JP4676146B2 - 映像データ配信システム及び映像データ配信方法 - Google Patents

映像データ配信システム及び映像データ配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4676146B2
JP4676146B2 JP2004049889A JP2004049889A JP4676146B2 JP 4676146 B2 JP4676146 B2 JP 4676146B2 JP 2004049889 A JP2004049889 A JP 2004049889A JP 2004049889 A JP2004049889 A JP 2004049889A JP 4676146 B2 JP4676146 B2 JP 4676146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
data
imaging function
portable terminal
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004049889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004282730A (ja
Inventor
川部  剛
博唯 上田
一仁 八重樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2004049889A priority Critical patent/JP4676146B2/ja
Publication of JP2004282730A publication Critical patent/JP2004282730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4676146B2 publication Critical patent/JP4676146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、携帯端末から送信される映像データを保存し配信する技術に関する。
近年、監視カメラを用いて侵入者監視を行うシステムにおいて、インターネットやLAN等のネットワークを用いた映像配信の技術や、映像をハードディスクやDVDなどの記憶装置にデジタルデータとして蓄積する技術や、上記映像配信技術によって配信された映像を携帯端末で閲覧する技術などが開発されている。これらの技術は、例えば、特開2002−24330号公報(特許文献1)、特開2003−6277号公報(特許文献2)に記載されている。
特開2002−24330号公報
特開2003−6277号公報
上記従来技術においては、監視カメラ1001は設置位置が固定のカメラであるため特定の場所の映像しか撮像することができない。このため、監視カメラ1001の死角になる場所や監視カメラ1001が設置されていない場所については、映像を取得することが不可能であり、よって蓄積も不可能となる。このカメラは、旋回台付である場合もあるが、その場合には、障害物等による死角が問題となる。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、監視カメラで撮像や収録できない場所についての映像データや音声データについても、映像蓄積配信装置に蓄積かつ配信できるようにして、携帯端末やブラウザPC(Personal Computer)を用いたテレビ会議システムなどを実現可能にすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
上記課題点を解決するために、本発明では、基本的に、撮像機能付き(撮像装置付き)携帯端末を用いて、撮影した映像の映像データを映像蓄積配信装置に蓄積し配信可能にする。また、上記撮像機能付き携帯端末で生成した映像データの形式を、映像蓄積配信装置に蓄積可能な映像データの形式に変換する。さらに、上記携帯端末とブラウザPCとの間で音声データを取り扱えるようにする。更に、認証サーバを設けることにより、特定の端末から送信されるデータを蓄積できると共に、別の特定の端末へデータを配信することができる。
具体的には、
(1)ネットワークを介し映像データを配信する映像データ配信システムとして、映像データの保存と配信を行う映像蓄積配信装置と、撮像機能付き携帯端末により生成された映像データの形式を上記映像蓄積配信装置が保存可能な映像データの形式に変換するとともに、該保存された映像データを上記撮像機能付き携帯端末側で受信可能なデータにプロトコル変換するデータ変換装置と、特定の端末からのデータを許可するために送信携帯端末を認証する認証サーバとを備え、送信携帯端末である撮像機能付き携帯端末から送信された映像データを保存し、該保存した映像データを、他の携帯端末を含む端末側からの送信要求に応じ該端末側に配信可能にした構成とする。
(2)映像データを映像蓄積配信装置に保存して配信する映像配信システム用のデータ変換装置として、撮像機能付き携帯端末により生成された映像データの形式を、上記映像蓄積配信装置が保存可能な映像データの形式に変換するとともに、特定の端末へデータを配信するために受信携帯端末を認証し、該保存された映像データを、受信携帯端末である撮像機能付き携帯端末側で受信可能なデータにプロトコル変換する構成を備える。
(3)ネットワークを介して映像データを配信する映像データ配信方法として、データを送信する携帯端末を認証するステップと、ネットワークを介し携帯端末からの映像データを受信するステップと、該受信した映像データの形式を保存可能な映像データの形式に変換するステップと、該変換された映像データを保存するステップと、他の携帯端末を含む端末側からの保存データの送信要求信号を受信するステップと、データを受信する携帯端末を認証するステップと、上記保存データのうち端末側から送信要求されたものを、該端末側で受信可能な映像データに変換するステップと、該変換された映像データを、ネットワークを介して端末側に送信するステップとを経て、携帯端末から送信された映像データを保存し、該保存した映像データを、端末側からの送信要求に応じ該端末側に配信する。
本発明によれば、広範囲の映像データを音声データとともに蓄積し配信することが可能となる。テレビ会議システムなどを構成することも可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき、図面を用いて説明する。
図22は、蓄積配信装置を中心とするネットワーク監視システムの構成を示すブロック図である。1001は監視カメラ、1002はLAN(Local Area Network)の伝送路、1003はWebエンコーダ、1004はハブ、1005は映像蓄積配信装置、1006はブラウザPC、1007は映像閲覧用データ変換装置、1008は公衆回線による伝送路、1009はインターネットなどのWAN(Wide Area Network)、1010は無線による伝送路、1011は映像閲覧用の携帯端末(もしくは、少なくとも撮像機能付き携帯端末を含んだ情報端末装置でもよい。)である。監視カメラ1001、Webエンコーダ1003、映像蓄積配信装置1005、ブラウザPC1006及び映像閲覧用データ変換装置1007はハブ1004により接続されており、上記の装置はLANの伝送路1002で接続されている。映像閲覧用データ変換装置1007と携帯端末1011は、公衆回線の伝送路1008とWAN1009と無線による伝送路1010によって接続されている。
図23は、映像蓄積配信装置1005、ブラウザPC1006、映像閲覧用データ変換装置1007及び携帯端末1011のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。1101はCPU(Central Processing Unit)、1102はメモリ、1103はネットワークインターフェース、1104は記憶装置、1105はサウンド入出力インターフェース、1106はスピーカ、1107はマイク、1108はビデオインターフェース、1109はモニタ、1110は入力インターフェース、1111はキーボード等の入力機器、1112はマウスなどのポインティングデバイス、1113はバスである。1101〜1105、1108及び1110はバス1113を介して相互に接続されており、スピーカ1106とマイク1107はサウンドインターフェース1105に接続している。また、モニタ1109はビデオインターフェース1108に接続している。さらに、入力機器1111とポインティングデバイス1112とは、入力インターフェース1110に接続されている。また、ネットワークインターフェース1103は、図示していないが、LANの伝送路1002や公衆回線1008、無線の伝送路1010と必要に応じて接続される。なお、図23に示す構成は、システム要求に応じて、異なることもある。
以下、図22に示すシステムにおいて、監視カメラ1001で撮像された映像を蓄積配信装置1005に蓄積する方法について説明する。監視カメラ1001はある地点に設置された固定カメラである。このカメラで撮影した映像を表す映像信号は、Webエンコーダ1003に送信される。Webエンコーダ1003は上記映像信号を、JPEGやMPEGなどの映像データ・フォーマットのデジタル映像信号に変換し、変換後の映像信号を映像蓄積配信装置1005へ送信する。映像蓄積配信装置1005では、ネットワークインターフェース1103で受信された上記映像信号がCPU1101に入力され、CPU1101で識別番号が付与され上で、記憶装置1104に映像データとして適切に保存、蓄積される。
次に、上記映像蓄積配信装置1005に蓄積された上記映像データをブラウザPC1006や携帯端末1011に配信する方法について説明する。
