JP5215205B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、特別役をストックすることなく連チャンを演出可能なスロットマシンに関する。
従来のスロットマシンでは、内部当選したボーナスを一旦ストックし、所定の放出条件の成立に基づいて連続的に放出する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2002−35220号公報
このような遊技機ではボーナスの内部当選後にリプレイ役を高確率で内部当選させるRT(リプレイタイム)を所定期間発生させることでボーナスの入賞を回避し、RTの解徐によりボーナスの入賞を可能としている。一方で、RT期間中に内部当選したリプレイ役が高確率で入賞すると、遊技者の持玉が減少せず遊技として成立しないこと、及びRT期間中であるか否かを容易に判別されることを防止すること等を理由にリプレイ役が内部当選しても入賞しないように構成されている。このため、複雑なリール制御となり、制御の負荷が過大となっていた。
また、ストックの放出や遊技状態の発生は抽選によって決定されるため、ストックの放出に遊技者が直接関与できないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特別役をストックすることなく連チャンを実現可能であると共に、特別役の入賞に遊技者が直接関与可能なスロットマシンを提供することにある。
本発明のスロットマシンは、図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて、所定の特別役と特定役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段の操作に応じて、前記内部当選フラグのうち予め規定された優先順位が高い内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄変動表示手段の図柄表示領域に停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により前記特別役に対応する入賞図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別状態を発生させる特別状態発生手段と、前記特別役よりも前記優先順位の高い所定の優先役が通常状態よりも高確率で内部当選するように内部抽選が実行される状態である優先役高確率状態を発生させる優先役高確率状態発生手段と、遊技者が有利となる停止操作態様に関する情報を報知することが可能な停止操作報知手段と、前記特別状態が終了した場合に、前記通常状態、若しくは前記優先役高確率状態と比較して前記通常状態が発生しやすい状態である仮通常状態を発生させる特別状態終了処理手段と、を備え、
前記優先役に対応する入賞図柄を構成する図柄は、前記引込範囲内の間隔で配置され、前記内部抽選手段は、前記優先役高確率状態において遊技媒体の投入数に対する払出数の比率が1未満となるように内部抽選を実行し、前記表示制御手段は、前記内部抽選手段が前記特定役を内部当選役として決定した場合において、前記停止操作態様による停止操作が行われたときには所定の高確図柄以外の所定の非高確図柄を停止表示させる一方、前記停止操作態様以外の非停止操作態様による停止操作が行われたときには前記高確図柄を停止表示させ、前記優先役高確率状態発生手段は、前記通常状態において、前記入賞判定手段により前記高確図柄であると判定された場合に前記優先役高確率状態を発生させ、前記停止操作報知手段は、前記停止操作態様を示す情報を条件に応じて報知するものである(請求項1)。
請求項1記載のスロットマシンにおいて、
前記通常状態において前記入賞判定手段により所定の特定図柄であると判定された場合に、前記優先役が前記優先役高確率状態よりも低確率で内部当選するように前記内部抽選が実行される状態である特定状態を発生させる特定状態発生手段を備え、
前記優先役高確率発生手段は、前記特定状態において、前記入賞判定手段により前記高確図柄であると判定された場合であっても前記優先役高確率状態を発生させないようにしてもよい(請求項2)。
請求項2記載のスロットマシンにおいて、
前記非高確図柄には前記特定図柄が含まれるようにしてもよい(請求項3)。
請求項1ないし3のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、
前記仮通常状態において、前記内部抽選手段により所定の通常役が内部当選役として決定された場合、若しくは前記入賞判定手段により前記通常役の内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に前記通常状態を発生させることが可能な通常状態発生手段を備え、
前記内部抽選手段は、前記通常役と前記特別役とを同時に内部当選役として決定することがあり、前記表示制御手段は、前記仮通常状態において前記高確図柄を停止表示させることがないようにしてもよい(請求項4)。
請求項1ないし4のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、
前記特別役に対応する入賞図柄を構成する図柄は、前記引込範囲内の間隔で配置されているのが望ましい(請求項5)。
請求項1ないし5のいずれかに記載のスロットマシンにおいて、
前記入賞判定手段により所定の特殊図柄であると判定された場合において、前記優先役高確率状態が発生してから終了するまでに要するゲーム数の期待値と比較して発生してから終了するまでに要するゲーム数の期待値が少ない状態である特殊状態を発生させることが可能な特殊状態発生手段と、前記特殊状態発生手段が前記特殊状態を発生させた場合に、前記特別役の内部当選フラグの成立状態を示す情報を複数ゲームに渡って報知することが可能なフラグ報知手段と、を備え、
前記優先役高確率発生手段は、前記特殊状態において、前記入賞判定手段により前記高確図柄であると判定された場合であっても前記優先役高確率状態を発生させないようにしてもよい(請求項6)。
請求項1の発明によれば、特別役が入賞すると、特別状態が発生し、その特別状態終了後には優先役の当選確率が低い通常状態、又は通常状態を発生しやすい状態を発生するため、特別状態が連チャンしやすくなる。また、特定役を内部当選役として決定した場合は、所定の停止操作態様を条件に応じて遊技者に報知し、遊技者が報知された停止操作態様に従って操作した場合は、非高確図柄で停止することにより通常状態が延命されるので、報知の有無によって連チャンの度合いを変動させることが可能となる。また、累積記憶した特別役を連続放出するタイプの遊技機ではないので、特別役が十分にストックされていないことにより遊技者の期待感を損なうことも無い。要するに、遊技者にとって特別役がストックされている状態であるか否かはさほど問題でない。
請求項2の発明によれば、特定状態では、優先役高確率状態よりも有利な状態を維持するだけでなく、不利な優先役高確率状態も発生しえないので、一定期間安心感を持って遊技させることができる。
優先役高確率状態が発生するのと特定状態が発生するのとでは遊技者に与える利益の差が非常に大きいところ、請求項3の発明によれば、高確図柄の停止表示を回避すると共に特定図柄が停止表示された場合には有利な特定状態が発生する可能性があるので、特定役の内部当選時より一層緊張感を高めることができる。
特別役が単独で内部当選するように構成すると、内部当選時にその特別役の入賞図柄を狙うことでその特別役は入賞してしまい、好ましくないことから、特別役を常にいずれかの役と同時に内部当選させることが望ましい。しかし、特別役が所定の役とのみ同時に内部当選する場合には、特別状態が終了してからその所定の役が内部当選しないまま優先役高確率状態が発生すると特別役に内部当選していないことが明らかなので、内部抽選にはずれても特別役を入賞させることができない。このため、本来遊技者の期待感を高めることが出来るはずの特別状態の終了後の状態、即ち通常状態において、遊技者の期待を裏切ることとなる。
そこで、請求項4の発明によれば、特別状態が終了してから通常状態が発生するまでに、特別役が同時に内部当選し得る通常役の内部当選を条件に終了する仮通常状態を経由させることにより、特別役の内部当選の可能性を保った状態で通常状態が発生することが可能となる。
請求項5の発明によれば、特別役の内部当選時に優先役のフラグが成立していなければ必ず特別役が入賞するように図柄が配置されているので、特別役を入賞させることができる少ないチャンスで入賞させることができないというような過剰な不利益を遊技者が被ることもない。
請求項6の発明によれば、特定役が入賞した場合に発生する短期間の優先役高確率状態により遊技者の期待感を高めることが出来る。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの電気的構成を示す図 スロットマシンの正面図 入賞ラインを示す図 リール配列を示す図 役構成を示す図 各遊技状態の内部当選抽選テーブルを示す図 遊技状態の変化を示す状態遷移図 優先停止テーブルを示す図 制御部のメイン動作を示すフローチャート 制御部によるゲーム開始処理を示すフローチャート 制御部による入賞処理を示すフローチャート 制御部による遊技状態発生処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態によるスロットマシンについて、図面を参照しながら説明する。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの円周面に描かれている。この図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。すなわち、表示窓2には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
表示窓2には、図3に示すように、合計5本(中段に対応した横方向の1本(図3に1で示す実線)、上段、中段及び下段に対応した斜め方向の2本(図3に2,3で示す破線)、上段及び中段、下段及び中段に対応したV字の2本(図3に4,5で示す一点鎖線))の入賞ラインが設けられており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。尚、入賞ラインとしては、通常状態及びRT(リプレイタイム)状態においては3BETで5ラインが有効となるが、後述するCT(チャレンジタイム)状態においては2BETで5ラインが有効となる。
表示窓2の上方には、ボーナス中のメダル(遊技媒体に相当)の払出し進捗状態などの情報や各種の画像などを表示する液晶表示部(停止操作報知手段に相当)4及びスピーカ5が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルの投入を行うBETボタン6、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン7、メダルを投入するメダル投入口8が設けられており、これらの下方にはスタートレバー(ゲーム開始操作手段に相当)9、停止操作手段に相当する左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12が設けられている。表示窓2の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部13及びメダルのクレジット枚数を表示するクレジット数表示部14が設けられている。クレジット数は上限が50に設定され、メダル投入口8から投入されたメダルのうち未だゲームに使用されていないメダルの数、及びゲームで入賞が発生したときに付与されるメダルの数をクレジット数として上限まで記憶することが可能となっている。クレジット数が1以上の状態で精算ボタン7が操作されたときは、そのクレジット数分のメダルが払い出される。また、スロットマシン1の正面最下部には受皿15が設けられ、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ部16が設けられている。
次に、スロットマシン1の電気的な構成について説明する。
図1は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、特別状態発生手段、優先役高確率状態発生手段、特別状態終了処理手段、フラグ報知手段に相当)17は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、BETボタン6、精算ボタン7、スタートレバー9、左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12などから各種の操作信号が入力される。
制御部17は、メダル投入口8に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部18から投入メダル検知信号が入力されると、投入されたメダルの数を、所定の上限数までクレジット数として例えばRAMなどに記憶すると共に、そのクレジット数をクレジット数表示部14に表示する。また、制御部17には、設定値操作部19から当選確率などの各設定信号が入力される。設定値操作部19では、設定変更キー20を挿入して設定変更が可能な状態とした上で、例えばDIPスイッチの切り替えなどによって設定値が変更される。さらに、制御部17は、液晶表示部4、払出数表示部13、クレジット数表示部14、装飾ランプ部16などの各種表示部、各リール3a〜3cに対応するリール用モータ21を駆動するリール駆動部22、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサ23a〜23c、及び各センサ23a〜23cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検出部24、スピーカ5を駆動する音声出力部25と接続している。また、制御部17は、メダルを払出すメダル払出部26と接続されており、精算ボタン7が操作されると、記憶しているクレジット数に対応するメダルを払い出すようにメダル払出部26を制御するとともに、クレジット数表示部14の表示を零にする。
また、制御部17は、乱数発生部27、乱数抽出部28を有している。制御部17は、ゲーム開始時にスタートレバー9が操作されると乱数発生部27で乱数を発生させ、この乱数を乱数抽出部28で抽出することにより、内部抽選を実行している。
制御部17は、上記した各入力信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、スロットマシン1の作動を制御すると共に、アウト信号(1メダルの投入毎又は1クレジットメダルの投入毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ボーナス信号(CT期間中にレベル信号出力)を生成し、図示しない信号出力端子から外部へ出力する。信号出力端子から出力される各信号は、遊技場内に設置されている管理装置(図示せず)に入力され、各スロットマシン1の稼動状況を管理するために利用される。
図4はリール配列を示し、図5は役構成を示している。役としては、ボーナス役としてCT役、小役としてベル、リプレイ役として通常リプレイ役、第1特殊リプレイ役、第2特殊リプレイ役、第3特殊リプレイ役、第4特殊リプレイ役が設定されている。ベルが入賞したときには、ベルに対応する1枚のメダルが受皿15に払出される。また、リプレイ役が入賞したときには、メダルを投入することなく再度ゲーム(リプレイゲーム)を実施することが可能である。
本実施形態のスロットマシン1の遊技状態としては、CT状態(特別状態に相当)、RT0状態(通常状態に相当)、RT1状態(優先役高確率状態に相当)、RT2状態(特殊状態に相当)が設定されており、予め定められた切換条件の成立に応じて遊技状態を切換えるようになっている。
RT0〜RT2状態では、内部当選役抽選テーブルに基づいてCT役(特別役に相当)を含む役の内部抽選を行う。内部当選フラグのうち、CT役フラグの成立状態は、CT役図柄が入賞するまで何ゲームでも持ち越される。ただし、CT役フラグが成立している状態でCT役が内部当選した場合であっても、CT役フラグが2つ以上重複して成立することはない。一方、ベルフラグ及びリプレイ役フラグの成立状態は、入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去されるようになっている。CT役の入賞後はCT状態を発生し、BET数が2に制限され、さらに左リール3aの引込範囲が1図柄に制限される。CT状態は、小役の当選確率が高くなり、253枚を超えるメダルが払出されたところで終了する。
図6は、例えば設定値が4におけるRT0状態、RT1状態、RT2状態の内部当選役抽選テーブルを示している。内部抽選では、10進数で0〜65535(計65536)の範囲で発生する乱数の中から1つの乱数を抽出し、抽出した乱数と内部当選役抽選テーブルとを照合することにより内部当選役が決定される。つまり、各入賞役の当選確率は、当選乱数の数を全乱数の数(65536)で除した値となる。RT0〜RT2状態において内部当選する可能性がある入賞役として、CT役+通常リプレイ役(重複役)、CT役+第1特殊リプレイ役(特定役に相当)+第2〜第4特殊リプレイ役(特定役に相当)のいずれか(重複役)、第1特殊リプレイ役+第2〜第4特殊リプレイ役のいずれか(重複役)、ベル、通常リプレイ役が設定されている。また、RT0状態及びRT1状態に対応する内部当選役抽選テーブルにはいずれの役にも内部当選しない乱数が設定されており、この乱数による抽選結果をハズレとする。RT0〜RT2状態においては、いずれもCT役はリプレイ役と重複当選し、その当選確率は1/44という同一の高確率に設定されている。RT1状態は、RT0状態に比較して通常リプレイ役(優先役に相当)の当選確率が高く設定されており、それだけハズレの確率が低くなっている。このようなRT0状態では、メダルの投入数に対する払出数の比率が1未満となるように内部抽選が行われることになる。RT2状態では抽選結果がハズレとなることはなく、その分、通常リプレイ役の当選確率が高く設定されている。
CT役を含む複数種類の役のフラグが同時に成立している場合は、リプレイ役(優先役)>小役(優先役)>CT役(特別役)の優先順位で引込み制御が行われることから、リプレイ役図柄(リプレイ役の入賞図柄を構成する図柄)>小役図柄(小役の入賞図柄を構成する図柄)>CT役図柄(CT役の入賞図柄を構成する図柄)の順で図柄を引込む。即ち、CT役フラグが成立していても、リプレイ役フラグ又は小役フラグが成立していれば、リプレイ役図柄又は小役図柄が優先して引込まれる。CT役フラグの成立状態は継続して持ち越され、さらに、全てのリプレイ役図柄及び小役図柄は必ず引込むことができる間隔で配列されていることから、リプレイ役フラグ及び小役フラグが成立していない場合(抽選結果がハズレの場合)でなければCT役を入賞させることはできない。一方、CT役図柄も必ず引込むことができる間隔で配列されているため、CT役フラグの成立状態で抽選結果がハズレの場合には必ずCT役が入賞する。
また、全ての役について、入賞図柄を構成する図柄は引込範囲内の間隔で配列されている。ここで、「引込範囲内の間隔」とは、本実施形態では4図柄以内の間隔をいい、4図柄の間隔とは対象の図柄の間に4つの図柄を配置可能な間隔をいう。
このような構成により、RT0状態、RT1状態、RT2状態のハズレ確率はそれぞれ1/3.9、1/606、0(抽選なし)となっており、実質的なCT役の入賞確率が異なるように設定されている。
引込制御は、各ストップボタン10〜12の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(本実施形態では最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、いわゆる取りこぼしとなる。
図7は、遊技状態の変化を示す状態遷移図である。
(1)RT0状態又はRT1状態でCT役に入賞すると、CT状態を発生させる。
(2)CT状態が終了すると、RT0状態となる。
(3)RT0状態において、第1特殊リプレイ役が入賞するとRT2状態を発生させ、第2〜4特殊リプレイ役のいずれかが入賞すると、RT1状態を発生させる。
(4)第1特殊リプレイ役の内部当選時には第2〜4特殊リプレイ役のいずれかが同時に重複当選するが、優先停止図柄停止テーブルに基づいて同時当選役及び最初に停止されたリールに応じていずれの役の図柄を優先するのか決定する。
(5)RT2状態は3ゲーム経過により終了してRT0状態を発生させる。
(6)RT1状態は1500ゲーム経過により終了してRT0状態を発生させる。
図8は、優先停止テーブルを示している。内部当選役及び第1停止リール(最初に停止されたリール)に対応して優先図柄が設定されている。例えば内部当選役が第1、2特殊リプレイ役の場合、第1停止リールが左リール3aのときは第1特殊リプレイ役、中リール3bのときは第2特殊リプレイ役、右リール3cのときは第2特殊リプレイ役が優先図柄となる。RT1状態の発生条件となる第2〜4特殊リプレイ役の入賞図柄が停止表示されないような停止操作が「所定の停止操作態様による停止操作」に相当する。
スロットマシン1は、次の液晶演出を実行する。
(1)RT2状態において、第1特殊リプレイ役が入賞するとCT役フラグが内部当選しているか否かを示す情報を3ゲームに渡って連続演出(報知)を行う。
また、スロットマシン1は、次のAT(アシストタイム)状態を実行する。
(1)CT状態終了時にAT状態を発生させるか、また、発生させる場合には何回発生させるかを抽選により決定する(ATカウンタカウントアップ)。
(2)RT0状態において、第1特殊リプレイ役と第2〜4特殊リプレイ役のいずれかが重複当選した場合にATカウンタが1以上であれば、第1特殊リプレイ役図柄(非高確図柄に相当)が第2〜4特殊リプレイ役図柄(高確図柄に相当)よりも優先されるリール(「所定の停止操作態様を示す情報」に相当)を報知し、ATカウンタをデクリメントする。
(3)RT1状態が終了したときは、ATカウンタをインクリメントする。
尚、スロットマシン1は、前扉が開放された状態で特定の従業員が後述する設定値操作部を操作することにより、上記したハズレの確率を複数段階(例えば1〜6の6段階)で間接的に調整可能となっており、数値(設定値)が大きい程ハズレ(CT役の入賞確率に相当)の確率が高く設定されている。
次に上記構成の作用について説明する。尚、RT0状態フラグが1、RTカウンタが0とする。
図9は、スロットマシン1の制御部17によるメイン動作を示すフローチャートである。制御部17は、ゲーム開始処理(A1)、リール停止処理(A2)、入賞処理(A3)、遊技状態発生処理(A4)を順に繰返して実行している。
図10は、制御部17によるゲーム開始処理を示すフローチャートである。制御部17は、ゲーム開始操作を検出したかを判断しており(B1)、遊技者がゲームを開始するためにメダル投入口8にメダルを投入した状態、又はBETボタン6を操作することによりクレジットメダルを投入した状態でスタートレバー9を操作すると、ゲーム開始操作を検出したと判断し(B1:YES)、内部当選役抽選テーブルに基づいて内部当選役を決定するための内部抽選を実行する(B2)。この場合、RT0状態であることから、図6(a)の内部当選役抽選テーブルに基づいて内部抽選を実行してから、内部当選役として決定された入賞役のフラグを1とし(B3)、第1特殊リプレイ役フラグが1かを判断する(B4)。第1特殊リプレイ役が内部当選していない場合は、第1特殊リプレイ役フラグが1でないことから(B4:NO)、リールの回転を開始してから(B9)、リターンする。
制御部17は、1となったフラグに対応した図柄を引込制御するようにリール停止処理を実行してから、入賞処理を実行する。
図11は、制御部17による入賞処理を示すフローチャートである。制御部17は、図柄を判定してから(C1)、第1特殊リプレイ役が入賞したか(C2)、第2〜4特殊リプレイ役のいずれかが入賞したか(C7)、通常リプレイ役が入賞したか(C11)、CT役が入賞したか(C12)、小役が入賞したか(C15)を判定し、いずれも入賞しなかった場合は(C15:NO)、小役フラグ及びリプレイ役フラグを0としてから(C17)、リターンする。
制御部17は、次に遊技状態発生処理を実行する。
図12は、制御部17による遊技状態発生処理を示すフローチャートである。制御部17は、RTカウンタを1減算してから(D1)、RTカウンタが0かを判定する(D2)。このRTカウンタは、RT1状態或いはRT2状態の終了を判定するためのものである。この場合、RTカウンタが0でないことから(D2:NO)、CT状態の終了条件を達成したかを判定し(D4)、CT状態ではないので(D4:NO)、リターンする。
図6(a)に示すようにRT0状態ではベル又は通常リプレイ役の当選確率が高く設定されており、それらが内部当選した場合は、図4に示すリール配列から分るように引込制御(引込範囲が4図柄)によりベル又は通常リプレイ役が必ず入賞することになる。小役が入賞した場合は(C15:YES)、払出処理を実行する(C16)。通常リプレイ役が入賞した場合は(C11:YES)、リプレイゲームをセットし(C6)、小役フラグ及びリプレイ役フラグを0としてから(C17)、リターンする。
RT0状態でCT役が他の役と重複当選した場合は、他の役が優先して引込まれるので、CT役フラグ成立状態の持ち越し状態となる。このCT役フラグ成立状態を持ち越し状態でハズレとなると、リール配列からCT役が必ず入賞する。CT役が入賞すると(C12:YES)、CT役フラグを0としてから(D12)、RT0状態フラグを0、RT1状態フラグを0、RT2状態フラグを0、CT状態フラグを1とする(D13)。従って、次のゲームからCT状態を発生する。
CT状態となると、BET数が2枚となるものの、有効ラインは通常状態と同様に5本のままである。また、小役が必ず内部当選し、制御部17は、当選した小役を引き込もうとする。そして、メダルの払出枚数が253枚を超えると、CT状態終了条件となる。
制御部17は、CT状態終了条件が達成すると(D4:YES)、CT状態フラグを0としてから(D5)、RT0状態フラグを1とする(D6)。次に、ATを抽選し(D7)、ATが当選したかを判断し(D8)、当選した場合は(D8:YES)、ATカウンタをインクリメントする(D9)。このATカウンタは、RT0状態で第1特殊リプレイ役に入賞した場合にRT2状態を発生させることができるように遊技者が最初に停止操作するリールを教える回数である。尚、フローチャートには示していないが、RT1状態が終了したときもATカウンタをインクリメントするようになっている。そして、制御部17は、次のゲームからRT0状態を発生する。
さて、制御部17は、フローチャートには示していないが、RT0状態で第1特殊リプレイ役+第2〜4特殊リプレイ役のいずれかが重複当選した場合は、図8の優先停止図柄テーブルに示すように第1停止リールに応じていずれの役の図柄を優先するかを決定する。第1特殊リプレイ役に入賞した場合は、RT0状態に3ゲームで戻ることができるのに対して、第2〜4特殊リプレイ役のいずれかに入賞した場合は、CT役が入賞しない限りは1500ゲーム消化しないとRT0状態に戻ることができないことから、遊技者は、第1特殊リプレイ役に入賞することを願って最初のリールを停止操作する。この場合、後述するAT機能が発動していないので、遊技者は、自分の勘で最初に停止操作するリールを選択することになる。
制御部17は、第1停止リールに応じて選択したリプレイ役図柄を引込制御により停止させて第1〜4特殊リプレイ役のいずれかに入賞させる。第2〜4特殊リプレイ役のいずれかに入賞した場合は(C7:YES、C8:YES)、RT0状態フラグを0、RT1状態フラグを1としてから(C9)、RTカウンタを1501とする(C10)。従って、次のゲームからRT1状態を発生する。
RT1状態では、図6(c)の内部当選役抽選テーブルに示すように、CT役が内部当選するものの、ハズレの確率(1/600)が極めて低いことから、CT役が入賞する確率は極めて低い。CT役が入賞した場合はCT状態を発生し、CT役が入賞することなくRT1状態で1500ゲーム消化したときは、RTカウンタが0となるので(D2:YES)、RT0状態フラグを1、RT1状態フラグを0、RT1状態フラグを0とする(D3)。従って、次のゲームからRT0状態を発生する。
RT0状態で第1特殊リプレイ役に入賞した場合は(C2:YES、C3:YES)、RT0状態フラグを0、RT2状態フラグを1とし(C4)、RTカウンタを4とする(C5)。従って、次のゲームからRT2状態を発生する。
RT2状態では、図6(c)の内部当選役抽選テーブルで内部当選役を決定する。また、次のゲームから3ゲームの連続演出を開始するので、遊技者は、RT2状態へ移行したいことを知ることができる。このRT2状態では、CT役に内部当選することはあるものの、ハズレが設定されていないことから、CT役が入賞することはない。RT2状態で3ゲーム消化すると、RTカウンタが0となるので(D2:YES)、RT0状態フラグを1、RT2状態フラグを0とする(D3)。従って、次のゲームからRT0状態を発生する。
RT0状態において第1特殊リプレイ役と第2〜4特殊リプレイ役のいずれかに重複当選した場合に、ATカウンタが1以上であったときは、AT演出に切替える。つまり、第1特殊リプレイ役図柄の引き込みが優先されるリールを報知する。従って、AT状態ではAT演出により最初に停止させることで第1特殊リプレイ役図柄が優先して引き込まれるリールの報知がされるため、それに従って遊技者が停止操作することによりRT1状態の発生を回避できる。
このような実施形態によれば、スロットマシン1は、RT0状態又はRT1状態でCT役が入賞すると、CT状態が発生し、そのCT状態の終了後には通常リプレイ役の当選確率が低いRT0状態が発生するので、CT状態が連チャンしやくなる。また、第1特殊リプレイ役と第2〜第4特殊リプレイ役のいずれかを重複当選した場合は、遊技者が最初に停止操作させるリールを報知するAT機能を発動するようにしたので、報知の有無によって連チャンの度合いを変動させることが可能となる。
また、CT役の内部当選時に優先役であるベル或いは通常リプレイ役のフラグが成立していなければ必ずCT役が入賞するように図柄が配置されているので、CT役を入賞させることができる少ないチャンスで入賞させることができないというような過剰な不利益を遊技者が被ることもない。さらに、累積記憶したCT役を連続放出するタイプの遊技機ではないので、CT役が十分にストックされていないことにより遊技者の期待感を損なうことも無い。要するに、遊技者にとってCT役がストックされている状態であるか否かはさほど問題でない。
また、第1特殊リプレイ役が入賞した場合に発生する短期間のRT2状態において、第1特殊リプレイ役が入賞するとCT役フラグが内部当選しているか否かを示す情報を3ゲームに渡って連続演出(報知)を行うようにしたので、遊技者の期待感を高めることが出来る。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
本実施形態では、CT状態の終了後にリプレイ役(優先役に相当)の内部当選確率がRT1状態よりも高いRT0状態を発生させるが、CT状態の終了後にリプレイ役の内部当選確率がRT1状態よりも低いか同等の状態である仮通常状態を発生させても良い。但し、仮通常状態はRT1状態よりもRT0状態が発生しやすい状態とする。「RT0状態が発生しやすい」とは、RT0状態が発生するまでに要するゲーム数の期待値が小さいことをいう。この場合にも、CT状態の終了後にRT0状態が発生しやすくなるので、CT状態を連続的に発生させることが可能となる。
RT0状態において所定の特定図柄が停止表示された場合に、リプレイ役の内部当選確率がRT1状態よりも低く(ハズレとなる確率がRT1状態よりも高く)、且つ、第2〜4特殊リプレイ役が入賞してもRT1状態が発生しない状態である特定状態を発生させても良い(特定状態発生手段に相当)。これにより、特定状態では、優先役高確率状態よりも有利な状態を維持するだけでなく、不利な優先役高確率状態も発生し得ないので、一定期間安心感を持って遊技させることができる。
第1〜4特殊リプレイ役が内部当選した場合に、特定図柄が停止表示され得るようにしても良い。これにより、優先役高確率状態が発生するのと特定状態が発生するのとでは遊技者に与える利益の差が非常に大きいところ、高確図柄の停止表示を回避すると共に特定図柄が停止表示された場合には有利な特定状態が発生する可能性があるので、特定役の内部当選時より一層緊張感を高めることができる。
仮通常状態では第2〜4特殊リプレイ役が入賞しないようにすると共に、所定の通常役とCT役とが同時に内部当選し得るように構成し、所定の通常役が内部当選した場合、又は通常役の内部当選フラグに対応する図柄が停止表示された場合に通常状態が発生するように構成しても良い(通常状態発生手段に相当)。これにより、特別状態が終了してから通常状態が発生するまでに、特別役が同時に内部当選し得る通常役の内部当選を条件に終了する仮通常状態を経由させることになるので、特別役の内部当選の可能性を保った状態で通常状態が発生することが可能となり、特別状態の終了後の状態において、遊技者の期待を裏切ることを回避することができる。
CT役は必ずリプレイ役と重複当選するようにしたが、CT役が単独で当選する場合を含むようにしてもよい。CT役が単独で当選した場合には、そのゲームでCT役を入賞させることが可能である。
CT役図柄を100%引き込めるように配置したが、100%引き込めなくてもよい。100%引き込めない場合には、入賞させるために目押しが必要となる。
CT状態の終了後にRT0状態を発生するようにしたが、RT0状態の発生状態はこれに限定されない。例えば、CT状態の終了後、さらに特定図柄が停止されたことを契機としてRT0状態を発生するようにしてもよい。
また、RT1状態は600ゲーム消化した時点、RT2状態は3ゲーム終了した時点で終了するようにしたが、RT1状態或いはRT2状態の終了条件はこれに限定されない。例えば、特定図柄が停止表示されたことを契機としてRT1状態或いはRT2状態を終了するようにしてもよい。
特別役としてCT役を採用したが、ビッグボーナス役やレギュラーボーナス役を採用してもよい。
図面中、1はスロットマシン、2は表示窓(図柄表示領域)、3はリール(図柄変動表示手段)、4は液晶表示部(停止操作報知手段)、9はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、10〜12はストップボタン(停止操作手段)、17は制御部(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、特別状態発生手段、優先役高確率状態発生手段、特別状態終了処理手段)である。

Claims (6)

  1. 図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて、所定の特別役と特定役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段の操作に応じて、前記内部当選フラグのうち予め規定された優先順位が高い内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の図柄表示領域に停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により前記特別役に対応する入賞図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別状態を発生させる特別状態発生手段と、
    前記特別役よりも前記優先順位の高い所定の優先役が通常状態よりも高確率で内部当選するように内部抽選が実行される状態である優先役高確率状態を発生させる優先役高確率状態発生手段と、
    遊技者が有利となる停止操作態様に関する情報を報知することが可能な停止操作報知手段と、
    前記特別状態が終了した場合に、前記通常状態、若しくは前記優先役高確率状態と比較して前記通常状態が発生しやすい状態である仮通常状態を発生させる特別状態終了処理手段と、を備え、
    前記優先役に対応する入賞図柄を構成する図柄は、前記引込範囲内の間隔で配置され、
    前記内部抽選手段は、前記優先役高確率状態において遊技媒体の投入数に対する払出数の比率が1未満となるように内部抽選を実行し、
    前記表示制御手段は、前記内部抽選手段が前記特定役を内部当選役として決定した場合において、前記停止操作態様による停止操作が行われたときには所定の高確図柄以外の所定の非高確図柄を停止表示させる一方、前記停止操作態様以外の非停止操作態様による停止操作が行われたときには前記高確図柄を停止表示させ、
    前記優先役高確率状態発生手段は、前記通常状態において、前記入賞判定手段により前記高確図柄であると判定された場合に前記優先役高確率状態を発生させ、
    前記停止操作報知手段は、前記停止操作態様を示す情報を条件に応じて報知することを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記通常状態において前記入賞判定手段により所定の特定図柄であると判定された場合に、前記優先役が前記優先役高確率状態よりも低確率で内部当選するように前記内部抽選が実行される状態である特定状態を発生させる特定状態発生手段を備え、
    前記優先役高確率発生手段は、前記特定状態において、前記入賞判定手段により前記高確図柄であると判定された場合であっても前記優先役高確率状態を発生させないことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記非高確図柄には前記特定図柄が含まれることを特徴とする請求項2記載のスロットマシン。
  4. 前記仮通常状態において、前記内部抽選手段により所定の通常役が内部当選役として決定された場合、若しくは前記入賞判定手段により前記通常役の内部当選フラグに対応する図柄であると判定された場合に前記通常状態を発生させることが可能な通常状態発生手段を備え、
    前記内部抽選手段は、前記通常役と前記特別役とを同時に内部当選役として決定することがあり、
    前記表示制御手段は、前記仮通常状態において前記高確図柄を停止表示させることがないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 前記特別役に対応する入賞図柄を構成する図柄は、前記引込範囲内の間隔で配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスロットマシン。
  6. 前記入賞判定手段により所定の特殊図柄であると判定された場合において、前記優先役高確率状態が発生してから終了するまでに要するゲーム数の期待値と比較して発生してから終了するまでに要するゲーム数の期待値が少ない状態である特殊状態を発生させることが可能な特殊状態発生手段と、
    前記特殊状態発生手段が前記特殊状態を発生させた場合に、前記特別役の内部当選フラグの成立状態を示す情報を複数ゲームに渡って報知することが可能なフラグ報知手段と、を備え、
    前記優先役高確率発生手段は、前記特殊状態において、前記入賞判定手段により前記高確図柄であると判定された場合であっても前記優先役高確率状態を発生させないことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスロットマシン。
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