JP2003208392A - ファイル送信装置、ウェブサーバ、ファイル送信システム、ファイル送信プログラム、およびウェブサーバプログラム - Google Patents

ファイル送信装置、ウェブサーバ、ファイル送信システム、ファイル送信プログラム、およびウェブサーバプログラム

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JP2003208392A
JP2003208392A JP2002004244A JP2002004244A JP2003208392A JP 2003208392 A JP2003208392 A JP 2003208392A JP 2002004244 A JP2002004244 A JP 2002004244A JP 2002004244 A JP2002004244 A JP 2002004244A JP 2003208392 A JP2003208392 A JP 2003208392A
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file
mail
web server
transmission
unit
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Naoki Nishiguchi
直樹 西口
Akihiro Sasakura
章弘 笹倉
Kota Yoshida
光太 吉田
Masao Gunji
雅夫 郡司
Yoshihiko Murakawa
賀彦 村川
Isao Aoki
伊佐男 青木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電子メールを受信し受信した電子メ
ールにより指示されたファイルを送信するホームゲート
ウェイ等に関し、プライベートアドレスを使用する場合
であっても、画像ファイル等も含め、ファイルを送信す
ることのできる、ホームゲートウェイ等を提供する。 【解決手段】端末20から電子メールを受信し受信した
電子メールにより指示されたファイルを送信するホーム
ゲートウェイ50において、電子メールを受信するメー
ル受信部と、メール受信部で受信した電子メールを解析
して送信を要求されたファイルを特定するメール解析部
と、メール解析部で特定されたファイルを、インターネ
ット上のウェブサーバ40に送信するファイル送信部
と、ファイルを送信した旨を端末にメールで通信するメ
ール通知部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを受信
し受信した電子メールにより指示されたファイルを送信
するファイル送信装置、ファイルを受信して格納してお
き、格納されたファイルの送信要求を受けてそのファイ
ルを送信要求元に送信する、インターネット上のウェブ
サーバ、それらファイル送信装置やウェブサーバを含む
ファイル送信システム、並びに、コンピュータをそれぞ
れ本発明のファイル送信装置、ウェブサーバとして動作
させるファイル送信プログラムおよびウェブサーバプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば家庭内で撮影された様々な
モニタ画像、家庭内のセキュリティ等のセンサのモニタ
情報、その家庭に送信されてきた電子メールなど、家庭
の様々な情報を保存しておき、例えば外出先から携帯端
末によりアクセスして家庭内のモニタ画像を確認したり
家庭に届いた電子メールを転送させたりする、いわゆる
ホームゲートウェイと呼ばれる装置が考えられている。
ここで、携帯端末からこのホームゲートウェイにアクセ
スするには、ホームゲートウェイは、グローバルアドレ
スによってインターネットへ直接に接続されている必要
がある。しかし、インターネットの普及により、グロー
バルアドレスの枯渇の問題が発生してきており、インタ
ーネットへの接続にプライベートアドレスを使用するこ
ともある。
【0003】例えばケーブルテレビ回線を経由してイン
ターネットに接続される場合のように、インターネット
に直接に接続されるのはそのケーブルテレビを運営して
いる会社のホストコンピュータであって、各家庭内の個
々のホームゲートウェイには、そのケーブルテレビの受
信の加入者の間では識別できるものの、グローバルには
ユニークとは言えないアドレス(プライベートアドレ
ス)が付与されている場合がある。
【0004】このようなプライベートアドレスを使用し
てインターネットに間接的に接続されている環境の下で
は、ホームゲートウェイに対してインターネット側から
直接にアクセスすることは不可能である。
【0005】そこで、この場合に電子メールを利用する
という方法が考えられている。
【0006】すなわち、先ず、携帯端末からホームゲー
トウェイに向けて電子メールを発信する。その電子メー
ルは、インターネット上のメールサーバに一旦格納され
る。ホームゲートウェイ側からは、インターネット上に
アクセスすることは可能であるため、ホームゲートウェ
イからのアクセスによりその電子メールはメールサーバ
からホームゲートウェイに送信される。ホームゲートウ
ェイでは、このようにして受信した電子メールを解析
し、その電子メールにファイルの送信要求があるときは
その要求されたファイルを電子メールに添付して携帯端
末に向けて送信する。このように、電子メールを利用す
ることにより、プライベートアドレスを使用したホーム
ゲートウェイから所望のファイルを受け取ることが考え
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯端
末によっては、電子メールの場合、文字データのみ受信
可能であって、添付画像を受信できないものもあり、こ
れでは、グローバルアドレスを持ちインターネットに直
接接続されたホームゲートウェイへの直接アクセスと同
等とはならず、画像を受信できないという大きなデメリ
ットが残ることになる。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、プライベート
アドレスを使用する場合であっても、画像ファイルも含
め、ファイルを送信することのできる、ホームゲートウ
ェイ等のファイル送信装置、端末へのファイル送信を担
うウェブサーバ、それらファイル送信装置やウェブサー
バを含むファイル送信システム、コンピュータを、本発
明のファイル送信装置として動作させるファイル送信プ
ログラム、および、コンピュータを、本発明のウェブサ
ーバとして動作させるウェブサーバプログラムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のファイル送信装置は、電子メールを受信し受信した
電子メールにより指示されたファイルを送信するファイ
ル送信装置において、電子メールを受信するメール受信
部と、メール受信部で受信した電子メールを解析して送
信を要求されたファイルを特定するメール解析部と、メ
ール解析部で特定されたファイルを、インターネット上
のウェブサーバに送信するファイル送信部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】本発明のファイル送信装置は、端末等から
送信されメールサーバを介して受信した電子メールによ
り送信が指示されたファイルを、その電子メールを発信
した端末等に向けて送信することに代わり、例えばその
ファイル送信装置がホームページ等を開設しているイン
ターネット上のウェブサーバに送信してそのホームペー
ジを更新する。こうすることにより、その電子メールを
発信した端末等は、インターネット上のウェブサーバを
アクセスして、電子メールで送信を指示した所望のファ
イルを受け取ることができる。この場合、画像ファイル
であっても、その端末等で受信することが可能である。
【0011】ここで、上記本発明のファイル送信装置に
おいて、メール受信部で受信した電子メールに応じたフ
ァイルをファイル送信部がウェブサーバに送信した旨
を、その電子メールの発信元に電子メールで通知するメ
ール通知部を備えることが好ましい。
【0012】こうすることにより、その電子メールの発
信元の端末等では、自分が電子メールで送信を指示した
ファイルがウェブサーバに送信されたことを容易に知る
ことができる。
【0013】ここで、上記のメール通知部を備えた態様
において、メール通知部は、上記発信元に、ファイル送
信部がウェブサーバに送信したファイルをアクセスする
ためのURL(Uniform Resource L
ocator:インターネットで使われるサーバやサー
バ内のファイルのリンク先を指定するための記述方式)
を含む電子メールを送信するものであることがさらに好
ましい。
【0014】その場合、その電子メールの発信元の端末
等では、所望のファイルがウェブサーバに送信されたこ
とを知ることができるとともに、そのウェブサーバへの
アクセスが容易となる。
【0015】さらに、上記本発明のファイル送信装置に
おいて、メール解析部で特定されたファイルの送信先の
ウェブサーバを複数のウェブサーバの中から選択するサ
ーバ選択部を備え、上記ファイル送信部は、メール解析
部で特定されたファイルを、サーバ選択部で選択された
ウェブサーバに送信するものであることが好ましい。
【0016】サーバ選択部は、どのような情報に基づい
てウェブサーバを選択してもよいが、例えばファイルの
送信を要求した電子メールの発信元アドレス等に応じて
ウェブサーバを選択することができる。これにより、例
えばファイルの送信を要求した端末等に応じてウェブサ
ーバを使い分けることができる。
【0017】さらに、上記本発明のファイル送信装置に
おける、ファイルの送信を要求する電子メールの発信元
に、ウェブサーバに送信したファイルをアクセスするた
めのURLを含む電子メールを送信する態様において、
上記ファイル送信部は、メール解析部で特定されたファ
イルをウェブサーバに送信するにあたり、送信先のディ
レクトリ及び/又はファイル名を予測不能に生成し、こ
の予測不能に生成されたディレクトリ及び/又はファイ
ル名を含むURLにファイルを送信するものであること
が好ましい。
【0018】こうすることにより、最終的にアクセスす
るURLを類推されにくいものとすることができ、その
ファイルを第三者に見られにくくすることが可能とな
る。
【0019】さらに、上記本発明のファイル送信装置に
おいて、上記ファイル送信部が送信したファイルを特定
する情報を記録しておく送信ファイル記録部を備え、上
記ファイル送信部は、ファイルの送信にあたり送信ファ
イル記録部により記録された情報を参照して送信済ファ
イルの再送信を省略するものであることが好ましい。
【0020】こうすると、一度送信したファイルを再度
送信することが防止され、無駄なトラフィックを減らす
ことが可能となる。
【0021】また、上記本発明のファイル送信装置にお
いて、上記ファイル送信部は、ファイルの送信にあたり
ウェブサーバ上の自分が使用できる容量のうちの空き容
量を確認し、そのファイルの送信に必要な空き容量を確
保した後にそのファイルをそのウェブサーバに送信する
ものであることが好ましい。
【0022】これにより、ファイル送信先のウェブサー
バの容量の適切な管理が可能となる。
【0023】また、上記本発明のファイル送信装置にお
いて、上記ファイル送信部は、メール解析部で特定され
たファイルをウェブサーバに送信するにあたり、そのフ
ァイルとともに、そのファイルのアクセスを許容する条
件を記録したファイルを、そのウェブサーバに送信する
ものであることも好ましい態様である。
【0024】こうすることにより、例えばアクセス回数
の制限や有効期限等を設けることができ、第三者に見ら
れにくくすることが可能となる。
【0025】さらに、上記本発明のファイル送信装置に
おいて、上記メール解析部は、メール受信部で受信され
た電子メールの発信元について認証を行ない正しく認証
が行なわれた発信元から発信された電子メールを解析し
て送信を要求されたファイルを特定するものであること
も好ましい形態である。
【0026】これにより、不正な電子メールを防ぐこと
ができ、第三者からの不正なファイル要求を排除するこ
とができる。
【0027】また、上記目的を達成する本発明のウェブ
サーバのうちの第1のウェブサーバは、ファイルを受信
して格納しておき、格納されたファイルの送信要求を受
けてそのファイルを送信要求元に送信する、インターネ
ット上のウェブサーバにおいて、ファイルの送信要求元
として動作する端末からの指示を受けて、その端末が送
信を要求するファイルの送信を指示する電子メールを作
成するメール作成部と、メール作成部で作成された電子
メールを、上記端末が送信を要求するファイルが格納さ
れた、電子メールを受信し受信した電子メールにより指
示されたファイルを送信するファイル送信装置に送信す
るメール送信部と、メール送信部から送信した電子メー
ルを受信したファイル送信装置から送信されてきたファ
イルを受信するファイル受信部と、ファイル受信部で受
信したファイルを格納するファイル格納部と、上記端末
からの、ファイル格納部に格納されたファイルの送信要
求に応じて、そのファイルをその端末に送信するファイ
ル送信部とを備えたことを特徴とする。
【0028】本発明の第1のウェブサーバによれば、フ
ァイルの送信を指示する電子メールがウェブサーバで作
成されて発信されるため、端末はウェブサーバにその電
子メール作成に必要な情報を与えるだけで済み、端末側
で電子メールを入力する手間が削減される。また、PG
P(Pretty Good Privacy:インタ
ーネットでの通信秘密を守るために考え出された暗号化
方式の一つ)などをサポートしていない端末であって
も、ウェブサーバにてサポートすることにより、不正な
電子メールを防ぐことが可能となる。
【0029】ここで、上記本発明の第1のウェブサーバ
において、上記メール作成部は、端末の認証を行ない、
正しく認証が行なわれた端末からの指示を受け付けて、
その端末が送信を要求するファイルの送信を指示する電
子メールを作成するものであることが好ましい。
【0030】このようにウェブサーバにて認証を行なう
ことにより、許可されたユーザのみ電子メールを発信す
ることができるようにすることが可能となる。また、ユ
ーザに応じてページを加工することも可能となる。
【0031】また、上記本発明の第1のウェブサーバに
おいて、上記メール作成部は、端末のタイプを表わす情
報を含む電子メールを作成するものであることが好まし
い。
【0032】このように、ウェブサーバにて端末のタイ
プを判定しその情報を電子メールに付加することによ
り、ファイル送信装置では、送信しようとするファイル
に画像のサイズや色についてその端末に適した変換を施
すことが可能になり、その端末では、その端末に適した
形式のファイルの閲覧が可能となる。
【0033】また、本発明のウェブサーバのうちの第2
のウェブサーバは、ファイルを受信して格納しておき、
格納されたファイルの送信要求を受けてそのファイルを
送信要求元に送信する、インターネット上のウェブサー
バにおいて、送信されてきたファイルを受信するファイ
ル受信部と、ファイル受信部で受信したファイルを格納
するファイル格納部と、ファイル格納部に格納されたフ
ァイルの送信要求に応じて、そのファイルを送信要求元
に送信するファイル送信部とを備え、ファイル送信部
は、送信要求元の認証を行ない、正しく認証が行なわれ
た送信要求元からの送信要求に応じて、ファイル格納部
に格納されたファイルをその送信要求元に送信するもの
であることが好ましい。
【0034】このように、送信要求元からウェブサーバ
へアクセスするときに認証を行なうことにより、第三者
からの不正なアクセスを防ぐことが可能になる。
【0035】また、本発明のウェブサーバのうちの第3
のウェブサーバは、ファイルを受信して格納しておき、
格納されたファイルの送信要求を受けてそのファイルを
送信要求元に送信する、インターネット上のウェブサー
バにおいて、送信されてきたファイルを受信するファイ
ル受信部と、ファイル受信部で受信したファイルを格納
するファイル格納部と、ファイル格納部に格納されたフ
ァイルの送信要求に応じて、そのファイルを送信要求元
に送信するファイル送信部とを備え、上記ファイル受信
部は、ファイル送信装置から、ファイルの送信要求元が
送信を要求するファイルを受信するとともに、そのファ
イルのアクセスを許容する条件を記録したファイルを受
信するものであって、ファイル送信部は、ファイル格納
部に格納されたファイルの送信要求があった場合におい
て、その送信要求がそのファイルのアクセスを許容する
条件に合致した場合にのみ、そのファイルをその送信要
求元に送信するものであることが好ましい。
【0036】このように、ウェブサーバにて、例えばそ
のファイルの参照回数の制限や有効期限などの管理を行
なうことにより、第三者からの不正なアクセスを防ぐこ
とが可能となる。
【0037】さらに、上記本発明のウェブサーバのうち
の第4のウェブサーバは、ファイルを受信して格納して
おき、格納されたファイルの送信要求を受けてそのファ
イルを送信要求元に送信する、インターネット上のウェ
ブサーバにおいて、送信されてきたファイルを受信する
ファイル受信部と、ファイル受信部で受信したファイル
を格納するファイル格納部と、ファイル格納部に格納さ
れたファイルの送信要求に応じて、そのファイルを送信
要求元に送信するファイル送信部と、ファイル格納部に
格納されたファイルの送信要求を受けて、そのファイル
をその送信要求元のタイプに適合する形式に変更するフ
ァイル形式変更部を備え、ファイル送信部は、ファイル
形式変更部で形式が変更された後のファイルを送信要求
元に送信するものであることが好ましい。
【0038】このように、ウェブサーバをアクセスする
ときにその送信要求元のタイプを判定し、送信を要求し
ているファイルの形式をその送信要求元のタイプに適し
た形式に変換することにより、その送信要求元では、そ
の送信要求元に適した形式のファイルの閲覧が可能とな
る。また、ウェブサーバでファイル形式を変換すること
によりファイル送信装置側ではファイル形式を変換する
必要がなくなり、そのファイル送信装置の負荷が軽減さ
れる。
【0039】また、上記目的を達成する本発明のファイ
ル送信システムは、電子メールを受信し受信した電子メ
ールにより指示されたファイルを送信するファイル送信
装置と、そのファイル送信装置から送信されてきたファ
イルを格納しておき格納されたファイルの送信要求を受
けてそのファイルを送信要求先に送信する、インターネ
ット上のウェブサーバと、ファイル送信装置およびウェ
ブサーバと通信を行なう端末とを有し、端末が、直接
に、あるいはウェブサーバを介在させて、ファイル送信
装置に電子メールでファイルの送信を要求し、ファイル
送信装置が、送信要求のあったファイルをウェブサーバ
に送信し、上記端末が、ウェブサーバに、ファイル送信
装置からそのウェブサーバに送信されてきたファイルの
送信を要求し、ウェブサーバが、上記端末からのファイ
ルの送信要求に応じて、その端末にそのファイルを送信
することをことを特徴とする。
【0040】本発明のファイル送信システムによれば、
HTTP(Hyper−TextTransfer P
rotocol;インターネットのホームページはHT
MLというハイパーテキスト記述言語で書かれており、
そのサーバとクライアントであるユーザとの間で通信す
る時に使われるプロトコル。)などでファイル送信装置
に直接にアクセスを行なうことなく、電子メールとウェ
ブサーバ上に開設したホームページを利用して端末から
のファイル送信装置へのリモートアクセスが可能とな
る。これによりホームゲートウェイ等のファイル送信装
置がプライベートアドレスであっても、例えば外出先か
ら家の情報を閲覧することが可能となる。また、本発明
のファイル送信システムによれば、ホームゲートウェイ
等のファイル送信装置にて特別なサービスを提供する必
要がなく、ポートを閉じてアクセスを受け付けない設定
にすることもでき、セキュリティが向上する。
【0041】ここで、上記本発明のファイル送信システ
ムにおいて、上記ファイル送信装置は、電子メールで送
信要求のあったファイルをウェブサーバに送信するとと
もに、そのファイルを送信した旨を上記端末に電子メー
ルで通知するものであることが好ましい。
【0042】こうすることで端末では、閲覧を要求した
ファイルがウェブサーバに送信されたことを容易に知る
ことができる。
【0043】また、上記目的を達成する本発明のファイ
ル送信プログラムは、コンピュータ内で実行され、その
コンピュータを、電子メールを受信し受信した電子メー
ルにより指示されたファイルを送信するファイル送信装
置として動作させるファイル送信プログラムであって、
上記コンピュータを、電子メールを受信するメール受信
部と、メール受信部で受信した電子メールを解析して送
信を要求されたファイルを特定するメール解析部と、メ
ール解析部で特定されたファイルを、インターネット上
のウェブサーバに送信するファイル送信部とを備えたフ
ァイル送信装置として動作させることを特徴とする。
【0044】ここで、本発明のファイル送信プログラム
には、上述した本発明のファイル送信装置の各種態様に
相当する態様全てが含まれる。
【0045】また、上記目的を達成する本発明のウェブ
サーバプログラムのうちの第1のウェブサーバプログラ
ムは、インターネットに接続されたコンピュータ内で実
行され、そのコンピュータを、ファイルを受信して格納
しておき、格納されたファイルの送信要求を受けてその
ファイルを送信要求元に送信するウェブサーバとして動
作させるウェブサーバプログラムであって、上記コンピ
ュータを、ファイルの送信要求元として動作する端末か
らの指示を受けて、その端末が送信を要求するファイル
の送信を指示する電子メールを作成するメール作成部
と、メール作成部で作成された電子メールを、上記端末
が送信を要求するファイルが格納された、電子メールを
受信し受信した電子メールにより指示されたファイルを
送信するファイル送信装置に送信するメール送信部と、
メール送信部から送信した電子メールを受信したファイ
ル送信装置から送信されてきたファイルを受信するファ
イル受信部と、ファイル受信部で受信したファイルを格
納するファイル格納部と、端末からの、ファイル格納部
に格納されたファイルの送信要求に応じて、そのファイ
ルをその端末に送信するファイル送信部とを備えたウェ
ブサーバとして動作させることを特徴とする。
【0046】また、本発明のウェブサーバプログラムの
うちの第2のウェブサーバプログラムは、インターネッ
トに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピ
ュータを、ファイルを受信して格納しておき、格納され
たファイルの送信要求を受けて該ファイルを送信要求元
に送信するウェブサーバとして動作させるウェブサーバ
プログラムであって、上記コンピュータを、送信されて
きたファイルを受信するファイル受信部と、ファイル受
信部で受信したファイルを格納するファイル格納部と、
ファイル格納部に格納されたファイルの送信要求に応じ
て、そのファイルを送信要求元に送信するファイル送信
部とを備えたウェブサーバとして動作させるとともに、
上記ファイル送信部は、上記送信要求元の認証を行な
い、正しく認証が行なわれた送信要求元からの送信要求
に応じて、ファイル格納部に格納されたファイルをその
送信要求元に送信するものであることを特徴とする。
【0047】また、本発明のウェブサーバプログラムの
うちの第3のウェブサーバプログラムは、インターネッ
トに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピ
ュータを、ファイルを受信して格納しておき、格納され
たファイルの送信要求を受けてそのファイルを送信要求
元に送信するウェブサーバとして動作させるウェブサー
バプログラムであって、上記コンピュータを、送信され
てきたファイルを受信するファイル受信部と、ファイル
受信部で受信したファイルを格納するファイル格納部
と、ファイル格納部に格納されたファイルの送信要求に
応じて、そのファイルを送信要求元に送信するファイル
送信部とを備えたウェブサーバとして動作させるととも
に、上記ファイル受信部は、ファイルを受信するととも
に、そのファイルのアクセスを許容する条件を記録した
ファイルを受信するものであり、上記ファイル送信部
は、ファイル格納部に格納されたファイルの送信要求が
あった場合において、その送信要求がそのファイルのア
クセスを許容する条件に合致した場合にのみ、そのファ
イルを送信要求元に送信するものであることを特徴とす
る。
【0048】さらに、本発明のウェブサーバプログラム
のうちの第4のウェブサーバプログラムは、インターネ
ットに接続されたコンピュータ内で実行され、そのコン
ピュータを、ファイルを受信して格納しておき、格納さ
れたファイルの送信要求を受けてそのファイルを送信要
求元に送信するウェブサーバとして動作させるウェブサ
ーバプログラムであって、上記コンピュータを、送信さ
れてきたファイルを受信するファイル受信部と、ファイ
ル受信部で受信したファイルを格納するファイル格納部
と、ファイル格納部に格納されたファイルの送信要求に
応じて、ファイルを送信要求元に送信するファイル送信
部と、ファイル格納部に格納されたファイルの送信要求
を受けて、ファイルを送信要求元のタイプに適合する形
式に変更するファイル形式変更部を備えたウェブサーバ
として動作させるとともに、上記ファイル送信部は、フ
ァイル形式変更部で形式が変更された後のファイルを送
信要求元に送信するものであることを特徴とする。
【0049】ここで、本発明のウェブサーバプログラム
には、本発明のファイル送信プログラムの場合と同様、
上述した本発明のウェブサーバの各種態様に相当する態
様全てが含まれる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0051】図1は、本発明のファイル送信システムの
一実施形態を示す全体構成図である。
【0052】ここには、インターネット10を介して、
端末20、メールサーバ30、ウェブサーバ40、およ
びホームゲートウェイ50が接続されている。ここで、
端末20、メールサーバ30、ウェブサーバ40にはグ
ローバルアドレスが付されていてインターネット10に
直接に接続されており、これに対しホームゲートウェイ
50は、図示しないホームゲートウェイホストマシーン
を介してインターネット10に接続され、ホームゲート
ウェイ50には、そのホームゲートウェイホストマシー
ンの配下においてのみユニークなプライベートアドレス
が付されている。
【0053】ホームゲートウェイ50は、家庭内の様々
な情報を取り込んで保存しておく機器である。具体例は
後述する。また、このホームゲートウェイ50はメール
サーバ30を介して電子メールを送受信したり、インタ
ーネット上にファイルを送信することができる。このホ
ームゲートウェイは、パーソナルコンピュータとしての
外観を有するか否かは問わないが、本実施形態では、各
種のプログラムを内部で実行するコンピュータとしての
機能を有している。
【0054】ウェブサーバ40は、ホームゲートウェイ
50のホームページを有する、インターネット上のサー
バであり、ホームゲートウェイ50から送信されてきた
ファイルを受信し、そのファイルを端末20に対し公開
する役割りを担っている。
【0055】またメールサーバ30は、インターネット
10を介在させて送受信される電子メールの集配を司る
サーバであり、電子メールを受信してメールボックスに
保存する。また、このメールサーバ30は、POP(P
ost Office Protocol)またはIM
AP(Internet Message Acces
s Protocol)サーバとして機能し、端末20
やホームゲートウェイ50からの要求により、端末20
やホームゲートウェイ50に電子メールを送信する。こ
こで、メールサーバは、1つである必要はなく、端末、
ホームゲートウェイ、それぞれに対応して存在してもよ
い。また、端末、ホームゲートウェイと別に存在する必
要もなく、端末、ホームゲートウェイの一部として動作
しても構わない。
【0056】また、端末20は、ここでは携帯電話等の
携帯機器であって、ホームゲートウェイ50に対してリ
モートアクセスを行なうものである。ただし、端末20
は携帯型のものに限られず据置型のものであってもよ
い。
【0057】図2〜図4は、図1のファイル送信システ
ムの各種使用例を示す図である。
【0058】図2は、ホームゲートウェイ50に宅内を
監視するビデオカメラ51が接続されており、外出先か
ら宅内のカメラ映像を端末20で閲覧することを示して
いる。
【0059】また、図3は、ディジタルスチールカメラ
52で撮影した画像をあらかじめホームゲートウェイ5
0の記憶部53に取り込んでおき、外出先からその取り
込んでおいた画像を閲覧することを示している。
【0060】さらに、図4は、ホームゲートウェイ50
により、メールサーバ30が定期的にアクセスされ自分
あての電子メールが記憶部53に取り込まれており、外
出先で端末20を操作して外出先から電子メールを閲覧
することを示している。
【0061】このように、ホームゲートウェイ50に
は、その家庭の様々な情報が取り込まれ、本実施形態で
は、端末20を操作して、プライベートアドレスを有す
るホームゲートウェイ50からも画像ファイルを含む必
要なファイルを端末に取り込むことができる。
【0062】図1のファイル送信システムにおいて、所
望のファイルを端末に取り込む手順は、以下のとおりで
ある。
【0063】先ず、端末20が、直接に、あるいはウェ
ブサーバ40を介在させて、ホームゲートウェイ50に
電子メールでファイルの送信を要求し、ホームゲートウ
ェイ50は、送信要求のあったファイルをウェブサーバ
40に送信し、端末20が、ウェブサーバ30に、ホー
ムゲートウェイ50からウェブサーバ30に送信されて
きたファイルの送信を要求し、ウェブサーバ40が、端
末20からのファイルの送信要求に応じて、その端末2
0にファイルを送信する。
【0064】さらに、ホームゲートウェイは、電子メー
ルで送信要求のあったファイルをウェブサーバ40に送
信するとともに、そのファイルを送信した旨を端末20
に電子メールで通知する。
【0065】こうすることにより、電子メールを受信し
た端末20は、ウェブサーバ40をアクセスし、画像フ
ァイルを含む所望のファイルを受け取ることができる。
【0066】図5は、代表的なコンピュータの外観を示
した図である。
【0067】前述したように、ホームゲートウェイ等
は、外観上コンピュータの形状を有するものである必要
はないが、ここではホームゲートウェイとして通常の形
態のパーソナルコンピュータを用いているものとし、こ
こではそのホームゲートウェイとして使用可能なコンピ
ュータについて説明する。本実施形態ではウェブサーバ
やメールサーバ等もそれぞれ基本的には同様のコンピュ
ータで実現されており、したがって、ここでは、ホーム
ゲートウェイとして利用可能なコンピュータについての
説明をもって、ホームゲートウェイだけでなくウェブサ
ーバやメールサーバのハードウェア構成の説明も兼ねる
ものとする。尚、端末20のハードウェア構成の説明は
省略する。
【0068】図5に示すように、コンピュータ100
は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセ
スメモリ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵さ
れた本体部101、本体部101からの指示により表示
画面102a上に画像や文字列を表示する表示部10
2、各コンピュータ100に利用者の指示を入力するた
めのキーボード103、表示画面102a上の任意の位
置を指定することにより、その指定時にその位置に表示
されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス1
04を備えている。
【0069】本体部101は、さらに外観上、フレキシ
ブルディスク(図示せず)、CD−ROM700が装填
されるフレキシブルディスク装填口101a、CD−R
OM装填口101bを有しており、それらの内部には、
それらの装填口101a,101bから装填されたフレ
キシブルディスクやCD−ROM700をドライブして
アクセスするフレキシブルディスクドライブやCD−R
OMドライブも内蔵されている。
【0070】図6は、図5に示した外観を有するコンピ
ュータのハードウェア構成図である。
【0071】図6のハードウェア構成図には、CPU1
11、RAM112、ハードディスクコントローラ11
3、フレキシブルディスクドライブ114、CD−RO
Mドライブ115、マウスコントローラ116、キーボ
ードコントローラ117、ディスプレイコントローラ1
18、および通信用ボード119が示されており、それ
らはバス110で相互に接続されている。
【0072】フレキシブルディスクドライブ114、C
D−ROMドライブ115は、図5を参照して説明した
ように、それぞれフレキシブルディスク装填口101a
およびCD−ROM装填口101bから装填されたフレ
キシブルディスク710、CD−ROM700をアクセ
スするものである。通信用ボード119は外部との通信
を担うものである。
【0073】また、図6には、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク12
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるCRTディスプレイ102も示
されている。
【0074】以上説明したコンピュータのCD−ROM
装填口101bに、後述するファイル送信プログラムを
記憶したファイル送信プログラム記憶媒体であるCD−
ROM700が装填されて、CD−ROM700に記憶
されたファイル送信プログラムが、コンピュータ100
にインストールされる。
【0075】あるいは、そのファイル送信プログラム
は、インターネット10を経由してコンピュータ100
にダウンロードされてもよい。
【0076】あるいは、そのファイル送信プログラム
は、コンピュータ100に内蔵された記憶媒体(例え
ば、ハードディスク)に予め格納されたものであっても
よい。
【0077】尚、ファイル送信プログラムについては後
述する。
【0078】また、図5、図6に示すコンピュータ10
0には、ファイル送信プログラム以外の、そのコンピュ
ータ100をホームゲートウェイとして動作させる各種
プログラムもインストールされるが、それらのプログラ
ムは、従来のものをそのまま利用することができ、また
本発明の主題でないため、ここではそれらのプログラム
の説明は省略し、必要なプログラムが既にコンピュータ
100にインストールされているものとする。
【0079】尚、ここでは、図5、図6に示すコンピュ
ータ100はホームゲートウェイとして使用されるコン
ピュータであって、そのコンピュータにファイル送信プ
ログラムをインストールする旨説明したが、図5、図6
に示すコンピュータ100と同様なコンピュータに、後
述するウェブサーバプログラムおよびその他ウェブサー
バとして動作させるのに必要なプログラムをインストー
ルし、そのコンピュータをウェブサーバとして使用する
ことができる。本実施形態におけるウェブサーバプログ
ラムについては後述する。コンピュータをウェブサーバ
として動作させるのに必要な、本実施形態におけるウェ
ブサーバプログラム以外のその他のプログラムについて
は、従来からのものをインストールして使用すればよ
く、説明は省略する。
【0080】図7は、本発明のファイル送信プログラム
の一実施形態の概略構成図である。
【0081】この図7に示すファイル送信プログラム5
00は、図5、図6にも示すCD−ROM700に記憶
されている。このファイル送信プログラム500は、メ
ール受信部501、メール解析部502、ファイル送信
部503、メール通知部504、サーバ選択部505、
および送信ファイル記録部506を有する。各部501
〜506の作用については図8のファイル送信装置51
0の各部の説明と兼ねて説明する。
【0082】図8は、本発明のファイル送信装置の一実
施形態を示す機能ブロック図である。
【0083】この図8のファイル送信装置510は、図
5、図6に示すコンピュータに図7のファイル送信プロ
グラム500がインストールされて実行されることによ
りコンピュータ内に構築されるものであり、図1に示す
ホームゲートウェイ50の、ファイルを送信する機能部
分に相当するものである。
【0084】この図8に示すファイル送信装置510
は、電子メールを受信し受信した電子メールにより指示
されたファイルを送信するものであり、メール受信部5
11、メール解析部512、ファイル送信部513、メ
ール通知部514、サーバ選択部515、および送信フ
ァイル記録部516を有する。さらに、このファイル送
信装置510には、ユーザにより、複数のウェブサーバ
を定義したウェブサーバ情報ファイル517が構築され
ており、また、ユーザの様々なファイル(図2〜図4の
ホームゲートウェイに格納される画像や電子メールなど
のファイル)が格納されたユーザファイル518が構築
されている。このユーザファイル518の構築は、従来
のホームゲートウェイ等と同様であり、ここでは説明は
省略する。
【0085】この図8のファイル受信装置510を構成
するメール受信部511は、図1のメールサーバ30を
定期的にアクセスし、そのメールサーバ30に自分あて
の電子メールが届いていたときにその自分あての電子メ
ールをメールサーバ30から取り込む役割りを担ってい
る。ここでは、メール受信部511は、メールサーバ3
0からPOP(Post Office Protoc
ol;メール転送に関するプロトコルの1つ)で電子メ
ールを受信している。その他ホームゲートウェイが直接
インターネットに操作されている場合、ホームゲートウ
ェイ自体がメールサーバを兼ねていてもよい。
【0086】ここでは、図1の端末10から、ファイル
の送信を要求する電子メールが届いたものとする。
【0087】メール受信部511は、電子メールを受信
するとその電子メールの発信元について認証を行ない、
正しく認証が行なわれた発信元からの電子メールのみメ
ール解析部512に送る。
【0088】ここで、図8のファイル送信装置510の
メール受信部511は、図5、図6に示すコンピュータ
100のハードウェアとそこで実行されるソフトウェア
との複合で構成されているのに対し、図7のファイル受
信プログラム500のメール受信部501は、それらの
うちのアプリケーションプログラムの部分のみで構成さ
れている。ここで、図8のファイル送信装置510の各
部511〜516と図7のファイル送信プログラム50
1〜506は、メール受信部511,501に限らず、
同一名称を付した各部どうしが、全てこれと同一の関係
にある。したがってここでは図8のファイル送信装置5
10の各部の作用を説明することで、図7のファイル送
信プログラム500の各部の作用の説明を兼ねるものと
する。
【0089】図8のファイル送信装置510のメール解
析部512は、メール受信部で受信した電子メールを解
析して送信を要求されたファイルを、ユーザファイル5
18の中から特定する役割りを担っている。
【0090】メール解析部512で特定されたファイル
は、ユーザファイル518から読み出されてファイル送
信部513に渡される。このファイル送信部513は、
メール解析部512から渡されたファイルを、インター
ネット上のウェブサーバ40(図1参照)に送信する。
ファイル送信部513がファイルをウェブサーバ40に
送信する方法としてはここではftp(File Tr
ansmissionProtocol;TCP/IP
ベースのネットワーク上で、ホスト間のファイル転送
(送受)を行うためのプロトコル。尚、TCP/IP
は、TCP(Transmission Contro
l Protocol)とIP(Internet P
rotocol)を組み合わせたプロトコルをいう。)
が使用されている。その他httpを使用してもよい。
【0091】ここで、メール解析部512による電子メ
ールの解析結果は、サーバ選択部515にも送られ、サ
ーバ選択部515は、ウェブサーバ情報ファイル517
内に生成された複数のウェブサーバの中からその解析結
果に応じたウェブサーバを選択してファイル送信部51
3に通知する。ファイル送信部513は、メール解析部
512から受け取ったファイルの送信にあたっては、ウ
ェブ選択部515から通知されたウェブサーバに向けて
そのファイルを送信する。
【0092】また、送信ファイル記録部516は、メー
ル送信部513からウェブサーバに向けて送信されたフ
ァイルを特定する情報をそのメール送信部513から受
け取って記録しておき、ファイル送信部513は、ファ
イルの送信にあたっては、そのファイルが既に送信済で
あるか否かを送信ファイル記録部516に問い合わせ、
送信済であったときは、再送信を行なうのを止め、無駄
なファイル送信を避けている。
【0093】さらに、ファイル送信部513は、ファイ
ルの送信にあたり、送信先のウェブサーバ上の、自分が
使用できる容量のうちの空き容量を確認し、そのファイ
ルの送信に必要な空き容量を確保した後にそのファイル
をウェブサーバに送信する。
【0094】さらに、ファイル送信部513は、ファイ
ルの送信にあたり、送信先のディレクトリやファイル名
を、例えばランダムに生成するなど予測不能に生成し、
この予測不能に生成されたディレクトリやファイル名を
含むURLにファイルを送信する。このファイル送信先
のURLは、メール通知部514に通知される。
【0095】さらに、ファイル送信部513は、メール
解析部512で特定されたファイルをウェブサーバ40
に送信するにあたり、そのファイルとともにそのファイ
ルのアクセスを許容する条件を記録したファイルをウェ
ブサーバに送信する。これは、第三者からの不正なアク
セスを防止するための構造である。
【0096】また、メール通知部514は、電子メール
でファイルの送信を要求してきた端末10に向けて、メ
ール受信部511で受信した電子メールで要求されたフ
ァイルをウェブサーバ40に送信した旨を、電子メール
で通知する。ここで、このメール通知部514は、端末
10に電子メールを送信するにあたり、ウェブサーバ4
0に送信したファイルをアクセスするための、ファイル
送信部513により予測不能に生成されたURLを含む
電子メールを送信する。
【0097】図9は、本発明のウェブサーバプログラム
の一実施形態の概略構成図である。
【0098】この図9に示すウェブサーバプログラム4
00は、CD−ROM700に記憶されている。このウ
ェブサーバプログラム400は、メール作成部401、
メール送信部402、ファイル受信部403、ファイル
格納部404、ファイル形式変換部405、およびファ
イル送信部406を有する。各部の作用については、図
10のウェブサーバ410の各部の説明と兼ねて説明す
る。
【0099】図10は、本発明のウェブサーバの一実施
形態を示す機能ブロック図である。
【0100】この図10のウェブサーバ410は、図
5、図6に示すコンピュータと同様の構成の、ただしイ
ンターネットに直接に接続されたコンピュータに図9の
ウェブサーバプログラム400がインストールされて実
行されることによりそのコンピュータ内に構築されるも
のであり、図1に示すウェブサーバ40の、ファイルの
転送に関する機能部分である。
【0101】この図10に示すウェブサーバ410は、
ファイルを受信して格納しておき、格納されたファイル
の送信要求を受けてファイルを送信要求元に送信する、
インターネット上のウェブサーバであって、メール作成
部411、メール送信部412、ファイル受信部41
3、ファイル格納部414、ファイル形式変更部41
5、およびファイル送信部416を有する。これらの各
部411〜416は、図9のウェブサーバプログラム4
00の、それぞれ同一の名称を付した各部401〜40
6に対応する要素であるが、コンピュータのハードウェ
アとそこで実行されるソフトウェアとの組合せからなる
ものであるのに対し、図9のウェブサーバプログラム4
00の各部401〜406は、それらのうちのアプリケ
ーションプログラムの部分からなるものである。以下で
は、図10のウェブサーバ410の各部411〜416
の作用を説明することで、図9のウェブサーバプログラ
ムの各部401〜406の作用の説明を兼ねるものとす
る。
【0102】図10のウェブサーバ410を構成するメ
ール作成部411は、ファイルの送信要求元として動作
する端末10からの指示を受けて、端末10が送信を要
求するファイルの送信を指示する電子メールを作成す
る。
【0103】ここで、このメール作成部411は、メー
ルの作成にあたっては、端末10の認証を行ない、正し
く認証が行なわれた端末10からの指示を受け付けて、
その端末が送信を要求するファイルの送信を指示する電
子メールを作成する。
【0104】また、メール送信部412は、メール作成
部411で作成された電子メールを、端末10が送信を
要求するファイルが格納されたホームゲートウェイ50
(図1参照)に送信する。また、ファイル受信部413
は、メール送信部412から送信した電子メールを受信
したファイル送信装置50から送信されてきたファイル
を受信する。このとき、このファイル受信部413は、
ホームゲートウェイ50(図1参照)から、端末10が
送信を要求するファイルを受信するとともに、そのファ
イルのアクセスを許容する条件を記録したファイルを受
信する。これらの受信されたファイルは、ファイル格納
部414に一旦格納される。ここで、図9のプログラム
部品としてのファイル格納部404は、自分自身の中に
ファイルを格納するのではなく、ファイル受信部413
が受信したファイルを、ハードディスク(図6のハード
ディスク120参照)をアクセスしてそのハードディス
ク内に格納するプログラム部品である。
【0105】また、ファイル送信部416は、端末10
からのファイルの送信要求を受け付けて、ファイル格納
部414に格納されたファイルを、その要求元の端末1
0に送信するが、このとき、このファイル送信部416
は、端末10の認証を行ない、正しく認証が行なわれた
端末からの送信要求に応じて、ファイル格納部414に
格納されたファイルを端末に送信する。ファイル送信部
416がファイル格納部414に格納されたファイルを
送信する際には、そのファイル格納部414に格納され
たファイルはファイル形式変更部415に読み出され、
このファイル形式変更部415では、そのファイルの形
式が端末10のタイプに適合する形式に変更され(例え
ば1行あたりの文字数の変更、カラー画像から白黒画像
への変更など)、ファイル送信部416は、そのファイ
ル形式変更部415でファイル形式がこの端末に適合す
る形式に変更されたファイルが送信される。さらに、そ
のファイル送信部416は、端末10から、ファイル格
納部414に格納されたファイルの送信要求があった場
合において、その送信要求がそのファイルのアクセスを
許容する条件に合致した場合にのみ、そのファイルを端
末10に送信する。
【0106】尚、本実施形態ではファイル形式変更部4
15を備え、ウェブサーバ上でファイル形式を端末に適
合する形式に変更するが、メール作成部411で、端末
10のタイプを表わす電子メールを作成してその電子メ
ールをメール送信部412からホームゲートウェイ50
に送り、そのホームゲートウェイ50で端末10に適合
した形式のファイルに変換して図10のウェブサーバ4
10に送信するように構成してもよい。その場合は、図
10のファイル形式変更部415は不要である。
【0107】以下、本発明の実施形態をさらに具体的に
説明する。
【0108】図11は、図1の端末20で送受信される
電子メールを例示した図である。ここで、図11(A)
は、端末20からホームゲートウェイ50にあてた指示
メールの例、図11(B)は、ホームゲートウェイ50
が端末20にあてた通知メールの例である。
【0109】図11(A)に示す、端末20からホーム
ゲートウェイ50にあてた指示メールは、データ記述方
式の1つであるXML(eXtensible Mar
kup Language)を利用しており、「pho
to1.jpg」という名前のファイルを送信すること
を要求し、そのファイルの参照回数は2回であることを
表わしている。
【0110】図11(B)に示す、ホームゲートウェイ
50から端末20にあてた通知メールは、「photo
1.jpg」という名前のファイルの、ウェブサーバ4
0への送信が完了したこと、およびその送信先のURL
は、「http://www/remote/phot
o1.jpg」であることを表わしている、テキスト形
式のメールである。
【0111】ここで送信される電子メールの内容は単な
るテキストであっても構わないし、SOAP(Simp
le Object Access Protoco
l;XMLをベースとした、サービスを呼び出すための
プロトコル)のような標準的な規格を利用したものでも
よい。また、URLによる指定であってもよい。
【0112】図12は、図8のウェブサーバ情報ファイ
ル517に定義されたウェブサーバ情報の例を示す図で
ある。
【0113】サーバ名は、ホームページを運営している
サーバのftpサーバとしての名前である。ユーザI
D、パスワードは、そのftpサーバヘのログインに使
用するものである。転送先ディレクトリは、ファイルを
転送する基底となるftpサーバのディレクトリであ
る。URLは、ftpサーバの基底ディレクトリに対応
するホームページのURLである。
【0114】図13は、ホームゲートウェイの動作の第
1例を示すフローチャートである。
【0115】ホームゲートウェイは、まず、メールサー
バからPOPでメールを取得する(ステップa1)。メ
ールが取得できない、もしくはそのメールがファイルの
送信を要求するメールでなければ終了する(ステップa
2)。指示メールか否かの判定は、メールヘッダのTo
やSubjectによって行ったり、メール本文によっ
て行う。指示メールであったときは、次にメールの内容
を解析する(ステップa3)。指示メールの内容にXM
Lを利用する場合には、XMLパーサを通し、DOM
(Document Object Model;XM
Lで記述された文書をオブジェクトとして取り扱うため
のとりきめ)によって内容を確認する。解析結果から、
送信すべきファイルを決定し、ウェブサーバ情報のft
pサーバにログインし、転送先ディレクトリヘ移動し、
ファイルを送信(put)し、ログアウトする(ステッ
プa4)。最後に、ファイル送信が終了した旨伝えるた
めに、指示メールに対して返信する(ステップa5)。
【0116】図14は、ホームゲートウェイの動作の第
2例を示すフローチャートである。
【0117】ステップb1〜b4は、図13のステップ
a1〜a4とそれぞれ同一であり重複説明は省略する。
【0118】ステップb5では、送信したファイルのフ
ァイル名とウェブサーバ情報のURLから、実際にアク
セス可能なURLを返信用に作成する。送信ファイルの
ファイル名は、ディレクトリを含んでいてもよい。最後
に、転送が終了した旨伝えるために、指示メールに対し
て、返信用URLを含めて返信する(ステップb6)。
【0119】図15は、ウェブサーバ情報ファイルに定
義されたウェブサーバ情報の例を示す図である。ここで
は、図12に示すWebサーバ情報を構成する項目にさ
らに「メールアドレス」の項目が追加されている。
【0120】ここに示す例では、この「メールアドレ
ス」の項目には、端末のメールアドレスが記録されてお
り、指示メールのメールヘッダの発信元アドレス(Fr
om)がそのメールアドレスである場合に、そのウェブ
サーバにファイルが送信される。ここで、この図15
中、「サーバ名」が「ftpsrv3」の行の「送信先
ディレクトリ」の欄の「・」は、カレントディレクトリ
を表わしている。
【0121】図16は、ホームゲートウェイの動作の第
3例を示すフローチャートである。
【0122】図16のフローチャート中のステップc1
〜c3は、図15のフローチャート中のステップb1〜
b3にそれぞれ対応し、図16のステップc5〜c7
は、それぞれ図15のステップb4〜b6に対応し、相
違点は図16にステップc4が追加されている点であ
る。図16のステップc4では、ウェブサーバ情報から
ファイルを送信すべきウェブサーバを選択する。選択方
法としては、本実施形態では指示メールのメールヘッダ
のFrom行とウェブ情報のメールアドレスを比較し、
同じ場合にそのサーバを選択する方法が採用されてい
る。その他、ウェブサーバをランダムに選択する方法な
どを採用してもよい。ステップc5では、そのようにし
て選択されたftpウェブサーバにログインし、転送先
ディレクトリヘ移動し、ファイルをputし、ログアウ
トする。ステップc6では、送信したファイルのファイ
ル名と選択したウェブサーバのURLから、実際にアク
セス可能なURLを返信用に作成する。最後に、ステッ
プc7において、転送が終了した旨伝えるために、指示
メールに対して、返信用URLを含めて返信する。
【0123】図17は、ホームゲートウェイの動作の第
4例を示すフローチャートである。
【0124】図17のフローチャート中のステップd1
〜d4は、図16のフローチャート中のステップc1〜
c4とそれぞれ同一であり、図17のフローチャート中
のステップd5は図16にはないステップであり、図1
7のフローチャート中のステップd6〜d8は図16の
フローチャート中のステップc5〜c7とそれぞれ同一
である。
【0125】図17のステップd5では、送信先のファ
イル名がディレクトリを含めて送信元のファイル名とは
関係なくランダムに生成される。日付などを利用する方
法もあるが、類推しにくくするためには、完全にランダ
ムに生成される方がよい。これにより第三者からの不正
なアクセスがかなり防止できる。
【0126】図17のステップd6では、指示メールの
解析結果から、転送すべきファイルが決定され、選択し
たftpウェブサーバにログインし、送信ディレクトリ
ヘ移動し、指定したディレクトリ、ファイル名でput
し、ログアウトする。さらにステップd7では送信先の
ランダムに生成したディレクトリとファイル名と、選択
したサーバのURLから、実際にアクセス可能なURL
を返信用に作成する。最後に、ステップd8において、
ファイルの送信が終了した旨伝えるために、指示メール
に対して、返信用URLを含めて返信する。
【0127】図18は、図8の送信ファイル記録部51
6により記録される、送信済ファイルの一覧を表わす図
である。
【0128】この図18には、送信済ファイルが記録さ
れている。ここに示す例はファイルのみであるが、ディ
レクトリを含んでいてもよい。この一覧表中のURL
は、ファイルが送信されていて実際にアクセス可能なU
RLである。
【0129】図19は、ホームゲートウェイの動作の第
5例を示すフローチャートである。この図19のフロー
チャートのステップe4,e9を除く各ステップe1〜
e3,e5〜e8,e10は、それぞれ図17のフロー
チャートの各ステップd1〜d8に相当し、図19のフ
ローチャートの、図17のフローチャートからの追加の
ステップはステップe4とステップe9である。
【0130】ステップe4では、送信要求のあるファイ
ルと図18に示す送信済情報を比較し、既に送信済みで
あれば、送信済情報からURLを取り出し、指示メール
に対して、そのURLを含めて返信する(ステップe1
0)。送信済みでない場合は、ステップe5に進んで処
理を続ける。
【0131】またステップe9では、今回送信したファ
イルに関するURLが送信済情報に保存される。
【0132】図20は、ウェブサーバ情報のもう1つの
例を示す図であり、複数のウェブサーバの情報が記録さ
れているとともに、各ウェブサーバの使用可能容量の情
報が追加されている。
【0133】図21は、ホームゲートウェイの動作の第
6例を示すフローチャートである。
【0134】図21のフローチャートのステップf6と
ステップf7を除く、ステップf1〜f5、f8〜f1
2は、それぞれ図19のフローチャートのステップe1
〜e10と同一であり、重複説明は省略する。
【0135】ステップf6では、ステップf5で選択さ
れたウェブサーバでの使用可能な容量(図20参照)
と、そのウェブサーバで使用中の容量と、そのウェブサ
ーバに送信しようとしているファイルの容量とから、そ
のファイルの送信が可能か否かが判定される。そのウェ
ブサーバ上の空き容量が十分でないときは、ステップf
7に進み、そのウェブサーバ上の容量確保のためそのウ
ェブサーバ上のファイルを削除する。
【0136】その他は図19のフローチャーの場合と同
様である。
【0137】図22は、ホームゲートウェイの動作の第
7例を示すフローチャートである。
【0138】図22のフローチャートのステップg10
とステップg14〜16を除く各ステップg1〜g9、
g11〜g13は、それぞれ図21のフローチャートの
各ステップf1〜f12と同一であり、相違点のみにつ
いて説明する。
【0139】ステップg10では、ステップg9でウェ
ブサーバに送信した実際のファイルの参照回数を限定す
る参照回数ファイルがそのウェブサーバに送信される。
このとき、参照のためのCGI(Common Gat
eway Interface;ウェブサーバにHTM
Lで定義されていること以外の機能を付加する方法の1
つであり、ウェブサーバと、バックエンドで動作するプ
ログラムの間で情報のやり取りを行なうインターフェー
スである)もウェブサーバに送信される。このCGI
は、実際のファイルの参照の度に参照回数ファイルをア
クセスし、参照回数の数値を減らし、参照回数がゼロに
なったら実際のファイルの参照を不可とする役割をな
す。このとき、参照回数がゼロとなった実際のファイル
をウェブサーバ上から削除してもよい。ここでは実際の
ファイルのアクセスを制限する例として参照回数による
制限について説明しているが、これ以外にも、参照の有
効期限を設けてもよい。
【0140】ステップg4では、今回送信が要求された
ファイルと、ファイルの送信済情報(図8参照)とが比
較される。今回送信要求のあったファイルが既に送信済
であったときは、ステップg14に進み、ウェブサーバ
からその送信済のファイルの参照回数を限定するファイ
ルを取得し、そのファイル中に残っている参照回数に、
今回の指示メールで指定された参照回数が足され(ステ
ップg15)、その参照回数ファイルをウェブサーバへ
putし、実際のファイルは送信せずにログアウトする
(ステップg16)。
【0141】これにより、同一のファイルの重複した送
信を防止することができる。
【0142】図23は、ホームゲートウェイの動作の第
8例を示すフローチャートである。
【0143】図23のフローチャートのステップh2を
除く、ステップh1,h3〜h14は、それぞれ、図2
2のフローチャートの各ステップg1〜g13と同一で
あり、重複説明は省略する。
【0144】図23のフローチャートのステップh2で
は、ステップh1でメールサーバから取得した電子メー
ルに不正がないかどうか認証が行なわれ、不正がない場
合のみ処理が行われる。こうすることにより第三者によ
る不正なアクセスを防止することができる。不正を防ぐ
方法としては、PGPなどによる署名や暗号化の手段が
採用される。
【0145】図24は、端末の動作を示すフローチャー
トである。
【0146】先ずステップi1において、指示メールの
作成をその端末自身で行なうかウェブサーバに指示メー
ルを作成させるかを選択する。端末でメール作成を行う
場合は、ユーザがその端末でリモートアクセスしたい情
報を取得するためのあらかじめ定められたフォーマット
でメールを作成する(ステップi2)。次に、そのメー
ルが正しいものであることを示すために、署名や暗号化
を行う(ステップi3)。これは、PGPなどを利用す
ることで実現できる。そして、ホームゲートウェイ宛て
にメールを送信する(ステップi4)。これ以降は、ウ
ェブサーバにてメール送信を行う場合も同様となるた
め、先にウェブサーバ経由でのメール送信を説明する。
ウェブサーバ経由で指示メールを出す場合は、そのよう
なサービスを行っているウェブサーバヘログインする
(ステップi5)。ログインはID、パスワードによっ
て行い、これが認証となる(ステップi6)。ここでの
アクセスにSSL(Secure Socket La
yer;情報のやりとりの上での盗聴、改ざんを防ぐた
めのセキュリティプロトコルの1つ)を用いれば、パス
ワードの漏洩がなくなり、より安全となる。あらかじ
め、ウェブサーバに、アクセスを行うホームゲートウェ
イのメールアドレスや、ホームゲートウェイから提供さ
れる情報の種類などを登録しておくことにより、ログイ
ン後に、アクセスしたい情報を選択するのみで指示メー
ルの送信まで行えるようにすることも可能である。当
然、すべてを入力するようにしてもよいし、一部を入力
するような形式であってもよい。以上のようにして、ホ
ームゲートウェイヘメールが送信される(ステップi
7)。ここからは、端末でメール作成する場合もウェブ
サーバにてメール送信する場合も同じ処理となる。メー
ル送信後、ホームゲートウェイが処理を終了したことを
示すメールが到着するのを待つことになる(ステップi
8)。端末へのメールのうち、ホームゲートウェイから
の終了メールであれば(ステップi9)、そのメールに
情報のアクセス先であるURLが含まれているか否か確
認し(ステップi10)、含まれていれば、そのURL
ヘアクセスする(ステップi11)。含まれていなけれ
ば、あらかじめ定めたURLヘアクセスする(ステップ
i12)。端末によっては、メール内のURLをポイン
ティングデバイスでクリックすれば自動的にブラウザが
起動し、そのぺ一ジを見ることが可能である。そのUR
Lで示されたぺ一ジについても、盗聴を防ぐため、認証
を行う(ステップi13)。ここでも、SSLなどによ
って通信が暗号化され情報の漏洩の防止が図られてい
る。認証後に、情報を閲覧することが可能となる。ホー
ムゲートウェイが提供している情報のリストをあらかじ
め知っている場合や、ウェブサーバにそのような情報が
登録してあれば、その情報に対する指示をすればよい
が、そのような情報がない場合には、一連の動作を繰り
返すことによって、リストの取得、そのリストからの選
択、という順序で、最終的な情報へ辿り着くことが可能
である。この例については図27を参照して後述する。
【0147】次に、ウェブサーバの動作について説明す
る。
【0148】ウェブサーバは、指示メールの送信と情報
へのアクセスの2つの役割を担う。それぞれの役割に対
して別個のウェブサーバであってもよいし、両役割を兼
ね備えたウェブサーバであってもよい。メール送信と情
報アクセスとのそれぞれについて、図を参照して説明す
る。
【0149】図25は、メール送信時のウェブサーバの
動作を示すフローチャートである。
【0150】端末からアクセスされると、正しいユーザ
からのアクセスであるか認証を行う(ステップj1)。
これは、ログインという形態をとってもよいし、ウェブ
サーバが備える認証の手続を用いてもよい。また、端末
からウェブサーバヘのアクセスは、HTTPであっても
HTTPS(Hypertext TransferP
rotocol Security;HTTPにSSL
によるセキュリティを追加したプロトコル)であっても
よい。パスワードの漏洩という点からはHTTPSが好
ましい。認証によって、正しいユーザであると判断され
た場合は(ステップj2)、次に端末のタイプを判定す
る(ステップj3)。端末のタイプは、例えば、ウェブ
サーバに環境変数の形で提供されるHTTP_USER
_AGENTによって判定される。次に、ユーザと端末
のタイプから、指示用の画面を作成し端末へ送信する
(ステップj4)。ここでは、あらかじめ、ユーザがホ
ームゲートウェイに関する情報を登録してあるものとし
ている。ホームゲートウェイの情報には、ホームゲート
ウェイヘのメールの送信先であるメールアドレス、ホー
ムゲートウェイヘの不正メールを防ぐためにメールを暗
号化するための鍵、ホームゲートウェイからの送信が可
能な情報のリストがある。指示メールは、端末からのア
クセスによって(ステップj5)、作成する(ステップ
j6)。端末とウェブサーバのやり取りは、一度だけで
なく、何度も繰り返し行ってもよい。また、ウェブサー
バに登録されている内容に応じて、リストから選択する
のみであったり、端末側ですべて入力する必要があった
りする。端末とのやり取りの結果、指示メールを作成
し、メールに署名したり暗号化することになっていれば
そのような処理を行い(ステップj7)、ホームゲート
ウェイ宛てにそのメールを送信する(ステップj8)。
【0151】図26は、情報アクセス時のウェブサーバ
の動作を示すフローチャートである。
【0152】端末からアクセスされると、正しいユーザ
からのアクセスであるか否か認証を行う(ステップk
1)。ログインという形態をとってもよいし、ウェブサ
ーバの備える認証を用いてもよい。端末からのアクセス
は、HTTPでもHTTPSでも構わない。認証によっ
て正しいユーザであると判断した場合には、次に、アク
セス制限がないかを調べる(ステップk3)。アクセス
制限には、参照回数や有効期限といったものがある。参
照回数に制限がある場合には、参照回数内であれば参照
したことを記録する(ステップk4)。これは、CGI
などのウェブサーバ上にて動作するプログラムによって
実現可能である。端末からのアクセスをこのようなCG
Iへ向けておき、参照回数や有効期限の記述されたファ
イルを参照することによって、アクセス可能かどうか判
断することができる。ファイル内容の書き換えも可能な
ため、現在の参照回数を更新することも可能である。次
に、端末のタイプを判定し(ステップk5)、ユーザと
端末のタイプから、画面サイズや色数に応じて、必要で
あれば画像などの変換を行い、その結果を端末へ送信す
る(ステップk6)。
【0153】図27は、端末の表示画面上に表示される
一連の画面例を示す図である。
【0154】端末には、先ずウェブサーバから送られて
きた図27(A)に示すようなメニュー画面が表示され
る。
【0155】ここでは端末で「メールを見る」がクリッ
ク(選択)されたものとすると、ウェブサーバではその
ユーザのメールを参照することを指示する指示メールが
作成されてホームゲートウェイに送信され、ホームゲー
トウェイは、メールリストをウェブサーバに送信し、そ
の後端末に向けて、図27(B)に示す送信完了メール
を送信する。端末では、この図27(B)の着信メール
を見てそこに示されたURLをクリックすると、ウェブ
サーバから、今度は、図27(C)に示すようなメール
リストが送信される。そこで、ここではそのメールリス
トの中から「こんにちは」のメールを選択したものとす
る。するとウェブサーバではその「こんにちは」のメー
ルを送信することを指示する指示メールが作成されてホ
ームゲートウェイに送信される。ホームゲートウェイで
は、その指示メールを受け取ると、「こんにちは」のメ
ールをウェブサーバに送信するとともに、図27(D)
の送信完了メールを端末に送信する。端末では、その図
27(D)の送信完了メールを確認してそこに示された
URLをクリックする。すると、ウェブサーバからその
「こんにちは」のメールが端末に送信され、端末の画面
上にその「こんにちは」のメール本文が表示される。
【0156】ここでは簡単のため文字データとしてのメ
ールを取り上げて説明したが、画像ファイルについても
同様の手順で端末で取得することができる。
【0157】以下、本発明の各種態様を付記する。
【0158】(付記1) 電子メールを受信し受信した
電子メールにより指示されたファイルを送信するファイ
ル送信装置において、電子メールを受信するメール受信
部と、前記メール受信部で受信した電子メールを解析し
て送信を要求されたファイルを特定するメール解析部
と、前記メール解析部で特定されたファイルを、インタ
ーネット上のウェブサーバに送信するファイル送信部と
を備えたことを特徴とするファイル送信装置。
【0159】(付記2) 前記メール受信部で受信した
電子メールに応じたファイルを前記ファイル送信部がウ
ェブサーバに送信した旨を該電子メールの発信元に電子
メールで通知するメール通知部を備えたことを特徴とす
る付記1記載のファイル送信装置。
【0160】(付記3) 前記メール通知部は、前記発
信元に、前記ファイル送信部がウェブサーバに送信した
ファイルをアクセスするためのURLを含む電子メール
を送信するものであることを特徴とする付記2記載のフ
ァイル送信装置。
【0161】(付記4) 前記メール解析部で特定され
たファイルの送信先のウェブサーバを複数のウェブサー
バの中から選択するサーバ選択部を備え、前記ファイル
送信部は、前記メール解析部で特定されたファイルを、
前記サーバ選択部で選択されたウェブサーバに送信する
ものであることを特徴とする付記1記載のファイル送信
装置。
【0162】(付記5) 前記ファイル送信部は、前記
メール解析部で特定されたファイルをウェブサーバに送
信するにあたり、送信先のディレクトリ及び/又はファ
イル名を予測不能に生成し、この予測不能に生成された
ディレクトリ及び/又はファイル名を含むURLにファ
イルを送信するものであることを特徴とする付記3記載
のファイル送信装置。
【0163】(付記6) 前記ファイル送信部が送信し
たファイルを特定する情報を記録しておく送信ファイル
記録部を備え、前記ファイル送信部は、ファイルの送信
にあたり前記送信ファイル記録部により記録された情報
を参照して送信済ファイルの再送信を省略するものであ
ることを特徴とする付記1記載のファイル送信装置。
【0164】(付記7) 前記ファイル送信部は、ファ
イルの送信にあたりウェブサーバ上の自分が使用できる
容量のうちの空き容量を確認し、該ファイルの送信に必
要な空き容量を確保した後に該ファイルを該ウェブサー
バに送信するものであることを特徴とする付記1記載の
ファイル送信装置。
【0165】(付記8) 前記ファイル送信部は、前記
メール解析部で特定されたファイルをウェブサーバに送
信するにあたり、該ファイルとともに、該ファイルのア
クセスを許容する条件を記録したファイルを、該ウェブ
サーバに送信するものであることを特徴とする付記1記
載のファイル送信装置。
【0166】(付記9) 前記メール解析部は、メール
受信部で受信された電子メールの発信元について認証を
行ない正しく認証が行なわれた発信元から発信された電
子メールを解析して送信を要求されたファイルを特定す
るものであることを特徴とする付記1記載のファイル送
信装置。
【0167】(付記10) ファイルを受信して格納し
ておき、格納されたファイルの送信要求を受けて該ファ
イルを送信要求元に送信する、インターネット上のウェ
ブサーバにおいて、ファイルの送信要求元として動作す
る端末からの指示を受けて、該端末が送信を要求するフ
ァイルの送信を指示する電子メールを作成するメール作
成部と、前記メール作成部で作成された電子メールを、
前記端末が送信を要求するファイルが格納された、電子
メールを受信し受信した電子メールにより指示されたフ
ァイルを送信するファイル送信装置に送信するメール送
信部と、前記メール送信部から送信した電子メールを受
信した前記ファイル送信装置から送信されてきたファイ
ルを受信するファイル受信部と、前記ファイル受信部で
受信したファイルを格納するファイル格納部と、前記端
末からの、前記ファイル格納部に格納されたファイルの
送信要求に応じて、該ファイルを該端末に送信するファ
イル送信部とを備えたことを特徴とするウェブサーバ。
【0168】(付記11) 前記メール作成部は、前記
端末の認証を行ない、正しく認証が行なわれた端末から
の指示を受け付けて、該端末が送信を要求するファイル
の送信を指示する電子メールを作成するものであること
を特徴とする付記10記載のウェブサーバ。
【0169】(付記12) 前記メール作成部は、前記
端末のタイプを表わす情報を含む電子メールを作成する
ものであることを特徴とする付記10記載のウェブサー
バ。
【0170】(付記13) ファイルを受信して格納し
ておき、格納されたファイルの送信要求を受けて該ファ
イルを送信要求元に送信する、インターネット上のウェ
ブサーバにおいて、送信されてきたファイルを受信する
ファイル受信部と、前記ファイル受信部で受信したファ
イルを格納するファイル格納部と、前記ファイル格納部
に格納されたファイルの送信要求に応じて、該ファイル
を送信要求元に送信するファイル送信部とを備え、前記
ファイル送信部は、送信要求元の認証を行ない、正しく
認証が行なわれた送信要求元からの送信要求に応じて、
前記ファイル格納部に格納されたファイルを該送信要求
元に送信するものであることを特徴とする付記10記載
のウェブサーバ。
【0171】(付記14) ファイルを受信して格納し
ておき、格納されたファイルの送信要求を受けて該ファ
イルを送信要求元に送信する、インターネット上のウェ
ブサーバにおいて、送信されてきたファイルを受信する
ファイル受信部と、前記ファイル受信部で受信したファ
イルを格納するファイル格納部と、前記ファイル格納部
に格納されたファイルの送信要求に応じて、該ファイル
を送信要求元に送信するファイル送信部とを備え、前記
ファイル受信部は、ファイルを受信するとともに、該フ
ァイルのアクセスを許容する条件を記録したファイルを
受信するものであって、前記ファイル送信部は、前記フ
ァイル格納部に格納されたファイルの送信要求があった
場合において、該送信要求が該ファイルのアクセスを許
容する条件に合致した場合にのみ、該ファイルを送信要
求元に送信するものであることを特徴とするウェブサー
バ。
【0172】(付記15) ファイルを受信して格納し
ておき、格納されたファイルの送信要求を受けて該ファ
イルを送信要求元に送信する、インターネット上のウェ
ブサーバにおいて、送信されてきたファイルを受信する
ファイル受信部と、前記ファイル受信部で受信したファ
イルを格納するファイル格納部と、前記ファイル格納部
に格納されたファイルの送信要求に応じて、該ファイル
を送信要求元に送信するファイル送信部と、前記ファイ
ル格納部に格納されたファイルの送信要求を受けて、該
ファイルを送信要求元のタイプに適合する形式に変更す
るファイル形式変更部とを備え、前記ファイル送信部
は、前記ファイル形式変更部で形式が変更された後のフ
ァイルを送信要求元に送信するものであることを特徴と
するウェブサーバ。
【0173】(付記16) 電子メールを受信し受信し
た電子メールにより指示されたファイルを送信するファ
イル送信装置と、該ファイル送信装置から送信されてき
たファイルを格納しておき格納されたファイルの送信要
求を受けて該ファイルを送信要求先に送信する、インタ
ーネット上のウェブサーバと、前記ファイル送信装置お
よび前記ウェブサーバと通信を行なう端末とを有し、前
記端末が、直接に、あるいは前記ウェブサーバを介在さ
せて、前記ファイル送信装置に電子メールでファイルの
送信を要求し、前記ファイル送信装置が、送信要求のあ
ったファイルを前記ウェブサーバに送信し、前記端末
が、前記ウェブサーバに、前記ファイル送信装置から該
ウェブサーバに送信されてきたファイルの送信を要求
し、前記ウェブサーバが、前記端末からのファイルの送
信要求に応じて、該端末に該ファイルを送信することを
特徴とするファイル送信システム。
【0174】(付記17) 前記ファイル送信装置は、
電子メールで送信要求のあったファイルを前記ウェブサ
ーバに送信するとともに、該ファイルを送信した旨を前
記端末に電子メールで通知するものであることを特徴と
する付記16記載のファイル送信システム。
【0175】(付記18) コンピュータ内で実行さ
れ、該コンピュータを、電子メールを受信し受信した電
子メールにより指示されたファイルを送信するファイル
送信装置として動作させるファイル送信プログラムであ
って、前記コンピュータを、電子メールを受信するメー
ル受信部と、前記メール受信部で受信した電子メールを
解析して送信を要求されたファイルを特定するメール解
析部と、前記メール解析部で特定されたファイルを、イ
ンターネット上のウェブサーバに送信するファイル送信
部とを備えたファイル送信装置として動作させることを
特徴とするファイル送信プログラム。
【0176】(付記19) 前記コンピュータを、さら
に、前記メール受信部で受信した電子メールに応じたフ
ァイルを前記ファイル送信部がウェブサーバに送信した
旨を該電子メールの発信元に電子メールで通知するメー
ル通知部を備えたファイル送信装置として動作させるこ
とを特徴とする付記18記載のファイル送信プログラ
ム。
【0177】(付記20) 前記メール通知部は、前記
発信元に、前記ファイル送信部がウェブサーバに送信し
たファイルをアクセスするためのURLを含む電子メー
ルを送信するものであることを特徴とする付記19記載
のファイル送信プログラム。
【0178】(付記21) 前記コンピュータを、さら
に、前記メール解析部で特定されたファイルの送信先の
ウェブサーバを複数のウェブサーバの中から選択するサ
ーバ選択部を備えたファイル送信装置として動作させる
ファイル送信プログラムであって、前記ファイル送信部
は、前記メール解析部で特定されたファイルを、前記サ
ーバ選択部で選択されたウェブサーバに送信するもので
あることを特徴とする付記18記載のファイル送信プロ
グラム。
【0179】(付記22) 前記ファイル送信部は、前
記メール解析部で特定されたファイルをウェブサーバに
送信するにあたり、送信先のディレクトリ及び/又はフ
ァイル名を予測不能に生成し、この予測不能に生成され
たディレクトリ及び/又はファイル名を含むURLにフ
ァイルを送信するものであることを特徴とする付記20
記載のファイル送信プログラム。
【0180】(付記23) 前記コンピュータを、さら
に、前記ファイル送信部が送信したファイルを特定する
情報を記録しておく送信ファイル記録部を備えたファイ
ル送信装置として動作できるファイル送信プログラムで
あって、前記ファイル送信部は、ファイルの送信にあた
り前記送信ファイル記録部により記録された情報を参照
して送信済ファイルの再送信を省略するものであること
を特徴とする付記18記載のファイル送信プログラム。
【0181】(付記24) 前記ファイル送信部は、フ
ァイルの送信にあたりウェブサーバ上の自分が使用でき
る容量のうちの空き容量を確認し、該ファイルの送信に
必要な空き容量を確保した後に該ファイルを該ウェブサ
ーバに送信するものであることを特徴とする付記18記
載のファイル送信プログラム。
【0182】(付記25) 前記ファイル送信部は、前
記メール解析部で特定されたファイルをウェブサーバに
送信するにあたり、該ファイルとともに、該ファイルの
アクセスを許容する条件を記録したファイルを、該ウェ
ブサーバに送信するものであることを特徴とする付記1
8記載のファイル送信プログラム。
【0183】(付記26) 前記前記メール解析部は、
メール受信部で受信された電子メールの発信元について
認証を行ない正しく認証が行なわれた発信元から発信さ
れた電子メールを解析して送信を要求されたファイルを
特定するものであることを特徴とする付記18記載のフ
ァイル送信プログラム。
【0184】(付記27) インターネットに接続され
たコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、ファ
イルを受信して格納しておき、格納されたファイルの送
信要求を受けて該ファイルを送信要求元に送信する、ウ
ェブサーバとして動作させるウェブサーバプログラムで
あって、前記コンピュータを、ファイルの送信要求元と
して動作する端末からの指示を受けて、該端末が送信を
要求するファイルの送信を指示する電子メールを作成す
るメール作成部と、前記メール作成部で作成された電子
メールを、前記端末が送信を要求するファイルが格納さ
れた、電子メールを受信し受信した電子メールにより指
示されたファイルを送信するファイル送信装置に送信す
るメール送信部と、前記メール送信部から送信した電子
メールを受信した前記ファイル送信装置から送信されて
きたファイルを受信するファイル受信部と、前記ファイ
ル受信部で受信したファイルを格納するファイル格納部
と、前記端末からの、前記ファイル格納部に格納された
ファイルの送信要求に応じて、該ファイルを該端末に送
信するファイル送信部とを備えたウェブサーバとして動
作させることを特徴とするウェブサーバプログラム。
【0185】(付記28) 前記メール作成部は、前記
端末の認証を行ない、正しく認証が行なわれた端末から
の指示を受け付けて、該端末が送信を要求するファイル
の送信を指示する電子メールを作成するものであること
を特徴とする付記27記載のウェブサーバプログラム。
【0186】(付記29) 前記メール作成部は、前記
端末のタイプを表わす情報を含む電子メールを作成する
ものであることを特徴とする付記27記載のウェブサー
バプログラム。
【0187】(付記30) インターネットに接続され
たコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、ファ
イルを受信して格納しておき、格納されたファイルの送
信要求を受けて該ファイルを送信要求元に送信する、ウ
ェブサーバとして動作させるウェブサーバプログラムで
あって、前記コンピュータを、送信されてきたファイル
を受信するファイル受信部と、前記ファイル受信部で受
信したファイルを格納するファイル格納部と、前記ファ
イル格納部に格納されたファイルの送信要求に応じて、
該ファイルを送信要求元に送信するファイル送信部とを
備えたウェブサーバとして動作させるとともに、前記フ
