JP4862561B2 - サスペンション装置のコイルスプリング取付構造 - Google Patents

サスペンション装置のコイルスプリング取付構造 Download PDF

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Description

この発明は、自動車のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造に関し、特に、車体フレームの下部にコイルスプリングを取付けるコイルスプリング取付構造に関する。
従来から、自動車のサスペンション装置には、車体を支え、路面衝撃を吸収するために、上下方向に延びるコイルスプリングを設けている。
例えば、下記特許文献1では、トーションビーム式サスペンション装置において、コイルスプリングをショックアブソーバーとは別に設置するものが開示されている。
このように、コイルスプリングをショックアブソーバーとは別に設置すると、コイルスプリングをショックアブソーバーの上部に設置しなくてもよいため、車体後部の荷室空間等を広く確保でき、自動車のレイアウト効率を高めることができるといった効果等が得られる。
特開2000−335219号公報
ところで、コイルスプリングをショックアブソーバーと別に設置した場合には、トレーリングアーム等のサスペンションリンクと車体との間にコイルスプリングを設置して路面荷重を吸収することになる。こうして、コイルスプリングを設置する場合には、車体側の取付点に大きな荷重が作用するため、一般に、剛性の高い車体フレームを利用して、車体側の取付点としている。
ただし、車両のレイアウトの関係によっては、車体フレームの位置とコイルスプリングの位置を完全に一致させることができない場合もあり、この場合には、車体フレームの側に一部オフセットしたブラケット部材(スプリングシート)を設け、このブラケット部材を介して車体フレームにコイルスプリングを取付けることになる。
このように、コイルスプリングを、一部オフセットしたスプリングシートを介して車体フレームに取付けると、サスペンション荷重を受けるコイルスプリングの座巻き部(スプリング端末から立ち上り位置までのコイルスプリング端部)が、スプリングシートに平面視で車体フレームに重合する部分(非オフセット部分)と重合しない部分(オフセット部分)とに跨るように当接することになる。
しかし、スプリングシートの剛性は、車体フレームの影響により、オフセット部分と非オフセット部分とで異なるため、座巻き部がオフセット部分に多く当接するか、非オフセット部分に多く当接するかによって、スプリングシートの変形状態が異なってしまい、コイルスプリングの特性が大きく変化するおそれがある。
このように、座巻き部のスプリングシートの当接位置によってコイルスプリングの特性が変化してしまうと、左右で同じような特性となるよう設定したサスペンション装置のサスペンション特性が崩れてしまい、車両の操安性等の走行性能が悪化するという問題が生じる。
そこで、本発明は、サスペンション装置のコイルスプリング取付構造において、車体フレームに一部オフセットしたスプリングシートを介してコイルスプリングを取付けるに際して、コイルスプリングの座巻き部の当接位置を適切に設定して、左右のコイルスプリングの支持剛性のバラツキを抑えて、車両の走行性能を向上できるサスペンション装置のコイルスプリング取付構造を提供することを目的とする。
この発明のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造は、車幅方向左右両側位置に設置される車体フレームに一部オフセットして左右対称に設けられる左右一対のスプリングシートと、該一対のスプリングシートに取付けられ上下方向に延び、同一方向に巻き方向を設定した左右一対のコイルスプリングと、を備えるサスペンション装置のコイルスプリング取付構造であって、前記スプリングシートが、平面視で車体フレームに重合する部分と重合しない部分とを有し、前記コイルスプリング上端のスプリング端末から立ち上り位置までの座巻き部を、前記スプリングシートに対して、前記車体フレームに重合する部分と重合しない部分に跨るように当接させて、該座巻き部の当接位置を、前記左右のコイルスプリング間で左右略対称に設定したものである。
上記構成によれば、座巻き部の当接位置が左右のコイルスプリング間で左右略対称となっていることから、左右のコイルスプリング間で、座巻き部がスプリングシートの車体フレームに重合する部分(非オフセット部分)と重合しない部分(オフセット部分)に、ほぼ同様に当接することになる。
このため、コイルスプリング荷重を、左右でほぼ同様の支持剛性を有するスプリングシートで支持することになるため、コイルスプリングの弾性特性を左右でほぼ同様にすることができる。
なお、座巻き部の周方向の当接位置(当接角度)は、左右のコイルスプリング間で左右略対称であれば、例えば、略C字形状の座巻き部の口開き位置(スプリング端末と立ち上り部の間の空隙位置)を、車両前方側、外方側、内方側、さらには車両後方側等、何れの位置となるように設定してもよい。
また、前提のサスペンション装置の形式も、車体フレームの下部でコイルスプリングを支持するものであれば、特に限定されるものでなく、例えば、リジットアクスル式サスペンション、トーションビーム式サスペンション、セミトレーリング式サスペンション、ダブルウイッシュボーン式サスペンション、マルチリンク式サスペンション等のサスペンション装置であってもよい。
この発明の一実施態様においては、前記座巻き部のスプリングシートの当接位置を、車両前後方向に対して左右略均等となるように設定したものである。
上記構成によれば、座巻き部のスプリングシートの当接位置が一つのコイルスプリングにおいて、左右略均等となっていることから、左右のコイルスプリング間でも、より確実にスプリングシートに対する当接位置を左右略対称にできる。
このため、左右のコイルスプリング間の座巻き部の当接位置を、簡単に左右略対称にすることができる。また、一つのスプリングシートに対するコイルスプリングの荷重入力を、左右均等にすることができる。
よって、左右のコイルスプリングの間で、より効果的に支持剛性のバラツキを抑えて、左右のコイルスプリングの特性を同じにすることができる。
この発明の一実施態様においては、前記コイルスプリングの上下両端の座巻き部を、車両前後方向に対して左右略均等に位置するように設定したものである。
上記構成によれば、上下両端の座巻き部が、車両前後方向に対して左右略均等に位置することから、一つのコイルスプリングのスプリングシートへの荷重入力が上下それぞれで均等となる。
このため、上端のみならず下端においても、スプリングシートに対するコイルスプリングの荷重入力が、左右均等となるため、スプリングシートへの荷重の入力状態を均等にできる。
よって、さらに左右のコイルスプリングの間で、支持剛性のバラツキを抑えて、左右のコイルスプリングの特性を同じにすることができる。
この発明の一実施態様においては、前記座巻き部のスプリングシートへの当接位置を、車体フレームに重合する部分を重合しない部分より多く設定したものである。
上記構成によれば、座巻き部の当接位置を、車体フレームに重合する部分を多く設定することで、主に、スプリングシートの剛性の高い部分で、コイルスプリングを支持することになる。
このため、コイルスプリングの支持剛性を高めることができる。また、スプリングシートの変形も少ないため、コイルスプリングの特性を、より安定させることができる。
よって、サスペンション装置の支持剛性を高めることができ、左右のコイルスプリングの特性をより左右均等にすることができる。
この発明の一実施態様においては、前記車体フレームを、車両前方側に向かうにしたがい車幅方向外方側に傾斜して延びるように設置して、前記スプリングシートを、車幅方向外方側にオフセットするように設けて、前記座巻き部のスプリング端末を、車両後方側に位置するように設定したものである。
上記構成によれば、車体フレームが車幅方向外方側に傾斜して前方側に延び、スプリングシートが車幅方向外方側にオフセットして、スプリング端末が車両後方側に位置することから、コイルスプリングの座巻き部が、スプリングシートの前部の車体フレームに重合する部分に、より多く当接することになる。
このため、車体フレームが車幅方向外方側に傾斜して前方側に延びるように設定されたものにおいて、スプリングシートの剛性の高い部分で、コイルスプリングを支持することができる。
よって、車体フレームが傾斜したものにおいて、サスペンション装置の支持剛性を高めることができ、左右のコイルスプリングの特性をより均等にすることができる。
この発明の一実施態様においては、前記サスペンション装置が、前方側に揺動支点を有するトーションビーム式のサスペンション装置であり、コイルスプリングの下端の座巻き部を、車両前後方向に対して左右略均等に位置するように設定し、スプリング端末が車両後方側に位置するように設定したものである。
上記構成によれば、路面荷重を受けた際に、サスペンション装置のトレーリングアームが前方側を支点として上下に揺動するため、コイルスプリングがいわゆる「アコーディオンの蛇腹」のように変形をして、車両後方側に「逃げる」(移動)するような動きが生じる。しかし、コイルスプリング下端の座巻き部がスプリングシートのボス部等の前方側に位置し、このボス部等に座巻き部が左右略均等に引っ掛かるため、コイルスプリングの後方側への逃げを抑制することができる。
よって、座巻き部を下部のスプリングシートに有効に係止させることができ、安定的にサスペンション装置の機能を得ることができる。
この発明によれば、コイルスプリング荷重を、左右でほぼ同様の支持剛性を有するスプリングシートで支持することになるため、コイルスプリングの特性を左右でほぼ同様にすることができる。
よって、サスペンション装置のコイルスプリング取付構造において、車体フレームに一部オフセットしたスプリングシートを介してコイルスプリングを取付けるに際して、コイルスプリングの座巻き部の当接位置を適切に設定して、左右のコイルスプリングの支持剛性のバラツキを抑えて、車両の走行性能を向上できる。
本発明の実施形態について、以下、図面に基づいて詳述する。
図1は、第一の実施形態が採用されたリアサスペンション装置1の全体斜視図である。
本実施形態のリアサスペンション装置1は、いわゆるトーションビーム式のサスペンション装置であり、車両前後方向に延びる左右一対のトレーリングアーム2,2と、そのトレーリングアーム2,2を中間位置で車幅方向に延びて連結するアクスルビーム3と、トレーリングアーム2,2前部で車体に枢着される左右一対のアームブッシュ4,4と、トレーリングアーム2,2の後部内側に取付けられる左右一対のコイルスプリング5,5と、トレーリングアーム2,2後端に取付けられる左右一対のショックアブソーバー6,6と、トレーリングアーム2,2の後部外側に取付けられる左右一対の車輪支持部材7,7と、を備えて構成している。
トーションビーム式のサスペンション装置は、周知のように、車輪8,8(図2参照)が路面から上下方向の衝撃を受けると、トレーリングアーム2,2がアームブッシュ4,4を揺動支点として上下に揺動して、車輪8,8を上下方向にストロークさせる。この車輪8,8のストローク方向が旋回走行等により左右逆になった場合には、車幅方向に延びるアクスルビーム3が捩じれ、この捩じれによりトレーリングアーム2,2も捩じれて、車輪8,8にジオメトリー変化を生じさせる。
このリアサスペンション装置1の構成要素のうち、左右一対のコイルスプリング5,5は、上下方向に延びており、共に、右巻き(反時計回りに回転して上昇する螺旋形状の巻き方向)として構成している。
このように、左右のコイルスプリング5,5の巻き方向を同一とすることで、左右のコイルスプリング5,5の共通化を図って、リアサスペンション装置1の生産コストの低減を図っている。
コイルスプリング5,5の下方には、コイルスプリング5,5を受けるスプリングシートロア9,9を設けている。このスプリングシートロア9,9は、トレーリングアーム2,2とアクスルビーム3の間の後側角部に、両者に跨るように設置しており、トレーリングアーム2,2の上下方向ストロークを、確実にコイルスプリング5,5に伝達するように構成している。
コイルスプリング5,5の上方には、車体側部材との間の衝撃を緩和するためスプリングシートラバー10,10を設置している。このスプリングシートラバー10,10は、略環状のゴム製部材で構成しており、後述のように、コイルスプリング5,5の取付位置を規定する機能も有している。
図2は、リアサスペンション装置1の車体への組付け状態を示した全体平面図であり、図3は、リアサスペンション装置1の車体への組付け状態を示した全体側面図である。図2の破線で示した構成要素が車体側部材である。
リアサスペンション装置1は、これらの図に示すように、車体下部で車両前後方向に延びる左右一対のリアサイドフレーム11,11に対して取付けられている。
リアサイドフレーム11,11は、図2に示すように、平面視で車両前方側に向かうに従って車両外方側に広がるように傾斜配置されている。これは、リアサイドフレーム11,11前端をサイドシル(図示せず)後端に連結するためであり、リアサイドフレーム11,11をサイドシルに連結することで、リアサイドフレーム11,11の後突性能を高めている。このリアサイドフレーム11,11の傾斜配置に伴って、コイルスプリング5,5の支持位置では、リアサイドフレーム11,11の外側壁11a,11aが、車両前方側に向かうに従って徐々に外方側に傾斜するように設置されている。
また、リアサイドフレーム11は、図3に示すように、側面視で車両前方側が下方に位置するように前下がりに傾斜配置され、車両後方側のコイルスプリング5の支持位置が上方に位置するようにしている。このため、コイルスプリング5のレイアウトスペースを上下方向に確保することができ、コイルスプリング5のストローク長を十分に確保している。
また、このリアサイドフレーム11のコイルスプリング5の支持位置には、コイルスプリング5を取付けるスプリングシートアッパ12を設けている。
スプリングシートアッパ12は、リアサイドフレーム11の下面11bに接合されて車幅方向外方側に一部がオフセットする受け面12aと、受け面12aのオフセット部分から上方側に延びリアサイドフレーム11の外側壁11aに接合される二つの脚部12b,12bと、を備えている。
受け面12aは、図2に示すように外方側のオフセット部分を面取りした横長の略六角形状の平板面で構成しており、中央には円形の開口ボス部12cを設けている(詳細には図5参照)。
また、脚部12b,12bは、図3に示すように、受け面12aの両側から立ち上がる縦壁部12d,12dと、リアサイドフレーム11の外側壁11aに接合される接合フランジ部12e,12eと、を有している。
なお、スプリングシートアッパ12の受け面12aに、外方側にオフセットしたオフセット部分12a1(図2のハッチング領域)を設けているのは、図2に示すように、リアサスペンション装置1のコイルスプリング5,5の位置が、リアサイドフレーム11,11の位置に対して、車両レイアウトの関係で車幅方向内方側に設定されているためである。
スプリングシートアッパ12を設けることにより、コイルスプリング5の入力荷重を、全てリアサイドフレーム11に伝達するようにしている。
もっとも、このスプリングシートアッパ12に、オフセット部分12a1を設けているため、スプリングシートアッパ12のオフセット部分12a1(平面視でリアサイドフレームと重合していない部分)と非オフセット部分12a2(平面視でリアサイドフレームと重合している部分)の間で、コイルスプリング5の支持剛性の差が生じる。
すなわち、リアサイドフレーム11が重合する非オフセット部分12a2では、剛性の高いリアサイドフレームの影響を受けてスプリングシートアッパ12の支持剛性が高まるものの、リアサイドフレーム11が重合しないオフセット部分12a1では、脚部12b,12bを介してリアサイドフレーム11に支持しているにすぎないため、相対的に支持剛性が低くなるのである。
このため、スプリングシートアッパ12のオフセット部分12a1と非オフセット部分12a2へのコイルスプリング5の当接関係を何ら考慮することなく、コイルスプリング5を組付けると、コイルスプリング5の荷重を受けた際、スプリングシートアッパ12が簡単に変形したり、又は変形しなかったりして、左右のコイルスプリング5,5間で、コイルスプリング5の特性がバラついてしまい、左右輪間でサスペンション特性が不安定になるという問題が発生する。
この問題を解決するためには、スプリングシートアッパ12の板厚を厚くしてスプリングシートアッパ12自体の剛性を高くする構成が考えられるが、こうした構成を採用すると、車体の軽量化を図ることが困難となり、燃費の悪化を招来するという別の問題が生じる。
そこで、本実施形態では、スプリングシートアッパ12,12に対する当接位置を左右のコイルスプリング5,5で略対称となるように設定して、左右のスプリングシートアッパ12,12の支持剛性が均等となるようにしている。
図4〜図6によって、その具体構造を説明する。図4は、左側のリアサスペンション装置1のコイルスプリング5上部の取付部分を示す斜視図、図5は、左側のコイルスプリング5上部の取付部分を下方から見た底面図、図6は、左右のコイルスプリング5,5上部の取付部分を模式的に示した底面図である。
コイルスプリング5上部は、前述したスプリングシートラバー10を介してスプリングシートアッパ12に取付けられており、このスプリングシートラバー10によって、コイルスプリング5上部のスプリングシートアッパ12の当接位置を規定している。
スプリングシートラバー10は、図5に示すように環状の本体部10aと、本体部10a中央で下方に延びる環状フランジ部10bと、環状フランジ部10bから外周方向に延びる二つの係止片部10c,10cと一つの規定片部10dとを備え、また、本体部10aの上面には、図4に示すように、上方に突出する規定ピン部10eとを備えている。
このスプリングシートラバー10に対して、コイルスプリング5のスプリング端末5aを規定片部10dに当接させ、そのスプリング端末5aから前方に一旦回り込んで立ち上がる立ち上り部5bまでの、いわゆる「座巻き部5A(ドットハッチング領域)」を二つの係止片部10c,10cで係止することで、コイルスプリング5を取付け、さらに、このスプリングシートラバー10の規定ピン部10eをスプリングシートアッパ12の位置決め孔12f(図4参照)に挿通して、スプリングシートアッパ12に取付けることで、コイルスプリング5上部のスプリングシートアッパ12への当接位置を規定している。
すなわち、コイルスプリング5をスプリングシートラバー10を介して取付けることにより、スプリング端末5aの位置が、常に一定の位置に規定できるため、コイルスプリング5上端の座巻き部5A(以下、上部座巻き部)の当接位置を、常に一定位置に規定できるのである。
本実施形態では、スプリング端末5aの位置を車両後方斜め外方側(斜め左側)に設定して、上部座巻き部5Aを車両前後方向に対して均等に左右に約0.4巻きずつ、合計約0.8巻き(約288°)程度、スプリングシートアッパ12の前部を、中心に当接するように設定している。
上部座巻き部5Aの当接位置を、このように設定することで、左側のスプリングシートアッパ12では、リアサイドフレーム11の外側壁11aが車両前方側に向かうに従って徐々に外方側(左側)に傾斜していることとも相俟って、オフセット部分12a1よりも非オフセット部分12a2にコイルスプリングSを多く当接させることができ、コイルスプリング5の支持剛性を高めることができる。
この上部座巻き部5A(ハッチング領域)の当接位置は、図6に示すように、左右のコイルスプリング5,5で同様に、左右略対称となるように設定している。すなわち、左右のコイルスプリング5、5の上部座巻き部5A、5Aが、車両前後方向に対して均等に左右に約0.4巻きずつ、合計約0.8巻き程度、当接するように設定しているのである。
もっとも、前述のように、左右のコイルスプリング5,5は、共に右巻きのコイルスプリングで構成していることから、スプリング端末5aの位置と立ち上り部5bの位置は、共に、それぞれ右側と左側となっている。
ここで、リアサイドフレームの外側壁11a,11aが、共に車両前方側に向かうに従い左右略対称に外方側に傾斜しているため、スプリングシートアッパ12のオフセット部分12a1と非オフセット部分12a2は、左右略対称となる。
このため、上部座巻き部5Aは、スプリングシートアッパ12のオフセット部分12a1と非オフセット部分12a2に対して、左右で略均等に当接することになるのである。
よって、スプリングシートアッパ12、12は、その支持剛性が左右でほぼ同じになり、コイルスプリング5,5から荷重を受けた際、左右でほぼ同様に変形することになる。
こうしたことから、本実施形態では、左右のコイルスプリング5,5間で、コイルスプリングの特性のバラツキを抑制することができ、左右輪間のサスペンション特性を安定させることができるのである。
次に、図7、図8で、コイルスプリング5下部の取付部分の構造について説明する。図7は、左側のコイルスプリング5下部の取付部分を上方から見た平面図、図8は、左右のコイルスプリング5下部の取付部分を模式的に示した平面図である。
コイルスプリング5は、図7に示すように、その下部を合成樹脂製のスプリングシートカラー13を介してスプリングシートロア9に取付けており、このスプリングシートカラー13を介して取付けることにより、コイルスプリング5下部の異音発生を防止している。
スプリングシートカラー13は、スプリングシートロア9の中央に設けた係合ボス部9aに嵌る円形ハット形状部材によって構成しており、スプリングシートロア9とコイルスプリング5下端の座巻き部5B(スプリング端末5cから立ち上り部5dまでの範囲。以下、下部座巻き部。ドットハッチング領域)が直接当接するのを防いでいる。
下部座巻き部5Bは、上部座巻き部5Aと異なり、スプリング端末5cの位置を明確に規定してはいないが、スプリング端末5cが車両後方斜め外方側(斜め左側)に位置するようにして、下部座巻き部5Bの中央部5eが車両前方側に位置するように規定している。
このように規定することで、下部座巻き部5Bがスプリングシートロア9の係合ボス部9a前側に引っ掛かりやすくなり、トレーリングアーム2が上下方向に揺動した際のコイルスプリング5の後方への逃げを防止している。
下部座巻き部5Bのスプリングシートロア9と当接位置は、この係合ボス部9aの引っ掛かりを考慮して、左右略均等に引っ掛かるように、上部座巻き部5Aと同様に、車両前後方向に対して均等に左右に約0.4巻きずつ、合計約0.8巻き程度、当接するように設定している。
この当接位置は、コイルスプリング5の巻き数(例えば、5巻き、6巻き、6.5巻き等)と前述のスプリングシートラバー10の関係によって、規定している。
下部座巻き部5Bの当接位置は、図8に示すように、左右において略対称となるように規定しており、いずれも、前述したように、車両前後方向に対して均等に左右に約0.4巻きずつ、合計約0.8巻き程度、となるように設定している。
これにより、左右いずれのコイルスプリング5,5も後方への逃げを防止することができる。また、コイルスプリング5、5の荷重が左右略均等にスプリングシートロア9、9に伝達されるため、左右輪間のサスペンション特性も均等にできる。
次に、このように構成した本実施形態の作用効果について、詳述する。
この実施形態のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造は、スプリングシートアッパ12が、平面視でリアサイドフレーム11に重合する非オフセット部分12a2と重合しないオフセット部分12a1とを有し、コイルスプリング5の上部座巻き部5Aを、そのスプリングシートアッパ12の非オフセット部分12a2とオフセット部分12a1に跨るように当接させて、その上部座巻き部5Aの当接位置を、左右のコイルスプリング5、5間で左右略対称となるように設定している。
これにより、左右のコイルスプリング5、5間で、上部座巻き部5Aがスプリングシートアッパ12の非オフセット部分12a2とオフセット部分12a1に、ほぼ同様の比率で当接することになる。
このため、同様の支持剛性を有する左右のスプリングシートアッパ12,12で、コイルスプリング5,5を支持することになるため、コイルスプリング5,5の特性を左右でほぼ同様にすることができる。
よって、リアサスペンション装置1で、コイルスプリング5,5の支持剛性のバラツキを抑えて、車両の走行性能を向上できる。
また、この実施形態では、上部座巻き部5Aのスプリングシートアッパ12の当接位置を、車両前後方向に対して左右略均等となるように設定している。
これにより、一つのコイルスプリング5において、上部座巻き部5Aのスプリングシートアッパ12の当接位置が左右略均等となることから、左右のコイルスプリング5,5間でも、より確実にスプリングシートアッパ12,12に対する当接位置を左右略対称にできる。
このため、左右のコイルスプリング5,5間の上部座巻き部5A,5Aの当接位置を、簡単に左右略対称にすることができる。また、一つのスプリングシートアッパ12に対するコイルスプリング5の荷重入力を、左右均等にできる。
よって、左右のコイルスプリング5,5の間で、より効果的に支持剛性のバラツキを抑えて、左右のコイルスプリング5,5の特性を同じにすることができる。
また、この実施形態では、コイルスプリング5の上下両端の上部座巻き部5Aと下部座巻き部5Bを、各スプリングシート12,9に、車両前後方向に対して左右略均等に当接するように設定している。
これにより、コイルスプリング5の上端のみならず下端においても、スプリングシート9,12に対するコイルスプリング5の荷重入力が左右均等となるため、上下のスプリングシート9,12への荷重の入力状態を均等にできる。
よって、さらに左右のコイルスプリング5、5間での支持剛性のバラツキを抑えて、左右のコイルスプリング5,5の特性を同じにすることができる。
また、この実施形態では、上部座巻き部5Aのスプリングシートアッパ12への当接位置を、非オフセット部分12a2をオフセット部分12a1よりも多く設定している。
具体的には、リアサイドフレーム11が、車両前方側に向うにしたがい車幅方向外方側に傾斜して延びるように設置されているのに対して、スプリングシートアッパ12を、車幅方向外方側にオフセットするように設けて、上部座巻き部5Aのスプリング端末5aを、車両後方側に位置するように設定している。
これにより、主として、スプリングシートアッパ12の剛性の高い部分で、コイルスプリング5を支持することになる。
このため、コイルスプリング5の支持剛性を高めることができる。また、スプリングシートアッパ12の変形も少ないため、コイルスプリング5の特性をより安定させることができる。
よって、リアサスペンション装置1の支持剛性を高めることができ、左右のコイルスプリング5の特性をより左右略均等にすることができる。
また、この実施形態では、リアサスペンション装置1が、前方側に揺動支点を有するトーションビーム式のサスペンション装置であり、コイルスプリング5下端の下部座巻き部5Bを、車両前後方向に対して左右略均等に位置するように設定し、スプリング端末5cが車両後方側に位置するように設定している。
これにより、路面荷重を受けた際にコイルスプリング5が「アコーディオンの蛇腹」のように変形をして、車両後方側に逃げるような動きが生じても、下部座巻き部5Bがスプリングシートロア9の係合ボス部9aに前方側に位置して、係合ボス部9aに確実に引っ掛かるため、コイルスプリング5の後方側への逃げを抑制することができる。
よって、下部座巻き部5Bをスプリングシートロア9に有効に係止させることができ、安定的にリアサスペンション装置1の機能を得ることができる。
なお、この実施形態では、トーションビーム式のサスペンション装置を前提として説明したが、上部座巻き部5Aの効果だけに着目した場合、特にサスペンション装置の形式は限定されることはなく、例えば、リジットアクスル式サスペンション、セミトレーリング式サスペンション、ダブルウイッシュボーン式サスペンション、マルチリンク式サスペンション等の形式であってもよい。
次に、他の実施形態について、図9によって説明する。図9は、図6に対応する左右のコイルスプリング5,5上部の取付部分を模式的に示した底面図であり、(a)が第二の実施形態、(b)が第三の実施形態、(c)が第四の実施形態を示した図である。同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、その他の前提の構成要素については、第一の実施形態と同様である。
図9に示す実施形態は、何れも、上部座巻き部15A,25A,35Aの当接位置の周方向位置(当接角度)を異ならせたものである。
(a)の第二の実施形態が、略C字形状の上部座巻き部15Aの口開き位置S(スプリング端末5aと立ち上り部5bの間の空隙位置)を外方側に向くように当接させたもの、(b)第三の実施形態が、上部座巻き部25Aの口開き位置Sを内方側に向くように当接させたもの、(c)第四の実施形態が、上部座巻き部35Aの口開き位置Sを前方斜め外方側に向くように当接させたものである。
第二の実施形態のように、上部座巻き部15Aの口開き位置Sを、外方側に向くように構成した場合には、第一の実施形態に比して、スプリングシートアッパ12の非オフセット部分12a2に多く上部座巻き部15Aを当接させることができる。
このため、第二の実施形態によると、第一の実施形態に比して、コイルスプリング5の支持剛性をより高めることができる。
よって、サスペンション装置の剛性をより高めることができる。
第三の実施形態のように、上部座巻き部25Aの口開き位置Sを、内方側に向くように構成した場合には、第一の実施形態に比して、スプリングシートアッパ12のオフセット部分12a1に多く上部座巻き部25Aを当接させることができる。
このため、第三の実施形態によると、スプリングシートアッパ12の変形を積極的に利用して、スプリングシートアッパ12を弾性体の一部として使用できる。
よって、リアサスペンション装置1の特性の調整幅を広げることができる。
第四の実施形態のように、上部座巻き部35Aの口開き位置Sを、前方斜め外方側に向くように構成した場合には、第一の実施形態と異なり、口開き位置Sが前方側に位置することになる。
このように、口開き位置Sが前方側に位置すると、スプリングシートアッパ12の前部にコイルスプリング5荷重が作用しないため、スプリングシートアッパ12の前部の支持剛性を低下させることができる。
よって、第四の実施形態によると、スプリングシートアッパ12の取付構造を簡略化することができる。
以上、何れの実施形態についても、その他の作用効果については、第一の実施形態と同様である。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明の車体フレームは、実施形態のリアサイドフレーム11,11に対応し、
以下、同様に、
スプリングシートは、スプリングシートアッパ12に対応し、
座巻き部は、上部座巻き部5A,15A,25A,35Aに対応し、
コイルスプリング下端の座巻き部は、下部座巻き部5Bに対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆるサスペンション装置のコイルスプリング取付構造に適用する実施形態を含むものである。
第一の実施形態が採用されたリアサスペンション装置の全体斜視図。 リアサスペンション装置の車体への組付け状態を示した全体平面図。 リアサスペンション装置の車体への組付け状態を示した全体側面図。 左側のリアサスペンション装置のコイルスプリング上部の取付部分を示す斜視図。 左側のコイルスプリング上部の取付部分を下方から見た底面図。 左右のコイルスプリング上部の取付部分を模式的に示した底面図。 左側のコイルスプリング下部の取付部分を上方から見た平面図。 左右のコイルスプリング下部の取付部分を模式的に示した平面図。 他の実施形態の左右のコイルスプリング上部の取付部分を模式的に示した底面図であり、(a)が第二の実施形態、(b)が第三の実施形態、(c)が第四の実施形態を示した図。
符号の説明
1…リアサスペンション装置
2…トレーリングアーム
5…コイルスプリング
5A,15A,25A,35A…上部座巻き部
5B…下部座巻き部
9…スプリングシートロア
10…スプリングシートラバー
11…リアサイドフレーム
12…スプリングシートアッパ

Claims (6)

  1. 車幅方向左右両側位置に設置される車体フレームに一部オフセットして左右対称に設けられる左右一対のスプリングシートと、該一対のスプリングシートに取付けられ上下方向に延び、同一方向に巻き方向を設定した左右一対のコイルスプリングと、を備えるサスペンション装置のコイルスプリング取付構造であって、
    前記スプリングシートが、平面視で車体フレームに重合する部分と重合しない部分とを有し、
    前記コイルスプリング上端のスプリング端末から立ち上り位置までの座巻き部を、前記スプリングシートに対して、前記車体フレームに重合する部分と重合しない部分に跨るように当接させて、
    該座巻き部の当接位置を、前記左右のコイルスプリング間で左右略対称に設定した
    サスペンション装置のコイルスプリング取付構造。
  2. 前記座巻き部のスプリングシートの当接位置を、車両前後方向に対して左右略均等となるように設定した
    請求項1記載のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造。
  3. 前記コイルスプリングの上下両端の座巻き部を、車両前後方向に対して左右略均等に位置するように設定した
    請求項1記載のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造。
  4. 前記座巻き部のスプリングシートへの当接位置を、車体フレームに重合する部分を重合しない部分より多く設定した
    請求項1〜3いずれか記載のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造。
  5. 前記車体フレームを、車両前方側に向かうに従い車幅方向外方側に傾斜して延びるように設置して、
    前記スプリングシートを、車幅方向外方側にオフセットするように設けて、
    前記座巻き部のスプリング端末を、車両後方側に位置するように設定した
    請求項1〜3いずれか記載のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造。
  6. 前記サスペンション装置が、前方側に揺動支点を有するトーションビーム式のサスペンション装置であり、
    コイルスプリング下端の座巻き部を、車両前後方向に対して左右略均等に位置するように設定し、スプリング端末が車両後方側に位置するように設定した
    請求項1〜5いずれか記載のサスペンション装置のコイルスプリング取付構造。

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