JP2002027368A - 画像合成印刷装置 - Google Patents

画像合成印刷装置

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JP2002027368A
JP2002027368A JP2000211977A JP2000211977A JP2002027368A JP 2002027368 A JP2002027368 A JP 2002027368A JP 2000211977 A JP2000211977 A JP 2000211977A JP 2000211977 A JP2000211977 A JP 2000211977A JP 2002027368 A JP2002027368 A JP 2002027368A
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synthesizing
printing apparatus
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JP2000211977A
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Koji Sakamoto
功二 坂本
Yukitoshi Tsuboi
幸利 坪井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルスチルカメラで撮った画像やスキ
ャナで取り込んだ画像のデータが格納されている画像蓄
積メディアを組み込むことにより、パソコンを用いなく
とも、簡単な操作で画像の合成処理が実現でき、且つ合
成した画像の表示や印刷も可能にする。 【解決手段】 複数の画像データを格納している画像蓄
積メディア(101)から2つの画像データを抽出する
と共に、該2つの画像データを復号し、第1の復号画像
データに画像処理を施す背景画像調整部(114)と、
第2の復号画像データに画像処理を施す挿入画像生成部
(200)と、該背景画像調整部及び該挿入画像生成部
によって得た画像を合成する画像合成処理部(300)
を設け、該画像合成処理部によって得た合成画像を該印
刷エンジン(115)により印刷又は該専用カラーモニ
タ(117)により表示させるという一連の処理フロー
を、タッチパネル機能を有する専用カラーモニタに表示
させ、該処理フローのナビゲーションに沿ってタッチパ
ネルを操作することで、画像合成を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を合成するシ
ステムに関し、特にディジタルスチルカメラで撮った画
像や蓄積メディアに格納されている画像をパーソナルコ
ンピュータ(以下、パソコンと呼ぶ)を使用しなくても
容易に画像合成処理が行えると共に、合成処理された画
像を表示し、印刷できる簡易型画像合成印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アナログ画像信号からディジタル画像信
号に変換する際の量子化精度の向上とディジタル信号処
理の高速化、並びに画像符号化復号の標準化等によっ
て、これまで業務用途でしか扱えなかった画像機器が民
生用途へと移行し、普及してきている。これらの画像機
器には、ディジタルスチルカメラやスキャナがある。該
画像機器で撮った画像データを、画像編集用ソフトを搭
載したパソコンに取り込んで、絵柄の補正や加工あるい
は複数の画像を合成するなどの処理を施し、処理された
画像データはモニタに表示させたり、プリンタでプリン
トアウトすることもできる。
【0003】はじめに、ディジタル画像機器の1つであ
るディジタルスチルカメラの構成と該ディジタルカメラ
による画像データの生成及び画像表示について説明す
る。
【0004】図7はディジタルスチルカメラの構成例を
示すブロック図である。まず、ディジタルスチルカメラ
700は光信号として得られる画像を、レンズ701を
介してイメージセンサ702に結像し、電気信号に変換
される。電気信号に変換された画像データは画像プロセ
シング703へ送られ、画像をディジタル信号に変換す
ると共に所定の画像処理を行う。処理された画像は、確
認用モニタ704によってどのような絵柄の画像が撮ら
れるか確認できる。シャッター705を押すことによ
り、シャッター情報が画像プロセシング703へ伝達さ
れ、画像データは符号化復号処理部706へ送られて、
画像データの符号化(データ圧縮)が行われる。その
後、画像プロセシング703からメモリI/F707を
制御することによって、符号化された画像データはメモ
リI/F707を介して、内部メモリ708または携帯
型フラッシュメモリ709に格納される。
【0005】次に、撮った画像を再生する場合は、画像
プロセシング703からメモリI/F707を制御する
ことによって、上記内部メモリ708または携帯型フラ
ッシュメモリ709に格納さている画像データを、メモ
リI/F707を介して符号化復号処理部706へ転送
し、符号化されている画像データを復号する。復号され
た画像データは画像プロセシング703へ転送し、確認
モニタ704に表示できるテレビ信号に変換して確認用
モニタ704にて再生する。または、確認用モニタ70
4へ供給される画像データの一部を、画像出力ポート7
11から出力し、外部のディスプレイモニタ(テレビ)
に再生することもできる。
【0006】この他、ディジタルスチルカメラの携帯型
フラッシュメモリ709は着脱が可能であるため、メモ
