JP2000307818A - スキャナおよびスキャナの解像度選択方法 - Google Patents

スキャナおよびスキャナの解像度選択方法

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JP2000307818A
JP2000307818A JP11112825A JP11282599A JP2000307818A JP 2000307818 A JP2000307818 A JP 2000307818A JP 11112825 A JP11112825 A JP 11112825A JP 11282599 A JP11282599 A JP 11282599A JP 2000307818 A JP2000307818 A JP 2000307818A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取る原稿の種類に応じて解像度を自動的
に選択することができるスキャナを提供する。 【解決手段】 2つの解像度での読み取りが可能な原稿
読み取りセンサ201と、読み取られた情報をデジタル
データに変換するA/Dコンバータ202と、デジタル
データを量子化する量子化器204と、量子化されたデ
ータを一時的に記憶するバッファ205と、バッファに
記憶されたデータを圧縮する圧縮手段とを備え、原稿の
一部を読み取ったたときに、バッファ205に記憶され
たデータの分布を分析して原稿がテキストであるか否か
を判定して解像度の値を選択するモード判定部210
と、選択された解像度に従って読み取りセンサー201
および原稿送り機構212を制御する解像度制御部21
1と、バッファ205内に記憶されたデータの解像度を
変換する解像度変換部213とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキャナおよびスキ
ャナの解像度選択方法に関し、特に、読み取り解像度を
選択することができ、プリンタと直接接続することの可
能なスキャナおよびスキャナの解像度選択方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナで読み取ったデータを記録する
場合、一般的にはスキャナとプリンタの間にPC(パー
ソナルコンピュータ)を接続し、PCのユーザインタフ
ェースを介して行われる。このような構成とすると、比
較的豊富なユーザインタフェースを設定することができ
るので、良好な操作性が得られる。このため読み取りモ
ードや、伝送モード等の設定は容易である。ただしPC
を使用するためシステム全体のコストが比較的高価とな
る。
【0003】システム全体のコストを安価にするため
に、スキャナとプリンタとを直接接続して、スキャナで
読み取ったデータを記録するようにすることもできる。
このような構成とすると、操作性や機能性に関してはP
Cを使用するシステムよりも限定される。
【0004】比較的限られたハードウェア資源を有効に
利用して、システムの性能を向上させるためには、スキ
ャナから伝送するデータ量をできるだけ少なくすること
が必要であり、このため読み取りの際に、解像度を原稿
の種類に合わせて選択して切り替えることが有効であ
る。
【0005】例えば、テキストもしくは線画主体の原稿
に対してはエッジ情報が重要となるため、高い解像度が
要求され、写真等のイメージに対しては解像度よりも階
調が重要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】読み取り解像度を切り
替えずにテキストに合わせた高解像度の設定のまま、写
真等のイメージ原稿を読み取ると、データ量が飛躍的に
大きくなり読み取り処理にかかる時間が増大する。一
方、低い低解像度でテキスト原稿を読み取ると、十分な
エッジ情報を得る事ができなくなり、文字の判読が困難
となる。
【0007】このためユーザは原稿の種類毎に読み取り
解像度を選択する必要がある。このような解像度の選択
および切り替えは、原稿毎にユーザが行うのが一般的で
あり、操作パネルやPC上のユーザインタフェースを介
して操作が行なわれる。
【0008】しかし、上述のようなPCを使用しないシ
ステムでは、ユーザが原稿毎にその操作を行う必要が生
じるので操作が煩雑となると共に誤った操作をする可能
性が増え、利便性が低下する。更に、解像度をユーザが
選択するためのスイッチ等の手段をスキャナの操作パネ
ルに設ける必要が生じ、スキャナのコストアップとな
る。
【0009】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、読み取る原稿の種類に応じて読み取り解
像度を自動的に選択することができ、ユーザの操作を介
さずにシステムの動作効率を上げることのできるスキャ
ナおよびスキャナの解像度選択方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のスキャナは、値の異なる2つの解像度での読み取り
が可能であり、原稿に記録された情報を一方の解像度で
読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読
み取られた情報をデジタルデータに変換する変換手段
と、前記デジタルデータを量子化する量子化手段と、前
記量子化手段によって量子化されたデータを一時的に記
