JP5254846B2 - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン Download PDF

Info

Publication number
JP5254846B2
JP5254846B2 JP2009050549A JP2009050549A JP5254846B2 JP 5254846 B2 JP5254846 B2 JP 5254846B2 JP 2009050549 A JP2009050549 A JP 2009050549A JP 2009050549 A JP2009050549 A JP 2009050549A JP 5254846 B2 JP5254846 B2 JP 5254846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonus
combination
winning
symbol
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009050549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010201009A (ja
Inventor
幸治 向山
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2009050549A priority Critical patent/JP5254846B2/ja
Publication of JP2010201009A publication Critical patent/JP2010201009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5254846B2 publication Critical patent/JP5254846B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)

Description

本発明は、複数のボーナス役を同時当選させることが可能なスロットマシンに関する。
従来のスロットマシンは、例えば特許文献1に開示されているように、1回のボーナスで獲得可能な遊技媒体数がほぼ一定の範囲内に収まるように設計されており、それが大きく変動することはない。また、確率変動方式やストック方式などを利用してボーナスを連チャンさせることも行われている。
特開2005−218658号公報
しかしながら、上記のような構成のスロットマシンの場合には、全体の機械割(出玉率)を一定範囲内に調整するためには、ボーナス1回の獲得遊技媒体数と連チャン発生率とが反比例する関係にならざるを得ない。そのため、1回のボーナスで多量の遊技媒体を獲得したいと考える遊技者と、ボーナスの連チャンを堪能したいと考える遊技者の双方を十分に満足させることが難しいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、1回のボーナスで多量の出玉を望む遊技者、及びボーナスの連チャンを望む遊技者の双方に対して満足感を与えることが可能なスロットマシンを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体数が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、少なくとも第1ボーナス役、第2ボーナス役、及び小役を含む複数種類の役の中から1つ又は2つ以上の内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、内部当選役のフラグを成立させる内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、1回のゲームが終了したときに、前記小役のフラグを消去するとともに、前記第1ボーナス役及び前記第2ボーナス役のフラグを当該第1ボーナス役及び当該第2ボーナス役が入賞するまで次のゲームへ持ち越すフラグ制御手段と、前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記第1ボーナス役のフラグに対応する第1ボーナス図柄であると判定したときに、予め定められた第1終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な第1ボーナス状態を発生する第1ボーナス状態発生手段と、前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記第2ボーナス役のフラグに対応する第2ボーナス図柄であると判定したときに、予め定められた第2終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な第2ボーナス状態を発生する第2ボーナス状態発生手段と、前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記第1ボーナス役及び前記第2ボーナス役の両方のフラグに対応する特別ボーナス図柄であると判定したときに、前記第1終了条件及び前記第2終了条件の両方が成立するまで、前記第1ボーナス状態及び前記第2ボーナス状態を連続させた状態である特別ボーナス状態を発生する特別ボーナス状態発生手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記第1終了条件及び前記第2終了条件として、遊技者に付与した遊技媒体の数が所定値に達すること、投入された遊技媒体の数と遊技者に付与した遊技媒体の数との差が所定値に達すること、あるいは、前記小役の入賞回数が所定値に達することの何れかが設定されたことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記特別ボーナス状態が発生しているとき、あるいは前記特別ボーナス状態が終了したときにおいて、前記第1ボーナス役及び前記第2ボーナス役の両方のフラグが成立していたことを遊技者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ボーナス役の同時当選時に特別ボーナス図柄が入賞したときは、以後個別のボーナス図柄を入賞させることなく、同時当選したボーナス役で獲得できる遊技媒体を合算した合算遊技媒体を一気に獲得することができるので、あたかも1回のボーナス状態で多量の遊技媒体を獲得したかのような感覚を遊技者は味わうことができる。また、ボーナス役の同時当選時に特別ボーナス図柄を入賞させず、同時当選したボーナス役を順次個別に入賞させることで、ボーナス状態の連チャンを堪能することも可能となる。
