JP5204679B2 - 回路付サスペンション基板 - Google Patents

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Description

本発明は、回路付サスペンション基板、詳しくは、光アシスト法が採用されるハードディスクドライブに用いられる回路付サスペンション基板に関する。
近年、回路付サスペンション基板を、光アシスト法が採用されるハードディスクドライブに用いることが知られている。光アシスト法では、情報の記録時に、発光素子から磁気ディスクに向けて光照射することにより、磁気ディスクを加熱して、その保磁力を低下させた状態で、磁気ヘッドによって記録する記録方式である。光アシスト法は、情報を小さな記録磁界で高密度に記録できることから、近年、開発が進められている。
そのような光アシスト法を採用すべく、例えば、金属支持基板と、金属支持基板の表面(上面)に実装される発光素子およびスライダとを備える回路付サスペンション基板が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の回路付サスペンション基板は、さらに、発光素子と電気的に接続される供給配線の端子部(素子側端子部)と、スライダに搭載される磁気ヘッドと電気的に接続されるヘッド側接続端子部とを備えており、素子側端子部およびヘッド側接続端子部が金属支持基板の同一表面に形成されている。
特開2008−152899号公報
しかるに、特許文献1では、発光素子とスライダとの両方を、金属支持基板の同一表面に実装するので、素子側端子部とヘッド側接続端子部とを、金属支持基板の同一表面に形成している。そのため、素子側端子部とヘッド側接続端子部とを、高い密度で配置しなければならず、それらの間で短絡し易くなるという不具合がある。
一方、短絡を防止しようとすると、素子側端子部とヘッド側接続端子部とを配置するためのスペースを広く確保する必要があるが、そうすると、回路付サスペンション基板を、ハードディスクドライブにコンパクトに実装できないという不具合がある。
また、発光素子およびスライダも、金属支持基板の同一表面に実装しているので、レイアウトの設計上の制限を受けるという不具合がある。
本発明の目的は、各端子の配置密度を低く抑えることができながら、コンパクト化が図られ、光アシスト法が採用される、回路付サスペンション基板を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の回路付サスペンション基板は、導体パターンを備える回路付サスペンション基板であって、基板本体部と、前記基板本体部から連続して形成され、前記基板本体部に対して前記基板本体部の裏面と対向するように、折り返された補助部と、回路付サスペンション基板において、前記基板本体部と前記補助部との対向方向の前記基板本体部側に配置され、前記導体パターンと電気的に接続される磁気ヘッドを搭載するスライダと、回路付サスペンション基板において、前記基板本体部と前記補助部との対向方向の前記補助部側に配置され、前記導体パターンと電気的に接続される発光素子とを備え、前記導体パターンは、外部回路に電気的に接続される第1端子と、前記磁気ヘッドに電気的に接続される第2端子とを備える第1導体パターンと、外部回路に電気的に接続される第3端子と、前記発光素子に電気的に接続される第4端子とを備える第2導体パターンとを備え、前記第1導体パターンにおいて、前記第1端子および前記第2端子は、ともに前記基板本体部に配置されており、前記第2導体パターンにおいて、前記第3端子は前記基板本体部または前記補助部に配置され、前記第4端子は前記補助部に配置されており、前記基板本体部の裏面には、本体部側嵌合部が形成され、前記補助部の裏面には、補助部側嵌合部が形成され、前記本体部側嵌合部および前記補助部側嵌合部のいずれか一方が凸部として形成され、他方が凹部として形成されており、前記本体部側嵌合部と前記補助部側嵌合部とが嵌合し、前記補助部が前記基板本体部に対して固定されていることを特徴としている。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記補助部側嵌合部は、前記補助部の周端部に沿って配置される第1補助部側嵌合部と、前記第1補助部側嵌合部に囲まれるように配置される第2補助部側嵌合部とを備え、前記本体部側嵌合部は、前記第1補助部側嵌合部に対向する第1本体部側嵌合部と、前記第2補助部側嵌合部に対向する第2本体部側嵌合部とを備えていることが好適である。
また、本発明の回路付サスペンション基板は、金属支持基板と、前記金属支持基板の表面に形成されるベース絶縁層とを備え、前記導体パターンは、前記ベース絶縁層の表面に形成されており、前記凸部は、前記金属支持基板からなり、前記凹部は、前記金属支持基板に形成されていることが好適である。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記スライダと前記発光素子とは、厚み方向において対向配置されていることが好適である。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記スライダは、光導波路を備え、前記発光素子は、前記光導波路と厚み方向において対向するように、前記スライダの裏面に配置されており、前記基板本体部および前記補助部には、前記発光素子が挿通されるように、それらの厚み方向を貫通する開口部が形成されていることが好適である。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記基板本体部には、さらに、接着剤が充填される接着剤充填孔が形成されており、前記基板本体部と前期補助部とは、前記接着剤により接合されていることが好適である。
本発明の回路付サスペンション基板では、第1端子と第2端子と第3端子とが、いずれも基板本体部に配置され、第4端子が補助部に配置されるか、あるいは、第1端子と第2端子とが、ともに基板本体部に配置され、第3端子と第4端子とが、ともに補助部に配置される。
つまり、第4端子は、第1端子、第2端子および第3端子が配置される基板本体部とは別の補助部に配置されている。あるいは、第3端子および第4端子は、第1端子および第2端子が配置される基板本体部とは別の補助部に配置されている。
そのため、各端子を、基板本体部と補助部とに、別々に低い配置密度で形成でき、これにより、それらの短絡を防止することができる。その結果、導体パターンの接続信頼性の向上を図ることができる。
しかも、本発明の回路付サスペンション基板では、補助部が、基板本体部の裏面と対向するように折り返されている。そのため、回路付サスペンション基板のハードディスクドライブに対するコンパクトな実装を図ることができる。
さらに、この回路付サスペンション基板では、スライダと発光素子とが、基板本体部と補助部との対向方向の両側に、それぞれ配置されている。