リ着脱ポート712から携帯型フラッシュメモリ709
を取り外し、パソコン内部に直接携帯型フラッシュメモ
リ709を組み込んで、パソコンで画像の復号処理を行
い、パソコン用モニタに画像を再生して観ることもでき
る。
【0007】更に、プリンタによってはパソコンと同様
に携帯型フラッシュメモリが搭載でき、且つ着脱可能な
ものもあり、携帯型フラッシュメモリに格納されている
画像データをプリンタ(印刷装置)で復号し、直接印刷
して観ることもできる。また、上記ディジタルカメラで
撮った写真は、単にそれを印刷するだけでなく、上記パ
ソコンを用いて撮った写真を加工したり、2枚の写真を
合成したりするなど、写真のバリエーションをプライベ
ートで楽しめるようになった。
【0008】次に、ディジタル画像機器による画像合成
について述べる。図8は一般的な画像合成方法と合成画
像を印刷するための構成ブロック図を示す。画像処理を
実行するための画像編集用ソフト802を組み込んだパ
ーソナルコンピュータ801とパソコンを操作するキー
ボード803及びマウス804、画像合成の処理状況を確
認するディスプレイ808、合成画像を印刷するための
プリンタ809、画像データが格納されているディジタ
ルスチルカメラ805、画像蓄積メディア807、画像
を直接ディジタルデータに変換してパソコンに取り込む
ためのスキャナ806で構成される。
【0009】画像を合成するに当たり、母体となる背景
画像及び該背景画像と組み合わせる挿入画像をパソコン
801に取り込む。上記背景画像及び挿入画像は、ディ
ジタルスチルカメラ805又はCD-ROM(Compact Disc R
ead Only Memory)、MO(Magnet-optics)等の画像蓄積
メディア807やスキャナ806等から取り込む。取り
込んだ画像は、パソコン801に搭載した画像編集用ソ
フト802を起動させ、キーボード803やマウス80
4を用いて、画像合成の処理を行う。この時、画像合成
の処理状況はディスプレイ808で確認しながら行われ
る。パソコンにより合成処理された画像は、プリンタ8
09を用いて光沢紙などに印刷出力する。
【0010】なお、パソコン801で画像合成した画像
データは、画像蓄積メディア807等に格納し、保存す
ることも可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記一般的な画像合成
方法では、ディジタルカメラで撮った2枚の写真(画
像)合成は、画像編集用ソフトを搭載したパソコンに画
像データを転送して、パソコン上で画像合成の処理を行
っていた。このようなパソコンで画像処理を行うこと
は、画像処理に対する自由度はあるが、画像編集用ソフ
トを自在に使いこなすには、ある程度の熟練を伴うた
め、一般のユーザにとってパソコン上での画像合成処理
操作には煩わしさがある。パソコン操作の観点からすれ
ば、画像を印刷する場合も、画像編集用ソフトとプリン
タのドライバソフト組み込んだパソコン及びプリンタを
起動させ、パソコンから画像データをプリンタへ転送し
て印刷を行うため、一般のユーザにとってパソコン操作
の煩わしさがある。
【0012】また、CD−ROMの画像やスキャナで読込ん
だ画像のデータも画像編集用ソフトを搭載しているパソ
コンで画像合成処理を行うため、上記同様の課題があ
る。
【0013】他方、最近ではディジタルカメラで撮った
写真データを携帯型フラッシュメモリに格納することに
より、パソコンを使わずしても、該携帯型フラッシュメ
モリを直接プリンタに組み込むことで印刷できる機能を
有したプリンタも出現してきているが、該プリンタは画
像合成機能を有するものではない。
【0014】本発明の目的は、画像編集用ソフトを搭載
しているパソコンを用いることなく、ディジタルカメラ
で撮った画像データが格納されている携帯型フラッシュ
メモリや画像蓄積メディアを組み込むことによって、画
像合成が容易に実現でき、且つ該合成された画像を印刷
できる簡易型画像合成印刷装置を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、上記簡易型画像合成
印刷装置において、画像合成を実現する一連の処理フロ
ーをナビゲーションに沿って操作させることにより、一
般ユーザの操作性に伴う煩わしさを緩和することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像合成印刷装置は、取り外し可能な携帯
型画像蓄積メディアに記憶された画像データを読み出す
読出し手段であるデータ制御部と、該読出し手段により
読み出された画像を印刷する印刷手段である印刷出力エ
ンジンと、該読出し手段により読み出された画像を表示
する表示手段であるカラーモニターと、該画像蓄積メデ
ィアから読み出された第1の画像データに画像処理を施
す背景画像調整部と、該画像蓄積メディアから読み出さ
れた第2の復号画像データに画像処理を施す挿入画像生
成部と、該背景画像調整部及び該挿入画像生成部によっ
て得た画像を合成する画像合成処理部とを有し、該画像
合成処理部によって得た合成画像を該印刷手段により印
刷することとする。
【0017】また、上記他の目的を達成すため、本発明
は、表示手段であるカラーモニタの画面に、画像合成の
処理フローをナビゲーションするためのメニュー表示エ
リアと該メニュー内容の画像処理に追従した画像を表示
する画像表示エリアを表示させ、上記画像表示エリアに
表示される処理途中経過の画像を確認しながら上記メニ
ューに表示される処理フローのナビゲーションに沿って
表示パネルのタッチ操作を進めて行くことで画像合成が
成されるようにする。
【0018】さらに、背景画像の調整を施す背景画像調
整部が、画像の色相又は彩度又は明度の何れか1つの調
整機能を有してもよい。
【0019】また、挿入画像に画像処理を施す挿入画像
生成部が、画像の中から所望の領域を抽出するためのト
リミング処理部と、該トリミング処理部で形成した画像
のサイズを調整するサイズ調整部と、該トリミング処理
部で形成した画像の表示配置を設定するオフセット設定
部と、該トリミング処理部で形成した画像の色相又は彩
度又は明度を調整する色合い調整部と、該トリミング処
理部で形成した画像の輪郭部にフィルタリングを施す輪
郭調整部とを有してもよい。
【0020】また、本発明は画像合成処理部に、上記背
景画像調整部と上記挿入画像生成部によって処理された
画像を合成する合成部と、該合成部によって形成された
画像のサイズを定型サイズに変換するサイズ設定部と、
該サイズ設定部でサイズ調整された画像に対してOSD
を付加するOSD部と、該OSD部で形成された画像が
印刷される印画紙のタイプを設定する印刷処理部とを有
してもよい。
【0021】また、本発明はカラーモニタに表示される
画像の画面上をトレースすることによってトリミングが
行われ、上記トリミングによって形成される画像データ
をメモリに格納し、該メモリから挿入画像の画像データ
が供給される構成としても良い。
【0022】また、本発明は画像合成処理で形成した画
像データに、画像ファイルサイズの縮小化を行うための
符号化処理を施し、該符号化処理した画像データを再び
該画像蓄積メディア内にアップロードすることにより、
新規の画像ファイルとして保存する構成としてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照して詳細に説明する。
【0024】図1は本発明の実施例を示すもので、簡易
型画像合成印刷装置の構成を示すブロック図である。本
構成は、符号化された画像データを格納している携帯型
画像蓄積メディア101、該携帯型画像蓄積メディアの
格納データを制御するデータ制御部102、画像データ
を符号化及び復号を行う符号化復号処理部103、画像
サイズを指定のサイズに縮小する画像サイズ縮小処理部
104、データバス105、各種のモードを設定するモ
ード選択・設定部500、復号化された画像データを格
納する画像メモリ106、107、108、該復号化さ
れた画像メモリのデータを制御するメモリ制御部10
9、該画像メモリから読み出したデータを一旦格納して
おくためのFIFO(first-in first-ou
t)バッファを制御するFIFO制御部110、該画像
メモリから読み出したデータを一旦格納するためのFI
FOバッファ111、112、113、画像合成処理で
合成される画像の背景となる画像を調整する背景画像調
整部114、画像合成処理で該背景画像に合成する画像
の生成処理を行う挿入画像生成部200、該背景画像と
該挿入画像から新規の画像を合成する画像合成処理部3
00、該合成画像を印刷する印刷出力エンジン115、
印刷結果とモニタ表示の視覚的な差異を補正する表示補
償部116、画像表示や画像合成操作のナビゲーション
指示を表示する専用カラーモニタ117で構成される。
【0025】同図において、はじめにディジタルスチル
カメラで撮られた画像の符号化データが格納されている
携帯型画像蓄積メディア101を本発明の画像合成シス
テムに組み込む。本実施例における画像合成印刷装置
は、携帯型画像蓄積メディアを取り外し可能な構成とな
っており、該携帯型画像蓄積メディア101が挿入等、
組みこまれることによって、データ制御部102は携帯
型蓄積メディア101に格納されている画像データファ
イルを逐次読み出して行き、読み出した画像データを符
号化復号処理部103へ転送するように制御を行う。符
号化復号処理部103では符号化されている画像データ
を復号することにより元の画像データに復元する。その
後、該復号データは直ちに画像サイズ縮小処理部104
へ転送される。
【0026】画像サイズ縮小処理部104は、符号化復
号処理部103によって復号されてくる画像データを後
述の画面分割モードに合わせて、画像サイズの縮小化を
図り、携帯型画像蓄積メディア101に格納されている
画像データファイルの表示一覧ができるようにするため
の処理を行っている。ただし、携帯型画像蓄積メディア
101から特定の画像ファイルのデータが出力されるモ
ードでは、画像サイズ縮小処理部104での画像サイズ
の縮小化は行われない。
【0027】画像サイズの縮小化処理が施された復号画
像データは、データバス105を介して対応する画像メ
モリ106、107、108に格納される。画像メモリ
106は表示一覧のためのもので、ここには画面分割数
に応じた画像データのサイズが縮小化されて格納されて
いる。画像メモリ107は画像合成処理における背景画
像の画像データを格納するためのもので、ここには携帯
型画像蓄積メディア101に格納されている複数の画像
ファイルの中から1つが選択され、その画像データが復
号されて格納される。画像メモリ108は画像合成処理
における挿入画像の画像データを格納するためのもの
で、ここには携帯型画像蓄積メディア101に格納され
ている複数の画像ファイルの中から背景画像に使用する
画像ファイルとは異なる他の1つが選択され、その画像
データが復号されて格納される。なお、上記画像メモリ
106、107、108へのデータ書込みと読み出しの
制御は、メモリ制御部109が行う。
【0028】画像メモリ106、107、108に格納
された画像データは、再びデータバス105を介して対
応するFIFOバッファ111、112、113に転送
される。FIFOバッファ111、112、113は、
所定の画像メモリから読み出された画像データを表示の
ために一旦格納しておくためのバッファ部である。本実
施例では、画像メモリ106に対応するFIFOバッフ
ァを111、画像メモリ107に対応するFIFOバッ
ファを112、画像メモリ108に対応するFIFOバ
ッファを113とする。FIFOバッファのデータ制御
はFIFO制御部110で行い、FIFOバッファ11
1、112、113から画像データのリクエスト信号R
EQを受けることにより、バッファ残量をみて、所定の
画像メモリから画像データ供給が成されるように、メモ
リ制御部109に対して制御信号を発信する。同時に指
定の画像メモリからデータがデータバス105を介して
受けられるように、バスのイネーブル信号ENを対応す
るFIFOバッファへ返す。以上のように、FIFO制
御部110はFIFOバッファ111、112、113
のデータ量を監視しながらデータ量のオーバーフロー、
アンダーフローを制御している。
【0029】その後、FIFOバッファ111から出力
される画像データは、画像合成処理部300へ供給さ
れ、FIFOバッファ112から出力される画像データ
は、背景画像調整部114へ供給され、FIFOバッフ
ァ113から出力される画像データは、挿入画像生成部
200へ供給される。背景画像調整部114では、背景
を成す画像に対して色相・彩度・明度等の調整を行い、
画像合成処理部300へ送る。挿入画像生成部200で
は、上記背景画像調整部114で調整された背景画像に
対して挿入する画像を生成するための信号処理部であ
り、主に選択した画像からトリミングや輪郭調整などの
処理を行い、画像合成処理部300へ送る。なお、挿入
画像生成部200の詳細は後述する。
【0030】画像合成処理部300では、上記背景画像
と上記挿入画像の合成処理や、各種表示モードの表示切
換え、合成画像の画像サイズ調整、文字入力や日付挿入
等のOSD(On Screen Display)処理を行う。なお、
画像合成処理部300の詳細についても後述する。
【0031】画像合成処理部300で処理された画像デ
ータの一部は印刷出力エンジン115へ供給され、印刷
が実行されて合成印刷画像を出力する。また、画像合成
処理部300で処理された画像の一部を符号化復号処理
部103へ供給することにより、合成処理した画像を符
号化し、携帯型画像蓄積メディア101に転送すること
により、新規の画像ファイルとして保存することもでき
る。すなわち、作成した新規画像ファイルに対して、新
たに別の画像を合成することによって、複数画像の合成
が可能となる。さらに、画像合成処理部300で処理さ
れた画像データの一部は表示補償部116にも供給さ
れ、印画紙に印刷される画像品質(色相・彩度・明度)
とモニタに表示される画像品質を視覚的にマッチさせる
ための補正処理を行い、専用カラーモニタ117へ送る
ことにより指定画像の表示を行う。専用カラーモニタ1
17はタッチパネル式であり、画像合成処理した画像を
表示するだけでなく、画像合成処理における途中経過の
モニタリングや画像合成処理の手順をナビゲーションす
るためのメニュー表示を行い、画像合成を容易に行える
ようにする。タッチパネルからのリターン信号RTN
は、挿入画像生成部200やモード選択・設定部500
へフィードバックされる。
【0032】なお、本システム構成において、制御部や
信号処理部で選択あるいは設定されるモード情報は、モ
ード選択・設定部500から供給される。
【0033】次に、本実施例の挿入画像生成部200及
び画像合成処理部300について、図2及び図3を用い
て詳細に説明する。
【0034】図2は本発明の簡易型画像合成印刷装置に
おける挿入画像生成部の構成を示す図である。同図にお
いて、挿入画像生成部200は主に、拡大処理部20
1、トリミング処理部202、トリミング画像データ格
納部203、メモリ制御部208、サイズ調整部20
4、オフセット設定部205、色合い調整部206、輪
郭調整部207で構成される。挿入画像生成部200で
の処理状況は、上記説明のごとく、画像合成処理部30
0及び表示補償部116を介して専用カラーモニタに表
示される。
【0035】まず、拡大処理部201では、挿入画像の
ベースとなる画像データが格納されているFIFOバッ
ファ113からデータを読み出す過程において、指定部
分の画像を拡大することによって、トリミング処理をし
やすくする。拡大処理された画像データは、トリミング
処理部202へ供給し、所望の挿入画像をトリミングす
る。このときのトリミング処理は、タッチパネル式の専
用カラーモニタに示される挿入画像の輪郭をペンでトレ
ースすることによって行われる。トレースすることによ
って、抽出される画像データは、トリミング画像データ
格納部203に格納される。メモリ制御部208は、専
用カラーモニタに表示される画像のトリミング情報を検
知し、対応する画像データをトリミング画像データ格納
部に書き込むための制御と、該抽出したトリミング画像
データを該格納部から読み出すための制御を行ってい
る。
【0036】トリミング処理が完了すると、上記メモリ
制御部208の制御によってトリミング画像データ格納
部から出力される画像データをサイズ調整部204に供
給する。サイズ調整部では、背景画像とのバランスをと
るためのサイズ調整を行う。サイズ調整されると、次に
オフセット設定部205において、背景画像の何処に配
置するかを設定する。また、色合い調整部206で挿入
画像の色合い、すなわち色相、彩度、明度を調整する。
更には、輪郭調整部207において、背景画像と挿入画
像との境界に生ずる視覚的な不自然さを軽減するための
補正を施す。この境界領域に施す補正処理としては、帯
域制限によるぼかし処理や半透明にするブレンディング
処理がある。
【0037】その後、画像合成処理部300に供給さ
れ、背景画像調整部114で調整された背景画像との画
像合成が行われ、表示補償部116を介して、専用カラ
ーモニタ117に表示される。他方、プリントする場合
は、画像合成処理部300で印刷処理された画像データ
(CMYK)を印刷出力エンジン115に供給し、印刷
開始信号を受けることによって、画像の印刷が行われ合
成印刷画像が得られる。
【0038】図3は本発明の簡易型画像合成印刷装置に
おける画像合成処理部の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、画像合成処理部300は、主に合成
部301、表示切換え部302、サイズ設定部303、
OSD部304、印刷処理部305で構成される。
【0039】まず、背景画像調整部114で調整された
背景画像と前記説明の挿入画像生成部200で生成され
た画像データは、合成部301に供給され、モード選択
・設定部105で指定される合成モードにしたがって合
成される。ここでの合成は、背景画像の上に挿入画像を
オーバレイする処理や背景画像と挿入画像を所定の比率
でブレンドする処理などが行われる。合成部301で合
成された画像データは、表示切換え部302へ供給され
る。表示切換え部302では、FIFOバッファ111
の表示一覧、背景画像、合成画像、挿入画像の何れを表
示するかの表示切換えをモード選択・設定部105の表
示モード指定によって行われる。合成部301で生成さ
れた画像が出力される場合は、サイズ設定部303にお
いて、定型の印刷サイズへのサイズ変換が行われる。そ
の他の表示モードが選択された場合、サイズ調整部30
3でのサイズ変換は行われない。
【0040】その後、OSD部304で合成画像に対し
て、文字の挿入や日付の挿入等の処理が必要に応じて行
われる。文字入力は手書きを認識して変換して挿入する
場合と、手書きがそのまま挿入される場合を有する。何
れの場合も、挿入される文字の色が指定できる。更に、
文字入力が手書き認識モードの場合は、変換後の文字フ
ォント指定もできる。
【0041】OSD部304の出力は、印刷処理部30
5へ供給することにより、RGB(赤、緑、青)の画像
データをCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)
の画像データに変換する。この時、印画紙のタイプ、例
えば光沢紙、ファイン紙、光沢フィルムなどの印刷特性
を画像データ変換(RGB→CMYK変換)に反映させ
ることで印刷品質を向上させることができる。他方、O
SD部304で処理された画像データの出力の一部は、
表示補償部116を介して、専用カラーモニタ117に
表示される。また、OSD部304で処理された画像デ
ータの出力の一部は、さらに符号化復号処理部103へ
も供給され、符号化処理が施される。符号化された画像
データは、前記説明のごとく、携帯型画像蓄積メディア
に新たな画像ファイルとして格納し、保存することもで
きる。
【0042】次に、本発明の簡易型画像合成印刷装置の
処理フローについて説明する。図4は本発明の簡易型画
像合成印刷装置における処理フローを示した図である。
また、該簡易型画像合成印刷装置での画像合成処理手順
は、前記説明のタッチパネル(専用カラーモニタ)を操
作することにより画像合成が成されるため、画像合成の
ナビゲーションフローでもある。図5はタッチパネルに
よる簡易型画像合成ナビゲーションの初期画面を示した
図である。同図に示すように、タッチパネル50の画面
は、メニュー51と画像表示エリア52で構成される。
図6はタッチパネルによる画像合成ナビゲーションの途
中経過を示す画面の例を示した図である。基本的にタッ
チパネル50の操作は、メニュー51の中から処理モー
ド(例えば、表示一覧、色合い、画面拡大、トリミン
グ、輪郭調整など)を選択することにより、メニューに
は処理モードとこれに付随する調整パラメータ(例え
ば、処理モードが表示一覧であれば、9分割表示、6分
割表示、4分割表示、2分割表示、スライド表示)が表
示されるので、該調整パラメータの中から所望の調整パ
ラメータを選択すると、画像表示エリア52に表示され
る画像の調整ができる。選択された調整パラメータの調
整が終了すると、再びメニューに戻り、次の処理モード
に移る。以下、図4、図5及び図6を用いて、該簡易型
画像合成印刷装置の処理フローを説明する。
【0043】まず、図4において、画像データが格納さ
れている携帯型画像蓄積メディアを本発明の簡易型画像
合成印刷装置に組み込むことによって、合成処理の開始
401が可能となる。はじめに、初期画面のタッチパネ
ルに表示されるメニュー402の中から、処理モードと
して表示一覧403を指定し、調整パラメータ404と
して9分割表示を選ぶことによって、タッチパネルの画
像表示エリアには画像蓄積メディアに格納されている画
像ファイルの一覧を9分割の画像405で表示する。例
えば、図6に示すように、画像蓄積メディアに格納され
ている画像ファイル(A、B、C,D、E、F、G、
H、I)を9画面ずつ分割して表示する。画像のファイ
ル数が10以上の場合は、NEXT表示70をタッチす
ることにより、次の9ファイルの画像が表示され、BA
CK表示60をタッチすることにより、前9ファイルの
画像が表示される。縮小化される画像サイズは、表示一
覧の画面分割数で決まる。表示された分割画像の中か
ら、背景となる画像(例えば、図6の画像ファイルE)
を選択することにより、画像表示エリア52の全領域に
画像ファイルEの画像が表示される。
【0044】次に、タッチパネルに表示されるメニュー
の中から、処理モードとして色合い407を指定し、調
整パラメータ408として明度を選ぶことによって、タ
ッチパネルの画像表示エリアに表示される背景画像40
9の明度が調整できるようになり、画面を見ながら画像
の明度を調整する。同様にして、色相、彩度についても
調整を行い、背景画像409を形成する。この時、調整
された背景画像409の調整パラメータ(色相・彩度・
明度)408の値は保存されており、後述の画像合成処
理では、色合い調整が施された背景画像409が適用さ
れる。
【0045】その後、再びメニューの中から処理モード
として表示一覧403を指定し、調整パラメータ404
として9分割表示を選ぶことによって、タッチパネルの
画像表示エリアには画像蓄積メディアに格納されている
画像ファイルの一覧が9分割の画像405で表示され
る。背景画像の選択と同様に分割画像405の中から挿
入画像413(例えば、図6の画像ファイルA)を選択
することにより、画像表示エリア52の全領域に画像フ
ァイルAの画像が表示される。
【0046】挿入画像413では、画像の中からターゲ
ットとなる画像エリアをトリミングするため、画面サイ
ズを拡大してトリミングが容易に行えるようにする。そ
こで、メニューの中から処理モードとして画面拡大41
4を指定し、調整パラメータ415の中から拡大率(2
00%、300%、400%等)を指定する。例えば、
拡大率200%を選ぶと、画像表示エリアには画面サイ
ズが2倍に拡大されて挿入画像416が表示される。
【0047】次に、メニューの中から処理モードとして
トリミング417を指定し、調整パラメータとしてペン
トレースを選ぶと、画像表示エリアに表示される挿入画
像419からのトリミングが可能となる。そこで、画像
表示エリアに表示される画像のターゲット領域(輪郭)
をペンでトレースすることでトリミングが行われる。
【0048】次に、画像表示エリアにトリミングした画
像(トリミング画像422)を背景画像409にオーバ
レイさせ、メニューの中から処理モードとして色合い4
20を指定し、調整パラメータ421として彩度を選ぶ
ことにより、トリミング画像の彩度調整ができるように
なる。そこで、背景画像409とのバランスがとれるよ
うに、トリミング画像の彩度調整を行う。同様に、トリ
ミング画像422の色相と明度の調整も行う。次に、メ
ニューの中から処理モードとして画像サイズ423を指
定し、調整パラメータ424として拡大又は縮小を選ぶ
ことにより、背景画像409とのバランスがとれるよう
に、上記トリミング画像425のサイズ調整を行う。ま
た、メニューの中から処理モードとしてオフセット42
6を指定し、調整パラメータ427として水平方向又は
垂直方向を選ぶことにより、背景画像409に対するト
リミング画像の表示位置を調整する。
【0049】なお、トリミング画像の調整は、色合い→
画像サイズ→オフセットの順番で説明をしたが、調整順
はこのフローの順番に拘るものではなく、どれが先であ
っても構わない。
【0050】その後、メニューの中から処理モードとし
て輪郭調整429を指定し、調整パラメータ430とし
てぼかしを選ぶことにより、トリミング画像の輪郭(背
景画像409との境界領域)に対してほかし(フィルタ
処理)を施し、画像合成によって生ずる境界領域の不自
然さを緩和する。なお、輪郭調整の処理ではぼかしだけ
でなく、半透明処理等による調整もある。
【0051】以上の処理により、画像合成の絵柄がほぼ
確定されるので、今度は、メニューの中から処理モード
として合成432を指定し、調整パラメータ433とし
てオーバレイを選ぶことにより、背景画像409とトリ
ミング画像431が合成され、合成画像434として1
ファイルの画像データを形成する。ここでは調整パラメ
ータ433としてオーバレイを選択したが、この他にブ
レンディングによる画像合成もある。
【0052】次に、メニューの中から処理モードとして
印刷サイズ435を指定し、調整パラメータ436とし
てL判(89mm×127mm)サイズを選ぶことにより、
上記処理の合成画像434のサイズを定型サイズ(L判
サイズ)に変換し、新規サイズの合成画像440を形成
する。ここで、画像表示エリアに表示される合成画像の
サイズも定型サイズと同等のサイズで表示される。な
お、定型サイズにはL判サイズの他に、名刺サイズ、E
判サイズ、2E判サイズ、2L判サイズ、パノラマ、ハ
ガキなどがある。
【0053】次に、メニューの中から処理モードとして
OSD438を指定し、調整パラメータ439として日
付挿入を選ぶことによって、上記合成画像437に対し
て日付が挿入された新たな合成画像440が形成され
る。OSDの調整パラメータ439としては、日付挿入
に加え、文字挿入や挿入文字の色やフォントなどがあ
る。
【0054】以上の処理フローにより画像合成が完了す
るが、最後に、該合成画像を印刷する場合は、メニュー
の中から処理モードとして印画紙441を指定し、調整
パラメータ442として光沢紙を選ぶ。その後、印刷開
始444の指定により、画像表示エリアに表示されてい
る合成画像443の印刷が実行される。また、印画紙に
は光沢紙のほかに、光沢フィルムやファイン紙、ハガキ
などがあり、用途に合わせて選択する。
【0055】なお、本実施例では画像合成を行い、該画
像合成の結果を印刷して出力する場合について述べた
が、画像合成を行わずしても、単一の画像ファイルをそ
のまま印刷出力できることは、前記説明の処理フローか
らも明白である。
【0056】背景画像を画像蓄積メディアに格納されて
いる画像ファイルから選択する場合について述べたが、
予め背景となるキャンパスを登録しておき、該登録され
たキャンパスに対して画像合成を施すことも可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、画像蓄積メディアから
画像データを読み出すデータ読出し手段と、画像を印刷
するための印刷手段と、画像を表示するための表示手段
とを備えた画像合成印刷装置に、画像蓄積メディア組み
込むことにより、画像蓄積メディアから直接データを読
み出して画像合成印刷装置が画像合成処理を行うため、
画像編集用ソフトを組み込んだパソコンを用いる必要が
ない。
【0058】また、簡易型画像合成印刷装置に搭載する
カラーモニタが、タッチパネル機能を有する場合は、画
面の画像表示エリアに表示される画像を見ながら、画像
合成処理の途中経過を確認できると共に、画面のメニュ
ーエリアに表示される処理フローのナビゲーションに沿
って表示パネルのタッチ操作を進めて行くことで画像合
成がなされるため、画像合成処理の操作性が高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡易型画像合成印刷装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の簡易型画像合成印刷装置における挿入
画像生成部の構成を示す図である。
【図3】本発明の簡易型画像合成印刷装置における画像
合成処理部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の簡易型画像合成印刷装置における処理
フローを示した図である。
【図5】タッチパネルによる簡易型画像合成ナビゲーシ
ョンの初期画面を示した図である。
【図6】タッチパネルによる画像合成ナビゲーションの
途中経過を示す画面の例を示した図である。
【図7】ディジタルスチルカメラの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】パソコンにおける画像合成方法と印刷機におい
て合成画像を印刷するための構成ブロック図である。
【符号の説明】
101…携帯型画像蓄積メディア、102…携帯型画像
蓄積メディアデータ制御部、103…符号化復号処理
部、104…画像サイズ縮小部、105…データバス、
106,107,108…画像メモリ、109…メモリ
制御部、110…FIFO制御部、111,112,1
13…FIFOバッファ、114…背景画像調整部、1
15…印刷出力エンジン、116…表示補償部、117
…専用カラーモニタ、500…モード選択・設定部、R
EQ…データリクエスト信号、EN…イネーブル信号、
RTN…リターン信号、200…挿入画像生成部、20
1…拡大処理部、202…トリミング処理部、203…
トリミング画像データ格納部、204…サイズ調整部、
205…オフセット設定部、206…色合い調整部、2
07…輪郭調整部、300…画像合成処理部、301…
合成部、302…表示切換え部、303…サイズ設定
部、304…印刷処理部、50…タッチパネル、51…
メニュー表示エリア、52…画像表示エリア、700…
ディジタルスチルカメラ、701…レンズ、702…イ
メージセンサ、703…画像プロセシング、705…シ
ャッター、706…符号化復号処理部、707…メモリ
I/F、709…携帯型フラッシュメモリ、801…パ
ーソナルコンピュータ、802…画像編集用ソフト、8
06…スキャナ、807…画像蓄積メディア、808…
ディスプレイ、809…プリンタ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/262 H04N 5/262 5C053 5/765 101:00 5C076 5/781 5/781 510C 5/91 5/91 H // H04N 101:00 Fターム(参考) 2C087 AA15 AA18 AB01 BA03 BA07 BB05 BC16 BD06 BD09 BD40 CA01 CA02 CB20 5B050 AA09 BA06 BA10 BA15 CA07 DA04 EA09 EA10 EA12 EA19 FA02 FA03 FA08 FA13 FA19 5B057 AA20 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CD05 CE08 CE09 CE17 CG01 5C023 AA02 AA14 AA16 AA18 AA34 AA37 AA38 AA40 BA07 BA11 CA03 CA05 DA04 DA08 5C052 AA11 AA17 AB04 DD02 EE02 EE03 EE08 FA02 FA03 FA04 FB01 FB05 FC08 FD02 FD04 FD07 FD09 FD10 FD13 FE04 5C053 FA04 FA08 FA27 GB36 JA16 KA04 KA24 LA01 LA03 LA04 5C076 AA02 AA13 AA19 AA21 AA26 BA06 CA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り外し可能な携帯型画像蓄積メディア
    に記憶された画像データを読み出す読出し手段と、 該読出し手段により読み出された画像を印刷する印刷手
    段と、 該読出し手段により読み出された画像を表示する表示手
    段と、 該画像蓄積メディアから読み出された第1の画像データ
    に画像処理を施す背景画像調整部と、 該画像蓄積メディアから読み出された第2の復号画像デ
    ータに画像処理を施す挿入画像生成部と、 該背景画像調整部及び該挿入画像生成部によって得た画
    像を合成する画像合成処理部と有し、 該画像合成処理部によって得た合成画像を該印刷手段に
    より印刷すること特徴とする画像合成印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像合成印刷装置にお
    いて、 前記表示手段の画面に触れることにより操作可能なタッ
    チパネル機能を有し、 前記表示手段は、画像合成の処理フローをナビゲーショ
    ンし、タッチ操作可能なメニュー表示エリアと、該メニ
    ュー内容の画像処理に追従した、処理途中経過の画像を
    表示する画像表示エリアを表示することを特徴とする画
    像合成印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像合成印刷装
    置において、 前記背景画像調整部は、前記第1の画像の色相又は彩度
    又は明度の何れか1つの調整機能を有することを特徴と
    する画像合成印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    画像合成印刷装置において、 前記挿入画像生成部は、前記第2の画像の中から所望の
    領域を抽出するトリミング処理部と、該トリミング処理
    部で形成した画像のサイズを調整するサイズ調整部と、
    該トリミング処理部で形成した画像の表示配置を設定す
    るオフセット設定部と、該トリミング処理部で形成した
    画像の色相又は彩度又は明度を調整するための色合い調
    整部と、該トリミング処理部で形成した画像の輪郭部に
    フィルタリングを施す輪郭調整部とを有することを特徴
    とする画像合成印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    画像合成印刷装置において、 前記画像合成処理部は、前記背景画像調整部と前記挿入
    画像生成部によって処理された画像を合成する合成部
    と、該合成部によって形成された合成画像のサイズを所
    定のサイズに変換するサイズ設定部と、該サイズ設定部
    で調整された画像に対してOSD(On Screen Displa
    y)を付加するOSD部と、該OSD部で形成された画
    像が印刷される印画紙のタイプを設定する印刷処理部と
    を有することを特徴とする画像合成印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の画像合成印刷装置にお
    いて、 前記トリミング処理部からの出力画像を記憶するメモリ
    を有し、 前記トリミング処理部におけるトリミングは、前記表示
    手段に表示される第2の画像の画面上をトレースするこ
    とによって行われ、前記トリミングによって形成される
    画像データが該メモリに格納され、該メモリから挿入画
    像の画像データが供給されることを特徴とする画像合成
    印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    画像合成印刷装置において、 前記画像合成処理部によって形成された画像データを符
    号化処理する符号化部を有し、 該符号化処理された画像データを再び該画像蓄積メディ
    ア内に書きこむことにより、新規の画像ファイルとして
    保存することを特徴とする画像合成印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    画像合成印刷装置において、 符号化された画像データを復号する復号部を有し、 前記取り外し可能な携帯型画像蓄積メディアに記憶され
    た画像データは、符号化された画像データであり、前記
    復号部は、符号化された第1の画像データ及び第2の画
    像データを復号し、それぞれ前記背景画像調整部と前記
    挿入画像生成部に供給することを特徴とする画像合成印
    刷装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100919979B1 (ko) * 2002-10-17 2009-10-05 삼성디지털이미징 주식회사 촬영 영상 수정방법 및 장치
JP2013228699A (ja) * 2013-03-19 2013-11-07 Furyu Kk 写真シール作成装置、写真シール作成装置の処理方法、並びにプログラム
JP2018056667A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 株式会社ソルトワークス 画像処理方法及び画像処理プログラム

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