JP5254850B2 - スロットマシン - Google Patents

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本発明は、複数のボーナス役を同時当選させることが可能なスロットマシンに関する。
従来のスロットマシンは、例えば特許文献1に開示されているように、1回のボーナスで獲得可能な遊技媒体数がほぼ一定の範囲内に収まるように設計されている。
特開2005−218658号公報
しかしながら、上記のような構成のスロットマシンの場合には、ボーナス中に獲得できる遊技媒体数が大きく変動することはないため、ボーナス中の楽しみはほとんど無く、興趣に欠けるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ボーナス中に獲得できる遊技媒体の数を大きく変動させることにより、遊技の興趣を高めることが可能なスロットマシンを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体数が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、少なくとも3種類以上のボーナス役、及び小役を含む複数種類の役の中から1つ又は2つ以上の内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、内部当選役のフラグを成立させる内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、1回のゲームが終了したときに、前記小役のフラグを消去するとともに、前記ボーナス役のフラグを当該ボーナス役が入賞するまで持ち越すフラグ制御手段と、前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記ボーナス役のフラグに対応するボーナス図柄であると判定したときに、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利なボーナス状態を発生する第1ボーナス状態発生手段と、前記3種類以上のボーナス役のうち、少なくとも2種類以上のボーナス役のフラグが成立したときに、その2種類以上のボーナス役のうち少なくとも1種類以上のボーナス役について前記ボーナス状態へと移行する際に前記ボーナス図柄の停止表示を必要とするか否かを決定するボーナス図柄要否決定手段と、前記ボーナス図柄要否決定手段により前記ボーナス図柄の停止表示を必要としない旨の決定がなされた場合は、少なくとも1種類以上のボーナス役について前記ボーナス図柄の停止表示がされなくても前記ボーナス状態を発生する特別ボーナス状態発生手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ボーナス図柄要否決定手段がボーナス図柄の停止表示を必要とする旨の決定をしたときに、成立しているボーナス役のフラグに対応するボーナス図柄を遊技者に報知するか否かを決定するボーナス図柄報知決定手段と、前記ボーナス図柄報知決定手段がボーナス図柄を遊技者に報知する旨の決定をしたときに、当該ボーナス図柄を遊技者に報知するボーナス図柄報知手段と、と備えたことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ボーナス図柄要否決定手段は、前記図柄停止表示領域に停止表示された図柄の組合せが特別ボーナス図柄である場合に、以後のボーナス図柄の停止表示を必要としない旨の決定をすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、2種類以上のボーナス役が1回の抽選で同時当選したときはボーナス状態が連続して発生するので、表面上は1回のボーナス状態が発生しているかのような感覚を遊技者に与えることができ、さらに、同時当選したボーナス役の数によって一連のボーナス状態で獲得できる遊技媒体数を大きく変動させることができる。
また、2種類以上のボーナス役が同時当選したときは、それぞれのボーナス状態へ移行する際に、個別のボーナス図柄の入賞を必要とする場合と、必要としない場合とがあるので、ボーナス図柄の入賞を必要としない場合にはボーナス図柄を入賞させるゲームで投入する遊技媒体を節約することが可能となり、結果として一連のボーナス全体で獲得できる遊技媒体数が一層大きく変動する。
請求項2の発明によれば、ボーナス役の入賞が必要な場合に、成立しているボーナス役のフラグを遊技者に報知するようにしたので、遊技者は入賞させるべきボーナス役を容易に入賞させることが可能となり、不満を感じさせることがない。
請求項3の発明によれば、特別ボーナス図柄が入賞した場合には、ボーナス役が複数当選している可能性が高いため、遊技者の期待感を煽るなど、興趣を高めることができる。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの電気的構成を示す図 スロットマシンの正面図 入賞ラインを示す図 リール配列を示す図 役構成を示す図 遊技状態の変化を示す状態遷移図 内部抽選用乱数、同時当選パターン抽選用乱数、MB・AT抽選用乱数を示す図 内部当選フラグを示す図 RB状態フラグを示す図 MB状態における画面表示を示す図 RB状態における画面表示を示す図 RB役図柄報知画面を示す図 内部抽選処理を示すフローチャート 入賞判定処理を示すフローチャート ボーナス終了判定処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態によるスロットマシンについて、図面を参照しながら説明する。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの円周面に描かれている。この図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。すなわち、表示窓2には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
表示窓2には、図3に示すように、合計5本(中段に対応した横方向の1本(図3に1で示す実線)、上段、中段及び下段に対応した斜め方向の2本(図3に2、3で示す破線)、上段及び中段、下段及び中段に対応したV字の2本(図3に4、5で示す一点鎖線))の入賞ラインが設けられており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。
表示窓2の上方には、メダル(遊技媒体に相当)の払出し進捗状態などの情報や各種の画像などを表示する液晶表示部(ボーナス図柄報知手段に相当)4及びスピーカ5が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルの投入を行うBETボタン6、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン7、メダルを投入するメダル投入口8が設けられており、これらの下方にはスタートレバー(ゲーム開始操作手段に相当)9、停止操作手段に相当する左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12が設けられている。表示窓2の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部13及びメダルのクレジット枚数を表示するクレジット数表示部14が設けられている。クレジット数表示部14は、メダル投入口8から投入されたメダルのうち未だゲームに使用されていないメダルの数、及びゲームで入賞が発生したときに付与されるメダルの数を表示する。クレジット数が1以上の状態で精算ボタン7が操作されたときは、そのクレジット数分のメダルが払い出される。また、スロットマシン1の正面最下部には受皿15が設けられ、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ部16が設けられている。
次に、スロットマシン1の電気的な構成について説明する。
図1は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部17(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、フラグ制御手段、ボーナス状態発生手段、ボーナス図柄要否決定手段、特別ボーナス状態発生手段、ボーナス図柄報知決定手段、ボーナス図柄報知手段に相当)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、BETボタン6、精算ボタン7、スタートレバー9、左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12などから各種の操作信号が入力される。
制御部17は、メダル投入口8に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部18から投入メダル検知信号が入力されると、その入力された信号の数に基づいて投入されたメダルの数を計数する。また、メダルの数が1ゲームに必要な所定数(本実施形態では3枚)を超えたときには、その超えた分のメダルの数をクレジット数として、例えばRAMなどに所定の上限値(例えば50枚)まで記憶すると共に、そのクレジット数をクレジット数表示部14に表示する。
また、制御部17には、設定値操作部19から当選確率などの各種の設定信号が入力される。設定値操作部19では、設定変更キー20を挿入して設定変更が可能な状態とした上で、例えばDIPスイッチの切り替えなどによって設定値が変更される。さらに、制御部17は、液晶表示部4、払出数表示部13、クレジット数表示部14などの各種表示部、、装飾ランプ部16、各リール3a〜3cに対応するリール用モータ21を駆動するリール駆動部22、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサ23a〜23c、及び各センサ23a〜23cからの検知信号に基づいて各リール3a〜3cの基準位置を検知する基準位置検出部24、スピーカ5を駆動する音声出力部25と接続している。また、制御部17は、メダルを払出すメダル払出部26と接続されており、精算ボタン7が操作されると、記憶しているクレジット数に対応するメダルを払い出すようにメダル払出部26を制御するとともに、クレジット数表示部14の表示を零にす
また、制御部17は、乱数発生部27、乱数抽出部28を有している。制御部17は、ゲーム開始時にスタートレバー9が操作されると乱数発生部27が発生する乱数の中から1つの乱数を乱数抽出部28で抽出することにより、内部抽選を実行している。
制御部17は、上記した各入力信号及びROMなどに記憶した制御プログラムに基づいて、スロットマシン1の作動を制御すると共に、例えばアウト信号(1メダルの投入毎又は1クレジットメダルの投入毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ボーナス信号(ボーナス状態中にレベル信号出力)などの遊技信号を生成し、図示しない信号出力端子から外部へ出力する。信号出力端子から出力される各遊技信号は、遊技場内に設置されている管理装置(図示せず)などに入力され、各スロットマシン1の稼動状況を管理するために利用される。
図4はリール配列を示し、図5は役構成を示している。スロットマシン1に設定されている役としては、ボーナス役、小役、リプレイ役の3種類があり、これらのうち、ボーナス役としては、特別ボーナス役としてのマルチボーナス(MB)役、一般的なボーナス役としてのレギュラーボーナス(RB1〜RB12)役が設定されている。また、小役としては10枚役、3枚役、1枚役の3種類、リプレイ役としてはリプレイA〜Cの3種類がそれぞれ設定されている。ボーナス役が入賞した場合には後述するボーナス状態となり、小役が入賞した場合には、対応する数のメダル(利益)が払い出される(遊技者に付与される)。また、リプレイ役が入賞した場合には、遊技者は、新たにメダルを投入することなく、再度ゲームを実行することが可能となっている。尚、10枚役は、ボーナス状態においては15枚役として扱われる。
スロットマシン1には、図6に示すように、遊技状態として通常状態及びボーナス状態が設定されており、予め定められた条件の成立に応じて遊技状態が切換わるようになっている。また、スロットマシン1は、初期化時(電源オン時、リセット時)などには通常状態になっている。通常状態においてはメダルの投入枚数が3枚(3BET)の時にゲームを開始することができ、ボーナス状態においてはメダルの投入枚数が2枚(2BET)の時にゲームを開始することができるように構成されており、通常状態では全ての役が内部当選する可能性があるものの、ボーナス状態においては小役のみが入賞する。尚、何れの遊技状態においても、図3に示す有効ラインの本数はメダルの投入枚数の違いによらず、同じ(5本)である。
スロットマシン1では、複数のRB役の同時当選が可能に構成されており、各RB役が単独当選する場合(ボーナス単独当選)と、2以上のRB役が同時当選する場合(ボーナス同時当選)がある。スロットマシン1は、入賞したボーナス役の種類に応じて、ボーナス状態として定義されているRB状態、MB状態のうち何れかに移行する。例えば、RB役単独当選の場合又はボーナス同時当選の場合において、個別のRB役が入賞した場合(個別図柄入賞)には、RB状態になる。一方、ボーナス同時当選時の抽選によりMB当選になった場合には、同時当選した全てのRB役が入賞したとみなされるMB役を入賞させることが可能となり、MB役を入賞させた場合(MB図柄入賞)には、MB状態になる。
スロットマシン1は、何れかのボーナス状態に移行すると、予め定められた終了条件が成立するまで当該ボーナス状態を継続し、終了条件が成立すると通常状態に移行する。本実施形態では、ボーナス役の終了条件として小役の入賞回数及び消化ゲーム数が設定されており、RB状態は、入賞が4回(個別終了数)発生するか、又は12ゲームを消化するまで(RB終了条件が成立するまで)継続する。一方、MB状態は、入賞が同時当選数×4回発生するか、又は同時当選数×12ゲームを消化するまで(MB終了条件が成立する)まで継続する。これらの終了条件が成立すると、通常状態へ移行する。尚、同時当選数は、同時に内部当選したRB役の数である。例えば、RB1役とRB2役とが同時当選した場合において、MB役を入賞させた場合には、4+4=8回の入賞(又は24ゲームを消化)するまでMB状態が継続する。
図7は、内部抽選に用いられる乱数を示す図であり、同図(A)は、スロットマシン1の設定値毎に設定されている内部抽選用乱数を示している。内部抽選用乱数にはRB役の当選確率や小役の当選確率などが設定されており、スロットマシン1は、0〜65535の間(合計65536個)で発生する乱数のうち1つを抽出して内部当選役を決定する。例えば設定1の場合には、RB役当選確率が300/65536(約1/218)に設定されており、また、設定6の場合にはRB役当選確率が400/65536(約1/164)に設定されている。尚、小役及リプレイ役の当選確率は全設定値で共通である。
