JP5201435B2 - 光学系 - Google Patents

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Description

本発明は、写真、双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡などに用いられ複数の波長、あるいは、帯域で使用する光学素子に形成される反射防止膜を有する光学系に関する。
反射防止膜は、光学系内に組み込まれる光学素子と媒質の屈折率の違いにより生じる反射を低減させることを目的としている。このような反射光が像面へ到達すると、ゴーストやフレアとなって光学性能へ著しい悪影響を与えてしまうからである。近年、光学系に必要とされる光学性能が高くなっており、この光学系内に配置される光学素子に形成される反射防止膜にも、従来よりも広い入射角度の範囲で、より低反射の性能が要求されている。
このような要求を満足するために、様々な材料や膜厚を組み合わせることによる多層膜設計技術や、多層膜成膜技術も進歩を続けている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−356704号公報
しかしながら、従来の方法による反射防止膜では、その反射防止膜が形成された光学面に入射する光線の入射角度が増加して斜めから入射すると、反射防止膜の特性が変化してその反射防止膜としての効果が急激に薄らいで反射光が増加してしまうという課題があった。このような反射面が光学系内に一面しか存在しな場合は、その反射光は物体側に戻るため光学系の光学性能への直接的な影響は無いが、このような面が複数面存在する場合には、反射光が像側に到達し、ゴーストやフレア発生の原因となる危険性が高くなる。近年、レンズの大口径化が進み、光学素子に入射する光線の角度範囲も拡大傾向にあるため、ゴーストやフレアが発生しやすい状況になっている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、可視光域で低い反射率を広い角度範囲で実現できる反射防止膜を有する光学系を提供することを目的とする。
請求項に記載の第1の光学系は、反射防止膜が形成された光学面を備える光透過部材と、絞りとを有する光学系であって、前記反射防止膜は、屈折率がほぼ1.52である前記光透過部材の前記絞りに対して凹面状で且つ空気と接する光学面のみに形成され、基準とする光線の波長λを550nmとするとき、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.27λの第1層と、前記第1層上に形成され、屈折率がほぼ2.12で且つ光学的膜厚がほぼ0.07λの第2層と、前記第2層上に形成され、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.30λの第3層と、前記第3層上に形成され、屈折率がほぼ1.25で且つ光学的膜厚がほぼ0.26λの第4層とから構成され、前記反射防止膜が形成された前記光学面は、前記光学面に入射する波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して、前記光線の入射角が0度以上25度以下のときは反射率が0.5%以下であり、且つ、前記光線の入射角が0度以上60度以下のときは反射率が3.5%以下であり、前記絞りは、前記反射防止膜が形成された前記光学面よりも像面側に設けられていることを特徴する。
上記光学系において、焦点距離をfとし、前記反射防止膜が形成された光学面の曲率半径をrsとするとき、次式
0.0 < f/rs < 10.0
但し、rsの符号は、前記光学面が絞りに対して凹面状のとき正(rs>0)とする
を満足することが好ましい。
請求項に記載の第2の光学系は、反射防止膜が形成された光学面を備える光透過部材と、絞りとを有する光学系であって、前記反射防止膜は、屈折率がほぼ1.52である前記光透過部材の前記絞りに対して凹面状で且つ空気と接する光学面のみに形成され、基準とする光線の波長λを550nmとするとき、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.27λの第1層と、前記第1層上に形成され、屈折率がほぼ2.12で且つ光学的膜厚がほぼ0.07λの第2層と、前記第2層上に形成され、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.30λの第3層と、前記第3層上に形成され、屈折率がほぼ1.25で且つ光学的膜厚がほぼ0.26λの第4層とから構成され、前記反射防止膜が形成された前記光学面は、前記光学面に入射する波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して、前記光線の入射角が0度以上25度以下のときは反射率が0.5%以下であり、且つ、前記光線の入射角が0度以上60度以下のときは反射率が3.5%以下であり、前記絞りは、前記反射防止膜が形成された前記光学面よりも物体側に設けられ、前記光学系の焦点距離をfとし、前記絞りに対して像面側の前記反射防止膜が形成された光学面の曲率半径をrsとするとき、次式
