層形成ユニット100がレーザ照射装置200に対して着脱可能となっている。
積層形成ユニット100は、光造形が行われる部分である。つまり、積層形成ユニット100は粉末層および固化層が積層される部分である。積層形成ユニット100は、図1および図2に示すように、「粉末材料を保持するための保持枠101」と「粉末層および固化層を積層させる台となる積層基台102」とを主として有して成る。保持枠101の内部に積層基台102が設けられており、保持枠101と積層基台102とが相対的に可動な状態となるように設けられている。具体的には、図1(b)の点線内に示すように、保持枠101の下端部分101aと積層基台102の基台底板102aとがバネ103を介して接続されており、圧縮状態にしたバネ103を段階的に解放することによって保持枠101と積層基台102との相対的な移動を実現している。このように保持枠と積層基台とが相対的に移動できると、保持枠101の内部深さを調整することができ、粉末層の積層ひいては固化層の積層が実現可能となる。尚、積層形成ユニット100の積層基台102の上には、「造形物の土台となる造形プレート104」が設けられてよい。
レーザ照射装置200は、その名の通り、レーザを照射することができる装置である。本発明では、積層形成ユニット100をレーザ照射装置200に取り付け、その取り付けられた積層形成ユニット100に対してレーザを照射することができる。従って、レーザ照射装置200は、その上方部分に、レーザヘッド201を有して成る。レーザヘッド201には、光ビーム発振器、ガルバノミラーおよび各種レンズ(シリンドリカルレンズやfθレンズなど)などが含まれる。レーザヘッド201の下方には、図示するように、造形テーブル202およびZ位置決めテーブル203が設けられている。造形テーブル202は、粉末層形成に際して粉末材料が供されることになるテーブルであって、その粉末材料を均すための均し板や材料供給枠などが配されている。尚、造形テーブル202には開口部202aが設けられており、装着された積層形成ユニット100は開口部202aの内側に位置することになる。これに対して、Z位置決めテーブル203は、光造形に際して、つまり、レーザ照射に際して、積層形成ユニット100が配されることになるテーブルであり、昇降自在となっている。
積層形成ユニット100をレーザ照射装置200に取り付けるに際しては、積層形成ユニット100をレーザ照射装置200のZ位置決めテーブル203の上に配置することになる。この際、まず、積層形成ユニット100の保持枠101がレーザ照射装置200の造形テーブル202の開口部202a内に位置付けられるように配置する。その状態でZ位置決めテーブル203を上昇させると、積層形成ユニット100のフランジ部101bと造形テーブル202の開口部202aの縁部分とが当接することになり、引き続いて、更にZ位置決めテーブル203を上昇させると積層形成ユニット100のバネ103が圧縮されることになる(「フランジ部101b」と「開口部202aの縁部分」との当接状態は図1(b)を参照のこと)。かかるバネ103の圧縮に伴って保持枠101の内部深さが浅くなるが、最終的には1層目の粉末層形成に適した深さが得られるまで、Z位置決めテーブル203を上昇させてバネ103を圧縮させる。このような状態から粉末層形成および固化層形成を開始するが、光造形の開始後は取り付け時とは逆にZ位置決めテーブル203を下降させてバネ103の圧縮状態を段階的に解放することによって、保持枠101の内部深さを深くしていき、粉末層および固化層が積層できるようにする。
上述したように、保持枠101と積層基台102との相対的な移動は、レーザ照射装置200に設けられたZ位置決めテーブル203の駆動により実現されるので、積層形成ユニット自体は動力源を有していない。つまり、積層形成ユニットは電源ケーブルなどを有しておらず比較的シンプルな構造を有している。
本発明の装置の操作手順を例示する:
(1)積層基台102上に造形プレート104をボルトなどで固定する(外段取り)。
(2)積層形成ユニット100をレーザ照射装置200にセットする。
(3)造形プレート104の上面と保持枠101の上面とで高さを合わせる。
(4)積層基台102を1層厚みだけ保持枠101に対して相対的に下方に移動させる(例えば0.1mm)
(5)材料供給枠501(後述)を造形プレート104の上面に対して平行に移動させ、粉末層を形成する。
(6)覆い部502(後述)で造形エリアを覆う。
(7)レーザを照射して光造形を行う。
(8)上記(4)〜(7)を繰り返して固化層を積層させる。
(9)造形が終了したら、積層形成ユニット100をレーザ照射装置200から取り外し、造形物を取り出す(外段取り)。
このように、造形プレートの固定や造形物の取り出しがレーザ照射装置の外で行えるので、造形が終了すれば、予め準備した次の積層形成ユニットをレーザ照射装置にセットすることができ、効率的な製造を実現できることを理解されよう。