請求項2の発明によれば、第1ボーナス状態及び第2ボーナス状態の終了条件を遊技者に付与した遊技媒体の数或いは遊技者が使用した遊技媒体の数(投入数−払出数)にすると、目押しが苦手な遊技者など、その技量に差がある場合であっても不公平感を与えることがない。また、小役の入賞回数を終了条件とした場合には、遊技者はなるべく払出数の多い小役を狙うとともに、払出数の少ない小役を外すように遊技するようになり、遊技性を高めることができる。
請求項3の発明によれば、第1ボーナス役及び第2ボーナス役が同時当選していたことを遊技者に報知するので、遊技者の満足度を高めることができる。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの電気的構成を示す図 スロットマシンの正面図 入賞ラインを示す図 リール配列を示す図 役構成を示す図 遊技状態の変化を示す状態遷移図 ボーナス同時当選パターン(設定1の例)を示す図 内部当選役フラグを示す図 ボーナス状態フラグを示す図 MB状態における画面表示を示す図 RB状態における画面表示を示す図 内部抽選処理を示すフローチャート 入賞判定処理を示すフローチャート ボーナス終了判定処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態によるスロットマシンについて、図面を参照しながら説明する。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの円周面に描かれている。この図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。すなわち、表示窓2には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
表示窓2には、図3に示すように、合計5本(中段に対応した横方向の1本(図3に1で示す実線)、上段、中段及び下段に対応した斜め方向の2本(図3に2、3で示す破線)、上段及び中段、下段及び中段に対応したV字状の2本(図3に4、5で示す一点鎖線))の入賞ラインが設けられており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。
表示窓2の上方には、メダル(遊技媒体に相当)の払出し進捗状態などの情報や各種の画像などを表示する液晶表示部(報知手段に相当)4及びスピーカ5が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルの投入を行うBETボタン6、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン7、メダルを投入するメダル投入口8が設けられており、これらの下方にはスタートレバー(ゲーム開始操作手段に相当)9、停止操作手段に相当する左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12が設けられている。表示窓2の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部13及びメダルのクレジット枚数を表示するクレジット数表示部14が設けられている。クレジット数表示部14は、メダル投入口8から投入されたメダルのうち未だゲームに使用されていないメダルの数、及びゲームで入賞が発生したときに付与されるメダルの数を表示する。クレジット数が1以上の状態で精算ボタン7が操作されたときは、そのクレジット数分のメダルがスロットマシン1の正面最下部に設けられている受皿15に払い出される。また、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ部16が設けられている。
次に、スロットマシン1の電気的な構成について説明する。
図1は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部17(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、フラグ制御手段、第1ボーナス状態発生手段、第2ボーナス状態発生手段、特別ボーナス状態発生手段、報知手段に相当)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、BETボタン6、精算ボタン7、スタートレバー9、左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12などから各種の操作信号が入力される。
制御部17は、メダル投入口8に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部18から投入メダル検知信号が入力されると、その入力された信号の数に基づいて投入されたメダルの数を計数する。また、メダルの数が1ゲームに必要な所定数(本実施形態では3枚)を超えたときには、その超えた分のメダルの数をクレジット数として、例えばRAMなどに所定の上限値(例えば50枚)まで記憶すると共に、そのクレジット数をクレジット数表示部14に表示する。