図7(B)は、同時当選パターン抽選用乱数を示している。スロットマシン1は、0〜4095の間(合計4096個)で発生する乱数のうち1つを抽出して当選パターンを決定する。同時当選パターンには、同時当選数が1〜12個の12パターンが設定されており、それぞれのパターンに対して組合せ数が設定されている。抽選確率は各組合せで共通に1/4096であり、例えば同時当選数が1個の場合には12×1/4096、2個の場合には66×1/4096のように設定されている。同図(C)は、MB・AT抽選用乱数を示す図である。ボーナス同時当選時には後述するMB・AT抽選が行われ、0〜255の間(合計256個)で発生する乱数のうち1つが抽出され、抽出された乱数が0〜127の場合にはMB当選、128〜191の場合にはAT当選、192〜255の場合にはAT非当選となる。尚、AT(アシストタイム)当選、AT非当選については、後述する。
スロットマシン1は、内部抽選の結果が当選であった場合(内部当選役がある場合)には、当該内部当選役に対応した内部当選役フラグ(RB役フラグ、小役フラグ及びリプレイ役フラグ)をオンする(成立させる)。
図8は、内部当選役フラグを示す図である。BITはメモリ領域のBIT数を示し、それぞれのBITに対応して内部当選役が設定されている。スロットマシン1は、例えばRB1役、RB5役、RB10役が同時当選した場合には、個別のRB役に対応する個別RB役フラグのBIT(BIT2、BIT6、BIT11)を「1」にする(オンする)。これらのフラグのうち、個別のRB役に対応する個別RB役フラグ(BIT2〜BIT13)は、該当するRB役が入賞したときにオフされる。但し、ボーナス同時当選時にMB役が入賞した場合には、内部的な個別RB役への移行時にオフされる。一方、MB役フラグ(BIT1)は、ボーナス同時当選時のMB・AT抽選に当選した場合にオンし、何れかのRB役が入賞した場合にオフされる。そのため、ボーナス同時当選の場合であっても、一旦個別のRB役を入賞させた後にはMB役を入賞させることはできない。尚、各RB役フラグは、当該RB役が入賞するまで何ゲームでも持ち越される一方、小役フラグ及びリプレイ役フラグは、入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去される。
スロットマシン1では、内部当選役のフラグに対応してリール3の停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御)が実行される。この引込制御は、各ストップボタン10〜12の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(本実施形態では最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、いわゆる取りこぼしとなる。
引込制御により入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せが入賞図柄である場合には、入賞図柄に応じた枚数のメダルが受皿15に払出される。このとき、RB役が入賞した場合には、図9に示すボーナス状態フラグの対応するBITを「1」にする。但し、MB状態フラグ(BIT1)がオンの場合(MB状態)では、内部的に個別ボーナス状態へ移行したときに、その個別ボーナス状態フラグ(BIT2〜BIT12のいずれか)をオンし、上述した終了条件(入賞回数又はゲーム数)が成立したときにオフする。その場合、内部的なボーナス状態の移行は、下位ビット側に設定されているRB役から順に行われる。個別ボーナス状態フラグをオフした時点で、図8に示す内部当選フラグがオン状態のRB役が残っている場合には、オン状態のRB役に対応する個別ボーナス状態フラグをオンしてボーナス状態を継続する一方、全ての内部当選フラグがオフとなった場合には、MB状態フラグをオフし、通常状態へ移行する。
次に上記構成のスロットマシン1の作用について説明する。
制御部17は、図示しないメイン処理を実行しており、上記した各種表示部13、14の制御や遊技信号の出力など、スロットマシン1の全体を制御している。これらの制御のうち、ゲームの開始時には、本発明に関連して内部抽選処理を実行する。尚、スロットマシン1は、電源オン時やリセット時などには、図8に示す内部当選フラグ及び図9に示すボーナス状態フラグは、各BITに「0」が設定されている(オフされている)。
図13は、内部抽選処理を示すフローチャートである。制御部17は、ゲームを開始したかを判定しており(A1)、遊技者によりゲームの開始操作(メダルの投入及びスタートレバー9の操作)がなされると(A1:YES)、乱数を抽出し(A2)、現在の遊技状態に対応する当選乱数テーブルと照合し(A3)、当選した役がある場合には、図4に示す内部当選役フラグの対応するBITをオンする(A4)。続いて、RB役同時当選(2つ以上のRB役が同時当選)かを判定し(A5)、RB役同時当選でない場合には(A5:NO)、リターンする。
続いて、制御部17は、リール3を始動(回転)させ、遊技者による各ストップボタン10〜12の操作に応じて対応する各リール3a〜3cを引込制御により停止表示させるとともに、停止表示された図柄の組合せが入賞図柄であるか、即ち入賞が発生したかを判定する入賞判定処理を実行する。
図14は、入賞判定処理を示すフローチャートである。制御部17は、全リール3a〜3cが停止したかを判定しており(B1)、全リール3a〜3cが停止していない場合には(B1:NO)そのままリターンして全リール3a〜3cが停止するのを待つ一方、全リール3a〜3cが停止した場合には(B1:YES)、有効ライン上の図柄を入賞図柄と照合し(B2)、ボーナス役入賞か(B3)、小役入賞か(B12)、或いはリプレイ入賞か(B15)を判定し、いずれも入賞していない場合は、内部当選している可能性のある小役及びリプレイ役フラグをオフしてから(B9)、リターンする。
制御部17は、遊技者が入賞させた役がボーナス役である場合には(B3:YES)、入賞したボーナス役の状態フラグをオンし(B4)、当該ボーナス役の内部当選フラグをオフする(B5)。続いて、MB状態フラグがオンであるかを判定し(B6)、ステップA5ではRB役同時当選ではなかったためMB・AT抽選が実行されていないことから、MB状態フラグはオフであるので(B6:NO)、MB役フラグがオンであるかを判定する(B10)。MB役フラグもRB役同時当選でない場合にはオフであることから(B10:NO)、小役及びリプレイ役フラグをオフした後(B9)、リターンする。この場合、次ゲーム以降の遊技状態がボーナス状態となり、遊技者は、終了条件が成立するまでボーナスゲームを堪能できる。尚、ボーナス役入賞時にもステップB9を経由するのは、ボーナス役は何ゲームでも持ち越されるので、ボーナス役入賞時において実行中のゲームで内部当選したのが小役或いはリプレイ役である場合にはその役に対応するフラグを消去するためである。
一方、制御部17は、遊技者が小役を入賞させた場合には(B12:YES)、規定数のメダルを払出し(B13)、図15に示すボーナス終了判定処理を実行する(B14)。ボーナス終了判定処理では、ボーナス状態フラグがオンであるかを判定しており(C1)、ボーナス状態でない場合には(C1:NO)、そのままリターンする。この場合、遊技者には、入賞した役に対応する数のメダルが払い出される。尚、ボーナス状態におけるボーナス終了判定処理の詳細については後述する。
また、制御部17は、遊技者がリプレイ役を入賞させた場合には(B15:YES)、メダルを自動投入するリプレイ処理を実行した後(B16)、リプレイ役フラグをオフして(B9)、リターンする。この場合、遊技者は、新たにメダルを消費することなく、次のゲームを実行することができる。尚、遊技者が何れの役も入賞させることができなかった場合に(B3:NO、B12:NO、B15:NO)、内部当選役に対応する小役及びリプレイ役フラグをオフして(B9)、リターンする。
このように、スロットマシン1では、RB役が同時当選していない場合には、通常の処理が実行される。
これに対して、制御部17は、図12に示す内部抽選処理において、RB役同時当選の場合には(A5:YES)、MB・AT抽選を実行し(A6)、MB当選かを判定する(A7)。このMB・AT抽選においては、抽出した乱数を図7(C)に示すテーブルと照合してMB当選であるかが抽選され、当選した場合には(A7:YES)、MB役フラグがオンされる(A8)。これにより、同時当選した全てのRB役が一度に入賞したと判定されるMB役の入賞を狙うことが可能となる。つまり、MB当選時に限りMB役の入賞が許可される。また、MB抽選と同時にAT抽選も実行されており、MB当選でない場合には、抽出した乱数に基づいてAT当選又はAT非当選の何れかの遊技状態が決定される。
この状態で遊技者がボーナス役(MB役含む)を入賞させると、図14に示す入賞判定処理において、MB状態フラグがオンであるか(B6)、即ち、入賞したボーナス役がMB役であるか(MB図柄入賞)、或いは個別RB役であるか(個別図柄入賞)を判定する。MB図柄入賞の場合には、遊技者は見かけ上1回のボーナス状態で個別のボーナス状態全てを継続することができる。即ち、個別のボーナス状態を発生させるためにメダルを消費することなく、ボーナス状態が継続される。一方、個別図柄入賞の場合には、各RB状態を発生させるためには、メダルを消費して個別のRB役を入賞させる必要がある。そのため、遊技者は、メダル消費の少ないMB図柄入賞を狙うように遊技する。以下、ボーナス同時当選時のMB当選、AT当選(MB非当選)、AT非当選(MB非当選)についての詳細を説明する。
<MB当選時の作動(1):MB図柄入賞時>
スロットマシン1は、図13に示す内部抽選処理において、RB役同時当選時(A5:YES)に実行されるMB・AT抽選(A6)において、50%の確率でMB当選となる。
制御部17は、図14の入賞判定処理において、MB当選(MB役フラグがオン)の状態で遊技者がMB役を入賞させると(B3:YES)、MB状態フラグ(図9に示すボーナス状態フラグのBIT1)をオンし(B4)、MB役に対応するフラグ(図8に示す内部当選フラグのBIT1)をオフする(B5)。続いて、MB状態フラグがオンであることから(B6:YES)、最も下位の個別RBの状態フラグをオンし(B7)、当該個別RB役のフラグをオフして(B8)、MB役フラグがオンであるかを判定する(B10)。MB役フラグはステップB5でオフされているので(B10:NO)、そのまま、リターンする。具体的には、例えばBB1役、RB5役、RB10役が同時当選し、MB抽選においてMB当選となった状態で遊技者がMB役を入賞させた場合には、ステップB7でRB1状態フラグ(図8のBIT2)をオンし、ステップB8でRB1役フラグ(図9のBIT2)をオフする。
制御部17は、MB状態に移行すると、図10に示すように、液晶表示部4に、MB状態であることを示す「MULTIBONUS!!!」の状態メッセージM1、遊技者が入賞させた図柄(MB役図柄)を示す図柄M2、複数のRB状態の内部的な移行履歴をリアルタイムに示す移行履歴マークM3、MB状態における差枚数M4を表示して、同時当選であることが遊技者に報知される。図10の例では、RB1役→RB3役→RB5役の順番にボーナス状態が遷移し、差枚数が357枚であることが示されている。尚、ボーナス状態の移行履歴は、リアルタイムではなく、ボーナス終了時(各個別ボーナス終了時、或いはMB状態終了時など)に表示してもよい。
さて、スロットマシン1は、MB状態を含むボーナス時には小役のみが内部当選役として設定されている。そのため、ボーナス状態では、図13に示す内部抽選処理においては各小役に対応するフラグのみが成立し、小役のみが入賞することになる。
制御部17は、小役が入賞した場合には(B12:YES)、規定数のメダルを払出し(B13)、ボーナス終了判定処理を実行する(B14)。図15に示すボーナス終了判定処理では、ステップB7で個別RB状態フラグがオンされたことから(C1:YES)、入賞カウンタに小役が入賞した回数を加算する(C2)。この入賞カウンタは、ボーナス状態中に入賞した小役の回数をカウントするためのカウンタである。続いて、入賞カウンタのカウンタ値が個別終了数(4回)と一致したかを判定し(C3)、個別終了数と一致しない場合には(C3:NO)、そのままリターンして当該個別ボーナス状態を継続する。
これに対して、カウンタ値と個別終了数とが一致した場合には(C3:YES)、個別RB状態フラグをオフした後(C4)、MB状態フラグがオンであるかを判定する(C5)。この場合、MB状態フラグがオンであることから(C5:YES)、図8に示す内部当選役フラグのうちオン状態のRB役フラグがあるかを判定し(C6)、オン状態のRB役フラグがある場合には(C6:YES)、オン状態のRB役フラグのうち最下位のRB役フラグに対応するRB状態フラグをオンし(C7)、当該RB役に対応する個別RB役フラグをオフして(C8)、リターンする。これにより、内部的にRB状態が移行して、次ゲーム以降においてボーナス状態が継続する。尚、オン状態のRB役フラグが無い場合には(C6:NO)、MB状態フラグをオフして(C9)、リターンする。これにより、MB状態が終了する。
このように、ボーナス同時当選の場合であって、MB・AT抽選時にMB当選となり、遊技者がMB役を入賞させた場合には、複数のRB状態が内部的に継続される。この場合、遊技者は、RB状態に移行するために個別のRB役を入賞させる必要がなく、メダルの消費を抑制することができる。
<MB当選時の作動(2):RB図柄入賞時>
遊技者は、MB当選(MB役フラグがオン)となった場合であっても、MB図柄ではなくRB図柄を入賞させる可能性がある。その場合、スロットマシン1は、RB状態へ移行する。
制御部17は、図14に示す入賞判定処理において、遊技者がMB当選の状態でMB役ではなく個別のRB役を入賞させた場合には(B3:YES)、入賞したRB役に対応する状態フラグをオンし(B4)、当該RB役フラグをオフする(B5)。続いて、MB図柄入賞ではないためMB状態フラグはオフであることから(B6:NO)、MB役フラグがオンであるかを判定する(B10)。この場合、MB当選したゲームではMB役フラグがオンであることから(B10:YES)、MB役フラグをオフする(B11)。これにより、スロットマシン1は、MB状態への移行ができなくなるものの、RB状態に移行する。
制御部17は、RB状態へ移行すると、図11に示すように、RB状態であることを示す「REGULARBONUS!!!」の状態メッセージM1、RB役図柄M2(図11ではRB6役)、差枚数M4、RB状態における残りの入賞回数を減算表示で示す入賞回数M5を表示する。
さて、RB状態において遊技者が遊技を継続して小役が入賞した場合には(B12:YES)、規定数のメダルを払い出した後(B13)、ボーナス終了判定処理を実行する(B14)。このとき、RB状態の終了条件自体はMB図柄入賞時と同様であるものの、MB状態フラグはオフであることから(C5:NO)、終了条件が成立すると、RB役フラグが残っている状態であっても、そのままリターンし、一旦通常状態へと復帰する。そのため、遊技者は、次ゲーム以降において、メダルを消費して、残りのRB役の入賞を狙って遊技することになる。
このように、ボーナス同時当選したゲームにおいてMB役ではなくRB図柄を入賞させた場合には、RB役フラグが残っていたとしても内部的なRB状態の移行は行われることがない。但し、RB役フラグ自体は持ち越されているので、遊技者は、メダルを消費して残りのRB役を入賞させることにより、残りのRB役を消化することは可能である。この場合、同時当選したRB役の数が多いほど、MB図柄入賞時に比べて消費するメダル枚数が多くなる。尚、遊技者が残りのRB役を入賞させると、図11に示すように、通常状態へ復帰した後に繰り返されたRB状態の回数である連チャン回数M6が更新されるとともに、差枚数M4には連チャン中の差枚数の合算値が表示される。
<AT当選時の作動>
スロットマシン1は、図13に示す内部抽選処理において、ボーナス同時当選時のMB・AT抽選(A6)において、MB当選しなかった場合には、50%の確率でAT当選となる。制御部17は、AT当選した場合には、上記した「MB当選時の作動(2):RB図柄入賞時」とほぼ同様の処理を実行するものの、残りのRB役を報知して遊技者を補助(アシスト)する。
制御部17は、遊技者がゲームを継続して1つのRB状態が終了した場合、図12に示すように、残りのRB役M7を表示する。これにより、遊技者は、残りのRB役が何であるかを認識でき、そのRB役を入賞させるように遊技するので、容易に残りのRB状態へと移行することができる。尚、差枚数M4及び連チャン回数M6も表示される。これにより、遊技者は、RB役を入賞させるためにメダルを消費するものの、同時当選したRB役を全て入賞させることが可能となる。
<AT非当選時の作動>
スロットマシン1は、図13に示す内部抽選処理において、ボーナス同時当選時のMB・AT抽選(A6)において、MB当選しなかった場合には、50%の確率でAT非当選となる。制御部17は、AT非当選時には、上記した「AT当選時」とほぼ同様の処理を実行するものの、残りのRB役の報知等は行わない。そのため、遊技者は、残りのRB役フラグが存在しているかどうか、或いはRB役フラグが残っている場合には何れのRB役フラグが残っているのか、などを自身の勘で推測することになる。
このように、AT非当選時には、メダルの消費枚数が増えるとともに、RB役フラグが残っているのかも判断することができないなど、MB当選時及びAT当選時に比べると遊技者にとって不利になる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、ボーナス同時当選時にMB役を入賞させた場合(MB図柄入賞)には、以後個別のボーナス役を入賞させることなく(通常状態に戻ることなく)、同時当選したボーナス役に対応するボーナス状態が継続するので、あたかも1回のボーナスで多量のメダルを獲得したかのような感覚を遊技者に与えることができる。
MB図柄入賞の場合、同時当選した全てのRB役のボーナス状態が内部的に順次移行するため、遊技者は、個別のRB役を入賞させる必要が無く、即ち、メダルを消費することなく複数のRB状態を遊技することが可能となる。特に、RB役の同時当選数が多い場合には、メダルの消費枚数が少なくなって獲得枚数に大きな差が出ることから、遊技者は、RB役が同時当選すること、さらには同時当選数が多いことを期待して遊技するようになり、興趣が高まる。
MB図柄入賞の場合には、RB役が複数当選しているため、遊技者の期待感を煽るなど、興趣を高めることができる。
MB役に当選しなかった場合であっても、AT当選した場合には残りのRB役を液晶表示部4に表示して遊技者に報知するようにしたので、遊技者は残りのRB役を容易に入賞させることが可能となり、不満を感じることがない。
RB状態は規定の入賞回数又はゲーム数で終了するので、限られたゲーム数でより多くのメダルを狙うような遊技形態となり、遊技性を高めることができる。
ボーナス同時当選時に個別RB役を入賞させた場合には、同時当選したRB役を順次個別に入賞させることで所謂連チャンを堪能することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
MB状態への移行図柄としてMB役図柄を設けるようにしたが、MB役図柄を設けることなくMB状態へ移行するようにしてもよい。具体的には、同時当選時にMB状態へ移行するか否かの抽選を実行し、当選したときには最初の個別RB役の入賞を契機としてMB状態へ移行するように制御する。
ボーナス役の種類・個数は本例に限定されない。通常状態よりも遊技者にとって有利な状態へ移行するボーナス役であればどのようなボーナス役でもよく何種類あってもよい。
RB役の同時当選パターンは本例に限定されない。同時当選の組合せは適宜設定することができる。
MB役図柄を1種類としたが、2種類以上あってもよい。この場合、同時当選したRB役の種類や個数に応じてMB役図柄が異なるように設定するとよい。
MB状態では内部的なボーナス状態の移行履歴を表示するようにしたが、移行履歴を一切表示しないようにして、遊技者自身にボーナスの種類を推測させるようにしてもよい。この場合、各ボーナス状態で内部当選確率を高める小役の種類が異なるように設定し、実際に入賞した小役の種類に基づいてボーナスの種類を推測するようにすると興趣が高まる。さらに、設定値毎に同時当選パターンが異なるように設定すれば、ボーナスの種類を推測することが設定値の推測に直結するので、一層興趣が高まる。
RB役が同時当選したときに、MB役を入賞させるか、個別RB役を入賞させるかを予め遊技者が選択可能とし、選択されなかった図柄の入賞を制限する入賞図柄制限手段を設けるようにしてもよい。このような手段を設けることにより、遊技者の好む図柄を確実に入賞させることができる。
RB役が同時当選したときに個別RB役を入賞させたときは、先の個別RB状態が終了してから次の個別RB役が入賞するまでの間に消費したメダルを補填する補填手段を設けるようにしてもよい。例えば、消費したメダル数を次のボーナスの終了払出枚数に上乗せすることによって補填したり、あるいは、ボーナス状態が終了して通常状態へ復帰したときに、小役の内部当選確率を一定期間だけ高めるなどの手段を例示することができる。このような補填手段を設けることにより、安心して個別RB役を入賞させることができる。
液晶表示部だけでなく、例えばスピーカ、各種表示部、装飾ランプ部などを単独で或いは組合せて報知手段を構成してもよい。
MB状態では下位ビット側のRB状態から順番に移行するようにしたが、各RB状態へ移行する順番はどのような順番でもよい。例えば、RB状態が終了する毎に抽選を行って、次に移行するRB状態の種類を選択するようにしてもよい。
MB役フラグが成立している状態では最初のボーナス役入賞時にMB役か否かに関わらずMB役フラグをオフするようにしたが、同時当選した全てのRB役が入賞するまでオンのままにし、途中でMB役を入賞させることができるようにしてもよい。例えば5つのRB役が同時当選し、2つのRB役を入賞させた後にMB役が入賞したときは、残り3つのRB状態が連続して発生することになる。
図面中、1はスロットマシン、2は表示窓(図柄表示領域)、3はリール(図柄変動表示手段)、4は液晶表示部(ボーナス図柄報知手段)、9はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、10〜12はストップボタン(停止操作手段)、17は制御部(内部抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、フラグ制御手段、ボーナス状態発生手段、ボーナス図柄要否決定手段、特別ボーナス状態発生手段、ボーナス図柄報知決定手段、ボーナス図柄報知手段)である。

Claims (3)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体数が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、少なくとも3種類以上のボーナス役、及び小役を含む複数種類の役の中から1つ又は2つ以上の内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、内部当選役のフラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
    1回のゲームが終了したときに、前記小役のフラグを消去するとともに、前記ボーナス役のフラグを当該ボーナス役が入賞するまで持ち越すフラグ制御手段と、
    前記入賞判定手段が、前記各図柄変動領域に停止表示された図柄の組合せが前記ボーナス役のフラグに対応するボーナス図柄であると判定したときに、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利なボーナス状態を発生する第1ボーナス状態発生手段と、
    前記3種類以上のボーナス役のうち、少なくとも2種類以上のボーナス役のフラグが成立したときに、その2種類以上のボーナス役のうち少なくとも1種類以上のボーナス役について前記ボーナス状態へと移行する際に前記ボーナス図柄の停止表示を必要とするか否かを決定するボーナス図柄要否決定手段と、
    前記ボーナス図柄要否決定手段により前記ボーナス図柄の停止表示を必要としない旨の決定がなされた場合は、少なくとも1種類以上のボーナス役について前記ボーナス図柄の停止表示がされなくても前記ボーナス状態を発生する特別ボーナス状態発生手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記ボーナス図柄要否決定手段がボーナス図柄の停止表示を必要とする旨の決定をしたときに、成立しているボーナス役のフラグに対応するボーナス図柄を遊技者に報知するか否かを決定するボーナス図柄報知決定手段と、
    前記ボーナス図柄報知決定手段がボーナス図柄を遊技者に報知する旨の決定をしたときに、当該ボーナス図柄を遊技者に報知するボーナス図柄報知手段と、
    と備えたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記ボーナス図柄要否決定手段は、前記図柄停止表示領域に停止表示された図柄の組合せが特別ボーナス図柄である場合に、以後のボーナス図柄の停止表示を必要としない旨の決定をすることを特徴とする請求項1または2記載のスロットマシン。
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