ブラウザPC1006や携帯端末1011は、映像蓄積配信装置1005に対して映像データ取得要求信号を送信する。上記映像データ取得のための要求は、映像データ蓄積時に映像信号に付与された識別番号を指定することによって、所望の映像データを表す映像信号を取得するためである。ブラウザPC1006から送信された上記データ取得要求信号は、LANの伝送路1002とハブ1004とを介して映像蓄積配信装置1005に届く。映像蓄積配信装置1005は上記映像取得要求により指定された識別番号に対応した映像信号をブラウザPC1006に送信する。送信された上記映像信号は、ハブ1004とLANの伝送路1002とを介してブラウザPC1006に届く。ブラウザPC1006は上記映像信号をアナログの映像信号に変換し、ビデオインターフェース1108を介してモニタ1109へ入力して、その映像信号に基づいた映像を表示する。
携帯端末1011から上記のものと同様の映像データ取得要求信号を映像蓄積配信装置1005に送信した場合は、その映像データ取得要求信号は、無線の伝送路1010、WAN1009、および公衆回線1008を介して映像閲覧用データ変換装置1007へ送信される。映像閲覧用データ変換装置1007は、受信した上記映像データ取得要求信号を映像蓄積配信装置1005が受信できる形式にプロトコル変換してから、その変換された信号を送信する。映像蓄積配信装置1005は適切な映像データを表す映像信号を記憶装置1104から取り出し、映像閲覧用データ変換装置1007へ送信する。映像閲覧用データ変換装置1007は、受信した映像信号について、その受信したときの形式の信号から、携帯端末1011がモニタ1109に表示できる形式の信号に変換する。さらに、上記映像信号を送信するためのプロトコルとして携帯端末用のプロトコルを選択し、その選択されたプロトコルの形式に変換する。すなわち、映像閲覧装置1007は、携帯端末1011と蓄積配信装置1005の間におけるプロトコル変換機能と画像形式の変換機能とを有する装置である。携帯端末1011は、受信した該映像信号をアナログの映像信号に変換して、その映像信号に基づいた映像をモニタ1009に表示する。ブラウザPC1006や携帯端末1011では、映像蓄積配信装置1005に蓄積された過去の映像と、蓄積された最新の映像との、2通りの映像を受信することができる。
図24は、監視カメラ1001により撮像された映像を映像蓄積配信装置1005に蓄積する手順を示す説明図である。
図24において、
(1)ステップS1901は、監視カメラ1001を用いて映像を撮像し、上記映像を表す映像信号を生成するステップである。このステップの後に、上記ステップS1901において使用している機器の接続を確認するステップを追加してもよい。例えば、監視カメラ1001を用いて撮像した場合は、ステップS1902に進み、そうでない場合は、この手順を終了する、もしくは、監視カメラが接続されるまで待つ。
(2)ステップS1902は、監視カメラ1001が上記映像信号をWebエンコーダ1003に送信するステップである。
(3)ステップS1903は、Webエンコーダ1003が上記映像信号をデジタルの映像信号に変換するステップである。
(4)ステップS1904およびS1905は、Webエンコーダ1003が、上記映像信号をハブ1004を介して、映像蓄積配信装置1005に上記映像信号を送信するステップである。
(5)ステップS1906は映像蓄積配信装置1005が上記映像信号を映像蓄積配信装置1005内の記憶装置1104に保存するステップである。
以上、説明した処理により、監視カメラ1001で撮影した映像の映像信号を映像データとして映像蓄積配信装置1005に蓄積する。
図25は、映像蓄積配信装置1005に蓄積された映像データをブラウザPC1006または携帯端末1011によって閲覧する手順を示す図である。
図25に示すフローチャートを以下に説明する。
(1)ステップS2001は、ブラウザPC1006を用いて映像データ取得要求信号を蓄積配信装置1005に対して送信するステップである。
(2)ステップS2002およびS2003は、ブラウザPC1006が上記映像データ取得要求信号をハブ1004を介して、映像蓄積配信装置1005に送信するステップである。
(3)ステップS2004は、映像蓄積配信装置1005が、上記映像データ取得要求信号に従って、記憶装置1104から映像データとして映像信号を取り出すステップである。
(4)ステップS2005およびS2006は、映像蓄積配信装置1005が上記映像信号を、ハブ1004を介してブラウザPC1006に送信するステップである。
(5)ステップS2007は、ブラウザPC1006が上記映像信号に基づいた映像をモニタ1109に表示するステップである。
図26は、映像蓄積配信装置1005に蓄積された映像データを携帯端末1011によって閲覧する手順を示す図である。
図26に示すフローチャートを以下に説明する。
(1)ステップステップS2101は、携帯端末1011を用いて映像データ取得要求信号を蓄積配信装置1005に対して送信するステップである。
(2)ステップS2102は、携帯端末1011が上記映像データ取得要求信号を映像閲覧用データ変換装置1007に送信するステップである。
(3)ステップ2103は、映像閲覧用データ変換装置1007が、上記映像データ取得要求信号のプロトコルを映像蓄積配信装置1005が解釈できるプロトコルに変換するステップである。
(4)ステップS2104およびS2105は、映像閲覧用データ変換装置1007が上記映像データ取得要求信号をハブ1004を介して、映像蓄積配信装置1005に送信するステップである。
(5)ステップS2106は、映像蓄積配信装置1005が、上記映像データ取得要求信号に従って、記憶装置1104から映像データとして映像信号を取り出すステップである。
(6)ステップS2107およびS2108は、映像蓄積配信装置1005が上記映像信号をハブ1004を介して、映像閲覧用データ変換装置1007に送信するステップである。
(7)ステップS2109は、映像閲覧用データ変換装置1007が、上記映像信号の形式を携帯端末1011がモニタ1109に表示できる形式に変換するステップである。
(8)ステップS2110は、映像閲覧用データ変換装置1007が、上記映像信号を携帯端末1011に送信するステップである。
(9)ステップS2111は、携帯端末1011が上記映像信号を受信し、その信号に基づく映像をモニタ1109に表示するステップである。
以上、説明した方法により、ブラウザPC1006または携帯端末1011によって蓄積配信装置1005に蓄積された映像データを閲覧できるようにする。また、映像閲覧用データ変換装置1007は、音声信号の送受信も可能であり、ブラウザPC1006、携帯端末1011との間で音声信号の送受信が可能となる。
図1〜図10は、本発明の第1の実施例の説明図である。
本実施例では、撮像機能付き携帯端末で撮影した映像を蓄積配信装置に蓄積し、ブラウザPCや他の携帯端末に対して配信する方法につき述べる。
図1は、本発明における装置のネットワーク構成の一例を示す図である。上記図22の構成と比較して、撮像機能付き携帯端末101、映像蓄積用データ変換装置102、認証サーバ1020が追加されている。上記携帯端末101と上記映像蓄積用データ変換装置102とは、無線による伝送路1010、WAN1009、公衆回線1008によって接続されている。撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積用データ変換装置102は、図12に示したハードウェア構成を有するコンピュータである。
図2は、上記図1の撮像機能付き携帯端末101を用いて撮像した映像を表す映像信号を、映像蓄積用データ変換装置102を介して映像蓄積配信装置1005に蓄積する方法における手順例を示す図である。
図2において、
(1)ステップS201では、上記撮像機能付き携帯端末101の撮像機能を実現するためのカメラを用いて映像を撮像し映像データとしての映像信号を生成する。
(2)ステップS202では、上記撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との通信を確立する。この時、認証サーバ1020によって、映像蓄積配信装置1005との通信ができる撮像機能付き携帯端末101に対する認証作業も行われる。
(3)ステップS203では、上記携帯端末101から映像蓄積配信装置1005に上記映像データとしての映像信号を送信する。
(4)ステップS204では、上記撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との接続を切断する。このとき、上記ステップS201により映像データを生成する前に、ステップS202により撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との接続を確立してもよい。すなわち、上記ステップS201と上記ステップS202の順序はどちらが先行してもよい。
ここで、携帯端末101(PDA、携帯電話等)に付属している携帯端末カメラの映像を映像蓄積配信装置1005に送信する方式について、以下に説明する(図3参照)。
(1)撮影された映像もしくは静止画のデータは、携帯端末101内の記憶領域(メモリ等)にファイルとして保存される(ステップ251)。
(2)保存されたファイルは、携帯端末実装の電子メール機能を使い、電子メールの添付ファイルとして、電子メールサーバ機能を有する映像蓄積用データ変換装置102に向けて電子メールの通信プロトコルにて送られる(ステップ252)。
(3)送られた電子メールは、電子メールサーバ機能(例えば、POPサーバ)により映像蓄積用データ変換装置102で受信される(ステップ253)。
(4) 電子メールの添付ファイルは、映像蓄積用データ変換装置102の磁気記録装置に格納されたプログラムにより、電子メールの中から取り出される(ステップ254)。
(5)取り出された添付ファイルは、さらにファイル内のデータを読出され、必要に応じてコーデック変換やフォーマット変換を施され、映像蓄積用データ変換装置102内の記憶領域に書き込まれる。この際、コーデック変換・フォーマット変換は、監視カメラが映像蓄積配信装置に対して映像を提供する場合と同じコーデックやフォーマットになるように施される(ステップ255)。