また、制御部17には、設定値操作部19から当選確率などの各種の設定信号が入力される。設定値操作部19では、設定変更キー20を挿入して設定変更が可能な状態とした上で、例えばDIPスイッチの切り替えなどによって設定値が変更される。さらに、制御部17は、液晶表示部4、払出数表示部13、クレジット数表示部14などの各種表示部、、装飾ランプ部16、各リール3a〜3cに対応するリール用モータ21を駆動するリール駆動部22、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサ23a〜23c、及び各センサ23a〜23cからの検知信号に基づいて各リール3a〜3cの基準位置を検知する基準位置検出部24、スピーカ5を駆動する音声出力部25と接続している。また、制御部17は、メダルを払出すメダル払出部26と接続されており、精算ボタン7が操作されると、記憶しているクレジット数に対応するメダルを払い出すようにメダル払出部26を制御するとともに、クレジット数表示部14の表示を零にする。
また、制御部17は、乱数発生部27、乱数抽出部28を有している。制御部17は、ゲーム開始時にスタートレバー9が操作されると乱数発生部27が発生する乱数の中から1つの乱数を乱数抽出部28で抽出することにより、内部抽選を実行している。
制御部17は、上記した各入力信号及びROMなどに記憶した制御プログラムに基づいて、スロットマシン1の作動を制御すると共に、例えばアウト信号(1メダルの投入毎又は1クレジットメダルの投入毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ボーナス信号(ボーナス状態中にレベル信号出力)などの遊技信号を生成し、図示しない信号出力端子から外部へ出力する。信号出力端子から出力される各遊技信号は、遊技場内に設置されている管理装置(図示せず)などに入力され、各スロットマシン1の稼動状況を管理するために利用される。
図4はリール配列を示し、図5は役構成を示している。スロットマシン1に設定されている役としては、ボーナス役、小役、リプレイ役の3種類があり、これらのうちボーナス役としては、特別ボーナス役としてのマルチボーナス(MB)役、第1ボーナス役としてのビッグボーナス(BB1、BB2)役、第2ボーナス役としてのレギュラーボーナス(RB1〜RB6)役が設定されている。また、小役としては10枚役、3枚役、1枚役の3種類、リプレイ役としてはリプレイA〜Cの3種類がそれぞれ設定されている。ボーナス役が入賞した場合には後述するボーナス状態となり、小役が入賞した場合には、対応する数のメダル(利益)が払い出される(遊技者に付与される)。また、リプレイ役が入賞した場合には、遊技者は、新たにメダルを投入することなく、再度ゲームを実行することが可能となっている。尚、10枚役は、ボーナス状態においては15枚役として扱われるようになっている。
スロットマシン1には、図6に示すように、遊技状態として通常状態及びボーナス状態が設定されており、予め定められた条件の成立に応じて遊技状態が切換わるようになっている。また、スロットマシン1は、初期化時(設定変更時、リセット時)などには通常状態になっている。通常状態においてはメダルの投入枚数が3枚(3BET)の時にゲームを開始することができ、ボーナス状態においてはメダルの投入枚数が2枚(2BET)の時にゲームを開始することができるように構成されており、通常状態では全ての役が内部当選する可能性があるものの、ボーナス状態においては小役のみが入賞する。尚、何れの遊技状態においても、図3に示す有効ラインの本数はメダルの投入枚数の違いによらず、同じ(5本)である。
スロットマシン1は、複数のボーナス役の同時当選が可能に構成されており、入賞したボーナス役の種類に応じて、ボーナス状態として定義されているBB状態、RB状態、MB状態のうち何れかに移行する。1つのボーナス役が内部当選した場合(ボーナス単独当選)及び複数のボーナス役が同時当選した場合(ボーナス同時当選)において、個別のボーナス役が入賞した場合(個別図柄入賞)には、BB役が入賞すればBB状態になり、RB役が入賞すればRB状態になる。また、ボーナス同時当選時には、同時当選した全てのボーナス役が入賞したとみなされるMB図柄を入賞させることが可能となり、MB役が入賞した場合(MB図柄入賞)には、遊技状態はMB状態になる。
スロットマシン1は、何れかのボーナス状態に移行すると、予め定められた終了条件が成立するまで当該ボーナス状態を継続し、終了条件が成立すると通常状態に移行する。本実施形態では、ボーナス役の終了条件としてメダルの払出枚数が設定されており、BB状態はメダルの払出枚数が300枚を越える(第1終了条件が成立する)まで継続し、RB状態はメダルの払出枚数が50枚を越える(第2終了条件が成立する)まで継続する。つまり、個別図柄入賞により移行したBB状態或いはRB状態は、終了条件が成立する(単独終了数払出が終了する)と、通常状態へ移行する。
一方、MB状態では、同時当選したボーナス役の終了条件が全て満たされるまで、つまりメダルの払出枚数が個別のボーナス役の払出枚数(個別終了枚数)の合算値を越えるまで(第1及び第2終了条件が成立するまで)継続する。例えば、BB1役とRB1役とが同時当選した場合には、メダルの払出枚数が300+50=350枚を越えるまで(合算終了数払出が終了するまで)MB状態が継続する。このMB状態においては、個別のボーナス役図柄をその都度入賞させなくても規定数の払出しが終了するまでボーナス状態(MB状態)が継続される。ただし、内部的には、複数のボーナス状態を順次切り替える処理(個別ボーナス状態の移行処理)が行われている。尚、ボーナス状態の終了条件として、払出数ではなく、差枚数や小役の入賞回数を設定してもよい。
図7は、設定値が1(設定1)の場合のボーナス同時当選パターンを示す図である。スロットマシン1に設定されているボーナス同時当選のパターンは、ビッグボーナス役(BB)とレギュラーボーナス役(RB)の組合せであり、ボーナス役の同時当選数が2つ(BBと何れか1つのRB)、同時当選数が3つ(BB+何れか2つのRB)、同時当選数が4つ(BB+何れか3つのRB)の3パターン(全部で12通り)が、BB1役及びBB2役に対してそれぞれ設定されている。また、全てのボーナス役(BB1、BB2、RB1〜RB6)が同時当選する全部パターンも設定されている。上記した各パターンにはそれぞれ当選乱数が割り当てられており、図示しない当選乱数テーブルに基づいてゲームの開始時に内部抽選が行われる。尚、同時当選パターンの選択率は設定値毎に規定され、設定値間で選択率に格差が存在するので、同時当選パターンを把握することにより設定値の推測が可能となる。
内部抽選では、乱数発生部27が発生する乱数の中から1つの乱数が抽出され、抽出された乱数と当選乱数テーブルとを照合することにより内部当選役が決定される。内部抽選の結果が当選であった場合には、当選した内部当選役に対応した内部当選役フラグ(ボーナス役フラグ、小役フラグ及びリプレイ役フラグ)がオン(成立)する。本実施形態の当選乱数テーブルは、図示は省略するが、通常状態用テーブル(ボーナス役フラグ未成立状態)、通常状態用テーブル(ボーナス役フラグ成立状態)、ボーナス状態用テーブル(全ボーナス役で共通)の3種類が設定されている。尚、当選乱数テーブルの種類や数はこれに限定されず、設定値(例えば1〜6の6段階)毎に個別に設定する構成としてもよい。
図8は、内部当選役フラグのメモリ領域を示す図である。BITはメモリ領域のBIT数を示し、それぞれのBITに対応して内部当選役が設定されている。例えばBB1、RB1、RB3が同時当選した場合には、個別のボーナス役に対応する個別ボーナス役フラグのBIT(BIT2、BIT4、BIT5)が「1」になる(オンされる)とともに、同時当選であることを示すMB役フラグに対応するBIT(BIT1)も「1」になる。これらのフラグのうち、個別ボーナス役フラグは、該当するボーナス役が入賞したときにオフされる。但し、ボーナス同時当選時にMB役が入賞した場合には、内部的な個別ボーナス役への移行時にオフされる。一方、MB役フラグは、何れかのボーナス役の入賞時にオフされる。そのため、同時当選の場合であっても、一旦個別のボーナス役を入賞させた後にMB役を入賞させることはできない。尚、MB役フラグを除く各ボーナス役フラグは、当該ボーナス役が入賞するまで何ゲームでも持ち越される一方、小役フラグ及びリプレイ役フラグは、入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去される。
スロットマシン1では、内部当選役のフラグに対応してリール3の停止位置を決定するための停止テーブル(図示せず)に基づいて所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御)が実行される。この引込制御は、各ストップボタン10〜12の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(本実施形態では最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。本実施形態では、複数のボーナス役が同時当選した時は、各ストップボタン10〜12が操作されたタイミングから引込範囲が小さい方の図柄を引き込む。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。
引込制御により入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが入賞図柄である場合には、入賞図柄に応じた枚数のメダルが受皿15に払出される。このとき、スロットマシン1は、ボーナス役が入賞した場合には、図9に示すボーナス状態フラグの対応するBITを「1」にする。但し、MB状態フラグ(BIT1)がオンの場合(MB状態)においては、内部的に個別ボーナス状態へ移行したときに個別ボーナス状態フラグ(BIT2〜BIT9のいずれか)をオンし、上記した終了条件が成立したとき(終了払出枚数を越えたとき)にオフする。その場合、内部的なボーナス状態の移行は、下位ビット側に設定されているボーナス役から順に行われ、個別ボーナス状態フラグをオフした時点で、図8に示す内部当選フラグがオン状態のボーナス役が残っている場合には、オン状態のボーナス役に対応する個別ボーナス状態フラグをオンしてボーナス状態を継続する一方、全ての内部当選フラグがオフとなった場合には、MB状態フラグをオフし、通常状態へ移行する。
次に上記構成のスロットマシン1の作用について説明する。
制御部17は、図示しないメイン処理を実行しており、上記した各種表示部13、14の制御や遊技信号の出力など、スロットマシン1の全体を制御している。これらの制御のうち、ゲームの開始時には、本発明に関連して内部抽選処理を実行する。尚、スロットマシン1は、設定値を変更したとき等の初期化時などには、図8に示す内部当選フラグ及び図9に示すボーナス状態フラグは、各BITに「0」が設定されている(オフされている)。
図12は、内部抽選処理を示すフローチャートである。制御部17は、ゲームを開始したかを判定しており(A1)、遊技者によりゲームの開始操作(メダルの投入及びスタートレバー9の操作)がなされると(A1:YES)、乱数を抽出し(A2)、現在の遊技状態に対応する当選乱数テーブルと照合し(A3)、当選した役がある場合には、図4に示す内部当選役フラグの対応するBITをオンする(A4)。次に、ボーナス同時当選か否かを判定し(A5)、ボーナスボーナス役同時当選でない場合には(A5:NO)、リターンする。
続いて、制御部17は、リール3を始動(回転)させ、遊技者による各ストップボタン10〜12の操作に応じて対応する各リール3a〜3cを引込制御により停止表示させるとともに、停止表示された図柄の組合せが入賞図柄であるか、即ち入賞が発生したかを判定する入賞判定処理を実行する。