憶するバッファ手段と、前記バッファ手段に記憶された
データを圧縮する圧縮手段と、前記原稿の所定量の領域
が読み取られたときに、前記バッファ手段に記憶された
データを分析して前記原稿の種類を判定し、判定結果に
応じて前記読み取り手段の解像度を前記2つの値から選
択するモード判定手段と、前記判定手段によって選択さ
れた解像度に従って読み取りを行うように前記読み取り
手段を制御する解像度制御手段とを備えている。
【0011】また、上記目的を達成する本発明のスキャ
ナの解像度選択方法は、値の異なる2つの解像度での読
み取りが可能な読み取り手段を備えたスキャナの解像度
選択方法であって、原稿に記録された情報を一方の解像
度で読み取る読み取り工程と、読み取られた情報をデジ
タルデータに変換する変換工程と、前記デジタルデータ
を量子化する量子化工程と、前記量子化手段によって量
子化されたデータを一時的に記憶するバッファリング工
程と、前記バッファリング工程で記憶されたデータを圧
縮する圧縮工程と、前記原稿の所定量の領域が読み取ら
れたときに、前記バッファリング工程で記憶されたデー
タを分析して前記原稿の種類を判定し、判定結果に応じ
て前記読み取り手段の解像度を前記2つの値から選択す
るモード判定工程と、前記判定手段によって選択された
解像度に従って読み取りを行うように前記読み取り手段
を制御する解像度制御工程とを備えている。
【0012】すなわち、2つの解像度で読み取りが可能
なスキャナにおいて、原稿の所定量の領域に対応する量
子化データを分析して、原稿の種類をテキストデータと
それ以外のデータとの2つのいずれであるかを判定し、
判定結果に応じて、読み取り解像度を選択する。
【0013】このようにすると、テキスト原稿に対して
はエッジ情報の損失を少なくし、それ以外の原稿に対し
ては階調を重視すべく読み取りを行うのみ適切な解像度
を自動的にかつ迅速に選択することができ、伝送データ
量を必要以上に増やさずに記録画像の品位低下を防止す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明のスキャナと記録装置から構
成される記録システムの一実施形態を示す図である。ス
キャナ101と記録装置102とはケーブル103を介
して直接接続されている。なお、スキャナ101と記録
装置102とは同一匡体内に設けられて、ケーブルを介
さずに機械的に結合されていてもよい。
【0016】動作させる際には、ユーザはスキャナ10
1または記録装置102に設けられているオペレーショ
ンパネル等のユーザインタフェースからスキャナ101
を起動して原稿の読み取りを行う。そして、その読み取
ったデータを記録装置102へ伝送して記録を行う。
【0017】本実施形態においては、スキャナ101は
記録装置102へ読み取ったデータを伝送する前に、読
み取った原稿の種類を判定して読み取り解像度の設定を
行い適切な解像度で原稿を読み取るように制御する。
【0018】また、本発明においては、スキャナ101
の読み取り方式や機械的構成については特に限定はない
が、ここでは、原稿を搬送しながら読み取りを行うシリ
アルスキャン型のスキャナを想定して説明を行う。
【0019】図2は、スキャナ101の内部の構成と信
号の流れを示すブロック図である。以下、スキャナ10
1の動作について図2を参照して説明する。
【0020】原稿読み取りセンサー201は、高解像度
と低解像度に対応する2つの解像度での読み取りが可能
なように構成されており、例えばCCDなどの撮像素子
で構成されている。
【0021】原稿読み取りセンサー201によって読み
取られたデータは、A/Dコンバータ202でデジタル
信号に変換されて、階調補正部203で階調を補正され
る。補正されたデータは量子化器204に送られ、あら
かじめ設定された量子化レべルへ変換された後、バッフ
ァ205で保持される。
【0022】モード判定部210は、以下で詳述する
が、このバッファ205に保持されたデータの内容から
読み取り原稿の種類を判定し、読み取り解像度を高解像
度および低解像度に対応した2つの値から選択する。
【0023】モード判定部210で設定された解像度
は、解像度制御部211に伝えられ、解像度制御部21
1は、原稿読み取りセンサー201および原稿送り機構
21を、選択された解像度での読み取りが適切に行える
ように制御する。
【0024】また、選択された解像度があらかじめ設定
された解像度と異なっていれば、モード判定部210
は、バッファ205に保持されているデータを、解像度
変換部213で選択された解像度に変換するよう指示す
る。。
【0025】そして、モード判定部210で選択された
解像度のデータは、圧縮部206でデータ圧縮され、イ
ンタフェース207を介して記録装置102へ伝送され
る。
【0026】これらの動作のシーケンスはシステム制御
部209により管理される。また、ユーザインタフェー
ス208は、たとえばオペレーションパネルであり、こ
こからスキャンから記録動作までに関するユーザの指示
が入力される。
【0027】図3は、システム制御部209およびモー
ド判定部210に関する動作を示すフローチャートであ
る。以下、このフローチャートに従って説明する。
【0028】始めにユーザがユーザインタフェース20
8から動作開始を指示すると、ステップS302へ進み
原稿の読み取りを開始する。実際の読み取りを開始する
前に、読み取りモードがオートモードであるか否かをス
テップS303で判定する。
【0029】オートモードである場合、ステップS30
4へ進み、読み取り解像度をテキストデータに対応した
高解像度に設定し、ステップS305で原稿の上部を読
み取り、ステップS306で階調補正および量子化を行
って原稿の種類を判定するための判定データを作成して
バッファ205にデータを保持する。
【0030】ここで、判定データを作成するために読み
取る領域は、判定のためのデータ量が得られる領域であ
れば必ずしも原稿の上部でなくてもよく、原稿が複数枚
あるときなどは、最初の1枚としてもよい。
【0031】ステップS307では、作成された判定デ
ータから原稿に含まれるデータがテキストデータ主体で
あるか否かを判定する。このステップS307における
判定は、読み取ったデータのレべル分布に基づいて行わ
れる。これは、テキストデータであれば、フォント部と
背景部で明瞭なコントラストがあり、フォントに対応す
るレベルと背景に対応するレベルとの2つの値にデータ
が集中することを利用している。
【0032】原稿に含まれるデータがテキストデータ主
体であると判定されると、ステップS308へ進み、解
像度の値としてテキストの読み取りに適した高解像度に
対応した値を選択する。この場合、本実施形態ではステ
ップS304における解像度を予め高解像度としている
ので、バッファ205に保持されているデータは既に高
解像度で読み込まれておりそのまま使用できる。
【0033】一方、ステップS307で読み取ったデー
タのレベルが2つの値に集中しておらず、テキストデー
タ主体でないと判定された場合は、ステップS310へ
進み、読み取ったデータがイメージデータであるとし
て、解像度の値として写真等のイメージデータ用の低解
像度に対応した値を選択する。この場合、バッファ20
5に保持されているデータは高解像度で読み込まれたデ
ータであるので、ステップS311で解像度変換部21
3によりバッファ205のデータを低解像度データに変
換する。
【0034】次にステップS309へ進み、残りの原稿
を読み取り、設定された方式で圧縮したデータを記録装
置102へ伝送してスキャン処理を終了する。
【0035】ステップS303でオートモードでないと
判定されたときには、ステップS312で、解像度をあ
らかじめユーザが選択した値にセットし、ステップS3
13に進み、原稿の読み取りを行って、設定された方式
で圧縮したデータを記録装置102へ伝送してスキャン
処理を終了する。
【0036】記録装置102では、受信したデータを圧
縮方式に対応した方式で伸長した後、必要であれば補正
等を行って、記録媒体に記録を行って出力する。
【0037】以上述べた動作では、ユーザはスキャナ1
01に設けられたユーザインタフェース208から指示
を入力するものとして説明したが、記録装置102に設
けられた操作パネルなどのユーザインタフェースから、
同様の指示を入力して動作させるように構成してもよ
い。この場合スキャナ101では、ユーザインタフェー
ス208からの入力を無効として、記録装置102から
送信されるコマンドに従って、スキャン動作、システム
制御、モード判定動作を行うことになる。
【0038】以上述べたように本実施形態によれば、原
稿の一部を読み取ったデータから、読み取ったデータの
レベルが2つの値に集中しているか否かに応じて、原稿
がテキストデータであるか否かをスキャナで自動的に判
定することができる。
【0039】これにより、テキストデータに対しては階
調よりも解像度を重視するべく高解像度で読み取りを行
うことにより、エッジ情報を失うことなくテキストデー
タに適した記録出力が得られる。また、読み取ったデー
タがテキストデータではないと判定したときには、階調
を重視すべく低解像度で読み取りを行い、伝送データ量
を増やさずに記録画像の品位低下を防止することができ
る。
【0040】更に、スキャナと接続された記録装置とを
連動させることにより、読み取りから記録までの一連の
作業を、ユーザの手を煩わせることなく自動的に処理す
ることが可能となる。
【0041】上記実施形態においては、ステップS30
7で読み取ったデータがテキストデータ主体でないと判
定された場合は、ステップS311で、解像度変換部2
13によりバッファ205のデータを低解像度データに
変換するようにしているが、バッファ205のデータを
変換する代わりに、解像度制御部211により原稿送り
機構212を逆転させて原稿を読み取り開始位置に戻
し、設定された解像度(この場合は低解像度)で再度読
み取りを開始するようにしてもよい。
【0042】このようにすると、原稿の全ての部分に対
する読み取り条件が同じとなるので、判定データ作成の
ために高解像度で読み込んで低解像度に変換した部分と
低解像度で読み込んだ部分とのデータ間の整合性に関す
る問題が生じない。
【0043】また、記録装置102での処理に関し、高
解像度の設定値を記録装置で記録可能な最高解像度の値
と同じ値、あるいは整数分の1の値として、低解像度の
設定値を高解像度の設定値の整数分の1とすると、記録
装置102における解像度変換処理が不要あるいは単純
な補間のみで済むようになるので、解像度変換に伴う記
録画像の歪みをなくし、記録装置と合わせたシステム全
体での処理を効率化することができる。
【0044】以上、本発明のスキャナを含む記録システ
ムの一実施形態について図を参照して説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、読み取る
べき原稿の一部を読み取ったデータから原稿の種類を判
定し、その種類に応じて読み取り解像度を選択して切り
替える機能を有するものであれば、本発明に含まれる。
【0045】スキャナや記録装置の構成も特定の形式に
限定されるものではなく、本発明を様々な形式のスキャ
ナや記録装置に適用することができる。
【0046】なお、本発明は、複数の機器(例えばイン
タフェイス機器、スキャナ、プリンタなど)から構成さ
れるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置
(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用して
もよい。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。
【0048】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって前述した
実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0049】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0050】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図3に示す)フローチ
ャートに対応するプログラムコードが格納されることに
なる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
キスト原稿に対してはエッジ情報の損失を少なくし、そ
れ以外の原稿に対しては階調を重視すべく読み取りを行
うのみ適切な解像度を自動的にかつ迅速に選択すること
ができ、伝送データ量を必要以上に増やさずに記録画像
の品位低下を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキャナを使用した記録システムの例
を示す図である。
【図2】図1のスキャナの構成および信号の流れを示す
ブロック図である。
【図3】システム制御部およびモード判定部の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
101 スキャナ 102 記録装置 201 原稿読み取りセンサー 202 A/Dコンバータ 203 階調補正部 204 量子化部 205 バッファ 206 圧縮部 207 インタフェース 208 ユーザインタフェース 209 システム制御部 210 モード判定部 211 解像度制御部 212 原縞送り機構 213 解像度変換部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 値の異なる2つの解像度での読み取りが
    可能であり、原稿に記録された情報を一方の解像度で読
    み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた情報をデジタル
    データに変換する変換手段と、 前記デジタルデータを量子化する量子化手段と、 前記量子化手段によって量子化されたデータを一時的に
    記憶するバッファ手段と、 前記バッファ手段に記憶されたデータを圧縮する圧縮手
    段と、 前記原稿の所定量の領域が読み取られたときに、前記バ
    ッファ手段に記憶されたデータを分析して前記原稿の種
    類を判定し、判定結果に応じて前記読み取り手段の解像
    度を前記2つの値から選択するモード判定手段と、 前記判定手段によって選択された解像度に従って読み取
    りを行うように前記読み取り手段を制御する解像度制御
    手段とを備えたことを特徴とするスキャナ。
  2. 【請求項2】 前記モード判定手段は、前記バッファ手
    段に記憶されたデータの分布を分析して前記原稿の種類
    を判定することを特徴とする請求項1に記載のスキャ
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記モード判定手段は、前記データの分
    布が2つの値に集中しているときには前記原稿の種類を
    テキストデータであると判定し、それ以外のときには前
    記原稿の種類をテキストデータでないと判定することを
    特徴とする請求項2に記載のスキャナ。
  4. 【請求項4】 前記モード判定手段は、前記原稿の種類
    がテキストデータであると判定したときに前記読み取り
    手段の解像度を前記2つの値の大きい方を選択し、前記
    原稿の種類をテキストデータでないと判定したときに前
    記読み取り手段の解像度を前記2つの値の小さい方を選
    択することを特徴とする請求項3に記載のスキャナ。
  5. 【請求項5】 前記読み取り手段は、前記2つの値の大
    きい方の解像度で読み取りを行うように初期設定されて
    いることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に
    記載のスキャナ。
  6. 【請求項6】 前記選択された解像度が前記バッファ手
    段に記憶されたデータの解像度と異なるときに、前記バ
    ッファ手段に記憶されたデータの解像度を変換する解像
    度変換手段をさらに含むことを特徴とする請求項1から
    5のいずれか1項に記載のスキャナ。
  7. 【請求項7】 前記原稿を搬送する搬送機構を更に備え
    ており、前記解像度制御手段は、前記選択された解像度
    に従って前記搬送機構の搬送速度を制御することを特徴
    とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスキャ
    ナ。
  8. 【請求項8】 前記選択された解像度が前記バッファ手
    段に記憶されたデータの解像度と異なるときに、前記解
    像度制御手段は、前記原稿の読み取りを最初からやり直
    すように前記搬送機構を制御することを特徴とする請求
    項7に記載のスキャナ。
  9. 【請求項9】 前記2つの値の前記大きい方が前記小さ
    い方の整数倍であることを特徴とする請求項1から8の
    いずれか1項に記載のスキャナ。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項に
    記載のスキャナと、該スキャナから伝送されたデータを
    記録する記録装置とを含むことを特徴とする記録システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記記録装置の記録可能な最高解像度
    の値が、前記スキャナの前記2つの値の大きい方と等し
    いことを特徴とする請求項10に記載の記録システム。
  12. 【請求項12】 前記記録装置の記録可能な最高解像度
    の値が、前記スキャナの前記2つの値の大きい方の整数
    倍であることを特徴とする請求項10に記載の記録シス
    テム。
  13. 【請求項13】 値の異なる2つの解像度での読み取り
    が可能な読み取り手段を備えたスキャナの解像度選択方
    法であって、 原稿に記録された情報を一方の解像度で読み取る読み取
    り工程と、 読み取られた情報をデジタルデータに変換する変換工程
    と、 前記デジタルデータを量子化する量子化工程と、 前記量子化手段によって量子化されたデータを一時的に
    記憶するバッファリング工程と、 前記バッファリング工程で記憶されたデータを圧縮する
    圧縮工程と、 前記原稿の所定量の領域が読み取られたときに、前記バ
    ッファリング工程で記憶されたデータを分析して前記原
    稿の種類を判定し、判定結果に応じて前記読み取り手段
    の解像度を前記2つの値から選択するモード判定工程
    と、 前記判定手段によって選択された解像度に従って読み取
    りを行うように前記読み取り手段を制御する解像度制御
    工程とを備えたことを特徴とするスキャナの解像度選択
    方法。
  14. 【請求項14】 前記モード判定工程は、前記バッファ
    リング工程で記憶されたデータの分布を分析して前記原
    稿の種類を判定することを特徴とする請求項13に記載
    のスキャナの解像度選択方法。
  15. 【請求項15】 前記モード判定工程は、前記データの
    分布が2つの値に集中しているときには前記原稿の種類
    をテキストデータであると判定し、それ以外のときには
    前記原稿の種類をテキストデータでないと判定すること
    を特徴とする請求項14に記載のスキャナの解像度選択
    方法。
  16. 【請求項16】 前記モード判定工程は、前記原稿の種
    類がテキストデータであると判定したときに前記読み取
    り手段の解像度として前記2つの値の大きい方を選択
    し、前記原稿の種類をテキストデータでないと判定した
    ときに前記読み取り手段の解像度として前記2つの値の
    小さい方を選択することを特徴とする請求項15に記載
    のスキャナの解像度選択方法。
  17. 【請求項17】 前記読み取り手段を、前記2つの値の
    大きい方の解像度で読み取りを行うように初期設定する
    工程をさらに含むことを特徴とする請求項13から16
    のいずれか1項に記載のスキャナの解像度選択方法。
  18. 【請求項18】 前記選択された解像度が前記バッファ
    リング工程で記憶されたデータの解像度と異なるとき
    に、前記バッファリング工程で記憶されたデータの解像
    度を変換する解像度変換工程をさらに含むことを特徴と
    する請求項13から17のいずれか1項に記載のスキャ
    ナの解像度選択方法。
  19. 【請求項19】 前記原稿を搬送する搬送工程を更に備
    えており、前記解像度制御工程において、前記選択され
    た解像度に従って前記搬送工程における前記原稿の搬送
    速度を制御することを特徴とする請求項13から18の
    いずれか1項に記載のスキャナの解像度選択方法。
  20. 【請求項20】 前記選択された解像度が前記バッファ
    リング工程で記憶されたデータの解像度と異なるとき
    に、前記解像度制御工程において、前記原稿の読み取り
    を最初からやり直すように前記搬送工程を制御すること
    を特徴とする請求項19に記載のスキャナの解像度選択
    方法。
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