JP5213687B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の画像を含む画像ファイルを処理する画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
近年デジタルカメラやスキャナなどの画像入力装置の高解像度化が進み、生成される画像の画素数が増大している。一方、上記のような画像入力装置により生成された画像を出力する画像出力装置も広く普及している。例えば、搭載されたディスプレイで画像を表示する携帯電話や、画像を用紙に印刷するプリンタなどがある。ところが、近年の画像入力装置の高解像度化に対して、画像出力装置のデータ処理能力は必ずしも追いついていない。そのため、画素数の多い画像を出力する際には多くの時間を要する場合があった。例えば画像を縮小・拡大を切り替えて表示させる場合には、そのたびに高解像度の画像のうち表示させるブロックに対して拡大処理、縮小処理を繰り返し行わなければならない。よって、画素数の多い画像を高速に表示するための方法が提案されてきた。
そのような方法として特許文献1に記載された方法がある。特許文献1では、元画像から生成されたそれぞれ異なる解像度を持つ複数の画像ファイルをサーバーに格納しておく。そしてクライアントにおいて拡大表示をする際には、クライアントが要求する表示倍率に近い解像度を持つ画像ファイルのうち表示に必要な領域を抜き出してサーバーからクライアントに提供する。これにより、表示倍率が変わるたびに高解像度の画像ファイルに対して拡大処理、縮小処理を行う必要がないので、画像出力の高速化を行える。
また、特許文献2には、特許文献1に記載されたサーバーのような所定の記憶装置にそれぞれ解像度の異なる複数の画像ファイルを格納する方法が記載されている。ここでは、各解像度の画像をそれぞれ矩形の画像ブロックに分割して、分割された複数の画像ブロックの各々を圧縮や暗号化し、さらにこの画像ブロックを連結して単一のファイルとすることが記載されている。これにより、画像をブロックに分割したとしてもファイルの数は解像度の数に留めることができる。
特開平11−88866号公報 特開平11−312173号公報
しかしながら特許文献2に記載の方法では、ファイルを管理する装置において複数の画像ブロックを単一のファイルとして管理することができるものの、結局は複数のファイルを管理しなければならず、これが煩雑になる場合がある。例えば、上述の複数のファイルをメモリカードなどの外部記憶媒体に記憶させ、その記憶媒体を別の装置に装着してファイルをコピーしてから使用することが考えられる。この場合、ユーザが一つの対象に関する画像ファイルをコピーしたい場合であっても、その対象に関する全ての解像度のファイルをコピーしなくてはならないという問題がある。また一つのフォルダに複数の対象に関する画像が入っていた場合、対象ごとに複数の画像ファイルが存在するため、ユーザが選択すべきファイルを特定できなくなる可能性がある。
以上の課題を鑑みて本発明は、複数の画像を含む画像ファイルを適切に処理することができる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の画像処理装置は、処理対象の画像が縮小された縮小画像と、当該処理対象の画像が分割された複数の分割画像とを含む画像ファイルを生成する生成手段と、前記処理対象の画像における出力対象の領域であって、前記生成手段により生成された画像ファイルに含まれている前記縮小画像に基づいてユーザにより指定された出力領域を特定するための領域情報を入力する入力手段と、前記生成手段により生成された画像ファイルに含まれている前記複数の分割画像から、前記入力手段により入力された領域情報により特定された前記出力領域に対応する1または複数の画像を選択する選択手段と、前記出力領域が前記選択手段により選択される選択画像の一部分に対応する領域である場合、当該選択画像の当該一部分を切り出す切り出し手段と、前記選択手段による選択と前記切り出し手段による切り出しに基づき、前記出力領域に対応する1または複数の前記選択画像の前記出力領域に対応する少なくとも一部分を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像を含む画像ファイルを適切に処理することができる。
<第1の実施例>
発明を実施するための最良の形態は次の実施例である。
図1、実施例におけるMFP100の外観を示す装置外観図である。101は操作部であり、ユーザが操作してMFP100に指示を与えるためのものである。また、102は装着部としてのカードインタフェースであり、メモリカード等の外部記憶媒体が装着可能である。また103は読取部であり、ユーザは原稿台カバーを開け、原稿台に原稿を載置して操作部101を操作すると、その原稿を読取ることができる。104は印刷部であり、外部装置やカードインタフェースに装着されたカードから読取った画像データや、読取部103で読取って得られた画像データを印刷することができる。通常は、図1に示すように、読取部103の原稿台カバーや、印刷部104の排紙トレイを閉じた状態で設置する。そして読取りやコピーまたはカードからの印刷を実行する際には、それらが適宜開かれる。
図2は、MFP100の構成を示すブロック図である。なお、この図2における操作部101、カードインタフェース102、読取部103、印刷部104は、図1で説明したものと同等である。CPU200はMFP100が備える様々な機能を制御する。またROM201は、MFP100の制御命令プログラム等を格納している。RAM202は一時記憶をする記憶部としてのメモリであり、CPU200はこのRAM202をワークメモリとしてROM201に記憶されている画像処理のプログラムを実行する。また、不揮発性RAM203は、バッテリバックアップされたSRAMなどであり、MFP100に固有のデータなどを記憶する。
読取部103はCCD等の読取センサを備え、その読取センサが走査して原稿画像を読取って赤(R)、緑(G)および青(B)色のアナログ輝度データを出力する。なお読取センサは、CCD以外でも、密着型イメージセンサ(CIS)を使用するようにしてもよい。カードインタフェース102にはメモリカード等の外部記憶媒体が装着され、CPU200の制御により読取部103にて読取られた画像を装着された外部記憶媒体に記憶する。また、例えばデジタルスチルカメラで撮影された画像が記憶されている外部記憶媒体が装着された場合、CPU200の制御によりこの画像を読み込む機能を備える。なお、カードインタフェース102を介して記憶される画像データ、および該インタフェースを介して読み込みが行われる画像データは、後述する画像処理部205において所望の画像処理を施すことができる。
圧縮/解凍部206においては、読取部103にて読取られた画像および印刷部104で出力される画像の圧縮/解凍処理を実行する。例えばJPEGなどの圧縮画像の生成及び解凍処理である。画像処理部205においては、読取部103にて読取られた画像および圧縮/解凍部206で解凍された画像の入力画像処理が実行される。またカードインタフェース102を介して読取られた画像が圧縮/解凍部206で解凍された画像の出力画像処理も実行する。入力画像処理および出力画像処理は、デジタルカメラ等に用いられている色空間(例えばYCbCr)と標準的なRGB色空間(例えばNTSC−RGBやsRGB)との変換を行う。また画像データの解像度の変換処理、画像データを包括する画像ファイルに含まれるヘッダ情報の生成および解析処理、画像の解析処理および画像補正処理、サムネイル画像生成および補正処理等の機能を備えている。これらの画像処理によって得られた画像データはRAM202に格納され、カードインタフェース102を介してメモリカードに記録する場合には必要な所定量に達すると記録処理が実行される。また印刷部104で印刷される場合にも必要な所定量に達すると印刷部104による記録動作が実行される。
操作部101は、記憶媒体に記憶された画像データを選択し記録をスタートするためのダイレクト写真印刷スタートキーを有する。またモノクロ画像やカラー画像の読取を開始する時のスキャンスタートキー、コピー時に使用されるモノクロコピースタートキー、カラーコピースタートキーを有する。また操作部101は、コピーやスキャンの解像度や画質などのモードを指定するモードキー、コピー等の動作を停止するためのストップキー、コピー数を入力するテンキーや登録キー、印刷する画像ファイル選択手段を指定するカーソルキー等も有する。これらのキーが押下されると、CPU200に指示が入力される。つまりは、CPU200はこれらのキーの押下状態を検出して、この押下状態に応じて各部を制御する。表示部204は、操作部101のキー押下状態に応じて内容を表示する。またMFP100が行っている処理の内容等も表示する。
印刷部104は、インクジェット方式のインクジェットヘッド、汎用ICなどによって構成され、CPU200の制御によって、RAM202に格納されている記録データを読み出、ハードコピーとして印刷出力する。駆動部207は、読取部103、印刷部104のそれぞれの動作において、給排紙ローラを駆動するためのステッピングモータと、ステッピングモータの駆動力を伝達するギヤと、ステッピングモータを制御するドライバ回路などによって構成されている。センサ部208は、記録紙幅センサ、記録紙有無センサ、原稿幅センサ、原稿有無センサ、記録シート検知センサ等によって構成されている。CPU200は、これらセンサから得られた情報に基づいて、原稿と記録紙との状態を検知する。
次に、本発明のファイル生成について説明する。本発明では元となる1枚の画像(以下、元画像という)を縮小や分割して複数の画像を作成し、その複数の画像が含まれる複数画像形式の画像ファイルを生成する。
図3は、本実施例における複数画像形式の説明図である。図3における(a)は複数画像形式であり、SOI(Start Of Image)マーカで始まりEOI(End Of Image)マーカで終わる複数のJPEGが連結されている。ファイル先頭のSOIマーカの後には、第1画像のExif付属情報401と、第1画像の複数画像形式付属情報402と、JPEGで圧縮された第1画像が存在する。JPEGで圧縮された第1画像の後にはEOIマーカが存在する。
さらに第1画像のEOIマーカの後には第2画像のSOIマーカが存在し、その後には第2画像のExif付属情報、第2画像の複数画像形式付属情報403、JPEGで圧縮された第2画像が存在する。第1画像のEOIマーカと第2画像のSOIマーカの間に別の情報が存在することがあっても良い。
第2画像のEOIマーカの後には第3画像のSOIマーカが存在し、その後には第3画像のExif付属情報、複数画像形式付属情報403、JPEGで圧縮された第3画像が存在する。第2画像のEOIマーカと第3画像のSOIマーカの間に別の情報が存在することがあっても良い。同様に、第2画像、第3画像、と続き、第n画像まで存在する。
図3における(b)、図3における(c)はそれぞれ第1画像、第1画像以外の画像の複数画像形式付属情報を示す。図3における(c)に示した第1画像以外の複数画像形式付属情報403には、APP2マーカ、複数画像形式であることを示す識別子がある。なお、この識別子は図3中では複数画像形式と示してある。さらにヘッダ、個別画像情報IFDがある。この第n画像の複数画像形式付属情報には、第n画像の固有の情報が含まれる。例えば、その画像がファイルの中で何番目の画像であるのかを示す。
一方、図3における(b)に示した第1画像の画像の複数画像形式付属情報には、第1画像以外の画像の複数画像形式付属情報に加え、インデックスIFD(Image File Directory)404がある。このインデックスIFD404は第1画像から第nが像までの全体構造を示す。
図4は本実施例における複数画像形式のインデックスIFDの説明図である。図4における(a)はインデックスIFDの内部構造を表している。これは、図3におけるインデックスIFD404に対応しており、第1画像の複数画像形式付属情報のみが有する。
インデックスIFD404には、複数画像形式のバージョン、ファイルに含まれる画像数、第1画像のエントリへのオフセット、第1画像から第n画像それぞれのユニークIDリスト、総コマ数、次のIFDへのオフセット値、が含まれる。さらにIFDの値として、第1画像から第n画像それぞれのエントリ406、第1画像から第n画像までのユニークIDが記録されている。なお、エントリ406については後述する。このように第1画像の複数画像形式付属情報と、第2画像以降の複数画像形式付属情報とは内部に含まれている情報が異なる。
図4における(b)は第1画像から第n画像それぞれのエントリ406の構造を示している。第1画像から第n画像それぞれのエントリ406には、画像の種別407、それぞれの画像のJPEGデータへのオフセットである画像データオフセット、下位画像1エントリ番号、下位画像2エントリ番号が記録されている。
なお下位画像とは該画像に対して従属的な関係にある画像であり、下位画像1エントリ番号と下位画像2エントリ番号は下位画像となる画像がファイルにおける何番目の画像であるかを示している。またその場合、該画像は下位画像に対する上位画像となる。
図4における(c)は画像の種別407の内部構造を示している。ここでは上述した上位画像、下位画像に加え、メイン画像が定義されている。これは、複数画像形式ファイルにおいて全ての画像が並列の関係ではない方が有効であることが考えられるためである。例えばモニタ表示をする際にユーザは、ファイルに含まれる複数の画像から表示される画像を選択できるものの、ユーザにとっては初めに表示される画像が重要となる。例えばブラケット撮影機能を利用して、ホワイトバランスを+、−に数段階変えて撮影して保存したファイルの場合、ユーザが画像を選択するためには、まず初めにホワイトバランスが基準となる0の位置にある画像が表示されることが望ましいと考えられる。このように、複数ある画像の中で中心となる画像を、他の画像と区別する必要がある。そこで、ここではそのような画像をメイン画像として定義する。
図4における(c)に示した画像の種別407には、メイン画像フラグ、下位画像フラグ、上位画像フラグが記録されている。メイン画像フラグには、該画像がメイン画像の場合に1が記録され、そうでない場合には0が記録されている。下位画像フラグには、該画像が他の画像の下位に位置付けられている場合に1が記録され、そうでない場合には0が記録されている。上位画像フラグには、該画像が他の画像の上位に位置付けられている場合に1が記録され、そうでない場合には0が記録されている。
図における種別情報には、本複数画像形式における複数の画像の関係を示す情報が記録されている。画像の関係を示す情報には機能の種類と詳細情報が含まれ、機能の種類と詳細情報との組合せにより表現する。