そのため、磁気ヘッドを、基板本体部側において、レイアウトの設計上の自由が高められた第2端子に電気的に接続し、発光素子を、補助部側において、レイアウトの設計上の自由が高められた第4端子に電気的に接続することにより、スライダおよび発光素子のレイアウトの設計上の自由を高めることができる。
また、この回路付サスペンション基板では、基板本体部の裏面に形成される本体部側嵌合部と、補助部の裏面に形成される補助部側嵌合部とが嵌合し、補助部が基板本体部に対して固定されている。
そのため、この回路付サスペンション基板によれば、簡易な構成により、基板本体部と補助部との折返姿勢を安定させることができる。
本発明の回路付サスペンション基板の一実施形態の折返工程前の平面図を示す。 図1に示す回路付サスペンション基板の金属支持基板の要部概略図を示す。 図1に示す回路付サスペンション基板のA−A線に沿う断面図を示す。 図2に示す回路付サスペンション基板の製造方法を説明するための工程図であって、(a)は、金属支持基板を用意する工程、(b)は、ベース絶縁層を形成する工程、(c)は、導体パターンを形成する工程、(d)は、カバー絶縁層を形成する工程、(e)は、スリット部、本体側挿通開口部、補助側挿通開口部、本体部側嵌合部、接着剤充填孔および補助部側嵌合部を形成する工程を示す。 図1の回路付サスペンション基板の折返工程後の平面図を示す。 図5の回路付サスペンション基板の底面図を示す。 図5の回路付サスペンション基板のB−B線に沿う断面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態の折返工程前の平面図を示す。 図8に示す回路付サスペンション基板の金属支持基板の要部概略図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態の折返工程前の平面図を示す。 図10に示す回路付サスペンション基板の金属支持基板の要部概略図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態の折返工程前の金属支持基板の要部概略図を示す。
図1は、本発明の回路付サスペンション基板の一実施形態の折返工程(後述)前の平面図、図2は、図1に示す回路付サスペンション基板の金属支持基板の要部概略図、図3は、図1に示す回路付サスペンション基板のA−A線に沿う断面図、図4は、図3に示す回路付サスペンション基板の製造方法を説明するための工程図を示す。また、図5〜図7は、図1の回路付サスペンション基板の折返工程後を示し、図5は平面図、図6は底面図、図7は図5のB−B線に沿う断面図を示す。
なお、図1、図5および図6において、後述するベース絶縁層12およびカバー絶縁層14は、後述する導体パターン7の相対配置を明確に示すために省略している。
この回路付サスペンション基板1は、図1が参照されるように、後述する補助部30が折り返され、後述する磁気ヘッド38を搭載するスライダ39および発光素子40を実装して、光アシスト法を採用するハードディスクドライブに用いられる。
まず、補助部30が折り返される前の回路付サスペンション基板1について、図1〜図3を参照して、詳述する。
この回路付サスペンション基板1では、金属支持基板11に、導体パターン7が支持されている。
金属支持基板11は、長手方向に延びる平帯状に形成されており、基板本体部20と補助部30とを一体的に備えている。
基板本体部20は、長手方向に延びる平帯状に形成されており、長手方向他方側(以下、後側という。)に配置される配線部2と、配線部2の長手方向一方側(以下、先側という。)に配置される実装部3とを一体的に備えている。
配線部2は、長手方向に延びる平面視略矩形状に形成されている。この配線部2は、裏面(下面)が図示しないロードビームに搭載される領域として、基板本体部20において区画されている。
実装部3は、配線部2がロードビームに実装されたときに、ロードビームに搭載されることなく、次に説明する補助部30とともに、ロードビームから露出する領域として、基板本体部20において区画されている。具体的には、実装部3は、基板本体部20における、スライダ39(に搭載される磁気ヘッド38)が実装される長手方向一端部(先端部)として形成されている。
詳しくは、実装部3は、配線部2の先端から連続して形成されており、配線部2に対して幅方向(長手方向に直交する方向)両外側に膨出する平面視略矩形状に形成されている。
また、実装部3には、平面視において先側に向かって開く略U字状のスリット部4が形成されている。また、実装部3は、スリット部4に幅方向において挟まれるジンバル部5と、スリット部4の幅方向両外側に配置されるアウトリガー部8と、ジンバル部5およびアウトリガー部8の先側に配置される配線折返部6とに区画されている。
ジンバル部5は、スライダ39(図7参照)に動作の自由度を付与する部分であり、実装部3の幅方向中央および先後方向中央に配置され、平面視略矩形状に形成されている。また、ジンバル部5は、スライダ実装領域43とヘッド側端子形成部45とに区画されている。
スライダ実装領域43は、その表面(上面)に、スライダ39(磁気ヘッド38を搭載するスライダ39)を実装するための領域であって、ジンバル部5の幅方向中央に配置され、幅方向に長い平面視略矩形状に区画されている。
また、スライダ実装領域43には、回路付サスペンション基板1の厚み方向(図7
が参照されるように、補助部30が折り返された後には、基板本体部20と補助部30との厚み方向)を貫通する本体側挿通開口部9が形成されている。
本体側挿通開口部9は、平面視において、スライダ39(図7参照)より小さく、かつ、発光素子40より大きく開口されており、幅方向に長い平面視略矩形状に形成されている。より具体的には、本体側挿通開口部9は、スライダ実装領域43の長手方向中央および幅方向中央に形成される。
なお、本体側挿通開口部9は、補助部30が折り返されるときには、後述する補助側挿通開口部10とともに、開口部としての挿通開口部29を形成する。図7が参照されるように、挿通開口部29には、発光素子40が挿通される。
ヘッド側端子形成部45は、その表面(上面)に、ヘッド側端子16が形成される領域であって、スライダ実装領域43の先側に配置されている。ヘッド側端子形成部45は、幅方向に延びるように区画されている。
配線折返部6は、幅方向に長い平面視略矩形状に区画されている。また、配線折返部6の先側には、その幅方向中央が、先側に向かってやや膨出する膨出部27が設けられている。
膨出部27は、ジンバル部5の幅(幅方向長さ)よりやや幅狭または同幅の平面視略矩形状に形成されており、後述する電源配線21が通過する領域として区画されている。
また、基板本体部20には、その裏面(下側)において、本体部側嵌合部52が形成されている。