図13は、入賞判定処理を示すフローチャートである。制御部17は、全リール3a〜3cが停止したかを判定しており(B1)、全リール3a〜3cが停止していない場合には(B1:NO)そのままリターンして全リール3a〜3cが停止するのを待つ一方、全リール3a〜3cが停止した場合には(B1:YES)、有効ライン上の図柄を入賞図柄と照合し(B2)、ボーナス役入賞か(B3)、小役入賞か(B12)、或いはリプレイ入賞か(B15)を判定し、いずれも入賞していない場合は、オンされている小役及びリプレイ役フラグをオフしてから(B9)、リターンする。
制御部17は、遊技者が入賞させた役がボーナス役である場合には(B3:YES)、入賞したボーナス役の状態フラグをオンし(B4)、当該ボーナス役の内部当選フラグをオフする(B5)。続いて、MB状態フラグがオンであるかを判定し(B6)、ステップA5でボーナス同時当選ではない場合にはMB役が入賞することはなくMB状態フラグがオフであるので(B6:NO)、MB役フラグがオンであるかを判定する(B10)。MB役フラグもボーナス同時当選でない場合にはオフであることから(B10:NO)、小役及びリプレイ役フラグをオフした後(B9)、リターンする。この場合、次ゲーム以降の遊技状態がボーナス状態となり、遊技者は、終了条件が成立するまでボーナスゲームを堪能できる。尚、ボーナス役入賞時にもステップB9を経由するのは、ボーナス役は何ゲームでも持ち越されるので、ボーナス役入賞時において実行中のゲームで内部当選したのが小役或いはリプレイ役である場合にはその役に対応するフラグを消去する必要があるためである。
一方、制御部17は、遊技者が小役を入賞させた場合には(B12:YES)、規定数のメダルを払出し(B13)、図14に示すボーナス終了判定処理を実行する(B14)。ボーナス終了判定処理では、ボーナス状態フラグがオンであるかを判定しており(C1)、ボーナス状態でない場合には(C1:NO)、そのままリターンするので、内部当選役に対応する小役及びリプレイ役フラグをオフして(B9)、リターンする。この場合、遊技者には、入賞した役に対応する数のメダルが払い出される。尚、ボーナス状態におけるボーナス終了判定処理の詳細については後述する。
また、制御部17は、遊技者がリプレイ役を入賞させた場合には(B15:YES)、メダルを自動投入するリプレイ処理を実行した後(B16)、リプレイ役フラグをオフして(B9)、リターンする。この場合、遊技者は、新たにメダルを消費することなく、次のゲームを実行することができる。尚、遊技者が何れの役も入賞させることができなかった場合には(B3:NO、B12:NO、B15:NO)、内部当選役に対応する小役及びリプレイ役フラグをオフして(B9)、リターンする。
このように、スロットマシン1では、ボーナス役が同時当選していない場合には、通常の処理が実行される。
これに対して、制御部17は、図12に示す内部抽選処理において、ボーナス同時当選の場合には(A5:YES)、MB役フラグをオンにする(A6)。これにより、遊技者は、入賞させた場合に同時当選した全てのボーナス役が一度に入賞したと判断されるMB役の入賞を狙うことが可能となる。勿論、個別のボーナス役フラグも成立していることから、個別のボーナス役の入賞を狙うことも可能である。この状態で遊技者がボーナス役(MB役含む)を入賞させると、図13に示す入賞判定処理において、ボーナス役が入賞したと判定するので(B3:YES)、MB状態フラグがオンであるかを判定する(B6)。即ち、入賞したボーナス役がMB役であるか(MB図柄入賞)、或いは個別ボーナス役であるか(個別図柄入賞)を判定する。
上記のように、MB図柄入賞の場合には、遊技者は見かけ上1回のボーナス状態で大量のメダルを獲得することができる。一方、個別図柄入賞の場合には、複数回のボーナス状態が連続して発生する所謂連チャンを堪能することができる。そのため、遊技者は、自身の好みに応じて、MB図柄入賞を狙うか個別図柄入賞を狙うかを判断し、遊技を楽しむことが可能となる。以下、ボーナス同時当選時のMB図柄入賞及び個別図柄入賞についての詳細を説明する。
<MB図柄入賞時の作動>
ボーナス同時当選時において遊技者がMB役図柄を入賞させた場合には、スロットマシン1は、MB状態へ移行する。
制御部17は、図13に示す入賞判定処理において、ボーナス役が同時当選している状態(MB役フラグがオンの状態)で遊技者がMB役を入賞させた場合には(B3:YES)、MB状態フラグ(図9に示すボーナス状態フラグのBIT1)をオンし(B4)、MB役に対応するフラグ(図8に示す内部当選フラグのBIT1)をオフする(B5)。続いて、MB状態フラグがオンであることから(B6:YES)、最も下位の個別ボーナス状態フラグをオンし(B7)、当該個別ボーナス役のフラグをオフして(B8)、リターンする。具体的には、例えばBB1役、RB1役、RB3役が同時当選した場合には、ステップB7でBB1状態フラグ(図9のBIT2)をオンし、ステップB8でBB1役フラグ(図9のBIT2)をオフする。
MB状態になると、制御部17は、図10に示すように、MB状態であることを示す「MULTIBONUS!!!」の状態メッセージM1、遊技者が入賞させた図柄を示す図柄マークM2、複数のボーナス状態の内部的な移行履歴をリアルタイムに示す移行履歴マークM3、MB状態における差枚数(払出枚数−投入枚数)を示す差枚数M4を液晶表示部4に表示して、同時当選であること(第1ボーナス役及び第2ボーナス役の両方のフラグが成立していること)を遊技者に報知する。図10の例では、BB1状態→RB1状態→RB3状態の順番にボーナス状態が遷移し、差枚数が357枚であることが示されている。尚、ボーナス状態の移行履歴は、リアルタイムではなく、ボーナス終了時(各個別ボーナス終了時、或いはMB状態終了時など)に表示してもよい。
