JP5222260B2 - 弾性支持部材 - Google Patents

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本発明は、弾性支持部材に関し、特に、サスペンション装置におけるコイルスプリングの軸方向端部に設置されるスプリングシートラバー等の弾性支持部材に関する。
図9は、従来のサスペンション装置の概略断面図である。
図9に示すように、自動車などの車両のサスペンション装置200は、例えば衝撃を吸収するためのコイルスプリング201と振動を減衰させるためのダンパ(図示省略)とを組み合わせた構造となっている。コイルスプリング201は、上端側が車体側部材204に支持されるとともに、下端側がサスペンションアーム側部材202に支持されている。そして、このコイルスプリング201の上端又は下端と、車体側部材204又はサスペンションアーム側部材202との間には、ノイズを抑制するために、例えばゴムなどの弾性体からなる弾性支持部材205,206が介装されている。
例えば、特許文献1には、車両の走行時におけるサスペンションアーム側部材202の揺動に起因して、コイルスプリング201の端部がサスペンションアーム側部材202から浮き上がったときに、コイルスプリング201とサスペンションアーム側部材202との間に介装されたスプリングシートラバー(弾性支持部材)205が捲れ上がることを抑制するために、スプリングシートラバー205のフランジ部に、コイルスプリング201の外周側に突出する規制凸部(図示省略)を一体形成することが記載されている。
また、特許文献2には、コイルスプリング201の端部内周に挿入される円筒部の外周に、コイルスプリング201の端部の螺旋形状に応じて周方向に螺旋状に延在する突起部(図示省略)を形成して、コイルスプリング201に仮止めすることが可能なスプリングシートラバー(弾性支持部材)205が記載されている。
特開2003−118341号公報 特開平11−310021号公報
ところで、図9に示すように、サスペンション装置200におけるコイルスプリング201は、車両静止状態(無負荷状態)で予圧縮されている。このコイルスプリング201は、この状態から例えばタイヤに入力(衝撃)があって、サスペンションアーム側部材202が揺動軸203を中心としてさらに車体側部材204側に揺動したときに、できるだけ軸方向に圧縮されるように、コイルスプリング201の径方向に(図9の例では後方に)撓んだ状態、つまり、車両静止状態では径方向にばね力Fが発生する状態で取り付けられている。そのため、万が一、コイルスプリング201が破損して中央付近で折れた場合に、コイルスプリング201が径方向に撓んだ状態から急激に伸張すると、径方向へのばね力Fによって、コイルスプリング201がばね力Fの方向(図9の例では後方)に飛び出そうとする。
しかし、特許文献1に記載のスプリングシートラバー205は、スプリングシートラバー205からコイルスプリング201の端部が浮き上がることを許容している構造であるため、コイルスプリング201が破損して折れた場合に、コイルスプリング201がスプリングシートラバー205から外れて飛び出そうとするおそれがある。
また、特許文献2に記載のスプリングシートラバー205は、コイルスプリング201の端部に仮止めされているものの、サスペンションアーム202に嵌合しているだけで掛止されていないので、コイルスプリング201が破損して折れた場合に、コイルスプリング201がスプリングシートラバー205と一緒に飛び出してしまうおそれがある。
本発明は、これらの問題に鑑みて成されたものであり、コイルスプリングが破損した場合でも、コイルスプリングの脱落を防止することが可能な弾性支持部材を提供することを課題とする。
本発明は、サスペンション装置におけるコイルスプリングの軸方向端部に設置される弾性支持部材であって、車体側部材又はサスペンションアーム側部材と前記コイルスプリングの軸方向端部との間に配置されるフランジ部と、前記コイルスプリングの軸方向端部が前記弾性支持部材から離間するのを規制する規制部と、前記車体側部材又はサスペンションアーム側部材に形成された取付孔に嵌合する嵌合部と、を有し、前記取付孔及び前記嵌合部は、前記コイルスプリングの内側に配置されており、前記嵌合部は、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分が、前記取付孔の周縁に掛止されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、万が一、コイルスプリングが破損した場合、規制部によって、コイルスプリングが弾性支持部材から分離することが規制される。そのため、コイルスプリングを弾性支持部材に支持することができる。
