JP2010172480A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CT状態で240枚のメダルの払出に応じてリプレイ役の内部当選確率を低下させてハズレの確率を高めたRT状態へ移行するようにしたので、RT状態においてCT役の入賞確率が高くなる。これにより、CT役の連チャンを促進することができ、興趣を高めることができる。
【選択図】図7
Description
しかしながら、遊技性を高めるための手段として連チャンの発生は不可欠であり、如何様にして連チャンを適度に発生させるかがスロットマシンにおいて重要なテーマとなっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、射幸性を抑制しつつ、適度な連チャンを発生させて遊技性を高めることが可能なスロットマシンを提供することにある。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの円周面に描かれている。この図柄は、各リール3a〜3cが停止した状態では、表示窓2の上段、中段及び下段に対応して表示される。すなわち、表示窓2には、各リール3a〜3cそれぞれについて3図柄ずつ、合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
図1は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロックとして示している。制御部(内部抽選手段、フラグ制御手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、ボーナス発生手段、RT発生手段に相当)17は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、BETボタン6、精算ボタン7、スタートレバー9、左ストップボタン10、中ストップボタン11及び右ストップボタン12などから各種の操作信号が入力される。
通常状態及びRT状態では、内部当選役抽選テーブルに基づいてCT役を含む役の内部抽選を行う。内部当選役フラグのうち、CTフラグの成立状態は、CT図柄が入賞するまで何ゲームでも持ち越される。ただし、CTフラグが成立している状態ではCT役が内部抽選の対象から除外されるため、CTフラグが2つ以上重複して成立することはない。一方、小役フラグ及びリプレイ役フラグの成立状態は、入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去されるようになっている。CT役の入賞後はCT状態へ移行し、BET数が2に制限され、さらに左リール3aの引込範囲が1図柄に制限される。CT状態では全ての乱数が15枚役1及び15枚役2の両方の当選乱数となり、240枚を超えるメダルが払出されたところでCT状態が終了する。
このような構成により、通常状態、RT状態のハズレ確率はそれぞれ1/655.36、1/21.14となっており、実質的なCT役の入賞確率が異なるように設定されている。
尚、スロットマシン1は、前扉が開放された状態で特定の従業員が後述する設定値操作部を操作することにより、上記したハズレの確率を複数段階(例えば1〜6の6段階)で設定可能となっており、数値(設定値)が大きい程ハズレ(CT役の入賞確率に相当)の当選確率が高く設定されている。
スロットマシン1の制御部17は、図示しないメイン処理を実行しており、スタートレバー9が操作されたかを判断している。遊技者がゲームを開始するためにメダル投入口8にメダルを投入した状態、又はBETボタン6を操作することによりクレジットメダルを投入した状態でスタートレバー9を操作すると、制御部17は、内部抽選を実行して内部当選フラグをオンすると共に、リール3を回転することにより図柄を変動してからリール停止処理へ移行する。
このようにCT役が連チャンで発生する可能性が高いことから、遊技者は、CT状態が終了してから50ゲーム以内にCT状態となることを願いながら遊技するようになり、ゲームの興趣を高めることができる。
また、RT状態を発生してから50ゲームが消化された時点でそのRT状態を終了するようにしたので、遊技者は、RT状態の残りゲーム数を気に掛けながらゲームを行うようになり、ゲームの興趣を一層高めることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
CT役は必ず小役又はリプレイ役と重複当選するようにしたが、CT役が単独で当選する場合を含むようにしてもよい。CT役が単独で当選した場合には、そのゲームでCT役を入賞させることが可能となる。
CT状態の終了後にRT状態へ移行するようにしたが、RT状態への移行条件はこれに限定されない。例えば、CT状態の終了後、さらに特定図柄が停止されたことを契機としてRT状態へ移行するようにしてもよい。また、RT状態は50ゲーム消化した時点で終了するようにしたが、RT状態の終了条件はこれに限定されない。例えば、特定図柄が停止表示されたことを契機としてRT状態を終了するようにしてもよい。
RT状態において、CTフラグの未成立状態でハズレとなったときに所定の特典を遊技者に付与する特典付与手段を設けるようにしてもよい。例えば、CTフラグの未成立状態でハズレとなったときに、特定のRT延長図柄を入賞ライン上に停止表示することによってRT状態の継続ゲーム数を延長する等の特典を付与することができる。このような特典付与手段を設けることにより、ハズレ(CT役が入賞するチャンス)となったにも関わらずCT役が入賞しなかった場合の遊技者の落胆を抑制することができるという効果がある。
Claims (2)
- 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、小役、リプレイ役、及びボーナス役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、その内部当選役のフラグを成立させる内部抽選手段と、
前記ボーナス役のフラグの成立状態はそのボーナス役が入賞するまで次のゲームへ持ち越す一方、前記小役及びリプレイ役のフラグは入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去するフラグ制御手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、前記小役又はリプレイ役のフラグが成立しているときにはその小役又はリプレイ役に対応する図柄を、小役又はリプレイ役のフラグが成立しておらず前記ボーナス役のフラグが成立しているときはそのボーナス役に対応する図柄を、いずれのフラグも成立していないときはハズレに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
前記ボーナス役の入賞に応じて前記小役の内部当選確率を高めるボーナス状態を発生し、予め定められたボーナス終了条件が成立したときにそのボーナス状態を終了するボーナス発生手段と、
前記ボーナス状態の終了に応じて前記リプレイ役の内部当選確率を低下させるRT状態を発生し、予め定められたRT終了条件が成立したときにそのRT状態を終了するRT発生手段と、
を備えたことを特徴とするスロットマシン。 - 前記RT発生手段は、RT状態を発生してから所定数のゲームが消化された時点でそのRT状態を終了することを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009018039A JP2010172480A (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009018039A JP2010172480A (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010172480A true JP2010172480A (ja) | 2010-08-12 |
Family
ID=42703993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009018039A Pending JP2010172480A (ja) | 2009-01-29 | 2009-01-29 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010172480A (ja) |
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2009
- 2009-01-29 JP JP2009018039A patent/JP2010172480A/ja active Pending
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