本体部側嵌合部52は、第1本体部側嵌合部53と第2補助部側嵌合部54とを備えている。
第1本体部側嵌合部53は、補助部30が折り返されたときに、後述する第1補助部側嵌合部58と対向し、後述する第1補助部側嵌合部58に嵌合する凹部として形成されている。つまり、第1本体部側嵌合部53は、平面視において、後述する第1補助部側嵌合部58と、後述する折曲部18を中心とする略線対称形状となるように形成されている。
第1本体部側嵌合部53は、具体的には、膨出部27の先端縁に沿って幅方向に延びる前溝と、ジンバリ部5においてスライダ実装領域43の後方に前溝と平行して延びる後溝と、前溝の幅方向両端部と後溝の幅方向両端部とを、膨出部27、配線折返部6およびジンバル部5を通過して連結する1対の側溝とが、一体的に形成される平面視略矩形枠状に形成されている。
第2本体部側嵌合部54は、後述する第2補助部側嵌合部59に対向し、後述する第2補助部側嵌合部59に嵌合する凹部として形成されている。つまり、第2本体部側嵌合部54は、平面視において、後述する第2補助部側嵌合部59と、後述する折曲部18を中心とする略線対称形状となるように形成されている。
第2本体部側嵌合部54は、具体的には、第1本体部側嵌合部53に囲まれる内部であって、配線折返部6において、ヘッド側端子形成部45の先側に隣接配置され、幅方向に長い平面視略矩形状に形成されている。
なお、第1本体部側嵌合部53および第2補助部側嵌合部54は、金属支持基板11に形成されている。
より具体的には、第1本体部側嵌合部53および第2補助部側嵌合部54は、後述するベース絶縁層12の底面が露出するように、基板本体部20の裏面の金属支持基板11を厚み方向に貫通する開口部として、形成されている。
つまり、第1本体部側嵌合部53および第2補助部側嵌合部54は、金属支持基板11における上記開口部の側端面と、ベース絶縁層12の底面とから区画されている。
また、基板本体部20の裏面には、後述する接着剤60を充填するための接着剤充填孔55が形成されている。
接着剤充填孔55は、膨出部27と配線折返部6との境界であって、第2本体部側嵌合部54の先側において、幅方向に間隔を隔てて2つ形成されている。接着剤充填孔55は、後述するベース絶縁層12の底面が露出するように、基板本体部20の裏面の金属支持基板11を厚み方向に貫通する丸孔として、形成されている。
補助部30は、基板本体部20から連続して形成されている。具体的には、補助部30は、配線折返部6の膨出部27の先端から先側に向かって延びるように形成されている。詳しくは、補助部30は、膨出部27と略同幅の平面視略矩形状に形成されている。
また、補助部30には、素子側端子形成部46と補助側開口形成部36とが区画されている。
素子側端子形成部46は、表面(上側。図7が参照されるように、補助部30が折り返されるときには、裏面(下面)。)に、後述する素子側端子22が形成されている領域であって、補助部30の長手方向中央に区画されている。
また、素子側端子形成部46は、ヘッド側端子形成部45と先側に間隔を隔てて対向配置されている。なお、素子側端子形成部46は、図7が参照されるように、補助部30が折り返されるときに、厚み方向において、ヘッド側端子形成部45と対向配置される。
補助側開口形成部36は、補助部30において、素子側端子形成部46の先側に区画される領域であって、補助部30の厚み方向を貫通する補助側挿通開口部10が形成されている。
補助側挿通開口部10は、平面視において、幅方向に長い平面視略矩形状に形成されており、本体側挿通開口部9と先側に間隔を隔てて対向配置されている。具体的には、補助側挿通開口部10は、上記した本体側挿通開口部9と、後述する折曲部18を中心とする線対称形状に形成されている。
また、補助部30には、その裏面(下側。図7が参照されるように、補助部30が折り返されるときには、表面(上側)。以下同様。)において、補助部側嵌合部57が形成されている。
補助部側嵌合部57は、第1補助部側嵌合部58と第2補助部側嵌合部59と備えている。
第1補助部側嵌合部58は、第1本体部側嵌合部53と対向して、第1本体部側嵌合部53に嵌合する凸部として形成されている。
第1補助部側嵌合部58は、具体的には、補助部30の周端縁に沿う平面視略矩形枠状に形成されている。
第2補助部側嵌合部59は、第2本体部側嵌合部54と対向して、第2本体部側嵌合部54に嵌合する凸部として形成されている。第2補助部側嵌合部59は、平面視において、第2本体部側嵌合部54と、後述する折曲部18を中心とする略線対称形状となるように形成されている。
第2補助部側嵌合部59は、具体的には、第1補助部側嵌合部58に囲まれる内部であって、素子側端子形成部46において、後述する素子側端子22の後側に隣接配置され、幅方向に長い平面視略矩形状に形成されている。
なお、補助部側嵌合部57は、金属支持基板11から形成されている。
より具体的には、補助部側嵌合部57は、補助部側嵌合部57に対応するパターンで、補助部30の裏面(下側)に残存して、ベース絶縁層12の裏面から下方へ向かって突出する金属支持基板11によって、形成されている。
また、この回路付サスペンション基板1において、基板本体部20の膨出部27と補助部30と境界には、仮想線で示す折曲部18が設けられている。
折曲部18は、幅方向に沿って延びる直線状に形成されており、また、その幅方向両端部には、切欠部28が形成されている。切欠部28は、基板本体部20と補助部30の幅方向両端部が、幅方向内側に向かって平面視略三角形状に切り欠かれることにより、形成されている。
これにより、折曲部18は、基板本体部20(膨出部27)と補助部30との間の脆弱部分として形成されるので、補助部30は、折曲部18の表面(裏面)が山(谷)となるように、基板本体部20に対して折返し可能とされている。
また、折曲部18は、上記した形状の切欠部28によって、折曲部18の位置を明瞭に示すことができ、そのため、折返工程(後述)を容易かつ確実に実施することができる。
導体パターン7は、図1および図3に示すように、第1導体パターン13と、第2導体パターン19とを備えている。
第1導体パターン13は、金属支持基板11の表面に形成されており、第1端子としての外部側端子17と、第2端子としてのヘッド側端子16と、これら外部側端子17およびヘッド側端子16を接続するための信号配線15とを一体的に備えている。
各信号配線15は、基板本体部20にわたって、長手方向に沿って複数(6本)設けられ、幅方向において互いに間隔を隔てて並列配置されている。
複数の信号配線15は、第1信号配線15a、第2信号配線15b、第3信号配線15c、第4信号配線15d、第5信号配線15eおよび第6信号配線15fから形成されている。これら第1信号配線15a、第2信号配線15b、第3信号配線15c、第4信号配線15d、第5信号配線15eおよび第6信号配線15fは、幅方向一方側から幅方向他方側に向かって、順次配置されている。