さて、スロットマシン1では、MB状態を含むボーナス時には小役のみが内部当選役として設定されている。そのため、MB状態では、図12に示す内部抽選処理では各小役に対応する小役フラグのみが成立し、小役のみが入賞することになる。
制御部17は、入賞判定処理において小役が入賞した場合には(B12:YES)、規定数のメダルを払出し(B13)、ボーナス終了判定処理を実行する(B14)。図14に示すボーナス終了判定処理では、ステップB7でボーナス状態フラグがオンされていることから(C1:YES)、払出カウンタにステップB13で払出したメダルの枚数を加算する(C2)。この払出カウンタは、ボーナス中に払出したメダルの枚数をカウントするためのカウンタである。続いて、払出カウンタのカウンタ値が個別終了枚数(BBは300枚、RBは50枚)を越えたかを判定し(C3)、個別終了枚数を越えていない場合には(C3:NO)、そのままリターンして当該個別ボーナス状態を継続する。
一方、遊技者がゲームを継続してメダルの払出枚数が増加し、カウンタ値が個別終了枚数を越えた場合には(C3:YES)、個別のボーナス状態フラグをオフし(C4)、MB状態フラグがオンであるかを判定する(C5)。この場合、MB状態フラグがオンであることから(C5:YES)、図8に示す内部当選役フラグのうちオン状態のボーナス役があるかを判定し(C6)、オン状態のボーナス役フラグがある場合には(C6:YES)、オン状態のボーナス役フラグのうち最下位のボーナス役フラグに対応するボーナス状態フラグをオンし(C7)、当該ボーナス役に対応する個別ボーナス役フラグをオフして(C8)、リターンする。これにより、内部的にボーナス状態が移行して、次ゲーム以降においてボーナス状態が継続する。尚、オン状態のボーナス役フラグが無い場合には(C6:NO)、MB状態フラグをオフして(C9)、リターンする。これにより、MB状態が終了する。
このように、同時当選の場合であって、遊技者がMB役を入賞させた場合には、複数のボーナス状態が内部的に継続されるため、表面上は1回のボーナスが発生しているように感じられ、遊技者はあたかも1つのボーナスで大量のメダルを獲得できたと感じることができる。
<個別図柄入賞の作動>
遊技者が個別のボーナス役図柄を入賞させた場合には、スロットマシン1は、入賞したボーナス役に応じて個別ボーナス状態(BB状態又はRB状態)へ移行する。
制御部17は、図13に示す入賞判定処理において、ボーナス役が同時当選している状態で遊技者が個別ボーナス役を入賞させた場合には(B3:YES)、入賞したボーナス役に対応する個別ボーナス状態フラグ(図9のBIT2〜9のいずれか)をオンし(B4)、当該ボーナス役に対応するボーナス役フラグ(図8のBIT2〜9のいずれか)をオフする(B5)。続いて、MB図柄入賞ではないのでMB状態フラグがオンされていないことから(B6:NO)、MB役フラグがオンであるかを判定し(B10)、MB役フラグがオンであるので(B10:YES)、MB役フラグをオフして(B11)、リターンする。つまり、MB役フラグは、ボーナス同時当選時にオンし、MB役が入賞した場合だけでなくMB役に入賞しなかった場合にもオフする。
このとき、制御部17は、図11に示すように、液晶表示部4に状態メッセージM1、RB役図柄M2、差枚数M4、残りの終了払出枚数を減算表示で示す払出数M5を表示する。図11では、RB状態であることを示す「REGULARBONUS!!!」の状態メッセージM1、入賞図柄がRB4役、差枚数が271枚、残りの終了払出数が50枚であることが示されている。
さて、制御部17は、MB図柄入賞と同様に、ボーナス状態で小役が入賞した場合には、図13に示す入賞判定処理において対応するメダルを払い出した後(B13)、図14に示すボーナス終了判定処理を実行する(B14)。このボーナス終了判定処理において、払出カウンタのカウンタ値が個別終了枚数を越えて個別ボーナス状態フラグをオフした後(C3,C4)、MB状態フラグがオフであることから(C5:NO)、リターンする。このとき、同時当選したボーナス役が残っている場合でも通常状態の画面に復帰する。
このように、スロットマシン1は、ボーナス同時当選の場合であっても、個別のボーナス役が入賞した場合には払出数が規定数を超えると一旦ボーナス状態を終了して通常状態に復帰する。この場合、残りのボーナス役フラグはオンしていることから、通常状態に復帰した直後のゲームにおいて、残りのボーナス役フラグに対応するボーナス役を入賞させることが可能となる。これにより、遊技者は、1つのボーナス役が終了した直後のゲームで再度次のボーナス役を入賞させる所謂連チャンを楽しむことができる。
制御部17は、遊技者が2つ目以降のボーナス役を入賞させた場合、即ち連チャンした場合には、連チャン数M6(図11では2連チャン)を液晶表示部4の画面に表示するとともに、差枚数マークM4には、連チャン中の合計の差枚数を合算して表示する。これにより、遊技者は、ボーナスの連チャン数及び差枚数を把握することができるとともに、同時当選したボーナス役のフラグが全てオフになるまで連チャンを堪能することができる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、ボーナス同時当選時にMB役図柄が入賞した場合には、以後個別のボーナス役を入賞させることなく(通常状態に戻ることなく)、同時当選したボーナス役で獲得可能なメダルを一気に獲得することができる。そのため、あたかも1回のボーナスで多量の遊技媒体を獲得したかのような感覚を遊技者に与えることが可能となる。一方、ボーナス同時当選時に個別ボーナス役図柄が入賞した場合には、同時当選したボーナス役を順次個別に入賞させることができ、所謂連チャンを堪能することが可能となる。これにより、遊技の興趣を高めることができる。
BB状態及びRB状態は規定数のメダルを払出した時点で終了するので、目押しが苦手など、その技量に差がある遊技者に対しても不公平感を与えることがない。一方、終了条件として入賞したゲーム数を設定した場合には、限られたゲーム数でより多くのメダルを狙うような遊技形態となり、遊技性を高めることができる。