図5は本実施例における複数画像形式における個別画像情報IFDの説明図である。これは、図3における個別画像情報IFD405に対応している。この個別画像情報IFD405には、基本情報として複数画像形式におけるバージョン、各画像に割り付けられた画像番号が記録されている。更に各画像の情報として、水平方向解像度、垂直方向解像度、水平方向画素数、垂直方向画素数、水平方向分割数、垂直方向分割数、水平方向ブロック位置、垂直方向ブロック位置が記録されている。そして、元画像の情報として、元画像の水平方向解像度、元画像の垂直方向解像度、元画像の水平方向画素数、元画像の垂直方向画素数が記録されている。
図6は第1の実施例における複数画像形式ファイルを生成するソフトウェア構成を示す図である。これがCPU200により実行されることでファイルを生成することができる。図6中、601は後述の縮小画像作成部604において出力される縮小画像の出力解像度情報を入力する出力解像度入力部である。602は元画像を入力画像情報として入力する画像入力部である。603は後述の画像分割部605において出力される分割画像の分割サイズ情報を入力する分割サイズ入力部である。
604は縮小画像作成部であり、画像入力部602で入力した入力画像情報を出力解像度入力部601で入力した出力解像度情報に従って縮小する。なお、この出力解像度情報は分割されていない画像全体を表示させる際に使用する画像の解像度を示し、縮小画像作成部604はこの解像度になるよう縮小する。通常は元画像の解像度よりも小さい解像度である。そのため、縮小画像作成部604では通常、画像の縮小処理が実行される。また出力解像度が入力画像情報の解像度以上であった場合には、縮小画像作成部604は変倍処理を行わないようにしてもよい。605は入力画像情報を分割サイズに従って分割し、複数の分割画像を生成する画像分割部である。ここで画像分割サイズは通常、入力画像情報の画像サイズよりも小さいサイズである。なお、分割サイズが入力画像情報の画像サイズ以上であった場合には、画像分割部605は画像分割を行わないようにしてもよい。606は縮小画像作成部604から出力された縮小画像と、画像分割部605から出力された分割画像から、前述の複数画像形式の構造をもつファイルを生成するファイル生成部である。607はファイル生成部において生成されたファイルを出力する、ファイル出力部である。
図6についてさらに具体的に説明すると、例えばMFP100のカードインタフェースに画像が記憶されたメモリカードが装着され、画像入力部602が記憶された画像を入力することが考えられる。またユーザによる操作部101のテンキー等への操作に応じて出力解像度入力部601、分割サイズ入力部603へ入力されるようにして、ユーザが出力解像度や分割サイズを指定するようにしてもよい。
図7は、図6に示したソフトウェア構成に基づき処理して複数画像形式ファイルを生成するフローを示す図である。処理が開始されると、S701において画像入力部602により元画像の画像情報の取得が行われる。なお、取得された画像情報が圧縮或いは暗号化されていた場合には、伸張或いは復号化処理をS701で行うとよい。また、S702において出力解像度入力部601により出力解像度の取得が行われる。更に、S703において分割サイズ入力部603により画像分割サイズの取得が行われる。次に、S704において、縮小画像作成部604によりS701及びS702で取得した情報から縮小画像の作成を行う。なお、S702において取得した出力解像度がS701で取得した画像情報が予め有している解像度以上であった場合には、S704では縮小処理を行わず、入力された画像情報をそのまま出力する。次に、S705において画像分割部605により、S701及びS703で取得した情報から入力画像を変倍することなく分割した分割画像の生成を行う。なお、S703において取得した分割サイズがS701で取得した画像情報が予め有している画像サイズよりも大きい場合には、S705では画像の分割処理を行わず、入力された画像情報をそのまま出力する。そしてS706ではファイル生成部606により、S704で生成した縮小画像、及びS705で生成した分割画像から上述した複数画像形式のファイルが生成される。なお、縮小画像及び分割画像は、各々離散コサイン変換やハフマン符号化などを組み合わせたJPEG等で使用されている圧縮方式、或いはその他の圧縮方式を適用することにより、ファイルサイズを削減することができる。圧縮処理はファイル生成時にS706で行うことができるが、組み込み機器などのメモリ量が限られた機器に適応する際には機器内部で一時的に保存しておくデータ量も削減しておくことが望ましい。そのため、縮小画像及び分割画像を生成するS704、或いはS705において圧縮処理を行うことにより、一時的に保存するデータ量を削減するようにしてもよい。更に、S704、及びS705の双方において上述のように処理が行われずに入力画像がそのまま出力された場合には、いずれか一方の出力画像のみを用いてファイルの生成を行っても良い。なお、その際には上述した複数画像形式のファイルではなく、JPEGなどの既知の単一画像を扱う形式でファイル生成を行っても良い。また、S704、或いはS705の出力結果を使用せずに、S701で取得した画像情報をそのまま出力するようにしても良い。
図8は、第1の実施例における複数画像形式のファイル生成を説明するための図である。図8において801はS701において入力された入力画像を示している。802は、S704において入力画像801から生成された縮小画像を示している。また、803〜811は、S705において入力画像801から生成された分割画像を示している。812はS706において生成される複数画像形式の画像ファイルを示している。
縮小画像802は画像全体をおおまかに参照したいときなどに用いられ、例えば複数の異なる対象が存在している場合にユーザが所望の画像を選択する際にディスプレイなどに表示される。また分割画像は分割された単位でデータにアクセスすることにより、例えば元画像の一部の領域を拡大表示するときなどに用いられる。
ここで上述したように、本実施例における複数画像形式の画像ファイルではメイン画像として設定することで他の画像と区別することができる。そこで以下のようなファイル生成が考えられる。図4に示した縮小画像802に対応したエントリにおける画像の種別407のメイン画像フラグを1として、縮小画像802を画像ファイル812のメイン画像に設定する。一方、その他の画像である分割画像803〜811に対しては、メイン画像フラグを0とする。すると縮小画像802は画像ファイル812のメイン画像であるため、他の画像に比べて使用頻度が高くなると考えられる。そのため、縮小画像802は画像ファイル812の先頭の画像として、図3(a)に示した第1画像として保存すると良い。なお、画像ファイル812の生成時には、縮小画像802、及び分割画像803〜811の画像には、図5に示した個別画像情報IFDが各々付加される。
このように、縮小画像802と分割画像803〜811とをメイン画像フラグで区別することが可能である。しかし、全体表示ではなく詳細表示を基本の表示としたい場合などでは、メイン画像フラグの設定を、上記の場合とは異なる画像に設定したほうが良い場合がある。例えば分割画像の左上画像、或いは分割画像の基本表示位置に該当する画像などをメイン画像に設定する方法が考えられる。しかし、上述の方法ではメイン画像フラグを切り替えてしまうと縮小画像802と分割画像803〜811の種別まで連動して切り替わってしまうことになる。そのため、メイン画像フラグとは別に、図4(c)に示した種別情報中の詳細情報を異なる値にすることで、縮小画像802と、分割画像803〜811を区別しても良い。
ところで縮小画像802をメイン画像とした場合にその縮小画像802は、例えば複数の異なる対象が存在している際にユーザが所望の画像を選択するために用いられる。よってこの縮小画像802は高速に表示できることが望ましい。そのため、縮小画像802の解像度はなるべく小さくしておくことが望ましい。また、分割画像803〜811は図8の例では9分割としているが、本発明はこれに限るものではない。例えば、分割画像は分割された単位でデータにアクセスすることにより、一部の領域を拡大表示する際に無駄なデータアクセスを削減することが目的である。そのため、分割数は各分割画像の画素数が予め定められた所定の画素数以下になるように決定するとよい。一方、分割数が多過ぎると、後述の分割画像から使用する画像を特定する際の選択処理の回数が増加してしまい、処理速度が低下して画像表示に必要な時間が増加してしまう。そのため、分割数には上限を設ける、或いは、予め定められた固定値を使用しても良い。また、元画像が生成された解像度までは拡大表示が行われる用途が存在すると考えることができる。そのため、元画像の画素数に基づいて、上記分割画像の画素数、或いは分割数を決定するようにしてもよい。
特に、本発明の画像ファイルが主として使用される機器が予め想定される場合には、縮小画像802の解像度、或いは分割画像803〜811の分割数は装置が有する性能によって決定してもよい。例えば、縮小画像、或いは分割画像のサイズを装置のRAMに収まりやすいサイズにすることで、アクセス速度の遅い外部記憶装置へのアクセス回数を低減させることができるため、その結果高速な表示を可能にすることが可能になる。また、装置のディスプレイの解像度、或いはプリント部の記録解像度などに基づいて、縮小画像、或いは分割画像のサイズを決定することで、出力時に行われる変倍などの出力処理を効率的に行うことが可能となる。
次に、本実施例における複数画像形式ファイルの出力について述べる。図9は第1の実施例における複数画像形式ファイルを出力するソフトウェア構成を示す図である。これがCPU200により実行されることで出力画像を生成することができる。図9中、901は画像の出力条件を入力する出力条件入力部である。なお出力条件とは画像を出力する際に必要な、出力範囲や倍率、或いは出力画素数など情報である。902は複数画像形式の画像ファイル812を入力するファイル入力部である。903は、出力条件入力部901が入力した出力条件に応じて画像出力に使用する画像を画像ファイル812から選択する画像選択部である。904は、出力条件及び画像選択部903において選択された選択画像の情報から出力条件を変換する出力条件変換部である。905は、画像選択部903において選択された選択画像、及び出力条件変換部において変換された出力条件904に基づいて出力画像を生成する出力画像生成部である。906は、出力画像生成部905において生成された出力画像を出力する画像出力部である。
なお図8の説明で述べたように、縮小画像をメイン画像としてユーザが画像ファイルを選択するための画像としてもよい。例えば、MFP100のカードインタフェースに本実施例における複数画像形式の画像ファイルが複数記憶されたメモリカードが装着されたとする。その場合、縮小画像を表示部204に表示させてユーザに操作部101に対する操作を行わせ、そして図9における出力条件入力部901とファイル入力部902への入力はこのユーザによる操作に基づき決定してもよい。
まず各画像ファイルのメイン画像である縮小画像が表示部204に表示する。そしてユーザが操作部101に対して操作して画像ファイルを選択すると、操作に応じて選択された画像ファイルが判別される。その場合、ファイル入力部902は操作部101からの入力に基づき、このユーザにより選択されたと判別された画像ファイルを取得する。
さらに、ユーザにより選択されたと判別された画像ファイルの縮小画像を表示部204に表示させて、ユーザが操作部101を操作して縮小画像の一部領域を選択するようにしてもよい。その場合、出力条件入力部901は操作部101からの入力に基づき、このユーザにより選択された領域を示す情報を取得する。
次に、前述の複数画像形式の画像ファイルから、出力画像を生成する処理について説明する。図10は図9に示したソフトウェア構成に基づき処理して出力画像を生成するフローを示した図である。処理が開始されると、S1001においてファイル入力部902により複数画像形式のファイルの取得が行われる。また、S1002において出力条件入力部901により、出力範囲や倍率、或いは出力画素数などの元画像に対する出力条件の取得が行われる。そして、S1003において画像選択部903により、S1001で取得された複数画像形式のファイルの中に含まれている画像の中から、S1002で取得された出力条件に基づいて後述の方法により特定の解像度を有する画像が1つ以上選択される。なおS1003の処理は、出力条件に含まれる倍率と、前述の図5で説明した各画像に関連付けられている解像度を比較して行う。続いてS1004において、S1002で取得された元画像に対する出力条件をS1003で選択された画像の解像度に応じた選択画像出力条件に変換する。S1005では、選択された画像が分割されている画像であるか否かの判定を行い、分割されていない場合にはS1006へ、分割されている場合にはS1008へ進む。S1005において選択された画像が分割されていなかった場合、S1006において、選択画像からS1004で得られた選択画像出力条件に応じた範囲を切出す切出し処理が実行される。そしてS1007において、切出された画像に対してS1004で得られた選択画像出力条件に応じた変倍率で変倍処理を施す。
一方、選択画像が分割画像であった場合、S1008では、選択された分割画像の各々と選択画像出力条件とを比較し、切出し分割画像を生成する。なお、この切出し分割画像は、分割画像のうち選択画像出力条件が示す範囲に含まれる領域の画像である。詳細については図11を用いて後述する。S1009では、選択された全ての画像に対してS1008の切出し処理が行われたか否かを判定し、全ての画像に対して処理が終了していればS1010に移行する。そして、S1010において切出し分割画像の合成(結合)を行った後、S1011において合成画像に対してS1004で得られた選択画像出力条件に応じた変倍率で変倍処理を施す。なお、S1006、S1008、及びS1010の処理は、出力条件、或いは選択画像出力条件に含まれる出力範囲と、前述の図5で説明した各画像に関連付けられているブロック位置や画素数などの情報を比較して行う。また、S1007、或いはS1011の処理では、出力条件に含まれる倍率や出力画素数と、合成画像の画素数などの情報を比較して行う。そして、S1007、或いはS1011の処理が終了した後に、S1012で画像の出力を行う。
なお、上記の説明では図10のS1011における変倍処理はS1007と同一の処理としても良い。また、S1011で行われる変倍処理が縮小処理である場合、S1010で行われた合成処理は大きなサイズの画像に対して合成処理が行われることになるので、S1010における処理量が多くなってしまう。そのため、変倍処理が縮小処理である場合には、S1010とS1011の順番を逆にして、縮小処理を行ってから合成するようにしても良い。また、画像切出し処理S1006とS1008、更に変倍処理S1007とS1011が共通化できる場合、S1005の分岐は行わずに、S1008〜S1011の処理のみで実現してもよい。この場合、S101における分割画像の合成処理においては、分割されていない画像に対しては処理を行わないようにするとよい。
次に、図10で説明した画像の選択、及び切出しの様子を、図11、及び図12を用いて説明する。図11は、第1の実施例における複数画像形式の画像ファイルを出力するときの画像の切出しを示す図である。図11(a)の1101は元画像としての入力画像801に対する出力位置情報であり、S1002で取得される出力条件に含まれる情報である。そして、図11(b)の1102は縮小画像802に対する選択画像出力位置情報である。選択画像出力位置情報1102は、S1004において出力位置情報1101及び縮小画像802の縮小率から決定される。一方、図11(c)の1103は、分割画像に対する選択画像出力位置情報である。本実施例では分割画像は元画像と同じ解像度としているため、1103は1101と同じ情報である。S1003における画像の選択は、出力倍率と画像ファイル812に含まれる802〜811の画像の解像度により行われる。そして、図12に示すように出力倍率が縮小画像802の縮小率以下であった場合には、縮小画像802が選択され、それ以外の場合には、分割画像803〜811が選択される。なお、出力倍率が縮小画像802の縮小率より大きい場合であっても、一定以下の出力倍率であれば縮小画像802を採用するようにしてもよい。ここで、分割画像803〜811が選択された場合には、更に、S1008において出力位置情報と分割画像803〜811の各々のブロック位置情報を比較し、出力位置情報が含まれる分割画像を選択する。図11(c)は分割画像が選択される際の画像選択の様子を示しており、807、808、810、811の分割画像に出力位置情報1103が含まれている。図12は、第1の実施例における複数画像形式の画像ファイルを出力するときの画像の選択を示す図である。そして、図12に示すように、分割画像807、808、810、811を用いて出力画像1201が生成される。
ここで、本実施例における複数画像形式ファイルを出力させる一般的な使い方について説明する。まずユーザがディスプレイなどの表示装置上で使用するファイルを選択し、更に拡大したい位置を設定することで特定領域の拡大表示が行われる。この場合、ユーザがファイルを選択すると、最初に表示される画像は全体の概要を示す縮小画像802から生成するとよい。或いは、前述のようにメイン画像フラグが1となっている画像を表示するようにしてもよい。この場合、分割画像の1つが選択されることになるが、メイン画像フラグが1となっている画像の解像度が最も重要な意味を持つものとすることができる。そして、メイン画像フラグが1となっている画像と同じ解像度を持つ全ての画像から、初期表示用の画像を作成するようにしてもよい。更に、メイン画像フラグが1となっている分割画像が全体領域の中で最も重要な意味を持つものとすることもできる。この場合、メイン画像フラグが1となっている分割画像のみ、或いはメイン画像フラグが1となっている分割画像及びその周囲の分割画像から初期表示用の画像を生成してもよい。そして、初期表示後にユーザが表示領域を変更すると出力条件が決定される。この場合、最初に決定される出力条件は、変更設定時の表示画像に対する出力条件となる。このため、S1002において出力条件を入力する際には、一旦元画像に対する出力条件に変換しておき、S1004において再度選択された画像に対する出力条件に変換するようにするとよい。また、出力条件を一旦元画像に対する出力条件に変換することなく、S1004において変更設定時の表示画像に対する出力条件から直接、S1003で選択された画像に対する出力条件に変更するようにしてもよい。
なお、以上で説明した複数画像形式の画像ファイルは本実施例において説明したものに限定されるものではない。例えば、図5の複数画像形式の個別画像情報IFDに含まれる情報の種類は、図5に記載したもの以外に、図5に記載したものから計算される他の値でも構わない。また、本実施例においては、縮小画像802は等倍、或いは縮小、或いは一定倍率以下の拡大で使用し、分割画像803〜811はその他の場合で使用する例を説明した。しかし、例えば画像を表示させるディスプレイの解像度が縮小画像802の解像度よりも高い場合には、縮小画像802から生成した表示用画像を用いると表示品質が低下してしまう。そこで、ディスプレイの解像度も考慮して画像を選択し、ディスプレイの解像度が高い場合には、分割画像803〜811を用いて高品位な全体表示画像を作成するようにしても良い。或いは、最初は表示の高速性のために縮小画像802を使用して低品位な全体表示画像を生成する。そして、分割画像803〜811を用いて高品位な全体表示画像の生成を行い、高品位な全体表示画像が生成された時点で高品位な全体表示画像の表示に切り替えるようにしても良い。
また実施例において画像を出力する場合、出力する画像ファイルを表示部204に出力して表示させてもよいし、また印刷部104に出力して記録シートに印刷を行ってもよい。
以上のように、本実施例によれば元画像を縮小した画像と、元画像を分割した複数の分割画像とで画像ファイルが生成される。したがって画像を出力する際には、その出力する解像度に応じて縮小画像または分割画像のどちらかの画像を出力すればよく、また分割画像を出力する際には必要な分割画像だけを読み出せばよいことになる。よって高解像度の画像であってもより高速にアクセスできる。さらに本実施例によれば、複数の異なる解像度を持つ画像が1つの画像ファイルに含まれるので、画像を外部記憶媒体に記憶させる場合などでもユーザが容易に扱うことができる。
<第2の実施例>
上述の第1の実施例では、入力された元画像から、縮小画像と、等倍の分割画像からなる複数の画像を作成して、その作成された画像から複数画像形式のファイルを生成していた。本実施例では更に、分割画像を複数の異なる解像度で作成することにより、より効率的な画像の出力を実現する例を示す。なお、第1の実施例と同じ項目に関しては同じ符号を付すものとし、説明は省略する。
図13は、第2の実施例における複数画像形式ファイルを生成するソフトウェア構成を示す図である。本実施例において画像の分割は、入力画像と同じ解像度の画像情報のみならず、縮小処理が施された画像情報に対しても分割処理を行う。そのため、出力解像度入力部601、及び、分割サイズ入力部603は複数の画像情報に対する情報を入力し、縮小画像作成部604も複数の縮小画像を出力する。そして、画像分割部1301は画像入力部602、及び、縮小画像作成部604からの入力により分割画像を作成する。なお、分割画像を縮小画像からではなく等倍画像から作成する場合には、縮小画像作成部604が等倍の変倍処理を行う、或いは、変倍処理を行わずに入力された画像情報をそのまま出力するようにすると良い。また、画像の分割が行われない場合には、画像分割部1301において入力された画像情報をそのまま出力するようにすると良い。
図14は、図13に示したソフトウェア構成に基づき処理して複数画像形式ファイルを生成するフローを示す図である。S701〜S705までの処理は、第1の実施例の動作フローを示す図7と同様であり、省略する。S1401では、S705において1つの解像度の画像に対する分割画像が生成されると、全ての解像度の画像に対する処理が終了したか否かの判定が行われる。全ての解像度の画像に対する処理が終了していないと、処理はS702に戻り、次の出力解像度情報の取得が行われる。なお、組み込み機器などメモリが少ない場合には、S701で取得した画像情報を全て保持しておくことができない場合がある。この場合、S1401からS702に戻るのではなく、S701に戻るようにしても良い。そして、S1401において全ての解像度の画像に対する処理が終了したと判断されると、S706において複数画像形式のファイルが生成される。
図15は、第2の実施例における複数画像形式のファイル生成を説明するための図である。図15では、分割されない1枚の縮小画像(縮小非分割画像)、及び複数の等倍である分割画像(等倍分割画像)に加え、更に複数の縮小分割画像を持つ複数画像形式のファイルを含む例を説明する。図の縮小画像802は図8で説明したものと同様に、元画像が縮小され、また分割がされていない画像である。また分割画像803〜811は元画像が縮小されずに分割された画像である。さらに1501〜1509は、縮小画像802よりも大きな解像度を持つように縮小処理された画像を、更に分割した画像である。つまり縮小画像802が元画像を第1の縮小倍率で縮小して作成された場合、1501〜1509の画像はそれよりも小さな第2の縮小倍率で縮小した画像を分割して作成される。なお、縮小画像802を第1の縮小画像、1501〜1509に分割される前の画像を第2の縮小画像と呼んでも良い。そして、複数画像形式の画像ファイル1510には、縮小画像802、縮小分割画像1501〜1509、分割画像803〜811が含まれるようにする。
なお、使用する機器の構成にもよるが、使用するデータが記憶装置中に連続的に格納されている方が分散して格納されている場合に比べアクセスが高速に行える場合がある。また画像を出力する際には、使用する画像の解像度がS1003において決定されると他の解像度画像は使用されない。そのため、縮小画像802、縮小分割画像1501〜1509、分割画像803〜811は、解像度毎にファイル中に連続的に記録するとよい。
次に、本実施例において複数画像形式の画像ファイルから出力画像を生成する処理について説明する。本実施例における出力画像を生成する部分のソフトウェア構成及び処理フローは、第1の実施例の構成を示す図9、及び図10と同じである。上述の第1の実施例と異なる点は、図9における画像選択部903(図10のステップS1003)の選択対象に、縮小分割画像1501〜1509が含まれることである。そしてこの場合、ステップS1003で解像度画像を選択する際には、複数の解像度画像の中で入力した出力解像度に最も近い倍率を有する解像度画像を選択するようにすればよい。更にステップS1003では、S1011において最も高解像度の解像度画像以外では拡大処理が発生しないように画像を選択してもよい。つまり、出力する解像度よりも高解像度な画像を選択して、S1011では縮小処理をさせるようにしてもよい。これにより、拡大処理を行って出力画像の特定の倍率で細部がつぶれてしまうのを防ぐことができる。
また、図11(c)を用いて第1の実施例における分割画像からの画像選択を説明したが、本実施例においては、図11(c)に示す分割画像803〜811は、縮小分割画像1501〜1509に置き換えて考えるとよい。この場合、1103で表される選択画像出力位置情報は、図11(b)の選択画像出力位置情報1102と同様に元画像に対する出力位置情報1101から、縮小分割画像1501〜1509の縮小率を考慮した情報に変換されている。
なお、本実施例では、1枚の縮小非分割画像、及び等倍分割画像に加え、更に1つの縮小率で縮小された縮小分割画像を持つ複数画像形式のファイルを含む例を説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、複数の異なる縮小率で縮小した縮小分割画像を持つようにしてもよい。或いは、縮小非分割画像、非縮小等倍画像のいずれか、若しくは両方を含まなくても良い。更に分割が行われない縮小画像が異なる解像度で複数存在していても良い。さらに、縮小分割画像1501〜1509と分割画像803〜811は分割数が同じであるが、解像度毎に分割数を変更するようにしても良い。
<第3の実施例>
上述の第1の実施例及び第2の実施例では、1枚の高解像度画像を入力し、複数の解像度を持つ画像、及び分割した画像を生成して複数画像形式のファイルを生成する方法について説明した。本実施例では具体的に、読取部103から高解像度画像を入力する場合について説明する。例えば読取部103を用いて原稿を読取る場合、原稿全体を高解像度で読取ると、大きな一つの画像が取得される。しかしRAM202の容量が十分でない場合、上述の処理が実行できないか或いはアクセス速度の遅い外部記憶装置などに一旦保存しなくてはならなくなる。
そこで本実施例では、1枚の高解像度画像を入力するのではなく、原稿を読取る際に、読取り動作を分割して行うことにより、使用するRAMサイズを削減した複数画像形式のファイルを生成する方法について説明する。なお、本実施例においてMFP100にはメモリカードなどの外部記憶媒体がカードインタフェース102に装着される、或いは不図示の通信手段により、サーバーなどに接続されたハードディスクなどの外部記憶媒体に接続されているものとする。そして、複数画像形式のファイルはそれらの外部記憶媒体に生成するものとする。
図16は第3の実施例における複数画像形式ファイルを生成するソフトウェア構成を示す図である。1601はファイル中に記録される画像の出力解像度を入力する出力解像度入力部である。なお、前述の第2の実施例で述べたように、本発明における複数画像形式のファイルは、異なる複数の解像度の画像が含まれる。そのため出力解像度入力部1601には、複数の解像度情報が入力される。次に1602はスキャナ動作の開始指示を受け付ける動作指示入力部である。なお、動作指示入力部1602からは、単なる動作開始の合図のみではなく、原稿の大きさ、或いは読取り範囲などの動作条件も入力される。1603は出力解像度入力部1601で入力した出力解像度に基づいてスキャナの読取り条件を決定する画像読取り条件決定部である。1603では、出力解像度入力部1601から入力される解像度の中で最も高い解像度を読取り条件の解像度として採用する。そして動作指示入力部1602で入力した動作条件と出力解像度情報から読取解像度や読取範囲を含む読取り条件を決定する。
なお、本実施例ではスキャナによる読取り動作は複数の領域に分けて行われる。そのため、画像読取り条件決定部1603は読取範囲の異なる複数の読取り条件を出力する。1604は読取り条件に基づいてスキャナを動作させ原稿を読取る画像読取り部である。1605は画像読取り部1604から読取られた画像情報を出力解像度に基づいて縮小処理を行い、縮小画像情報を作成する縮小画像作成部である。1606は縮小画像作成部1605が作成した縮小画像情報を結合して1枚の結合画像を作成する画像結合部である。1607は縮小画像、及び結合画像から複数画像形式のファイルを生成するファイル生成部である。1608は複数画像形式のファイルを出力するファイル出力部である。
図17は、図16に示したソフトウェア構成に基づき処理して複数画像形式ファイルを生成するフローを示す図である。処理が開始されると、まずS1701において読取り解像度の取得が行われる。この読取り解像度は前述のように出力解像度入力部1601から入力される解像度のうち、最も高い解像度である。次にS1702において読取り範囲の取得が行われる。なお、読取り範囲は1枚の原稿に対して複数の領域が設定されている。そしてS1703において、S1701で取得した読取り解像度、及びS1702で取得した読取り範囲に基づいて読取り条件が決定され、S1704においてスキャナの読取り動作により高解像度部分画像が読取られる。S1705では生成すべき複数の解像度画像の解像度情報を取得して、S1706において縮小された部分画像が生成される。S1707では出力すべき全ての解像度画像が生成されたか否かを判定し、生成が終了していなければS1705に戻って縮小された部分画像の生成処理を繰り返す。一方、S1707において全ての解像度画像が生成されたと判断されると、S1708において、S1704の読取り動作が原稿の全領域分終了したか否かの判定が行われる。S1708において終了していないと判断されると、S1702に戻って原稿の読取り動作を実行する。一方、S1708において全領域の読取り動作が終了していたと判断されると、S1709において最も解像度の低い部分画像の合成処理を行い、低解像度全体画像を生成する。そして、必要な画像が生成されるとS1710において前述の複数画像形式のファイルを生成する。
図18は、第3の実施例における複数画像形式のファイル生成を説明するための図である。図18において1801はスキャナ原稿台上の原稿を示している。1802は原稿1801の読取り範囲を分割した左上の分割領域を示している。S1704における読取りは1801を分割した領域毎に行われ、1803は1802の領域を読取った結果得られた高解像度分割画像を示している。スキャナによる部分画像1803の読取りが終了するとS1706の縮小処理が実行され、部分画像1803からは低解像度の部分画像1804が作成される。そして、更に低解像度の部分画像を生成する場合には、1804から部分画像1805が生成される。以上の説明は左上領域1802に対応する画像について行ったが、他の部分領域についても同様に処理が行われる。
そして、最も低い解像度画像を持つ部分画像1805と同じ解像度を有する部分画像が原稿の全ての領域に対して作成されると、最も低解像度の部分画像に対してS1709に示した合成処理が行われ、低解像度全体画像1806が生成される。
ここで、部分画像1805は1804の部分画像から作成するのではなく、より高い解像度画像である1803の部分画像から作成するようにしても良い。また、上述の例では3つの解像度画像を作成する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。更に、上述の例では全体画像は最も低解像度の画像についてのみ生成するようにしたが、他の解像度について生成してもよく、更に複数の全体画像を異なる解像度で生成してもよい。
また、複数画像形式のファイルを生成する際には、全ての必要な画像が生成された後でファイルの生成を行っても良いが、機器のRAMの容量が小さい場合には画像をアクセス速度の遅い外部記憶媒体に一時的に保持しなくてはならない場合がある。そこで、S1706における縮小処理、或いはS1709における合成処理において使用しなくなった画像から順に外部記憶装置に記憶させる記憶制御を行って、画像を順にファイルに出力すればよい。例えば、部分画像1804を生成した直後に1803をファイルに保存するといった手順で出力を行うとよい。
また、本実施例における原稿の全体サイズはスキャナ装置に搭載されたユーザインターフェイスを使用して指定するとよい。或いは、原稿のサイズを自動的に検出するために事前に原稿台全面を低解像度で読取り、取得された低解像度画像に対し画像処理を施すことにより原稿の大きさを特定するようにしても良い。そして、検出された原稿の大きさに応じて分割サイズを決定するようにしても良い。また、取得した低解像度画像を保持しておき、低解像度全体画像1806の代わりに使用しても良い。
また以上の第1から第3の実施例では、MFP100において処理を行うものとして説明したが、本発明はこれに限らない。例えば第1の実施例と第2の実施例で説明した処理をPC(Personal Computer)で行ってもよい。その場合、元画像となる高解像度の画像はMFPの場合で上述したようにメモリカード等の外部記憶媒体から入力されるものでもよいし、また装置が有するハードディスクから入力してもよい。さらには、ネットワークを通じて外部から入力してもよい。第3の実施例の場合には、接続されたスキャナ装置から高解像度画像を入力すればよい。またMFPの場合、ユーザからの指示は操作部への操作により入力されるとしたが、PCの場合にはマウスやキーボード等の外部操作デバイスから入力すればよい。また画像を出力する場合、外部の印刷装置に出力して印刷させる、または外部の表示装置に出力して表示させる、さらにはPCに備えられた通信手段に出力してネットワークを通じて送信するものであってもよい。更に本発明はPC以外にも、携帯電話等の携帯情報端末において処理されてもよい。例えば携帯情報端末において第3の実施例を処理した場合、このような装置ではPCと比較してメモリ容量が少ないため有効である。
なお上述の実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。その場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)がその記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、本発明の目的が達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また本発明は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけに限定されない。本発明は、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述の実施形態の機能が実現される場合であってもよい。
さらに本発明は、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれるものであってもよい。その場合、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
MFP100の外観を示す外観図である。 MFP100の構成を示すブロック図である。 本実施例における複数画像形式の説明図である。 本実施例における複数画像形式のインデックスIFDの説明図である。 本実施例における複数画像形式の個別画像情報IFDの説明図 第1の実施例における複数画像形式ファイルを生成するソフトウェア構成を示す図である。 図6に示したソフトウェア構成に基づき処理して複数画像形式ファイルを生成するフローを示す図である。 第1の実施例における複数画像形式のファイル生成方法を説明するための図である。 第1の実施例における複数画像形式ファイルを出力するソフトウェア構成を示す図である。 図9に示したソフトウェア構成に基づき処理して出力画像を生成するフローを示した図である。 第1の実施例における複数画像形式の画像ファイルを出力するときの画像の切出しを示す図である。 第1の実施例における複数画像形式の画像ファイルを出力するときの画像の選択を示す図である。 第2の実施例における複数画像形式ファイルを生成するソフトウェア構成を示す図である。 図13に示したソフトウェア構成に基づき処理して複数画像形式ファイルを生成するフローを示す図である。 第2の実施例における複数画像形式のファイル生成を説明するための図である。 第3の実施例における複数画像形式ファイルを生成するソフトウェア構成を示す図である。 図16に示したソフトウェア構成に基づき処理して複数画像形式ファイルを生成するフローを示す図である。 第3の実施例における複数画像形式のファイル生成を説明するための図である。
符号の説明
200 CPU
201 ROM
202 RAM
203 不揮発性RAM
204 表示部
205 画像処理部
206 圧縮/解凍部
207 駆動部
208 センサ部
601 出力解像度入力部
602 画像入力部
603 分割サイズ入力部
604 縮小画像作成部
605 画像分割部
606 ファイル生成部
607 ファイル出力部

Claims (13)

  1. 処理対象の画像が縮小された縮小画像と、当該処理対象の画像が分割された複数の分割画像とを含む画像ファイルを生成する生成手段と、
    前記処理対象の画像における出力対象の領域であって、前記生成手段により生成された画像ファイルに含まれている前記縮小画像に基づいてユーザにより指定された出力領域を特定するための領域情報を入力する入力手段と、
    前記生成手段により生成された画像ファイルに含まれている前記複数の分割画像から、前記入力手段により入力された領域情報により特定された前記出力領域に対応する1または複数の画像を選択する選択手段と、
    前記出力領域が前記選択手段により選択される選択画像の一部分に対応する領域である場合、当該選択画像の当該一部分を切り出す切り出し手段と、
    前記選択手段による選択と前記切り出し手段による切り出しに基づき、前記出力領域に対応する1または複数の前記選択画像の前記出力領域に対応する少なくとも一部分を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザによる指示に応じて、前記処理対象の画像が複数の分割画像に分割されるときの当該複数の分割画像のそれぞれの大きさを決定する決定手段を有し、
    前記生成手段は、前記処理対象の画像が前記決定手段により決定された大きさに従って分割された、当該決定された大きさの複数の分割画像を含むファイルを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記決定手段は、ユーザが指定した分割サイズを前記分割画像の大きさとして決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記処理対象の画像が縮小された縮小画像と、当該処理対象の画像が縮小され且つ分割された複数の分割画像とを含む画像ファイルを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記処理対象の画像における前記複数の分割画像のそれぞれに対応する部分を特定するための部分情報を含む画像ファイルを生成し、前記選択手段は当該画像ファイルに含まれている当該部分情報に基づき、前記出力領域に対応する少なくとも1つの画像を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記生成手段により生成された画像ファイルに含まれている前記縮小画像を表示装置に表示させる表示制御手段を有し、
    前記入力手段は、前記表示制御手段による前記縮小画像の表示に基づいてユーザが当該縮小画像において指定した領域を特定するための情報を入力し、前記選択手段は、当該入力された情報により特定される縮小画像における当該領域に対応する出力領域を特定し、特定された当該出力領域に対応する画像を選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記生成手段は、前記画像ファイルに含まれる画像のうちの前記縮小画像を、優先的に出力させる画像として特定するための情報を含む当該画像ファイルを生成し、前記表示制御手段は、当該情報に従って前記画像ファイルに含まれている当該縮小画像を優先的に表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記入力手段は、前記処理対象の画像における前記出力領域を特定するための前記領域情報に加え、当該出力領域が前記出力手段により出力されるときの画素数を特定するための画素数情報を入力し、前記出力手段は、当該入力された画素数情報により特定される当該出力領域の画素数に応じて前記縮小画像を出力するか前記分割画像を出力するか判定し、当該縮小画像を出力すると判定した場合、当該縮小画像における当該出力領域を出力することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記選択手段により前記出力領域に対応する複数の分割画像が選択された場合、当該複数の分割画像を合成する合成手段を有し、
    前記出力手段は、前記合成手段により前記複数の分割画像が合成された画像を出力することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記出力手段は、前記出力領域に対応する1または複数の前記選択画像の前記出力領域に対応する少なくとも一部分を、表示装置に出力して表示させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記出力手段は、前記出力領域に対応する1または複数の前記選択画像の前記出力領域に対応する少なくとも一部分を、印刷装置に出力して印刷させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 処理対象の画像が縮小された縮小画像と、当該処理対象の画像が分割された複数の分割画像とを含む画像ファイルを生成し、
    前記処理対象の画像における出力対象の領域であって、前記生成された画像ファイルに含まれている前記縮小画像に基づいてユーザにより指定された出力領域を特定するための領域情報を入力し、
    前記生成された画像ファイルに含まれている前記複数の分割画像から、前記入力された領域情報により特定された前記出力領域に対応する1または複数の画像を選択し、
    前記出力領域が前記選択により選択される選択画像の一部分に対応する領域である場合、当該選択画像の当該一部分を切り出し、
    前記選択と前記切り出しに基づき、前記出力領域に対応する1または複数の前記選択画像の前記出力領域に対応する少なくとも一部分を出力することを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項12に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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