JP5203785B2 - 検査治具 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに電気的に接続された電子回路部品の通電検査に用いられる検査治具に関する。
例えば携帯電話機に搭載される半導体チップなどの電子回路部品はフレキシブルプリント配線基板に実装され、この電子回路部品には、フレキシブルプリント配線基板の配線パターンを介して又は直接的にコネクタが電気的に接続されている。この電子回路部品の通電検査においては、プローブをコネクタの端子部に電気的に接触させて電子回路部品に検査電流を供給することにより、電子回路部品が正常に作動するか否かについて検査される。このような通電検査は検査治具を用いて行われ(例えば、特許文献1参照)、この検査治具はベース部材を有し、ベース部材には2軸のコンプライアンス機構を介してプローブホルダがX軸方向及びY軸方向に移動自在に支持されている。プローブホルダには複数のプローブが保持され、また各コンプライアンス機構はそれぞれ、相互に対向して配設された一対の板バネを有している。
上述した検査治具を用いた電子回路部品の通電検査は、次のようにして行われる。まず、2軸のコンプライアンス機構によってプローブホルダがベース部材に対してX軸方向及びY軸方向に移動され、これによりプローブとコネクタの端子部との位置合わせが行われる。その後に、ベース部材がZ軸方向に下降されることによりプローブの先端部がコネクタの端子部に押し当てられ、プローブからの検査電流が電子回路部品に供給される。
特開平7−111176号公報
しかしながら、上述のような従来の検査治具では、次のような問題がある。プローブの先端部はプローブホルダから下方に長く延びているので、プローブが横ずれした状態でコネクタの端子部に押し当てられると、プローブの先端部に曲げ応力が加わり、プローブが損傷するおそれがあるという問題がある。また、プローブの先端部をコネクタの端子部に押し当てる際に、コンプライアンス機構の一対の板バネの弾性力によってプローブがぐらつくおそれがあり、作業性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、プローブとコネクタの端子部との電気的接続作業を安定的に行うことができるとともに、プローブの損傷を防止することができる検査治具を提供することである。
本発明の請求項1に記載の検査治具では、複数の端子部を有するコネクタに電気的に接続された電子回路部品を通電検査するのに用いられる検査治具であって、
複数のプローブと、前記複数のプローブを保持するためのプローブ保持手段と、前記プローブ保持手段に近接及び離隔する方向に移動自在に支持された移動部材と、を備え、前記移動部材の片側には、前記コネクタを位置決め収容するための収容凹部が設けられ、その他側には、前記収容凹部と連通された複数のガイド孔が設けられ、前記複数のガイド孔には前記複数のプローブの各先端部が移動自在に挿通され、前記移動部材が前記プローブ保持手段より離隔する離隔位置に位置付けられると、前記複数のプローブの各先端部は前記複数のガイド孔に収容され、また前記移動部材が前記プローブ保持手段に近接する検査位置に位置付けられると、前記複数のプローブの各先端部は前記複数のガイド孔より前記収容凹部に突出され、
前記コネクタの前記複数の端子部にはそれぞれ突部が設けられており、
前記電子回路部品の通電検査時には、前記移動部材が前記離隔位置に位置づけられた状態で前記コネクタが前記収容凹部に位置決め収容され、その後に前記移動部材が前記検査位置に位置付けられることによって前記複数のプローブの各先端部が前記収容凹部に突出され、これにより前記コネクタの前記複数の端子部の各々の前記突部が対応するプローブの先端部に電気的に接触されると共に前記対応するプローブの先端部に作用され、前記複数のプローブの各先端部が前記コネクタから遠ざかる方向に弾性的に湾曲されることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項に記載の検査治具では、前記収容凹部には、前記コネクタの前記複数の端子部の各々に対応して、前記収容凹部の底に向かって前記収容凹部の幅が狭くなるように複数のテーパ部が設けられており、前記複数の端子部の各々の前記突部が前記対応するプローブの先端部に作用されると、前記複数のプローブの各先端部が対応するテーパ部に沿って弾性的に湾曲されることを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