JP2003249943A - 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法 - Google Patents

遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法

Info

Publication number
JP2003249943A
JP2003249943A JP2002047431A JP2002047431A JP2003249943A JP 2003249943 A JP2003249943 A JP 2003249943A JP 2002047431 A JP2002047431 A JP 2002047431A JP 2002047431 A JP2002047431 A JP 2002047431A JP 2003249943 A JP2003249943 A JP 2003249943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port number
address
lan
control system
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002047431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3925237B2 (ja
Inventor
Takeshi Yoshida
毅 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002047431A priority Critical patent/JP3925237B2/ja
Publication of JP2003249943A publication Critical patent/JP2003249943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3925237B2 publication Critical patent/JP3925237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、応答性がよく、LAN内部の通信
量の低下を招くことがなく、安価で操作性が高い遠隔制
御システムを提供する。 【解決手段】 本発明は、LANのグローバルIPアド
レスと制御対象機器の機器名情報とコマンド情報とをデ
ータ領域に収めたパケットを送信できるクライアントコ
ンピュータと、受信したパケットのデータ域にLANア
ドレス−機器名−ポート番号変換テーブルに基づいて求
めたポート番号を収めるとともに、LANのグローバル
IPアドレスとウェルノウンポート番号をLANに送信
するDNSサーバーと、ポート番号をTCPヘッダに書
き込むとともにローカルIPアドレスをIPヘッダにセ
ットするマスカレード機能手段が設けられたホストコン
ピュータを備え、クライアントコンピュータによってネ
ットワーク上制御対象機器のポート番号を特定しないで
制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
WAN等のネットワークを介してLAN内部の構成機器
を制御する遠隔制御システム、特にLAN内部の構成機
器のポート番号をヘッダで特定しないで構成機器の特定
を可能にする遠隔制御システムと、その処理側分散制御
システム及び遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲートウェイを介してインターネ
ットやWANに接続されたLAN内部の構成機器を制御
する場合、通信プロトコルとしてTCP/IPが用いら
れてきた。図10は従来のTCP/IPを使った遠隔制
御システムの構成図である。この従来の遠隔制御システ
ムは、LAN内部の構成機器としてカメラを遠隔制御す
るものである。
【0003】図10において、1は遠隔操作により映像
を撮影するための撮像部、1a,1b,1c,1dは撮
像部1を構成するカメラ、2はこれらカメラ1a,1
b,1c,1dをそれぞれ個々に制御可能なホストコン
ピュータ(以下、ホストPC)である。3はプロトコル
の交換を行うゲートウェイ、4は通信プロトコルとして
TCP/IPが用いられるインターネットやWAN等の
ネットワーク、5,6a,6bは公衆回線を介したとき
のモデム、あるいはルータ等の中継機器、7は中継機器
6aを介してネットワーク4に接続されるクライアント
コンピュータ(以下、クライアントPC)、7aはブラ
ウザ手段である。
【0004】この従来の遠隔制御システムは、ゲートウ
ェイ3までのインターネットやWAN等のネットワーク
4と、LAN内部のゲートウェイ3とホストPC2の間
や、ホストPC2とカメラ1a〜1dの間で送信され、
すべて通信プロトコルとしてTCP/IPを用いてい
る。このTCP/IPにおいては、TCPヘッダにホス
トPC2のポート番号とカメラ1a〜1dの中で指定し
たカメラのポート番号を書き込むことが必要であり、I
PヘッダにはホストPC2のグローバルIPアドレス
と、指定したカメラのグローバルIPアドレスが書き込
まれることが必要である。従って、このTCP/IPで
通信するときには、悪意の第三者によるヘッダの解析に
よってカメラのグローバルIPアドレスとポート番号が
読み取られる可能性があった。これはカメラ1a〜1d
に限られない。セキュリティ保護のため、インターネッ
ト上で情報を暗号化するプロトコルとしてSSL(Secu
re Socket Layer)があるが、クライアントPC7とL
AN内の制御対象機器のすべてがこのプロトコルを採用
する必要があり、SSLを導入するのは大掛かりにな
る。どのクライアントPC7も通信のセキュリティとい
うことを意識せずに、しかもきわめて簡単に操作ができ
る遠隔制御システムに対する期待が高まっている。
【0005】ところで、特開2001−331394号
公報でローカルプロトコルとプライベートアドレスを採
用した遠隔制御システムが提案された。すなわち、携帯
端末から遠隔制御したい家電機器への接続要求は、この
家電機器のプライベートアドレスを指定して公衆回線を
経由してゲートウェイ装置内の着信制御装置にて着信さ
れる。この着信制御装置によりPPPによるネットワー
ク接続がなされ、家電機器に接続される。携帯端末によ
る接続はアドレス変換装置を通らず、あたかも屋内ネッ
トワークに新しい装置が接続されたかの状態になる。携
帯端末のWWWブラウザ機能を用いてユーザが行った操
作内容のデータは、公衆回線、ゲートウェイ装置を通し
て遠隔制御しようとする家電機器のWWWサーバー機能
に入力され、サーバー機能により操作内容のデータに基
づいて家電機器の制御をするというものである。
【0006】着信装置としてゲートウェイ装置内にht
tpdで構成された監視部を設け、携帯端末が着信装置
に着信してppp接続されると、これを監視している監
視部はHTMLデータからなるウェブページを携帯端末
に送信する。このウェブページには家電機器に関するユ
ーザインタフェースが記述されており、携帯端末のユー
ザがブラウザによりウェブページからこれを遠隔操作す
ると、CGIによって機器専用のAVC拡張プログラム
を呼出し、IEEE1394で規定されたAVコントロ
ールコマンドを送って家電機器を制御する。
【0007】しかし、この従来の遠隔制御システムは、
IEEE1394が高速のためレスポンスが速く、ロー
カルプロトコルとプライベートアドレスを採用している
ためセキュリティも比較的高くなるが、システム自体の
実用性に欠けるものであった。すなわち、IEEE13
94とTCP/IPとはデータ構造の互換性が欠けてお
り、エラー制御、配送制御の論理も根本的に異なるた
め、仮にIEEE1394とTCP/IPの変換を行う
ためにはプログラム上完全に個別の対応を迫られるもの
であった。IEEE1394はRS232C−RS42
2の流れを汲むシリアルインタフェースであるが、TC
P/IPとは物理層も含め互換性はまったくない。そし
てこのような個別の変換処理を行うためには、データ変
換を行うための特別のハードウェアを完全に自力で開発
する必要があり、システムを構築するのは容易なことで
はない。また、携帯端末のブラウザによりウェブページ
からこれを遠隔操作するが、TCP/IPでコマンドを
おくって家電機器を特定するためには、ヘッダにグロー
バルIPアドレスとポート番号の書き込みが必要なのは
従来と同じであるし、これらの入力を正確に行うのは大
きな負担となるものであった。また、家電機器を結ぶ家
庭内のスター型のデータリンクを利用するものであっ
て、バスに接続された機器同士が通信することはできな
いという利便性に欠けるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来の遠隔制御システムは、ネットワークの通信プロトコ
ルとLAN内部でもTCP/IPを使用するものであ
る。しかし、このTCP/IPにおいては、TCPヘッ
ダにホストPC2のポート番号と制御対象機器のポート
番号を書き込むことが必要であり、IPヘッダにホスト
PC2のグローバルIPアドレスと制御対象機器のグロ
ーバルIPアドレスが書き込むことが必要である。従っ
て、このTCP/IPで通信するときには、制御対象機
器のグローバルIPアドレスとポート番号がTCP/I
Pヘッダを解析することによって読み取られる可能性が
あった。
【0009】また、特開2001−331394号公報
で提案された従来の遠隔制御システムは、ゲートウェイ
装置を介して直接ppp接続するが、IEEE1394
とTCP/IPとはデータ構造の互換性がまったく欠け
ているため、IEEE1394とTCP/IPの変換を
