JP2009066201A - 遊技データ表示装置及びスロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種類のリプレイタイムへ移行可能なスロットマシンについて、各リプレイタイムへ移行した回数の割合に関する情報を遊技者に提供する。
【解決手段】リプレイ役の当選確率が異なる通常状態1〜3を設定可能なスロットマシン1において、第1特定図柄が停止表示されたことを契機として通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合及び第2特定図柄が停止表示されたことを契機として通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合を算出して表示する。遊技者においては、通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合及び通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合がどの程度であるかを把握することができる。
【選択図】図1
【解決手段】リプレイ役の当選確率が異なる通常状態1〜3を設定可能なスロットマシン1において、第1特定図柄が停止表示されたことを契機として通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合及び第2特定図柄が停止表示されたことを契機として通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合を算出して表示する。遊技者においては、通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合及び通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合がどの程度であるかを把握することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数種類の特定図柄のうちいずれかが停止表示されたことを契機として、リプレイ役の当選確率を変動させるように構成されたスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置及びスロットマシンに関する。
従来より、複数種類の特定図柄のうちいずれかが停止表示されたことを契機として、リプレイ役の当選確率を変動させるスロットマシンが供されている(例えば特許文献1参照)。尚、リプレイ役の当選確率が変動した状態のことを特にリプレイタイムあるいはリプレイ確率変動状態などと称している。
特開2006−340866号公報
ところで、リプレイタイムはその種類によってリプレイ役の当選確率や継続期間の長さが異なるように設定されるのが普通である。そのため、このようなスロットマシンで遊技する場合、各特定図柄(リプレイ確率変動図柄)が停止表示されて各リプレイタイムへ移行する割合が遊技の結果に大きな影響を及ぼすので、遊技者においては上記した割合がどの程度であるのかを事前に把握しておきたいという要望がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数種類のリプレイタイムへ移行可能なスロットマシンについて、各リプレイタイムへ移行した回数の割合に関する情報を遊技者に提供することを可能とする遊技データ表示装置及びスロットマシンを提供することにある。
請求項1に記載した遊技データ表示装置は、リプレイ役が入賞したときは新たな遊技媒体を賭けることなく次のゲームを実行することが可能であり、前記リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態にあるときに第1特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態へ移行する一方で第2特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態へ移行し、前記第2状態及び前記第3状態のいずれかにあるときに予め定められた条件が成立したときは前記第1状態へ復帰するように構成されたスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置において、前記第1状態から前記第2状態へ移行した回数を表す第2状態移行回数及び前記第1状態から前記第3状態へ移行した回数を表す第3状態移行回数を計数する状態移行回数計数手段と、前記状態移行回数計数手段が計数した計数結果に基づいて前記第2状態移行回数の割合及び前記第3状態移行回数の割合を表す移行回数割合を算出する移行回数割合算出手段と、前記移行回数割合算出手段が算出した前記移行回数割合を出力する移行回数割合出力手段とを備えて構成したところに特徴を有する。
請求項2に記載した遊技データ表示装置は、リプレイ役が入賞したときは新たな遊技媒体を賭けることなく次のゲームを実行することが可能であり、前記リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態にあるときに第1特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態へ移行する一方で第2特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態へ移行し、前記第2状態及び前記第3状態のいずれかにあるときに予め定められた条件が成立したときは前記第1状態へ復帰するように構成されたスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置において、前記第1状態、前記第2状態及び前記第3状態の各状態において実行されたゲームの回数を計数する状態別ゲーム回数計数手段と、前記状態別ゲーム回数計数手段が計数した計数結果に基づいて前記各状態において実行されたゲームの回数の割合を表すゲーム回数割合を算出するゲーム回数割合算出手段と、前記ゲーム回数割合算出手段が算出した前記ゲーム回数割合を出力するゲーム回数割合出力手段とを備えて構成したところに特徴を有する。
請求項3に記載した遊技データ表示装置は、前記状態別ゲーム回数計数手段が計数した計数結果により表される前記各状態において実行されたゲームの回数を前記各状態への移行回数で除算することにより、前記各状態1回あたりの平均継続ゲーム回数を算出する状態別平均継続ゲーム回数算出手段と、前記状態別平均継続ゲーム回数算出手段が算出した状態別平均継続ゲーム回数を出力する状態別平均継続ゲーム回数出力手段とを備えて構成したところに特徴を有する。
請求項4に記載したスロットマシンは、請求項1に記載した遊技データ表示装置を備えて構成したところに特徴を有する。
請求項1に記載した遊技データ表示装置によれば、状態移行回数計数手段は、リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態にあるときに、第1特定図柄が停止表示されたことを契機としてリプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態へ移行した回数を表す第2状態移行回数及び第2特定図柄が停止表示されたことを契機としてリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態へ移行した回数を表す第3状態移行回数を計数する。そして、移行回数割合算出手段は、状態移行回数計数手段が計数した計数結果に基づいて第2状態移行回数の割合及び第3状態移行回数の割合を表す移行回数割合を算出し、移行回数割合出力手段は、移行回数割合算出手段が算出した移行回数割合を出力する。
これにより、遊技者において、リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態からリプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態へ移行した回数の割合及びリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態へ移行した回数の割合がどの程度であるかを把握することができ、各リプレイタイムへ移行した回数の割合を把握することで的確な遊技戦略を立てることができる。
請求項2に記載した遊技データ表示装置によれば、状態別ゲーム回数計数手段は、リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態、リプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態及びリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態の各状態において実行されたゲームの回数を計数する。そして、ゲーム回数割合算出手段は、状態別ゲーム回数計数手段が計数した計数結果に基づいて各状態において実行されたゲームの回数の割合を表すゲーム回数割合を算出し、ゲーム回数割合出力手段は、ゲーム回数割合算出手段が算出したゲーム回数割合を出力する。
これにより、遊技者において、各状態において実行されたゲームの回数の割合がどの程度であるかを把握することができ、各状態において実行されたゲームの回数の割合を把握することで的確な遊技戦略を立てることができる。
請求項3に記載した遊技データ表示装置によれば、状態別平均継続ゲーム回数算出手段は、状態別ゲーム回数計数手段が計数した計数結果により表される各状態において実行されたゲームの回数を各状態への移行回数で除算することにより、各状態1回あたりの平均継続ゲーム回数を算出し、状態別平均継続ゲーム回数出力手段は、状態別平均継続ゲーム回数算出手段が算出した状態別平均継続ゲーム回数を出力する。
これにより、遊技者において、各状態1回あたりの平均継続ゲーム回数を把握することができ、各状態へ移行したときに、その状態がどの程度の期間継続するのかを事前に把握することができ、遊技に使用する金額(投資金額)の目安を立てる上で有効となる。特に、各状態毎に設定されている最大継続ゲーム数に対して実際の継続ゲーム数がどの程度であるのかを把握することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、図3に示すように、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの各円周面に描かれており、それら各リール3a〜3cの停止状態では表示窓2の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示されるようになっている。表示窓2には合計5本(上段、中段、下段に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ライン(図1では破線にて示す)が施されていると共に、表示窓2の側方には有効化された入賞ラインを表示する有効ライン表示部4が設けられており、入賞図柄がいずれかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓2の上方にはボーナス中におけるメダルの払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示装置5(本発明でいう遊技データ表示装置、移行回数割合出力手段、ゲーム回数割合出力手段、状態別平均継続ゲーム回数出力手段)、データ表示ボタン6及びスピーカ7が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルのベットを行うクレジットボタン8、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン9、メダルを投入するメダル投入口10が設けられており、これらの下方にはスタートレバー11、左ストップボタン12、中ストップボタン13及び右ストップボタン14が設けられている。表示窓2の右方位置には、払出メダル数を表示する払出数表示部15及びクレジットメダル数を表示するクレジット数表示部16が設けられている。さらに、スロットマシン1の正面最下部には受皿17が設けられていると共に、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ18が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口10に投入した状態あるいはクレジットメダルをクレジットボタン8を通じて賭けた状態でスタートレバー11を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール3a〜3cを始動させる(回転動作を開始させる)。
そして、スロットマシン1は、各リール3a〜3cを始動させた後では、各ストップボタン12〜14の操作に応じて各リール3a〜3cが停止して1ゲームを終了するようになっている。そして、内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ビッグボーナス内部当選フラグ、小役内部当選フラグ、リプレイ内部当選フラグ)をオンし(成立させ)、その内部当選フラグに基づいて所謂すべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄あるいは外れ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルを受皿17に放出するようになっている。
入賞図柄としては、図4に示すように、ビッグボーナス図柄、小役図柄及びリプレイ図柄が設定されている。この場合、ビッグボーナス図柄としては、2種類が設定されており、小役図柄としては、例えばメダル払出数が15枚の小役、10枚の小役、8枚の小役、5枚の小役、1枚の小役の5種類が設定されており、ビッグボーナスの入賞が発生したときには、小役の当選確率を予め定められた期間だけ高めるビッグボーナスゲームを行い、小役の入賞が発生したときには、予め定められた枚数のメダルを払出し、リプレイの入賞が発生したときには、新たなメダルを賭けることなく次のゲームを行うことができる。
また、スロットマシン1は、前扉が開放された状態で特定の従業員が設定手段を操作することにより、ビッグボーナスの当選確率を複数段階(例えば1〜6の6段階)で設定可能となっており、数値(設定値)が大きい程、上記したビッグボーナスの当選確率が大きく設定される。ビッグボーナス以外の小役及びリプレイ役の当選確率は設定値による差がなく、全ての設定値に共通する当選確率が設定されている。尚、小役及びリプレイ役についてもビッグボーナスと同様に複数段階で設定可能としても良い。
図5は、設定値を「1」に設定したときの通常状態(ビッグボーナスが発生していない状態)における当選乱数テーブルを示している。ゲームを開始したときに行う内部抽選では、十進数で0〜65535の範囲で発生する乱数の中から1つの乱数を抽出し、その抽出した乱数を上記した当選乱数テーブルと照合して内部当選役を判定するようにしている。したがって、各役の当選確率は当選乱数の数を全乱数の数(65536)で除した値となる。通常状態はリプレイ役の当選確率のみが異なる3種類の通常状態1〜3が設定される。図5(a)は通常状態1における当選乱数であり、通常状態1におけるリプレイ役の当選確率は「1/7.3」に設定されている。図5(b)は通常状態2において追加するリプレイ役の当選乱数であり、通常状態2におけるリプレイ役の当選確率は「1/3.3」に設定される。図5(c)は通常状態3において追加するリプレイ役の当選乱数であり、通常状態3におけるリプレイ役の当選確率は「1/1.3」に設定される。このように通常状態2,3においては、通常状態1のハズレに対応する乱数の一部をリプレイ役の当選乱数に変更することでリプレイ役の当選確率が高められており、通常状態3が遊技者にとって最も有利な通常状態となっている。特に、通常状態3は、通常状態1でのハズレ乱数の殆どをリプレイ役の当選乱数に変更するので、ハズレが殆ど発生しない状態になり、出玉率(払出メダル数/投入メダル数)は「100%」を超えることになる。尚、図5に示す当選乱数は一例であり、リプレイ役を含む各役の当選確率は任意に設定することが可能である。
上記したスロットマシン1は、これら通常状態1〜3について、リセットしたとき、設定変更したとき及びビッグボーナスを終了したときは通常状態2であり、通常状態2にあるときに例えば1枚の小役の入賞図柄及び1枚の小役の取りこぼし図柄のいずれかを停止表示させたときには通常状態2から通常状態1へ移行し、通常状態2にあるときに例えば8枚の小役の入賞図柄を停止表示させたときには通常状態2から通常状態3へ移行する。つまり、通常状態2が本発明でいう第1状態に相当し、1枚の小役の入賞図柄及び1枚の小役の取りこぼし図柄が本発明でいう第1特定図柄に相当し、通常状態1が本発明でいう第2状態に相当し、8枚の小役の入賞図柄が本発明でいう第2特定図柄に相当し、通常状態3が本発明でいう第3状態に相当する。尚、通常状態2から通常状態1へ移行したときにはリプレイ役の当選確率は「1/3.3」から「1/7.3」に変更されることで低下し、通常状態2から通常状態3へ移行したときにはリプレイ役の当選確率は「1/3.3」から「1/1.3」に変更されることで向上する。
そして、通常状態2から通常状態1へ移行した後では特定図柄を停止表示させても他の通常状態へ移行することはなく第1規定ゲーム数(本実施形態では例えば600ゲーム数)を消化した時点またはビッグボーナス内部当選フラグをオンした時点で通常状態2へ移行し(復帰し)、通常状態2から通常状態3へ移行した後では特定図柄を停止表示させても他の通常状態へ移行することなく第2規定ゲーム数(本実施形態では例えば30ゲーム数)を消化した時点またはビッグボーナス内部当選フラグをオンした時点で通常状態2へ移行する(復帰する)。
図2は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部19(本発明でいう状態移行回数計数手段、移行回数割合算出手段、状態別ゲーム回数計数手段、ゲーム回数割合算出手段、状態別平均継続ゲーム回数算出手段)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、上記したスタートレバー11、左ストップボタン12、中ストップボタン13、右ストップボタン14、データ表示ボタン6、クレジットボタン8及び精算ボタン9から各操作信号を入力する。
また、制御部19は、メダル投入口10に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部20から投入メダル検知信号を入力すると共に、設定値操作部21から各設定信号を入力する。さらに、制御部19は、上記した各リール3a〜3cに対応する各リール用モータ22a〜22cを駆動させるリール駆動部23、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ24a〜24cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部25、上記したスピーカ7を駆動させる音声出力部26、受皿17にメダルを放出するメダル払出部27、上記した液晶表示装置5、有効ライン表示部4、払出数表示部15、クレジット数表示部16及び装飾ランプ18を接続している。
この場合、制御部19は、上記した各入力信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、リール駆動部23、音声出力部26、メダル払出部27、液晶表示装置5、有効ライン表示部4、払出数表示部15、クレジット数表示部16及び装飾ランプ18の動作を制御すると共に、アウト信号(1メダルの投入毎または1クレジットメダルのベット毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎または1クレジットメダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ビッグボーナス信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力)の生成を制御する構成となっている。
次に、上記した構成の作用について、図6及び図7を参照して説明する。制御部19は、遊技者がデータ表示ボタン6を操作することに応じて、次に示すような各種の遊技データを算出して液晶表示装置5に表示させる。
具体的には、制御部19は、通常状態2から通常状態3へ移行した後の通常状態3の表示画面を表示させる際には、図6(a)に示すように、成立した内部当選フラグを遊技者に告知するためのフラグ告知演出(この場合は15枚役の内部当選フラグが成立した旨を告知している)を液晶表示装置5に表示させると共に、当日の通常状態3へ移行した累計回数(23回目)、今回の通常状態3での消化ゲーム数(25ゲーム)、当日の通常状態3での累計ゲーム数(684ゲーム)を算出して液晶表示装置5に表示させる。
また、制御部19は、ビッグボーナスデータの表示画面を表示させる際には、図6(b)に示すように、当日の通常状態での累計ゲーム数(7235ゲーム)、ビッグボーナス1が発生した累計回数(17回)、ビッグボーナス2が発生した累計回数(14回)、ビッグボーナス1が発生した確率(1/426)、ビッグボーナス2が発生した確率(1/517)、ビッグボーナス1が発生した累計回数とビッグボーナス2が発生した累計回数との和(合成回数)(31回)、ビッグボーナス1及びビッグボーナス2のいずれかが発生した確率(合成確率)(1/233)を算出して液晶表示装置5に表示させる。尚、上記した発生確率は発生累計回数を通常状態での累計ゲーム数で除算することにより算出している。
また、制御部19は、ゲーム数データの表示画面を表示させる際には、図6(c)に示すように、累計ゲーム数(7235ゲーム)、通常状態1でのゲーム数(4657ゲーム)、通常状態での累計ゲーム数に対する通常状態1でのゲーム数の割合(64%)、通常状態2でのゲーム数(721ゲーム)、通常状態での累計ゲーム数に対する通常状態2でのゲーム数の割合(10%)、通常状態3でのゲーム数(1857ゲーム)、通常状態での累計ゲーム数に対する通常状態3でのゲーム数の割合(26%)を算出して液晶表示装置5に表示させる。
また、制御部19は、通常状態振分データの表示画面を表示させる際には、図7(a)に示すように、通常状態2へ移行した回数(93回)、通常状態2から通常状態1へ移行した回数(30回)、通常状態2へ移行した回数に対する通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合(32%)、通常状態2から通常状態3へ移行した回数(63回)、通常状態2へ移行した回数に対する通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合(68%)を算出して液晶表示装置5に表示させる。この場合、通常状態2から通常状態1へ移行した回数が本発明でいう第2状態移行回数に相当し、通常状態2から通常状態3へ移行した回数が本発明でいう第3状態移行回数に相当する。
さらに、制御部19は、通常状態1〜3の1回あたりの平均継続ゲーム数を表す通常状態平均継続データの表示画面を表示させる際には、図7(b)に示すように、通常状態1での継続ゲーム数の平均(155ゲーム)、通常状態2での継続ゲーム数の平均(7.8ゲーム)、通常状態3での継続ゲーム数の平均(29.5ゲーム)を算出して液晶表示装置5に表示させる。
このような通常状態平均継続データを確認することによって、各通常状態へ移行したときに、その通常状態がどの程度の期間継続するのかを事前に把握することが可能となり、遊技に使用する金額(投資金額)の目安を立てる上で有効となる。特に、前述したように、通常状態1は最大継続ゲーム数が600に設定されており、通常状態3は最大継続ゲーム数が30に設定されているが、それら最大継続ゲーム数に対して実際の継続ゲーム数がどの程度であるのかを把握することができる。図7(b)の例では通常状態1の平均継続ゲーム数は「155」であり、平均すると155ゲームを消化した時点でビッグボーナスの内部当選フラグが成立して通常状態2へ移行していると判断することができる。また、通常状態3の平均継続ゲーム数は「29.5」であり、ほぼ最大継続ゲーム数と一致していると判断することができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、リプレイ役の当選確率が異なる通常状態1〜3を設定可能なスロットマシン1において、特定図柄が停止表示されたことを契機として通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合及び通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合を算出して表示するように構成したので、遊技者においては、通常状態2から通常状態1へ移行した回数の割合及び通常状態2から通常状態3へ移行した回数の割合がどの程度であるかを把握することができ、各通常状態へ移行した回数の割合を把握することで的確な遊技戦略を立てることができる。
また、各通常状態において実行されたゲームの回数の割合を算出して表示するように構成したので、遊技者においては、各通常状態において実行されたゲームの回数の割合がどの程度であるかを把握することができ、各通常状態において実行されたゲームの回数の割合を把握することでも的確な遊技戦略を立てることができる。
さらに、各通常状態1回あたりの平均継続ゲーム回数を算出して表示するように構成したので、遊技者においては、各通常状態1回あたりの平均継続ゲーム回数を把握することができ、各通常状態へ移行したときに、その状態がどの程度の期間継続するのかを事前に把握することができ、遊技に使用する金額(投資金額)の目安を立てる上で有効となる。特に、各通常状態毎に設定されている最大継続ゲーム数に対して実際の継続ゲーム数がどの程度であるのかを把握することができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
遊技データ表示装置がスロットマシンと一体に設けられる構成に限らず、内部抽選の実行を表す抽選実行信号や内部当選した役の種別を表す内部当選役信号などの必要な信号をスロットマシンから入力することが可能であれば、遊技データ表示装置がスロットマシンと別体に設けられる構成であっても良い。
スロットマシンは遊技玉を用いるスロットマシンであっても良い。
リプレイ役の当選確率が異なる通常状態は4種類以上であっても良い。
通常状態2から通常状態1へ移行するための特定図柄及び通常状態2から通常状態3へ移行するための特定図柄は実施形態に示した図柄以外の図柄であっても良く、また、1種類の図柄に限らず複数種類の図柄であっても良い。
遊技データ表示装置がスロットマシンと一体に設けられる構成に限らず、内部抽選の実行を表す抽選実行信号や内部当選した役の種別を表す内部当選役信号などの必要な信号をスロットマシンから入力することが可能であれば、遊技データ表示装置がスロットマシンと別体に設けられる構成であっても良い。
スロットマシンは遊技玉を用いるスロットマシンであっても良い。
リプレイ役の当選確率が異なる通常状態は4種類以上であっても良い。
通常状態2から通常状態1へ移行するための特定図柄及び通常状態2から通常状態3へ移行するための特定図柄は実施形態に示した図柄以外の図柄であっても良く、また、1種類の図柄に限らず複数種類の図柄であっても良い。
図面中、1はスロットマシン、5は液晶表示装置(遊技データ表示装置、移行回数割合出力手段、ゲーム回数割合出力手段、状態別平均継続ゲーム回数出力手段)、19は制御部(状態移行回数計数手段、移行回数割合算出手段、状態別ゲーム回数計数手段、ゲーム回数割合算出手段、状態別平均継続ゲーム回数算出手段)である。
Claims (4)
- リプレイ役が入賞したときは新たな遊技媒体を賭けることなく次のゲームを実行することが可能であり、前記リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態にあるときに第1特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態へ移行する一方で第2特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態へ移行し、前記第2状態及び前記第3状態のいずれかにあるときに予め定められた条件が成立したときは前記第1状態へ復帰するように構成されたスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置において、
前記第1状態から前記第2状態へ移行した回数を表す第2状態移行回数及び前記第1状態から前記第3状態へ移行した回数を表す第3状態移行回数を計数する状態移行回数計数手段と、
前記状態移行回数計数手段が計数した計数結果に基づいて前記第2状態移行回数の割合及び前記第3状態移行回数の割合を表す移行回数割合を算出する移行回数割合算出手段と、
前記移行回数割合算出手段が算出した前記移行回数割合を出力する移行回数割合出力手段とを備えたことを特徴とする遊技データ表示装置。 - リプレイ役が入賞したときは新たな遊技媒体を賭けることなく次のゲームを実行することが可能であり、前記リプレイ役の当選確率が第1確率に設定された第1状態にあるときに第1特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第2確率に設定された第2状態へ移行する一方で第2特定図柄が停止表示されたときはリプレイ役の当選確率が第3確率に設定された第3状態へ移行し、前記第2状態及び前記第3状態のいずれかにあるときに予め定められた条件が成立したときは前記第1状態へ復帰するように構成されたスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置において、
前記第1状態、前記第2状態及び前記第3状態の各状態において実行されたゲームの回数を計数する状態別ゲーム回数計数手段と、
前記状態別ゲーム回数計数手段が計数した計数結果に基づいて前記各状態において実行されたゲームの回数の割合を表すゲーム回数割合を算出するゲーム回数割合算出手段と、
前記ゲーム回数割合算出手段が算出した前記ゲーム回数割合を出力するゲーム回数割合出力手段とを備えたことを特徴とする遊技データ表示装置。 - 前記状態別ゲーム回数計数手段が計数した計数結果により表される前記各状態において実行されたゲームの回数を前記各状態への移行回数で除算することにより、前記各状態1回あたりの平均継続ゲーム回数を算出する状態別平均継続ゲーム回数算出手段と、
前記状態別平均継続ゲーム回数算出手段が算出した状態別平均継続ゲーム回数を出力する状態別平均継続ゲーム回数出力手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載した遊技データ表示装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載した遊技データ表示装置を備えたことを特徴とするスロットマシン。
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