JP2009301620A - 回路付サスペンション基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】光導波路を単純化して、光信号の損失を低減することのできる回路付サスペンション基板を提供すること。
【解決手段】回路基板10と、回路基板10の上に形成される光導波路20とを備える回路付サスペンション基板1において、回路基板10に、スライダ24を支持するための台座30を設け、台座30によって、光導波路10がスライダ24と回路基板10の厚み方向において重なるように、光導波路20の配置を許容する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路付サスペンション基板、詳しくは、光アシスト法が採用される回路付サスペンション基板に関する。
近年、ハードディスクなどに対する磁気記録方式として、光アシスト法(光アシスト磁気記録方式)が知られている。
例えば、サスペンションと、その上に設けられ、レーザダイオードに接続される光導波路(第2光導波路)とを備える熱アシスト磁気記録ヘッドが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−185548号公報(図9)
通常、図19に示すように、光導波路60が設けられた回路付サスペンション基板50には、金属支持基板52に、信号配線55および端子部56を有する導体パターン53が積層されている。
また、この回路付サスペンション基板では、長手方向一端部に設けられるジンバル部57には、ヘッドスライダ(図示せず)が搭載される搭載部58と、搭載部58の長手方向一方側に配置される、端子部56およびレーザ光を通過させるための開口部54とが形成されている。
しかるに、この回路付サスペンション基板では、他端が発光素子61と接続される光導波路60の一端を、開口部54に臨ませる必要がある。そのため、光導波路60の長手方向途中を、搭載部58と重ならないように、搭載部58の幅方向外側を通過するように引き回して、搭載部58を迂回させている。しかし、光導波路60を上記のように引き回すと、屈曲などに起因して、光信号の損失が大きくなるという不具合がある。
本発明の目的は、光導波路を単純化して、光信号の損失を低減することのできる回路付サスペンション基板を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の回路付サスペンション基板は、回路基板と、前記回路基板の上に形成される光導波路とを備え、前記回路基板には、スライダを支持するための台座が設けられ、前記台座は、前記光導波路が前記スライダと前記回路基板の厚み方向において重なるように、前記光導波路の配置を許容することを特徴としている。
この回路付サスペンション基板では、スライダを支持する台座が、光導波路がスライダと回路基板の厚み方向において重なるように配置されることを許容している。
そのため、光導波路をスライダを迂回するように引き回さなくても、スライダと重なるように配置して、光導波路の配置の単純化を図ることができる。
その結果、光導波路における光信号の損失を低減することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記台座は、前記光導波路を位置決めするための位置決め部を兼ねることが好適である。
この回路付サスペンション基板では、台座による位置決めによって、光導波路を簡便に位置決めすることができる。さらに、台座が予め精度よく形成されていれば、光導波路を精度よく配置することができる。
本発明の回路付サスペンション基板によれば、光導波路における光信号の損失を低減することができる。
図1は、本発明の回路付サスペンション基板の一実施形態の平面図、図2は、図1に示す回路付サスペンション基板のジンバル(後述)の拡大平面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、図2のB−B線断面図、図5は、図2のC−C線断面図を示す。また、図6および図7は、回路付サスペンション基板の製造方法を説明するための工程図であり、図6が、図4に対応する断面図、図7が、図5に対応する断面図であり、図8および図9は、光導波路を配置する方法の説明図であり、図8が、図2に対応する平面図、図9が、図3に対応する断面図であり、図10は、図1に示す回路付サスペンション基板のジンバルが折り曲げられる状態の説明図であって、図3に対応する断面図を示す。なお、図1、図2および図8において、導体パターン13の相対配置を明確に示すために、ベース絶縁層12およびカバー絶縁層14(後述)は省略されている。
図1において、この回路付サスペンション基板1は、回路基板10と、回路基板10の上に形成される光アシスト部17とを備えている。
回路基板10は、ハードディスクドライブにおける磁気ヘッド25(図3および図10の仮想線)を実装して、その磁気ヘッド25を、磁気ヘッド25と図示しないハードディスクとが相対的に走行するときの空気流に抗して、ハードディスクとの間に微小な間隔を保持しながら支持する。
回路基板10は、回路付サスペンション基板1の外形形状に対応して形成されており、具体的には、長手方向に延びる平帯状に形成されている。また、回路基板10は、長手方向他方側(以下、後側という。)に配置される配線部2と、配線部2の長手方向一方側(以下、先側という。)に配置されるジンバル3とを一体的に備えている。
配線部2は、長手方向に延びる平面視略矩形状に形成されている。
ジンバル3は、図1および図2に示すように、配線部2の先端から連続して形成され、配線部2に対して幅方向両外側に膨出する平面視略矩形状に形成されている。また、ジンバル3には、平面視において先側に向かって開く略U字状の開口部としてのスリット4が形成されている。スリット4の2つの先端部は、幅方向において対向配置されており、これらを結ぶ直線(仮想線)が、後述するジンバル3の折曲における折曲部40とされる。
また、ジンバル3は、スリット4に幅方向において挟まれるタング部5と、スリット4の幅方向両外側に配置されるアウトリガー部7とを一体的に備えている。
タング部5は、スリット4により区画されており、これにより、平面視略矩形状に形成されている。また、タング部5は、搭載部8と端子形成部9とを備えている。
搭載部8は、磁気ヘッド25を実装するスライダ24(図3および図5参照)を搭載するための領域であって、タング部5の後側部に配置され、平面視略矩形状に形成されている。また、搭載部8は、タング部5の後端縁と間隔を隔てて配置されており、後述する係止部27が形成される領域が確保されるように配置されている。
端子形成部9は、後述する磁気側接続端子部16Bが形成されている領域であって、搭載部8の先側部に配置されている。また、端子形成部9には、平面視略矩形状の出射開口部6が形成されている。