2.944 ≦ f/rs < 10.000
を満足することを特徴する。
記光学系は、波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して使用されることが好ましい。
上記光学系において、前記第1層は酸化アルミニウムが真空蒸着法で形成され、前記第2層は酸化チタンと酸化ジルコニウムの混合物が真空蒸着法で形成され、前記第3層は酸化アルミニウムが真空蒸着法で形成され、前記第4層はフッ化マグネシウムがゾル−ゲル法を用いて形成されることが好ましい。
上記光学系は結像光学系として用いることができる。また、上記光学系は観察光学系として用いることもできる。
第1および第2の本発明に係る光学系を以上のように構成すると、この光学系に形成された特殊反射防止膜により、可視光域(波長400nm〜700nm)の光線に対して、その光線の入射角の広い角度範囲(0度〜60度)に対しても低い反射率を実現することができる。そのため、ゴーストやフレアの発生を効果的に抑えることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、本実施形態で用いられる特殊反射防止膜(以下、「反射防止膜1」と呼ぶ)について図1を用いて説明する。この反射防止膜1は4層からなり、光を透過する光透過部材(光学部材2)の光学面に形成される。第1層1aは真空蒸着法で蒸着された酸化アルミニウムで形成されている。また、この第1層1aの上に更に真空蒸着法で蒸着された酸化チタンと酸化ジルコニウムの混合物からなる第2層1bが形成される。さらに、この第2層1bの上に真空蒸着法で蒸着された酸化アルミニウムからなる第3層1cが形成される。そしてこのようにして形成された第3層1cの上に、ゾル−ゲル法によりフッ化マグネシウムからなる第4層1dが形成されて第1実施例に係る反射防止膜1が形成される。ここで、ゾル−ゲル法とは、光学部材の光学面上に光学薄膜材料ゾルを塗布し、ゲル膜を堆積させた後、液体に浸漬し、この液体の温度及び圧力を臨界状態以上にしてその液体を気化・乾燥させることにより膜を生成する製法である。
このように、この反射防止膜1の第1層1a〜第3層1cまではドライプロセスである電子ビーム蒸着により形成され、最上層である第4層1dは、フッ酸/酢酸マグネシウム法で調製したゾル液を用いるウェットプロセスにより以下の手順で形成されている。まず、予めレンズ成膜面(上述の光学部材2の光学面)に真空蒸着装置を用いて第1層1aとなる酸化アルミニウム層、第2層1bとなる酸化チタン−酸化ジルコニウム混合層、第3層1cとなる酸化アルミニウム層を順に形成する。そして、蒸着装置より光学部材2を取り出した後、フッ酸/酢酸マグネシウム法により調製したゾル液をスピンコート法により塗布することにより第4層1dとなるフッ化マグネシウム層を形成する。このとき、フッ酸/酢酸マグネシウム法の反応式を以下の式(1)に示す。
2HF+Mg(CH3COO)2→MgF2+2CH3COOH (1)
この成膜に用いたゾル液は、原料混合後、オートクレープで140℃、24時間高温加圧熟成処理を施した後、成膜に用いられる。この光学部材2は、第4層1dの成膜終了後、大気中で150℃、1時間加熱処理して完成される。このようなゾル−ゲル法を用いることにより、原子または分子が数個から数十個程度集まって、大きさが数nmから数十nmの粒子ができ、さらに、それらの粒子が数個集まって二次粒子が形成され、それら二次粒子が堆積することにより第4層1dを形成することができる。
それではこのようにして形成された反射防止膜1の光学的性能について図2に示す分光特性を用いて説明する。なお、この図2は、基準波長λを550nmとしたときに、光学部材2の屈折率が1.52であり、第1層1aの屈折率が1.65で、その光学的膜厚が0.27λであり、第2層1bの屈折率が2.12で、その光学的膜厚が0.07λであり、第3層1cの屈折率が1.65で、その光学的膜厚が0.30λであり、第4層1dの屈折率が1.25で、その光学的膜厚が0.26λである場合の分光特性を表している。この図2から分かる通り、可視光領域(波長が400nm〜700nm)の光線に対して、入射角が60度となってもその反射率は3.5%以下となっており、非常に低い反射率を実現している。さらに、入射角が0度若しくは25度の場合でも、その反射率は0.5%以下となっており、非常に低い反射率を実現している。なお、これらの反射率は基準波長λに対して短波長側(400nm付近)でも、長波長側(700nm付近)でも悪化することはなく、この反射防止膜は400nm〜700nmの波長域に対して均等な効果を維持している。
なお、この反射防止膜1は、後述する実施例で示すように、絞りに向いた凹面状に形成されたレンズの光学面に設けて利用している。また、ここで言う凹面状とは、平面も含んでいる。この凹面状は曲率を有している方が望ましい。
また、このような光学面を有する光学系の焦点距離をfとし、反射防止膜1を有する光学面の曲率半径をrsとするとき、以下の条件式(2)を満足する。なお、この条件式(2)において曲率半径rsの符号は、絞りに向いた凹面形状のとき正(rs>0)とする。
0 ≦ f/rs < 10.0 (2)
上記条件式(2)は、光学系の焦点距離に対する反射防止膜1を有する光学面の曲率半径rsの最適な範囲を規定している。下限値を超えると、前記光学面は絞りに向いた凸面形状になり、ゴースト発生面になりにくいので、反射防止効果を発揮できない。上限値を超えると、曲率半径が小さくなり過ぎて、ゴースト発生面になりにくいので、反射防止効果を発揮できない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(2)の上限値を6.0にすることが望ましい。さらに、上限値を5.0にすることが望ましい。また、上限値を3.5にすることがより望ましい。また、条件式(2)の下限は0を含まない方が望ましい。
次に、第1実施例として上述の反射防止膜1が形成された光学素子を有する光学系として結像光学系10について図3を用いて説明する。この結像光学系10は、その焦点距離が18mm〜35mmまで連続的に変化するカメラ用ズームレンズとして用いられるものであり、物体側から順に保護ガラスとして使用される平行平面板F、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3を貼り合わせた接合レンズ、両凹レンズL4、両凸レンズL5、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と両凸レンズL7を貼り合わせた接合レンズ、開口絞りP、両凸レンズL8と両凹レンズL9を貼り合わせた接合レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と両凸レンズL11を貼り合わせた接合レンズ、及び、両凸レンズL12から構成され、像面Iに物体の像を結像する。なお、この結像光学系10において、負メニスカスレンズL2の物体側の面(面番号)は非球面形状に形成されている。
ここで非球面形状は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離をx(y)とし、rを近軸曲率半径(基準球面の曲率半径)とし、κを円錐曲線定数とし、Cnをn次の非球面係数としたとき、下の式(2)で表されるものとした。
x(y)=(y2/r)(1+(1−κ(y2/r2))1/2
+C44 + C66 + C88 + C1010 (2)
下の表1に、この第1実施例に係る結像光学系10の各レンズの諸元を示す。この表1における面番号1〜23は結像光学系10に係るものであり、それぞれ図3における符号1〜23に対応する。また、表1におけるrはレンズ面の曲率半径を、dはレンズ面の間隔を、νdはd線に対するアッベ数を、ndはd線に対する屈折率を、fは焦点距離を、Bfはバックフォーカスをそれぞれ示している。さらに、以下の諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径r、面間隔dその他の長さの単位は、特記が無い場合一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は「mm」に限定されることなく、他の適当な単位を用いることもできる。また、非球面係数Cn(n=4,6,8,10)において、「E−09」等は「×10-09」等を表す。下の表1において、非球面には面番号の右側に*印を付している。これらの説明は以降の実施例においても同様である。
(表1)
f =18.500
Bf=38.272
面番号 r d νd nd
1 ∞ 3.000 64.1 1.51680 F
2 ∞ 2.500 1.00000
3 50.76 2.500 45.3 1.79500 L1
4 19.41 7.000 1.00000
5* 44.27 0.100 55.6 1.50625 L2
6 28.81 2.000 45.3 1.79500 L3
7 22.20 8.200 1.00000
8 −121.57 1.700 44.8 1.74400 L4
9 49.85 6.800 1.00000
10 58.05 4.500 28.6 1.79504 L5
11 −149.17 28.422 1.00000
12 51.03 1.000 47.4 1.78800 L6
13 23.03 3.800 56.4 1.50137 L7
14 −54.97 5.166 1.00000
15 ∞ 1.500 8.6 1.00000 P
16 17.65 14.200 59.5 1.53996 L8
17 −27.28 1.300 45.3 1.79500 L9
18 32.29 0.700 1.00000
19 110.45 1.300 37.4 1.83400 L10
20 14.03 5.300 82.5 1.49782 L11
21 −23.36 0.100 1.00000
22 138.28 1.600 59.5 1.53996 L12
23 −138.28 1.00000

(非球面データ)
第5面
κ=5.435
4=7.1876E−06 C6=−3.6412E−09
8=3.9918E−11 C10=−3.3225E−14
図3に示す通り、物体側から入射した光線Rが光軸Aとのなす角度(入射角度)が45度で結像光学系10に入射すると、負メニスカスレンズL2の物体側の面(第1番目のゴースト発生面でありその面番号は5)で反射し、その反射光は負メニスカスレンズL1の像側の面(第2番目のゴースト発生面でありその面番号は4)で再度反射して像面Iに到達し、ゴーストを発生させてしまう。なお、この第1実施例において、開口絞りPはレンズの明るさを示すFナンバーに換算して22まで絞ってある場合を示している。発明者は、光を透過する光透過部材(すなわち、レンズ)のうち光学系の絞り(瞳)から見て凹面を向けている面がゴーストの発生面であることを見出した。第1番目のゴースト発生面5と第2番目のゴースト発生面4は、いずれも開口絞りPから見て凹面を向けている。従って、このような面に、より広い波長範囲で広入射角に対応した反射防止膜1を形成することによって、結像光学系10のゴースト低減効果がある。
図4は、本発明に係る光学系の第2実施例である結像光学系20を示している。この結像光学系20は、焦点距離が14mmのカメラ用レンズであり、物体側から順に物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5を貼り合わせた接合レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6、両凸レンズL7、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と両凸レンズL9を貼り合わせた接合レンズ、両凹レンズL10、開口絞りP、両凸レンズL11と物体側に凹面を向けたメニスカスレンズL12を貼り合わせた接合レンズ、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL13と両凹レンズL14を貼り合わせた接合レンズ、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL15及び物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL16から構成され、像面Iに物体の像を結像する。なお、この結像光学系20において、負メニスカスレンズL4の物体側の面(面番号7)とメニスカスレンズL12の像側の面(面番号22)は非球面形状に形成されている。
下の表2に、この第2実施例に係る結像光学系20の各レンズの諸元を示す。この表2における面番号1〜29は結像光学系20に係るものであり、それぞれ図4における符号1〜29に対応する。
(表2)
f =14.286
Bf=40.856
面番号 r d νd nd
1 50.00 3.000 37.2 1.83400 L1
2 34.00 9.200 1.00000
3 51.90 8.000 50.2 1.72000 L2
4 141.60 0.150 1.00000
5 37.70 1.200 49.6 1.77250 L3
6 17.70 7.500 1.00000
7* 70.00 0.200 41.2 1.53610 L4
8 40.00 1.000 50.2 1.72000 L5
9 16.10 5.600 1.00000
10 150.00 1.000 55.3 1.67790 L6
11 20.32 3.000 1.00000
12 24.63 8.000 35.3 1.59270 L7
13 −64.30 4.764 1.00000