行うためにはプログラム上完全に個別の対応を迫られる
ものであった。このためにデータ変換を行うための特別
のハードウェアが必要であり、このようなローカルプロ
トコルとプライベートアドレスを採用しているためセキ
ュリティは高いが、システム自体実用性に欠けるもので
あった。携帯端末のブラウザによりウェブページからこ
れを遠隔操作するが、TCP/IPでコマンドをおくっ
て家電機器を特定するためには、TCP/IPヘッダに
グローバルIPアドレスとポート番号の書き込みが必要
であり、セキュリティ上の問題は解決できないものであ
った。また、アクセスのためのこれらの入力はユーザの
大きな負担となるものであった。IEEE1394は家
電機器を結ぶ家庭内のスター型のデータリンクを利用す
るものであって、ppp接続の制御であり、バスに接続
された機器同士が通信することはできないものであっ
た。遠隔制御するブラウザ搭載の携帯端末等がないとネ
ットワーク接続ができない。
【0010】そこで本発明は、セキュリティが高く、安
価で操作が容易で、実用性の高い遠隔制御システムを提
供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、セキュリティが高く、安
価で操作が容易で、実用性の高い遠隔制御システムの処
理側分散制御システムを提供することを目的とする。
【0012】そして、本発明は、セキュリティが高く、
安価で操作が容易で、実用性の高い遠隔制御方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上説明した課題を解決
するために本発明の遠隔制御システムは、LANのグロ
ーバルIPアドレスと制御対象機器の機器名情報とコマ
ンド情報とをデータ領域に収めたパケットを送信できる
クライアントコンピュータと、受信したパケットのデー
タ域にLANアドレス−機器名−ポート番号変換テーブ
ルに基づいて求めたポート番号を収めるとともに、IP
ヘッダにLANのグローバルIPアドレスをセットし、
TCPヘッダには予め定められたポート番号をセットし
てLANに送信するDNSサーバーと、データ領域から
ポート番号を取り出してTCPヘッダに書き込むととも
にローカルIPアドレスをIPヘッダにセットするマス
カレード機能手段が設けられたホストコンピュータを備
え、クライアントコンピュータによってネットワーク上
制御対象機器のポート番号を特定しないで制御すること
を特徴とする。
【0014】これにより、セキュリティが高く、安価で
操作が容易で、実用性の高い遠隔制御システムを実現で
きる。
【0015】また本発明の遠隔制御システムの処理側分
散制御システムは、パケットのデータ域にLANアドレ
ス−機器名−ポート番号変換テーブルに基づいて求めた
ポート番号を収めるとともに、IPヘッダにLANのグ
ローバルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには予
め定められたポート番号をセットしてLANに送信する
DNSサーバーと、LANに設けられ、ゲートウェイを
介してパケットを受信するとデータ領域からポート番号
を取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカル
IPアドレスをIPヘッダにセットするマスカレード機
能手段が設けられたホストコンピュータを備え、クライ
アントコンピュータによってネットワーク上制御対象機
器のポート番号を特定しないで制御することを特徴とす
る。
【0016】これにより、セキュリティが高く、安価で
操作が容易で、実用性の高い遠隔制御システムの処理側
分散制御システムを実現できる。
【0017】また本発明の遠隔制御方法は、LANのグ
ローバルIPアドレスと制御対象機器の機器名情報とコ
マンド情報をパケットのデータ領域に収めてDNSサー
バーに送信し、DNSサーバーにおいては送信するパケ
ットのデータ域にポート番号を収めるとともに、IPヘ
ッダにLANのグローバルIPアドレスをセットし、T
CPヘッダには予め定められたポート番号をセットして
LANに送信し、データ領域からポート番号を取り出し
てTCPヘッダに書き込むとともにローカルIPアドレ
スをIPヘッダにセットしてコマンド情報を制御対象機
器に送り、ネットワーク上制御対象機器のポート番号を
特定しないで制御することを特徴とする。
【0018】これにより、セキュリティが高く、安価で
操作が容易で、実用性の高い遠隔制御システムを実現で
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
ネットワークに接続されたLAN内の制御対象機器と、
LANのグローバルIPアドレスと制御対象機器の機器
名情報とコマンド情報とをデータ領域に収めたパケット
をTCP/IPで送信することができるブラウザ手段を
搭載したクライアントコンピュータと、グローバルIP
アドレスで特定されたLAN内の制御対象機器の機器名
情報とポート番号とを変換することができるLANアド
レス−機器名−ポート番号変換テーブルを格納し、ブラ
ウザ手段から受信したパケットのデータ域にLANアド
レス−機器名−ポート番号変換テーブルに基づいて求め
たポート番号を収めるとともに、IPヘッダにLANの
グローバルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには
予め定められたポート番号をセットしてLANに送信す
るDNSサーバーと、LANに設けられ、ゲートウェイ
を介してパケットを受信するとデータ領域からポート番
号を取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカ
ルIPアドレスをIPヘッダにセットするマスカレード
機能手段が設けられたホストコンピュータを備え、クラ
イアントコンピュータによってネットワーク上制御対象
機器のポート番号を特定しないで制御することを特徴と
する遠隔制御システムであり、機器名情報を使い、ネッ
トワーク上において制御対象機器のポート番号がTCP
ヘッダにセットされないために、内容を解析するために
は情報フィールド全部を解析する必要があり、結果とし
て通信のセキュリティが高く、SSLを採用しないでも
秘密が守れるため安価で操作が容易で、実用性の高いシ
ステムを実現できる。
【0020】本発明の請求項2記載の発明は、DNSサ
ーバーがDNSウェブサーバーであって、ブラウザ手段
からの操作閲覧画面要求により該操作閲覧画面のデータ
をクライアントコンピュータに送出し、画面入力するこ
とができることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御シ
ステムであり、クライアントコンピュータはDNSウェ
ブサーバーから操作閲覧画面をダウンロードし、画面上
からデータ入力することができ、操作性がきわめて高
い。
【0021】本発明の請求項3記載の発明は、ネットワ
ークに接続されたLAN内の制御対象機器と、制御対象
機器のドメイン名とコマンド情報とをデータ領域に収め
たパケットをTCP/IPで送信することができるブラ
ウザ手段を搭載したクライアントコンピュータと、ドメ
イン名からLANのグローバルIPアドレスを求めるこ
とができるLANアドレス−ドメイン変換テーブルを格
納し、ブラウザ手段から受信したパケットのIPヘッダ
にドメイン名から求めたグローバルIPアドレスをセッ
トし、TCPヘッダには予め定められたポート番号をセ
ットしてLANに送信するDNSサーバーと、LANに
設けられ、ゲートウェイを介してパケットを受信すると
データ領域からドメイン名を取り出し、サブドメイン名
−ローカルIPアドレス−ポート番号変換テーブルに基
づいて制御対象機器のサブドメイン名を切り出してポー
ト番号とローカルIPアドレスに変換し、該ポート番号
をTCPヘッダに書き込むとともにローカルIPアドレ
スをIPヘッダにセットするマスカレード機能手段が設
けられたホストコンピュータを備え、クライアントコン
ピュータによってネットワーク上制御対象機器のポート
番号を特定しないで制御することを特徴とする遠隔制御
システムであり、ドメイン名を使い、ネットワーク上に
おいて制御対象機器のポート番号がTCPヘッダにセッ
トされないため内容を解析するためには情報フィールド
全部を解析する必要があり、結果として通信のセキュリ
ティが高く、SSLを採用しないでも秘密が守れ、小規
模なプログラムを実現できるために安価で操作が容易
で、実用性の高いシステムを実現できる。
【0022】本発明の請求項4記載の発明は、請求項3
に記載された遠隔制御システムにおいて、ゲートウェイ
を介してパケットを受信するとデータ領域からドメイン
名を取り出し、サブドメイン名−ローカルIPアドレス
−ポート番号変換テーブルに基づいて制御対象機器のサ
ブドメイン名を切り出してポート番号とローカルIPア
ドレスに変換し、該ポート番号をTCPヘッダに書き込
むとともにローカルIPアドレスをIPヘッダにセット
するマスカレード機能手段が設けられたホストコンピュ
ータを備えるのに代えて、パケットを受信するとデータ
領域からドメイン名を取り出し、サブドメイン名−ロー
カルIPアドレス−ポート番号変換テーブルに基づいて
制御対象機器のサブドメイン名を切り出してポート番号
とローカルIPアドレスに変換し、該ポート番号をTC
Pヘッダに書き込むとともにローカルIPアドレスをI
Pヘッダにセットするマスカレード機能手段が設けられ
たゲートウェイを備えたことを特徴とする遠隔制御シス
テムであり、ドメイン名を使い、ネットワーク上におい
て制御対象機器のポート番号がTCPヘッダにセットさ
れないため内容を解析するためには情報フィールド全部
を解析する必要があり、結果として通信のセキュリティ
が高く、SSLを採用しないでも秘密が守れるため安価
で操作が容易で、実用性の高いシステムを実現できる。
【0023】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
〜4のいずれかに記載の遠隔制御システムにおいて、制
御対象機器のポート番号に代えてローカルIPアドレス
を用いて制御する遠隔制御システムであり、ローカルI
Pアドレスだけで制御でき、各テーブルにポート番号を
対応付けしておく必要がなく、各テーブルがシンプルに
なる。
【0024】本発明の請求項6記載の発明は、制御対象
機器がカメラであることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載の遠隔制御システムであり、カメラの撮影
した画像のセキュリティを守るのが容易である。
【0025】本発明の請求項7記載の発明は、ネットワ
ークにゲートウェイを介して接続されたLAN内の制御
対象機器と、LAN内の制御対象機器の機器名情報とポ
ート番号とを変換することができるLANアドレス−機
器名−ポート番号変換テーブルを格納し、クライアント
コンピュータからTCP/IPで送信されたLANのグ
ローバルIPアドレスと制御対象機器の機器名情報とコ
マンド情報とをデータ領域に収めたパケットを受信する
と、該パケットのデータ域にLANアドレス−機器名−
ポート番号変換テーブルに基づいて求めたポート番号を
収めるとともに、IPヘッダにLANのグローバルIP
アドレスをセットし、TCPヘッダには予め定められた
ポート番号をセットしてLANに送信するDNSサーバ
ーと、LANに設けられ、ゲートウェイを介してパケッ
トを受信するとデータ領域からポート番号を取り出して
TCPヘッダに書き込むとともにローカルIPアドレス
をIPヘッダにセットするマスカレード機能手段が設け
られたホストコンピュータを備えた遠隔制御システムの
処理側分散制御システムであって、クライアントコンピ
ュータによってネットワーク上制御対象機器のポート番
号を特定しないで制御することを特徴とする遠隔制御シ
ステムの処理側分散制御システムであり、機器名情報を
使い、ネットワーク上において制御対象機器のポート番
号がTCPヘッダにセットされないため通信のセキュリ
ティが高く、内容を解析するためには情報フィールド全
部を解析する必要があり、結果としてSSLを採用しな
いでも秘密が守れるため安価で操作が容易で、実用性の
高いシステムを実現できる。
【0026】本発明の請求項8記載の発明は、遠隔制御
システムが、LANアドレス−機器名−ポート番号変換
テーブルを格納した請求項2、5、6のいずれかに記載
された遠隔制御システムであることを特徴とする請求項
7記載の遠隔制御システムの処理側分散制御システムで
あり、上述の遠隔制御システムの特徴を生かせた処理側
分散制御システムにすることができる。
【0027】本発明の請求項9記載の発明は、ネットワ
ークにゲートウェイを介して接続されたLAN内の制御
対象機器と、制御対象機器のドメイン名からLANのグ
ローバルIPアドレスを求めることができるLANアド
レス−ドメイン変換テーブルを格納し、クライアントコ
ンピュータからTCP/IPで送信されたドメイン名と
コマンド情報とをデータ領域に収めたパケットを受信す
ると、該パケットのIPヘッダにドメイン名から求めた
グローバルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには
予め定められたポート番号をセットしてLANに送信す
るDNSサーバーと、LANに設けられ、ゲートウェイ
を介してパケットを受信するとデータ領域からポート番
号を取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカ
ルIPアドレスをIPヘッダにセットするマスカレード
機能手段が設けられたホストコンピュータを備えた遠隔
制御システムの処理側分散制御システムであって、クラ
イアントコンピュータによってネットワーク上制御対象
機器のポート番号を特定しないで制御することを特徴と
する遠隔制御システムの処理側分散制御システムであ
り、ドメイン名を使い、ネットワーク上において制御対
象機器のポート番号がTCPヘッダにセットされないた
め通信のセキュリティが高く、内容を解析するためには
情報フィールド全部を解析する必要があり、結果として
SSLを採用しないでも秘密が守れ、小規模なプログラ
ム実現できるために安価で操作が容易で、実用性の高い
システムを実現できる。
【0028】本発明の請求項10記載の発明は、遠隔制
御システムが、LANアドレス−ドメイン変換テーブル
を格納した請求項5または6に記載された遠隔制御シス
テムであることを特徴とする請求項9記載の遠隔制御シ
ステムの処理側分散制御システムであり、上述の遠隔制
御システムの特徴を生かせた処理側分散制御システムに
することができる。
【0029】本発明の請求項11記載の発明は、LAN
のグローバルIPアドレスと制御対象機器の機器名情報
とコマンド情報をパケットのデータ領域に収めてクライ
アントコンピュータからTCP/IPでDNSサーバー
に送信し、DNSサーバーにおいてはグローバルIPア
ドレスで特定された機器名情報を対象制御機器のポート
番号に変換して、送信するパケットのデータ域に該ポー
ト番号を収めるとともに、IPヘッダにLANのグロー
バルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには予め定
められたポート番号をセットしてDNSサーバーからL
ANに送信し、LANにおいてはデータ領域からポート
番号を取り出してTCPヘッダに書き込むとともにロー
カルIPアドレスをIPヘッダにセットしてコマンド情
報を制御対象機器に送り、ネットワーク上制御対象機器
のポート番号を特定しないで制御することを特徴とする
遠隔制御方法であり、機器名情報を使い、ネットワーク
上において制御対象機器のポート番号がTCPヘッダに
セットされないため通信のセキュリティが高く、内容を
解析するためには情報フィールド全部を解析する必要が
あり、結果としてSSLを採用しないでも秘密が守れる
ため安価で操作が容易で、実用性の高いシステムを実現
できる。
【0030】本発明の請求項12記載の発明は、制御対
象機器のドメイン名とコマンド情報とコマンド情報をパ
ケットのデータ領域に収めてクライアントコンピュータ
からTCP/IPでDNSサーバーに送信し、DNSサ
ーバーにおいてはドメイン名からLANのグローバルI
Pアドレスを求め、送信するパケットのIPヘッダに該
グローバルIPアドレスをセットするとともに、TCP
ヘッダには予め定められたポート番号をセットしてDN
SサーバーからLANに送信し、LANにおいてはデー
タ領域のドメイン名から制御対象機器のサブドメイン名
を切り出してポート番号とローカルIPアドレスに変換
し、該ポート番号TCPヘッダに書き込むとともにロー
カルIPアドレスをIPヘッダにセットしてコマンド情
報を制御対象機器に送り、ネットワーク上制御対象機器
のポート番号を特定しないで制御することを特徴とする
遠隔制御方法であり、ドメイン名を使い、ネットワーク
上において制御対象機器のポート番号がTCPヘッダに
セットされないため通信のセキュリティが高く、内容を
解析するためには情報フィールド全部を解析する必要が
あり、結果としてSSLを採用しないでも秘密が守れる
ため安価で操作が容易で、実用性の高いシステムを実現
できる。
【0031】本発明の請求項13記載の発明は、請求項
11または12記載の遠隔制御システムにおいて、制御
対象機器のポート番号に代えてローカルIPアドレスを
用いて制御する遠隔制御方法であり、ローカルIPアド
レスだけで制御でき、各テーブルにポート番号を対応付
けしておく必要がなく、各テーブルがシンプルになる。
【0032】本発明の請求項14記載の発明は、制御対
象機器がカメラであることを特徴とする請求項11〜1
3のいずれかに記載の遠隔制御方法であり、カメラの撮
影した画像のセキュリティを守るのが容易である。
【0033】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
おける遠隔制御システムと処理側分散制御システムにつ
いて説明する。処理側分散制御システムは、クライアン
トコンピュータ等との組み合わせで遠隔制御システムを
構成するものである。図1は本発明の実施の形態1にお
ける遠隔制御システムの構成図、図2は本発明の実施の
形態1における遠隔制御システムのシーケンスチャー
ト、図3(a)は本発明の実施の形態1における遠隔制
御システムのクライアントPCのブラウザ手段による操
作閲覧画面を示す図、図3(b)は(a)の操作閲覧画
面からウィンドウとして開いた操作画面を示す図、図4
は本発明の実施の形態1におけるウェブサーバーのCG
Iの処理フローチャート、図5は本発明の実施の形態1
におけるウェブサーバーのLANアドレス−機器名−ポ
ート番号変換テーブル図である。なお、本実施の形態1
の遠隔制御システムはLAN内部の複数のカメラからな
る撮像部を遠隔制御するものであるが、構成機器として
はカメラのほか、互いに通信したり遠隔制御できる他の
機器でよい。
【0034】図1において、1は遠隔操作により映像を
撮影するための撮像部、1a,1b,1c,1dは撮像
部1を構成するカメラ名「genkan」「niwa」「uragut
i」「daidokoro」のカメラ、2はこれらカメラ1a〜1
dをそれぞれ制御可能なホストPC、2aはホストPC
2のブラウザ手段、2bはホストPC2のブラウザ手段
2aにプラグインされたマスカレード機能手段である。
3は通信プロトコルの交換を行うゲートウェイ、3aは
ゲートウェイ3に設けられたプロトコル変換テーブル、
4は通信プロトコルとしてTCP/IPが用いられるイ
ンターネットやWAN等のネットワーク、5,6a,6
bは公衆回線を介したときのモデム、あるいはルータ等
の中継機器、7は中継機器6aを介してネットワーク4
に接続されるクライアントPC、7aはクライアントP
C7に搭載されたブラウザ手段、8は搭載したCGI機
能によってブラウザ手段7aにカメラ1a〜1dの操作
閲覧画面を表示させるDNSウェブサーバー、8aはD
NSウェブサーバー8のCGI機能を担い、画像送信要
求のDNS処理を行ったり、操作閲覧画面を送信した
り、画像処理を行ったりする要求処理手段、8bはDN
Sウェブサーバー8のメモリ部に設けられたLANアド
レス−機器名−ポート番号変換テーブル、8cはウェブ
ページや操作閲覧画面等のデータを格納した画面データ
格納部、8dは画像格納部である。
【0035】本実施の形態1における遠隔制御システム
の特徴は、クライアントPC7からカメラ1a〜1dに
画像送信要求をするとき、カメラ名「genkan」「niwa」
「uraguti」「daidokoro」を指定するだけでブラウザ手
段7aからカメラ1a〜1dのポート番号を指定して制
御できるようにしたことである。ブラウザ手段7aによ
ってDNSウェブサーバー8に格納された操作閲覧画面
データをクライアントPC7に表示し、ユーザはこの操
作閲覧画面上でカメラ1a〜1dを指定することによ
り、カメラ名「genkan」「niwa」「uraguti」「daidoko
ro」のカメラを遠隔制御するものである。IPアドレス
やポート番号を直接入力するのは、ユーザにとって相当
の負担であるが、本実施の形態1においては、DNSウ
ェブサーバー8のCGIによる要求処理手段8aに入力
支援を行わせ、ホストPC2のマスカレード機能手段2
bにローカルIPアドレスをTCPヘッダにセットさせ
ている。
【0036】すなわち、ブラウザ手段7aによって表示
された操作閲覧画面上で、カメラ名「genkan」「niwa」
「uraguti」「daidokoro」と関係付けられ、図3(a)
に示すような画面にアクティブに埋め込まれたボタン1
〜4の1つを指定すると、図3(b)に示すような指定
したカメラのカメラ操作画面のウインドウが開く。図3
(a)(b)において、11はクライアントPC7のブ
ラウザ手段7aが表示する操作閲覧画面の中のカメラ指
定ボタン、12はカメラ指定ボタン11の各ボタン1,
2,3,4と対応したカメラ1a〜1dが撮影した画像
を表示する画像、13はカメラのアングルやズームを制
御するための操作ボタン、13aは画像送信要求ボタン
である。
【0037】カメラ操作画面の画像送信要求ボタン13
aを選んでクリックすると、クライアントPC7のブラ
ウザ手段7aはDNSウェブサーバー8のCGIに起動
をかけて画像送信要求を送信する。また操作ボタン13
をクリックすると、カメラ1aの姿勢等を制御するコマ
ンドを送信できる。ブラウザ手段7aは、カメラ指定ボ
タン11と画像送信要求ボタン13aの入力で、DNS
ウェブサーバー8宛てにイーサネット(登録商標)フレ
ームを送信するが、そのデータ領域にLANのグローバ
ルIPアドレスとカメラ名を書き込み、IPヘッダの宛
先IPアドレスとしてDNSウェブサーバー8のグロー
バルIPアドレス、送信元IPアドレスとしてクライア
ントPC7のグローバルIPアドレスを書き込む。デー
タ領域には画像送信要求のコマンド情報も書き込まれ
る。DNSウェブサーバー8のグローバルIPアドレ
ス、クライアントPC7のグローバルIPアドレス、L
ANのグローバルIPアドレスは予めクライアントPC
7のメモリ部に格納されている。
【0038】DNSウェブサーバー8においては、要求
処理手段8aがルートを探るDNS処理を行い、図5に
示したLANアドレス−機器名−ポート番号変換テーブ
ル8bに従って、LANのグローバルIPアドレスとカ
メラ名からカメラのポート番号を求め、これに変換す
る。さらに、要求処理手段8aがIPヘッダの宛先アド
レスにLANのグローバルIPアドレスを書き込み、デ
ータ領域に指定したカメラのポート番号と画像送信要求
するコマンド情報を書き込む。また、TCPヘッダに
は、ポート番号としてカメラのポート番号でなく、ウェ
ルノウンポート番号を書き込まれる。httpで送信す
る場合は、ウェルノウンポート番号として「80」が書
き込まれるが、LANのゲートウェイ3が理解できる予
め定められたポート番号であれば他のポート番号でよ
い。このようにして生成されたイーサネットフレームが
httpでホストPC2に向けて送信される。
【0039】図5に示すようにLANアドレス−機器名
−ポート番号変換テーブル8bにおいては、送信元IP
アドレス「123.456.789.0」が格納され、
LANのグローバルIPアドレス「234.567.8
90.1」と、このLAN内に接続されたカメラ名「ge
nkan」「niwa」「uraguti」「daidokoro」と、このカメ
ラ名にそれぞれ対応するカメラのポート番号「800
1」「8002」「8003」「8004」が格納され
ている。従って、カメラ名「genkan」のカメラ指定ボタ
ン11をクリックしたときには、イーサネットフレーム
のIPヘッダに送信元IPアドレス「123.456.
789.0」、宛先IPアドレス「234.567.8
90.1」が書き込まれ、TCPヘッダにポート番号
「80」、データ領域にカメラのポート番号「800
1」が書き込まれてホストPC2に向けて送信される。
【0040】ゲートウェイ3ではTCP/IPのイーサ
ネットフレームはTCPヘッダのポート番号がホストP
C2のポート番号に変換されて、ホストPC2に送られ
る。このホストPC2のブラウザ手段2aにはマスカレ
ード機能手段2bがデーモンとしてプラグインされてお
り、このマスカレード機能手段2bは、TCP/IPの
パケットのデータ領域からカメラのポート番号「800
1」を取り出してTCPヘッダのポート番号にセットし
てLAN内部に送信する。このパケットをポート番号
「8001」であるカメラ名「genkan」のカメラ1aが
受信する。カメラ1aはデータ領域からコマンド情報で
ある画像送信要求を取り出し、カメラで撮影を開始す
る。なお、希望する画像を得るためにカメラ1a〜1d
のアングルやズームを制御する場合は、カメラ操作画面
に表示された操作ボタン13からのGUI(グラフィカ
ルユーザインターフェース)入力により、例えばピッチ
角を+5°するといったようなコマンド情報がイーサネ
ットフレームのデータ領域に埋め込まれて送信され、ホ
ストPC2のマスカレード機能手段2bによりカメラの
ポート番号に変換され、画像送信要求と同様にカメラ1
a〜1dが受信し、このコマンド情報を解析する。ま
た、図2に示すようにLAN内部においては、ゲートウ
ェイ3とホストPC2間、ホストPC2とカメラ1a〜
1d間、カメラ1a〜1dとゲートウェイ3間の内部通
信をTCPでなく、UDPを利用して通信してもよい。
この場合ネットワーク内部の平均伝送エラーレートが十
分低ければ再送処理を省略することで、LAN内部の通
信速度を上げることができる。
【0041】カメラ1a〜1dは、コマンドを実行して
画像の撮影を終了すると、画像データをデータ領域にセ
ットして、TCPヘッダとアプリケーションヘッダを付
加し、TCPパケットとしてホストPC2に送信する。
TCPヘッダのポート番号にはhttpで主に使用され
る「80」が書き込まれ、IPヘッダとイーサネットヘ
ッダを付加してインターネット等のネットワーク4にゲ
ートウェイ3を介して送出する。ネットワーク4からこ
のパケットを受信したクライアントPC7は、ブラウザ
手段7aによって画像データを取り出し、さらにDNS
ウェブサーバー8の要求処理手段8aを起動して画像を
図3の操作閲覧画面の所定の位置に配置させる。要求処
理手段8aは表示用のデータをクライアントPC7のブ
ラウザ手段7aに渡し、画像が操作閲覧画面の画像12
として表示される。
【0042】次に、図2のシーケンスチャートに基づい
て、クライアントPC7からカメラ1aに画像を要求し
てブラウザ手段7aに表示させるシーケンスの説明を行
う。Seq1において、クライアントPC7のブラウザ
手段7aを立ち上げ、DNSウェブサーバー8に操作閲
覧画面フォームを格納したディレクトリを指定して操作
閲覧画面を要求する。DNSウェブサーバー8において
は要求処理手段8aが起動され、図4の処理フローチャ
ートに示すように、CGIに対するメソッドがGETで
(step1)、動作(関数)が「get」もしくは
「put」のどちらであるかが判断され(step
2)、これが「get」の場合にウェブサーバーは指定
された操作閲覧画面データを読み出し(step3)、
次に各カメラ1a〜1dが前回撮影して記録している画
像データを画像格納部8eから読み出し(step
4)、Seq2に示すように操作閲覧画面フォームにリ
ンクさせてクライアントPC7のブラウザ手段7aにデ
ータを渡す(step5)。クライアントPC7ではブ
ラウザ手段7aが、各カメラ1a〜1dの前回撮影して
記録してある画像を掲載した操作閲覧画面を表示する。
【0043】Seq3において、ユーザがブラウザ手段
7aに表示された操作閲覧画面の入力を行う。ユーザは
カメラ指定ボタン11の中でカメラ1aと関係付けられ
たボタン1と、画像送信要求を行うための画像送信要求
ボタン13aとを、マウス等で入力する。ブラウザ手段
7aは、httpによって使用されるウェルノウンポー
ト番号「80」のTCPヘッダ、DNSウェブサーバー
8を宛先IPアドレスに書き込んだIPヘッダ、イーサ
ネットヘッダを付加してDNSウェブサーバー8に画像
送信要求を通知する。この画像送信要求はDNSウェブ
サーバー8の要求処理手段8aに起動をかけるものであ
る。
【0044】Seq4でDNSウェブサーバー8が画像
送信要求を受け取ると、要求処理手段8aが起動され、
図4に示すような処理を行う。図4において、CGIに
対するメソッドが判断され、GETか(step1)、
POSTかが判断される(step6)。実施の形態1
の画像送信要求ではPOSTであるから、続いてカメラ
名をポート番号に変換し(step7)、該当するカメ
ラ名が存在して変換できたか否かが判断される(ste
p8)。該当するカメラ名、例えば「genkan」があれ
ば、LANアドレス−機器名−ポート番号変換テーブル
8bによって、カメラ名がポート番号「8001」に変
換される。もし、step8において該当するカメラ名
「genkan」が存在しないカメラ名の場合にはエラー処理
される(step11)。
【0045】カメラ名「genkan」が存在した場合には、
変換した後のポート番号「8001」と画像送信要求を
示すコマンド情報をパケットのデータ領域に埋め込み
(step9)、httpで主に使用されるポート番号
「80」のTCPヘッダ、LANのIPアドレスを宛先
IPアドレスに書き込んだIPヘッダ、イーサネットヘ
ッダ、イーサネットフッタトレーラ等を付加してゲート
ウェイ3に送信する(step10)。
【0046】ゲートウェイ3はこのパケットをフォワー
ディングし、これをホストPC2が受信する。ホストP
C2のブラウザ手段2aにはマスカレード機能手段2b
がプラグインされており、このマスカレード機能手段2
bがパケットのデータ領域からカメラのポート番号「8
001」を取り出して、パケットのTCPヘッダのポー
ト番号に「8001」を書き込み、LAN内部に送信す
る。このパケットを受信したカメラ1aは、データ領域
のコマンドの内容を解析し、画像送信要求と判断する。
【0047】次にカメラ1aが画像を撮影すると、この
画像データをデータ領域に収め、ウェルノウンポート番
号「80」のTCPヘッダとアプリケーションヘッダを
付加し、TCPパケットとしてホストPC2に送信す
る。ホストPC2はIPヘッダとイーサネットヘッダを
付加してhttpでネットワーク4に送出し、このパケ
ットを受信したクライアントPC7は、ブラウザ手段7
aによってデータ領域からカメラ名と画像データを取り
出し(step12)、カメラ名から画面表示座標を割
り出し(step13)、ブラウザ手段7aにデータを
渡し(step14)、図3(a)(b)に示す操作閲
覧画面の所定の位置に画像12として表示するものであ
る。
【0048】このように、実施の形態1の遠隔制御シス
テムは、カメラ指定ボタン11を選択して、カメラ名
「genkan」「niwa」「uraguti」「daidokoro」の指定を
するだけで制御するカメラを特定でき、操作性がきわめ
て高い。TCPヘッダにはカメラのポート番号が書きこ
まれていないため内容を解析するためには情報フィール
ド全部を解析する必要があり、結果としてセキュリティ
が高く、SSL等を使わなくてもよいから小規模なプロ
グラムにより実現できるために安価で、実用性の高い遠
隔制御システムにすることができる。SSLを使えばさ
らにセキュリティが向上する。
【0049】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける遠隔制御システムと処理側分散制御システムにつ
いて説明する。図6は本発明の実施の形態2における遠
隔制御システムの構成図、図7は本発明の実施の形態2
における遠隔制御システムのシーケンスチャート、図8
(a)は本発明の実施の形態2における遠隔制御システ
ムのLANアドレス−ドメイン名変換テーブル図、図8
(b)は本発明の実施の形態2における遠隔制御システ
ムのサブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポート番
号変換テーブル図である。本実施の形態2の遠隔制御シ
ステムは実施の形態1の遠隔制御システムと基本的に同
一構成であるから、同一符号の説明は実施の形態1の説
明に譲って省略する。なお、実施の形態2の遠隔制御シ
ステムもLAN構成機器としてカメラを遠隔制御するも
のである。
【0050】図6において、1は撮像部、1a,1b,
1c,1dはカメラ、2はホストPC、2aはブラウザ
手段、3はゲートウェイ、3aはゲートウェイ3に設け
られたプロトコル変換テーブル、3bはゲートウェイ3
に設けられたマスカレード機能手段、3cはサブドメイ
ン名−ローカルIPアドレス−ポート番号変換テーブ
ル、4はネットワーク、5,6a,6bは中継機器、7
はクライアントPC、7aはブラウザ手段、8’はDN
Sウェブサーバー、8’aは要求処理手段、8’bはL
ANアドレス−ドメイン名変換テーブルである。
【0051】本実施の形態2は実施の形態1と異なり、
クライアントPC7からカメラ1a〜1dに画像送信要
求をするとき、ブラウザ手段7aでカメラ1a〜1dの
ポート番号を指定して制御するのではなく、LANのド
メイン名とLAN内の構成機器を特定するサブドメイン
名を使って制御するものである。例えば、玄関にあるカ
メラのURLは、http://genkan.camera.ne.
jpと表されるが、この「genkan」が[サブドメイン名]
であり、「camera.ne.jp」が[ドメイン名]である。
この2つのドメイン名を使って制御を行うものである。
【0052】実施の形態2のクライアントPC7は、D
NSウェブサーバー8’の要求処理手段8’aにCGI
の起動をかけるコマンド情報とともに、サブドメイン名
「genkan」を含むドメイン名「genkan.camera.ne.j
p」をデータ領域に収め、宛先IPアドレスにDNSウ
ェブサーバー8’のアドレス、送信元IPアドレスにク
ライアントPC7のアドレスを記入したIPヘッダを付
加して、イーサネットフレームを構成し、DNSウェブ
サーバー8’に送信する。
【0053】これを受け取ったDNSウェブサーバー
8’は、要求処理手段8’aによりデータ領域からドメ
イン名「genkan.camera.ne.jp」からLANドメイン
名「camera.ne.jp」を取り出し、LANアドレス−ド
メイン名変換テーブル8’bに従ってLANのグローバ
ルIPアドレスに変換する。図8(a)に示すように、
このLANアドレス−ドメイン名変換テーブル8’bに
は送信元IPアドレス「123.456.789.0」
が格納され、且つLANドメイン名「camera.ne.jp」
がLANのグローバルIPアドレス「234.567.
890.1」と関係付けられて格納されている。データ
領域内のドメイン名「genkan.camera.ne.jp」からL
ANドメイン名「camera.ne.jp」を切り出し、LAN
アドレス−ドメイン変換テーブル8’bによって宛先I
Pアドレス「234.567.890.1」に変換す
る。そして、IPヘッダに送信元IPアドレス「12
3.456.789.0」、宛先IPアドレス「23
4.567.890.1」を書き込み、TCPヘッダに
ポート番号「80」、データ領域にドメイン名「genka
n.camera.ne.jp」を書き込んでhttpでゲートウ
ェイ3に向けて送信する。
【0054】ゲートウェイ3にはマスカレード機能手段
3bがプラグインされており、このマスカレード機能手
段3bが、TCP/IPのパケットのデータ領域からド
メイン名「genkan.camera.ne.jp」を取り出し、「ge
nkan」を切り出す。マスカレード機能手段3bは、図8
(b)に示したサブドメイン名−ローカルIPアドレス
−ポート番号変換テーブル3cに従って、カメラのロー
カルIPアドレスとポート番号を求めて変換する。ゲー
トウェイ3がIPヘッダの宛先アドレスにローカルIP
アドレスを書き込み、TCPヘッダのポート番号にカメ
ラのポート番号を書き込んでLAN内に送信する。この
パケットをカメラ1aが受信する。カメラ1aはデータ
領域からコマンド情報である画像送信要求を取り出し、
カメラで撮影を開始する。なお、希望する画像を得るた
めにカメラ1a〜1dのアングルやズームを制御する場
合は、カメラ操作画面に表示された操作ボタン13から
のGUI(グラフィカルユーザインターフェース)入力
により、例えばピッチ角を+5°するといったようなコ
マンド情報がイーサネットフレームのデータ領域に埋め
込まれて送信され、ゲートウェイ3のマスカレード機能
手段3bによりカメラのポート番号に変換され、画像送
信要求と同様にカメラ1a〜1dが受信し、このコマン
ド情報を解析する。
【0055】カメラ1a〜1dは、コマンドを実行して
画像の撮影を終了すると、画像データをデータ領域にセ
ットして、TCPヘッダとアプリケーションヘッダを付
加し、TCPパケットとしてホストPC2に送信する。
TCPヘッダのポート番号にはhttpで主に使用され
るウェルノウンポート番号「80」が書き込まれ、IP
ヘッダとイーサネットヘッダを付加してインターネット
等のネットワーク4にゲートウェイ3を介して送出す
る。ネットワーク4からこのイーサネットフレームを受
信したクライアントPC7は、ブラウザ手段7aによっ
て画像データを取り出し、画像が操作閲覧画面の画像1
2として表示される。
【0056】次に、図7のシーケンスチャートに基づい
て、クライアントPC7からカメラ1aに画像を要求し
てブラウザ手段7aに表示させるシーケンスの説明を行
う。Seq1において、クライアントPC7のブラウザ
手段7aを立ち上げ、DNSウェブサーバー8’のcg
i−binのディレクトリを指定し、フォームを受信し
たら(Seq2)、ドメイン名「genkan.camera.ne.
jp」をデータ領域に書き込んで送信する(Seq3)。
DNSウェブサーバー8’においては要求処理手段8’
aが起動され、メソッドがGETか否かが判断され、G
ETで内場合にPOSTであるか否かが判断され、動作
(関数)が「get」もしくは「put」のどちらであ
るかが判断される。
【0057】メソッドは画像送信要求の場合はPOST
であって、ドメイン名「genkan.camera.ne.jp」がデ
ータ領域から抽出され、サブドメイン名「genkan」とL
ANドメイン名「camera.ne.jp」が切り出される。も
し、該当するサブドメイン名「genkan」があれば、LA
Nアドレス−ドメイン名変換テーブル8’bによって、
LANドメイン名「camera.ne.jp」がIPアドレス
「234.567.890.1」に変換される。もし、
該当するLANドメイン名「camera.ne.jp」が存在し
ないカメラ名のときにはエラー処理される。
【0058】LANドメイン名「camera.ne.jp」が存
在した場合には、ドメイン名「genkan.camera.ne.j
p」と画像送信要求のコマンド情報とがパケットのデー
タ領域に埋め込まれ、httpで主に使用されるポート
番号「80」がTCPヘッダに、またLANのグローバ
ルIPアドレス「234.567.890.1」が宛先
IPアドレスに書き込まれたIPヘッダ、イーサネット
ヘッダ、イーサネットフッタトレーラ等が付加されてゲ
ートウェイ3に送信される(Seq4)。
【0059】ゲートウェイ3にはマスカレード機能手段
3bがプラグインされており、このマスカレード機能手
段3bがパケットのデータ領域からドメイン名「genka
n.camera.ne.jp」を取り出し、さらに「genkan」を
切り出し、サブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポ
ート番号変換テーブル3cによって、カメラのポート番
号「8001」、ローカルIPアドレス「192.16
8.2.101」を求める。そして、パケットのIPヘ
ッダにローカルIPアドレス「192.168.2.1
01」、TCPヘッダのポート番号に「8001」を書
き込み(Seq5)、LAN内部に送信する(Seq
6)。このパケットを受信したサブドメイン名「genka
n」のカメラ1aは、コマンドの内容を解析し、画像送
信要求と判断する。
【0060】次にカメラ1aが画像を撮影すると、この
画像データをデータ領域に収め、ウェルノウンポート番
号「80」のTCPヘッダとアプリケーションヘッダを
付加し、TCPパケットとしてホストPC2に送信する
(Seq7)。ホストPC2はIPヘッダとイーサネッ
トヘッダを付加してhttpでネットワーク4に送出し
(Seq8)、このパケットを受信したクライアントP
C7は、ブラウザ手段7aによってデータ領域からカメ
ラ名と画像データを取り出し、カメラ名から画面表示座
標を割り出し、操作閲覧画面の所定の位置に画像12と
して表示するものである(Seq9)。
【0061】このように、実施の形態2の遠隔制御シス
テムは、ドメイン名「genkan.camera.ne.jp」「niw
a.camera.ne.jp」「uraguti.camera.ne.jp」「da
idokoro.camera.ne.jp」の指定をするだけで制御す
るカメラを特定でき、操作性がきわめて高い。TCPヘ
ッダにはカメラのポート番号が書きこまれていないため
内容を解析するためには情報フィールド全部を解析する
必要があり、結果としてセキュリティが高く、SSL等
を使わなくてもよいから小規模なプログラム実現できる
ために安価で、実用性の高い遠隔制御システムにするこ
とができる。
【0062】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける遠隔制御システムと処理側分散制御システムにつ
いて説明する。図9は本発明の実施の形態3における遠
隔制御システムの構成図である。本実施の形態3の遠隔
制御システムは実施の形態2の遠隔制御システムと基本
的に同一構成であるから、同一符号の説明は実施の形態
1の説明に譲って省略する。なお、実施の形態3の遠隔
制御システムもカメラを遠隔制御するものである。実施
の形態2の図8(a)(b)は、実施の形態3において
も同一であり、参照する。
【0063】実施の形態3の遠隔制御システムは、実施
の形態2のようにゲートウェイ3にマスカレード機能手
段3b、サブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポー
ト番号変換テーブル3cを設けるのでなく、ホストPC
2にマスカレード機能手段2b、サブドメイン名−ロー
カルIPアドレス−ポート番号変換テーブル2cを設け
る点に特徴がある。
【0064】図9において、1は撮像部、1a,1b,
1c,1dはカメラ、2はホストPC、2aはホストP
C2のブラウザ手段、2bはマスカレード機能手段、2
cはサブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポート番
号変換テーブル、3はゲートウェイ、3aはプロトコル
変換テーブル、4はネットワーク、5,6は中継機器、
7はクライアントPC、7aはブラウザ手段、8’はD
NSウェブサーバー、8’aは要求処理手段、8’bは
LANアドレス−ドメイン名変換テーブルである。
【0065】本実施の形態3は、ドメイン名「genkan.
camera.ne.jp」から切り出したLANドメイン名「ca
mera.ne.jp」を用いることにより、LANアドレス−
ドメイン名変換テーブル8’bに基づいて宛先IPアド
レス「234.567.890.1」を求め、IPヘッ
ダに送信元IPアドレス「123.456.789.
0」、宛先IPアドレス「234.567.890.
1」を書き込み、TCPヘッダにポート番号「80」、
データ領域にドメイン名「genkan.camera.ne.jp」を
書き込んでhttpでホストPC2に向けて送信するま
でまったく同一である。従って、ゲートウェイ3がこれ
を受信するまでの詳細な説明は省略する。
【0066】ゲートウェイ3ではTCPヘッダのポート
番号がホストPC2のポート番号に変換されて、ホスト
PC2に送られる。このホストPC2のブラウザ手段2
aにはマスカレード機能手段2bがプラグインされてお
り、このマスカレード機能手段2bが、TCP/IPの
パケットのデータ領域からドメイン名「genkan.camer
a.ne.jp」からサブドメイン名「genkan」を取り出し
て、サブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポート番
号変換テーブル2cによりカメラのローカルIPアドレ
ス「192.168.2.101」とポート番号「80
01」に変換する。さらに、マスカレード機能手段2b
がIPヘッダの宛先アドレスにローカルIPアドレスを
書き込み、TCPヘッダのポート番号にカメラのポート
番号を書き込んでLAN内に送信する。このパケットを
ドメイン名「genkan.camera.ne.jp」のカメラ1aが
受信する。カメラ1aはデータ領域からコマンド情報で
ある画像送信要求を取り出し、カメラで撮影を開始す
る。
【0067】カメラ1aは、コマンドを実行して画像の
撮影を終了すると、画像データをデータ領域にセットし
て、TCPヘッダとアプリケーションヘッダを付加し、
TCPパケットとしてホストPC2に送信する。TCP
ヘッダのポート番号にはhttpで主に使用される「8
0」が書き込まれ、IPヘッダとイーサネットヘッダを
付加してインターネット等のネットワーク4にゲートウ
ェイ3を介して送出する。ネットワーク4からこのパケ
ットを受信したクライアントPC7は、ブラウザ手段7
aによって画像データを取り出し、画像が操作閲覧画面
の画像12として表示される。
【0068】実施の形態3の遠隔制御システムは、ドメ
イン名「genkan.camera.ne.jp」「niwa.camera.n
e.jp」「uraguti.camera.ne.jp」「daidokoro.cam
era.ne.jp」の指定をするだけで制御するカメラを特
定でき、操作性がきわめて高い。TCPヘッダにはカメ
ラのポート番号が書きこまれていないため内容を解析す
るためには情報フィールド全部を解析する必要があり、
結果としてセキュリティが高く、SSL等を使わなくて
もよいから小規模なプログラム実現できるために安価
で、実用性の高い遠隔制御システムにすることができ
る。ホストPC2にマスカレード機能手段2b、サブド
メイン名−ローカルIPアドレス−ポート番号変換テー
ブル2cを設けるため、ゲートウェイ3にマスカレード
機能手段3b、サブドメイン名−ローカルIPアドレス
−ポート番号変換テーブル3cを設けるのよりも管理が
容易である。
【0069】(実施の形態4)実施の形態4の遠隔制御
システムは、実施の形態1のLANアドレス−機器名−
ポート番号変換テーブル、実施の形態2,3のサブドメ
イン名−ローカルIPアドレス−ポート番号変換テーブ
ルのカメラのポート番号に代えて、各カメラのローカル
IPアドレスでカメラを特定するものである。すなわ
ち、カメラのポート番号「8001」「8002」「8
003」「8004」を、それぞれローカルIPアドレ
ス「192.168.2.101」「192.168.
2.102」「192.168.2.103」「19
2.168.2.104」に代えたものである。実施の
形態1の場合には、要求処理手段8aがIPヘッダにロ
ーカルIPアドレスを書き込み、TCPヘッダのポート
番号にウェルノウンポート番号を書き込んで送信する。
【0070】実施の形態2の場合、要求処理手段8’a
がドメイン名を用いてLANグローバルIPアドレスを
求め、ゲートウェイ3のマスカレード機能手段3bがI
PヘッダにローカルIPアドレスを書き込み、TCPヘ
ッダのポート番号にウェルノウンポート番号を書き込ん
で送信する。実施の形態3の場合は、ホストPC2のマ
スカレード機能手段2bがIPヘッダにローカルIPア
ドレスを書き込み、TCPヘッダのポート番号にウェル
ノウンポート番号を書き込んで送信する。
【0071】実施の形態4の遠隔制御システムは、ロー
カルIPアドレスだけでポート番号を対応付けしておく
必要がなく、各テーブルがシンプルになる。
【0072】
【発明の効果】本発明の遠隔制御システムによれば、機
器名情報を使い、ネットワーク上において制御対象機器
のポート番号がTCPヘッダにセットされないため内容
を解析するためには情報フィールド全部を解析する必要
があり、結果として通信のセキュリティが高く、SSL
を採用しないでも秘密が守れるため安価で操作が容易
で、実用性の高いシステムを実現できる。クライアント
コンピュータはDNSウェブサーバーから操作閲覧画面
をダウンロードし、画面上からデータ入力することがで
き、操作性がきわめて高い。
【0073】また、ドメイン名を使い、ネットワーク上
において制御対象機器のポート番号がTCPヘッダにセ
ットされないため内容を解析するためには情報フィール
ド全部を解析する必要があり、結果として通信のセキュ
リティが高く、SSLを採用しないでも秘密が守れ、小
規模なプログラム実現できるために安価で操作が容易
で、実用性の高いシステムを実現できる。
【0074】ポート番号に代えてローカルIPアドレス
を用いて制御するため、ローカルIPアドレスだけで制
御でき、各テーブルにポート番号を対応付けしておく必
要がなく、各テーブルがシンプルになる。制御対象機器
がカメラであるから、カメラの撮影した画像のセキュリ
ティを守るのが容易である。
【0075】本発明の遠隔制御システムの処理側分散制
御システムは、機器名情報を使い、ネットワーク上にお
いて制御対象機器のポート番号がTCPヘッダにセット
されないため通信のセキュリティが高く、内容を解析す
るためには情報フィールド全部を解析する必要があり、
結果としてSSLを採用しないでも秘密が守れるため安
価で操作が容易で、実用性の高いシステムを実現でき
る。
【0076】ドメイン名を使い、ネットワーク上におい
て制御対象機器のポート番号がTCPヘッダにセットさ
れないため通信のセキュリティが高く、内容を解析する
ためには情報フィールド全部を解析する必要があり、結
果としてSSLを採用しないでも秘密が守れ、小規模な
プログラム実現できるために安価で操作が容易で、実用
性の高いシステムを実現できる。
【0077】本発明の遠隔制御方法によれば、機器名情
報を使い、ネットワーク上において制御対象機器のポー
ト番号がTCPヘッダにセットされないため内容を解析
するためには情報フィールド全部を解析する必要があ
り、結果として通信のセキュリティが高く、SSLを採
用しないでも秘密が守れるため安価で操作が容易で、実
用性の高いシステムを実現できる。
【0078】ローカルIPアドレスだけで制御でき、各
テーブルにポート番号を対応付けしておく必要がなく、
各テーブルがシンプルになる。カメラの撮影した画像の
セキュリティを守るのが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における遠隔制御システ
ムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1における遠隔制御システ
ムのシーケンスチャート
【図3】(a)本発明の実施の形態1における遠隔制御
システムのクライアントPCのブラウザ手段による操作
閲覧画面を示す図 (b)(a)の操作閲覧画面からウィンドウとして開い
た操作画面を示す図
【図4】本発明の実施の形態1におけるDNSウェブサ
ーバーのCGIの処理フローチャート
【図5】本発明の実施の形態1におけるウェブサーバー
のLANアドレス−機器名−ポート番号変換テーブル図
【図6】本発明の実施の形態2における遠隔制御システ
ムの構成図
【図7】本発明の実施の形態2における遠隔制御システ
ムのシーケンスチャート
【図8】(a)本発明の実施の形態2における遠隔制御
システムのLANアドレス−ドメイン名変換テーブル図 (b)本発明の実施の形態2における遠隔制御システム
のサブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポート番号
変換テーブル図
【図9】本発明の実施の形態3における遠隔制御システ
ムの構成図
【図10】従来のTCP/IPを使った遠隔制御システ
ムの構成図
【符号の説明】 1 撮像部 1a,1b,1c,1d カメラ 2 ホストコンピュータ(ホストPC) 2a,7a ブラウザ手段 2b,3b マスカレード機能手段 2c,3c サブドメイン名−ローカルIPアドレス−
ポート番号変換テーブル 3 ゲートウェイ 3a プロトコル変換テーブル 4 ネットワーク 5,6 中継機器 7 クライアントコンピュータ(クライアントPC) 7b 操作閲覧手段 8,8’ DNSウェブサーバー 8a,8’a 要求処理手段 8b LANアドレス−機器名−ポート番号変換テーブ
ル 8’b LANアドレス−ドメイン名変換テーブル 8c 画面データ格納部 8d 画像格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301E Fターム(参考) 5C054 AA01 DA09 EA03 EG05 5K030 HA08 HB06 HC01 HC09 HC14 HD03 HD06 JT09 KA01 KA05 5K033 CB08 DA06 DB12 DB18 EC03 5K048 AA15 BA01 BA51 DA02 DC03 EA16 EB01 EB02 FB10 FC01 HA01 HA03 HA21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続されたLAN内の制御
    対象機器と、 前記LANのグローバルIPアドレスと前記制御対象機
    器の機器名情報とコマンド情報とをデータ領域に収めた
    パケットをTCP/IPで送信することができるブラウ
    ザ手段を搭載したクライアントコンピュータと、 前記グローバルIPアドレスで特定されたLAN内の制
    御対象機器の機器名情報とポート番号とを変換すること
    ができるLANアドレス−機器名−ポート番号変換テー
    ブルを格納し、前記ブラウザ手段から受信したパケット
    のデータ域に前記LANアドレス−機器名−ポート番号
    変換テーブルに基づいて求めたポート番号を収めるとと
    もに、IPヘッダに前記LANのグローバルIPアドレ
    スをセットし、TCPヘッダには予め定められたポート
    番号をセットして前記LANに送信するDNSサーバー
    と、 前記LANに設けられ、ゲートウェイを介して前記パケ
    ットを受信すると前記データ領域から前記ポート番号を
    取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカルI
    PアドレスをIPヘッダにセットするマスカレード機能
    手段が設けられたホストコンピュータを備え、 前記クライアントコンピュータによって前記ネットワー
    ク上制御対象機器のポート番号を特定しないで制御する
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】前記DNSサーバーがDNSウェブサーバ
    ーであって、前記ブラウザ手段からの操作閲覧画面要求
    により該操作閲覧画面のデータを前記クライアントコン
    ピュータに送出し、画面入力することができることを特
    徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】ネットワークに接続されたLAN内の制御
    対象機器と、 前記制御対象機器のドメイン名とコマンド情報とをデー
    タ領域に収めたパケットをTCP/IPで送信すること
    ができるブラウザ手段を搭載したクライアントコンピュ
    ータと、 前記ドメイン名から前記LANのグローバルIPアドレ
    スを求めることができるLANアドレス−ドメイン変換
    テーブルを格納し、前記ブラウザ手段から受信したパケ
    ットのIPヘッダに前記ドメイン名から求めたグローバ
    ルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには予め定め
    られたポート番号をセットして前記LANに送信するD
    NSサーバーと、 前記LANに設けられ、ゲートウェイを介して前記パケ
    ットを受信すると前記データ領域から前記ドメイン名を
    取り出し、サブドメイン名−ローカルIPアドレス−ポ
    ート番号変換テーブルに基づいて前記制御対象機器のサ
    ブドメイン名を切り出してポート番号とローカルIPア
    ドレスに変換し、該ポート番号をTCPヘッダに書き込
    むとともにローカルIPアドレスをIPヘッダにセット
    するマスカレード機能手段が設けられたホストコンピュ
    ータを備え、 前記クライアントコンピュータによって前記ネットワー
    ク上制御対象機器のポート番号を特定しないで制御する
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載された遠隔制御システムに
    おいて、ゲートウェイを介して前記パケットを受信する
    と前記データ領域から前記ドメイン名を取り出し、サブ
    ドメイン名−ローカルIPアドレス−ポート番号変換テ
    ーブルに基づいて前記制御対象機器のサブドメイン名を
    切り出してポート番号とローカルIPアドレスに変換
    し、該ポート番号をTCPヘッダに書き込むとともにロ
    ーカルIPアドレスをIPヘッダにセットするマスカレ
    ード機能手段が設けられたホストコンピュータを備える
    のに代えて、前記パケットを受信すると前記データ領域
    から前記ドメイン名を取り出し、サブドメイン名−ロー
    カルIPアドレス−ポート番号変換テーブルに基づいて
    前記制御対象機器のサブドメイン名を切り出してポート
    番号とローカルIPアドレスに変換し、該ポート番号を
    TCPヘッダに書き込むとともにローカルIPアドレス
    をIPヘッダにセットするマスカレード機能手段が設け
    られたゲートウェイを備えたことを特徴とする遠隔制御
    システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の遠隔制御
    システムにおいて、制御対象機器のポート番号に代えて
    ローカルIPアドレスを用いて制御する遠隔制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記制御対象機器がカメラであることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遠隔制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】ネットワークにゲートウェイを介して接続
    されたLAN内の制御対象機器と、 前記LAN内の制御対象機器の機器名情報とポート番号
    とを変換することができるLANアドレス−機器名−ポ
    ート番号変換テーブルを格納し、クライアントコンピュ
    ータからTCP/IPで送信された前記LANのグロー
    バルIPアドレスと前記制御対象機器の機器名情報とコ
    マンド情報とをデータ領域に収めたパケットを受信する
    と、該パケットのデータ域に前記LANアドレス−機器
    名−ポート番号変換テーブルに基づいて求めたポート番
    号を収めるとともに、IPヘッダに前記LANのグロー
    バルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには予め定
    められたポート番号をセットして前記LANに送信する
    DNSサーバーと、 前記LANに設けられ、ゲートウェイを介して前記パケ
    ットを受信すると前記データ領域から前記ポート番号を
    取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカルI
    PアドレスをIPヘッダにセットするマスカレード機能
    手段が設けられたホストコンピュータを備えた遠隔制御
    システムの処理側分散制御システムであって、 前記クライアントコンピュータによって前記ネットワー
    ク上制御対象機器のポート番号を特定しないで制御する
    ことを特徴とする遠隔制御システムの処理側分散制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】遠隔制御システムが、LANアドレス−機
    器名−ポート番号変換テーブルを格納した請求項2、
    5、6のいずれかに記載された遠隔制御システムである
    ことを特徴とする請求項7記載の遠隔制御システムの処
    理側分散制御システム。
  9. 【請求項9】ネットワークにゲートウェイを介して接続
    されたLAN内の制御対象機器と、 前記制御対象機器のドメイン名から前記LANのグロー
    バルIPアドレスを求めることができるLANアドレス
    −ドメイン変換テーブルを格納し、クライアントコンピ
    ュータからTCP/IPで送信された前記ドメイン名と
    コマンド情報とをデータ領域に収めたパケットを受信す
    ると、該パケットのIPヘッダに前記ドメイン名から求
    めたグローバルIPアドレスをセットし、TCPヘッダ
    には予め定められたポート番号をセットして前記LAN
    に送信するDNSサーバーと、 前記LANに設けられ、ゲートウェイを介して前記パケ
    ットを受信すると前記データ領域から前記ポート番号を
    取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカルI
    PアドレスをIPヘッダにセットするマスカレード機能
    手段が設けられたホストコンピュータを備えた遠隔制御
    システムの処理側分散制御システムであって、 前記クライアントコンピュータによって前記ネットワー
    ク上制御対象機器のポート番号を特定しないで制御する
    ことを特徴とする遠隔制御システムの処理側分散制御シ
    ステム。
  10. 【請求項10】遠隔制御システムが、LANアドレス−
    ドメイン変換テーブルを格納した請求項5または6に記
    載された遠隔制御システムであることを特徴とする請求
    項9記載の遠隔制御システムの処理側分散制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】LANのグローバルIPアドレスと制御
    対象機器の機器名情報とコマンド情報をパケットのデー
    タ領域に収めてクライアントコンピュータからTCP/
    IPでDNSサーバーに送信し、 前記DNSサーバーにおいては前記グローバルIPアド
    レスで特定された前記機器名情報を対象制御機器のポー
    ト番号に変換して、送信するパケットのデータ域に該ポ
    ート番号を収めるとともに、IPヘッダに前記LANの
    グローバルIPアドレスをセットし、TCPヘッダには
    予め定められたポート番号をセットして前記DNSサー
    バーから前記LANに送信し、 前記LANにおいては前記データ領域からポート番号を
    取り出してTCPヘッダに書き込むとともにローカルI
    PアドレスをIPヘッダにセットして前記コマンド情報
    を前記制御対象機器に送り、 前記ネットワーク上制御対象機器のポート番号を特定し
    ないで制御することを特徴とする遠隔制御方法。
  12. 【請求項12】制御対象機器のドメイン名とコマンド情
    報とコマンド情報をパケットのデータ領域に収めてクラ
    イアントコンピュータからTCP/IPでDNSサーバ
    ーに送信し、 前記DNSサーバーにおいては前記ドメイン名から前記
    LANのグローバルIPアドレスを求め、送信するパケ
    ットのIPヘッダに該グローバルIPアドレスをセット
    するとともに、TCPヘッダには予め定められたポート
    番号をセットして前記DNSサーバーから前記LANに
    送信し、 前記LANにおいては前記データ領域の前記ドメイン名
    から前記制御対象機器のサブドメイン名を切り出してポ
    ート番号とローカルIPアドレスに変換し、該ポート番
    号TCPヘッダに書き込むとともに前記ローカルIPア
    ドレスをIPヘッダにセットして前記コマンド情報を前
    記制御対象機器に送り、 前記ネットワーク上制御対象機器のポート番号を特定し
    ないで制御することを特徴とする遠隔制御方法。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の遠隔制御方
    法において、制御対象機器のポート番号に代えてローカ
    ルIPアドレスを用いて制御する遠隔制御方法。
  14. 【請求項14】前記制御対象機器がカメラであることを
    特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の遠隔制
    御方法。
JP2002047431A 2002-02-25 2002-02-25 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法 Expired - Fee Related JP3925237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047431A JP3925237B2 (ja) 2002-02-25 2002-02-25 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047431A JP3925237B2 (ja) 2002-02-25 2002-02-25 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003249943A true JP2003249943A (ja) 2003-09-05
JP3925237B2 JP3925237B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=28660492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002047431A Expired - Fee Related JP3925237B2 (ja) 2002-02-25 2002-02-25 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3925237B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282730A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像データ配信システム及び映像データ配信方法
US7733851B2 (en) 2005-05-06 2010-06-08 Idis Co., Ltd. Name service system and method thereof
JP2012150596A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Onkyo Corp リモート設定システム
JP2013114466A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Nikon Corp 表示システム、表示方法およびプログラム
JP2014057373A (ja) * 2008-07-28 2014-03-27 Digix Inc ネットワークカメラシステム
JP2016511992A (ja) * 2014-01-16 2016-04-21 加一聯創電子科技有限公司1More Inc. モノのインターネットの制御方法、端末と被制御デバイス
JP2017005368A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 三菱電機株式会社 ゲートウェイ装置、ネットワークシステム
CN108337478A (zh) * 2018-01-31 2018-07-27 佛山市聚成知识产权服务有限公司 一种互联网远程监控系统
US10904037B2 (en) 2018-02-15 2021-01-26 Fujitsu Limited Relaying apparatus, relaying method, and relaying system

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282730A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像データ配信システム及び映像データ配信方法
JP4676146B2 (ja) * 2003-02-28 2011-04-27 株式会社日立国際電気 映像データ配信システム及び映像データ配信方法
US7733851B2 (en) 2005-05-06 2010-06-08 Idis Co., Ltd. Name service system and method thereof
JP2014057373A (ja) * 2008-07-28 2014-03-27 Digix Inc ネットワークカメラシステム
JP2012150596A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Onkyo Corp リモート設定システム
JP2013114466A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Nikon Corp 表示システム、表示方法およびプログラム
JP2016511992A (ja) * 2014-01-16 2016-04-21 加一聯創電子科技有限公司1More Inc. モノのインターネットの制御方法、端末と被制御デバイス
JP2017005368A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 三菱電機株式会社 ゲートウェイ装置、ネットワークシステム
CN108337478A (zh) * 2018-01-31 2018-07-27 佛山市聚成知识产权服务有限公司 一种互联网远程监控系统
US10904037B2 (en) 2018-02-15 2021-01-26 Fujitsu Limited Relaying apparatus, relaying method, and relaying system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3925237B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4354294B2 (ja) ネットワーク・セグメントが互いに異なる複数のネットワークに接続されたゲートウェイ装置、およびipパケットを転送するためのプログラムおよび方法
US6353848B1 (en) Method and system allowing a client computer to access a portable digital image capture unit over a network
US6567122B1 (en) Method and system for hosting an internet web site on a digital camera
JP3688464B2 (ja) 端末装置、サーバ装置、通信装置および制御方法
JP5444639B2 (ja) サーバ装置と分散サーバシステム
US8295268B2 (en) IP device, management server, and network system
JP6145979B2 (ja) 通信システム、情報処理装置、端末
JP4352748B2 (ja) 中継装置
JP4909277B2 (ja) ネットワーク通信機器、ネットワーク通信方法、アドレス管理機器
JP2005051473A (ja) ネットワーク相互接続装置及びネットワーク相互接続方法、名前解決装置、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004304602A (ja) ネットワーク接続カメラ及び画像表示方法
CN104539902B (zh) 一种ipc的远程访问方法和系统
WO2008127194A1 (en) Network camera monitoring and data sharing system and method
JP2003249943A (ja) 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法
JP2003208392A (ja) ファイル送信装置、ウェブサーバ、ファイル送信システム、ファイル送信プログラム、およびウェブサーバプログラム
JP2015122671A (ja) データ供給装置、データ受信装置、ならびに遠隔通信システム
JP2008148243A (ja) 通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラム
JP2003244173A (ja) 遠隔制御システムとその処理側制御システム及び遠隔制御方法
US20050125540A1 (en) Home portal router
JP3935823B2 (ja) Httpセッション・トンネリング・システム、その方法、及びそのプログラム
JP5045094B2 (ja) 異常検出システム、その異常検出サーバ及び異常検出サーバプログラム
US20050144286A1 (en) Home portal router
JP3650349B2 (ja) 画像伝送装置
JP6317630B2 (ja) トンネル接続装置、トンネル終端装置、接続制御方法、及びプログラム
JP2005204124A (ja) カメラ装置及びネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050222

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees