JP5045094B2 - 異常検出システム、その異常検出サーバ及び異常検出サーバプログラム - Google Patents

異常検出システム、その異常検出サーバ及び異常検出サーバプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置に撮像された動画像を画像処理して持ち運び可能な携帯電話で画像処理後の情報を表示する異常検出システムに関する。
従来、建物の出入口、建物周囲に複数のカメラを設置し、その複数のカメラと有線で接続された操作盤のディスプレイに現在のカメラ動画像が出力される監視システムが広く用いられてきた。
このような監視システムは警備員が警備室におり、警備室内に配設された操作盤のディスプレイを見て警備にあたるものであり、所定の場所に配設された唯一の操作盤からだけしかカメラ動画像を監視することができず、他の場所で見る場合には他の操作盤を必要とした。これに対し、下記特許文献1に開示されるネットワーク型監視装置では、ネットワークに接続することができる再生端末であればカメラ動画像を監視することができ、前記問題点を解消する技術である。
この背景技術のネットワーク型監視装置は、カメラまたはスイッチャ等の画像出力装置から出力される画像情報を入力する画像入力部と、前記画像情報を符号化し蓄積する符号化画像保存部と、アラーム発生装置からのアラーム発生の有無を検知しアラーム情報を保存するアラーム管理部と、ネットワーク経由で再生端末からの要求を受信し前記要求に応じて前記符号化画像保存部に蓄積した符号化画像または前記アラーム管理部に蓄積したアラーム情報を送信する通信部とを備えたものである。
特開2000−278672号公報
しかしながら、前記特許文献1で開示されるネットワーク型監視装置であっても、画像出力装置とネットワーク型監視装置を一つの組として設置する必要があり、汎用的でないネットワーク型監視装置が監視場所の数に応じて必要となって、そのコストは過大となるという課題を有する。
ネットワーク型監視装置に複数の画像出力装置用のインタフェースを用意したとしても、監視場所が無数にあり監視場所の距離が大きい場合には複数の監視場所に対して一つのネットワーク型監視装置を適用することは技術的に極めて困難であるだけでなく、費用の観点からも現実的ではない。
さらに、ネットワーク型監視装置においては、複数の監視場所が単一の顧客に対してカメラ動画像をその単一の顧客に出力する場合には前記ネットワーク型監視装置であっても対応することができるものの、複数の監視場所で複数の顧客に対してその顧客毎に対応する監視場所のカメラ動画像を提供することはもはやできない。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、汎用的でない装置を監視場所毎に設置することを避け、各監視場所の動画像を収集して対応する顧客に対して配信可能にする異常検出システムを提供することを目的とする。
図1は本発明についての静止画像のクリッカブルマップを通じた提供の概念説明図である。
図1(1)では、カメラが”動き”を検知したら自動的に撮影を開始する。
図1(2)では、ISPを経由して動画データが送られてくるので、それを管理会社内の画像DBに蓄積する。
図1(3)では、まずメールにて、カメラが”何か”を検知したことを契約者に知らせる。
図1(4)では、並行して、動画データの先頭画像を切り出す。
図1(5)では、同図(4)の画像を、携帯電話で表示可能なサイズに縮小したデータを作成する。
図1(6)では、同図(4)の画像を、携帯電話で表示可能なサイズに数分割したデータを作成する。
図1(7)では、契約者は、画像が見たければ、メールに書かれたリンクをクリックする。
図1(8)では、ブラウザが起動し、同図(5)で作成したクリッカブルマップ画像を表示する。と同時に、さらに詳しく見たい領域を選択するためのカーソルを表示する。
図1(9)では、契約者は、さらに詳細な画像が見たければ、見たい場所を選択する。
図1(10)では、ブラウザに、選択された場所の詳細な画像を表示する。
これら一連の流れにより、契約者自宅で動きを検出した場合に、異常検出通知をメールにて受けて異常検出を契約者が把握することができると共に、動画像の大容量のデータをそのまま携帯電話で参照するのではなく、動画像を画像処理した静止画像で状況を確認することができる。
図2は本発明についての動画像のサムネイルを通じた提供の概念図である。
図2(1)では、カメラが”動き”を検知したら自動的に撮影を開始する。
図2(2)では、ISPを経由して動画データが送られてくるので、それを管理会社内の画像DBに蓄積する。
図2(3)では、まずメールにて、カメラが”何か”を検知したことを契約者に知らせる。
図2(4)では、平行して、動画データを一定時間ごとに切り出し、携帯電話で再生できる動画形式に変更する。これを繰り返し行い、細切れの動画ファイルを時系列順に作成する。
図2(5)では、同図(4)の各動画の先頭画像を取り出し、複数個タイル状に並べた状態であり携帯画面で表示できるようなサイズに変換する。(収まり切れない画像が”次ページ”機能で表示する)
図2(6)では、契約者は、画像が見たければ、メールに書かれたリンクをクリックする。
図2(7)では、ブラウザが起動し、同図(5)で作成したサムネイル画像の一覧を表示する。と同時に、見たい動画を選択するためのカーソルを表示する。
図2(9)では、契約者は、見たい動画のサムネイルを選択する。
図2(10)では、ブラウザに、選択された動画を表示する。再生が終わったら次の動画を自動的に再生する。選択された動画から連続して再生することで、任意の時間から再生可能な機能を実現する。
これら一連の流れにより、同様に、契約者自宅で動きを検出した場合に、異常検出通知をメールにて受けて異常検出を契約者が把握することができると共に、動画像の大容量のデータをそのまま携帯電話で参照するのではなく、動画像を構成する分割動画像で状況を確認することができる。
より具体的に本発明を示せば次の通りである。
発明に係る異常検出システムは、動きを検出中に撮像して動画像を作成するカメラと、当該カメラから送信される動画像を受信して画像処理する異常検出サーバと、当該異常検出サーバで画像処理された画像情報のアップロードを受けてコンテンツとして配信可能とするWWWサーバと、前記異常検出サーバからの前記コンテンツのURLを含む異常検出通知を受け、当該異常検出通知のURLを用いて該当するコンテンツを前記WWWサーバから受信して表示する携帯電話とを備え、前記カメラは、撮像領域の動きを検出する動き検出手段と、当該動き検出手段が動きを検出している間撮像して動画像を作成する撮像手段と、当該撮像手段が作成した動画像を顧客識別可能にリアルタイムに異常検出サーバに送信する通信手段とを備え、前記異常検出サーバは、動画像を顧客識別可能に受信して識別されている顧客について顧客情報を記録する顧客情報記憶手段から顧客情報に含まれる顧客の携帯電話のメールアドレスを取得するメールアドレス取得手段と、当該取得した顧客の携帯端末のメールアドレスに対して前記WWWサーバで配信可能とされる該当顧客の動画像を構成する静止画像の縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツのURLを含めて異常検出通知としてメール送信するメール送信手段と、前記受信した動画像から所定時間分の動画像である分割動画像を作成する動画像分割手段と、当該作成した分割動画像から動きの速さ及び/又は範囲の程度が大きい時点の静止画像を取得する静止画像取得手段と、当該取得した静止画像を縮小変換する縮小変換手段と、当該縮小変換された縮小画像に係る分割動画像を含むコンテンツのリンクと当該リンク近傍に配置された該当する縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツを作成するサムネイル生成手段と、コンテンツを指定したURLでWWWサーバが配信可能となるようにコンテンツを送信するアップロード手段とを備え、当該アップロード手段が、前記WWWサーバにサムネイルを含むコンテンツのURLを指定して送信し、また、前記作成した分割動画像をWWWサーバに分割動画像のコンテンツのURLを指定して送信し、前記携帯電話は、前記異常検出サーバからの異常検出通知をメール受信するメール受信手段と、当該受信した異常検出通知を表示するメール表示手段と、契約者からの操作に応じて当該操作に係るコンテンツのURLを指定して前記WWWサーバにコンテンツを要求し、当該要求に対するWWWサーバからのコンテンツを表示するブラウザ手段とを備えるものである。

このように本発明によれば、カメラで作成された異常検出時の動画像を受信した異常検出サーバが、その動画像に係る顧客の携帯電話に対して異常検出通知すると共に、動画像を画像処理してWWWサーバへアップロードし、しかも、このアップロード先のURLが異常検出通知内に含まれているので、異常検出に係る顧客に対して適切に異常検出することができると共に、この異常検出通知に含まれるリンク先に携帯電話でアクセスすることにより携帯電話で異常検出時の画像を確認することができるという効果を有する。動画像を構成する静止画像をその異常検出に係る顧客の要求に応じて提供可能となる。動画像を構成する静止画像の縮小画像をその異常検出に係る顧客の要求に応じて提供可能となる。動画像を構成する静止画像の分割画像をその異常検出に係る顧客の要求に応じて提供可能となる。動画像を構成する静止画像の分割画像をその異常検出に係る顧客の要求に応じて同静止画像の縮小画像に対して対応する分割画像のリンクをそれぞれの領域に形成したクリッカブルマップを通して提供することができる。
前記カメラは、動画像を作るための装置であり、具体的には、ビデオカメラ、CCDカメラ、CMOSカメラなどが該当する。後説する実施形態では、CCDカメラとして例示している。
前記カメラの通信手段は、後説する実施形態では無線通信手段として例示しており、さらに、動画像は顧客IDなどの顧客識別情報と共に送信して顧客識別可能に動画像を送信しているが、通信前にセッションを確立させて動画像を送信することで顧客識別可能に動画像を送信することもできる。
前記静止画像取得手段は、後説する実施形態では先頭画像取得手段として例示しており、実施形態のように動画像の先頭画像ではなくその他の動画像を構成する静止画像を取得してもよい。例えば、前記カメラは撮像領域の動きを検出する機能を有するが、動きの開始又は終了時の静止画像を取得することもでき、さらには、撮像領域の動きの程度(動きの速さ、動きの範囲)を検出してその動きの程度が最も大きい時点の静止画像を取得することもできる。なお、後説する実施形態では、動きの検出に赤外線センサーを用いているが、イメージセンサから出力される動画像を用いて前後の静止画像の変化から動きを検出することもできる。そして、これら赤外線センサー、前後の静止画像の変化を用いた方法ともに、撮像領域の動きの程度も検出することができる。
動画像を構成する分割動画像をその異常検出に係る顧客の要求に応じて提供可能となる。動画像を構成する分割動画像をその異常検出に係る顧客の要求に応じて同分割動画像の縮小画像に対して対応する分割動画像のリンクを形成したサムネイルを通して提供することができる。
以上の発明は、システムとして把握したが、サブコンビネーション発明としての異常検出サーバとしても把握することができ、同様に、異常検出サーバプログラムとしても把握することができる。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、本実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。また、本実施の形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
本実施の形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム(システムの構成要素毎のプログラム)及び方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(本発明の第1の実施形態:静止画提供)
[1.システム構成]
図3は本実施形態に係る異常検出システムのシステム構成図である。
本実施形態に係る異常検出システムは、CCDカメラ10、ブロードバンドルータ20、異常検出サーバ30、顧客情報データベース70、画像データベース71、WWWサーバ50及び携帯電話60からなる。
CCDカメラ10は、無線機能を有しており、無線LANによりブロードバンドルータ20と論理的に接続し、このブロードバンドルータ20を介してインターネットにアクセス可能となっている。なお、本実施形態ではCCDカメラ10は無線機能を有しているが、有線で通信可能となる構成であってもよい。ただし、無線機能をCCDカメラ10が有している方が、ブロードバンドルータ20への配線を考慮することなく、無線通信エリア内であればCCDカメラ10を自由に配置することができる。
ブロードバンドルータ20は、無線機能を有し、具備するWAN側ポートがISP(Internet Service Provider)と通信ケーブルで接続している。ブロードバンドルータ20とISPとの間には回線終端装置(DSU:Digital Service Unit)などの機器が介在する場合がある。
異常検出サーバ30はネットワーク装置(図示しない)を介してインターネットにアクセス可能となっている。
データベース70,71は異常検出サーバ30が所属する内部通信網で異常検出サーバ30及びWWWサーバ50と通信可能となっている。
WWWサーバ50はネットワーク装置(図示しない)を介してインターネットにアクセス可能となっている。
異常検出サーバ30、データベース70,71及びWWWサーバ50の詳細なネットワーク構成の一例として、異常検出サーバ30及びWWWサーバ50が運用会社のDMZ(De-Militarized Zone)に配置され、データベース70,71が運用会社の内部ネットワークに配置され、異常検出サーバ30及びWWWサーバ50がデータベース70,71と通信可能であり、外部からデータベース70,71へのアクセスはできない構成を採ることができる。
携帯電話60はキャリア網を介してインターネットにアクセスすることが可能となっている。詳細には、携帯電話60の現在位置するセルの基地局に対して電波を発し、基地局が電波を受けて電気信号化又は光信号化してパケットデータ処理装置を通してインターネットにアクセスすることができる。なお、キャリア網の構成により使用される装置は異なる。
図4は本実施形態に係る異常検出システムの構成要素のモジュール構成図及びハードウェア構成図である。
[1.1 CCDカメラ]
CCDカメラ10は、動き検出手段11、撮像手段12及び無線通信手段13を含む。
動き検出手段11は、CCDカメラ10の正面上部に配設され、CCD素子の撮像領域内をセンサー領域とする赤外線センサーにより生体から生じている赤外線を検出し、赤外線の強さの時間的変化から動きを検出する機能である。
CCDカメラ10は、CCD素子、CPU、ROM、RAM、電源部等の一般的なCCDカメラが有する構成の他、前記赤外線センサー及び無線通信用のアンテナと通信回路を有している(図4(a)参照)。
撮像手段12は、動き検出手段からの検出信号を受け、その検出信号が継続されている間撮像し、検出信号がなくなると撮像を停止する機能である。
無線通信手段13は、撮像手段12により撮像された動画像を顧客IDと共にリアルタイムに異常検出サーバ30宛に送信する。
CCDカメラ10は本実施形態においてはUPnP機能及びDHCPクライアント機能も有し、ブロードバンドルータ20間の設定を自動化している。勿論、これらの機能を有さず、契約者が手動で設定してもよいし、システム運用者がCCDカメラ10及びブロードバンドルータ20を契約者に渡す前に手動で設定してもよい。
[1.2 ブロードバンドルータ]
ブロードバンドルータ20は、WAN側ポート及びLAN側ポートを形成され、保持するルーティングテーブルに従ってWAN側からLAN側へ、逆に、LAN側からWAN側へパケットを転送する機能を有する。ブロードバンドルータ20は、DHCPサーバ機能、UPnP機能、IPマスカレード(IP Masquerade)機能を有している。UPnP機能は、UPnPデバイスがネットワークに接続すると自動的に設定する。また、IPマスカレードはローカルアドレスとグローバルアドレスの変換をポート番号を用いて行うものである。CCDカメラ10がネットワークに接続すると自動的に設定がなされ、CCDカメラ10用のポートマッピングの設定が完了する。
図4(b)はブロードバンドルータ20のハードウェア構成の一例である。
なお、本実施形態では無線機能を有するブロードバンドルータを用いたが、アクセスポイントとLANケーブルで接続する無線機能を有しないブロードバンドルータを用いることもできる。
[1.3 異常検出サーバ]
異常検出サーバ30は、動画像情報受信手段31、利用者特定手段32、メールアドレス取得手段33、メール送信手段34、先頭画像取出手段35、縮小変換手段36、画像分割手段37、アップロード手段38、DB操作手段39、URL生成手段40及びクリッカブルマップ作成手段41を含む。
動画像情報受信手段31は、CCDカメラ10から送信される動画像情報を受信する機能である。より具体的には、IPアドレスとポート番号を含むパケットとして動画像情報を異常検出サーバ30を構築したコンピュータが受信し、ポート番号に従い異常検出サーバ30に取り込まれる。
利用者特定手段32は、動画像情報受信手段31が受信した動画像情報内の顧客IDを取り出し、顧客情報データベース70からDB操作手段39を介してこの顧客IDに該当する顧客情報を取得する機能である。詳細には、利用者特定手段32の要求に応じて顧客IDに該当する顧客情報を取得できるようにDB操作手段39が顧客情報データベース70にアクセスする。
メールアドレス取得手段33は、利用者特定手段32が取得した顧客情報からメールアドレスを取得する機能である。
URL生成手段40は、CCDカメラ10からの動画像を画像処理された画像を含むコンテンツのURLを生成する機能を有する。本実施形態においては、顧客毎に固定的に用意されたトップURLがあり、そのトップURLよりも下位のノードURLが必要に応じて生成される。
トップURLは顧客IDに基づいたものであり、顧客IDそのものでもよいし、それに基づいたものでもよい(顧客情報データベース70に登録しておくことが好ましい)。例えば、「http://jp.fujitsu.com/malfunction-detection/0123456/」である。このURLの例示は、「<プロトコル名>://<ホスト名>/<サブディレクトリ名>/」の形式をとる。サブディレクトリ名が、サービス提供ディレクトリと顧客IDディレクトリからなる。なお、トップURLのサブディレクトリ名もURL生成手段40により生成し、生成されるURLも別の規則に従うもの、規則なく重複無く生成されるものであってもよい。
本実施形態において、ノードURLは同じ日の複数異常検出に対応ができるように、トップURLに日付のサブディレクトリ名、検出回数のサブディレクトリ名を組み合わせたものである。もっとも、ノードURLも別の規則に従うもの、規則なく重複無く生成されるものであってもよい。
URL生成手段40が生成するURLのフルパスからファイル名を除いたURLは、例えば、「http://jp.fujitsu.com/malfunction-detection/0123456/20061213/1/」である。このノードURL配下に、縮小画像のWebページ(reducedscreen.html、reducedscreen.jpg)、分割画像(splitscreen*.jpg)が対応付いて記録されている。「*」は、分割画像の数に応じて連番が付与されることを示している。図5(c)はWWWサーバのサイト構成である。
URL生成手段40は作成した縮小画像のWebページのURLをメール送信手段34に渡す。メール送信手段34はこのURLを所定の雛形文章にリンク先URLとして用いてメールを完成させる。また、URL生成手段40は少なくともアップロード手段38がWebページなどをアップロードする前に生成したURLをアップロード手段38に渡す。
クリッカブルマップ作成手段41は、縮小変換手段36が縮小した縮小画像のクリッカブルマップを含むWebページを作成する機能を有する。動画像情報受信手段31が受信する動画像は取り込まれることでその画像サイズが判明し、また、予め送信される動画像の画像サイズは設定により判明している場合もある。そして、画像分割手段37による画像分割も画像分割数及び/又は所定分割画像サイズが設定されている。なお、この画像分割数及び/又は所定分割画像サイズは動画像の画像サイズ毎に設定されていることが好ましい。そうすると、画像サイズと、画像分割数及び/又は所定分割画像サイズとが決まっており、画像分割手段37により作成される分割画像も予め判明することになる。この予め判明している分割画像と縮小画像の縮小比から縮小画像における分割領域を求め、求めた分割領域の座標、縮小画像及び作成した分割画像のURLを用いて分割画像のクリッカブルマップを作成する(図5(b)参照)。ここでは、分割画像が作成する前にクリッカブルマップを作成しているが、分割画像作成後に分割画像を用いてクリッカブルマップを作成してもよい。
メール送信手段34は、所定のプロトコル(SMTP:Simple Mail Transfer Protocol)を用いてメールを宛先に送信する機能である。メール送信手段34が送信するメールは異常検出を該当する契約者に通知するものであり、所定の雛形文章を有しており、その雛形文章内の一部は動的に変化する部分を含む。動的に変化する部分とは、縮小変換手段36により作成される縮小画像を含むクリッカブルマップのWebページのURLである。この縮小画像を含むクリッカブルマップのWebページのURLをリンクとするメール本文を作成してメール送信手段34がメール送信する。
先頭画像取出手段35は、動画像情報受信手段31が受信した動画像を取り出し、その動画像の先頭フレームを先頭画像として取り出す機能である。図5(a)に示すように、動画像は複数のフレームからなり、その先頭フレームを先頭画像取出手段35が取り出す。具体的には、動画像は所定のフォーマットからなり、フレーム始まりからそのフレーム終わりまでをフレーム区切で識別してワンフレームを取り出す。
縮小変換手段36は、先頭画像取出手段35が取り出した先頭画像を携帯電話60の表示に合致するように画像縮小する機能である。画像縮小は幾何学的変換(拡大、回転、歪み補正など)の一種であり、周知・慣用技術であるため、詳細な説明は省略する。図5(a)に示すように、取り出された先頭フレームを所定縮小画像サイズに画像縮小する。例えば、携帯のディスプレイのサイズが240×320である場合に、ブラウジング時に使用できる領域は240×260とし、所定縮小画像サイズを160×120とする。そうすると、動画像のピクセルサイズが320×240の場合には、縦比1/2、横比1/2の画像縮小を行って1/4サイズの縮小画像にする。動画像情報受信手段31が受信する動画像の画像サイズが複数ある場合には、それぞれの画像サイズに適した所定縮小画像サイズを設定することが望ましい。つまり、縮小変換手段36は処理対象となる画像サイズに応じて縮小比で画像縮小する。
画像分割手段37は、先頭画像取出手段35が取り出した先頭画像を携帯電話60の表示に合致するように静止画像を分割する機能を有する。矩形画像を矩形に分割する場合には例えば分割画像の頂点((x1、y1)、(x2、y2)、(x3、y3)、(x4、y4))を指定することで分割処理がなされる。分割画像の頂点を分割数から求めることもできる。行も列も同じ個数である場合には、4[個]、9[個]、16[個]、…、k[個]である。画像の縦のピクセル列、横のピクセル列をそれぞれkの平方根で除算することで分割画像の縦横のピクセル数が求まる。これによりそれぞれの分割画像の頂点を求めることができ、画像を分割することができる。なお、CCDカメラ10から送信される動画像の画像サイズは少なくとも受信時に判明し(例えば、160×120、320×240、640×480)、それぞれの画像サイズ及び/又は分割数に応じた分割画像の座標位置が判明する。所定分割画像サイズを160×120とすると、160×120サイズの先頭フレーム画像はそのまま、320×240サイズの先頭フレーム画像は2×2で4つの分割画像、640×480サイズの先頭フレーム画像は3×3で9つの分割画像となる。
アップロード手段38は、指定されたURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域にWebページ(htmlファイル、画像ファイル)をアップロードする機能を有する。通常、FTP(File Transfer Protocol)上でID及びパスワードを用いて実行される。
DB操作手段39は、データベースに合致した照会言語で検索条件を表現してデータベース70,71に対して問い合せ行い、顧客情報データベース70が検索して送り出した問い合せ結果を受け取る機能を有する。具体的には、DB操作手段39は、前説した通り、顧客情報データベース70に問い合せてある顧客IDに該当する顧客情報を取得する他、画像データベース71に動画像を少なくとも顧客(顧客ID)と関連付けて追加する。
図4(c)はコンピュータのハードウェア構成の一例である。このような一例となるコンピュータに異常検出サーバ30は異常検出サーバプログラムをインストールされて構築される。また、このコンピュータの構成は、異常検出サーバ30が構築されるコンピュータのハードウェア構成の一例を示すだけでなく、データベース40、41(データベースサーバ)が構築されるコンピュータの一例でもあり、WWWサーバ50が構築されるコンピュータの一例でもある。
[1.4 携帯電話]
携帯電話60は、メール受信手段61、メール表示手段62、ブラウザ手段63を含む。
メール受信手段61は、所定のプロトコル(POP3:Post Office protocol version 3、IMAP4:Internet message access protocol 4)を用いてメールを自己宛のメールを受信する機能である。
メール表示手段62は、契約者の要求に応じてメール受信手段61で受信したメールを携帯電話60のディスプレイにメール内容を表示する機能である。
ブラウザ手段63は、契約者の要求に応じて指定されたURL及びリンクしているWebページ、画像などのコンテンツをWWWサーバ50から取得して表示する機能である。
図4(d)は携帯電話のハードウェア構成の一例である。
[2.動作]
[2.1 契約者側事前セッティング]
異常検出サーバ30、顧客情報データベース70、画像データベース71及びWWWサーバ50はシステム運用会社において既に構築して設定済みであるとする。
携帯電話60を契約している契約者は、異常検出システムの利用に際し、顧客情報を異常検出システムの運用会社に提出している。顧客情報は、氏名、住所、電話番号、年齢、性別、携帯電話メールアドレスなどの一般的な個人の属性であり、この申込に対してシステム運用会社は顧客を一意に識別可能な顧客ID、顧客毎のWebページにアクセスするためのログインID及びパスワードを付与して顧客情報データベース70に追加している。システム運用会社は、顧客IDが設定されたCCDカメラ10を必要に応じてブロードバンドルータ20と共に申込した契約者に対して郵送する。
申込をした顧客は、郵送されてきたCCDカメラ10及びブロードバンドルータ20を取り出す。ブロードバンドルータ20のWAN側ポートとISPのモデムのポートをLANケーブルで接続する。ブロードバンドルータ20の電源を入れる。
CCDカメラ10の電源を入れると、UPnP機能により、ブロードバンドルータ20とで自動的に設定がなされる。ブロードバンドルータ20のポートマッピングは、CCDカメラ10のローカルアドレス及びポート番号と、CCDカメラ10のグローバルアドレス及びポート番号が関連付けられてテーブルとして保持している。
この時点でCCDカメラ10は外部へアクセス、又は、外部からのアクセスが可能となっている。CCDカメラ10はISP経由で異常検出サーバ30と通信可能となっている。
より詳細に説明すると、次の箇条書きの通りとなる。
<1>CCDカメラ10とブロードバンドルータ20を接続する
<2>CCDカメラ10が自分の接続をブロードバンドルータ20に通知する
<3>ブロードバンドルータ20からDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)でカメラにIPアドレスが割り当てられる
<4>ブロードバンドルータ20からCCDカメラ10に、問い合わせを行う
どんな機能を持っているのか?あなたは何者?
<5>CCDカメラ10カメラからブロードバンドルータ20に情報が返される
・使用するポート
・カメラ機能あり、赤外線あり、など
・何番目のカメラか(複数台接続可能)
<6>ブロードバンドルータ20はCCDカメラ10から返ってきた情報を蓄積する
※ブロードバンドルータ20に問い合わせがあると、この情報を異常検出サーバ30に返す。異常検出サーバ30からの要求についても、ブロードバンドルータ20が誰に渡すべきかを考え、振り分ける。
<7>ブロードバンドルータ20はCCDカメラ10のポートを開放する
ポートマッピングは、少なくとも内部アドレス、内部ポート、外部アドレス、外部ポートからなり、CCDカメラ10のそれぞれの値が格納される。CCDカメラ10が送り出すパケットの送信元アドレス、ポートがそれぞれ内部アドレス、内部ポートであり、ブロードバンドルータ20によりそれぞれ外部アドレス、外部ポートに置換され、ブロードバンドルータ20が管理する内部ネットワークから外部ネットワークへパケットが送出される。一方、外部ネットワークからブロードバンドルータ20の管理下の内部ネットワークへのパケットは、逆に、ブロードバンドルータ20により送信先アドレス、ポートが外部アドレス、外部ポートから内部アドレス、内部ポートに置換される。
[2.2 CCDカメラの起動動作]
CCDカメラ10はデフォルトで異常検出動作が「OFF」となっているため、契約者は携帯電話を用いてCCDカメラ10を「ON」にする必要がある。デフォルトで「OFF」となっているのは、電源を入れた時点で異常検出動作となって契約者を撮像しても利便性に乏しく、その前に携帯電話60による異常検出機能の「ON」「OFF」が適切になされるのかも含めてテストを行うことが望ましいからである。
携帯電話60には前記CCDカメラ10が契約者に送り届けられる前までにWWWサーバ50の契約者毎のCCDカメラ10を制御するためのWebページへのログインページのURL(「http://jp.fujitsu.com/malfunction-detection/cameracontrol/onoff.html」)が含まれるメールが異常検出サーバ30より顧客情報データベース70から契約者の携帯電話60のメールアドレスを取得して送信される。
契約者は携帯電話60を用いてメール内のログインページのURLにアクセスし、ログインページ(login.html)でのログインID及びパスワードを用いた認証を経てカメラ制御用Webページ(onoff.html)が携帯電話60のディスプレイに表示される。カメラ制御用Webページでは、CCDカメラ10の異常検出動作状態(「ON」「OFF」)、ズーム状態(X1〜X4)、パン状態(左右方向[°])、チルト状態(上下方向[°])、メール通知状態(「通知する」「通知しない」)、動画像の画像サイズ(「160×120」「320×240」「480×360」)、動画像の画像サイズ毎の画像分割数(画像サイズ毎に「2×2」「3×3」「4×4」)、メール通知間隔(「検出後すぐに」「所定時間間隔毎1回のみ」「1回目は直後に、それから所定時間内の2回目以降はまとめて通知」)が変更可能に表示されている。変更可能に表示とは、例えば、異常検出動作状態及びズーム状態がラジオボタンにて実装され、パン状態及びチルト状態がテキストボックスにて実装されることで契約者がGUIを通して設定を変更することを可能としつつ表示することである。なお、このカメラ制御用Webページへのリンクは携帯電話の記憶領域に記録して、いつでもアクセスできるようにしておくことが望ましい他、以降の説明で携帯電話で表示されるコンテンツ上でリンクとして表示されることが望ましい。
契約者がカメラ制御用Webページで設定が完了して「OK」ボタンを押下すると、HTTPプロトコルを通してWWWサーバ50に設定内容が送信される。WWWサーバ50(又はWWWサーバのアドイン)が設定内容に従った制御命令を契約者のCCDカメラ10に送信する。契約者のCCDカメラ10の宛先アドレス及びポート番号は、CCDカメラ10が異常検出サーバ30と通信可能となった時点でCCDカメラ10が顧客IDと共に顧客情報データベース70に登録され、WWWサーバ50(又はWWWサーバのアドイン)が顧客情報データベース70にアクセスすることで取得することができ、また、異常検出サーバ30を介しても取得することができる。CCDカメラ10は定期的に自己の宛先アドレス及びポート番号の通知を行う。通知を受けた異常検出サーバ30は顧客IDに該当する顧客情報の宛先アドレス及びポート番号を更新する。そうすることにより、ISPから動的にIPアドレスが付与される場合であってもCCDカメラ10とWWWサーバ50が通信可能となる。ここでは、WWWサーバ50(又はWWWサーバのアドイン)がCCDカメラ10へ制御命令を送信する構成を示したが、WWWサーバ50(又はWWWサーバのアドイン)が異常検出サーバ30にCCDカメラ10へ制御命令を送信することを依頼する構成であってもよい。
CCDカメラ10は受信した制御命令に従って動作する。例えば、デフォルトで異常検出動作状態が「OFF」であったCCDカメラ10が、契約者の指定により異常検出動作状態が「ON」となる。
[2.3 異常検出動作]
図6は本実施形態に係る異常検出システムの動作フローチャートである。
異常検出動作「ON」状態において、CCDカメラ10の動き検出手段11は動きを検出したか否かを判断し(ステップS101)、動きがないと判断した場合にはステップS101に戻る。前記ステップ101において、動きがあると判断した場合には撮像手段12が撮像する(ステップS102)。
撮像手段12が撮像している動画像はリアルタイムに無線通信手段13により顧客IDを付与した動画像情報となって異常検出サーバ30宛に送出される(ステップS103)。CCDカメラ10から送出された動画像情報はブロードバンドルータ20の通信手段21が受信し、送信元アドレス及びポート番号をアドレス及びポート変換してその宛先からルーティングテーブルを参照してWAN側ポートに転送する(ステップS111)。なお、顧客IDは常に動画像情報に含めてもよいが、最初の動画像情報のみに顧客IDを付与してもよいし、セッションを成立させる場合にはセッション成立初期段階で顧客IDのみを通知する構成であってもよし、前説したようにCCDカメラ10の宛先アドレス及びポート番号を通知して顧客情報データベースに更新しているので送信元アドレス及びポート番号から顧客情報を特定して顧客IDを用いない構成であってもよい。
ステップ103後、動き検出手段11は今度は動きが停止したか否かを判断し(ステップS104)、動きが停止していないと判断した場合にはステップS102に戻る。ステップS104で動きが停止していると判断した場合には撮像手段12が撮像を停止し(ステップS105)、ステップS101に戻る。
ブロードバンドルータ20、ISPのネットワークなどを介してCCDカメラ10から送出された動画像情報を異常検出サーバ30の動画像情報受信手段31が受信する(ステップS121)。ブロードバンドルータ20が接続している外部ネットワークにもよるが、例えば、複数のISPのネットワークを介して異常検出サーバ30に動画像情報が送り届けられる。
利用者特定手段32が動画像情報から顧客IDを取り出し(ステップS122)、DB操作手段39を介して顧客情報データベース70にアクセスして取り出した顧客IDに該当する顧客情報を取得する(ステップS123)。
URL生成手段40は、特定された顧客の今回の異常検出におけるURL(縮小画像のWebページのURL、縮小画像のURL、分割画像のURL)を生成する(ステップS124)。
メールアドレス取得手段33は、利用者特定手段32が取得した顧客情報から携帯電話60のメールアドレスを取得する(ステップS125)。
メール送信手段34は、雛形文章及びURL生成手段40が生成したクリッカブルマップを含むWebページのURLからメール本文を作成してSMTPで宛先を取得したメールアドレスにしてメール送信する(ステップS126)。送信されたメールは、インターネットを介してキャリア網のパケットデータ処理装置などを始めとして最終的に現在契約者が位置する場所をエリアとするセルの基地局が電波として携帯電話60に送信する。携帯電話60はメールを受信し(ステップS131)、メールの受信通知を報知する。
前記ステップS125後、異常検出サーバ30の先頭画像取出手段35は、動画像情報受信手段31が受信した動画像情報から動画像を取り出し、その動画像の先頭フレームを先頭画像として取り出す(ステップS141)。
縮小変換手段36は、先頭画像取出手段35が取り出した先頭画像を携帯電話60の表示に合致するように所定縮小画像サイズに画像縮小する(ステップS142)。
クリッカブルマップ作成手段41は、分割画像に対応して用意されるURL、縮小画像及び所定分割画像サイズからクリッカブルマップを含むWebページを作成し、アップロード手段38は縮小画像に対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域にWebページ(htmlファイル、画像ファイル)をアップロードする(ステップS143)。WWWサーバ50は指定された記憶領域に渡されたWebページを記録する(ステップS144)。
画像分割手段37は、先頭画像取出手段35が取り出した先頭画像を所定分割画像サイズに画像を分割する(ステップS145)。
アップロード手段38は、分割画像に対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域に分割画像ファイルをアップロードする(ステップS146)。WWWサーバ50は分割画像ファイルを指定記憶領域に記録する(ステップS147)。
前記先頭画像取出手段35が取り出した動画像はCCDカメラ10から継続してリアルタイムに送信されることから、動画像情報から動画像を取り出して既に取り出して一時的に記憶している動画像の後ろに追加する(ステップS148)。動画像情報の受信完了か否かを動画像情報受信手段31が判断し(ステップS149)、受信完了であれば一時記憶している動画像をDB操作手段38が画像データベース71に追加する(ステップS150)。前記ステップS149で受信完了でないとステップS148に戻る。
前記ステップS131後のメールの受信通知の報知に気付いた契約者は、携帯電話60を操作し、それに応じてメール表示手段62が新たに受信された異常検出通知のメールを表示する(ステップS161)。折り畳み型携帯電話60の正面図の一例が図7(a)であり、前記ステップS161による表示は図7(b)となる。件名が「異常検出通知」とあり、契約者は異常検出システムの異常検出の通知であることを把握することができる。メール本文の下側には、リンクがはられたテキスト「画像を見る」が示されている。契約者はかかるリンクに対して携帯電話60により所定操作を行うと、ブラウザ手段63がこの所定操作を受け付け(ステップS162)、リンクに係るURLが含まれてGET要求がWWWサーバ50になされる(ステップS163)。
WWWサーバ50は携帯電話60からのGET要求を受信し(ステップS171)、GET要求内のURLに対応するリソースをGET要求を行った携帯電話60に送信する(ステップS172)。なお、このGET要求を受諾する前に、前説した[2.2 CCDカメラの起動動作]での認証を実行することが望ましい。
携帯電話60はWWWサーバ60から送信されてきたリソースをディスプレイに表示する。以降、契約者の携帯電話60の操作に応じてステップS162ないしステップS181が繰り返される。この処理の繰り返しにより、例えば、図7(b)のリンクから図7(c)のクリッカブルマップの縮小画像のWebページが表示され、さらに、クリッカブルマップのリンクの一つを選択することでそのリンクに対応する図7(d)の分割画像が表示される。
[3.本実施形態の効果]
このように本実施形態に係る異常検出システムによれば、各契約者の家にCCDカメラ10及びブロードバンドルータ20を外部ネットワークと接続可能に設置すると、異常検出サーバ30及びWWWサーバ50と協働し、CCDカメラ10から送信されてくる動画像のフレームを静止画として取り出し、縮小画像にして該当する契約者の携帯電話に配信すると共に、縮小画像の一部分を拡大して見る場合には元の静止画の一部を配信するので、特別に高価な機器要することなく契約者毎に汎用的な機器を設置し、異常検出時に動画像を運用会社のサーバで収集して画像処理して該当する契約者に対して配信することができ、安価で且ついつでもどこでも異常検出の情報を獲得することができるという効果を有する。
なお、本実施形態では、CCDカメラ10から送信される動画像を構成する静止画像の縮小画像に対する同静止画像の分割画像へのリンクが形成されたクリッカブルマップのURLを異常検出通知として携帯電話10に通知した後に、顧客の要望に応じて縮小画像のクリッカブルマップを表示したり、さらに、そのクリッカブルマップを通じて分割画像を表示する構成としたが、クリッカブルマップを使用することなく、静止画像を提供したり、縮小画像を提供したり、分割画像を提供したりすることもできることは本実施形態の説明をもってすれば所謂当業者にとって明らかである。クリッカブルマップを使用しない静止画像の提供は、異常検出サーバ30が、動画像から静止画像を取得してそのリンクを異常検出通知として携帯電話10に送信すると共に、その静止画像をそのリンクに係るURLを指定してWWWサーバ50にアップロードすることで構成することができる。クリッカブルマップを使用しない縮小画像の提供は、異常検出サーバ30が、動画像から縮小画像を取得してそのリンクを異常検出通知として携帯電話10に送信すると共に、その縮小画像をそのリンクに係るURLを指定してWWWサーバ50にアップロードすることで構成することができる。クリッカブルマップを使用しない分割画像の提供は、異常検出サーバ30が、動画像から分割画像を取得してその少なくとも一つのリンクを異常検出通知として携帯電話10に送信すると共に、その分割画像の少なくとも一つのリンクに係るURLを指定してWWWサーバ50にアップロードすることで構成することができる。
(本発明の第2の実施形態:動画提供)
[1.システム構成]
図8は本実施形態に係る異常検出システムの異常検出サーバのモジュール構成図である。なお、異常検出サーバ以外の異常検出システムの構成要素は図4と同様であるため、省略している。
本実施形態に係る異常検出システムは、前記第1の実施形態と同様に構成され、異常検出サーバ30が、画像分割手段37及びクリッカブルマップ作成手段41を用いることなく、新たに動画像分割手段81、サムネイル生成手段82を備えることを異にする構成である。
動画像分割手段81は、動画像情報受信手段31が受信した動画像情報から動画像を取り出し、所定時間分の動画像を取得する機能を有する。前説した通り、動画像は複数フレームからなっており、例えば、1秒間30フレームからなる動画像があり、この場合において動画像分割手段21は所定時間が5秒である場合には150フレーム(=30[fps]×5[s])の動画像を取り出すことで所定時間分の動画像である分割動画像を取得することができる。図9は本実施形態に係る異常検出システムの動画像処理の説明図である。動画像分割はフレームが1からnまであるとき、所定時間分のフレームをkとした場合には1ないしkまでのフレームが第1の分割動画像、k+1ないし2kが第2の分割動画像、2k+1ないし3kが第3の分割動画像、…となる(図9(a)参照)。その第1の分割動画像からフレーム1を、第2の分割動画像からフレームk+1を、第3の分割動画像からフレーム2k+1を、…を先頭画像取出手段35が取り出し、サムネイル用に使用する(図9(b)参照)。なお、本実施形態形態では、先頭のフレームを取得しているが、途中のフレーム、最後のフレームを取得した構成であってもよい。ただし、取り出すフレームの分割動画像における位置は共通であることが望ましい。
サムネイル生成手段82は、縮小変換手段36により画像縮小された縮小画像をサムネイルとするサムネイルWebページを分割動画像に対応して用意されるURLを用いて生成する機能を有する。生成したサムネイルWebページには複数縮小画像が原則として動画像における縮小画像のフレーム位置順に従って並んで配置されている。
図9(c)に示すようにサムネイルWebページではサムネイル用の各分割動画像の縮小先頭画像が使用され、その各分割動画像の縮小先頭画像にはそれぞれの分割動画像へのリンクがはられている。
図9(d)はサムネイルWebページ(reducedscreen.html)、分割動画像(splitmovie?.mpg)を含めたWWWサーバ50のサイト構成である。
[2.動作]
図10は本実施形態に係る異常検出システムの動作フローチャートである。
前記第1の実施形態に係る異常検出システムの[2.1 契約者側事前セッティング]及び[2.2 CCDカメラの起動動作]は同様であるため、説明を省略する。異常検出サーバ30の異常検出動作について、重複するステップS121ないしステップ126を除き以下説明する。なお、ステップS124でURL生成手段40により生成されるURLは、サムネイルWebページのURL、分割動画像のURLである。
ステップS126で携帯電話に異常検出通知をメールにて行った後に、動画像分割手段81は動画像情報受信手段31が受信した動画像情報から動画像を取り出し、取り出した動画像が所定時間分あるか否かを判断すると共に、動画像情報受信手段31が受信完了か否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201で、動画像分割手段81が動画像が所定時間分あると判断した場合、または、動画像情報受信手段31が受信完了であると判断した場合には、動画像分割手段81が所定時間分又はそれ未満の分割動画像として複製する(ステップS202)。
先頭画像取出手段35は、分割動画像の先頭フレームを先頭画像として取り出す(ステップS203)。
アップロード手段38は、分割動画像に対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域に分割動画像をアップロードする(ステップS204)。このアップロードを受け、WWWサーバ50は指定された記憶領域に渡された分割動画像を記録する(ステップS205)。
縮小変換手段36は、先頭画像取出手段35が取り出した先頭画像を携帯電話60の表示に合致するように所定縮小画像サイズに画像縮小する(ステップS206)。なお、縮小変換手段36により分割動画像を画像縮小した後に、前記ステップS204のようにアップロードすることもできる。
サムネイル生成手段82は、縮小変換手段36により画像縮小された縮小画像を記録すると共に、既に記録している縮小画像と合わせてサムネイルWebページを生成する(ステップS207)。
アップロード手段38は、サムネイルWebページに対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域にサムネイルWebページをアップロードする(ステップS208)。このアップロードを受け、WWWサーバ50は指定された記憶領域に渡されたサムネイルWebページを記録する(ステップS209)。既に、Webページが記録されている場合もあるが、上書き記録する。
前記動画像分割手段35が取得した分割動画像はCCDカメラ10から継続してリアルタイムに送信されて次々に取得されることから、新たに取得した分割動画像を既に取得して一時的に記憶している動画像の後ろに追加する(ステップS210)。動画像情報の受信完了か否かを動画像情報受信手段31が判断し(ステップS211)、受信完了であれば一時記憶している動画像をDB操作手段38が画像データベース71に追加する(ステップS212)。前記ステップS211で受信完了でないとステップS201に戻る。
ステップS201ないしステップS211の処理が動画像情報を受信開始してから動画像を受信完了するまで繰り返し実行されることにより、分割動画像は順次アップロードされ、サムネイルWebページも徐々にサムネイルが追加されて更新されるので、たとえ、契約者からの携帯電話を用いたWWWサーバ50へのサムネイルWebページ又は分割動画像の要求が早急であってもその要求時点のサムネイルWebページ及び分割動画像はWWWサーバ50で配信可能となっている。
[3.本実施形態の効果]
本実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様に異常検出時に異常検出通知を該当する契約者が受けることができるだけでなく、異常検出期間内の動画像の所定間隔のフレームを画像縮小化した縮小画像をサムネイル表示し、そのサムネイル表示から異常検出時のCCDカメラ10近傍の様子を時系列的におおまかに把握するだけでなく、選択したサムネイルを先頭フレームとする分割動画像の配信を受けることができ、経済的に必要な分割動画像のみを閲覧することができるという効果を有する。
なお、本実施形態においては、異常検出サーバ30が、動画像を構成する分割動画像の縮小画像に分割動画像へのリンクを形成してなるサムネイルのURLを異常検出通知に含ませて該当する顧客の携帯電話60にメール送信すると共に、分割動画像とサムネイルをそれぞれのURLを指定してWWWサーバ50にアップロードする構成であるが、サムネイルを通すことなく該当顧客に分割動画像を提供する構成とすることができることは、本実施形態の説明をもってすれば所謂当業者であれば明らかである。つまり、異常検出サーバ30が動画像を構成する分割動画像のリンクを異常検出通知に含ませて該当する顧客の携帯電話60にメール送信すると共に、分割動画像をそのURLを指定してWWWサーバ50にアップロードする構成を採ることで実現することができる。
(本発明の第3の実施形態:静止画及び動画提供)
[1.システム構成]
本実施形態に係る異常検出システムは、前記第1の実施形態に係る異常検出システムの機能と前記第2の実施形態に係る異常検出システムの機能を組み合わせたことを異にする構成である。つまり、契約者が原動画像サイズの分割画像を取得可能であると共に、分割動画像も取得可能とする。
[2.動作]
図11は本実施形態に係る異常検出システムの動作フローチャートである。
前記第1の実施形態に係る異常検出システムの[2.1 契約者側事前セッティング]及び[2.2 CCDカメラの起動動作]は同様であるため、説明を省略する。
異常検出サーバ30の異常検出動作について、重複するステップS121ないしステップ126を除き以下説明する。なお、ステップS124でURL生成手段40により生成されるURLは、分割画像のURL、サムネイルWebページのURL、分割動画像のURLである。
ステップS126で携帯電話60に異常検出通知をメールにて行った後に、動画像分割手段81は動画像情報受信手段31が受信した動画像情報から動画像を取り出し、取り出した動画像が所定時間分あるか否かを判断すると共に、動画像情報受信手段31が受信完了か否かを判断する(ステップS301)。
ステップS301で、動画像分割手段81が動画像が所定時間分あると判断した場合、または、動画像情報受信手段31が受信完了であると判断した場合には、動画像分割手段81が所定時間分又は未満の分割動画像として複製する(ステップS302)。
先頭画像取出手段35は、分割動画像の先頭フレームを先頭画像として取り出す(ステップS303)。
画像分割手段37は、取り出した先頭画像を所定分割画像サイズに画像を分割する(ステップS311)。
アップロード手段38は、分割画像に対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域に分割画像ファイルをアップロードする(ステップS312)。WWWサーバ50は指定された記憶領域に渡された分割画像ファイルを記録する(ステップS313)。
縮小変換手段36は、動画像分割手段81が取り出した分割動画像の全フレームを携帯電話60の表示に合致するように所定縮小画像サイズに画像縮小する(ステップS321)。なお、ここでは静止画像を縮小するために用いた縮小変換手段36を用いたが、動画像専用を専用に縮小する動画像縮小変換手段を用いてもよい。
アップロード手段38は、縮小分割動画像に対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域に縮小分割動画像をアップロードする(ステップS322)。このアップロードを受け、WWWサーバ50は指定された記憶領域に渡された分割動画像を記録する(ステップS323)。
先頭画像取出手段35は縮小分割動画像の先頭画像を取り出す(ステップS324)。
サムネイル生成手段82は、先頭画像取出手段35による縮小先頭画像を記録すると共に、既に記録している縮小先頭画像及び縮小分割動画像に対応して用意されるURLと合わせてサムネイルWebページを生成する(ステップS325)。ここでは、前記第2の実施形態のようにサムネイル画像に直接分割動画像のリンクを形成するのではなく、サムネイル画像の底部に位置する分割動画像のテキストリンクを形成する。
クリッカブルマップ作成手段41は、縮小先頭画像、分割画像のURL及び所定分割画像サイズからクリッカブルマップをサムネイルWebページに追加する(ステップS326)。
アップロード手段38は、サムネイルWebページに対応して用意されるURLに対応するWWWサーバ50の記憶領域にサムネイルWebページをアップロードする(ステップS327)。このアップロードを受け、WWWサーバ50は指定された記憶領域に渡されたサムネイルWebページを記録する(ステップS328)。
前記動画像分割手段35が取得した分割動画像はCCDカメラ10から継続してリアルタイムに送信されて次々に取得されることから、新たに取得した分割動画像を既に取得して一時的に記憶している動画像の後ろに追加する(ステップS329)。動画像情報の受信完了か否かを動画像情報受信手段31が判断し(ステップS330)、受信完了であれば一時記憶している動画像をDB操作手段38が画像データベース71に追加する(ステップS331)。前記ステップS330で受信完了でないとステップS301に戻る。
図12は本実施形態に係る携帯電話での表示説明図である。
図12(a)に示すようにサムネイル表示は前記第2の実施形態と異なり、スクロールする領域も含めてサムネイル表示を行っている。このサムネイル表示上のサムネイル画像はクリッカブルマップとなっており、フレーム1のサムネイル画像のある部分を契約者が携帯電話60上で操作することで図12(b)の操作に対応する領域の元画像の分割画像が表示される。一方、サムネイル画像の下方向に配置しているテキストリンク「動画像」を押下することで上方向のサムネイル画像に係る縮小分割動画像が再生される(図12(c)参照)。図12(c)の縮小分割動画像の再生領域の下方向に配置している「次へ」のリンクを押下することで図12(c)で再生された縮小分割動画像の次の縮小分割動画像が図12(d)に示すように再生される。
[3.本実施形態の効果]
本実施形態に係る異常検出システムによれば、縮小分割動画像と、サムネイル表示可能に縮小分割動画像の先頭フレームと、サムネイルの元画像の分割画像とをWWWサーバで配信可能とし、契約者の携帯電話を用いた要求に応じてサムネイル表示から縮小分割動画像又はサムネイルの元画像の分割画像を配信することで異常検出時の様子をより正確に把握することができる。
(その他の実施形態)
[CCDカメラの複数設置]
前記各実施形態においては、CCDカメラ10は説明の便宜上一つを例として説示したが、複数のCCDカメラ10を契約者の自宅に配置し、複数領域を監視対象とすることもできる。この場合において、異常検出サーバ30への動画像情報が同時に二つのCCDカメラ10から送信された場合に、送信元アドレスは同一であるかもしれないが、少なくともポート番号が異なり異常検出サーバ30での処理が重複することはない。なお、動画像情報にCCDカメラ10を少なくとも同一契約者内で識別可能な情報を含めることもでき、予めCCDカメラ10に設定しておく。そのCCDカメラ識別情報と設置場所を対応させて顧客情報データベース70に登録することが好ましい。そうすることで、携帯電話60に異常検出時に、縮小画像のクリッカブルマップのWebページ、分割画像、サムネイル表示のWebページ又は分割動画像を表示すると共に、その表示に係るCCDカメラ10の設置場所を表示することもできる。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
本発明についての静止画像のクリッカブルマップを通じた提供の概念説明図である。 本発明についての動画像のサムネイルを通じた提供の概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る異常検出システムのネットワーク構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る異常検出システムの構成要素のモジュール構成図及びハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る異常検出システムの画像処理及びリンク説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る異常検出システムの動作フローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る異常検出システムの携帯電話表示例である。 本発明の第2の実施形態に係る異常検出システムの異常検出サーバのモジュール構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る異常検出システムの動画像処理の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る異常検出システムの動作フローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る異常検出システムの動作フローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る携帯電話での表示説明図である。
符号の説明
10 CCDカメラ
11 動き検出手段
12 撮像手段
13 無線通信手段
20 ブロードバンドルータ
21 通信手段
30 異常検出サーバ
31 動画像情報受信手段
32 利用者特定手段
33 メールアドレス取得手段
34 メール送信手段
35 先頭画像取出手段
36 縮小変換手段
37 画像分割手段
38 アップロード手段
39 DB操作手段
40 URL生成手段
41 クリッカブルマップ作成手段
50 WWWサーバ
60 携帯電話
61 メール受信手段
62 メール表示手段
63 ブラウザ手段
70 顧客情報データベース
71 画像データベース
81 動画像分割手段
82 サムネイル生成手段

Claims (3)

  1. 動きを検出中に撮像して動画像を作成するカメラと、当該カメラから送信される動画像を受信して画像処理する異常検出サーバと、当該異常検出サーバで画像処理された画像情報のアップロードを受けてコンテンツとして配信可能とするWWWサーバと、前記異常検出サーバからの前記コンテンツのURLを含む異常検出通知を受け、当該異常検出通知のURLを用いて該当するコンテンツを前記WWWサーバから受信して表示する携帯電話とを備え、
    前記カメラは、
    撮像領域の動きを検出する動き検出手段と、
    当該動き検出手段が動きを検出している間撮像して動画像を作成する撮像手段と、
    当該撮像手段が作成した動画像を顧客識別可能にリアルタイムに異常検出サーバに送信する通信手段とを備え、
    前記異常検出サーバは、
    動画像を顧客識別可能に受信して識別されている顧客について顧客情報を記録する顧客情報記憶手段から顧客情報に含まれる顧客の携帯電話のメールアドレスを取得するメールアドレス取得手段と、
    当該取得した顧客の携帯端末のメールアドレスに対して前記WWWサーバで配信可能とされる該当顧客の動画像を構成する静止画像の縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツのURLを含めて異常検出通知としてメール送信するメール送信手段と、
    前記受信した動画像から所定時間分の動画像である分割動画像を作成する動画像分割手段と、
    当該作成した分割動画像から動きの速さ及び/又は範囲の程度が大きい時点の静止画像を取得する静止画像取得手段と、
    当該取得した静止画像を縮小変換する縮小変換手段と、
    当該縮小変換された縮小画像に係る分割動画像を含むコンテンツのリンクと当該リンク近傍に配置された該当する縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツを作成するサムネイル生成手段と、
    コンテンツを指定したURLでWWWサーバが配信可能となるようにコンテンツを送信するアップロード手段とを備え、
    当該アップロード手段が、前記WWWサーバにサムネイルを含むコンテンツのURLを指定して送信し、また、前記作成した分割動画像をWWWサーバに分割動画像のコンテンツのURLを指定して送信し、
    前記携帯電話は、
    前記異常検出サーバからの異常検出通知をメール受信するメール受信手段と、
    当該受信した異常検出通知を表示するメール表示手段と、
    契約者からの操作に応じて当該操作に係るコンテンツのURLを指定して前記WWWサーバにコンテンツを要求し、当該要求に対するWWWサーバからのコンテンツを表示するブラウザ手段とを備える異常検出システム。
  2. 動きを検出中に撮像して動画像を作成するカメラから送信される動画像を受信して画像処理する異常検出サーバであって、
    画像を顧客識別可能に受信して識別されている顧客について顧客情報を記録する顧客情報記憶手段から顧客情報に含まれる顧客の携帯電話のメールアドレスを取得するメールアドレス取得手段と、
    当該取得した顧客の携帯端末のメールアドレスに対して前記WWWサーバで配信可能とされる該当顧客の動画像を構成する静止画像の縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツのURLを含めて異常検出通知としてメール送信するメール送信手段と、
    前記受信した動画像から所定時間分の動画像である分割動画像を作成する動画像分割手段と、
    当該作成した分割動画像から動きの速さ及び/又は範囲の程度が大きい時点の静止画像を取得する静止画像取得手段と、
    当該取得した静止画像を縮小変換する縮小変換手段と、
    当該縮小変換された縮小画像に係る分割動画像を含むコンテンツのリンクと当該リンク近傍に配置された該当する縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツを作成するサムネイル生成手段と、
    コンテンツを指定したURLでWWWサーバが配信可能となるようにコンテンツを送信するアップロード手段とを備え、
    当該アップロード手段が、前記WWWサーバにサムネイルを含むコンテンツのURLを指定して送信し、また、前記作成した分割動画像をWWWサーバに分割動画像のコンテンツのURLを指定して送信する異常検出サーバ
  3. 動きを検出中に撮像して動画像を作成するカメラから送信される動画像を受信して画像処理する異常検出サーバとしてコンピュータを機能させるための異常検出サーバプログラムであって、
    画像を顧客識別可能に受信して識別されている顧客について顧客情報を記録する顧客情報記憶手段から顧客情報に含まれる顧客の携帯電話のメールアドレスを取得するメールアドレス取得手段、
    当該取得した顧客の携帯端末のメールアドレスに対して前記WWWサーバで配信可能とされる該当顧客の動画像を構成する静止画像の縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツのURLを含めて異常検出通知としてメール送信するメール送信手段、
    前記受信した動画像から所定時間分の動画像である分割動画像を作成する動画像分割手段、
    当該作成した分割動画像から動きの速さ及び/又は範囲の程度が大きい時点の静止画像を取得する静止画像取得手段、
    当該取得した静止画像を縮小変換する縮小変換手段、
    当該縮小変換された縮小画像に係る分割動画像を含むコンテンツのリンクと当該リンク近傍に配置された該当する縮小画像からなるサムネイルを含むコンテンツを作成するサムネイル生成手段、
    コンテンツを指定したURLでWWWサーバが配信可能となるようにコンテンツを送信
    するアップロード手段としてコンピュータを機能させ、
    当該アップロード手段が、前記WWWサーバにサムネイルを含むコンテンツのURLを指定して送信し、また、前記作成した分割動画像をWWWサーバに分割動画像のコンテンツのURLを指定して送信する異常検出サーバプログラム。
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