JP2005229241A - 映像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯情報端末を利用したリアルタイム映像再生に適し、同時に利便性を向上することが可能な映像処理装置を提供する。
【解決手段】 1は映像処理装置としてのサーバーであり、2はサーバー1から配信された動画コンテンツを再生する携帯情報端末としての携帯電話である。サーバー1と携帯電話2とは、インターネットなどの通信回線網3で相互に接続される。サーバー1は、予め格納された動画像データの他、Webカメラ30で撮像したリアルタイム映像を動画コンテンツとして携帯電話2に配信する。その際、複数のWebカメラ30の映像を携帯電話2の画面2a上で4画面分割表示,縮小表示できるようにデータ編集する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像した映像をインターネット経由で配信するWebカメラを利用し、携帯電話やPDAなどの携帯情報端末でのリアルタイム(実時間)再生に適した映像処理装置に関する。また、防犯や工事現場などの状況を監視するためのカメラ監視システムに適した映像処理装置に関する。
昨今の通信技術は急速な進歩を遂げており、とりわけ携帯電話においては、データ通信,Webサイト閲覧機能などの高機能化が進み、従来の通話手段としての利用のみならず携帯情報端末としての地位を確立しつつある。その上、インターネット上で動画データなどの大容量データを高速に配信することが可能となっていることに伴い、インターネット上で配信される動画コンテンツを閲覧するためのメディア端末として、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯情報端末がその手軽さから利用されることが多くなっている。
携帯情報端末に動画コンテンツを配信する従来の映像処理装置としては、特許文献1に開示されるようなものがある。これは、テレビ携帯電話からの配信要求に応じて、メディアファイル制御装置が予めメディアファイル格納装置に蓄積された任意のフォーマットで形成されたメディアファイルから動画コンテンツを生成する。そして、インタフェース変換装置が該動画コンテンツを通信回線としてのテレビ携帯電話網及び交換機装置を介してテレビ携帯電話に配信するものである。このような従来の映像処理装置について、図7を参照しながら説明する。
同図において、1は例えば映画,音楽,スポーツなどの動画コンテンツを記憶,管理及び配信する映像処理装置としてのサーバーであり、2はサーバー1から配信された動画コンテンツを再生する携帯情報端末としての携帯電話である。サーバー1と携帯電話2とは、図示しない携帯電話交換機やプロバイダなどを介してインターネットなどの通信回線網3で相互に接続される。
サーバー1は、動画コンテンツ21を格納,保管する例えばハードディスクなどの大容量記憶装置を有する記憶管理手段10と、通信回線網3に接続しデータを送受信するための通信手段11と、サーバー1内の各構成手段を有機的に結合し、動画コンテンツ21を携帯電話2に配信するための一連の制御を行うサーバー制御手段12とから構成されている。
記憶管理手段10には、任意のデータ形式で生成された動画像データ20が予め動画コンテンツ21として蓄積されている。通信手段11は、携帯電話2からの配信要求を受信する配信要求受信手段11aと、携帯電話2に動画コンテンツ21を配信するための動画コンテンツ配信手段11bとを備え、例えばTCP/IPなどの周知の通信技術により通信回線網3を介してサーバー1と携帯電話2とのコネクション(接続)を確立する。サーバー制御手段12は、配信要求受信手段11aで受信した前記配信要求を受付けて配信対象を判別する配信要求受付手段12aと、配信要求受付手段12aの判別結果に基づき記憶管理手段10から配信対象としての動画コンテンツを読み出す動画コンテンツ読出し手段12bと、配信要求受信手段11a及び動画コンテンツ配信手段11bから構成される通信手段11を制御することにより前記配信要求や動画コンテンツを送受信する通信制御手段12cとを備えている。
そして利用者は、携帯電話2の画面2a上に表示されるメニュー画面(図示せず)などにより、サーバー1の記憶管理手段10に蓄積されている動画コンテンツ21の中から所望のものを選択し配信要求を行う。携帯電話2から送信された配信要求は、通信回線網3を介してサーバー1の通信手段11を構成する配信要求受信手段11aで受信され、サーバー制御手段12に伝達される。該サーバー制御手段12の配信要求受付手段12aは、携帯電話2からの前記配信要求に基づき、前記所望の動画コンテンツを配信対象とする旨を判別結果として動画コンテンツ読出し手段12aに伝達する。動画コンテンツ読出し手段12bは、前記判別結果で指示された動画コンテンツを記憶管理手段10の動画コンテンツ21から読み出し、通信制御手段12cにより配信要求のあった携帯電話2に通信回線網3を介して配信する。以上の一連の制御により、利用者は携帯電話2の画面2aで所望の動画コンテンツを閲覧することが可能となる。
ところで、このような映像処理装置で配信可能な動画コンテンツは上記のようなものに限られず、サーバー1の記憶管理手段10に動画コンテンツ21として格納される動画像データ20が、携帯電話2などの携帯情報端末で再生,表示可能なデータ形式であればどんなものでも配信可能である。したがって、種々の分野に応用でき、例えば防犯カメラなどの撮像手段で撮像した映像を携帯電話2に配信することも可能である。この場合、携帯電話2に配信される動画コンテンツ21としては、特許文献2に開示されるような周知の防犯カメラシステムで録画された映像となる。より詳細にいうと、カメラ装置部から出力される映像信号をビデオ装置により録画したデータを、任意のデータ形式の動画像データ20に変換し、動画コンテンツ21としてサーバー1の記憶管理手段10に格納することにより携帯電話2に配信することとなる。
特開2003−230117号公報 特開平9−154125号公報
しかし、上記のような従来の映像処理装置では、前もって録画された動画像データ20しか動画コンテンツとして配信できないため、リアルタイム性に欠けるという問題があった。したがって、ライブ(生)映像を動画コンテンツとしてリアルタイムに配信することができず、利用者を十分に満足させることができないという不満があった。特に、防犯カメラにより撮像した映像を配信する場合では、ビデオ装置に録画されたものを後から見ることとなるため異常に気づいても対処が遅れることとなり、防犯カメラとしての機能を十分に果たすことができなかった。そのため、防犯カメラでリアルタイム監視するためには防犯カメラに接続したモニターに人員を常に配備する必要があった。したがって、どこにいても状況がリアルタイムで把握できる遠隔監視システムが要求されていた。
また、異なる場所に設置した複数のカメラで撮像した映像の同時閲覧や、映像の録画保存,一次停止,巻き戻しなどビデオ装置並みの利便性向上が求められていた。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、携帯情報端末を利用したリアルタイム映像再生に適し、同時に利便性を向上することが可能な映像処理装置を提供することを第一の目的とする。
また、カメラ監視システムに適し、撮像手段により撮像された映像の変化を迅速に携帯情報端末に報知することが可能な映像処理装置を提供することを第二の目的とする。
本発明の請求項1における映像処理装置では、撮像手段により撮像された撮像データを通信回線網を介して受信する撮像データ受信手段と、携帯情報端末に映像を表示するための動画コンテンツを前記通信回線網を介して送信する動画コンテンツ送信手段と、前記携帯情報端末からの要求に応じて、前記撮像データ受信手段により取り込んだ撮像データから前記動画コンテンツを生成し、前記動画コンテンツ送信手段にリアルタイムで出力する装置制御手段とを備えて構成される。
上記構成によれば、装置制御手段が撮像手段からの撮像データに基づき必要な動画コンテンツを生成し、この動画コンテンツを例えばインターネットなどの通信回線網を介して直接携帯情報端末に送信するため、撮像手段で撮像した映像をどこにいてもリアルタイムで再生,閲覧することができる。また、携帯情報端末からの要求に応じて撮像データを編集し、例えば4分割表示などといった複数の映像を同時に閲覧できるように独自の動画コンテンツを生成することができる。以上から携帯情報端末を利用したリアルタイム映像再生に適し、同時に利便性を向上することが可能な映像処理装置を提供する。