載の検査治具では、前記移動部材に関連して、前記移動部材を前記離隔位置に向けて弾性的に偏倚するための弾性偏倚手段が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項に記載の検査治具では、前記プローブ保持手段には、配線パターンを有するプリント配線基板が支持されており、前記複数のプローブの各基端部は、前記プリント配線基板の前記配線パターンに電気的に接続されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の検査治具によれば、コネクタが収容凹部に位置決め収容された状態で、コネクタの複数の端子部の各々の突部が対応するプローブの先端部に電気的に接触されるので、プローブの先端部をコネクタの端子部に接触させる際にプローブがぐらつくことがなく、プローブとコネクタの端子部との電気的接続作業を安定的に行うことができる。
また複数のプローブの各先端部がコネクタから遠ざかる方向に弾性的に湾曲されるので、プローブの先端部がコネクタの端子部に再現性良く接触するようになり、プローブの先端部が横ずれしてコネクタの端子部に接触するのが防止され、プローブの損傷を防止することができる。
さらに、本発明の請求項に記載の検査治具によれば、複数のプローブの各先端部が対応するテーパ部に沿って弾性的に湾曲されるので、プローブの先端部がコネクタの端子部により再現性良く接触するようになり、プローブの損傷を確実に防止することができるとともに、プローブの先端部とコネクタの端子部との電気的接触不良を防止することができる。
また、本発明の請求項に記載の検査治具によれば、移動部材は弾性偏倚手段によって離隔位置に向けて弾性的に偏倚されるので、通電検査が行われないときにはプローブの先端部はガイド孔に収容され、これにより例えば作業者がプローブの先端部に誤って触れるなどしてプローブの先端部に曲げ応力などが加わるのを防止することができ、プローブを確実に保護することができる。
さらに、本発明の請求項に記載の検査治具によれば、複数のプローブの各基端部はプリント配線基板の配線パターンに電気的に接続されるので、プローブの基端部を外部のリード線などに電気的に接続するためのソケットを省略することができ、検査治具全体をコンパクトにすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う検査治具の一実施形態について説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態による検査治具を示す斜視図であり、図1(b)は、フレキシブルプリント配線基板の実装面側を示す斜視図であり、図2は、検査前における図1中のA−A線による検査治具の概略断面図であり、図3は、検査前における図1中のB−B線による検査治具の部分拡大断面図であり、図4は、検査時における図1中のA−A線による検査治具の概略断面図であり、図5は、検査時における図1中のB−B線による検査治具の部分拡大断面図である。
図1〜図5を参照して、図示の検査治具2は、例えば携帯電話機に搭載される半導体チップなどの電子回路部品4を通電検査するのに用いられる。本実施形態では、電子回路部品4はコネクタ6とともにフレキシブルプリント配線基板8の実装面側に実装され、これら電子回路部品4とコネクタ6とはフレキシブルプリント配線基板8に設けられた配線パターン(図示せず)を介して電気的に接続されている。コネクタ6は、コネクタ本体10と、コネクタ本体10の両側端部に設けられた複数の端子部12と、を有しており、本実施形態では、端子部12はコネクタ本体10の両側端部にそれぞれ4個ずつ並んで設けられている。また、端子部12の外側面(即ち、端子部12とコネクタ本体10との接続部)には、外側に幾分突出した突部14が設けられている(図3及び図5参照)。
次に、検査治具2の構成について説明する。検査治具2は、複数のプローブ16と、複数のプローブ16を保持するための第1及び第2プローブ保持プレート18、20(プローブ保持手段を構成する)と、を有している。第1及び第2プローブ保持プレート18、20は上下方向に相互に対向して配設され、これらの間には円柱状の支持部材22が複数配設されている。第1プローブ保持プレート18の上側には移動プレート24(移動部材を構成する)が移動自在に支持され、また第2プローブ保持プレート20の下側には、リング状の複数のスペーサ26を介してソケット保持プレート28が支持されている。
プローブ16は、例えばタングステンやベリリウム銅などの弾性復元力を有する金属から構成され、その先端部30及び基端部32を除く部位は絶縁被覆34により覆われている。
第1プローブ保持プレート18には貫通孔36が設けられており、複数のプローブ16はこの貫通孔36を通して上下方向に延びている。貫通孔36の外側には取付貫通孔38が複数設けられ、更にそれらの外側には挿通孔40が複数設けられている。また、第1プローブ保持プレート18の上面には、挿通孔40と連通された凹部42が複数設けられている。
第2プローブ保持プレート20には支持貫通孔44が複数設けられ、複数のプローブ16の各基端部32はそれぞれ対応する支持貫通孔44を通して第2プローブ保持プレート20の下側に延びている。この複数の支持貫通孔44の外側には取付貫通孔46が複数設けられ、更にそれらの外側には挿通孔48が複数設けられている。
支持部材22の上端部には、第1プローブ保持プレート18の挿通孔40に対応してネジ孔50が設けられ、その下端部には、第2プローブ保持プレート20の挿通孔48に対応してネジ孔52が設けられている。
ソケット保持プレート28の中央部には取付孔54が複数設けられており、各取付孔54には円筒状のソケット56が取り付けられている。ソケット56の上端部にはプローブ16の基端部32が電気的に接続され、またその下端部には、検査装置(図示せず)から延びるリード線58の一端部が電気的に接続されている。複数の取付孔54の外側には取付貫通孔60が複数設けられ、更にそれらの外側には挿通孔62が複数設けられている。
固定用ネジ64が第1プローブ保持プレート18の挿通孔40を通して支持部材22の一方のネジ孔50に螺着されるとともに、固定用ネジ66がソケット保持プレート28の挿通孔62、スペーサ26の開口部68及び第2プローブ保持プレート20の挿通孔48を通して支持部材22の他方のネジ孔52に螺着されることにより、第1及び第2プローブ保持プレート18、20並びにソケット保持プレート28が相互に固定されている。また、固定用ネジ64の頭部は第1プローブ保持プレート18の凹部42に収容されており、これにより固定用ネジ64の頭部が第1プローブ保持プレート18の上面から突出されるのが防止される。
また、この検査治具2には弾性偏倚手段70が設けられており、この弾性偏倚手段70は、第1及び第2プローブ保持プレート18、20の各取付貫通孔38、46並びにソケット保持プレート28の取付貫通孔60を通して上下方向に延びるガイドスリーブ72と、ガイドスリーブ72の内側に移動自在に配設されたガイドピン74と、ガイドスリーブ72とガイドピン74との間に配設されたコイルバネ76とから構成されている。ガイドピン74の両端部は、ガイドスリーブ72の両端開口部よりそれぞれ外部に突出されている。ガイドピン74の上端部にはネジ孔78が設けられ、またその下端部には、ガイドスリーブ72の下端開口部に着脱自在に係止される係止リング80が設けられている。コイルバネ76はその伸張方向に弾性的に偏倚されており、コイルバネ76の上端部は、ガイドピン74の上端部近傍に設けられた押圧リング82に当接され、その下端部は、ガイドスリーブ72の下端開口部に当接されている。
移動プレート24の上面(片側)には、コネクタ本体10を位置決め収容するための収容凹部84が設けられ、この収容凹部84の大きさは、コネクタ本体10の大きさよりも僅かに大きく構成されている。移動プレート24の下面(他側)には、収容凹部84と連通されたガイド孔86が複数設けられ、これら複数のガイド孔86の各々には、第1プローブ保持プレート18の貫通孔36より上方に延びるプローブ16の先端部30が移動自在に挿通されている。ガイド孔86は、コネクタ6の複数の端子部12の各々に対応して、収容凹部84の両側端部にそれぞれ4個並んで配設されている。また、ガイド孔86の直径はプローブ16の直径よりも僅かに大きく構成され、例えば、プローブ16の直径が約0.2mmであるときには、ガイド孔86の直径は約0.3mmに構成される。収容凹部84の両側端面にはそれぞれ、コネクタ6の複数の端子部12の各々に対応して、ガイド孔86の上端部から外側に傾斜して延びるテーパ部88が複数設けられている。収容凹部84の外側には挿通孔90が複数設けられ、また移動プレート24の上面には、挿通孔90と連通された凹部92が複数設けられており、固定用ネジ94が移動プレート24の挿通孔90を通してガイドピン74のネジ孔78に螺着されている。また、固定用ネジ94の頭部は移動プレート24の凹部92に収容されており、これにより固定用ネジ94の頭部が移動プレート24の上面から突出されるのが防止される。
移動プレート24は、第1プローブ保持プレート18より離隔する離隔位置(図2参照)と、第1プローブ保持プレート18に近接する検査位置(図4参照)との間を上下方向に移動自在に構成されている。移動プレート24は、コイルバネ76の弾性偏倚力によって離隔位置に向けて弾性的に偏倚されており、移動プレート24に外力が作用していない状態では、移動プレート24は離隔位置に位置付けられる。なお、係止リング80がガイドスリーブ72の下端開口部に係止されることにより、移動プレート24が離隔位置より上方へ移動されるのが拘束されている。移動プレート24が離隔位置に位置付けられると、複数のプローブ16の各先端部30は複数のガイド孔86に収容される(図2及び図3参照)。また、移動プレート24がコイルバネ76の弾性偏倚力に抗して離隔位置から検査位置に移動されると、ガイドピン74がガイドスリーブ72に対して下方に移動されることによって、複数のプローブ16の各先端部30がそれぞれ複数のガイド孔86より収容凹部84に突出される(図4及び図5参照)。
上述した検査治具2を用いて電子回路部品4を通電検査する方法について説明すると、次の通りである。上述のように、検査治具2は複数のリード線58を介して検査装置に電気的に接続され、この検査装置には押圧プレート96が設けられている。押圧プレート96は移動プレート24の上方に配設され、移動プレート24から離隔される解除位置(図2参照)と、移動プレート24を下方に押圧する押圧位置(図4参照)との間を上下方向に移動自在に構成されている。また、検査装置には、押圧プレート96を操作するための操作レバー(図示せず)が設けられ、この操作レバーを操作することにより、押圧プレート96が解除位置から押圧位置に又は押圧位置から解除位置に移動される。
通電検査を行う際には、コネクタ本体10を収容凹部84に位置決め収容した後に、操作レバーを操作して押圧プレート96を解除位置から押圧位置に移動させる。これにより、移動プレート24が離隔位置から検査位置に移動され、フレキシブルプリント配線基板8が押圧プレート96と移動プレート24との間に挟持される。複数のプローブ16の各先端部30は複数のガイド孔86から収容凹部84に突出され、コネクタ6の複数の端子部12の各突部14が対応するプローブ16の先端部30に作用することによって、複数のプローブ16の各先端部30が対応するテーパ部88に沿って外側に弾性的に湾曲される。このようにしてコネクタ6の複数の端子部12の各突部14が対応するプローブ16の先端部30に電気的に接触され、かかる状態で検査装置からの検査電流が複数のリード線58を介して各プローブ16に供給されると、この検査電流が各端子部12及び配線パターンを介して電子回路部品4に供給される。
通電検査が終了すると、操作レバーを操作して押圧プレート96を押圧位置から解除位置に移動させることにより、移動プレート24が検査位置から離隔位置に移動され、複数のプローブ16の各先端部30が複数のガイド孔86に収容される。
従って、本実施形態の検査治具2では、プローブ16の先端部30をコネクタ6の端子部12に接触させる際にプローブ16がぐらつくことがなく、プローブ16とコネクタ6の端子部12との電気的接続作業を安定的に行うことができる。また、プローブ16の先端部がテーパ部88に沿って外側に弾性的に湾曲されることによって、プローブ16の先端部30がコネクタ6の端子部12に再現性良く接触するようになり、プローブ16の先端部30が横ずれしてコネクタ6の端子部12に接触するのが防止され、プローブ16の損傷を防止することができる。
次に、図6を参照して、検査治具の他の実施形態について説明する。図6は、本発明の他の実施形態による検査治具の概略断面図である。なお、図6において、図1〜図5に示す実施形態と実質上同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
その他の実施形態による検査治具2Aでは、第2プローブ保持プレート20の下側にプリント配線基板98が配設されている。このプリント配線基板98の両面にはそれぞれ配線パターン100、102が設けられ、プリント配線基板98の上面側の配線パターン100には複数のプローブ16の各基端部32が電気的に接続され、その下面側の配線パターン102には複数のリード線58の各一端部が電気的に接続されている。また、このプリント配線基板98には、ガイドスリーブ72が取り付けられる取付貫通孔104が複数設けられ、更にそれらの外側には、固定用ネジ106が挿通される挿通孔108が複数設けられている。
従って、その他の実施形態による検査治具2Aでは、プリント配線基板98が上述したソケット保持プレート28及びソケット56の各機能を兼ね備えるので、上述したソケット56を省略することができ、検査治具2A全体の大きさをコンパクトにすることができる。
以上、本発明に従う検査治具の各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記各実施形態では、コネクタ6はフレキシブルプリント配線基板8の配線パターンを介して電子回路部品4に電気的に接続されるように構成したが、電子回路部品4に直接的に電気的に接続されるように構成してもよい。
(a)は、本発明の一実施形態による検査治具を示す斜視図であり、(b)は、フレキシブルプリント配線基板の実装面側を示す斜視図である。 検査前における図1中のA−A線による検査治具の概略断面図である。 検査前における図1中のB−B線による検査治具の部分拡大断面図である。 検査時における図1中のA−A線による検査治具の概略断面図である。 検査時における図1中のB−B線による検査治具の部分拡大断面図である。 本発明の他の実施形態による検査治具の概略断面図である。
符号の説明
2、2A 検査治具
4 電子回路部品
6 コネクタ
12 端子部
14 突部
16 プローブ
18 第1プローブ保持プレート
20 第2プローブ保持プレート
24 移動プレート
70 弾性偏倚手段
84 収容凹部
86 ガイド孔
88 テーパ部
98 プリント配線基板

Claims (4)

  1. 複数の端子部を有するコネクタに電気的に接続された電子回路部品を通電検査するのに用いられる検査治具であって、
    複数のプローブと、前記複数のプローブを保持するためのプローブ保持手段と、前記プローブ保持手段に近接及び離隔する方向に移動自在に支持された移動部材と、を備え、前記移動部材の片側には、前記コネクタを位置決め収容するための収容凹部が設けられ、その他側には、前記収容凹部と連通された複数のガイド孔が設けられ、前記複数のガイド孔には前記複数のプローブの各先端部が移動自在に挿通され、前記移動部材が前記プローブ保持手段より離隔する離隔位置に位置付けられると、前記複数のプローブの各先端部は前記複数のガイド孔に収容され、また前記移動部材が前記プローブ保持手段に近接する検査位置に位置付けられると、前記複数のプローブの各先端部は前記複数のガイド孔より前記収容凹部に突出され、
    前記コネクタの前記複数の端子部にはそれぞれ突部が設けられており、
    前記電子回路部品の通電検査時には、前記移動部材が前記離隔位置に位置づけられた状態で前記コネクタが前記収容凹部に位置決め収容され、その後に前記移動部材が前記検査位置に位置付けられることによって前記複数のプローブの各先端部が前記収容凹部に突出され、これにより前記コネクタの前記複数の端子部の各々の前記突部が対応するプローブの先端部に電気的に接触されると共に前記対応するプローブの先端部に作用され、前記複数のプローブの各先端部が前記コネクタから遠ざかる方向に弾性的に湾曲されることを特徴とする検査治具。
  2. 前記収容凹部には、前記コネクタの前記複数の端子部の各々に対応して、前記収容凹部の底に向かって前記収容凹部の幅が狭くなるように複数のテーパ部が設けられており、前記複数の端子部の各々の前記突部が前記対応するプローブの先端部に作用されると、前記複数のプローブの各先端部が対応するテーパ部に沿って弾性的に湾曲されることを特徴とする請求項1に記載の検査治具
  3. 前記移動部材に関連して、前記移動部材を前記離隔位置に向けて弾性的に偏倚するための弾性偏倚手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査治具。
  4. 前記プローブ保持手段には、配線パターンを有するプリント配線基板が支持されており、前記複数のプローブの各基端部は、前記プリント配線基板の前記配線パターンに電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の検査治具。
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