MB状態においては、BB役及びRB役が同時当選していたことを遊技者に報知するので、遊技者の満足感を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
ボーナス役の種類・個数は一実施形態の例に限定されない。通常状態よりも遊技者にとって有利な状態へ移行するボーナス役であればどのようなボーナス役でもよく何種類あってもよい。
ボーナス役の同時当選パターンは上述した実施形態の例に限定されない。同時当選の組合せは適宜設定することができる。
MB役図柄を1種類としたが、2種類以上あってもよい。この場合、同時当選したボーナス役の種類や個数に応じてMB役図柄が異なるように設定するとよい。
MB状態では内部的なボーナス状態の移行履歴を表示するようにしたが、移行履歴を一切表示しないようにして、遊技者自身にボーナス役の種類を推測させるようにしてもよい。この場合、各ボーナス状態で内部当選確率を高める小役の種類が異なるように設定し、実際に入賞した小役の種類に基づいてボーナス役の種類を推測するようにすると興趣が高まる。さらに、設定値毎に同時当選パターンが異なるように設定すれば、ボーナス役の種類を推測することが設定値の推測に直結するので、一層興趣が高まる。
ボーナス役が同時当選したときに、MB役を入賞させるか、個別ボーナス役を入賞させるかを予め遊技者が選択可能とし、選択されなかった図柄の入賞を制限する入賞図柄制限手段を設けるようにしてもよい。このような手段を設けることにより、遊技者の好む図柄を確実に入賞させることができる。
ボーナス役が同時当選したときに個別ボーナス役を入賞させた場合は、先の個別ボーナス状態が終了してから次の個別ボーナス役図柄が入賞するまでの間に消費したメダルを補填する補填手段を設けるようにしてもよい。例えば、消費したメダル数を次のボーナスの終了払出枚数に上乗せすることによって補填したり、或いは、ボーナス状態が終了して通常状態へ復帰したときに、小役の内部当選確率を一定期間だけ高めるなどの手段を例示することができる。このような補填手段を設けることにより、安心して個別ボーナス役を入賞させることができる。
液晶表示部だけでなく、例えばスピーカ、各種表示部、装飾ランプ部などを単独で或いは組合せて報知手段を構成してもよい。
MB状態では下位ビット側のRB状態から順番に移行するようにしたが、各RB状態へ移行する順番はどのような順番でもよい。例えば、RB状態が終了する毎に抽選を行って、次に移行するRB状態の種類を選択するようにしてもよい。
MB役フラグが成立している状態では最初のボーナス役入賞時にMB役か否かに関わらずMB役フラグをオフするようにしたが、同時当選した全てのRB役が入賞するまでオンのままにし、途中でMB役を入賞させることができるようにしてもよい。例えば5つのRB役が同時当選し、2つのRB役を入賞させた後にMB役が入賞したときは、残り3つのRB状態が連続して発生することになる。
図面中、1はスロットマシン、2は表示窓(図柄表示領域)、3はリール(図柄変動表示手段)、4は液晶表示部(報知手段)、9はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、10〜12はストップボタン(停止操作手段)、17は制御部(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、フラグ制御手段、第1ボーナス状態発生手段、第2ボーナス状態発生手段、特別ボーナス状態発生手段、報知手段)である。

Claims (3)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体数が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、少なくとも第1ボーナス役、第2ボーナス役、及び小役を含む複数種類の役の中から1つ又は2つ以上の内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、内部当選役のフラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
    1回のゲームが終了したときに、前記小役のフラグを消去するとともに、前記第1ボーナス役及び前記第2ボーナス役のフラグを当該第1ボーナス役及び当該第2ボーナス役が入賞するまで次のゲームへ持ち越すフラグ制御手段と、
    前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記第1ボーナス役のフラグに対応する第1ボーナス図柄であると判定したときに、予め定められた第1終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な第1ボーナス状態を発生する第1ボーナス状態発生手段と、
    前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記第2ボーナス役のフラグに対応する第2ボーナス図柄であると判定したときに、予め定められた第2終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な第2ボーナス状態を発生する第2ボーナス状態発生手段と、