出射開口部6は、回路基板10を回路基板10の厚み方向(以下、単に厚み方向という。)に貫通するように平面視略矩形状に形成されている。また、出射開口部6は、端子形成部9における幅方向中央に形成されている。
そして、タング部5には、台座30が設けられている。
台座30は、搭載部8内に、スライダ24を支持するために設けられており、第1台座31および第2台座32を備えている。
第1台座31および第2台座32は、図2および図5に示すように、搭載部8の長手方向中央に配置され、幅方向において互いに間隔L3を隔てて対向配置されている。具体的には、第1台座31は、搭載部8の幅方向一方側に配置され、第2台座32は、搭載部8の幅方向他方側で、第1台座31と幅方向他方側に間隔L3を隔てて対向配置されている。
また、第1台座31および第2台座32間の間隔L3は、後述する光導波路20の配置を許容する間隔とされている。つまり、第1台座31および第2台座32は、光導波路20の幅(幅方向長さ)と同一長さの間隔L3を隔てて、幅方向に隣接配置されている。
また、第1台座31および第2台座32は、長手方向に延びる平面視略矩形状で、平面視で互いに同一形状に形成されている。
より具体的には、台座30の幅方向内側端面、つまり、第1台座31の幅方向他側端面および第2台座31の幅方向一側端面は、光導波路20の幅方向両外側端面に沿って延び、具体的には、幅方向におけるこれらの間隔が光導波路20の幅と等しく形成されている。
台座30は、回路基板10(後述する金属支持基板11)の上に形成されている。台座30は、台座ベース絶縁層33と、台座ベース絶縁層33の上に形成される台座導体層34とを備えている。
台座ベース絶縁層33は、搭載部8における金属支持基板11の表面において、台座30の外形形状に対応して形成されている。つまり、台座ベース絶縁層33は、第1台座31および第2台座32の間に、光導波路20の配置を許容する間隔L3が確保されるように、平面視略矩形状に形成されている。すなわち、第1台座31および第2台座32の台座ベース絶縁層33は、これらの幅方向内側端面が光導波路20の幅方向外側端面と接触している。
台座導体層34は、台座ベース絶縁層33の表面において、平面視において、台座ベース絶縁層33よりやや小さい相似形状に形成されている。また、台座導体層34の上面にスライダ24が支持される。
台座ベース絶縁層33の寸法は、その長手方向長さが、例えば、150〜1500μm、好ましくは、300〜1000μmであり、その幅(幅方向長さ)が、例えば、20〜400μm、好ましくは、100〜300μmである。
第1台座31および第2台座32間の幅方向間隔L3、つまり、第1台座31の台座ベース絶縁層33と、第2台座32の台座ベース絶縁層33との間の幅方向長さL3は、例えば、5〜250μm、好ましくは、10〜150μmである。
台座導体層34の寸法は、その長手方向長さが、例えば、100〜1400μm、好ましくは、200〜900μmであり、その幅(幅方向長さ)が、例えば、10〜350μm、好ましくは、80〜250μmである。
また、台座30の厚みT1は、光導波路20の厚み以上に設定されている。
そのため、台座30は、光導波路20がスライダ24と厚み方向において重なるように、光導波路20の配置を許容する。つまり、スライダ24の幅方向中央の下側において、第1台座31および第2台座32により幅方向に挟み込まれる空間に光導波路20が配置されるように、台座30が形成されている。
そしてまた、ジンバル3には、図2、図4および図8に示すように、係止部27が設けられている。
係止部27は、光導波路20を係止するために設けられ、スリット4(幅方向に延びる開口部分)を長手方向に挟むスリット4の長手方向両側に形成されている。
具体的には、図9(a)に示すように、係止部27は、スリット4の長手方向両側における回路基板10(金属支持基板11)の上に形成されており、スリット4の前側に形成される第1係止部28および第3係止部41と、スリット4の後側に形成される第2係止部29とからなる。
第1係止部28と、第3係止部41と、第2係止部29とは、図2に示すように、ジンバル3の幅方向略中央に、先後方向に互いに間隔を隔てて形成されている。
第1係止部28は、回路基板10におけるスリット4の先側端縁であって、タング部5の後端部に形成されている。すなわち、第1係止部28は、搭載部8の後側部で、具体的には、台座30の後側であって、スリット4の先端縁における回路基板10の表面に形成されている。第1係止部28は、幅方向に間隔を隔てて対向配置され、平面視略円形状の2つの突部から形成されている。第1係止部28の2つの突部は、その中心が、後述する光導波路20の幅方向両外側端縁に沿うように形成されている。
第3係止部41は、タング部5の先端部に形成され、第1係止部28と台座30を挟む先側に対向配置されている。すなわち、第3係止部41は、台座30の先側であって、より具体的には、搭載部8における先端部において、出射開口部6と先後方向に対向配置されている。また、第3係止部41は、搭載部8における回路基板10の表面に形成されている。第3係止部41は、幅方向に間隔を隔てて対向配置され、平面視略円形状の2つの突部から形成されている。第3係止部41の2つの突部は、その中心が、光導波路20の幅方向両外側端縁に沿うように形成されている。
第2係止部29は、第1係止部28と、スリット4を挟む後側に対向配置されている。すなわち、第2係止部29は、回路基板10におけるスリット4の後側端縁であって、より具体的には、スリット4の後端縁における回路基板10の表面に形成されている。第2係止部29は、幅方向に間隔を隔てて対向配置され、平面視略円形状の2つの突部から形成されている。第2係止部29の2つの突部は、その中心が、光導波路20の幅方向両外側端縁に沿うように形成されている。
また、第1係止部28、第3係止部41および第2係止部29は、図4に示すように、係止導体層26から形成されている。
スリット4の先後方向両側端縁に形成される2つの係止部27間の長さL2(図8参照)、すなわち、第1係止部28と第2係止部29との間の長手方向長さ(間隔)L2は、例えば、100〜2000μm、好ましくは、200〜1000μm、さらに好ましくは、300〜800μmである。
また、台座30の先後方向両側に形成される第1係止部28と第3係止部41との間の長手方向長さ(間隔)L5は、例えば、200〜2000μm、好ましくは、350〜1200μmである。
第1係止部28、第3係止部41および第2係止部29の寸法は、その直径が、例えば、30〜200μm、好ましくは、50〜100μmである。また、第1係止部28における2つの突部間の幅方向における間隔W1は、第3係止部41における2つの突部間の幅方向における間隔および第2係止部29における2つの突部間の幅方向における間隔と同一であり、例えば、3μm以上、好ましくは、5μm以上、さらに好ましくは、80μm以上、通常、180μm以下である。
そして、回路基板10は、図4および図5に示すように、金属支持基板11と、金属支持基板11の上に形成されるベース絶縁層12と、ベース絶縁層12の上に形成される導体パターン13と、ベース絶縁層12の上に、導体パターン13を被覆するように形成されるカバー絶縁層14とを備えている。
金属支持基板11は、図1に示すように、回路基板10の外形形状に対応して形成されている。
ベース絶縁層12は、金属支持基板11の周端縁が露出するように、配線部2およびジンバル3における導体パターン13が形成される位置に対応するように形成されている。
導体パターン13は、図1に示すように、外部側接続端子部16Aと、磁気側接続端子部16Bと、これら外部側接続端子部16Aおよび磁気側接続端子部16Bを接続するための信号配線15とを、一体的に連続して備えている。
各信号配線15は、回路付サスペンション基板1の長手方向に沿って複数(4本)設けられ、幅方向において互いに間隔を隔てて並列配置されている。
複数の信号配線15は、第1配線15a、第2配線15b、第3配線15cおよび第4配線15dから形成されており、これら第1配線15a、第2配線15b、第3配線15cおよび第4配線15dが、幅方向一方側から幅方向他方側に向かって、順次配置されている。
より具体的には、第1配線15a、第2配線15b、第3配線15cおよび第4配線15dは、配線部2において、互いに並行して延びるように形成されている。ジンバル3において、第1配線15aおよび第2配線15b(第1の1対の配線15e)は、幅方向一方側のアウトリガー部7に沿うように配置され、第3配線15cおよび第4配線15d(第2の1対の配線15f)は、幅方向他方側のアウトリガー部7に沿うように配置されている。第1配線15a、第2配線15b、第3配線15cおよび第4配線15d(第1の1対の配線15eおよび第2の1対の配線15f)は、アウトリガー部7の先端部に至った後、幅方向内側に延び、さらに後側に折り返されて、端子形成部9に至るように配置されている。
外部側接続端子部16Aは、配線部2の後側部に配置され、各信号配線15の後端部がそれぞれ接続されるように、複数(4つ)設けられている。また、この外部側接続端子部16Aは、幅方向に間隔を隔てて配置されている。この外部側接続端子部16Aには、図示しない外部回路基板(例えば、リード・ライト基板など)の図示しない端子部が接続される。
磁気側接続端子部16Bは、ジンバル3に配置され、より具体的には、タング部5の端子形成部9に配置されている。磁気側接続端子部16Bは、各信号配線15の先端部がそれぞれ接続されるように、複数(4つ)設けられている。また、この磁気側接続端子部16Bは、幅方向に間隔を隔てて配置されている。この磁気側接続端子部16Bには、磁気ヘッド25の図示しない端子部が接続される。
カバー絶縁層14は、配線部2およびジンバル3にわたって配置され、図4および図5に示すように、ベース絶縁層12の上に、信号配線15が形成される位置に対応するように配置されている。また、カバー絶縁層14は、外部側接続端子部16Aおよび磁気側接続端子部16Bが露出し、信号配線15を被覆するように形成されている。
光アシスト部17は、図1に示すように、回路付サスペンション基板1が光アシスト法に用いられるために設けられ、光導波路20と、発光素子18とを備えている。
光導波路20は、配線部2およびジンバル3にわたって、信号配線15と間隔を隔てて配置されている。具体的には、光導波路20は、長手方向に沿う平面視略直線形状に配置され、第1の1対の配線15eと第2の1対の配線15fとの間、つまり、第2配線15bと第3配線15cとの間(中間)において、これらと並行して延びるように配置されている。
また、光導波路20は、配線部2の先端部から、スリット4を直交するように横切り、そして、第1台座31と第2台座32との間を通過した後、光導波路20の先端面19が、出射開口部6に臨むように配置されている。これにより、光導波路20は、その長手方向途中が、スライダ24(図5)の下側を通過するように配置されている。
また、光導波路20の長手方向途中には、図2、図8および図9に示すように、係止部27に係止される被係止部35がそれぞれ設けられている。
被係止部35は、第1係止部28、第3係止部41および第2係止部29に対応するように、第1被係止部36、第3被係止部42および第2被係止部37から形成されている。
第1被係止部36、第3被係止部42および第2被係止部37は、第1係止部28の2つの突部、第3係止部41の2つの突部および第2係止部29の2つの突部に係止されるように、それぞれ形成されている。
つまり、第1被係止部36は、第1係止部28の2つの突部に対応するように、光導波路20の幅方向両外側端面が幅方向内側に向かって平面視略半円形状に向かって凹む2つの凹部として形成されている。第1被係止部36の2つの凹部は、幅方向において対向配置されている。
また、第3被係止部42は、第3係止部41の2つの突部に対応するように、光導波路20の幅方向両外側端面が幅方向内側に向かって平面視略半円形状に向かって凹む2つの凹部として形成されている。第3被係止部42の2つの凹部は、幅方向において対向配置されている。
また、第2被係止部37は、第2係止部29の2つの突部に対応するように、光導波路20の幅方向両外側端面が幅方向内側に向かって平面視略半円形状に向かって凹む2つの凹部として形成されている。第2被係止部37の2つの凹部は、幅方向において対向配置されている。
また、被係止部35では、回路基板10におけるスリット4の先後方向両側端縁の2つの係止部27(第1係止部28および第2係止部29)に対応する、2つの被係止部35間の直線長さL1が、2つの係止部27(第1係止部28および第2係止部29)間の直線長さL2より長く設定されている。具体的には、第1被係止部36と第2被係止部37との間の長手方向長さL1が、第1係止部28と第2係止部29との間の長手方向長さL2より長く設定されている。
第1被係止部36と第2被係止部37との間の長手方向長さ(先後方向に沿って直線的に配置したときの長さ)L1は、第1係止部28および第2係止部29との間の長さ(先後方向に沿って直線的に配置したときの長さ)L2を100%としたときに、例えば、101%以上、好ましくは、105%以上、さらに好ましくは、110%以上、通常、200%以下である。具体的には、第1被係止部36と第2被係止部37との間の長手方向長さL1は、例えば、1μm以上、好ましくは、5μm以上、さらに好ましくは、10μm以上、通常、3000μm以下である。
なお、第1被係止部36と第2被係止部37との間の長さL1が上記範囲に満たないと、次に説明する光導波路20の弛みの程度が過小となり、ジンバル3の折曲に基づく張力により、十分に伸長できない場合があり、光導波路20の損傷や断線を防止できない場合がある。また、第1被係止部36と第2被係止部37との間の長さL1が上記範囲を超えると、光導波路20の第1被係止部36と第2被係止部37との間に、過度に鋭角的に屈曲する場合があり、光信号の損失を低減できない場合がある。