また、万が一、コイルスプリングが破損して、コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向にコイルスプリングが飛び出そうとした場合でも、嵌合部のうち、当該ばね力の方向と反対側の部分が、取付孔の周縁に掛止されているので、弾性支持部材が取付孔の周縁に引っ掛かり、外れ難い。
そのため、コイルスプリングが破損しても、コイルスプリング及び弾性支持部材が車両から脱落するのを防止することができる。
また、前記嵌合部は、水平断面視で略楕円形状又は小判状の筒状に形成され、前記嵌合部の長径方向の幅寸法は、前記取付孔の前記ばね力の作用方向の幅寸法よりも大きくなっており、前記嵌合部は、前記長径方向を前記ばね力の作用方向に向けた状態で前記取付孔に嵌合することにより、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分が、前記取付孔の周縁に押圧されて弾発的に圧縮変形することで、前記取付孔の周縁に掛止されているのが好ましい。
かかる構成によれば、嵌合部のうち、前記ばね力の方向と反対側の部分が、取付孔の周縁に押圧されて弾発的に圧縮変形することで、取付孔の周縁に掛止されているので、嵌合部を取付孔から引き抜こうとする力が加わったとしても、弾発力によって嵌合部が取付孔の周縁に押さえ付けられて引っ掛かり、外れ難い。
また、取付孔の周縁に嵌合部を掛止するための凹凸を嵌合部に設ける必要がないので、例えば射出成形などによって弾性支持部材を形成する場合にオーバーハングとなる部分が少なくなり、弾性支持部材を容易かつ安価に生産することができる。
また、前記嵌合部は、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分に、前記取付孔の周縁に掛止する突起部を有するのが好ましい。
かかる構成によれば、嵌合部のうち、前記ばね力の方向と反対側の部分に、取付孔の周縁に掛止する突起部が形成されているので、嵌合部を取付孔から引き抜こうとする力が加わったとしても、突起部が取付孔の周縁に引っ掛かり、外れ難い。また、突起部によって嵌合部を取付孔の周縁に確実に掛止することができる。
また、前記フランジ部は、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分に、前記車体側部材又はサスペンションアーム側部材に形成された位置決め孔に嵌合固定する位置決め部を有するのが好ましい。
かかる構成によれば、フランジ部の前記ばね力と反対側の部分に設けられた位置決め部が、車体側部材又はサスペンションアーム側部材に形成された位置決め孔に嵌合固定されているので、コイルスプリングの飛び出しによって弾性支持部材が前記ばね力の方向に引っ張られた場合でも、位置決め部が位置決め孔に引っ掛かり、コイルスプリング及び弾性支持部材が脱落するのを防止することができる。
また、前記嵌合部と前記位置決め部との間隔は、前記取付孔と前記位置決め孔との間隔よりも小さい構成とするのが好ましい。
かかる構成によれば、位置決め部を位置決め孔に嵌め入れる際に、前記ばね力と反対側の方向へ位置決め部や嵌合部が引っ張られるので、嵌合部のうち、前記ばね力の方向と反対側の部分を、取付孔の周縁に強く押し付けて確実に掛止することができる。
特に、嵌合部が取付孔の周縁に押圧されて弾発的に圧縮変形することで、取付孔の周縁に掛止されている場合に効果的である。
また、前記サスペンションアーム側部材は、少なくともトレーリングアームを備えており、前記トレーリングアームの前端側は、前記車体側部材に回動自在に固定されているのが好ましい。
かかる構成によれば、トレーリングアームの前端側が車体側部材に回動自在に固定されているので、トレーリングアームの後方側に位置するコイルスプリングは、トレーリングアームの揺動軌跡に沿って車両後方に向かって湾曲した状態で設置されることとなる。そのため、万が一、コイルスプリングが破損したときには、車両後方に向かうばね力がコイルスプリングに作用する。このとき、嵌合部のうち、前記ばね力の方向と反対側の部分、すなわち車両前方の部分が、取付孔の周縁に掛止されているので、車両後方にコイルスプリングが飛び出そうとした場合でも、嵌合部や突起部が取付孔の周縁に引っ掛かり、外れ難い。そのため、コイルスプリングが破損した場合でも、コイルスプリング及び弾性支持部材の脱落を好適に防止することができる。
本発明によれば、コイルスプリングが破損した場合でも、コイルスプリングの脱落を防止することが可能な弾性支持部材を提供することができる。
第1実施形態に係るスプリングシートラバーを備えるサスペンション装置の平面図である。 (a)はスプリングシートの平面図であり、(b)は、(a)のI−I線断面図である。 スプリングシートとスプリングシートラバーとコイルスプリングの分解斜視図である。 図3のII−II線断面図である。 図3のIII−III線断面図である。 (a)は、スプリングシートラバー及びコイルスプリングをスプリングシートに取り付けた状態を示す断面図、(b)及び(c)は、スプリングシートラバーの取り付け手順を説明するための図面であり、(a)のIV−IV線における概略断面図である。 (a)はコイルスプリングの車体側の取り付け状態を示す断面図であり、(b)はガイド部材の斜視図である。 第2実施形態に係るスプリングシートラバーの断面図である。 従来のサスペンション装置におけるコイルスプリングの伸縮状態を説明するための概略断面図である。
本発明の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態では、トレーリングアームを用いたトーションビーム式サスペンション(トレーリングアーム式サスペンション)に本発明を適用した場合を例にとって説明する。
図1に示すように、サスペンション装置100は、自動車などの車両の後輪Wを支持するとともに、路面からの衝撃を緩衝する装置である。サスペンション装置100は、いわゆるトレーリングアーム式サスペンションであり、一対のトレーリングアーム1(左側のみ図示)と、トーションビーム2と、スプリングシート3と、弾性支持部材たるスプリングシートラバー4と、コイルスプリング5(図3参照)と、ダンパ(図示せず)と、を備えている。
トレーリングアーム1は、車体側部材6(図7(a)参照)と後輪Wとを連結する鋼製の部材である。トレーリングアーム1の前端部1aは、ブッシュbを介して車体側部材6に上下方向に回動自在に取り付けられている。トレーリングアーム1の前後方向の中間部1cには、後記するトーションビーム2の端部2aが溶接固定されている。また、トレーリングアーム1の後端部11b付近には、ダンパ(図示せず)の下端部を取り付けるための取付部1dが設けられている。
トーションビーム2は、左右一対のトレーリングアーム1の中間部1c同士を連結する鋼製の棒状部材である。トーションビーム2は、左右のトレーリングアーム1のロールに抵抗してねじれることによって車両の傾きを抑えるスタビライザ機能を有している。
図1、図2に示すように、スプリングシート3は、後記するコイルスプリング5の下端部を支持する鋼製の皿状の部材であり、平面視で略三角形状を呈している。スプリングシート3のトレーリングアーム1側の一辺3aは、平坦に形成されており、トレーリングアーム1の車内側の側面であって中間部1cから後端部1bにわたる部分に溶接固定されている。つまり、スプリングシート3は、トレーリングアーム1の車内側の側面からさらに車内側に張り出すように取り付けられている。また、スプリングシート3の他の2辺には、上方に起立するリブ3bが一体形成されており、剛性を高めている。
図2に示すように、スプリングシート3の底面3cの略中央部には、車体側に向かって隆起する略円錐台形状の凸部31が形成されている。凸部31の上面には、取付孔32が貫通形成されている。取付孔32は、前側の周縁32aが直線状に形成されており、他の周縁が円弧状に形成されている。
スプリングシート3の底面3cのうち、凸部31から前方に距離L2だけ離間した位置には、後記するスプリングシートラバー4の位置決め部45を嵌合固定するための位置決め孔33が貫通形成されている。
なお、スプリングシート3の底面3cには、複数の貫通孔が形成されている。
図1、図3に示すように、弾性支持部材たるスプリングシートラバー4は、スプリングシート3と後記するコイルスプリング5(図7(a)参照)との間に介装されるゴム製の部材であり、スプリングシート3とコイルスプリング5とが直接接触してノイズが発生するのを防止する機能を有する。スプリングシートラバー4は、スプリングシート3の凸部31(図2参照)に取り付けられている。
スプリングシートラバー4は、筒状部41と、フランジ部42と、規制部たる挿通部43と、嵌合部44と、位置決め部45と、を主に備えている。スプリングシートラバー4は、例えば射出成形などによって一体成形されている。
図3、図4、図5、図6に示すように、筒状部41は、スプリングシート3の凸部31に外嵌するとともに、コイルスプリング5の下端内周に挿入される部分であり、下側が開口した略円筒状(円錐台形状)に形成されている。
フランジ部42は、スプリングシート3とコイルスプリング5の下端部との間に挟持される部分であり、筒状部41の下端部から径方向外側に環状に延出している。フランジ部42は、図1に示すように、車両前側から車両内側に亘る部分が、その他の部分よりも幅広に形成されている。フランジ部42の上面には、環状の凹溝が浅く形成されており(図4、図5参照)、コイルスプリング5が着座する着座面を構成している。
規制部たる挿通部43は、コイルスプリング5がスプリングシートラバー4から(より詳しくはフランジ部42から)離間するのを規制する部分であり、側面視で略逆L字形状に形成されている。挿通部43の一方(上方)の端部43bは、筒状部41の上端部に結合されており、挿通部43の他方(下方)の端部43cは、フランジ部42の外周部に結合されている。これにより、挿通部43と筒状部41とフランジ部42とによって、コイルスプリング5の下側の端部5aを挿通するための挿通孔43aが形成されることとなる。
嵌合部44は、スプリングシート3の凸部31の上面に形成された取付孔32に嵌合する部分であり、取付孔32の周縁に掛止してスプリングシートラバー4がスプリングシート3から脱落するのを防止する機能を有する。
嵌合部44は、筒状部41の上底41a(図4参照)から下方に延出しており、水平断面視で略楕円形(小判形,図6(b),(c)参照)を呈する有底筒状に形成されている。嵌合部44は、スプリングシート3に設置したときに、楕円形の長径方向が車両の前後方向を向くように構成されている。また、嵌合部44の長径方向の幅寸法D1(図5参照)は、取付孔32の円弧状の周縁の直径R1(図6(b)参照)と略同径に形成されている。
また、嵌合部44は、筒状部41に対して全体的に車両前側に寄った位置に設けられている。そのため、図5に示すように、嵌合部44の前側の側壁44aと筒状部41との間隔t1よりも、嵌合部44の後側の側壁44bと筒状部41との間隔t2の方が大きくなっている。
位置決め部45は、スプリングシート3に対するスプリングシートラバー4の向きを決定するとともに、スプリングシート3からスプリングシートラバー4が脱落するのを防止する機能を有している。位置決め部45は、フランジ部42の下面のうち、車両前方に配置される部分に突出形成されている。図5に示すように、位置決め部45の基端部45aは、スプリングシート3の位置決め孔33の直径と略同径に形成されており、位置決め部45の頭部45bは、位置決め孔33の直径よりも大径に形成されている。
嵌合部44の前側の側壁44aと位置決め部45との間隔L1(図5参照)は、取付孔32の前側の周縁32aと位置決め孔33との間隔L2(図2(b)参照)よりも若干小さくなっている。なお、間隔L1と間隔L2の差は、位置決め部45を車両前側に引っ張って弾性変形させることによって、位置決め部45を位置決め孔33に嵌め込むことができる程度である。
これにより、嵌合部44の前側の側壁44aが、取付孔32の前側の周縁32aに強く引き付けられるので、嵌合部44を取付孔32に確実に掛止することができる。
図6の(a)は、スプリングシートラバー及びコイルスプリングをスプリングシートに取り付けた状態を示す断面図、(b)及び(c)は、スプリングシートラバーの取り付け手順を説明するための図面であり、(a)のIV−IV線における概略断面図である。なお、図6(b)、(c)においては、凸部31と嵌合部44以外を省略して描いている。
スプリングシートラバー4をスプリングシート3の凸部31に取り付けるには、初めに、図6(b)に示すように、嵌合部44の長径方向を車両の左右方向に向けた状態にして、嵌合部44を取付孔32に挿入する。
このとき、嵌合部44の長径方向の幅寸法D1(図5参照)は、取付孔32の円弧状の周縁の直径R1と略同径であるので、嵌合部44をスムーズに挿入することができる。
次に、図6(c)に示すように、スプリングシートラバー4全体を周方向に90度回転させて、嵌合部44の前側の側壁44aを、取付孔32の前側の周縁32aと対向する位置に配置するとともに、図6(a)に示すように、位置決め部45を車両前側に引っ張るようにして位置決め孔33に嵌め入れる。
このとき、嵌合部44の長径方向の幅寸法D1は、取付孔32の前後方向の幅寸法R2よりも大きく、かつ、嵌合部44は、筒状部41に対して前側に寄った位置に設けられているので、図6(a)に示すように、嵌合部44の前側の側壁44aが、取付孔32の前側の周縁32aに押圧されて弾発的に圧縮変形して、内向きに大きく撓んだ状態となる。これにより、嵌合部44の前側の側壁44aが、取付孔32の前側の周縁32aに引っ掛かって掛止され、抜け難くなる。
一方、嵌合部44の後側の側壁44bは、略ストレートな形状となっており、取付孔32の周縁にそれほど強く掛止されていない。そのため、図示は省略するが、コイルスプリング5を取り付ける際に、スプリングシートラバー4の後半部を持ち上げて、スプリングシート3に対してスプリングシートラバー4を傾けることができるようになっている。
図3、図6、図7に示すように、コイルスプリング5は、例えばリアサイドメンバなどの車体側部材6(図7(a)参照)とトレーリングアーム1(より詳しくはスプリングシート3)との間に取り付けられる部材であり、路面からの衝撃を吸収する機能を有する。
コイルスプリング5は、車両静止状態において、トレーリングアーム1と車体側部材6との間に挟まれて予圧縮されることにより、車両後方に向かって凸となるように、径方向に湾曲した状態に設置されている(図9参照)。そのため、万が一、コイルスプリング5が破断した場合には、上下方向のばね力のみならず、車両後方に飛び出そうとするばね力F(図9参照)が発生することとなる。
コイルスプリング5の下端側は、図6(a)に示すように、スプリングシート3の凸部31及びスプリングシートラバー4の筒状部41に外嵌している。また、コイルスプリング5の下側の端部5aは、図4に示すように、挿通孔43aに挿通されている。これにより、コイルスプリング5とスプリングシートラバー4とが容易に外れないようになっている。
一方、コイルスプリング5の上端側は、図7(a)に示すように、車体側部材6に設けられたスプリング取付部60に取り付けられている。
図7(a)に示すように、スプリング取付部60は、車体側部材6の下面に突出形成された有底円筒状の凸部61と、この凸部61に外嵌する車体側スプリングシートラバー7と、凸部61の底部61aに固定されたガイド部材8とから構成されている。
凸部61の底部61aには、ボルト孔61bと位置決め孔61cとが貫通形成されている。
車体側スプリングシートラバー7は、凸部61に外嵌する円筒状の本体部71と、本体部71の上側の周縁から径方向外側に環状に延出するフランジ部72と、を備えており、例えばゴムなどの弾性材料で一体成形されている。
本体部71の高さ寸法は、凸部61の高さ寸法よりも、2倍乃至3倍程度大きくなっている。本体部71の上下方向の中間部の外周面には、中間フランジ部71aが環状に突出形成されている。本体部71は、コイルスプリング5の上端内周に挿入されている。
フランジ部72は、車体側部材6とコイルスプリング5の上端部との間に挟持されており、ノイズの発生を抑制している。
図7(a)、(b)に示すように、ガイド部材8は、車体側スプリングシートラバー7が折れ曲がらないようにガイドする樹脂製部材であり、凸部61の底部61aの下側に取り付けられている。ガイド部材8は、円盤状の基部81と、基部81の前側の外周縁から下向きに起立する壁部82と、基部81の後側の外周縁から上向きに突出する突片83と、を備えている。
基部81の中央にはボルト孔81aが形成されている。基部81は、このボルト孔81aと、凸部61のボルト孔61bとに挿通したボルトBにナットNを螺着することによって、凸部61の底部61aに固定されている。このとき、底部61aの位置決め孔61cに突片83を挿入することで、壁部82が車両の前側に配置されることとなる。壁部82は、車体側スプリングシートラバー7の本体部71の車両前側の内周面に当接して、本体部71が車両後方に折れ曲がるのを抑制している。
つづいて、第1実施形態に係るスプリングシートラバー4の作用効果について、図1乃至図7を参照して説明する。
第1実施形態に係るスプリングシートラバー4によれば、コイルスプリング5の下側の端部5aが挿通孔43aに挿通されているので、万が一、コイルスプリング5が破損して後方に飛び出そうとした場合でも、コイルスプリング5が挿通部43(挿通孔43a)から外れることがなく、コイルスプリング5をスプリングシートラバー4に支持することができる。
また、嵌合部44の前側の側壁44aが取付孔32の前側の周縁32aに押圧されて内向きに撓むことで周縁32aに引っ掛かっているので、コイルスプリング5が破損して車両後方に飛び出そうとした場合でも、スプリングシートラバー4がスプリングシート3から外れてコイルスプリング5と一緒に飛び出してしまうことがない。
そのため、コイルスプリング5が破損しても、コイルスプリング5及びスプリングシートラバー4がスプリングシート3から脱落するのを防止することができる。
また、取付孔32の周縁32aに掛止するための凹凸を嵌合部44に設ける必要がないので、例えば射出成形などによってスプリングシートラバー4を形成する場合にオーバーハングとなる部分が少なくなり、スプリングシートラバー4を容易かつ安価に生産することができる。
また、位置決め部45を位置決め孔33に嵌め込むことで、スプリングシート3に対するスプリングシートラバー4の向きを確実に合わせることができる。また、取り付けた後にスプリングシートラバー4が回転してしまうことがないので、取付孔32の前側の周縁32aに、嵌合部44の前側の側壁44aを確実に掛止することができる。また、位置決め部45自体も抜け止めとして機能する。
また、コイルスプリング5の上端部を取り付けるスプリング取付部60は、ガイド部材8を備えているので、車体側スプリングシートラバー7が車両後方に向かって折れ曲がり難くなっている。そのため、万が一、コイルスプリング5が破損して車両後方に向かって飛び出そうとした場合でも、車体側スプリングシートラバー7が車両後方に向かって折れ曲がり難いので、コイルスプリング5が車両後方に飛び出すことを抑制することができる。
また、第1実施形態に係るスプリングシートラバー4が設置されたサスペンション装置100は、トレーリングアーム式サスペンションであるので、車両の後方に向かうほど、トレーリングアーム1と車体側部材6との間隔が広くなる。そのため、万が一、コイルスプリング5が破損して、コイルスプリング5が急激に伸張した場合に、コイルスプリング5が、間隔が広がっている車両後方に向かって飛び出すおそれが高いが、本実施形態に係るスプリングシートラバー4は、嵌合部44の前側の側壁44aと、フランジ部42の前側の下面に設けられた位置決め部45と、によって、スプリングシート3に掛止されているので、コイルスプリング5によって後方に引っ張られたとしても、スプリングシートラバー4がスプリングシート3から外れ難い。
また、スプリングシートラバー4は、スプリングシート3に対して、嵌合部44の前側の側壁44aと、フランジ部42の前側の下面に設けられた位置決め部45と、が掛止されているので、スプリングシートラバー4の後側の部分は、スプリングシート3に対して持ち上げる(傾ける)ことができる。そのため、車両の組立時に、トレーリングアーム1と車体側部材6との間にコイルスプリング5を設置する際に、スプリングシート3に対してスプリングシートラバー4を傾けて、コイルスプリング5の下端部に、スプリングシートラバー4を容易にはめ込むことができる。これにより、コイルスプリング5と、スプリングシートラバー4と、スプリングシート3の凸部31との位置合わせが容易になり、組み立て作業の効率化を図ることができる。
つづいて、第2実施形態に係るスプリングシートラバー4Aについて、図8を参照して説明する。
第2実施形態に係るスプリングシートラバー4Aは、図8に示すように、嵌合部44の前側の側壁44aの外周面に、径方向外側に向かって突出する突起部46を有している点が、前記した第1実施形態と主に異なっている。
スプリングシートラバー4Aをスプリングシート3に装着した場合、突起部46は、取付孔32の前側の周縁32a(図2(b)参照)の下側に位置する。そのため、コイルスプリング5が破損して、コイルスプリング5が飛び出そうとしたときに、スプリングシートラバー4に、嵌合部44を取付孔32から引き抜こうとする力が作用したとしても、突起部46が取付孔32の前側の周縁32aに引っ掛かって掛止されるので、スプリングシートラバー4Aがスプリングシート3から脱落することがない。
