JP2009172198A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の設定判別行為の負担を軽減することで、遊技者が遊技に集中することができるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシン1は、現在の確率(実入賞確率)と基準値(基準入賞確率)との大小関係の判定結果に応じて(S9)、入賞音1及び入賞音2の何れかを選択し(S10,11)、その報知態様により選択された子役が入賞したことを報知するので、遊技者は入賞が発生する毎に労することなく現時点の入賞率が基準値に対して高いのか低いのかを認識することが可能となる。従って、遊技者の設定判別行為の負担を大幅に軽減することが可能になり、遊技者は遊技に集中することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、内部当選確率を複数段階で設定可能であり、複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な特別状態を発生するスロットマシンに関する。
従来の一般的なスロットマシンは、例えば引用文献1に記載されているように、小役やボーナス役の内部当選確率を複数段階(通常は6段階)で設定するための設定手段を備えており、設定値が高くなるに従って内部当選確率も高くなるように構成されている。従って、遊技者にとっては設定値が高い方が有利であり、遊技者は少しでも高い設定値のスロットマシンで遊技したいと考え、そのようなスロットマシンを探すように努めている。
特開2006−304822号公報
設定値が高いか低いかを判別するためには、設定値間で内部当選確率に差のある役の入賞頻度や、出現率に差のある特定演出の出現率を観察するのが有効であり、例えば特定の小役の内部当選確率に差がある場合には、その特定小役の入賞回数を数えて入賞確率を算出し、その入賞確率を実際の内部当選確率(プログラム上で規定されている内部当選確率であり、専門雑誌等に掲載される場合が多い)と比較して設定値が高いか低いかを判別するのが普通である。
しかしながら、このような設定判別行為を遊技の進行と平行して行うのは遊技者にとってかなりの負担となり、ひいては遊技に集中することができなくなってしまうという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者の設定判別行為の負担を軽減することで、遊技者が遊技に集中することができるスロットマシンを提供することにある。
本発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、ゲームの開始に応じて複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄である場合に、その入賞図柄に対応する数の遊技媒体を払出す遊技媒体払出手段と、通常状態において、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、複数種類の役のうち少なくとも1つの役の内部当選確率を段階的に設定することが可能な設定手段と、を備えたスロットマシンにおいて、前記設定手段により内部当選確率を段階的に設定可能な役である設定判別役が入賞したときに、その入賞時点での当該設定判別役の入賞確率を実入賞確率として算出する実入賞確率算出手段と、前記設定判別役の実入賞確率が高いか低いかを判定するための基準値である基準入賞確率を規定する基準入賞確率規定手段と、前記設定判別役が入賞したときに、前記実入賞確率と前記基準入賞確率との大小関係を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて複数種類の報知態様の中から1つの報知態様を選択し、その報知態様により前記設定判別役が入賞したことを報知する入賞報知手段と、を備えたものである(請求項1)。
上記構成において、前記複数種類の役の中から遊技者が任意に判別対象役を選択するための判別対象役選択手段と、遊技者が任意の値を前記基準入賞確率として設定可能な基準入賞確率設定手段と、を備え、前記実入賞確率算出手段は、前記判別対象役選択手段により選択された判別対象役を前記設定判別役として実入賞確率を算出し、前記基準入賞確率規定手段は、前記基準入賞確率設定手段により設定された値を基準入賞確率として規定するようにしてもよい(請求項2)。
本発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、ゲームの開始に応じて複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄である場合に、その入賞図柄に対応する数の遊技媒体を払出す遊技媒体払出手段と、通常状態において、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、複数種類の役のうち少なくとも1つの役の内部当選確率を段階的に設定することが可能な設定手段と、前記設定手段の設定状態に対応する確率で特定演出を実行する特定演出実行手段と、を備えたスロットマシンにおいて、前記特定演出実行手段により特定演出が実行されたときに、前記設定手段により内部当選確率を段階的に設定可能な役である設定判別演出が出現したときに、その時点での当該特定演出の出現確率を実出現確率として算出する実出現確率算出手段と、前記特定演出の実出現確率が高いか低いかを判定するための基準値である基準出現確率を規定する基準出現確率規定手段と、前記特定演出が実行されたときに、前記実出現確率と前記基準出現確率の大小関係を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて複数種類の報知態様の中から1つの報知態様を選択し、その報知態様により前記特定演出が出現したことを報知する出現報知手段と、を備えたものである(請求項3)。
上記構成において、前記特定演出実行手段が複数種類の特定演出を実行可能な場合において、当該複数種類の特定演出の中から遊技者が任意に判別対象特定演出を選択するための判別対象演出選択手段と、遊技者が任意の値を前記基準出現確率として設定可能な基準出現確率設定手段と、を備え、前記実出現確率算出手段は、前記判別対象演出選択手段により選択された判別対象特定演出の実出現確率を算出し、前記基準出現確率規定手段は、前記基準出現確率設定手段により設定された値を基準出現確率として規定するようにしてもよい(請求項4)。
請求項1の発明によれば、設定判別役が入賞したときに、その時点の実際の入賞確率と基準入賞確率との比較結果に応じて決定された報知態様で入賞の発生が報知されるため、遊技者は入賞が発生する毎に労することなく現時点の入賞頻度が基準値に対して高いのか低いのかを認識することが可能となる。従って、遊技者の設定判別行為の負担を大幅に軽減することが可能になり、遊技者は遊技に集中することができる。
請求項2の発明によれば、判別対象役及び基準入賞確率を遊技者が任意に設定することができるので、遊技者によって設定判別行為を行う際の判断基準が異なる場合にも対応可能となる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、設定値間で出現確率に差のある特定演出を観察することによる設定判別行為の負担を大幅に軽減することが可能になり、遊技者は遊技に集中することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓(図柄表示領域に相当)2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、図3に示すように、左リール3a、中リール3b及び右リール3cの各円周面に描かれており、それら各リール3a〜3cの停止状態では表示窓2の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示されるようになっている。表示窓2には合計5本(上段、中段、下段に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ライン(図2では破線にて示す)が施されていると共に、表示窓2の側方には有効化された入賞ラインを表示する有効ライン表示部4が設けられており、入賞図柄がいずれかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓2の上方にはボーナス中のメダル(遊技媒体に相当)の払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示部5及びスピーカ6が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルのBETを行うMAXBETボタン7、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン8、メダルを投入するメダル投入口9が設けられており、これらの下方にはスタートレバー(ゲーム開始操作手段に相当)10、停止操作手段に相当する左ストップボタン11、中ストップボタン12及び右ストップボタン13に加えて、本発明に関連して選択ボタン14、決定ボタン15が設けられている。表示窓2の右方位置には、払出メダル数を表示する払出数表示部16及びクレジットメダル数を表示するクレジット数表示部17が設けられている。さらに、スロットマシン1の正面最下部には受皿18が設けられていると共に、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ部19が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口9に投入した状態またはクレジットメダルをMAXBETボタン7を通じて賭けた状態でスタートレバー10を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール3a〜3cを始動させる(回転動作を開始させる)。
スロットマシン1は、各リール3a〜3cを始動させた後では、各ストップボタン11〜13の操作に応じて各リール3a〜3cが停止して1ゲームを終了するようになっている。内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ビッグボーナス内部当選フラグ、レギュラーボーナス内部当選フラグ、小役内部当選フラグ、リプレイ内部当選フラグ)をオンし(成立させ)、その内部当選フラグに基づいていわゆるすべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄またはハズレ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルを受皿18に放出するようになっている。引込制御は、ストップボタン11〜13の操作を検出した時点から最大で4図柄までの図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。
入賞図柄としては、図4に示すように、ビッグボーナス図柄(特別図柄に相当)、レギュラーボーナス図柄(特別図柄に相当)、小役図柄が設定されている。ビッグボーナス図柄としては、BIG1図柄及びBIG2図柄の2種類が設定されている。また、小役図柄としては、例えばメダル払出数が15枚の15枚役図柄、10枚の10枚役図柄、2枚の2枚役図柄、投入コインが払出されるリプレイ役図柄が設定されている。
スロットマシン1は、前扉が開放された状態で管理者が後述する設定手段を操作することにより、上記したビッグボーナスの当選確率を複数段階(例えば1〜6の6段階)で設定可能となっており、数値(設定値)が大きい程、ビッグボーナスの当選確率が大きく設定される。
図5は、設定値を「6」に設定したときの当選乱数テーブルを示している。当選乱数テーブルには、始値及び終値が設定されており、ゲームを開始したときに行う内部抽選において0〜65535の範囲で発生する乱数の中から1つの乱数を抽出し、その抽出した乱数が始値から終値までの範囲の数値に一致するかにより内部当選役を判定する。例えばリプレイ役の場合は、0〜8979の8980個の数値が当選乱数となることから、確率分母は、65536÷8980≒7.30となる。
一方、図6は、設定値を「1」に設定したときの当選乱数テーブルを示している。図5に示す設定値が「6」のときの当選乱数テーブルと比較すると、リプレイ役、BIG1役、REG役の当選確率は同一であるものの、設定判別役として設定された15枚役、10枚役、2枚役、BIG2役の当選確率は異なるように設定されている。
また、ビッグボーナス1及びビッグボーナス2はメダルの払出枚数が465枚(上限値)を超えた時点(終了条件が成立)で終了するようになっている。レギュラーボーナスはメダルの払出枚数が250枚(上限値)を超えた時点で終了するようになっている。
図1は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部(内部抽選手段、表示制御手段、遊技媒体払出手段、特別状態発生手段、設定手段、実入賞確率算出手段、基準入賞確率規定手段、判定手段、入賞報知手段、判別対象役設定手段、基準入賞確率設定手段に相当)20は、CPU21、ROM22、RAM23、I/O24などを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、上記したスタートレバー10、左ストップボタン11、中ストップボタン12、右ストップボタン13、MAXBETボタン7、精算ボタン8、選択ボタン14、決定ボタン15から各操作信号を入力する。
また、制御部20は、メダル投入口9に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部25から投入メダル検知信号を入力すると共に、設定手段としての設定値操作部26から各設定信号を入力する。設定値操作部26は、管理者が所有する設定キー27により設定値を変更可能となっている。さらに、制御部20は、上記した各リール3a〜3cに対応する各リール用モータ28a〜28cを駆動させるリール駆動部29、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ30a〜30cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部31、上記したスピーカ6を駆動させる音声出力部32、受皿18にメダルを放出するメダル払出部33、上記した液晶表示部5、有効ライン表示部4、払出数表示部16、クレジット数表示部17及び装飾ランプ部19を接続している。
制御部20は、上記した各入力信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、リール駆動部29、音声出力部32、メダル払出部33、液晶表示部5、有効ライン表示部4、払出数表示部16、クレジット数表示部17及び装飾ランプ部19の動作を制御すると共に、アウト信号(1メダルの投入毎または1クレジットメダルのBET毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎または1クレジットメダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ビッグボーナス信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力)及びレギュラーボーナス信号(レギュラーボーナス期間中にレベル信号出力)の生成を制御し、さらに後述する設定値推測補助機能を有する構成となっている。
次に、上記した構成の作用について説明する。
遊技者は、スロットマシン1が有する設定値推測補助機能を使用したい場合は、選択ボタン14を操作する。この設定値推測補助機能は、遊技者が任意に設定した特定小役の種類、入賞確率の基準値に基づいて特定小役が入賞したときの入賞音を変化させる機能である。
スロットマシン1の制御部20は、選択ボタン14が操作されたときは、設定値推測補助機能の設定画面を液晶表示部5に表示する。
図7は、液晶表示部5に表示されている設定値推測補助機能の設定画面を示している。設定値推測補助機能の設定画面には、タイトル表示部34が表示されていると共に、「OFF」表示部35及び「ON」表示部36が表示されており、初期状態では「OFF」表示部35が選択されている。
遊技者は、選択ボタン14により「ON」表示部36を選択した状態で決定ボタン15を操作する。これにより、スロットマシン1の設定値推測補助機能が有効となる。
制御部20は、上述のように設定値推測補助機能が有効となったときは、詳細設定画面を表示する。
図8は、小役を選択するための詳細設定画面を示している。詳細設定画面のタイトル表示部34には、「詳細設定画面 小役の選択」というタイトルが表示されていると共に、複数の小役表示部37及び「戻る」表示部38が表示されている。この場合、小役表示部37に表示されている「15枚役」、「10枚役」、「2枚役」が判別対象役に相当する。
遊技者は、選択ボタン14に対する操作により設定値推測補助機能の対象とする所望の小役を選択した状態で決定ボタン15を操作する。この場合、複数の小役が選択可能となっており、図8に示す例では、15枚役と2枚役とが選択された状態を示している。
制御部20は、決定ボタン15が操作されたときは、基準値の設定画面を表示する。
図9は、基準値を設定するための詳細設定画面を示している。詳細設定画面のタイトル表示部34には、「詳細設定画面 基準値の設定」というタイトルが表示されていると共に、選択された小役を表示する選択小役表示部39、それらの小役の設定1〜6の合成確率(参考合成確率)表示部40、「基準値」表示部41、「戻る」ボタン38が表示されている。
遊技者は、参考合成確率を参考しながら選択ボタン14に対する操作により所望の基準値を選択する。つまり、選択ボタン14を操作する毎に、「基準値」表示部41に表示される基準値が1/10、1/11、1/12……と順に変更されるので、実際の入賞確率と比較するための所望の基準値が表示されたところで決定ボタン15を操作する。選択可能な基準値は、「1/10」〜「1/50」であるが、参考合成確率の範囲内で選択可能としてもよい。
遊技者は、上述のように設定値推測補助機能に対する設定が終了したときは、スロットマシン1にメダルを投入する。
制御部20は、メダルの投入を検知した時点で上述した設定値推測補助機能を終了し、液晶表示部5に通常画面を表示する。
図10は、スロットマシン1の制御部20の動作のうち、本発明に関連した入賞音出力処理を示すフローチャートである。制御部20は、全リールが停止したときは(S1:YES)、設定推測フラグがオンしているかを判断する(S2)。この設定推測フラグとは、上述した設定値推測補助機能が有効な場合にオンするフラグである。設定推測フラグがオンしている場合は(S2:YES)、小役が入賞したかを判断する(S3)。全リールが停止した場合に小役が入賞したときは(S3:YES)、その小役が上述した設定値推測補助機能で遊技者により選択された小役かを判断する(S5)。
入賞した小役が選択された小役の場合は(S5:YES)、入賞回数をインクリメントし(S6)、入賞回数/累計ゲーム数を演算して確率(実入賞確率に相当)を算出する(S7)。尚、設定値推測補助機能で選択された小役が複数の場合は、合成確率を算出することになる。
次に、基準値を読出して確率と比較し(S8)、確率(合成確率)が基準値(基準入賞確率に相当)以上かを判断する(S9)。確率が基準値以上の場合は(S9:YES)、報知態様として入賞音1を選択して出力する(S10)。これに対して、確率が基準値未満の場合は(S9:NO)、報知態様として入賞音2を選択して出力する(S11)。入賞音1と入賞音2とは、例えば異なる曲、或いは音の高さやテンポが異なっており、遊技者が容易に識別可能となっている。
従って、遊技者は、設定値推測補助機能で選択された小役が入賞した際に、入賞音1または入賞音2の何れが出力されるかを判断することにより、現在の確率(実入賞確率)が予め設定した基準値(基準入賞確率)よりも高いか低いかを容易に判断することができる。
このような実施形態によれば、スロットマシン1は、現在の確率(実入賞確率)と基準値(基準入賞確率)との大小関係の判定結果に応じて入賞音1及び入賞音2の何れかを選択し、その報知態様により選択された小役が入賞したことを報知するので、遊技者は入賞が発生する毎に労することなく現時点の入賞確率が基準値に対して高いのか低いのかを認識することが可能となる。従って、遊技者の設定判別行為の負担を大幅に軽減することが可能になり、遊技者は遊技に集中することができる。
しかも、判別対象役及び基準入賞確率を遊技者が任意に設定することができるので、遊技者によって設定判別行為を行う際の判断基準が異なる場合にも対応可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
小役の入賞時に出力する入賞音を変化させることで基準値以上か未満かを報知するようにしたが、報知態様として、入賞した小役の種類を表示する表示手段を設け、その表示手段による表示態様を変化させることにより報知するようにしてもよい。
基準値を2段階以上で設定し、各段階で報知態様を異ならせるようにしてもよい。
小役のみを報知の対象としたが、ボーナス役やリプレイ役を対象としてもよい。
通常状態における設定判別のみを対象としたが、ボーナス状態における小役の当選確率が設定値間で異なる場合には、ボーナス状態でも同様に設定値推測補助機能を発動するようにしてよい。
小役の入賞時に、入賞音の出力と合わせてその時点での実際の合成確率を液晶表示部5に表示してもよい。
遊技者が任意に基準値(基準入賞確率)を設定できるようにしたが、予め固定的に基準値を規定するようにしてもよい。
特定演出の出現率が設定値毎に異なる場合には、その特定演出を判別対象として設定することにより本発明を適用することができる。例えば、液晶表示部5に特定のキャラクタ図柄を表示する演出を特定演出とした場合、その特定演出を実行する際に(特定演出実行手段に相当)、出力する効果音の種類を異ならせることにより、特定演出の実出現確率(実出現確率算出手段に相当)が規定された基準出現確率(基準出現確率規定手段に相当)よりも高いか低いかを判定し(判定手段に相当)、遊技者に報知することができる(出現報知手段に相当)。特定演出の種類が複数ある場合には、判別対象とする特定演出の種類を遊技者が任意に選択したり(判別対象演出選択手段に相当)、任意の値を実出現確率として設定したりするようにしてもよい(基準出現確率設定手段に相当)。特定演出実行手段、実出現確率算出手段、基準出現確率規定手段、判定手段、出現報知手段、及び基準出現確率設定手段は、制御部20により実現される。また、判別対象演出選択手段は、選択ボタン14及び決定ボタン15により実現される。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 スロットマシンの正面図 リールの図柄配列を示す図 入賞役を示す図 設定6の場合の当選乱数テーブルを示す図 設定1の場合の当選乱数テーブルを示す図 設定値推測補助機能設定画面を示す図 小役設定の詳細設定画面を示す図 基準値設定の詳細設定画面を示す図 スロットマシンの入賞音出力処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、2は表示窓(図柄表示領域)、3はリール(図柄変動表示手段)、5は液晶表示部、10はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、11〜13はストップボタン(停止操作手段)、14は選択ボタン、15は決定ボタン、20は制御部(内部抽選手段、表示制御手段、遊技媒体払出手段、特別状態発生手段、設定手段、実入賞確率算出手段、基準入賞確率規定手段、判定手段、入賞報知手段、判別対象役設定手段、基準入賞確率設定手段)である。

Claims (4)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    ゲームの開始に応じて複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄である場合に、その入賞図柄に対応する数の遊技媒体を払出す遊技媒体払出手段と、
    通常状態において、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、
    複数種類の役のうち少なくとも1つの役の内部当選確率を段階的に設定することが可能な設定手段と、
    を備えたスロットマシンにおいて、
    前記設定手段により内部当選確率を段階的に設定可能な役である設定判別役が入賞したときに、その入賞時点での当該設定判別役の入賞確率を実入賞確率として算出する実入賞確率算出手段と、
    前記設定判別役の実入賞確率が高いか低いかを判定するための基準値である基準入賞確率を規定する基準入賞確率規定手段と、
    前記設定判別役が入賞したときに、前記実入賞確率と前記基準入賞確率との大小関係を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて複数種類の報知態様の中から1つの報知態様を選択し、その報知態様により前記設定判別役が入賞したことを報知する入賞報知手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記複数種類の役の中から遊技者が任意に判別対象役を選択するための判別対象役選択手段と、
    遊技者が任意の値を前記基準入賞確率として設定可能な基準入賞確率設定手段と、
    を備え、
    前記実入賞確率算出手段は、前記判別対象役選択手段により選択された判別対象役を前記設定判別役として実入賞確率を算出し、
    前記基準入賞確率規定手段は、前記基準入賞確率設定手段により設定された値を基準入賞確率として規定することを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    ゲームの開始に応じて複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが入賞図柄である場合に、その入賞図柄に対応する数の遊技媒体を払出す遊技媒体払出手段と、
    通常状態において、前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせが特別図柄であることを契機として、予め定められた終了条件が成立するまで遊技者にとって有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、
    複数種類の役のうち少なくとも1つの役の内部当選確率を段階的に設定することが可能な設定手段と、
    前記設定手段の設定状態に対応する確率で特定演出を実行する特定演出実行手段と、
    を備えたスロットマシンにおいて、
    前記特定演出実行手段により特定演出が実行されたときに、その時点での当該特定演出の出現確率を実出現確率として算出する実出現確率算出手段と、
    前記特定演出の実出現確率が高いか低いかを判定するための基準値である基準出現確率を規定する基準出現確率規定手段と、
    前記特定演出が実行されたときに、前記実出現確率と前記基準出現確率の大小関係を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて複数種類の報知態様の中から1つの報知態様を選択し、その報知態様により前記特定演出が出現したことを報知する出現報知手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  4. 前記特定演出実行手段が複数種類の特定演出を実行可能な場合において、当該複数種類の特定演出の中から遊技者が任意に判別対象特定演出を選択するための判別対象演出選択手段と、
    遊技者が任意の値を前記基準出現確率として設定可能な基準出現確率設定手段と、
    を備え、
    前記実出現確率算出手段は、前記判別対象演出選択手段により選択された判別対象特定演出の実出現確率を算出し、
    前記基準出現確率規定手段は、前記基準出現確率設定手段により設定された値を基準出現確率として規定することを特徴とする請求項3記載のスロットマシン。
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