    前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記第1ボーナス役及び前記第2ボーナス役の両方のフラグに対応する特別ボーナス図柄であると判定したときに、前記第1終了条件及び前記第2終了条件の両方が成立するまで、前記第1ボーナス状態及び前記第2ボーナス状態を連続させた状態である特別ボーナス状態を発生する特別ボーナス状態発生手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記第1終了条件及び前記第2終了条件として、遊技者に付与した遊技媒体の数が所定値に達すること、投入された遊技媒体の数と遊技者に付与した遊技媒体の数との差が所定値に達すること、あるいは、前記小役の入賞回数が所定値に達することの何れかが設定されたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記特別ボーナス状態が発生しているとき、あるいは前記特別ボーナス状態が終了したときにおいて、前記第1ボーナス役及び前記第2ボーナス役の両方のフラグが成立していたことを遊技者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。
JP2009050549A 2009-03-04 2009-03-04 スロットマシン Expired - Fee Related JP5254846B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050549A JP5254846B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050549A JP5254846B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 スロットマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010201009A JP2010201009A (ja) 2010-09-16
JP5254846B2 true JP5254846B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=42963119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009050549A Expired - Fee Related JP5254846B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5254846B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115492A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Fujishoji Co Ltd 回胴式遊技機
JP2013085902A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP6126660B2 (ja) * 2015-09-24 2017-05-10 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP6229765B2 (ja) * 2016-06-22 2017-11-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP6229764B2 (ja) * 2016-06-22 2017-11-15 株式会社三洋物産 遊技機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004065390A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Kpe Inc 遊技機およびその制御方法
JP2004222873A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Samii Kk スロットマシン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010201009A (ja) 2010-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008061736A (ja) 遊技機、プログラム及び記憶媒体
JP2008061736A5 (ja)
JP5254846B2 (ja) スロットマシン
JP4448840B2 (ja) 遊技機
JP5539743B2 (ja) スロットマシン
JP5254850B2 (ja) スロットマシン
JP5346691B2 (ja) スロットマシン
JP5443084B2 (ja) スロットマシン
JP5491139B2 (ja) スロットマシン
JP4393578B2 (ja) 遊技機
JP5558739B2 (ja) スロットマシン
JP2013146432A (ja) 遊技情報表示装置
JP5452181B2 (ja) スロットマシン
JP5405948B2 (ja) スロットマシン
JP2010172480A (ja) スロットマシン
JP4780685B2 (ja) スロットマシン
JP5558764B2 (ja) スロットマシン
JP5558740B2 (ja) スロットマシン
JP4683440B2 (ja) スロットマシン
JP5649088B2 (ja) スロットマシン
JP4368862B2 (ja) スロットマシン
JP5366095B2 (ja) スロットマシン
JP2018183648A (ja) スロットマシン
JP2017185332A (ja) スロットマシン
JP2011024761A (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111207

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130319

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5254846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees