JP5539743B2 - スロットマシン - Google Patents
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本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、設定値を変更することでゲーム性そのものを変更できるようにした場合であっても遊技者が混乱することのないスロットマシンを提供することにある。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、図3に示すように、左リール3a、中リール3b、右リール3cの円周面に描かれている。この図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。すなわち、表示窓2には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
図1は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部18(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、ボーナス発生手段、第1ゲーム数計数手段、第2ゲーム数計数手段、第1ハズレ回数計数手段、第2ハズレ回数計数手段)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、BETボタン6、精算ボタン7、スタートレバー9、左ストップボタン10、中ストップボタン11、右ストップボタン12、投入メダル検知部19、設定値操作部20などから各種の操作信号が入力される。
スロットマシン1には、通常状態、ボーナス状態(BB状態)、RT状態の3つの遊技状態が設けられている。スロットマシン1は、予め定められた条件の成立に応じてこれらの遊技状態が切換わるようになっており、初期化時(電源オン時、リセット時)などには通常状態になっている。
通常状態では、BB1役及びBB2役に割り振られている当選乱数の個数は、図6に示すように設定値に応じて変化する。本実施形態では、設定値が大きいほど、BB1役及びBB2役の当選乱数の個数が大きくなる。一方、リプレイ1役及びリプレイ2役の当選乱数の個数は、各8880個及び100個であり、設定値によらず同じである。このため、上記した設定値操作部28の操作によりいずれかの設定値が有効化された場合には、BB1役及びBB2役などの内部当選確率が変化することにより、設定値に応じた出玉率が理論値として設定される。
図7は、設定値が奇数設定である場合における液晶表示部4の画面表示例を示している。液晶表示部4には、電源投入後に最初にリプレイ2図柄が停止表示されたとき、すなわちリプレイ2役が入賞したときには、RT状態であることを示す「REPLAY TIME!」のメッセージM1とともに、RT状態における残りのゲーム数を表す残り継続数M2を表示し、さらに、遊技者が遊技しているスロットマシン1の設定値を示すメッセージM3を表示する。これにより、遊技者は、設定値が奇数設定であること、及びRT状態に移行することを認識することができる。尚、このメッセージM3は次ゲーム開始時に消去される一方、メッセージM1及び継続数M2はRT状態が継続している間は表示される。
図8は、設定値が偶数設定である場合における液晶表示部4の画面表示例を示している。液晶表示部4には、電源投入後に最初にリプレイ2図柄が停止表示されたときには、遊技者が遊技しているスロットマシン1の設定値及びRTがないことを示すメッセージM4を表示する。これにより、遊技者は、設定値が偶数設定であることを認識することができる。尚、メッセージM4は、次ゲーム開始時に消去される。
さて、制御部18は、設定値を報知した後には、図9に示すように、液晶表示部4の設定値表示部M5にスロットマシン1の設定値が奇数設定であるか偶数設定であるかを継続的に表示する。この状態で遊技者が設定変更ボタン13を操作すると、スロットマシン1は、奇数設定の場合には偶数設定に移行し、偶数設定の場合には奇数設定に移行する。つまり、スロットマシン1の設定値が継続的に報知されている状態では、設定変更ボタン13の操作が有効化され、遊技者の操作によって設定値の変更が可能になる。
リプレイ2図柄が停止表示された際は、設定値が奇数設定又は偶数設定のどちらであるか、及び、第1RT状態へ移行するか否かが報知されるため、遊技者はスロットマシン1の設定値とRT状態の有無とを明確に把握することができ、混乱してしまうことがない。また、このような報知は、電源投入後に初めてリプレイ2図柄が停止表示されたときに実行されるため、それまでは設定値がどちらであるのかが分からず、遊技者の期待感・緊張感を煽ることができる。
本発明は、上記した一実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
設定値の数は2段階以上であれば何段階あってもよい。
特定遊技状態としてRT状態を例示したが、これに限られない。
周知のAT(アシストタイム)状態やCT(チャレンジタイム)状態を特定遊技状態として採用してもよい。
RT状態の発生条件としてリプレイ2役の入賞を例示したが、これに限られず様々なRT発生条件を設定することが可能である。
例えば、BB状態が終了したこと、BB状態の終了後所定数のゲームを消化したこと等をRT発生条件として設定してもよい。
電源投入後最初に特定図柄が停止表示された後は継続的に設定値を表示するようにしたが、継続的に表示しなくてもよい。また、「最初」を判定するための起点は、例えば営業開始時に設定するなど、任意に設定すればよい。
偶数設定ではRT状態へ移行したときにリプレイの当選乱数を1だけ増加させるようにした(リプレイ1役を+101個、リプレイ2役を−100個にし、合計で+1となっている)が、全く変化しないようにしてもよい。また、実質的に通常状態と変化がないようにすれば、1以上の増加或いは減少であってもよい。
遊技球を用いるスロットマシンに適用することもできる。
Claims (2)
- 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
予め定められた特定遊技状態発生条件が成立したときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生可能な特定遊技状態発生手段と、
前記内部抽選における内部当選確率を複数段階で規定する複数段階の設定値の中から1つの設定値を有効化することにより出玉率を設定する設定手段と、を備え、
前記特定遊技状態発生手段は、前記設定手段により有効化されている設定値が第1設定値である場合には前記特定遊技状態を発生させる一方、当該設定値が第2設定値である場合には前記特定遊技状態を発生しないように構成されたスロットマシンにおいて、
前記特定遊技状態発生条件が成立した際に、前記設定手段により有効化されている設定値が前記第1設定値である場合には、第1設定値である旨と前記特定遊技状態が発生する旨とを遊技者に報知する一方、前記第2設定値である場合には、第2設定値である旨と前記特定遊技状態が発生しない旨とを遊技者に報知する設定値報知手段を備えたことを特徴とするスロットマシン。 - 前記第1設定値に対応する出玉率と、前記第2設定値に対応する出玉率とが同一となるように設定されており、
前記設定値報知手段が第1設定値であるか第2設定値であるかを報知した後は、遊技者の変更操作に基づいて第1設定値及び第2設定値を相互に変更することが可能な設定値変更手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
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