本発明の請求項2における映像処理装置では、前記撮像データの変化を検知する異常検出手段と、前記異常検出手段の変化に応じて前記携帯情報端末に前記通信回線網を介して異常を報知する異常報知手段とを備えた構成としている。
上記構成によれば、異常検出手段が撮像データの変化を検知し、この検知に基づき異常報知手段が異常を判断した場合は、携帯情報端末に電子メールや電話呼び出しなどにより異常を直接報知することができる。したがって、撮像手段により撮像された映像の変化を迅速に携帯情報端末に報知することが可能になる。
本発明は、以上説明したようなものであるから、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明の請求項1における映像処理装置によれば、携帯情報端末によりどこでも手軽にリアルタイム映像を閲覧することができるとともに、複数の映像を同時に閲覧することが可能になる。
本発明の請求項2における映像処理装置によれば、撮像データの変化が携帯情報端末に直接報知されるため、どこにいても迅速に異常を確認し対処することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における映像処理装置の好ましい各実施例を説明する。なお、これらの各実施例において、従来例と同一箇所には同一符号を付し、共通する部分の説明は重複するため極力省略する。
図1は本発明における第一実施例における映像処理装置を利用したシステム構成を示した説明図であり、図2は図1における映像処理装置としてのサーバー1を構成する手段を示したブロック図である。以下、図1及び図2に基づき第一実施例における映像処理装置を利用した動画コンテンツ配信システムについて説明する。
1は各種の動画情報を記憶,管理及び配信する映像処理装置としてのサーバーであり、2はサーバー1から配信された動画コンテンツを再生する携帯情報端末としての携帯電話である。サーバー1と携帯電話2とは、図示しない携帯電話交換機やプロバイダなどを介してインターネットなどの通信回線網3で相互に接続される。
30は例えばCCDカメラなどの撮像手段(図示せず)と、前記撮像手段から出力される撮像信号を所定のデータ形式で撮像データとして生成する撮像データ生成手段(図示せず)と、通信回線網3に接続し撮像データをサーバー1へ送信するための通信手段(図示せず)とを備えたWebカメラであり、例えばゴルフ練習場,歌手のライブ会場などの動画コンテンツとして配信したい映像の撮像場所に設置される。具体的な用途としては、ゴルフ練習場では練習の様子をカメラで録画しスロー再生することにより自分のフォームを確認すること、歌手などのライブ会場ではコンサート,ライブなどの映像を会場にいなくてもリアルタイムで観ることなどが挙げられる。前記撮像データの形式としては、データ容量の縮小化及びデータ送信の高速化から例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)4などの国際規格に準拠して圧縮されたものが好ましい。
本実施例では、従来例と異なりサーバー1に予め格納される動画像データ20の他に、該Webカメラ30で撮像した撮像データ41も動画コンテンツ21として記憶管理手段10に格納,保管し、携帯電話2に配信するようにしている。
サーバー1は、動画コンテンツ21を格納,保管する例えばハードディスクなどの大容量記憶装置を有する記憶管理手段10と、通信回線網3に接続して各種データを送受信するための通信手段11と、各構成手段を有機的に結合し動画コンテンツ21を配信するための一連の制御を行うサーバー制御手段12とから構成されている。
記憶管理手段10には、前もって録画された動画像データ20及びWebカメラ30から受信した撮像データ41が逐次動画コンテンツ21として格納,保管される。通信手段11は、配信要求受信手段11a及び動画コンテンツ配信手段11bの他に、Webカメラ30からリアルタイムで撮像データ41を受信するための撮像データ受信手段11cを備えている。
サーバー制御手段12は、配信要求受付手段12a,動画コンテンツ読出し手段12b,通信制御手段12cの他に、撮像データ受信手段11aで受信した撮像データ41を動画コンテンツ21として記憶管理手段10に格納する撮像データ保存手段12dと、複数のWebカメラ30から受信した複数の撮像データ41を携帯電話2の画面2a上で4画面分割表示(図1の2d,2e)できるよう結合したり、縮小表示(図1の2c,2e)できるよう加工したりといった、動画コンテンツのデータ編集を行う動画コンテンツ編集手段12eとを備えている。またWebカメラ30に、前述したような例えばMPEG4などの国際規格に準拠して圧縮する機能が備わっていない場合には、任意の手段として、撮像データ41を前記国際規格に準拠して圧縮する撮像データ圧縮手段12fを備えてもよい。この撮像データ圧縮手段12fは、撮像データ41を受信する毎に逐次前記国際規格に準拠した所定のデータ形式に圧縮していく。
以下、利用者が動画コンテンツを閲覧する際の手順及び映像処理装置としてのサーバー1の制御フローを図3に基づき説明する。
前提事項として、サーバー1の記憶管理手段10には、前もって録画された動画像データ20及びWebカメラ30から受信した撮像データが動画コンテンツ21として格納,保管されているものとする。ここでは、Webカメラ30から通信回線網3を経由してサーバー1の通信手段11に撮像データ41が送られると、サーバー1のサーバー制御手段12は、通信手段11を構成する撮像データ受信手段11Cから無条件に撮像データ41を取り込んで、これを記憶管理手段10に加工前の動画コンテンツ21として記憶保存する。
利用者は携帯電話2の画面2a上に表示されるメニュー画面(図示せず)などにより、サーバー1の記憶管理手段10に蓄積されている動画コンテンツ21の中から所望のものを選択し配信要求を行う(ステップS100)。携帯電話2から送信された配信要求は、通信回線網3及びサーバー1の配信要求受信手段11aを介してサーバー制御手段12に伝達される(ステップS101)。該サーバー制御手段12の配信要求受付手段12aは、前記携帯電話2からの配信要求に基づき、その配信内容を判別する(ステップS102)。配信内容には動画コンテンツ42として配信する配信対象の他、後述する配信内容変更などが含まれる。
配信対象がWebカメラ30で撮像した映像の場合は、サーバー制御手段12は撮像データ受信手段11cで受信した撮像データ41を動画コンテンツ配信手段11bにリアルタイムで出力し、そのまま動画コンテンツ42とする(ステップS103,S104)。一方、配信対象が動画像データ20の中から選択された場合は、動画コンテンツ読出し手段12bが配信要求受付手段12aの判別結果により指示された動画コンテンツ21を、記憶管理手段10にある動画コンテンツ21から読み出し、動画コンテンツ配信手段11bに出力することで動画コンテンツ42とする(ステップS103,S105)。そして、いずれの場合も生成された動画コンテンツ42を、通信制御手段12cにより配信要求のあった携帯電話2に配信し(ステップS106)、動画コンテンツ42を全て配信し終わると、一連の処理が終了する(ステップS107)。
さらに、配信終了前に利用者が携帯電話2の画面2a上で配信内容変更操作を行うことにより、複数のWebカメラ30により撮像した映像の切換え,4画面分割表示,縮小表示といった表示内容を変更するための表示内容編集要求や、配信中の動画コンテンツ42の配信を終了するための配信終了要求を行うことができる。
携帯電話2での配信内容変更操作の内容は同様に別の配信要求として送信され、通信回線網3及びサーバー1の配信要求受信手段11aを介してサーバー制御手段12に伝達される(ステップS108)。該サーバー制御手段12の配信要求受付手段12aは前記配信要求に基づき、ステップS102と同様に配信内容を判別する(ステップS109)。
表示内容編集要求の場合は、動画コンテンツ編集手段12eにより、記憶管理手段10に記憶されている撮像データ41又は動画コンテンツ21を編集して、これを動画コンテンツ42として配信する(ステップS110,S111,S106)。一方、配信終了要求の場合は、携帯電話2に対しての配信を強制的に終了する(ステップS112)。なお、配信内容変更に関しては上記以外にも、動画コンテンツの利用形態に応じて巻き戻し,早送り,一時停止,追い掛け再生(Webカメラ30の映像を録画しながらその録画データを配信)などの機能を追加することも可能である。もちろん、これらの配信内容変更は携帯電話2による動画コンテンツ配信前の前記メニュー画面から選択できるようにしてもよい。
以上の一連の制御により、利用者は通信回線網3を経由して、携帯電話2の画面2aから所望の動画コンテンツ42をリアルタイムで何時でも閲覧することが可能となる。
以上のように本実施例では、撮像手段としてのWebカメラ30により撮像された撮像データ41をインターネットなどの通信回線網3を介して受信する撮像データ受信手段11cと、携帯情報端末としての携帯電話2に映像を表示するための動画コンテンツ42を通信回線網3を介して送信する動画コンテンツ送信手段としての動画コンテンツ配信手段11bと、携帯電話2からの要求に応じて、撮像データ受信手段11cにより取り込んだ撮像データ41から動画コンテンツ42を生成し、動画コンテンツ配信手段11bにリアルタイムで出力する装置制御手段としてのサーバー制御手段12とを備えている。
このようにすると、サーバー制御手段12がWebカメラ30により撮像された撮像データ41に基づき必要な動画コンテンツ42を生成し、これを直接携帯情報端末としての携帯電話2に直接送信するため、Webカメラ30で撮像した映像をリアルタイムで再生,閲覧することができる。また、携帯電話2からの要求に応じて撮像データ41を編集し、4分割表示などといった複数の映像を同時に閲覧できるように独自の動画コンテンツ42を生成することができる。従って、携帯電話2によりどこでも手軽にリアルタイム映像を閲覧することができるとともに、複数の映像を同時に閲覧することが可能となり、利用者の満足度を向上させることができる。
また、Webカメラ30から受信した撮像データ41を動画コンテンツ42として携帯電話2にリアルタイムで配信し、同時に前記撮像データ41を記憶管理手段10に格納,保管するようにしている。
このようにすると、携帯電話2でリアルタイム再生が可能になるとともに、Webカメラ30で撮像した映像を記憶管理手段10に格納,保管できるため、前もって録画された動画像データ20と同様にいつでも動画コンテンツ42として配信することができる。
さらに、動画コンテンツ42の配信途中でも携帯電話2からの映像の切換え,4画面分割表示,縮小表示などといった表示内容変更要求を配信要求として受け付けるようにしている。
このようにすると、利用者は複数のWebカメラ30により撮像した映像の切換え,4画面分割表示,縮小表示といった表示内容を携帯電話2からいつでも変更することができる。上記以外にも、動画コンテンツ21の利用形態に応じて巻き戻し,早送り,一時停止,追い掛け再生(Webカメラ30の映像を録画しながらその録画データを配信)などの機能をサーバー制御手段12の制御シーケンスを変更するだけで追加することが可能であるため、設備を変更することなく利用者の利用形態に応じて柔軟に対応することができる。
また、撮像データ圧縮手段12fにより撮像データ41をMPEG4などの国際規格に準拠した所定のデータ形式に圧縮して配信している。
このようにすると、撮像データ41を受信する毎に撮像データ圧縮手段12fが逐次MPEG4などの国際規格に準拠した所定のデータ形式に圧縮して携帯電話2に配信するため、高速に配信することができる。また圧縮前のデータよりデータ量が大幅に少なくなるため、記憶管理手段10へ多くの撮像データ41を格納することができる。
次に、本発明の第二実施例を図4及び図5に基づき説明する。なお前記図1と同一部分には同一符号を付し、その共通する箇所の説明は重複するため省略する。
本実施例は第一実施例の応用例としてカメラ監視に適した携帯電話などの携帯情報端末を利用したカメラ録画再生監視システムを提供するものである。図4及び図5において、Webカメラ30に映像処理装置としてローカルサーバー31を付加した以外の構成は第一実施例と同様である。また、図4はローカルサーバー31に接続された撮像手段としてのWebカメラ30が一つの場合を示したものであり、図5はローカルサーバー31に接続された撮像手段としてのWebカメラ30が複数の場合を示したものであるが、各Webカメラ30に共通して接続されるローカルサーバー31の構成自体は同じである。
ここでのWebカメラ30は、監視カメラとして例えば事務所,工事現場などに設置される。具体的な用途としては、事務所では保安用カメラ監視システム、工事現場では例えば建物,橋などの24時間監視システムなどが挙げられる。本実施例では、Webカメラ30は例えばLANケーブルなどの通信回線でローカルサーバー31に接続されているが、第一実施例のように直接インターネットなどの通信回線網3に接続してもよいことは言うまでもない。なお、撮像手段をWebカメラ30とせずに、従来の防犯カメラシステムにおけるカメラ装置として、該カメラ装置から出力される映像信号をローカルサーバー31で取り込むよう構成してもよい。
第二の映像処理装置としてのローカルサーバー31の基本構成は、図6に示すように、各Webカメラ30で撮像した撮像データ41を各々格納する例えばハードディスクなどの大容量記憶装置を有する記憶管理手段50の他に、通信回線網3に接続しデータを送受信するための通信手段51と、ローカルサーバー31の各構成手段を有機的に結合しWebカメラ30で撮像した映像の保存,送受信及び異常検出などの一連の制御を行うローカルサーバー制御手段52とから構成される。場合によっては、Webカメラ30で撮像した映像の停止画像を印刷する例えばプリンタなどの印刷手段70や、記憶管理手段50のバックアップ用として外部記憶装置72なども設けられる。
記憶管理手段50には、Webカメラ30からリアルタイムに受信した撮像データ41が逐次格納,保管される。なお、MPEG4で保存した場合、ハードディスク容量120GBで24時間30日分を録画保存でき、記憶管理手段50に蓄積された撮影データ41は外部記憶装置によりDVD,CDなどの記憶媒体にもバックアップ可能である。もちろん、撮像データ41の一部分を切り出して、携帯情報端末上において必要な画像を保管することもできる。
通信手段11は、Webカメラ30から取り込まれる撮像データ41をセンターのサーバー1にアップロード(送信)する撮像データ送信手段51bと、ローカルサーバー31固有の手段として、後述する異常検出手段52gがWebカメラ30の映像の変化を検知した場合に、携帯電話2に電子メール送信や電話呼び出しを行う異常報知手段51dを備えている。
ローカルサーバー制御手段52は、Webカメラ30に通信回線網3を介さず接続し撮像データ41を受信すると共に、通信回線網3を介してサーバー1に撮像データ41を送り出すための通信制御手段52cと、Webカメラ30から取り込んだ撮像データ41を記憶管理手段50に格納する撮像データ保存手段52dと、Webカメラ30から予め基準画像を取り込んでおき、この基準画像に対してリアルタイムに取り込まれる撮影データ41が閾値以上に変化したら、異常発生信号を異常報知手段51に出力して異常報知を行わせる異常検知手段52gとを備え、さらに任意の手段として、撮像データ41を圧縮する撮像データ圧縮手段52fを備えている。
以下、本実施例における作用について説明する。ただし、携帯電話2への映像配信については第一実施例と同様にセンター装置としてのサーバー1で行うため、ここでは、ローカルサーバー31に搭載されているカメラ監視システムに特化したセキュリティ機能について説明する。
ローカルサーバー31の通信制御手段52cは、Webカメラ30から撮影データ41が出力されると、撮影データ保存手段52dを利用して記憶管理手段50に撮影データ41を順次記憶保存する。その際、例えば図5に示すように、複数のWebカメラ30がローカルサーバー31に接続されている場合は、異なる監視地点からの撮像データ41を記憶管理手段50に記憶保存させることができる。こうした複数の異なる地点の撮影データ41は、前述したように携帯電話2にて4分割表示される。なお、セキュリティの関係上、センター側のサーバー1に一部若しくは全ての撮影データ41を転送させたくない場合は、その旨をローカルサーバー31若しくは携帯電話2から指定することができる。本実施例では、ローカルサーバー31から携帯電話2に撮影データ41を送出できる機能を備えており、前記サーバー1に転送させたくない撮影データ1を予め指定しておけば、そのプライベートな撮影データ41をローカルサーバー31から携帯電話2に転送することができる。
ところで、建物や橋などの建造物などは通常静止した状態であるため、監視対象映像としての撮像データ41には大きな変化はみられないが、前記建造物が損壊や崩落などすると撮像データ41は大きく変化する。ローカルサーバー制御手段52を構成する異常検知手段52gは、通常の静止状態における撮影データ41を予め基準画像として記憶しており、Webカメラ30からリアルタイムに撮影データ41が取り込まれると、この撮影データ41と基準画像とを比較して、撮影データ41の変化の度合いを検知する。そして、基準画像に対する撮影データ41の変化の度合いが閾値を超えていたら、異常検知手段52gは異常が発生したと判断して、異常報知手段51dに異常報知信号を出力する。これを受けた異常報知手段51dは、携帯電話2に通信回線網3を介して電子メール送信や電話呼び出しを行い、異常が発生した旨を報知する。すなわち、ローカルサーバー31は、監視現場に設置したWebカメラ30が撮像した映像の変化をチェックし、異常があった時には警備関係者などの携帯電話2に電子メール送信や電話呼び出しなどにより監視対象の異変を直接報知する。
以上のように本実施例では、Webカメラ30に接続したローカルサーバー31を撮影地点に設置し、このローカルサーバー31は、Webカメラ30から取り込んだ撮像データ41の変化を検知する異常検出手段52gと、異常検出手段52gの出力に応じて携帯情報端末としての携帯電話2に通信回線網3を介して異常を報知する異常報知手段51dとを備えている。
このようにすると、異常検出手段52gが撮像データ41の変化を検知し、この検知に基づき異常報知手段51dが異常を判断した場合は、携帯電話2に例えば電子メールや電話呼び出しにより異常を報知することができる。したがって、Webカメラ30により撮像された映像の変化を迅速に携帯電話2に報知することが可能となる。したがって、どこにいても迅速に異常を確認し対処することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。サーバー1を構成する手段は一つの装置内に組み込むことに限らず、各構成手段をそれぞれ別の装置として構成してもよい。また、各Webカメラ30からの撮像データ41を一元管理するセンター側のサーバー1の負荷を軽減させる為、ローカルサーバー31に動画コンテンツをダウンロードしてローカルサーバー31から各携帯情報端末に動画コンテンツを配信するようにしてもよい。
本発明の第1実施例における映像処理装置を利用した動画コンテンツ配信システムの説明図である。 同上、サーバーおよびその周辺の構成を示したブロック図である。 同上、映像処理装置の制御手順を示したフローチャートである。 本発明の第2実施例における映像処理装置を利用したカメラ録画再生監視システムに1台のカメラを接続した場合の説明図である。 同上、映像処理装置を利用したカメラ録画再生監視システムに複数台のカメラを接続した場合の説明図である。 同上、ローカルサーバーおよびその周辺の構成を示したブロック図である。 従来の映像処理装置を利用した動画コンテンツ配信システムの説明図である。
符号の説明
2 携帯電話(携帯情報端末)
3 通信回線網
11b 動画コンテンツ配信手段(動画コンテンツ送信手段)
11c 撮像データ受信手段
12 サーバー制御手段(装置制御手段)
30 Webカメラ(撮像手段)
51d 異常報知手段
52g 異常検出手段

Claims (2)

  1. 撮像手段により撮像された撮像データを通信回線網を介して受信する撮像データ受信手段と、携帯情報端末に映像を表示するための動画コンテンツを前記通信回線網を介して送信する動画コンテンツ送信手段と、前記携帯情報端末からの要求に応じて、前記撮像データ受信手段により取り込んだ撮像データから前記動画コンテンツを生成し、前記動画コンテンツ送信手段にリアルタイムで出力する装置制御手段とを備えたことを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記撮像データの変化を検知する異常検出手段と、前記異常検出手段の変化に応じて前記携帯情報端末に前記通信回線網を介して異常を報知する異常報知手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
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