また、実装部3において、第1信号配線15a、第2信号配線15bおよび第3信号配線15c(一方側信号配線15g)は、幅方向一方側のアウトリガー部8にわたって配置され、それに沿うように形成されている。また、第4信号配線15d、第5信号配線15eおよび第6信号配線15f(他方側信号配線15h)は、幅方向他方側のアウトリガー部8にわたって配置され、それに沿うように配置されている。
また、第1信号配線15a、第2信号配線15b、第3信号配線15c、第4信号配線15d、第5信号配線15eおよび第6信号配線15fは、配線折返部6において、折り返され、ヘッド側端子形成部45に至るように配置されている。具体的には、各信号配線15は、アウトリガー部8の先端から配線折返部6の幅方向両外側部に至って屈曲した後、配線折返部6において、幅方向内側に向かって延び、その後、さらに後側に折り返され、配線折返部6の後端から後側に向かって延び、ヘッド側端子形成部45のヘッド側端子16の先端部に至るように配置されている。
また、信号配線15において、最外側の第1信号配線15aおよび第6信号配線15fは、金属支持基板11の外端縁と、後述する電源配線21が形成される間隔を隔てて形成されている。
外部側端子17は、配線部2の表面の後端部に配置され、各信号配線15の後端部がそれぞれ接続されるように、複数(6つ)設けられている。また、この外部側端子17は、幅方向に互いに間隔を隔てて配置されている。また、外部側端子17は、第1信号配線15a、第2信号配線15b、第3信号配線15c、第4信号配線15d、第5信号配線15eおよび第6信号配線15fに対応して接続される、第1外部側端子17a、第2外部側端子17b、第3外部側端子17c、第4外部側端子17d、第5外部側端子17eおよび第6外部側端子17fが、幅方向一方側から幅方向他方側に向かって順次配置されている。
外部側端子17には、図7の仮想線で示すように、外部回路としての外部回路基板35が電気的に接続される。なお、外部回路基板35として、例えば、フレキシブル配線回路基板などが用いられる。
ヘッド側端子16は、実装部3の表面に配置され、より具体的には、ジンバル部5のヘッド側端子形成部45に配置されている。ヘッド側端子16は、各信号配線15の先端部がそれぞれ接続されるように、複数(6つ)設けられている。
より具体的には、ヘッド側端子16は、ヘッド側端子形成部45の後端縁(スライダ実装領域43の先端縁)に沿うように、幅方向において互いに間隔を隔てて配置されている。
複数のヘッド側端子16は、第1ヘッド側端子16a、第2ヘッド側端子16b、第3ヘッド側端子16c、第4ヘッド側端子16d、第5ヘッド側端子16eおよび第6ヘッド側端子16fから形成されている。また、ヘッド側端子16は、第3信号配線15c、第2信号配線15bおよび第1信号配線15a(一方側信号配線15g)に対応して接続される、第3ヘッド側端子16c、第2ヘッド側端子16bおよび第1ヘッド側端子16a(一方側ヘッド側端子16g)と、第6信号配線15f、第5信号配線15eおよび第4信号配線15d(他方側信号配線15h)に対応して接続される、第6ヘッド側端子16f、第5ヘッド側端子16eおよび第4ヘッド側端子16d(他方側ヘッド側端子16h)とが、幅方向一方側から幅方向他方側に向かって順次配置されている。
ヘッド側端子16には、磁気ヘッド38がはんだボール41(図7参照)を介して電気的に接続される。
第1導体パターン13では、外部回路基板35から伝達される書き込み用信号を、外部側端子17、信号配線15およびヘッド側端子16を介して、スライダ39の磁気ヘッド38に入力するとともに、磁気ヘッド38で読み取った読み込み用信号を、ヘッド側端子16、信号配線15および外部側端子17を介して、外部回路基板35に入力する。
第2導体パターン19は、金属支持基板11の表面に形成されており、第3端子としての供給側端子23と、第4端子としての素子側端子22と、これら供給側端子23および素子側端子22を接続するための電源配線21とを一体的に備えている。
電源配線21は、基板本体部20および補助部30の両方にわたって、長手方向に沿って複数(2本)設けられ、幅方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
複数の電源配線21は、第1電源配線21aおよび第2電源配線21bから形成されている。第1電源配線21aは、幅方向一方側に配置され、第2電源配線21bは、幅方向他方側に配置されている。
また、基板本体部20において、第1電源配線21aおよび第2電源配線21bは、幅方向において信号配線15が形成される間隔を隔てて配置されている。つまり、基板本体部20において、第1電源配線21aは、第1信号配線15aの幅方向一方側(外側)に配置されている。また、基板本体部20において、第2電源配線21bは、第6信号配線15fの幅方向他方側(外側)に配置されている。
より具体的には、第1電源配線21aは、アウトリガー部8において、第1信号配線15aの幅方向一方側に間隔を隔てて配置され、配線折返部6において、第1信号配線15aの先側に間隔を隔てて配置されている。また、第2電源配線21bは、アウトリガー部8において、第6信号配線15fの幅方向他方側に間隔を隔てて配置され、配線折返部6において、第6信号配線15fの先側に間隔を隔てて配置されている。
詳しくは、第1電源配線21aは、アウトリガー部8において、第1信号配線15aに沿って延び、配線折返部6に至り、幅方向他方側(内側)に屈曲した後、配線折返部6において、幅方向他方側(内側)に向かって延び、配線折返部6において、先側に屈曲した後、膨出部27および折曲部18を順次通過して、補助部30の素子側端子形成部46に至るように配置されている。
第2電源配線21bは、アウトリガー部8において、第6信号配線15fに沿って延び、配線折返部6に至り、幅方向一方側(内側)に屈曲した後、配線折返部6において、幅方向一方側(内側)に向かって延び、配線折返部6において、先側に屈曲した後、膨出部27および折曲部18を順次通過して、補助部30の素子側端子形成部46に至るように配置されている。
供給側端子23は、配線部2の表面の後端部に配置され、各電源配線21の後端部がそれぞれ接続されるように、複数(2つ)設けられている。供給側端子23は、第1電源配線21aおよび第2電源配線21bに対応して接続される、第1供給側端子23aおよび第2供給側端子23bから形成されている。第1供給側端子23aは、幅方向一方側に配置され、第2供給側端子23bは、幅方向他方側に配置されている。
また、第1供給側端子23aと第2供給側端子23bとは、幅方向において外部側端子17が形成される間隔を隔てて配置されている。
また、供給側端子23は、幅方向に投影したときに、外部側端子17と同一位置に配置されるように形成されている。供給側端子23には、外部回路としての電源(図示せず)が電気的に接続される。
素子側端子22は、補助部30の表面に配置され、より具体的には、素子側端子形成部46に配置されている。素子側端子22は、各電源配線21の先端部がそれぞれ接続されるように、複数(2つ)設けられている。
また、素子側端子22は、素子側端子形成部46の先端縁(補助側挿通開口部10の後端縁)に沿うように、幅方向において互いに間隔を隔てて配置されている。また、素子側端子22は、第1電源配線21aおよび第2電源配線21bに対応してそれぞれ接続される、第1素子側端子22aおよび第2素子側端子22bからそれぞれ形成されている。第1素子側端子22aは、幅方向一方側に配置され、第2素子側端子22bは、幅方向他方側に配置されている。
また、素子側端子22は、ヘッド側端子16と先側に間隔を隔てて対向配置されている。なお、素子側端子22は、図7が参照されるように、補助部30が折り返された場合、厚み方向に投影したときに、ヘッド側端子16に対して、やや後側に位置している。
素子側端子22には、図7に示すように、発光素子40の裏側部(下端部)の端子が、ワイヤ37を介して電気的に接続される。
第2導体パターン19では、電源から供給される電気エネルギーを、供給側端子23、電源配線21および素子側端子22を介して、発光素子40に供給することにより、発光素子40から高エネルギーの光を出射させる。
そして、この回路付サスペンション基板1は、図3に示すように、金属支持基板11と、金属支持基板11の表面に形成されるベース絶縁層12と、ベース絶縁層12の表面に形成される導体パターン7と、ベース絶縁層12の表面に、導体パターン7を被覆するように形成されるカバー絶縁層14とを備えている。
金属支持基板11は、例えば、ステンレス、42アロイ、アルミニウム、銅−ベリリウム、りん青銅などの金属材料から形成されている。好ましくは、ステンレスから形成されている。金属支持基板11の厚みは、例えば、15〜50μm、好ましくは、20〜30μmである。
ベース絶縁層12は、導体パターン7が形成される部分と、第1本体部側嵌合部53の周辺およびその内部(本体側挿通開口部9を形成する部分を除く)と、第1補助部側嵌合部58およびその内部(補助側挿通開口部10を形成する部分を除く)とに対応するように形成されている。
ベース絶縁層12は、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂などの絶縁材料から形成されている。好ましくは、ポリイミド樹脂から形成されている。
ベース絶縁層12の厚みは、例えば、1〜35μm、好ましくは、8〜15μmである。
導体パターン7は、例えば、銅、ニッケル、金、はんだ、またはそれらの合金などの導体材料などから形成されている。好ましくは、銅から形成されている。
導体パターン7の厚みは、例えば、3〜50μm、好ましくは、5〜20μmである。
各信号配線15および各電源配線21の幅は、例えば、10〜200μm、好ましくは、20〜100μmである。各信号配線15間の間隔は、例えば、10〜1000μm、好ましくは、20〜100μmである。また、各電源配線21間の間隔は、例えば、50〜10000μm、好ましくは、100〜1000μmである。
また、各外部側端子17、各ヘッド側端子16、各供給側端子23および各素子側端子22の幅は、例えば、20〜1000μm、好ましくは、30〜800μmである。また、各外部側端子17間の間隔と、各ヘッド側端子16間の間隔と、各素子側端子22間の間隔とは、例えば、20〜1000μm、好ましくは、30〜800μmであり、各供給側端子23間の間隔は、例えば、50〜10000μm、好ましくは、100〜1000μmである。
カバー絶縁層14は、導体パターン7が形成される部分に対応するように配置されている。具体的には、カバー絶縁層14は、第1導体パターン13に対応して、外部側端子17およびヘッド側端子16を露出し、信号配線15を被覆するパターンで形成されている。また、カバー絶縁層14は、第2導体パターン19に対応して、供給側端子23(図3において図示せず)および素子側端子22を露出し、電源配線21を被覆するパターンで形成されている。
カバー絶縁層14は、上記したベース絶縁層12の絶縁材料と同様の絶縁材料から形成されている。カバー絶縁層14の厚みは、例えば、1〜40μm、好ましくは、1〜10μmである。
次に、この回路付サスペンション基板1の製造方法について、図4を参照して説明する
この方法では、まず、図4(a)に示すように、金属支持基板11を用意する。
次いで、図4(b)に示すように、金属支持基板11の表面に、感光性の絶縁材料のワニスを塗布して乾燥させた後、露光および現像して、加熱硬化することによりベース絶縁層12を上記したパターンで形成する。
次いで、図4(c)に示すように、ベース絶縁層12の表面に、導体パターン7を、アディティブ法またはサブトラクティブ法などにより形成する。
次いで、図4(d)に示すように、ベース絶縁層12の表面に、導体パターン7を被覆するように、感光性の絶縁材料のワニスを塗布して乾燥させた後、露光および現像して、加熱硬化することによりカバー絶縁層14を上記したパターンで形成する。
次いで、図4(e)に示すように、金属支持基板11に、スリット部4、本体側挿通開口部9、補助側挿通開口部10、本体部側嵌合部52(すなわち、第1本体部側嵌合部53および第2本体部側嵌合部54)および接着剤充填孔55を形成するとともに、金属支持基板11から、補助部側嵌合部57(すなわち、第1補助部側嵌合部58および第2補助部側嵌合部59)を形成する。スリット部4、本体側挿通開口部9、補助側挿通開口部10、本体部側嵌合部52(すなわち、第1本体部側嵌合部53および第2本体部側嵌合部54)、接着剤充填孔55および補助部側嵌合部57(すなわち、第1補助部側嵌合部58および第2補助部側嵌合部59)は、例えば、ドライエッチング(例えば、レーザ加工)やウェットエッチング(例えば、化学エッチング)などのエッチング法、例えば、ドリル穿孔などにより、形成する。好ましくは、ウェットエッチングにより形成する。
具体的には、本体部側嵌合部52(すなわち、第1本体部側嵌合部53および第2本体部側嵌合部54)および接着剤充填孔55は、上記の方法により、本体部側嵌合部52および接着剤充填孔55に対応するパターンで基板本体部20の裏面の金属支持基板11を厚み方向に貫通し、ベース絶縁層12の底面が露出するように下方に向かって開口することによって、凹部として形成する。
また、補助部側嵌合部57(すなわち、第1補助部側嵌合部58および第2補助部側嵌合部59)は、上記の方法により、補助部側嵌合部57に対応するパターンで補助部30の裏面(下側)の金属支持基板11が残存するように、補助部30における他の部分を除去することにより、凸部として形成する。
また、これと同時に、金属支持基板11を外形加工して、基板本体部20および補助部30を一体的に備える回路付サスペンション基板1を得る。なお、金属支持基板11の外形加工では、切欠部28を形成する。
本体部側嵌合部52を金属支持層11に形成するとともに、補助部側嵌合部57を金属支持基板11から形成すれば、後述する折返工程において、本体部側嵌合部52と補助部側嵌合部57とを嵌合させたときに、基板本体部20の金属支持基板11と、補助部30の金属支持基板11とを、同一平面上に配置することができる。
すなわち、基板本体部20の金属支持基板11と、補助部30の金属支持基板11とが、回路付サスペンション基板1の幅方向から投影した時に重複する。そのため、回路付サスペンション基板1の薄層化を図ることができる。
その後、図5〜図7に示すように、回路付サスペンション基板1の補助部30を、基板本体部20に対して、基板本体部20の裏面と対向するように折り返す(折返工程)。
具体的には、折返工程では、まず、接着剤充填孔55に接着剤60を充填する。接着剤60は、公知の接着剤でよく、印刷法などにより接着剤充填孔55に充填する。次いで、補助部30の裏面と基板本体部20の裏面とが、厚み方向に隣接配置されるように、補助部30を基板本体部20に対して折り返す。
また、折返工程では、折曲部18の表面(裏面)が山(谷)となるように、補助部30を折り返す。
さらに、折返工程において、折り返される補助部30の裏面に形成された補助部側嵌合部57(すなわち、第1補助部側嵌合部58および第2補助部側嵌合部59)を、基板本体部20の裏面に形成された本体部側嵌合部52(すなわち、第1本体部側嵌合部53および第2本体部側嵌合部54)に、それぞれ下側から上側に向かって挿入し、それらを嵌合させ、補助部30を基板本体部20に対して固定する。
本体部側嵌合部52と補助部側嵌合部57とを嵌合させ、補助部30を基板本体部20に対して固定すれば、簡易な構成により、基板本体部20と補助部30との折返姿勢を安定させることができる。
具体的には、第1本体部側嵌合部53と第1補助部側嵌合部58とを嵌合させることにより、補助部30を金属支持基板11に対して、しっかりと位置決めすることができる。また、第2本体部側嵌合部54と第2補助部側嵌合部59とを嵌合させることにより、基板本体部20と補助部30とをしっかりと固定することができる。
そうすると、本体側挿通開口部9と補助側挿通開口部10とが、厚み方向において重複し、それらの内周面が平面視において同一位置となる。これによって、基板本体部20と補助部30とには、基板本体部20と補助部30との厚み方向を貫通する開口部としての挿通開口部29が形成される。
また、この折り返しにより、厚み方向に互いに対向する基板本体部20のベース絶縁層12の裏面(折返工程後における下側。)と、補助部30のベース絶縁層12の裏面(折返工程後における上側。)とが、接着剤60により接合される(接合工程)。
これにより、基板本体部20と補助部30との折返姿勢を、簡易な方法で、より一層確実に維持することができる。
その後、基板本体部20(回路付サスペンション基板1の表側)において、スライダ実装領域43に、発光素子40が裏面に実装されたスライダ39を、接着剤42を介して、発光素子40が挿通開口部29に挿通されるように、搭載する。詳しくは、スライダ39を、スライダ実装領域43において、挿通開口部29(本体側挿通開口部9)の周りに設けられる接着剤42を介して、挿通開口部29を上方から被覆するように、実装する。すると、発光素子40が挿通開口部29に挿通される。
これによって、搭載されたスライダ39は、回路付サスペンション基板1において、厚み方向(基板本体部20と補助部30との対向方向)の基板本体部20側に配置される。
また、スライダ39に実装されている発光素子40は、回路付サスペンション基板1の厚み方向(基板本体部20と補助部30との対向方向)の補助部30側に配置される。
なお、スライダ39は、回路付サスペンション基板1がハードディスクドライブに用いられるときに、磁気ディスク32(図7の仮想線参照)に対して、相対的に走行しながら、微小間隔を隔てて浮上するように、スライダ実装領域43に配置される。また、このスライダ39には、図7に示すように、磁気ヘッド38と、光導波路31と、近接場光発生部材34とが搭載されている。
磁気ヘッド38は、スライダ39の表面に搭載されており、図7の仮想線で示す磁気ディスク32に対向し、磁気ディスク32に対して、読み取りおよび書き込みできるように設けられている。
光導波路31は、次に説明する発光素子40から出射される光を近接場光発生部材34に入射させるために設けられ、厚み方向に沿って延びるように形成されている。また、光導波路31の上端には、近接場光発生部材34が設けられている。
近接場光発生部材34は、光導波路31から入射される光から近接場光を発生させ、この近接場光を磁気ディスク32に照射して、磁気ディスク32の微小な領域を加熱するために設けられている。なお、近接場光発生部材34は、金属散乱体や開口などからなり、例えば、特開2007−280572号公報、特開2007−052918号公報、特開2007−207349号公報、特開2008−130106号公報などに記載される、公知の近接場光発生装置が採用される。
発光素子40は、光導波路31に光を入射させるための光源であって、例えば、電気エネルギーを光エネルギーに変換して、高エネルギーの光を出射口から出射する光源である。
発光素子40は、金属支持基板11の挿通開口部29に挿通されるように、スライダ39の裏面に搭載される。また、発光素子40は、その出射口が光導波路31に対向するように、スライダ39に搭載されている。
また、発光素子40は、その厚みが、金属支持基板11の厚みに比べて、厚く形成されており、そのため、発光素子40の下端部(裏面側端部)が、金属支持基板11の裏面に対してさらに裏側に向かって突出している。
その後、磁気ヘッド38を、はんだボール41を介してヘッド側端子16と電気的に接続させるとともに、仮想線で示す外部回路基板35を外部側端子17と接続させる。続いて、補助部30(回路付サスペンション基板1の裏側)において、発光素子40を、ワイヤ37を介して、素子側端子22と電気的に接続する。また、基板本体部20において、電源(図示せず)を供給側端子23と電気的に接続する。
これにより、磁気ヘッド38および発光素子40を搭載するスライダ39が実装された回路付サスペンション基板1(本発明の回路付サスペンション基板の一実施形態)を得ることができる。
その後、ハードディスクドライブにおいて、配線部2の裏面を、ロードビームの表面に搭載して、配線部2を支持させる。
このような回路付サスペンション基板1が搭載されるハードディスクドライブでは、光アシスト法を採用することができる。
具体的には、そのようなハードディスクドライブでは、図7の仮想線で示される磁気ディスク32が、近接場光発生部材34および磁気ヘッド38に対して、相対的に走行している。そして、発光素子40から出射された光が、光導波路31を通過して、近接場光発生部材34に至り、近接場光発生部材34によって発生した近接場光が、近接場光発生部材34の上側に対向する磁気ディスク32の表面に照射される。そして、近接場光発生部材34からの近接場光の照射により、磁気ディスク32の表面が加熱され、この状態で、磁気ヘッド38からの磁界の照射により、磁気ディスク32に情報が記録される。そうすると、磁気ディスク32の保磁力が低下されているので、この磁気ディスク32に情報を、小さな磁界の照射によって、高密度で記録することができる。
この回路付サスペンション基板1では、外部側端子17と、ヘッド側端子16と、供給側端子23とが、いずれも基板本体部20に配置され、素子側端子22が補助部30に配置されている。
つまり、素子側端子22は、外部側端子17、ヘッド側端子16および供給側端子23が配置される基板本体部20とは別の補助部30に配置されている。
そのため、上記した外部側端子17、ヘッド側端子16および供給側端子23と、素子側端子22とを、基板本体部20と補助部30とに、別々に低い配置密度でそれぞれ形成でき、これにより、上記した端子間の短絡を防止することができる。その結果、導体パターン7の接続信頼性の向上を図ることができる。
また、補助部30を、基板本体部20の裏面と対向するように折り返すことにより、基板本体部20の表面に磁気ヘッド38を配置させながら、基板本体部20の裏面と対向する補助部30に発光素子40を配置することができる。そのため、回路付サスペンション基板1のコンパクト化を図ることができる。従って、回路付サスペンション基板1をハードディスクドライブに対して、コンパクトに実装することができる。
また、発光素子40とスライダ39とが厚み方向に対向配置されるので、発光素子40をスライダ39の近傍に配置して、発光素子40から出射される光をスライダ39の光導波路31に確実に入射させることができ、さらには、光導波路31の光が変換された近接場光による加熱と、磁気ヘッド38の磁界とによって、光アシスト法を効率的に実施することができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、スライダ39と発光素子40とが、回路付サスペンション基板1の表面側(基板本体部20側)と裏面側(補助部30側)との両側に、それぞれ配置されている。
そのため、磁気ヘッド38を、表面側において、レイアウトの設計上の自由が高められたヘッド側端子16に電気的に接続し、発光素子40を、裏面側において、レイアウトの設計上の自由が高められた素子側端子部22に電気的に接続することにより、スライダ39および発光素子40のレイアウトの設計上の自由を高めることができる。
さらに、この回路付サスペンション基板1では、基板本体部20の裏面に形成される本体部側嵌合部52と、補助部30の裏面に形成される補助部側嵌合部57とが嵌合し、補助部30が基板本体部20に対して固定されている。
そのため、この回路付サスペンション基板1によれば、簡易な構成により、基板本体部20と補助部30との折返姿勢を安定させることができる。
なお、上記した説明では、金属支持基板11を厚み方向に貫通させることにより、第1本体部側嵌合部53、第2本体部側嵌合部54、接着剤充填孔55、第1補助部側嵌合部58および第2補助部側嵌合部59を形成したが、例えば、図示しないが、それらを、金属支持基板11を厚み方向途中まで切り欠くことにより形成することもできる。
その場合には、第1本体部側嵌合部53、第2本体部側嵌合部54および接着剤充填孔55は、金属支持基板11を厚み方向途中まで切り欠くことにより形成される金属支持基板11の底面および側面から区画される。
また、第1補助部側嵌合部58および第2補助部側嵌合部59は、金属支持基板11の裏面から突出する金属支持基板11により形成される。
また、上記した説明では、供給側端子23を、基板本体部20に設けたが、例えば、図1の仮想線に示すように、補助部30に設けることもできる。その場合には、電源配線21も、補助部30に配置される。
このような回路付サスペンション基板1によれば、外部側端子17とヘッド側端子16とが、ともに基板本体部20に配置され、供給側端子23と素子側端子22とが、ともに補助部30に配置される。
つまり、供給側端子23および素子側端子22は、外部側端子17およびヘッド側端子16が配置される基板本体部20とは別の補助部30に配置される。
そのため、外部側端子17およびヘッド側端子16と、供給側端子23および素子側端子22とを、基板本体部20と補助部30とに、別々に低い配置密度でそれぞれ形成でき、これにより、上記した端子間の短絡を防止することができる。その結果、導体パターン7の接続信頼性の向上を図ることができる。
また、上記した説明では、折返工程および接合工程後の回路付サスペンション基板1に、スライダ39(発光素子40が搭載されたスライダ39)を搭載しているが、それらの各工程の順序はそれに限定されず、例えば、図示しないが、折り返されず、接合されていない回路付サスペンション基板1に、まず、スライダ39を搭載し、その後、スライダ39が搭載された回路付サスペンション基板1について、折返工程および接合工程を実施することもできる。
また、上記した説明では、接着剤充填孔55を形成して、接着剤充填孔55に充填される接着剤60により、基板本体部20のベース絶縁層12の裏面と、補助部30のベース絶縁層12の裏面とを接合したが、例えば、図示しないが、接着剤充填孔55を形成することなく、基板本体部20と補助部30とを接合することもできる。
このような回路付サスペンション基板1によれば、基板本体部20と補助部30とが、接着剤60によらず、第1本体部側嵌合部53および第1補助部側嵌合部58の嵌合と、第2本体部側嵌合部54および第2補助部側嵌合部59の嵌合とによって、接合される。
基板本体部20と補助部30とを強固に固定する観点からは、図1に示すように、接着剤充填孔55を形成する。
図8は、本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態の折返工程前の平面図、図9は、図8に示す回路付サスペンション基板の金属支持基板の要部概略図を示す。なお、上記した各部に対応する部材については、以降の各図において同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上記した説明では、第2本体部側嵌合部54および第2補助部側嵌合部59を、それぞれ1つ、平面視略矩形状に形成したが、第2本体部側嵌合部54および第2補助部側嵌合部59の数、位置、形状および大きさは、特に制限されず、例えば、図8および図9に示すように、第2本体部側嵌合部54および第2補助部側嵌合部59を、それぞれ複数(2つ)、平面視略円形状に形成し、互いに間隔を隔てて配置することもできる。
具体的には、第2本体部側嵌合部54は、配線折返部6において、電源配線21を挟むように、間隔を隔てて2つ設けられている。また、第2補助部側嵌合部59も、第2本体部側嵌合部54に対応するように、電源配線21を挟むように、間隔を隔てて2つ設けられている。
図10は、本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態の折返工程前の平面図、、図11は、図10に示す回路付サスペンション基板の金属支持基板の要部概略図を示す。なお、上記した各部に対応する部材については、以降の各図において同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上記した説明では、第1本体部側嵌合部53および第1補助部側嵌合部58を形成し、それらを嵌合させているが、例えば、図10および図11に示すように、第1本体部側嵌合部53および第1補助部側嵌合部58を形成することなく、回路付サスペンション基板1を形成することもできる。
好ましくは、図1に示すように、第1本体部側嵌合部53および第1補助部側嵌合部58を形成し、図5〜図7に示すように、第1補助部側嵌合部58を、第1本体部側嵌合部53に挿入して、それらを嵌合させる。
図1に示すように、第1本体部側嵌合部53および第1補助部側嵌合部58を形成し、図5〜図7に示すように、第1補助部側嵌合部58を、第1本体部側嵌合部53に挿入し、それらを嵌合させることにより、補助部30を基板本体部20に対して正確に位置決めすることができる。
また、補助部30の周端縁に第1補助部側嵌合部58を形成することにより、補助部30の機械的強度を向上させることができる。
図12は、本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態の折返工程前の金属支持基板の要部概略図を示す。なお、上記した各部に対応する部材については、以降の各図において同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上記した説明では、本体部側嵌合部52を凹部として形成するとともに、補助部側嵌合部57を凸部として形成したが、例えば、図12に示すように、本体部側嵌合部52を凸部として形成するとともに、補助部側嵌合部57を凹部として形成することもできる。
1 回路付サスペンション基板
7 導体パターン
13 第1導体パターン
16 ヘッド側端子
17 外部側端子
19 第2導体パターン
20 基板本体部
22 素子側端子
23 供給側端子
29 挿通開口部
30 補助部
31 光導波路
35 外部回路基板
38 磁気ヘッド
39 スライダ
40 発光素子
50 出射開口部
52 本体部側嵌合部
53 第一本体部側嵌合部
54 第二本体部側嵌合部
55 接着剤充填孔
57 補助部側嵌合部
58 第一補助部側嵌合部
59 第二補助部側嵌合部
60 接着剤

Claims (6)

  1. 導体パターンを備える回路付サスペンション基板であって、
    基板本体部と、
    前記基板本体部から連続して形成され、前記基板本体部に対して前記基板本体部の裏面と対向するように、折り返された補助部と、
    回路付サスペンション基板において、前記基板本体部と前記補助部との対向方向の前記基板本体部側に配置され、前記導体パターンと電気的に接続される磁気ヘッドを搭載するスライダと、
    回路付サスペンション基板において、前記基板本体部と前記補助部との対向方向の前記補助部側に配置され、前記導体パターンと電気的に接続される発光素子とを備え、
    前記導体パターンは、
    外部回路に電気的に接続される第1端子と、前記磁気ヘッドに電気的に接続される第2端子とを備える第1導体パターンと、
    外部回路に電気的に接続される第3端子と、前記発光素子に電気的に接続される第4端子とを備える第2導体パターンと
    を備え、
    前記第1導体パターンにおいて、前記第1端子および前記第2端子は、ともに前記基板本体部に配置されており、
    前記第2導体パターンにおいて、前記第3端子は前記基板本体部または前記補助部に配置され、前記第4端子は前記補助部に配置されており、
    前記基板本体部の裏面には、本体部側嵌合部が形成され、
    前記補助部の裏面には、補助部側嵌合部が形成され、
    前記本体部側嵌合部および前記補助部側嵌合部のいずれか一方が凸部として形成され、他方が凹部として形成されており、
    前記本体部側嵌合部と前記補助部側嵌合部とが嵌合し、前記補助部が前記基板本体部に対して固定されていることを特徴とする、回路付サスペンション基板。
  2. 前記補助部側嵌合部は、前記補助部の周端部に沿って配置される第1補助部側嵌合部と、前記第1補助部側嵌合部に囲まれるように配置される第2補助部側嵌合部とを備え、
    前記本体部側嵌合部は、前記第1補助部側嵌合部に対向する第1本体部側嵌合部と、前記第2補助部側嵌合部に対向する第2本体部側嵌合部とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の回路付サスペンション基板。
  3. 金属支持基板と、前記金属支持基板の表面に形成されるベース絶縁層とを備え、
    前記導体パターンは、前記ベース絶縁層の表面に形成されており、
    前記凸部は、前記金属支持基板からなり、
    前記凹部は、前記金属支持基板に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の回路付サスペンション基板。
  4. 前記スライダと前記発光素子とは、厚み方向において対向配置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の回路付サスペンション基板。
  5. 前記スライダは、光導波路を備え、
    前記発光素子は、前記光導波路と厚み方向において対向するように、前記スライダの裏面に配置されており、
    前記基板本体部および前記補助部には、前記発光素子が挿通されるように、それらの厚み方向を貫通する開口部が形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の回路付サスペンション基板。
  6. 前記基板本体部には、さらに、接着剤が充填される接着剤充填孔が形成されており、
    前記基板本体部と前期補助部とは、前記接着剤により接合されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の回路付サスペンション基板。
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