ァイル送信部は、送信要求元の認証を行ない、正しく認
証が行なわれた送信要求元からの送信要求に応じて、前
記ファイル格納部に格納されたファイルを該送信要求元
に送信するものであることを特徴とするウェブサーバプ
ログラム。
【0188】(付記31) インターネットに接続され
たコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、ファ
イルを受信して格納しておき、格納されたファイルの送
信要求を受けて該ファイルを送信要求元に送信する、ウ
ェブサーバとして動作させるウェブサーバプログラムで
あって、前記コンピュータを、送信されてきたファイル
を受信するファイル受信部と、前記ファイル受信部で受
信したファイルを格納するファイル格納部と、前記ファ
イル格納部に格納されたファイルの送信要求に応じて、
該ファイルを送信要求元に送信するファイル送信部とを
備えたウェブサーバとして動作させるとともに、前記フ
ァイル受信部は、ファイルを受信するとともに、該ファ
イルのアクセスを許容する条件を記録したファイルを受
信するものであり、前記ファイル送信部は、前記ファイ
ル格納部に格納されたファイルの送信要求があった場合
において、該送信要求が該ファイルのアクセスを許容す
る条件に合致した場合にのみ、該ファイルを送信要求元
に送信するものであることを特徴とするウェブサーバプ
ログラム。
【0189】(付記32) インターネットに接続さ
れたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、フ
ァイルを受信して格納しておき、格納されたファイルの
送信要求を受けて該ファイルを送信要求元に送信する、
ウェブサーバとして動作させるウェブサーバプログラム
であって、前記コンピュータを、送信されてきたファイ
ルを受信するファイル受信部と、前記ファイル受信部で
受信したファイルを格納するファイル格納部と、前記フ
ァイル格納部に格納されたファイルの送信要求に応じ
て、該ファイルを送信要求元に送信するファイル送信部
と、前記ファイル格納部に格納されたファイルの送信要
求を受けて、該ファイルを送信要求元のタイプに適合す
る形式に変更するファイル形式変更部とを備えたウェブ
サーバとして動作させるとともに、前記ファイル送信部
は、前記ファイル形式変更部で形式が変更された後のフ
ァイルを送信要求元に送信するものであることを特徴と
するウェブサーバプログラム。
【0190】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プライベートアドレスを持つファイル送信装置から、画
像ファイルを含むファイルを、端末側に送信することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル送信システムの一実施形態を
示す全体構成図である。
【図2】図1のファイル送信システムの使用例を示す図
である。
【図3】図1のファイル送信システムの使用例を示す図
である。
【図4】図1のファイル送信システムの使用例を示す図
である。
【図5】代表的なコンピュータの外観を示した図であ
る。
【図6】図5に示した外観を有するコンピュータのハー
ドウェア構成図である。
【図7】本発明のファイル送信プログラムの一実施形態
の概略構成図である。
【図8】本発明のファイル送信装置の一実施形態を示す
機能ブロック図である。
【図9】本発明のウェブサーバプログラムの一実施形態
の概略構成図である。
【図10】本発明のウェブサーバの一実施形態を示す機
能ブロック図である。
【図11】図1の端末で送受信される電子メールを例示
した図である。
【図12】図8のウェブサーバ情報ファイルに定義され
たウェブサーバ情報の例を示す図である。
【図13】ホームゲートウェイの動作の第1例を示すフ
ローチャートである。
【図14】ホームゲートウェイの動作の第2例を示すフ
ローチャートである。
【図15】ウェブサーバ情報ファイルに定義されたウェ
ブサーバ情報の例を示す図である。
【図16】ホームゲートウェイの動作の第3例を示すフ
ローチャートである。
【図17】ホームゲートウェイの動作の第4例を示すフ
ローチャートである。
【図18】図8の送信ファイル記録部により記録され
る、送信済ファイルの一覧を表わす図である。
【図19】ホームゲートウェイの動作の第5例を示すフ
ローチャートである。
【図20】ウェブサーバ情報のもう1つの例を示す図で
ある。
【図21】ホームゲートウェイの動作の第6例を示すフ
ローチャートである。
【図22】ホームゲートウェイの動作の第7例を示すフ
ローチャートである。
【図23】ホームゲートウェイの動作の第8例を示すフ
ローチャートである。
【図24】端末の動作を示すフローチャートである。
【図25】メール送信時のウェブサーバの動作を示すフ
ローチャートである。
【図26】情報アクセス時のウェブサーバの動作を示す
フローチャートである。
【図27】端末の表示画面上に表示される一連の画面例
を示す図である。
【符号の説明】
10 インターネット 20 端末 30 メールサーバ 40 ウェブサーバ 50 ホームゲートウェイ 51 ビデオカメラ 52 ディジタルスチールカメラ 53 記憶部 100 コンピュータ 101 本体部 102 表示部 103 キーボード 104 マウス 400 ウェブサーバ 401 メール作成部 402 メール送信部 403 ファイル受信部 404 ファイル格納部 405 ファイル形式変更部 406 ファイル送信部 410 ウェブサーバ 411 メール作成部 412 メール送信部 413 ファイル受信部 414 ファイル格納部 415 ファイル形式変更部 416 ファイル送信部 500 ファイル送信プログラム 501 メール受信部 502 メール解析部 503 ファイル送信部 504 メール通知部 505 サーバ選択部 506 送信ファイル記録部 510 ファイル送信装置 511 メール受信部 512 メール解析部 513 ファイル送信部 514 メール通知部 515 サーバ選択部 516 送信ファイル記録部 517 ウェブサーバ情報 518 ユーザファイル 700 CD−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 光太 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 郡司 雅夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 村川 賀彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 青木 伊佐男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B082 HA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信し受信した電子メール
    により指示されたファイルを送信するファイル送信装置
    において、 電子メールを受信するメール受信部と、 前記メール受信部で受信した電子メールを解析して送信
    を要求されたファイルを特定するメール解析部と、 前記メール解析部で特定されたファイルを、インターネ
    ット上のウェブサーバに送信するファイル送信部とを備
    えたことを特徴とするファイル送信装置。
  2. 【請求項2】 ファイルを受信して格納しておき、格納
    されたファイルの送信要求を受けて該ファイルを送信要
    求元に送信する、インターネット上のウェブサーバにお
    いて、 ファイルの送信要求元として動作する端末からの指示を
    受けて、該端末が送信を要求するファイルの送信を指示
    する電子メールを作成するメール作成部と、 前記メール作成部で作成された電子メールを、前記端末
    が送信を要求するファイルが格納された、電子メールを
    受信し受信した電子メールにより指示されたファイルを
    送信するファイル送信装置に送信するメール送信部と、 前記メール送信部から送信した電子メールを受信した前
    記ファイル送信装置から送信されてきたファイルを受信
    するファイル受信部と、 前記ファイル受信部で受信したファイルを格納するファ
    イル格納部と、 前記端末からの、前記ファイル格納部に格納されたファ
    イルの送信要求に応じて、該ファイルを該端末に送信す
    るファイル送信部とを備えたことを特徴とするウェブサ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 電子メールを受信し受信した電子メール
    により指示されたファイルを送信するファイル送信装置
    と、該ファイル送信装置から送信されてきたファイルを
    格納しておき格納されたファイルの送信要求を受けて該
    ファイルを送信要求先に送信する、インターネット上の
    ウェブサーバと、前記ファイル送信装置および前記ウェ
    ブサーバと通信を行なう端末とを有し、 前記端末が、直接に、あるいは前記ウェブサーバを介在
    させて、前記ファイル送信装置に電子メールでファイル
    の送信を要求し、 前記ファイル送信装置が、送信要求のあったファイルを
    前記ウェブサーバに送信し、 前記端末が、前記ウェブサーバに、前記ファイル送信装
    置から該ウェブサーバに送信されてきたファイルの送信
    を要求し、 前記ウェブサーバが、前記端末からのファイルの送信要
    求に応じて、該端末に該ファイルを送信することを特徴
    とするファイル送信システム。
  4. 【請求項4】 コンピュータ内で実行され、該コンピュ
    ータを、電子メールを受信し受信した電子メールにより
    指示されたファイルを送信するファイル送信装置として
    動作させるファイル送信プログラムであって、 前記コンピュータを、 電子メールを受信するメール受信部と、 前記メール受信部で受信した電子メールを解析して送信
    を要求されたファイルを特定するメール解析部と、 前記メール解析部で特定されたファイルを、インターネ
    ット上のウェブサーバに送信するファイル送信部とを備
    えたファイル送信装置として動作させることを特徴とす
    るファイル送信プログラム。
  5. 【請求項5】 インターネットに接続されたコンピュー
    タ内で実行され、該コンピュータを、ファイルを受信し
    て格納しておき、格納されたファイルの送信要求を受け
    て該ファイルを送信要求元に送信する、ウェブサーバと
    して動作させるウェブサーバプログラムであって、 前記コンピュータを、 ファイルの送信要求元として動作する端末からの指示を
    受けて、該端末が送信を要求するファイルの送信を指示
    する電子メールを作成するメール作成部と、 前記メール作成部で作成された電子メールを、前記端末
    が送信を要求するファイルが格納された、電子メールを
    受信し受信した電子メールにより指示されたファイルを
    送信するファイル送信装置に送信するメール送信部と、 前記メール送信部から送信した電子メールを受信した前
    記ファイル送信装置から送信されてきたファイルを受信
    するファイル受信部と、 前記ファイル受信部で受信したファイルを格納するファ
    イル格納部と、 前記端末からの、前記ファイル格納部に格納されたファ
    イルの送信要求に応じて、該ファイルを該端末に送信す
    るファイル送信部とを備えたウェブサーバとして動作さ
    せることを特徴とするウェブサーバプログラム。
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