また、第1被係止部36と第3被係止部42との間の長手方向長さL4は、それらに対応する第1係止部28と第3係止部41との間の長手方向長さL5と同一である。
そして、第1被係止部36と第2被係止部37との間の長さL1が、第1係止部28および第2係止部29との間の長さL2より長いことから、光導波路20は、図3および図9(c)に示すように、スリット4において弛んでいる。
具体的には、第1被係止部36と第2被係止部37との間の光導波路20は、それより長手方向に長さが短い第1係止部28および第3係止部41に第1被係止部36および第2被係止部37が係止されると、第1被係止部36および第2被係止部37は、第1係止部28および第3係止部41の係止によって、第1被係止部36および第2被係止部37の先後方向両側の伸長が規制される。
詳しくは、第1被係止部36と第2被係止部37との間の光導波路20は、第1被係止部36および第2被係止部37が第1係止部28および第2係止部29に係止されると、第1被係止部36が、第1係止部28によってそれより先側への伸長が規制されるとともに、第2被係止部37が、第2係止部29によってそれより後側への伸長が規制される。
そのため、光導波路20における第1被係止部36と第2被係止部37との間に、弛みが形成される。
また、第1被係止部36と第2被係止部37との間の光導波路20は、厚み方向上側に向かって弛んでおり、角が形成されないように湾曲状に撓んでいる。
なお、第1被係止部36と第3被係止部42との間の長さL4が、第1係止部28と第3係止部41との間の長さL5と同一であることから、これらに係止される第1被係止部36と第3被係止部42との間の光導波路20は、弛むことなく、直線状に形成される。
また、光導波路20は、図1に示すように、発光素子18と光学的に接続されている。すなわち、光導波路20は、その後端が、発光素子18と接続されるとともに、その先端が、出射開口部6に臨むように形成されている。
発光素子18は、光導波路20に光を入射させるための光源であって、例えば、電気エネルギーを光エネルギーに変換して、高エネルギーの光を出射する光源である。この発光素子18は、回路基板10の後端側に配置されており、より具体的には、配線部2の後端側に配置されており、第2配線15bと第3配線15cとの間に、これらと間隔を隔てて配置されている。
また、光導波路20は、図3に示すように、その先端面(先端部の端面)19が、例えば、先後方向と所定の角度(傾斜角)αで交差するように形成されている。これにより、光導波路20は、その先端面19が傾斜角αを有する反射面となるように形成されるので、光導波路20に入射した光は、先端面19によって所定の角度で光路変換されて、その後、図示しないハードディスクの所望の位置に向けて、散乱しながら照射される。このような傾斜角αは、特に限定されず、例えば、35〜55°、好ましくは、40〜50°であり、より具体的には、45°である。
この光アシスト部17では、発光素子18において、図示しない外部回路基板から供給される電気エネルギーが光エネルギーに変換され、その光が光導波路20に出射される。出射された光は光導波路20を通過して、先端面19において、反射されて、図示しないハードディスクに照射される。
また、光導波路20は、図4および図5に示すように、アンダークラッド層21と、アンダークラッド層21の上に形成されるコア層22と、アンダークラッド層21の上に、コア層22を被覆するように形成されるオーバークラッド層23とを備えている。
オーバークラッド層23は、その幅方向両外側端縁が、アンダークラッド層21の幅方向両外側端縁と平面視において同一位置となるように形成されている。
また、光導波路20では、図2および図8に示すように、アンダークラッド層21およびオーバークラッド層23によって、被係止部35が形成されている。つまり、コア層22は、幅方向において、被係止部35の幅方向両外側端面と間隔を隔てて配置されている。
次に、回路付サスペンション基板1の製造方法について、図6〜図9を参照して説明する。
まず、この方法では、図6(a)〜図6(e)および図7(a)〜図7(d)に示すように、回路基板10を用意する。
回路基板10を用意するには、まず、図6(a)および図7(a)に示すように、金属支持基板11を用意する。金属支持基板11を形成する金属材料としては、例えば、ステンレス、42アロイなどが用いられ、好ましくは、ステンレスが用いられる。金属支持基板11の厚みは、例えば、10〜30μm、好ましくは、15〜25μmである。
次いで、図6(b)および図7(b)に示すように、ベース絶縁層12と、台座ベース絶縁層33とを同時に形成する。
ベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33を形成する絶縁材料としては、例えば、ポリイミド、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルスルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂が用いられる。これらのうち、好ましくは、感光性の合成樹脂が用いられ、さらに好ましくは、感光性ポリイミドが用いられる。
ベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33を形成するには、金属支持基板11の表面に、例えば、感光性の合成樹脂を塗布し、乾燥後、ベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33が形成されるパターンで露光および現像し、必要により硬化させる。
また、ベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33の形成は、金属支持基板11の表面に、上記した合成樹脂の溶液を均一に塗布した後、乾燥し、次いで、必要に応じて、加熱することによって硬化させ、その後、エッチングなどにより上記したパターンに形成することもできる。
さらに、ベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33の形成は、例えば、合成樹脂を上記したパターンのフィルムに予め形成して、そのフィルムを、金属支持基板11の表面に、公知の接着剤層を介して貼着することもできる。
このようにして形成されるベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33の厚みは、例えば、1〜20μm、好ましくは、8〜15μmである。
次いで、図6(c)および図7(c)に示すように、導体パターン13と、台座導体層34と、係止導体層26とを同時に形成する。