(6)映像蓄積用データ変換装置102内の記憶領域に書き込まれたデータは、監視カメラ1001が映像蓄積配信装置1005に映像を配信する場合と同じ通信プロトコル、例えばHTTPにて、映像蓄積配信装置1005に配信される(ステップ256)。
(7)配信されたデータは、映像蓄積配信装置1005にて受信され、記録される。コーデックは、JPEGやMPEG1,2,4、H.261、H.323等である。フォーマットの基本構成は、コーデック+ヘッダ情報である。
図4は上記ステップS202の内容の説明図であって、映像蓄積用データ変換装置102を介し、上記撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との接続を確立する方法における手順例を示す図である。
図4において、
(1)予めブラウザPCからユーザ認証サーバにアクセスし、ユーザ認証サーバの記憶装置に格納されたユーザ情報として図27のようなテーブルにユーザ名とパスワードを入力しておく。
(2)ステップS301では、撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005とを接続する処理を開始する。
(3)ステップS302では、撮像機能付き携帯端末101から映像蓄積用データ変換装置102に対して接続要求信号を送信する。上記接続要求信号には、携帯端末101の使用者のユーザ名と、パスワードとを付加する。上記撮像機能付き携帯端末101の使用者は、上記ユーザ名と上記パスワードとを、予め映像蓄積用データ変換装置102に登録しておく。
(4)ステップS303では、映像蓄積用データ変換装置102が上記接続要求信号を受信する。
(5)ステップS304では、映像蓄積用映像データ変換装置103がユーザ情報S305からユーザ名とパスワードとを取得する。該ユーザ情報305は、予め携帯端末101の使用者が映像蓄積用データ変換装置に登録したユーザ名とパスワードを保存しておくためのファイルである。このファイルは、映像蓄積用データ変換装置102の記憶装置1104に保存されている。
(6)ステップS306では、上記ステップS303で受信された接続要求信号に含まれるユーザ名と、上記ステップS304でユーザ情報305から取得されたユーザ名とを比較する。ここで、上記両ユーザ名どうしが一致しなければ、上記接続要求信号を出した使用者が不正な者であると判断し、ステップS313に進む。上記両ユーザ名どうしが一致した場合には、ステップS307に進む。
(7)ステップS307では、上記ステップS303で受信した接続要求信号に含まれるパスワードと、上記ステップS304でユーザ情報305から取得したパスワードとを比較する。ここで、上記の両パスワードどうしが一致しなければ、上記接続要求信号を出した使用者は不正な使用者であると判断し、ステップS313に進む。上記の両パスワードどうしが一致した場合には、ステップS308に進む。
(8)ステップS308では映像蓄積用データ変換装置102が映像蓄積配信装置1005に対して接続要求信号を送信する。
(9)ステップS309では、映像蓄積配信装置1005が映像蓄積用データ変換装置102からの接続要求信号を受信する。
(10)ステップS310では、蓄積配信装置1005が、接続要求信号に対し接続が成功したか失敗したかを示す結果を、映像蓄積用データ変換装置102に対して接続結果応答信号として送信する。
(11)ステップS311では、上記ステップS310の上記接続結果応答信号を、映像蓄積用データ変換装置102が受信する。
(12)ステップS312では、映像蓄積用データ変換装置102が、上記ステップS311で受信した上記接続結果応答信号を、上記撮像機能付き携帯端末101が解釈できる形式にプロトコル変換をして送信する。
(13)ステップS313では、上記撮像機能付き携帯端末101が、上記ステップS312によって映像蓄積用データ変換装置102から送信された上記接続結果応答信号を受信する。
(14)ステップS314では、撮像機能付き携帯端末101が上記結果応答信号を解釈し、接続結果を判断する。正常に接続されたと判断された場合にはステップS315に進む。接続に失敗したと判断された場合にはステップS316に進む。
(15)ステップS315では、撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との接続が正常終了したとして、接続処理を終了する。
(16)ステップS316では、撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との接続が失敗したとして、接続を失敗した旨を撮像機能付き携帯端末101のモニタに表示し、それにより使用者に通知する。
なお、317は、撮像機能付き携帯端末101、映像蓄積用データ変換装置103及び映像蓄積配信装置1005の装置の境界を明示するための境界線表示である。
その他、例えば、PKI(Public Key Infrastructure)方式を使ったドコモ社がFOMA対応に提供する電子認証サービス「First Pass」(http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/firstpass/)と連携させる方法もある。この場合、IDやパスワード忘れも多くあるため、「First Pass」ではたったひとつのコード(PIN2)入力でログイン可能となる。ユーザ認証用サーバは、ユーザ証明書を発行するドコモ社またはドコモグループのいずれかであることの検証を行い、ドコモまたはドコモグループが利用者に対してFOMAサービス契約毎に割り当てる電話番号とは異なる識別番号を確認する機能を有する。
図5は、上記ステップS203の内容説明図であって、映像蓄積用データ変換装置102を介し、上記撮像機能付き携帯端末101で生成した映像データとしての映像信号を映像蓄積配信装置1005に送信して蓄積する処理の手順例を示すフローチャートである。
図5において、
(1)ステップS401では、映像蓄積処理を開始する。
(2)ステップS402では、撮像機能付き携帯端末101が映像蓄積要求信号を映像蓄積用データ変換装置102に対して送信する。ここで、上記映像蓄積要求信号には、上記ステップS201で生成した映像データを含む。
(3)ステップS403では、映像蓄積用データ変換装置102が上記ステップS402で送信された上記映像蓄積要求信号を受信する。
(4)ステップS404では、映像蓄積用データ変換装置102が上記映像蓄積要求信号に含まれる映像データを取り出し、その取り出されたデータの形式を映像蓄積配信装置1005が保存できる形式にコーデック変換する。
(5)ステップS405では、映像蓄積配信装置1005に対して、映像蓄積配信装置1005が解釈できるプロトコルを用いて、上記映像蓄積要求信号を送信するステップである。この時、上記ステップS404で変換された上記映像データを上記映像蓄積要求信号に付加する。
(6)ステップS406では、映像蓄積配信装置1005が上記ステップS405で送信された上記映像蓄積要求信号を受信する。
(7)ステップS407では、映像蓄積配信装置1005が上記映像蓄積要求信号から上記映像データを取り出し、その取り出されたデータを記憶装置1104に保存・蓄積する。
(8)ステップS408では、映像蓄積配信装置1005による映像の蓄積処理が正常終了したか否かを映像蓄積結果応答信号として映像蓄積用データ変換装置102に送信する。
(9)ステップS409では、映像蓄積用データ変換装置102が、上記ステップS408で送信された上記映像蓄積結果応答信号を受信する。
(10)ステップS410では、映像蓄積用データ変換装置102が、上記ステップS409で送信された上記映像蓄積結果応答信号を、上記撮像機能付き携帯端末101が解釈できる形式にプロトコル変換し、該変換した信号を送信する。
(11)ステップS411では、上記撮像機能付き携帯端末101が、上記ステップS410で送信された上記映像蓄積結果応答信号を受信する。
(12)ステップS412では、上記ステップS411で受信された上記映像蓄積結果応答信号により、映像蓄積が成功したか否かを判断(判別)する。成功していると判断(判別)されれば、ステップS414に進む。失敗していると判断(判別)されれば、ステップS413に進む。
(13)ステップS413では、映像の蓄積に失敗した旨を上記撮像機能付き携帯端末101のモニタに表示する。これにより、上記撮像機能付き携帯端末101の使用者に失敗を明示する。
(14)ステップS414では、映像の蓄積処理を終了する。
なお、図5中の415は、携帯端末101、映像蓄積用データ変換装置103及び映像蓄積配信装置1005の装置の境界を明示する境界線表示である。
図6は、上記ステップS204の内容説明図であって、映像蓄積用データ変換装置102を介して、上記撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との接続を切断する処理の手順例を示す。
図6において、
(1)ステップS501では、撮像機能付き携帯端末101と映像蓄積配信装置1005との切断処理を開始する。
(2)ステップS502では、撮像機能付き携帯端末101が映像蓄積用データ変換装置102に対して、切断要求信号を送信する。
(3)ステップS503では、映像蓄積用データ変換装置102が上記ステップS502によって送信された上記切断要求信号を受信する。
(4)ステップS504では、映像蓄積用データ変換装置102が、上記切断要求信号を蓄積配信装置1005が解釈できる形式にプロトコル変換し、該変換した信号を送信する。
(5)ステップS505では、映像蓄積配信装置1005が上記切断要求信号を受信する。
(6)ステップS506では、映像蓄積配信装置1005が切断要求信号に対する処理結果を示す切断結果信号を映像蓄積用データ変換装置102に送信し、映像蓄積用データ変換装置102との接続を切断する。
(7)ステップS507では、映像蓄積用データ変換装置102が上記切断結果信号を受信する。
(8)ステップS508では、映像蓄積用データ変換装置102が、上記切断結果信号の形式を、撮像機能付き携帯端末101が解釈できる形式にプロトコル変換し、該変換した信号を送信する。
(9)ステップS509では、撮像機能付き携帯端末101が上記ステップS508により送信された切断要求信号を受信する。
(10)ステップS510では、上記切断結果信号により切断に成功した否かを判断(判別)する。切断に成功したと判断(判別)した場合はステップS512に進み、失敗したと判断(判別)した場合はステップS511に進む。
(11)ステップS511では、切断処理に失敗した旨を撮像機能付き携帯端末101のモニタ1109に表示し、使用者に明示する。
(12)ステップS512では、切断処理を終了する。
なお、図6において、513は、携帯端末101、映像蓄積用データ変換装置103及び映像蓄積配信装置1005の装置の境界を明示するための境界線表示である。
上記方法により、撮像機能付き携帯端末101で撮像された映像の映像データを、映像蓄積配信装置1005に蓄積し配信することができる。映像蓄積配信装置1005に蓄積された映像データはブラウザPC1006や携帯端末1011に配信される。
ブラウザPC1006や携帯端末1011でライブ映像を閲覧している場合には、撮像機能付き携帯端末101の使用者に対して撮像する場所の指示を出したいという要求が発生する。上記要求に応えるため、ブラウザPC1006、映像閲覧用データ変換装置1007、携帯端末1011、映像蓄積用データ変換装置102及び撮像機能付き携帯端末101で送受信するデータとしては、映像データだけでなく、音声データも扱えるようにする必要がある。
図7は、音声データの送受信を行えるようにした場合のネットワーク構成とデータの流れの一例を示す図である。図7は、図1に対し、さらに、各伝送路を流れるデータの種類を加えて記載してある。
図7において、音声データは、ブラウザPC1006、携帯端末1011及び映像撮影機能付き携帯端末101において入出力が可能であり、該音声データは、ハブ1004を介して各装置に分配される。また、映像閲覧用データ変換装置1007及び映像蓄積用データ変換装置102は、ブラウザPC1006と、携帯端末1011または撮像機能付き携帯端末101との間で音声データのコーデック形式の変換処理とプロトコルの変換処理とを行う機能を有する。
図8は、ブラウザPC1006から入力された音声データを撮像機能付き携帯端末101に送信する場合の説明図である。
図8において、
(1)ステップS701では、ブラウザPC1006のマイク1107により音声が音声信号に変えられて、その音声信号がマイク1107から出力される。
(2)ステップS702では、ブラウザPC1006が上記音声信号を受信し、そこでその音声信号に対してPCM等のA/D変換が行われることによって、デジタルの音声信号が生成される。
(3)ステップS703では、ブラウザPC1006に、LANの伝送路1002およびハブ1004を介して、に上記音声信号が送信される。
(4)ステップS704では、映像蓄積配信装置1005で受信された上記音声信号が、映像蓄積用データ変換装置102に、LANの伝送路1002を介して送信される。また、該音声信号を送信したブラウザPC1006以外のブラウザPC1006に対しても、その音声データが分配される。この時、上記コーデック変換やプロトコルの変換を再度行うことは不要であり、受信した該音声信号をそのまま、該音声信号を送信したブラウザPC1006以外の、ブラウザPC1006に分配されればよい。
(5)ステップS705では、映像蓄積用データ変換装置102が受信した上記音声信号を、撮像機能付き携帯端末101が受信して、その信号の形式を再生可能な形式にコーデック変換するとともに、該音声信号を撮像機能付き携帯端末101が解釈可能なプロトコルに変換し、その変換された信号を送信する。音声信号を受信すべき撮像機能付き携帯端末101が複数台ある場合には、それぞれに対して該音声信号を送信する。
(6)ステップS706では、上記撮像機能付き携帯端末101が上記音声データを受信する。
(7)ステップS707では、撮像機能付き携帯端末101が受信した上記音声信号がD/A変換されることによって、アナログ音声信号に変わる。
(8)ステップS708では、撮像機能付き携帯端末101において、スピーカ1106から上記アナログ音声信号が音声となって出力される。
図9は、撮像機能付き携帯端末101からブラウザPC1006に対して音声信号を送信する場合のフローチャートである。
図9において、
(1)ステップS801では、撮像機能付き携帯端末101のマイク1107により音声が音声信号に変えられて、その音声信号がマイク1107から出力される。
(2)ステップS802では、上記撮像機能付き携帯端末101が上記音声信号をアナログ信号からデジタルの音声信号に変換する。
(3)ステップS803では、上記撮像機能付き携帯端末101が映像蓄積用データ変換装置102に対して上記音声信号を送信する。
(4)ステップS804では、映像蓄積用データ変換装置102で、上記送信された音声信号が受信される。その受信された音声信号は、ブラウザPC1006が受信し解釈できる形式に変換される。さらに、ブラウザPC1006が解釈できるプロトコルの形式に変換され、それら変換を施された音声信号はハブ1004を介して、ブラウザPC1006に送信される。
(5)ステップS805では、ハブ1004を介して、受信された上記音声信号がブラウザPC1006に送信される。上記音声信号を受信するブラウザPC1006が複数台存在する場合には、それぞれに対して音声信号が送信される。
(6)ステップS806では、ブラウザPC1006が上記音声信号を受信する。
(7)ステップS807では、ブラウザPC1006が上記音声信号をアナログの音声信号にD/A変換する。
(8)ステップS808では、ブラウザPC1006においてスピーカ1006から上記音声信号が音声となって再生される。
上記図8及び上記図9では、ブラウザPC1006から撮像機能付き携帯端末101に対して音声信号を送信する場合、及び、撮像機能付き携帯端末101からブラウザPC1006に音声信号を送信する場合につき述べたが、図8の処理及び図9の処理では、携帯端末1011で音声信号が送受信される場合にも適用可能である。その場合は、図8におけるステップS704では、ハブ1004は映像閲覧用データ変換装置1007との間で音声信号を送受信するとし、ステップS705では、映像蓄積用データ変換装置102の処理を、映像閲覧用データ変換装置1007が行うとしてもよい。同様に、図9におけるステップS803では、携帯端末101が映像閲覧用データ変換装置1007に音声信号を送信するとし、ステップS804で映像蓄積用データ変換装置102の処理を映像閲覧用データ変換装置1007が行ってもよい。
図10は、上記映像蓄積技術と上記音声送受信技術とを用いた救急システムの構成例図である。
図10において、901は通報者、902は消防署、903は病院、904は救急車である。通報者901は撮像機能付き携帯端末101を有し、消防署902は、映像蓄積配信装置1005、映像閲覧用データ変換装置1007、映像蓄積用データ変換装置102、ブラウザPC1006、認証サーバ1020を有する。病院903はブラウザPC1006を有する。救急車904は、携帯端末1011と撮像機能付き携帯端末101を有している。消防署902の映像蓄積配信装置1005は、構内LANによって映像蓄積用データ変換装置102及び映像閲覧用データ変換装置1007に接続され、さらに、LANあるいは公衆回線によって病院903のブラウザPC1006に接続されている。
かかる構成において、通報者901の下で救急患者が発生し、救急車904によって病院903に搬送されるまでの動作を説明する。先ず、通報者901が消防署902に救急車の出動を要請する。このとき、通報者901は撮像機能付き携帯端末101を使って消防署902に通報する。そして、該撮像機能付き携帯端末101により、患者の様子を撮像し、それにより得られた映像信号が消防署902に送信される。該送信された映像信号は、消防署902内の映像蓄積用データ変換装置102と映像蓄積配信装置1005とを介して、消防署902内のブラウザPC1006や、病院903内のブラウザPC1006で閲覧可能となる。病院903では、医師が、上記映像信号による映像を見ながら患者への措置など対応方法を考える。また、上記医師がブラウザPC1006のマイク1107から音声が収録されると、その音声に応じた音声信号が、上記図7で述べた処理により、撮像機能付き携帯端末101すなわち通報者901に届けられる。該通報者901に対して音声でもって、撮像機能付き携帯端末101のカメラの向きや、応急措置方法等の指示を出すことができる。さらに、現場に向かう救急車904内の携帯端末1011でも上記映像を閲覧することができ、必要な措置を考えておくことができる。
そして、通報者901のもとに救急車904が到着すると、救急車904内の撮像機能付き携帯端末101、あるいは、通報者901の撮像機能付き携帯端末101によって引き続き、消防署902を介して病院903のブラウザPC1006に、患者の様子等を撮像して得られた映像信号を送信する。これにより、救急車904内での患者の様子を病院903の医師が、その映像でもって確認できるとともに、救急車904の救急隊員に対して音声による指示を出すことができる。病院903に患者が搬送されたときには既に、必要な措置や道具の準備が整っていることで、迅速な対応が可能となる。さらに、上記患者の搬送途中の映像データが映像蓄積配信装置1005に蓄えられることで、そこからいつでも再生可能であるため、必要に応じて過去の映像を参照して患者の様子を確認することもできる。これにより、従来は音声でしか得られなかった情報に、映像情報が得られることにより、従来よりも迅速で的確な対応が可能となる。
上記応用例は消防署、救急車、病院及び通報者を結んだシステムとして説明したが、警察署や消防署、地方自治体などの官公庁や、テレビ局や新聞社などのマスコミ機関などでも同様のシステム適用が可能である。例えば、地方自治体では、ダムや発電所などの異常の監視や通報用として上記システムを適用することができるし、マスコミ機関では、一般の人々が携帯端末を用いて撮像した映像の第一報を受け取ったりする場合に上記システムを適用できる。また、警察署に適用すれば、市民からの映像による通報を証拠として、事件の早期解決に役立てることも可能となる。さらに、上記システムによれば、映像データと音声データとを、遠隔地から複数台の機器に対し配信することができるため、撮像機能付き携帯端末からの映像や音声に基づき、離れた場所の人どうしを結んだテレビ会議システムなどを実現することも可能である。また、撮像機能付き携帯端末101からの映像データは、映像蓄積配信装置1005に蓄えられるため、映像伝言板や映像ライブラリとして蓄積し表示する用途も考えられる。これらを例えば、公民館等に設置し、地元住民の情報交換用などとして用いることも可能となる。
上記第1の実施例によれば、死角を有する監視カメラについての死角になる場所の映像データや、監視カメラがない場所の映像データなどをも容易に撮像することができ、音声データとともに蓄積・配信することが可能となる。
図11〜図21は、本発明の第2の実施例の説明図である。
図11は、ネットワーク構成例を示す図である。図11の構成は、図1に示す構成に対し、携帯型監視カメラ1013、無線による伝送路102、無線ハブ103を新たに加えたものである。
図11において、携帯型監視カメラ1013と、無線ハブ103とは、無線による伝送路1010を介して接続される。また、無線ハブ103は、LANの伝送路1002によってネットワーク型監視システムのハブ1004と接続される。なお、携帯型監視カメラ1013はWebエンコーダが内蔵されている。
図1に示す実施例では、認証サーバが携帯端末との認証作業を行ってから、携帯端末と各種サーバとの間でデータの送受信を行っていた。認証された特定の端末とデータの送受信をおこなうためである。一方、図11に示す実施例において、携帯型監視カメラと各種サーバとの間でデータの送受信をおこなう場合は、認証サーバによる認証作業を省略してもよい。携帯型監視カメラは各種サーバと同じLAN内にあるので、認証サーバを使用しなくても、携帯型監視カメラに対する通信管理は、携帯端末に対する通信管理よりも比較的容易に実現できるからである。
図12は、携帯型監視カメラ1013内部のハードウェア構成例を示す図である。
図12において、3001はカメラ部、3002はWebエンコーダ部、3003はマイク、3004はA/D変換部、3005は音声用エンコーダ部、3006はスピーカ、3007はD/A変換部、3008は音声用デコーダ部、3009は無線部、3010はバスである。3001〜3009はバス3010を介して相互に接続されており、無線部3009は、無線による伝送路1010を介して無線ハブ103との間でデータの送受信を行えるようになっている。カメラ部3001は、従来の監視カメラ1001と同等の機能を備え、映像を撮像し、映像信号を出力する。Webエンコーダ部3002は、従来のWebエンコーダ1003と同等の機能を備え、上記映像信号をデジタルの映像信号に変換する。マイク3003は音声を収録して音声信号に変換する。A/D変換部3004は、上記変換された音声信号(アナログ音声信号)をデジタル音声信号に変換する。音声用エンコーダ部3005は、上記デジタル音声信号をブラウザPC1006、映像閲覧用データ変換装置1007、及び映像蓄積用データ変換装置1012の間で送受信可能な形式の音声信号に変換する。スピーカ3006は、入力された音声信号に応じた音声を再生する。D/A変換部3007は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する。音声用デコーダ部3008は、ブラウザPC1006、映像閲覧用データ変換装置1007及び映像蓄積用データ変換装置1012の間で送受信可能な形式の音声信号を、D/A変換部3007が変換可能な音声信号に変換する。無線部3009は、無線による伝送路1010を介し、映像信号や音声信号を無線ハブ103との間で送受信する。
図13は、映像データを蓄積配信装置1005内に蓄積する方法の説明図である。
図13において、
(1)ステップS4001では、携帯型監視カメラ1013のカメラ部3001が映像を撮像して、映像信号を生成し、その映像信号をWebエンコーダ部3002に送信する。
(2)ステップS4002では、Webエンコーダ部3002が上記映像信号をデジタル映像信号に変換し、その変換された信号が無線部3009に送信される。
(3)ステップS4003では、上記映像信号を受信した無線部3009が、無線ハブ103に上記受信された映像信号を送信する。
(4)ステップS4004では、上記映像信号を受信した無線ハブ103が、ハブ1004に上記受信された映像信号を送信する。
(5)ステップS4005では、上記映像信号を受信したハブ1004が、映像蓄積配信装置1005に上記受信された映像信号を送信する。
(6)ステップS4006では、上記映像信号を受信した映像蓄積配信装置1005が、前記受信された映像信号を記憶装置1104に保存する。
上記処理により、携帯型監視カメラ1013で撮像された映像の映像データを映像蓄積配信装置1005に蓄積することが可能となる。
図14は、携帯型監視カメラ1013で収録された音声の音声データを、ブラウザPC1006に配信する方法の説明図である。
(1)ステップS5001では、携帯型監視カメラ1013のマイク3003で音声を収録し、その収録により得られた音声信号がマイク3003からA/D変換部3004に送信される。
(2)ステップS5002では、上記音声信号を受信したA/D変換部3004が、上記音声信号(アナログ音声信号)をデジタル音声信号に変換し、その変換された音声信号が音声用エンコーダ3005に送信される。
(3)ステップS5003では、上記音声信号を受信した音声用エンコーダ3005が、上記音声信号の形式を、ブラウザPC1006、映像閲覧用データ変換装置1007及び映像蓄積用データ変換装置1012で受信できる形式、すなわち、ネットワーク型監視システムが取り扱う形式に変換し、その変換された音声信号が無線部3009に送信される。
(4)ステップS5004では、上記音声信号を受信した無線部3009が上記受信された音声信号を無線ハブ103に送信する。
(5)ステップS5005では、上記音声信号を受信した無線ハブ103が上記受信された音声信号をハブ1004に送信する。
(6)ステップS5006Aでは、上記音声信号を受信したハブ1004が、ブラウザPC1006に上記受信された音声信号を送信する。
(7)ステップS5007Aでは、ブラウザPC1006がネットワークインターフェース1103を介して上記音声信号を受信する。
(8)ステップS5008Aでは、ブラウザPC1006において、上記受信された音声信号の形式がサウンドインターフェース1105により、スピーカ1106で音声再生するための形式に変換される。
(9)ステップS5009Aでは、ブラウザPC1006において、上記変換された音声信号によりスピーカ1106から音声が再生される。
図15は、携帯型監視カメラ1013で収録された音声の音声データを、携帯端末1011に配信する方法の説明図である。なお、S5001−S5005については、上記と同様であるため、その次のステップであるS5006Bから説明をする。
(6)ステップS5006Bでは、上記音声信号を受信したハブ1004が、映像閲覧用データ変換装置1007に上記受信された音声信号を送信する。
(7)ステップS5007Bでは、映像閲覧用データ変換装置1007が、ネットワークインターフェース1103を介して上記音声信号を受信する。 (8)ステップS5008Bでは、上記受信された音声信号の形式が、映像閲覧用データ変換装置1007において、携帯端末1011で受信できる形式に変換され、その変換された音声信号が携帯端末1011に送信される。
(9)ステップS5009Bでは、携帯端末1011がネットワークインターフェース1103を介して上記音声信号を受信する。
(10)ステップS5010Bでは、携帯端末1011において、上記受信された音声信号の形式がサウンドインターフェース1105により、スピーカ1106で音声再生するための形式に変換される。
(11)ステップS5011Bでは、携帯端末1011において、上記変換された音声信号によりスピーカ1106から音声が再生される。
図16は、携帯型監視カメラ1013で収録された音声の音声データを、撮像機能付き携帯端末101に配信する方法の説明図である。なお、S5001−S5005については、上記と同様であるため、その次のステップであるS5006Cから説明する。
(6)ステップS5006Cでは、映像蓄積用データ変換装置1012に上記受信された音声信号を送信する。
(7)ステップS5007Cでは、映像蓄積用データ変換装置1012がネットワークインターフェース1103を介して上記音声信号を受信する。
(8)ステップS5008Cでは、映像蓄積用データ変換装置1012において、上記受信された音声信号の形式が、撮像機能付き携帯端末101で受信できる形式に変換される。その変換された音声信号が撮像機能付き携帯端末101に送信される。
(9)ステップS5009Cでは、撮像機能付き携帯端末101がネットワークインターフェースを介して上記音声信号を受信する。 (10)ステップS5010Cでは、撮像機能付き携帯端末101において上記受信された音声信号の形式が、サウンドインターフェース1105、スピーカ1106で音声再生するための形式に変換される。
(11)ステップS5011Cでは、撮像機能付き携帯端末101において、上記変換された音声信号によりスピーカ1106から音声が再生される。
以上、説明した方法により、携帯型監視カメラ1013に入力された音声をブラウザPC1006、携帯端末1011及び撮像機能付き携帯端末101に配信することが可能となる。
図17は、ブラウザPC1006で収録された音声を、携帯型監視カメラ1013で再生する方法の説明図である。
(1)ステップS1401Aでは、ブラウザPC1006が有するマイク1107で音声を収録し、その収録により得られた音声信号がマイク1107から出力される。
(2)ステップS1402Aでは、ブラウザPC1006において、上記出力された音声信号を、サウンドインターフェース1105で入力し、そこでその音声信号をデジタル音声信号に変換する。
(3)ステップS1403Aでは、ブラウザPC1006が、上記変換されたデジタル音声信号の形式を、ネットワーク型監視システムが取り扱う音声信号の形式に変換し、その変換された音声信号がハブ1004に送信される。
(4)ステップS1405では、ハブ1004が、ブラウザPC1006、携帯端末1011及び撮像機能付き携帯端末101の少なくともいずれかから送信された上述の音声信号を受信し、上記受信された音声信号が無線ハブ103に送信される。
(5)ステップS1406では、上記音声信号を受信した無線ハブ1004が、上記受信された音声信号を携帯型監視カメラ1013に送信する。
(6)ステップS1407では、携帯型監視カメラ1013において、無線部209を介して上記送信された音声信号を受信し、その受信された音声信号が無線部2から音声用デコーダ部3008に出力される。
(7)ステップS1408では、上記音声信号を入力した音声用デコーダ部3008が、上記入力された音声信号の形式を、D/A変換部3007で処理できる形式に変換して、その変換された音声信号がD/A変換部3007に出力される。
(8)ステップS1409では、上記音声信号を入力したD/A変換部3007が、上記入力された音声信号をアナログ音声信号に変換し、その変換されたアナログ音声信号がスピーカ3006に送信される。
(9)ステップS1410では、上記アナログ音声信号を入力したスピーカ3006が、上記入力したアナログ音声信号により音声を再生する。
上記方法により、ブラウザPC1006から入力された音声を、監視カメラ1013において再生することが可能となる。
図18は、携帯端末1011で収録された音声を、携帯型監視カメラ1013で再生する方法の説明図である。
(1)ステップS1401Bでは、携帯端末1011が有するマイク1107で音声を収録し、その収録により得られた音声信号がマイク1107から出力される。
(2)ステップS1402Bでは、携帯端末1011において、上記出力された音声信号を、サウンドインターフェース1105で入力し、そこでその音声信号をデジタル音声信号に変換する。
(3)ステップS1403Bでは、上記携帯端末1011が、上記変換されたデジタル音声信号の形式を、携帯端末1011が取り扱う音声信号の形式に変換し、その変換された音声信号が映像閲覧用データ変換装置1007に送信される。
(4)ステップS1404Bでは、上記音声信号を受信した映像閲覧用データ変換装置1007が、上記受信された音声信号の形式を、携帯型監視カメラで受信できる形式(ネットワーク型監視システムが取り扱う形式)に変換し、その変換された音声信号がハブ1004に送信される。
以下は、上記同様に、ステップS1405−S1410が実行される。
上記方法により、携帯端末1011から入力された音声を、監視カメラ1013において再生することが可能となる。
図19は、撮像機能付き携帯端末101で収録された音声を、携帯型監視カメラ1013で再生する方法の説明図である。
(1)ステップS1401Cでは、撮像機能付き携帯端末101が有するマイク1107で音声を収録し、その収録により得られた音声信号がマイク1107から出力される。
(2)ステップS1402Cでは、撮像機能付き携帯端末101において、上記出力された音声信号を、サウンドインターフェース1105で入力し、そこでその音声信号をデジタル音声信号に変換する。
(3)ステップS1403Cでは、撮像機能付き携帯端末101が上記変換されたデジタル音声信号を、映像蓄積用データ変換装置1012に送信する。
(4)ステップS1404Cでは、上記音声信号を受信した映像蓄積用データ変換装置1012が、上記受信された音声信号の形式を、携帯型監視カメラ1013で受信できる形式(ネットワーク型監視システムが取り扱う形式)に変換し、その変換された音声信号がハブ1004に送信される。
以下は、上記の場合と同様に、ステップS1405−S1410が実行される。
上記方法により、撮像機能付き携帯端末101から入力された音声を、監視カメラ1013において再生することが可能となる。
図20及び図21は、携帯型監視カメラ1013を用いたネットワーク型監視システムの構成例の説明図である。
図20は、消防署における上記システムの適用例を示す図である。なお、この図に示されるシステムと対比することが容易であって、本発明に関わる他のシステムとしては、上述の図10に示される救急システムがある。図20において、601は通報者、602は消防署、603は病院、604は救急車である。通報者601は、撮像機能付き携帯端末101を所持している。消防署602には、ネットワーク型監視システムを有し、無線ハブ103、映像閲覧用データ変換装置1007、映像蓄積用データ変換装置1012、映像蓄積配信装置1005、ブラウザPC1006、認証サーバ1020を設置してある。病院603には、ブラウザPC1006を有している。病院603内のブラウザPC1006は、LANや公衆回線によって、消防署602のネットワーク型監視システムと接続されている。救急車604には、携帯端末1011、携帯型監視カメラ1013を有している。救急車604の携帯端末1011や携帯型監視カメラ1013は、LANや公衆回線、無線により、消防署602のネットワーク型監視システムに接続されている。
かかるシステム構成において、通報者601の下で救急患者が発生した場合、通報者601は、撮像機能付き携帯端末101を用いて消防署602に救急車の出動を要請するとともに、上記救急患者の様子を撮像し、それにより得られた映像信号が消防署602内のネットワーク型監視システムに送信される。そうすることによりこの映像信号に基づく映像が、消防署602や病院603のブラウザPC1006、救急車604の携帯端末1011で表示され閲覧可能となる。また、上記映像信号は、映像蓄積配信装置1005に蓄積される。病院603では、ブラウザPC1006を用いて、上記表示された映像に基づき、医師が救急措置を決定することができる。この時、通報者601に対し、その医師から音声で、応急措置方法や、撮像機能付き携帯端末101の角度調節などの指示を与えることができる。これにより、適切な応急措置が行えたり、医師の所望の映像を得ることができる。また、救急車604の携帯端末1011でも上記映像を閲覧可能となるので、救急隊員も措置を素早く決定することができる。
救急車604が通報者601のところに到着して、患者を乗せ、病院603に搬送する途中、救急車604では、携帯型監視カメラ1013を用いて、患者の様子を撮像し、それにより得られた映像信号を病院603に送信することができる。この映像信号による映像は、撮像機能付き携帯端末101で得られた映像信号による映像よりも高画質であり、医師はさらに上記より高画質な映像に基づいてより的確な措置を決定することができる。このとき、携帯型監視カメラ1013を使用する救急隊員に対して医師が音声によって指示を与えることも可能である。医師は、上記救急患者の措置において、映像蓄積配信装置1005に蓄積された映像を再生することにより、容体の変化を知ることもでき、そのことによって措置をより的確に行うこともできる。
上記によれば、音声データに加え、映像データが付加されるため、情報量がより増大し、これによって、従来よりも的確な処置を迅速に行うことが可能となる。
図21は、警察署に上記システムを適用した場合の説明図である。図21において、701と702とはパトカー、703は警察署である。パトカー701は携帯型監視カメラ1013を有し、パトカー702は携帯端末1011を有し、警察署703はネットワーク型監視システムを有している。いま、パトカー701が、走行中の車両を追跡しているものとする。パトカー701の携帯型監視カメラ1013を用いて、上記車両の映像が撮像される。該撮像された映像を表す映像信号は、警察署703のネットワーク型監視システムに送信され、警察署703は、ブラウザPC1006を用いて該送信された映像信号による映像を閲覧することが可能である。
このとき、上記映像に車種やナンバーなどの情報が含まれることにより、その情報を基に該車両の所有者等の特定を迅速に行うことができる。また、パトカー701が、パトカー702に対して応援要請をした場合、パトカー701側からパトカー702側へ、携帯型監視カメラ1013と携帯端末1011とを介して、現在位置などを伝えるための音声による指示を与えることができる。さらに、上記映像信号が警察署703のネットワーク型監視システムからパトカー702の携帯端末1011に送信されることで、その送信された映像信号の映像をパトカー702側で閲覧することができるため、現場付近にパトカー702が到着したときに、そのパトカー702乗務する警官によって上記車両を容易に発見することもできる。また、上記映像データは、警察署703の映像蓄積配信装置1005に蓄積されるため、違反の決定的な証拠として記録保持しておくことも可能となる。
上記によれば、警察署703において、迅速かつ的確な追跡等が可能になる。さらに、映像蓄積配信装置1005に事件発生時の映像を残しておくことができるため、後で証拠として用いることもできる。
なお、上記例は、消防署と警察署に適用する場合について述べたが、その他、例えば地方自治体や、マスコミ機関などにおいても同様なシステムを適用可能である。また、携帯型監視カメラ1013から入力した音声データは、ブラウザPC1006、携帯端末1011、撮像機能付き携帯端末101に配信されるため、携帯型監視カメラ1013で撮像された映像に基づき、テレビ会議システムなどの実現も可能である。
上記第2の実施例によっても、監視カメラでは死角になる場所や監視カメラがない場所などの映像をも容易に撮像でき、その撮像による映像データを音声データとともに蓄積かつ配信することが可能となる。この結果、広範囲の情報の的確かつ迅速な利用が可能となる。
本発明の第1の実施例としてのネットワーク構成例を示す図である。 撮像機能付き携帯端末で撮像して得た映像データを映像蓄積配信装置に蓄積する方法の説明図である。 撮像機能付き携帯端末で撮像して得た映像データを映像蓄積配信装置に蓄積する方法の説明図である 携帯端末と映像蓄積配信装置との接続を確立する手順例を示す図である。 携帯端末で生成した映像データを映像蓄積配信装置に送信し蓄積する説明図である。 携帯端末と映像蓄積配信装置との接続を切断する処理の手順例を示す図である。 音声データの送受信が可能なネットワーク構成とデータ流れを示す図である。 ブラウザPCから音声データを撮像機能付き携帯端末に送信する場合の説明図である。 撮像機能付き携帯端末から音声データをブラウザPCに送信する場合の説明図である。 映像蓄積技術と音声送受信技術とを用いた救急システムの構成例図である。 映像蓄積技術と音声送受信技術とを用いた救急システムの構成例図である。 携帯型監視カメラのハードウェア構成例を示す図である。 映像データを蓄積配信装置に蓄積する説明図である。 音声データをブラウザPCなどに配信する説明図である。 音声データをブラウザPCなどに配信する説明図である。 音声データをブラウザPCなどに配信する説明図である。 音声データを携帯型監視カメラで再生する説明図である。 音声データを携帯型監視カメラで再生する説明図である。 音声データを携帯型監視カメラで再生する説明図である。 ネットワーク型監視システムの、消防署への適用例を示す図である。 ネットワーク型監視システムの、警察署への適用例を示す図である。 ネットワーク監視システムの構成例を示す図である。 図22における映像蓄積配信装置等のハードウェア構成例を示す図である。 映像データを映像蓄積配信装置に蓄積する手順の説明図である。 映像データを映像蓄積配信装置に蓄積する手順の説明図である。 映像蓄積配信装置に蓄積された映像データを閲覧する手順の説明図である。 認証サーバで用いるユーザ認証用サーバ名/パスワードテーブルの一例を示す図である。
符号の説明
101…撮像機能付き携帯端末、
102…映像蓄積用データ変換装置、
305…ユーザ情報ファイル、
901…通報者、
902…消防署、
903…病院、
904…救急車、
1001…監視カメラ、
1002…LANの伝送路、
1003…Webエンコーダ、
1004…ハブ、
1005…映像蓄積配信装置、
1006…ブラウザPC、
1007…映像閲覧用データ変換装置、
1008…公衆回線による伝送路、
1009…WAN、
1010…無線による伝送路、
1011…携帯端末、
1101…CPU、
1102…メモリ、
1103…ネットワークインターフェース、
1104…記憶装置、
1105…サウンドインターフェース、
1106…スピーカ、
1107…マイク、
1108…ビデオインターフェース、
1109…モニタ、
1110…入力インターフェース、
1111…入力機器、
1112…ポインティングデバイス。

Claims (5)

  1. 第1ネットワークに接続され、撮影した映像を表す映像信号を所定の通信プロトコルで送信する監視カメラからの映像データをパソコンへ配信する映像データ配信システムにおいて、
    映像表示機能と音声入出力機能を有し、第2ネットワークに接続する携帯端末と、
    撮像機能と音声入出力機能を有し、前記第2ネットワークに接続し、該撮像機能により生成した映像データを送信する撮像機能付携帯端末と、
    前記第1ネットワークに接続し、前記監視カメラからの映像信号に識別番号を付して記憶し、前記パソコンからの映像取得要求を受けて、記憶された最新の映像と過去の映像との2通りの参照により取り出した映像データを配信する映像蓄積配信装置と、
    前記第1及び第2ネットワークと接続し、前記撮像機能付携帯端末から受信した前記映像データを、前記映像蓄積配信装置で保存可能な映像データに変換し、前記所定の通信プロトコルと同じプロトコルで、前記映像蓄積配信装置に送信する映像蓄積用データ変換装置と、
    前記第1及び第2ネットワークと接続し、前記携帯端末から受信した映像取得要求を、前記映像蓄積配信装置で受信できる形式にプロトコル変換してから該映像蓄積配信装置に送信し、該映像蓄積配信装置から受信した映像信号を前記携帯端末が表示できる形式の信号に変換し、携帯端末用のプロトコルで前記携帯端末に配信する閲覧用データ変換装置と、
    前記撮像機能付携帯端末を認証するための認証テーブルを有する認証サーバと、を備え、
    前記映像蓄積配信装置は、前記認証テーブルで認証した撮像機能付携帯端末からの映像データを保存することを特徴とする映像データ配信システム。
  2. 前記認証サーバは、前記認証テーブルに少なくとも前記撮像機能付携帯端末のID番号を登録し、該撮像機能付携帯端末は、該ID番号に対応した映像データを前記映像蓄積配信装置に蓄積するものであり、
    前記パソコンは、前記第1ネットワークと接続し、音声入出力機能を有し、音声データを所定のコーデック及びフォーマットで前記映像蓄積用データ変換装置または前記閲覧用データ変換装置と送受信するものであり、
    前記映像蓄積用データ変換装置または閲覧用データ変換装置は、前記パソコンから受信した音声データを、前記携帯端末または前記撮像機能付携帯端末が解釈し再生可能な形式にコーデックとプロトコルを変換して前記携帯端末又は前記撮像機能付携帯端末に送信し、前記携帯端末又は前記撮像機能付携帯端末から受信したデータを、前記パソコンが解釈し再生可能な形式にコーデックとプロトコルに変換して前記パソコンに送信することを特徴とする請求項1記載の映像データ配信システム。
  3. 前記第2ネットワークとは別の無線伝送路を介して、無線部を有する携帯型カメラと通信する無線ハブを新たに備えて前記第2ネットワークに接続し、
    前記映像蓄積用データ変換装置は、電子メールサーバ機能を有し、前記撮像機能付携帯端末から前記映像データを電子メールの添付ファイルとして受信し、該映像データのコーデックを変換して前記保存可能な映像データとするものであり、
    前記映像蓄積用データ変換装置又は閲覧用データ変換装置は、前記パソコンからの音声データを、複数台の前記携帯端末又は前記撮像機能付携帯端末変換のそれぞれに対して、コーデックとプロトコルを変換して送信するものであり、
    前記認証サーバは、PKI方式で認証を行い、ID番号として前記撮像機能付携帯端末毎に割り当てられる電話番号とは異なる識別番号を用いるものであることを特徴とする請求項2記載の映像データ配信システム。
  4. 前記携帯端末または前記撮像機能付携帯端末は、救急車に備えられ、前記映像蓄積用データ変換装置または閲覧用データ変換装置或いは前記映像蓄積配信装置は、消防署に備えられ、前記パソコンは病院に備えられ、
    前記病院の医師が、前記パソコンに表示される前記救急車からの映像を見ながら、前記救急車に対して前記音声による指示をだすことができることを特徴とする前記請求項2記載の映像データ配信システム。
  5. 第1ネットワークに接続され、撮影した映像を表す映像信号を所定の通信プロトコルで送信する監視カメラからの映像信号をパソコンへ配信する映像データ配信方法において、
    映像表示機能と音声入出力機能を有する携帯端末で第2ネットワークに接続するステップと、
    撮像機能と音声入出力機能をする撮像機能付携帯端末で、映像データを生成し、前記第2ネットワークに接続し、該生成した映像データを送信するステップと、
    前記第1ネットワークに接続し、前記監視カメラからの映像信号に識別番号を付して記憶し、前記パソコンからの映像取得要求を受けて、記憶された最新の映像と過去の映像との2通りの参照により取り出した映像データを配信するステップと、
    映像蓄積用データ変換装置で、前記第1及び第2ネットワークと接続し、前記撮像機能付携帯端末から受信した前記映像データを、映像蓄積配信装置で保存可能な映像データに変換し、前記所定の通信プロトコルと同じプロトコルで、前記映像蓄積配信装置に送信するステップと、
    閲覧用データ変換装置で、前記第1及び第2ネットワークと接続し、前記携帯端末から受信した映像取得要求を、前記映像蓄積配信装置で受信できる形式にプロトコル変換してから前記映像蓄積配信装置に送信し、前記映像蓄積配信装置から受信した映像信号を前記携帯端末が表示できる形式の信号に変換し、携帯端末用のプロトコルで前記携帯端末に配信するステップと、
    認証テーブルを有し、前記撮像機能付携帯端末を認証サーバで認証するステップと、を備えた映像データ配信方法であって、さらに、
    前記映像蓄積配信装置で、前記認証テーブルで認証した撮像機能付携帯端末からの映像データを保存するステップと、
    前記認証サーバで、前記認証テーブルに少なくとも前記撮像機能付携帯端末のID番号を登録し、該撮像機能付携帯端末は、該ID番号に対応した映像データを前記映像蓄積配信装置に蓄積するステップと、
    前記パソコンで、前記第1ネットワークと接続し、音声入出力機能を有し、音声データを所定のコーデック及びフォーマットで前記映像蓄積用データ変換装置または前記閲覧用データ変換装置と送受信するステップと、を備え
    前記映像蓄積用データ変換装置または閲覧用データ変換装置は、前記パソコンから受信した音声データを、前記携帯端末または前記撮像機能付携帯端末が解釈し再生可能な形式にコーデックとプロトコルを変換して前記携帯端末又は前記撮像機能付携帯端末に送信し、前記携帯端末又は前記撮像機能付携帯端末から受信したデータを、前記パソコンが解釈し再生可能な形式にコーデックとプロトコルに変換して前記パソコンに送信することを特徴とする映像データ配信方法。
JP2004049889A 2003-02-28 2004-02-25 映像データ配信システム及び映像データ配信方法 Expired - Fee Related JP4676146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049889A JP4676146B2 (ja) 2003-02-28 2004-02-25 映像データ配信システム及び映像データ配信方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003053743 2003-02-28
JP2004049889A JP4676146B2 (ja) 2003-02-28 2004-02-25 映像データ配信システム及び映像データ配信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004282730A JP2004282730A (ja) 2004-10-07
JP4676146B2 true JP4676146B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=33301908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004049889A Expired - Fee Related JP4676146B2 (ja) 2003-02-28 2004-02-25 映像データ配信システム及び映像データ配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4676146B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021198048A1 (de) * 2020-04-01 2021-10-07 Peiker Holding Gmbh Telenotarztsystem und verfahren zum betrieb eines telenotarztsystems

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8675631B2 (en) 2005-03-10 2014-03-18 Qualcomm Incorporated Method and system for achieving faster device operation by logical separation of control information
US7623607B2 (en) 2005-10-31 2009-11-24 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for determining timing in a wireless communication system
US8948329B2 (en) 2005-12-15 2015-02-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for timing recovery in a wireless transceiver
JP6357857B2 (ja) * 2014-05-12 2018-07-18 大日本印刷株式会社 緊急通報システム
CN109167960B (zh) * 2018-09-20 2020-11-20 视联动力信息技术股份有限公司 一种视频流数据的处理方法和系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319142A (ja) * 1993-05-10 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯監視カメラ
JPH10257483A (ja) * 1997-03-06 1998-09-25 N T T Data Tsushin Kk 災害状況管理システム、情報管理装置、撮影装置
JPH11355759A (ja) * 1998-06-03 1999-12-24 Kokusai Electric Co Ltd 遠隔監視システム
JP2003046990A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Akihiko Konno ネットカメラシステム
JP2003249943A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法
JP2003264573A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Sumitomo Electric Ind Ltd ネットワークシステム及びネットワーク接続装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319142A (ja) * 1993-05-10 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯監視カメラ
JPH10257483A (ja) * 1997-03-06 1998-09-25 N T T Data Tsushin Kk 災害状況管理システム、情報管理装置、撮影装置
JPH11355759A (ja) * 1998-06-03 1999-12-24 Kokusai Electric Co Ltd 遠隔監視システム
JP2003046990A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Akihiko Konno ネットカメラシステム
JP2003249943A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遠隔制御システムとその処理側分散制御システム及び遠隔制御方法
JP2003264573A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Sumitomo Electric Ind Ltd ネットワークシステム及びネットワーク接続装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021198048A1 (de) * 2020-04-01 2021-10-07 Peiker Holding Gmbh Telenotarztsystem und verfahren zum betrieb eines telenotarztsystems

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004282730A (ja) 2004-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040177373A1 (en) Graphic data distribution system and a data converter, and a graphic data distribution method
US8483654B2 (en) System and method for reporting and tracking incidents with a mobile device
US7949730B2 (en) System and method for remote data acquisition and distribution
US20020106998A1 (en) Wireless rich media conferencing
US8171516B2 (en) Methods, systems, and storage mediums for providing multi-viewpoint media sharing of proximity-centric content
US9196307B2 (en) Geo-location video archive system and method
CN112055024A (zh) 权限校验方法及装置、存储介质和电子设备
US9928298B2 (en) Geo-location video archive system and method
KR100805255B1 (ko) 감시 카메라를 이용한 감시 시스템 및 그 방법
US20050066371A1 (en) Mobile digital security system and method
KR20090000767A (ko) 현장 모니터링 시스템
WO2003098927A1 (fr) Dispositif de controle et systeme de controle
JP4676146B2 (ja) 映像データ配信システム及び映像データ配信方法
TW201039640A (en) Network monitoring system and method
CN102427520A (zh) 一种基于两层id结构的多路网络视频监控方法及系统
KR101016243B1 (ko) 디지털 영상 모니터링 및 분석시스템
CN101272381B (zh) 一种为移动终端提供主动安全服务的系统及方法
KR20120103806A (ko) 개인 블랙박스 시스템
JP2005167382A (ja) 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法
CN102291572A (zh) 一种基于呼叫应答模式的网络视频监控系统和实现方法
CN111405244A (zh) 一种在线远程视频智慧社区矫正系统
JP2004126864A (ja) 監視システムと監視情報の中継装置及び中継方法
KR100612023B1 (ko) 데이터 통신을 제공하는 네트워크 카메라 및 이를 이용한데이터 통신 방법
JP4704005B2 (ja) 監視システム
KR101363275B1 (ko) 위급 상황 정보 중개 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4676146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees