JP2014163231A - 内燃機関のバルブタイミング可変機構 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング可変機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2014163231A
JP2014163231A JP2013032284A JP2013032284A JP2014163231A JP 2014163231 A JP2014163231 A JP 2014163231A JP 2013032284 A JP2013032284 A JP 2013032284A JP 2013032284 A JP2013032284 A JP 2013032284A JP 2014163231 A JP2014163231 A JP 2014163231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
camshaft
valve timing
center
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013032284A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Koga
毅 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013032284A priority Critical patent/JP2014163231A/ja
Publication of JP2014163231A publication Critical patent/JP2014163231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

【課題】スプリングの折損時に同スプリングの破片が飛散することを防止し、且つ、バルブタイミング可変機構の整備性の低下を抑制できるようにする。
【解決手段】バルブタイミング可変機構のロータと一体回転するフロントブッシュ27にスプリング28による付勢力が作用するとき、同スプリング28に作用する応力は予測折損位置Bにて最大となる。そして、スプリング28が予測折損位置Bで折れて同スプリング28がカムシャフト2の中心CL寄りの部分P1とその中心CLから離れた部分P2とに分断されると、それら二つの部分P1,P2が次のように動く。すなわち、スプリング28におけるカムシャフト2の中心CL寄りの部分P1が弾性力によりカムシャフト2を中心に拡開し、それによってスプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2をストッパ32に押し付ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関のバルブタイミング可変機構に関する。
内燃機関のバルブタイミング可変機構は、クランクシャフトからの回転伝達を受けるハウジングと、そのハウジング内に設けられてカムシャフトと一体回転しつつ同ハウジングに対し回転方向について相対移動可能なロータとを備えている。このバルブタイミング可変機構では、ハウジングとロータとの相対回転を通じてクランクシャフトに対するカムシャフトの相対回転位相を変更することにより、カムシャフトの回転に伴って開閉動作する機関バルブの開閉タイミング(バルブタイミング)が可変とされる。
また、バルブタイミング可変機構としては、ロータの周方向において、ロータをハウジングに対する同ロータの相対回転範囲内の所定の位置に付勢するスプリングを備えたものも知られている。このスプリングは、例えばカムシャフトを中心とする渦巻き状に形成されており、一方の端部がロータに対し係合されるとともに、もう一方の端部がハウジングに対し係合されている。なお、特許文献1には、上記スプリング全体を覆うようにカバーを設けることが開示されている。
特開2009−62978公報
特許文献1に示されるように、バルブタイミング可変機構にスプリング全体を覆うカバーを設けるようにすれば、そのスプリングの折損時に同スプリングの破片が飛散することを防止できるようにはなる。ただし、スプリング全体を覆うカバーが存在する分、バルブタイミング可変機構を整備しにくくなることは否めない。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、スプリングの折損時に同スプリングの破片が飛散することを防止し、且つ、整備性の低下を抑制できる内燃機関のバルブタイミング可変機構を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する内燃機関のバルブタイミング可変機構は、クランクシャフトからの回転伝達を受けるハウジングと、そのハウジング内に設けられてカムシャフトと一体回転しつつ同ハウジングに対し回転方向について相対移動可能なロータとを備えている。更に、バルブタイミング可変機構は、カムシャフトを中心とする渦巻き状に形成されてロータを周方向について付勢するスプリングも備えている。このスプリングにおける一方の端部はロータに対し係合され、同スプリングにおけるもう一方の端部はハウジングに対し係合される。更に、バルブタイミング可変機構において、スプリングの渦巻き状に延びる方向における同スプリングの前記カムシャフトの中心から離れる方向の端部と最高応力が作用する予測折損位置との間には、カムシャフトの中心から離れる方向についてのスプリングの変位を規制するストッパが設けられる。このため、スプリングに作用する応力により同スプリングが上記予測折損位置にて折れ、それによってスプリングがカムシャフトの中心寄りの部分とその中心から離れた部分とに分断されたとき、それら二つの部分が次のように動くようになる。すなわち、スプリングにおけるカムシャフトの中心寄りの部分が弾性力によりカムシャフトを中心に拡開し、それによってスプリングにおけるカムシャフトの中心から離れた部分をストッパに押し付ける。また、スプリングにおけるカムシャフトの中心から離れた部分は、ストッパとスプリングにおけるカムシャフトの中心寄りの部分との間に挟まれてその位置に保持される。このため、スプリング全体を覆うカバーを設けずとも、スプリングの折損時に同スプリングの破片が飛散することを防止することができる。また、折損したスプリングの破片の飛散を防止する上記ストッパは、上記カバーのようにスプリング全体を覆うものではない。このため、ストッパを設けることによってバルブタイミング可変機構の整備性が低下することはない。
なお、上記ストッパは、スプリングの付勢力に抗してハウジングに対しロータを相対移動させるときの同スプリングのカムシャフトの径方向についての変位が最も小さくなる位置に対応して設けることが好ましい。この場合、スプリングが予測折損位置で折れた後、スプリングにおけるカムシャフトの中心寄りの部分が、その弾性力によりスプリングにおけるカムシャフトの中心から離れた部分をストッパに押し付けるとき、それに要するカムシャフトの径方向についての変位が小さく抑えられる。このため、その変位が大き過ぎて上記押し付けの際にスプリングにおけるカムシャフトの中心から離れた部分がストッパから外れやすくなることを抑制できる。
また、上記ストッパは、スプリングが予測折損位置にて折れることにより、同スプリングにおけるカムシャフトの中心寄りの部分が拡開して同スプリングにおけるカムシャフトの中心から離れた部分をストッパに押し付ける際、その押し付けを垂直に受けることが可能な位置に設けることが好ましい。この場合、上記押し付けの際にスプリングにおけるカムシャフトの中心から離れた部分がストッパに対しずれにくくなり、そのずれによって上記部分がストッパから外れやすくなることを抑制できる。
内燃機関のバルブタイミング可変機構、及び、同機構を油圧動作させる油圧回路を示す略図。 図1のバルブタイミング可変機構を矢印A−A方向から見た断面図。 バルブタイミング可変機構に設けられるフロントブッシュ及びスプリングを示す正面図。
以下、内燃機関のバルブタイミング可変機構の一実施形態について、図1〜3を参照して説明する。
図1に示すように、内燃機関のバルブタイミング可変機構1は、同機関のカムシャフト2(例えば吸気カムシャフト)に対しボルトにより固定されたロータ3と、カムシャフト2と同一軸線上に上記ロータ3を囲むように設けられて内燃機関のクランクシャフトの回転が伝達されるハウジング4とを備えている。このハウジング4の内周面には、カムシャフト2の軸線に向かって突出する突部5が周方向について所定の間隔をおいて複数形成されている。また、上記ロータ3の外周面には、カムシャフト2の軸線から離れる方向に突出する複数のベーン6がそれぞれ上記各突部5の間に位置するように形成されている。これにより、ハウジング4内における各突部5の間に位置する部分が、ベーン6により進角側油圧室7と遅角側油圧室8とに区画されている。
そして、進角側油圧室7にオイルを供給するとともに遅角側油圧室8からオイルを排出すると、上記ロータ3がハウジング4に対し図中の右回転方向に相対移動してカムシャフト2のクランクシャフトに対する相対回転位相が進角側に変化し、それによって内燃機関の機関バルブ(この例では吸気バルブ)のバルブタイミングが進角側に変化する。また、遅角側油圧室8にオイルを供給するとともに進角側油圧室7からオイルを排出すると、上記ロータ3がハウジング4に対し図中左回転方向に相対移動してカムシャフト2のクランクシャフトに対する相対回転位相が遅角側に変化し、それによって内燃機関の機関バルブのバルブタイミングが遅角側に変化する。
バルブタイミング可変機構1の進角側油圧室7及び遅角側油圧室8に対するオイルの給排は、同機構1とオイルポンプ9とを繋ぐ油圧回路に設けられたオイルコントロールバルブ10の駆動を通じて制御される。このオイルコントロールバルブ10は、オイルポンプ9に対し供給通路11を介して接続されるとともに、そのオイルポンプ9により汲み上げられるオイルを貯留するためのオイルパン12に対し排出通路13を介して接続されている。また、オイルコントロールバルブ10は、バルブタイミング可変機構1の進角側油圧室7に対し進角側油路14を介して接続されるとともに、同機構1の遅角側油圧室8に対し遅角側油路15を介して接続されている。
バルブタイミング可変機構1は、ロータ3のハウジング4に対する相対移動を禁止する禁止動作を行うとともに、その相対移動を許可状態とする許可動作を行うロック機構16を備えている。このロック機構16によるハウジング4に対するロータ3の相対移動の禁止は、ハウジング4に対するロータ3の回転方向についての相対移動範囲の端以外の位置であって、且つ、吸気バルブのバルブタイミングが機関始動に適したタイミングとなる位置である中間ロック位置にて行われる。
次に、バルブタイミング可変機構1のカムシャフト2への取り付け態様について詳しく説明する。
図2に示すように、バルブタイミング可変機構1において、ロータ3はボルト23によってカムシャフト2の端部に固定されて同カムシャフト2に対し一体回転可能となっており、そのロータ3を囲むハウジング4はカムシャフト2によって同カムシャフト2の周りを相対回転可能な状態で支持されている。このハウジング4は、ロータ3を厚さ方向(図中左右方向)の両側から挟むフロントプレート24及びリヤプレート25と、ロータ3の外周に位置して同ロータ3の外周全体を囲むサイドリング26とを備え、それらフロントプレート24、リヤプレート25、及びサイドリング26を一体回転可能に連結することによって形成されている。
また、上記ボルト23の頭部23aとロータ3との間にはフロントブッシュ27が挟まれており、ボルト23を締め付けることによりフロントブッシュ27がロータ3と固定されて同ロータ3と一体回転可能となっている。このフロントブッシュ27の周りには、カムシャフト2を中心とする渦巻き状のスプリング28が設けられている。このスプリング28は、ハウジング4に対するロータ3が上記中間ロック位置よりも遅角側に相対移動したとき、そのロータ3を周方向について上記中間ロック位置に向けて付勢するためのものである。
図3に示すように、スプリング28における一方の端部28a、詳しくはカムシャフト2の中心CL寄りの端部28aは、フロントブッシュ27に形成された切り欠き部31と係合されている。フロントブッシュ27はロータ3に固定されていることから、このときのスプリング28の上記端部28aはロータ3に対しフロントブッシュ27を介して係合された状態となる。また、スプリング28におけるもう一方の端部28b、詳しくはカムシャフト2の中心CLから離れた端部28bは、ハウジング4(正確にはフロントプレート24)に固定されたピン29、もしくはフロントブッシュ27に固定されたピン30と係合可能となっている。
ここで、ハウジング4に対しロータ3及びフロントブッシュ27が中間ロック位置よりも遅角側(矢印Y1方向)に相対移動すると、スプリング28における上記端部28bがフロントプレート24のピン29と係合する一方、その係合に伴ってフロントブッシュ27のピン30が端部28bから矢印Y1方向に離間する。その結果、フロントブッシュ27(ロータ3)には、スプリング28による中間ロック位置に向けた進角方向への付勢力が作用する。また、ハウジング4に対しロータ3及びフロントブッシュ27が中間ロック位置よりも進角側(矢印Y2方向)に相対移動すると、スプリング28における上記端部28bがフロントブッシュ27のピン30と係合する一方、その係合に伴って端部28bがフロントプレート24のピン29から矢印Y2方向に離間する。このときには、フロントブッシュ27(ロータ3)にスプリング28による中間ロック位置に向けた付勢力が作用することはない。
従って、ハウジング4に対しロータ3及びフロントブッシュ27が中間ロック位置よりも遅角側(矢印Y1方向)に相対移動したときのみ、スプリング28の端部28bがピン29と係合する。このピン29はフロントプレート24に形成されているため、このときには端部28bがピン29を介してフロントプレート24(ハウジング4)に係合された状態となり、フロントブッシュ27にスプリング28による中間ロック位置に向けた進角方向への付勢力が作用する。
フロントブッシュ27には、スプリング28におけるカムシャフト2の中心から離れる方向についての変位を規制するストッパ32が設けられている。このストッパ32は、スプリング28の外周一周分の一部(この例では図中の下端部)に対応して位置している。また、このときのストッパ32の位置は、スプリング28の渦巻き状に延びる方向における同スプリング28のカムシャフト2の中心CLから離れる方向の端部28bと最高応力が作用する予測折損位置Bとの間の位置となる。なお、フロントブッシュ27に中間ロック位置に向けたスプリング28による付勢力が作用するときには、スプリング28には応力が作用して上記予測折損位置Bにて上記応力が最大となる。この予測折損位置Bについては、スプリング28の延びる方向についての同スプリング28の湾曲形状の変更によって任意に定めることが可能である。ちなみに、この実施形態での上記予測折損位置Bは、スプリング28における端部28bと予測折損位置Bとの間の部分が、カムシャフト2を中心とする同スプリング28の外周一周分の長さよりも短く、且つ上記外周一周分の半分以上の長さとなるように定められている。
一方、上記ストッパ32は、スプリング28の付勢力に抗してハウジング4に対しロータ3(フロントブッシュ27)を相対移動させるときの同スプリング28のカムシャフト2の径方向についての変位が最も小さくなる位置に対応して設けられている。更に、上記ストッパ32は、スプリング28が予測折損位置Bにて折れることにより、同スプリング28におけるカムシャフト2の中心CL寄りの部分が拡開して同スプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分をストッパ32に押し付ける際、その押し付けを垂直に受けることが可能な位置に設けられている。このようにストッパ32を設けることにより、この実施形態では同ストッパ32がスプリング28における端部28bと予測折損位置Bとの中間部に対応して位置している。
次に、本実施形態のバルブタイミング可変機構1の作用について説明する。
フロントブッシュ27に中間ロック位置に向けたスプリング28による付勢力が作用するときには、スプリング28には応力が作用して上記予測折損位置Bにて上記応力が最大となる。このため、スプリング28に作用する応力により同スプリング28が折れる場合、そうしたスプリング28の折損は上記予測折損位置Bにて生じる。そして、スプリング28の予測折損位置Bでの折損により、スプリング28がカムシャフト2の中心CL寄りの部分P1とその中心CLから離れた部分P2とに分断されたとき、それら二つの部分P1,P2が次のように動くようになる。
すなわち、スプリング28におけるカムシャフト2の中心CL寄りの部分P1が弾性力によりカムシャフト2を中心に拡開し、それによってスプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2をストッパ32に押し付ける。また、スプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2は、上記部分P1により押されて端部28b(ピン29)を中心に回動し、それによってストッパ32に向けて変位した後、同ストッパ32と上記部分P1との間に挟まれてその位置に保持される。
従って、バルブタイミング可変機構1にスプリング28全体を覆うカバーを設けずとも、スプリング28の折損時に同スプリング28の破片が飛散することを防止することができる。また、折損したスプリング28の破片の飛散を防止する上記ストッパ32は、上記カバーのようにスプリング28全体を覆うものではないため、ストッパ32を設けることによってバルブタイミング可変機構1の整備性が低下することはない。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)バルブタイミング可変機構1のフロントブッシュ27には、スプリング28におけるカムシャフト2の中心から離れる方向についての変位を規制するストッパ32が設けられている。そして、ストッパ32は、スプリング28の渦巻き状に延びる方向における同スプリング28のカムシャフト2の中心CLから離れる方向の端部28bと最高応力が作用する予測折損位置Bとの間に位置する。このストッパ32により、スプリング28全体を覆うカバーを設けずとも、スプリング28の折損時に同スプリング28の破片が飛散することを防止することができる。また、このストッパ32は上記カバーのようにスプリング28全体を覆うものではないため、ストッパ32を設けることによってバルブタイミング可変機構1の整備性が低下することはない。
(2)上記ストッパ32は、スプリング28の付勢力に抗してハウジング4に対しロータ3(フロントブッシュ27)を相対移動させるときの同スプリング28のカムシャフト2の径方向についての変位が最も小さくなる位置に対応して設けられる。このため、スプリング28が予測折損位置Bで折れた後、スプリング28におけるカムシャフト2の中心CL寄りの部分P1が、その弾性力によりスプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2をストッパ32に押し付けるとき、それに要するカムシャフト2の径方向についての変位が小さく抑えられる。このため、その変位が大き過ぎて上記押し付けの際にスプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2がストッパ32から外れやすくなることを抑制できる。
(3)上記ストッパ32は、スプリング28が予測折損位置Bにて折れることにより、同スプリング28におけるカムシャフト2の中心CL寄りの部分P1が拡開して同スプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2をストッパ32に押し付ける際、その押し付けを垂直に受けることが可能な位置に設けられる。このため、上記押し付けの際にスプリング28におけるカムシャフト2の中心CLから離れた部分P2がストッパ32に対しずれにくくなり、そのずれによって上記部分P2がストッパ32から外れやすくなることを抑制できる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・スプリング28は、その延びる方向について同スプリング28の曲率が一定の割合で変化する形状のものであってもよい。
・ストッパ32の位置については、スプリング28における端部28bと予測折損位置Bとの間の部分に対応する任意の位置に適宜変更可能である。
・フロントブッシュ27のストッパ32は複数設けられていてもよい。
・バルブタイミング可変機構によってバルブタイミングが可変とされる機関バルブは、排気バルブであってもよい。この場合、バルブタイミング可変機構のスプリングによってハウジングに対しロータが最進角位置に向けて付勢されるとともに、その最進角位置にてロック機構によるハウジングに対するロータの相対移動の禁止が行われる。
1…バルブタイミング可変機構、2…カムシャフト、3…ロータ、4…ハウジング、5…突部、6…ベーン、7…進角側油圧室、8…遅角側油圧室、9…オイルポンプ、10…オイルコントロールバルブ、11…供給通路、12…オイルパン、13…排出通路、14…進角側油路、15…遅角側油路、16…ロック機構、23…ボルト、23a…頭部、24…フロントプレート、25…リヤプレート、26…サイドリング、27…フロントブッシュ、28…スプリング、28a…端部、28b…端部、29…ピン、30…ピン、31…切り欠き部、32…ストッパ。

Claims (3)

  1. クランクシャフトからの回転伝達を受けるハウジングと、そのハウジング内に設けられてカムシャフトと一体回転しつつ同ハウジングに対し回転方向について相対移動可能なロータと、前記カムシャフトを中心とする渦巻き状に形成されて前記ロータを周方向について付勢するスプリングとを備え、前記スプリングにおける一方の端部が前記ロータに対し係合されるとともに、前記スプリングにおけるもう一方の端部が前記ハウジングに対し係合される内燃機関のバルブタイミング可変機構において、
    前記スプリングの渦巻き状に延びる方向における同スプリングの前記カムシャフトの中心から離れる方向の端部と最高応力が作用する予測折損位置との間に、前記カムシャフトの中心から離れる方向についての前記スプリングの変位を規制するストッパを設けた
    ことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング可変機構。
  2. 前記ストッパは、前記スプリングの付勢力に抗して前記ハウジングに対し前記ロータを相対移動させるときの同スプリングの前記カムシャフトの径方向についての変位が最も小さくなる位置に対応して設けられる
    請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング可変機構。
  3. 前記ストッパは、前記スプリングが前記予測折損位置にて折れることにより、同スプリングにおける前記カムシャフトの中心寄りの部分が拡開して同スプリングにおける前記カムシャフトの中心から離れた部分を前記ストッパに押し付ける際、その押し付けを垂直に受けることが可能な位置に設けられる
    請求項1又は2記載の内燃機関のバルブタイミング可変機構。
JP2013032284A 2013-02-21 2013-02-21 内燃機関のバルブタイミング可変機構 Pending JP2014163231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013032284A JP2014163231A (ja) 2013-02-21 2013-02-21 内燃機関のバルブタイミング可変機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013032284A JP2014163231A (ja) 2013-02-21 2013-02-21 内燃機関のバルブタイミング可変機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014163231A true JP2014163231A (ja) 2014-09-08

Family

ID=51614092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013032284A Pending JP2014163231A (ja) 2013-02-21 2013-02-21 内燃機関のバルブタイミング可変機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014163231A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016056732A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関のバルブタイミング制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120229A (ja) * 2001-10-05 2003-04-23 Hitachi Unisia Automotive Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP2011063200A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Honda Motor Co Ltd 弾性支持部材
JP2011157838A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Denso Corp バルブタイミング調整装置
WO2012062495A1 (de) * 2010-11-11 2012-05-18 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Nockenwellenversteller für eine brennkraftmaschine

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120229A (ja) * 2001-10-05 2003-04-23 Hitachi Unisia Automotive Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP2011063200A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Honda Motor Co Ltd 弾性支持部材
JP2011157838A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Denso Corp バルブタイミング調整装置
WO2012062495A1 (de) * 2010-11-11 2012-05-18 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Nockenwellenversteller für eine brennkraftmaschine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016056732A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関のバルブタイミング制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5447543B2 (ja) バルブタイミング調整装置、およびその組付方法
JP5093256B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5500393B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5333544B2 (ja) 液圧式バルブタイミング調整装置
US8651077B2 (en) Fluid-pressure-operated valve timing controller
JP5920632B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP2006125318A (ja) バルブタイミング調整装置
US9103241B2 (en) Valve timing controller
JP2014163231A (ja) 内燃機関のバルブタイミング可変機構
JP5900533B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5811351B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6436848B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6015604B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6090588B2 (ja) 内燃機関のバルブタイミング可変機構
JP2009236012A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2009215881A (ja) バルブタイミング調整装置
JPWO2013108544A1 (ja) 弁開閉時期制御装置
JP5447436B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5376219B2 (ja) 弁開閉時期制御装置
JP6007812B2 (ja) バルブタイミング可変機構の製造方法
JP2015113783A (ja) 内燃機関のバルブタイミング可変機構
JP2015158191A5 (ja)
JP5660407B2 (ja) バルブタイミング調整装置
WO2009019814A1 (ja) バルブタイミング調整装置及びその組み付け方法
US9932866B2 (en) Valve timing controller

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170301