なお、第2実施形態においては、突起部46を設けているので、嵌合部44の平面形状を取付孔32と同一形状にすることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、挿通部43によって挿通孔43aを形成することで、規制部を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、筒状部41の外周に、コイルスプリング5の端部の螺旋形状に応じて周方向に螺旋状に延在するねじ山(ねじ溝)を形成して、コイルスプリング5を固定してもよい。
また、スプリングシートラバー4の材質は、ゴムに限定されるものではなく、可撓性を有する弾性材料であればどのようなものでもよい。
また、本実施形態では、コイルスプリング5の上端側のスプリング取付部60に、図7に示すような車体側スプリングシートラバー7を用いたが、下側(トレーリングアーム1側)と同じスプリングシートラバー4を用いてもよい。
100 サスペンション装置
1 トレーリングアーム
2 トーションビーム
3 スプリングシート
31 凸部
32 取付孔
33 位置決め孔
4 スプリングシートラバー(弾性支持部材)
41 筒状部
42 フランジ部
43 挿通部(規制部)
43a 挿通孔
44 嵌合部
44a 側壁
45 位置決め部
46 突起部
5 コイルスプリング
6 車体側部材

Claims (6)

  1. サスペンション装置におけるコイルスプリングの軸方向端部に設置される弾性支持部材であって、
    車体側部材又はサスペンションアーム側部材と前記コイルスプリングの軸方向端部との間に配置されるフランジ部と、
    前記コイルスプリングの軸方向端部が前記弾性支持部材から離間するのを規制する規制部と、
    前記車体側部材又はサスペンションアーム側部材に形成された取付孔に嵌合する嵌合部と、を有し、
    前記取付孔及び前記嵌合部は、前記コイルスプリングの内側に配置されており、
    前記嵌合部は、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分が、前記取付孔の周縁に掛止されていることを特徴とする弾性支持部材。
  2. 前記嵌合部は、水平断面視で略楕円形状又は小判状の筒状に形成され、
    前記嵌合部の長径方向の幅寸法は、前記取付孔の前記ばね力の作用方向の幅寸法よりも大きくなっており、
    前記嵌合部は、前記長径方向を前記ばね力の作用方向に向けた状態で前記取付孔に嵌合することにより、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分が、前記取付孔の周縁に押圧されて弾発的に圧縮変形することで、前記取付孔の周縁に掛止されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性支持部材。
  3. 前記嵌合部は、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分に、前記取付孔の周縁に掛止する突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の弾性支持部材。
  4. 前記フランジ部は、前記コイルスプリングが車両静止状態で予圧縮されることによって前記コイルスプリングの径方向外側に向かって発生するばね力の方向と反対側の部分に、前記車体側部材又はサスペンションアーム側部材に形成された位置決め孔に嵌合固定する位置決め部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の弾性支持部材。
  5. 前記嵌合部と前記位置決め部との間隔は、前記取付孔と前記位置決め孔との間隔よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の弾性支持部材。
  6. 前記サスペンションアーム側部材は、少なくともトレーリングアームを備えており、
    前記トレーリングアームの前端側は、前記車体側部材に回動自在に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の弾性支持部材。
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