導体パターン13、台座導体層34および係止導体層26を形成する導体材料としては、例えば、銅、ニッケル、金、錫、はんだ、またはこれらの合金などの導体材料が用いられ、好ましくは、銅が用いられる。
導体パターン13、台座導体層34および係止導体層26を形成するには、例えば、アディティブ法、サブトラクティブ法などの公知のパターンニング法が用いられ、好ましくは、アディティブ法が用いられる。
アディティブ法では、具体的には、まず、ベース絶縁層12および台座ベース絶縁層33を含む金属支持基板11の表面に、導体種膜を、スパッタリング法などにより形成する。次いで、その導体種膜の表面に、めっきレジストを、導体パターン13、台座導体層34および係止導体層26の反転パターンで形成する。その後、めっきレジストから露出する、ベース絶縁層12の導体種膜の表面および台座ベース絶縁層33の導体種膜の表面に、電解めっきにより、導体パターン13、台座導体層34および係止導体層26をそれぞれ形成する。その後、めっきレジストおよびそのめっきレジストが積層されていた部分の導体種膜を除去する。
このようにして形成される導体パターン13、台座導体層34および係止導体層26の厚みは、例えば、3〜50μm、好ましくは、5〜25μmである。
これにより、台座30の厚みT1は、光導波路20がスライダ24と厚み方向において重なり、光導波路20の配置を許容するように、光導波路20の厚みと同じかあるいはそれ以上となるように設定される。具体的には、台座ベース絶縁層33の厚みと台座導体層34の厚みとの合計厚みT1が、例えば、4μm以上、好ましくは、13μm以上、さらに好ましくは、18μm以上、通常、60μm以下である。台座30の厚みT1が上記した範囲未満であると、光導波路20の配置を許容できない場合がある。
これにより、図6(c)に示すように、係止導体層26から形成される係止部27を形成することができる。
次いで、図6(d)および図7(d)に示すように、ベース絶縁層12の上にカバー絶縁層14を上記したパターンで形成する。カバー絶縁層14を形成する絶縁材料は、ベース絶縁層12の絶縁材料と同様のものが挙げられる。
カバー絶縁層14を形成するには、導体パターン13を含むベース絶縁層12の表面に、例えば、感光性の合成樹脂を塗布し、乾燥後、上記したパターンで露光および現像し、必要により硬化させる。
また、カバー絶縁層14の形成は、導体パターン13を含むベース絶縁層12の表面に、上記した合成樹脂の溶液を均一に塗布した後、乾燥し、次いで、必要に応じて、加熱することによって硬化させ、その後、エッチングなどにより上記したパターンに形成することもできる。
さらに、カバー絶縁層14の形成は、例えば、合成樹脂を上記したパターンのフィルムに予め形成して、そのフィルムを、導体パターン13を含むベース絶縁層12の表面に、公知の接着剤層を介して貼着することもできる。
このようにして形成されるカバー絶縁層14の厚みは、例えば、2〜25μm、好ましくは、3〜10μmである。
その後、図7(d)の仮想線で示すように、必要により、磁気側接続端子部16Bおよび外部側接続端子部16Aと、台座導体層34との表面に、金属めっき層38を形成する。金属めっき層38は、例えば、金やニッケルから、電解めっき、または、無電解めっきにより、形成する。金属めっき層38の厚みは、例えば、0.5〜5μm、好ましくは、0.5〜3μmである。
次いで、この方法では、図2、図3、および図7(e)に示すように、金属支持基板11にスリット4および出射開口部6を形成するとともに、金属支持基板11を外形加工することにより、回路基板10を得る。これによって、配線部2と、タング部5(搭載部8および端子形成部9を備えるタング部5)およびアウトリガー部7を有するジンバル3を同時に形成する。
スリット4および出射開口部6の形成としては、例えば、放電、レーザ、機械打ち抜き、エッチングなどが用いられる。好ましくは、エッチング(ウエットエッチング)が用いられる。また、ウエットエッチングでは、例えば、塩化第二鉄水溶液などの酸性水溶液がエッチング液として用いられる。
これにより、スリット4が形成され、タング部5とアウトリガー部7とを有するジンバル3と、配線部2とを備える回路基板10を用意することができる。
また、この方法では、図6(e)および図7(f)の仮想線で示すように、光導波路20を用意する。
光導波路20を用意するには、図示しないポリエチレンテレフタレート(PET)シートなどの離型シートに、アンダークラッド層21、コア層22およびオーバークラッド層23を順次積層する。その後、光導波路20を離型シートから引き剥がす。
アンダークラッド層21、コア層22およびオーバークラッド層23を順次積層するには、まず、アンダークラッド層21を、離型シートの上に形成する。
アンダークラッド層21を形成する材料としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂(脂環式エポキシ樹脂など)、アクリル樹脂、または、フルオレン誘導体樹脂、さらには、フルオレン誘導体樹脂と脂環式エポキシ樹脂との混合樹脂、これら樹脂と脂環式エーテル化合物(例えば、オキセタン化合物など)との混合樹脂が用いられる。これら樹脂は、好ましくは、感光剤を配合して、感光性樹脂として用いられる。好ましくは、感光性フルオレン誘導体樹脂(原料としては、感光性フルオレン系エポキシ樹脂)と脂環式エポキシ樹脂との混合樹脂が用いられる。また、感光剤としては、例えば、公知のオニウム塩などが用いられ、より具体的には、4,4-ビス[ジ(βヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ]フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートなどが用いられる。
アンダークラッド層21を被係止部35が形成されるパターンで形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を、公知の希釈剤を用いて調製して、そのワニスを離型シートの表面に塗布後、乾燥し、必要により硬化させる。また、感光性樹脂が用いられる場合には、ワニスの塗布および乾燥後に、フォトマスクを介して露光して、公知の有機溶剤などにより未露光部分を溶解させることにより、現像して、その後、必要により硬化させる。
このようにして形成されるアンダークラッド層21の屈折率は、例えば、1.45〜1.55である。また、アンダークラッド層21の厚みは、例えば、1〜50μm、好ましくは、5〜10μmであり、幅は、例えば、5〜200μm、好ましくは、10〜100μmである。
次いで、コア層22を、アンダークラッド層21の上に形成する。
コア層22を形成する材料としては、アンダークラッド層21の樹脂材料よりも、屈折率が高くなる樹脂材料が用いられる。このような樹脂材料としては、例えば、上記と同様の樹脂が用いられ、好ましくは、感光性フルオレン誘導体樹脂(原料としては、感光性フルオレン系エポキシ樹脂)とオキセタン化合物との混合樹脂が用いられる。
コア層22を上記したパターンで形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を、公知の希釈剤を用いて調製して、そのワニスを、アンダークラッド層21を含む離型シートの表面に塗布後、乾燥し、必要により硬化させる。また、感光性樹脂が用いられる場合には、ワニスの塗布および乾燥後に、フォトマスクを介して露光して、公知の有機溶剤などにより未露光部分を溶解させることにより、現像して、その後、必要により硬化させる。
このようにして形成されるコア層22の屈折率は、アンダークラッド層21の屈折率より高く設定されており、例えば、1.55〜1.65である。また、コア層22の厚みは、例えば、1〜30μm、好ましくは、2〜10μmであり、幅は、例えば、1〜30μm、好ましくは、2〜20μmである。
次いで、オーバークラッド層23を、アンダークラッド層21の上に、コア層22を被覆するように形成する。
オーバークラッド層23を形成する材料としては、上記したアンダークラッド層21と同様の樹脂材料が用いられる。
オーバークラッド層23を被係止部35が形成されるパターンで形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を、公知の希釈剤を用いて調製して、そのワニスを、コア層22およびアンダークラッド層21を含む離型シートの表面に、塗布後、乾燥し、必要により硬化させる。また、感光性樹脂が用いられる場合には、ワニスの塗布および乾燥後に、フォトマスクを介して露光して、公知の有機溶剤などにより未露光部分を溶解させることにより、現像して、その後、必要により硬化させる。
このようにして形成されるオーバークラッド層23の屈折率は、コア層22の屈折率より低く設定されており、例えば、アンダークラッド層21の屈折率と同様に設定されている。また、オーバークラッド層23のコア層22の表面からの厚みは、例えば、1〜50μm、好ましくは、5〜10μmであり、幅は、例えば、5〜200μm、好ましくは、10〜100μmである。
このようにして、離型シートの上に、アンダークラッド層21、コア層22およびオーバークラッド層23を順次積層することにより、これらを備える光導波路20を用意することができる。
なお、光導波路20の厚みは、例えば、3〜50μm、好ましくは、12〜18μmである。
また、アンダークラッド層21およびオーバークラッド層23を、被係止部35が形成されない平面視略形状に形成し、その後、例えば、レーザ、機械打ち抜きなどによって、被係止部35を形成することもできる。
なお、第1被係止部36および第3被係止部42は、図8および図9(a)に示すように、第1係止部28および第2係止部29の間の直線長さL2が、第1被係止部36および第3被係止部42の間の光導波路20の直線長さL1より短くなるように、形成する。
次いで、この方法では、図9(b)および図9(c)に示すように、光導波路20を、回路基板10の上に、スリット4を横切るように配置する。
光導波路20を配置するには、第1被係止部36および第2被係止部37間の光導波路20を弛ませながら、被係止部35を係止部27に係止させる。
具体的には、図9(a)の矢印に示すように、光導波路20の第1被係止部36と第2被係止部37とを先後方向において互いに近接させる。具体的には、第1被係止部36を後側に向かって移動させるとともに、第2被係止部37を先側に向かって移動させる。
そして、図9(b)に示すように、この光導波路20の第1被係止部36と第2被係止部37との移動に従って、第1被係止部36および第2被係止部37の間の光導波路20を弛ませることができる。
その後、図9(c)に示すように、光導波路20を回路基板10の上面に配置する。
具体的には、光導波路20の被係止部35を、これに対応する係止部27に係止させる。すなわち、光導波路20において、第1被係止部36を第1係止部28に係止させ、かつ、第3被係止部42を第3係止部41に係止させるとともに、第2被係止部37を第2係止部29に係止させる。
また、光導波路20の係止部27への係止とともに、光導波路20を台座30間、つまり、第1台座31および第2台座30の間に、光導波路20を嵌め込む。
そして、光導波路20の係止部27への係止および台座30への嵌込によって、光導波路20が位置決めされる。すなわち、光導波路20の先端が、出射開口部6に対して、位置決めされる。つまり、被係止部35および台座30は、光導波路20を位置決めするための位置決め部を兼ねている。
なお、光導波路20を配置するときには、必要により、接着剤層を介して、回路基板10の上面に配置する。なお、接着剤層は、光導波路20において、第1被係止部36および第2被係止部37の間を除く部分、つまり、第1被係止部36から先側の光導波路20(第3被係止部42を含む。)の下面と、第2被係止部37から後側の光導波路20の下面とに積層し、その接着剤層を回路基板10の上面に積層する。
次いで、配線部2の後側部において、図1に示すように、光導波路20の後端と光学的に接続されるように、発光素子18を、回路基板10の上に設置する。
これにより、回路付サスペンション基板1を得る。
次に、このようにして得られた回路付サスペンション基板1に、磁気ヘッド25を実装したスライダ24を搭載して、ハードディスクドライブに搭載されるまでの概略を説明する。
まず、図10に示すように、得られた回路付サスペンション基板1のジンバル3を折り曲げる。具体的には、図2の仮想線で示す折曲部40に沿って、ジンバル3を折り曲げる。すなわち、ジンバル3の折り曲げでは、折曲部40において金属支持基板11側が山となるように、ジンバル3を折り曲げる。
なお、磁気ヘッド25が実装されたスライダ24を、上記した折り曲げの後、または、上記した折り曲げの前に、搭載部8に搭載する。なお、スライダ24の実装によって、磁気ヘッド25の図示しない端子部が、磁気側接続端子部16Bと電気的に接続される。
スライダ24の搭載では、磁気側接続端子部16Bと磁気ヘッド25の端子部とが電気的に接続される。また、磁気側接続端子部16Bの接続とともに、外部側接続端子部16A(図1参照)とリード・ライト基板の端子部(図示せず)とを電気的に接続する。
次に、この回路付サスペンション基板1をハードディスクドライブに搭載する。ハードディスクドライブへの搭載では、磁気ヘッド25が、磁気ヘッド25に対して相対回転する図示しないハードディスクと微小間隔を隔てて対向配置される。これにより、磁気ヘッド25が図示しないハードディスクに対して所定の角度で維持される。
これにより、磁気ヘッド25、スライダ24、回路付サスペンション基板1および図示しない外部回路基板が搭載されるハードディスクドライブによって、光アシスト法を採用する。
そして、この回路付サスペンション基板1では、搭載部8に、磁気ヘッド25を実装するスライダ24が搭載され、搭載部8が折り曲げられることにより、磁気ヘッド25が図示しないハードディスクに対して所定の角度で維持される。
そして、このとき、搭載部8の折曲により、スライダ24を挟む長手方向両側端縁の回路基板10が厚み方向に互いに離間するので、スリット4における光導波路20には、厚み方向の張力が負荷される。
しかし、スリット4における光導波路20は、弛んでいるので、かかる張力の負荷により、厚み方向に伸長することができる。
その結果、スリット4における光導波路20の損傷や断線を防止して、優れた接続信頼性を得ることができながら、搭載部8を円滑に折り曲げて、光アシスト法を円滑に実施することができる。
また、光導波路20がスリット4を横切るように配置されるので、光導波路20の引き回しを不要として、光導波路20の配置を略直線形状に単純化でき、光信号の損失を低減することができる。そのため、製造コストを低減させながら、光信号の損失を低減できる。
また、第1係止部28および第2係止部29の間の長さL2を、光導波路20の第1被係止部36および第2被係止部37の間の長さL1より短くして、第1被係止部36および第2被係止部37を第1係止部28および第2係止部29に係止させれば、光導波路20の第1被係止部36および第2被係止部37の間を簡便に弛ませることができる。そのため、光導波路20を簡便かつ確実に弛ませることができる。
さらに、この回路付サスペンション基板1では、スライダ24を支持する台座30が、光導波路20がスライダ24と厚み方向において重なるように配置されることを許容している。
具体的には、光導波路20は、第1台座31と第2台座32との間を先後方向に沿って通過するように配置され、これによって、厚み方向に投影したときには、光導波路20がスライダ24を先後方向に沿って通過するように配置される。
そのため、光導波路20を、スライダ24を迂回するように引き回さなくても、スライダ24と重なるように配置して、光導波路20の配置を、略直線形状に単純化することができる。
その結果、光導波路20における光信号の損失を低減することができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、台座30による位置決めによって、光導波路20を簡便に位置決めすることができる。
さらに、台座30が予め精度よく形成されていれば、光導波路20を精度よく配置することができる。
なお、上記した回路付サスペンション基板1の製造方法の説明では、スリット4および出射開口部6の形成後に、光導波路20を配置したが、例えば、スリット4および出射開口部6の形成前に、光導波路20を配置することもできる。この場合には、スリット4および出射開口部6の形成におけるウエットエッチングでは、エッチング液として、光導波路20の保護の観点から、弱酸性水溶液が用いられる。
好ましくは、スリット4および出射開口部6の形成後に、光導波路20を配置する。この工程の順序であれば、光導波路20を、エッチング液による浸食から確実に保護することができる。
また、上記した説明では、係止部27を、係止導体層26のみから形成したが、例えば、図示しないが、係止ベース絶縁層、係止導体層26および係止カバー絶縁層からなる群から選択される少なくとも1層から形成することもできる(係止導体層26からなる1層を除く。)。
また、上記した説明では、第1係止部28、第2係止部29および第3係止部41をそれぞれ2つの突部(点)から形成するとともに、第1被係止部36、第2被係止部37および第3被係止部42を凹部としてそれぞれ形成した。しかし、係止部27および被係止部35の形状は上記に限定されず、例えば、図11に示すように、第1被係止部36、第2被係止部37および第3被係止部42を、光導波路20の幅方向両外側端が幅方向両外側に向かって平面視略半円形状に膨出する2つの膨出部としてそれぞれ形成することができる。同時に、第1係止部28、第2係止部29および第3係止部41を、幅方向に互いに対向配置され、幅方向内側端面が幅方向外側に向かって凹む凹部として形成することもできる。
また、上記した説明では、係止部27の形状を平面視略円形状に形成したが、その形状は特に限定されず、例えば、平面視略多角形状など適宜の形状に形成することもできる。また、被係止部35の形状も、上記した係止部27の形状に対応するように形成する。
また、上記した説明では、第2係止部29を、スリット4の後側端縁に形成したが、例えば、図示しないが、スリット4の後端縁と後側に間隔を隔てて形成することもできる。つまり、第2係止部29を配線部2(の先後方向途中)に形成することもできる。
また、上記した説明では、スリット4の先側に2つの係止部、つまり、第1係止部28および第3係止部41を形成したが、例えば、1つの係止部、つまり、第1係止部28および第3係止部41のいずれか少なくとも一方を形成することもできる。
好ましくは、少なくとも第1係止部28を形成し、さらに好ましくは、第1係止部28および第3係止部41の両方を形成する。
少なくとも第1係止部28を形成すれば、スリット4において、光導波路20を確実に弛みを形成することができる。また、第1係止部28および第3係止部41の両方を形成すれば、第1係止部28または第2係止部41のみを形成することに比べて、光導波路20をより確実に係止でき、より一層精度よく配置することができる。
また、上記した説明では、スリット4の先側に第1係止部28および第3係止部41を形成し、これにより、光導波路20を係止したが、例えば、図示しないが、第1係止部28および第3係止部41に代えて、台座30で光導波路20を係止することもできる。この場合には、図示しないが、第4被係止部を、光導波路20のアンダークラッド層21およびオーバークラッド層23には、台座30の平面視形状に対応する凹部として形成する。
あるいは、第1係止部28および第3係止部41に加え、さらに、第4被係止部を、アンダークラッド層21およびオーバークラッド層23に形成することもできる。これにより、スリット4の先側において、台座30と第1係止部28および第3係止部41とにより、光導波路20における第4被係止部と第1被係止部36および第2被係止部37とを係止できる。そのため、光導波路20をより一層精度よく配置することができる。
また、上記した説明では、光導波路20の被係止部35を補強することなく、係止部27に係止させたが、例えば、図12および図13に示すように、被係止部35の表面(オーバークラッド層23の上面)に金属からなる補強板39を設け、被係止部35を補強しながら、係止部27に係止させることもできる。
補強板39を形成する金属としては、金属支持基板11の金属材料と同様のものが用いられる。また、補強板39は、平面視において、第1被係止部36、第3被係止部42および第2被係止部37をそれぞれ含む、幅方向に延びる略矩形状に形成されている。なお、補強板39の形状は、上記形状に限定されず、適宜の形状に形成することもできる。
また、図13に示すように、光導波路20の厚みは、台座30(台座ベース絶縁層33)の厚みと同一である。
補強板39を設ければ、被係止部35をより一層確実に係止部27に係止させて、より一層確実に弛みを形成することができる。
また、上記した図2および図4の説明では、被係止部35を、光導波路20の凹部として形成したが、例えば、図14および図15に示すように、アンダークラッド層21およびオーバークラッド層23におけるこれらの幅方向両外側端面とコア層22の幅方向両外側端面との間(幅方向途中)に、アンダークラッド層21およびオーバークラッド層23の厚み方向を貫通する丸孔として形成することもできる。
なお、この場合において、必要により、光導波路20の表面(アンダークラッド層21の下面および/またはオーバークラッド層23の上面)に、光導波路20と同幅の補強板を設け、その補強板に、アンダークラッド層21およびオーバークラッド層23の丸孔と平面視における同一位置に、補強板の厚み方向を貫通する補強丸孔を形成することもできる。
さらにまた、図14(仮想線で示す引き出し線)および図16に示すように、被係止部35を、アンダークラッド層21の下面から下側に突出する突起部として形成するとともに、係止部27を、被係止部35の突起部に嵌合され、金属支持基板11の厚み方向を貫通する嵌合穴(貫通穴)として形成することもできる。
また、上記した説明では、台座30を、台座ベース絶縁層33および台座導体層34から形成したが、例えば、図示しないが、台座ベース絶縁層33、台座導体層34および台座カバー絶縁層からなる群から選択される少なくとも1層から形成することもできる(台座ベース絶縁層33および台座導体層34からなる2層を除く。)。
また、上記した説明では、台座30を光導波路20と接触するように配置したが、例えば、図17に示すように、第1台座31および第2台座32を、光導波路20と幅方向に間隔を隔てて配置することもできる。
また、上記した説明では、第1台座31および第2台座32を、平面視略矩形状に形成したが、図示しないが、例えば、平面視円形状など、適宜の形状にそれぞれ形成することもできる。
また、上記した説明では、台座30を、平面視において、光導波路20を、スライダ24の下側(搭載部8)を通過するように配置したが、例えば、図18に示すように、平面視において、光導波路20の先端面が、スライダ24の長手方向途中に至るように配置することもできる。
図18において、台座30は、平面視において後側に向かって開く略U字状に形成されている。
また、係止部27は、第1係止部28および第2係止部29のみから形成され、被係止部35は、第1被係止部36および第2被係止部37のみから形成される。
また、出射開口部6は、搭載部8の先後方向中央に形成されている。また、出射開口部6は、幅方向に対向配置される台座30の幅方向内側において、これらと幅方向に間隔を隔てて配置されている。
本発明の回路付サスペンション基板の一実施形態の平面図を示す。 図1に示す回路付サスペンション基板のジンバルの拡大平面図を示す。 図2のA−A線断面図を示す。 図2のB−B線断面図を示す。 図2のC−C線断面図を示す。 回路付サスペンション基板の製造方法を説明するための工程図であり、図4に対応する断面図を示す。(a)は、金属支持基板を用意する工程、(b)は、ベース絶縁層と、台座ベース絶縁層と、係止ベース絶縁層とを形成する工程、(c)は、導体パターンと、台座導体層とを形成する工程、(d)は、カバー絶縁層を形成する工程、(e)は、光導波路を、回路基板の上に配置する工程を示す。 回路付サスペンション基板の製造方法を説明するための工程図であり、図5に対応する断面図を示し、(a)は、金属支持基板を用意する工程、(b)は、ベース絶縁層と、台座ベース絶縁層と、係止ベース絶縁層とを形成する工程、(c)は、導体パターンと、台座導体層とを形成する工程、(d)は、カバー絶縁層を形成する工程、(e)は、スリットおよび出射開口部を形成する工程、(f)は、光導波路を、回路基板の上に配置する工程を示す。 光導波路を配置する方法の説明図であり、図2に対応する平面図を示す。 光導波路を配置する方法の説明図であり、図3に対応する断面図を示し、(a)は、回路基板と光導波路とをそれぞれ用意する工程、(b)は、被係止部間の光導波路を弛ませる工程、(c)は、光導波路を回路基板の上に配置する工程を示す。 図1に示す回路付サスペンション基板のジンバルが折り曲げられる状態の説明図であって、図3に対応する断面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(被係止部が膨出部、係止部が凹部として形成される態様)のジンバルの拡大平面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(補強板が被係止部に設けられる態様)において、光導波路を配置する方法の説明図であり、図9に対応する平面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(補強板が被係止部に設けられる態様)で、図5に対応する断面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(被係止部が丸孔で形成される態様および係止部が貫通穴として形成される態様)のジンバルの拡大平面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(被係止部が丸孔として形成される態様態様)で、図5に対応する断面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(係止部が貫通穴として形成される態様)のジンバルの拡大平面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(台座が光導波路と間隔を隔てて配置される態様)のジンバルの拡大平面図を示す。 本発明の回路付サスペンション基板の他の実施形態(光導波路の先端面が、スライダの長手方向途中に至る態様)のジンバルの拡大平面図を示す。 回路付サスペンション基板(光導波路が、スリット部を迂回するように、引き回される態様)の平面図である。
符号の説明
1 回路付サスペンション基板
20 光導波路
24 スライダ
25 磁気ヘッド
30 台座

Claims (2)

  1. 回路基板と、
    前記回路基板の上に形成される光導波路とを備え、
    前記回路基板には、スライダを支持するための台座が設けられ、
    前記台座は、前記光導波路が前記スライダと前記回路基板の厚み方向において重なるように、前記光導波路の配置を許容することを特徴とする、回路付サスペンション基板。
  2. 前記台座は、前記光導波路を位置決めするための位置決め部を兼ねることを特徴とする、請求項1に記載の回路付サスペンション基板。
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