図8に示すように、本発明の製造装置1000では、積層形成ユニット100がレーザ照射装置200のみならず、仕上げ加工機300(例えばマシニングセンター)に対しても着脱可能となっていることが好ましい。これにより、複数の造形物の製造に際して並列的な作業を行うことができる。つまり、“光造形”と“仕上げ加工(≒表面切削加工)”とを実質的に同時に行うことが可能となり、装置を全体としてフル稼働させることができる。換言すれば、従来では、ある造形物につき仕上げ加工を行っている間では次の造形物につきレーザ照射処理を行うことができなかったが、本発明の装置1000では、ある造形物につき仕上げ加工を行っている間であっても、別の造形物につきレーザ照射処理を行うことができ、装置を全体的に効率よく使用できる。より効率を上げるには装置全体を自動化してもよい。具体的には、図9に示すように、パレットチェンジャー400を用いることによって、レーザ照射装置200に対する積層形成ユニット100の着脱、および/または、仕上げ加工機300に対する積層形成ユニット100の着脱を自動的に行ってもよい。本発明にいう「パレットチェンジャー」とは、積層形成ユニットを把持して、移動させ、それを所定の場所に据え置く機能を有する機器を実質的に意味している。ちなみに、積層形成ユニットをレーザ照射装置から取り外して仕上げ加工機へと送るタイミングは、切削工具が届く範囲で積層し終えた時点である。例えば、上述したように、ミーリングヘッド40の工具(ボールエンドミル)が直径1mm、有効刃長さ3mmである場合、深さ3mmの切削加工ができるので、1層厚さが0.05mmであれば、60層の固化層を形成した時点で積層形成ユニット100をレーザ照射装置200から取り外して仕上げ加工機300へと送ることが好ましい。
図10に示すように、仕上げ加工機300とレーザ照射装置200とは相互に一体的に構成されていてもよい。かかる場合、ある造形物のレーザ照射処理と仕上げ加工とを連続的に行っている間で、次の別の造形物につき“外段取り”を行うことができる。
粉末層形成手段について説明する。粉末層形成手段は、レーザ照射装置に対して設けられていてもよいし、あるいは、積層形成ユニット自体に組み込んでもよい。図1および2に示す態様では、粉末層形成手段500がレーザ照射装置200に対して設けられており、造形テーブル202に供された材料粉末が均される(レベリングされる)ことによって粉末層が形成される。具体的には、図1および図2では、粉末層形成手段500として筒状の材料供給枠501がレーザ照射装置200に対して設けられている。この場合、材料供給枠501の内部に材料粉末を供給し、材料供給枠501をスライドさせることによって材料粉末が均されることになる(図2(b)参照)。材料供給枠501を用いると、それにより囲われた限定的な領域にのみ材料粉末が供給されるので、造形テーブル202の上面に材料粉末が飛び散らず、効率的に積層形成ユニットへと材料粉末を供給することができるだけでなく、材料供給枠501のスライド移動により材料粉末の均しを行うことができる。尚、粉末層形成手段500は、材料供給枠の形態に限定されず、図3および図4などで示した均し板23の形態を有するものであってもよい。
レーザ照射装置200には、「レーザ光を通すものの、粉末層と外気との接触を抑制できる覆い部」が設けられていることが好ましい。光造形時にて覆い部が積層部(≒保持枠の上方)に設けられることによって、粉末材料の酸化に伴う固化層形成の不具合を防止できる。特に、図1および図2に示すように、材料供給枠501に付随する形態で覆い部502が設けられていることが好ましい。この場合、材料供給枠501のスライド移動により材料粉末の均しが完了すると、覆い部502が積層部を上方から覆うことができる配置状態となる。光造形時では、覆い部502で囲まれた空間内に不活性な雰囲気ガス(例えば窒素やアルゴン)を充填した状態で光ビームの照射を行うことが好ましい。かかる覆い部502には、その内部空間の酸素濃度を計測するための酸素濃度計(図示せず)を設けてもよく、それによって、所定の酸素濃度よりも覆い部502内の酸素濃度が高くなったときのみ雰囲気ガスが内部空間に供給されるようにしてもよい。尚、図11に示すように、覆い部502’がレーザ照射装置300の積層部に予め据え付けられている形態であってもよい(図示する態様では、固定式の覆い部502’の上にレーザヘッドが取り付けられている)。更にいえば、積層形成ユニットに対して覆い部が設けられている形態であってもよい。
以上、説明した本発明の製造装置では、積層形成ユニット100がレーザ照射装置200および仕上げ加工機300に対して着脱可能となっているが、特に、積層形成ユニット100、レーザ照射装置200および仕上げ加工機300がそれぞれ複数設けられている態様が好ましい。この場合、例えば、複数のレーザ照射装置200および仕上げ加工機300をパレットチェンジャーを介して組み合わせることで、複数の作業(“光造形”および“仕上げ加工”)を実質的に同時に行うことができ、複数の造形物(例えば、ある複数のパーツから成る成形品のための複数の金型)をより短時間で効率よく製造できる。
[本発明の製造装置]
次に、本発明の製造方法について説明する。本発明の製造方法は、
(i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射して前記所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成する工程、
(ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を形成し、前記新たな粉末層の所定箇所に光ビームを照射して更なる固化層を形成する工程、および
(iii)固化層に対して切削加工を施す工程
を繰り返して行う三次元形状造形物の製造方法であって、
複数の三次元形状造形物を並列的に製造しており、ある造形物の固化層形成と、それとは別の造形物の切削加工とを並列的に行うことを特徴とする。このように並列的に実施するために、本発明の製造方法では、粉末層および固化層の形成を行う部分を積層形成ユニットとしてユニット化しており、粉末層および固化層の形成に際しては積層形成ユニットをレーザ照射装置に設置する一方、切削加工に際しては積層形成ユニットを仕上げ加工機へと設置する。
本発明の製造方法では、図12(a)に示すように、複数の作業(“光造形”および“仕上げ加工”)を同時に行うことができるので、製造工程の時間的ロスをできる限り減じることができる。より好ましくは、図12(b)に示すように、制御装置を介して複数の作業(“光造形”および“仕上げ加工”)をコントロールすることによって更に効率的な製造を行うことができる。具体的には、レーザ照射装置200および仕上げ加工機300の全てをコンピューターで制御し、積層形成ユニットが設置されるべき最適な装置を順次決めていく。つまり、レーザ照射装置および仕上げ加工機の空き状況および稼働状態をリアルタイムで検知して、対象となる積層形成ユニットにとって好適なレーザ照射装置または仕上げ加工機を決定する。これにより、複数の造形物の製造が自動化されるだけでなく、より最適な状態で複数の製造を実施できるので、製造時間の短縮効果が大きくなる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の適用範囲のうちの典型例を例示したに過ぎない。従って、本発明はこれに限定されず、種々の改変がなされ得ることを当業者は容易に理解されよう。
例えば、仕上げ加工機300を用いた造形物の切削加工に際して、未焼結粉末(≒固化層を形成しなかった粉末)が存在していると、かかる粉末の影響で造形物表面にキズが残ることが懸念される。それゆえ、切削加工前に未焼結粉末を除去することが好ましい。未焼結粉末の除去は、固化層形成後かつ切削加工前であればいずれの時点で行ってもよいので、未焼結粉末の除去手段600をレーザ照射装置200に設けてもよく(図13(a)参照)、あるいは、パレットチェンジャー400に設けてもよく(図13(b)参照)、更には、仕上げ加工機300に設けてもよい(図13(c)参照)。
また、上述の説明(特に図面)では、図1(b)に示すように、保持枠101の下端部分101aと積層基台102の基台底板102aとがバネ103を介して接続されることによって、保持枠101と積層基台102との相対的な可動を実現していたが、必ずしもかかる態様に限定されるわけではない。例えば、積層形成ユニットにおいてはバネ機構の代わりに、カム機構を採用してもよい。
更に、積層形成ユニットの着脱は再現性が一般に必要とされるので、レーザ照射装置および/または仕上げ加工機にはピンなどの位置決め機構を設けてもよい。あるいは、必要であれば、画像処理装置などを用いてレーザの照射位置を補正してもよい。
本発明の三次元形状造形物の製造装置および製造方法では、種々の物品を製造することができる。例えば、『粉末層が無機質の金属粉末層であって、固化層が焼結層となる場合』では、得られる三次元形状造形物をプラスチック射出成形用金型、プレス金型、ダイカスト金型、鋳造金型、鍛造金型などの金型として用いることができる。また、『粉末層が有機質の樹脂粉末層であって、固化層が硬化層となる場合』では、得られる三次元形状造形物を樹脂成形品して用いることができる。
1 光造形複合加工装置
2 粉末層形成手段
3 光ビーム照射手段
4 切削手段
19 粉末/粉末層(例えば金属粉末/金属粉末層または樹脂粉末/樹脂粉末層)
20 造形テーブル
21 造形プレート
22 粉末層(例えば金属粉末層または樹脂粉末層)
23 均し板(スキージング用ブレード)
24 固化層(例えば焼結層または硬化層)またはそれから得られる三次元形状造形物
25 粉末テーブル
26 材料粉末タンクの壁部分
27 造形タンクの壁部分
28 材料粉末タンク
29 造形タンク
30 光ビーム発振器
31 ガルバノミラー
32 反射ミラー
33 集光レンズ
40 ミーリングヘッド
41 XY駆動機構
41a X軸駆動部
41b Y軸駆動部
42 ツールマガジン
50 チャンバー
52 光透過窓
60 テーブル枠体
70 材料供給枠
70a 材料供給枠の枠部分
L 光ビーム
100 積層形成ユニット
101 保持枠
101a 保持枠の下端部分
101b フランジ部
102 積層基台
102a 基台底板
103 バネ
104 造形プレート
200 レーザ照射装置
201 レーザヘッド
202 造形テーブル
202a 造形テーブルの開口部
203 Z位置決めテーブル
300 仕上げ加工機
301 切削加工機(スピンドル)
400 パレットチェンジャー
500 粉末層形成手段
501 材料供給枠
502,502’ 覆い部
600 未焼結粉末の除去手段
1000 本発明の製造装置

Claims (13)

  1. (i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射して前記所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成し、(ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を形成し、前記新たな粉末層の所定箇所に光ビームを照射して更なる固化層を形成することを繰り返して行う三次元形状造形物の製造装置であって、
    粉末層および固化層が形成される積層形成ユニット、ならびに
    レーザ照射装置
    を有して成り、積層形成ユニットがレーザ照射装置に対して着脱可能となっていることを特徴とする、三次元形状造形物の製造装置。
  2. 積層形成ユニットが、粉末材料を保持するための保持枠と、粉末層および固化層を積層させる台となる積層基台とを有して成り、
    保持枠と積層基台とが相対的に可動な状態となるように保持枠の内部に積層基台が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の三次元形状造形物の製造装置。
  3. 積層形成ユニットが積層基台の上に配される造形プレートを更に有して成ることを特徴とする、請求項2に記載の三次元形状造形物の製造装置。
  4. 仕上げ加工機を更に有して成り、
    積層形成ユニットが仕上げ加工機に対しても着脱可能となっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の三次元形状造形物の製造装置。
  5. 仕上げ加工機とレーザ照射装置とが相互に一体的に構成されていることを特徴とする、請求項4に記載の三次元形状造形物の製造装置。
  6. レーザ照射装置が粉末層形成手段を有して成ることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の三次元形状造形物の製造装置。
  7. 粉末層形成手段が、レーザ照射装置に装着された積層形成ユニットの上方をスライド移動することができる均し板または材料供給枠を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の三次元形状造形物の製造装置。
  8. 材料供給枠が固化層形成時にて積層部を覆うことができる覆い部を有して成ることを特徴とする、請求項7に記載の三次元形状造形物の製造装置。
  9. レーザ照射装置が、積層形成ユニットの保持枠と積層基台との相対的な移動を助力する手段を有して成ることを特徴とする、請求項2に従属する請求項3〜8のいずれかに記載の三次元形状造形物の製造装置。
  10. 積層形成ユニットの着脱を自動化するパレットチェンジャーを更に有して成ることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の三次元形状造形物の製造装置。
  11. 積層形成ユニット、レーザ照射装置および仕上げ加工機をそれぞれ複数有して成ることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の三次元形状造形物の製造装置。
  12. (i)粉末層の所定箇所に光ビームを照射して前記所定箇所の粉末を焼結又は溶融固化させて固化層を形成する工程、
    (ii)得られた固化層の上に新たな粉末層を形成し、前記新たな粉末層の所定箇所に光ビームを照射して更なる固化層を形成する工程、および
    (iii)固化層に対して切削加工を施す工程
    を繰り返して行う三次元形状造形物の製造方法であって、
    複数の三次元形状造形物を並列的に製造し、ある造形物の固化層形成と、それとは別の造形物の切削加工とを並列的に行うことを特徴とする、三次元形状造形物の製造方法。
  13. 粉末層および固化層の形成を行う部分を積層形成ユニットとしてユニット化しており、
    粉末層および固化層の形成に際しては積層形成ユニットをレーザ照射装置に設置する一方、切削加工に際しては積層形成ユニットを仕上げ加工機へと設置することを特徴とする、請求項12に記載の三次元形状造形物の製造方法。
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