14 31.80 1.000 49.6 1.77250 L8
15 9.94 8.000 40.8 1.58144 L9
16 −19.66 1.000 1.00000
17 −26.20 1.000 46.6 1.80400 L10
18 98.00 1.500 1.00000
19 ∞ 2.000 1.00000 P
20 37.00 7.000 47.2 1.54072 L11
21 −37.00 0.200 41.2 1.53610 L12
22* −37.00 0.500 1.00000
23 −57.52 2.800 64.1 1.51633 L13
24 −21.60 1.500 25.4 1.80518 L14
25 84.37 1.250 1.00000
26 −79.70 4.500 81.6 1.49700 L15
27 −15.18 0.150 1.00000
28 −108.30 3.500 65.5 1.60300 L16
29 −27.30 1.00000

(非球面データ)
第7面
κ=1.000
4=2.2907E−05 C6=−3.6930E−08
8=7.7131E−11 C10=6.4108E−14
第22面
κ=1.000
4=4.6227E−05 C6=3.1878E−10
8=−2.7411E−09 C10=1.9713E−11
図4に示すとおり、物体側から入射した光線Rが光軸Aとのなす角度が22度で結像光学系20に入射すると、負メニスカスレンズL3の物体側の面(第1番目のゴースト発生面でありその面番号は5)で反射し、その反射光は負メニスカスレンズL1の像側の面(第2番目のゴースト発生面でありその面番号は2)で再度反射して像面Iに到達し、ゴーストを発生させてしまう。なお、この第2実施例において、開口絞りPはレンズの明るさを示すFナンバーに換算して8まで絞ってある場合を示している。このように、第1番目のゴースト発生面5と第2番目のゴースト発生面2は、いずれも開口絞りPから見て凹面を向けている。そのため、これらの面に反射防止膜1を形成することにより、ゴーストを効果的に抑えることができる。
次に、第3実施例として上述の反射防止膜1が形成された光学素子を有する光学系として結像光学系30について図5および図6を用いて説明する。この結像光学系30は、その焦点距離が293.798mmのカメラ用レンズとして用いられるものであり、物体面から順に保護ガラスとして使用される平行平面板F1、両凸レンズL1、両凸レンズL2と両凹レンズL3を貼り合わせた接合レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と両凸レンズL5を貼り合わせた接合レンズ、両凹レンズL6、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL7と両凹レンズL8を貼り合わせた接合レンズ、開口絞りP、両凸レンズL9、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL10、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL11、及び、保護ガラスとして使用される平行平面板F2から構成され、像面Iに物体の像を結像する。下の表3に、この第3実施例に係る結像光学系30の各レンズの諸元を示す。この表3における面番号1〜24は結像光学系30に係るものであり、それぞれ図5及び図6における符号1〜24に対応する。
(表3)
f =293.798
Bf=75.053
面番号 r d νd nd
1 ∞ 4.000 64.1 1.51680 F
2 ∞ 0.600 1.00000
3 173.87 12.000 82.5 1.49782 L1
4 −978.06 0.200 1.00000
5 134.20 15.000 82.5 1.49782 L2
6 −460.58 5.000 46.6 1.80400 L3
7 332.91 46.300 1.00000
8 99.36 3.500 44.8 1.74400 L4
9 55.69 15.900 82.5 1.49782 L5
10 −1333.18 29.707 1.00000
11 −169.97 2.700 64.1 1.51680 L6
12 67.28 4.510 1.00000
13 −192.93 7.000 33.9 1.80384 L7
14 −43.08 2.800 61.3 1.58913 L8
15 83.89 20.103 1.00000
16 ∞ 1.700 1.00000 P
17 203.13 5.100 69.9 1.51860 L9
18 −99.77 3.057 1.00000
19 −43.00 2.500 28.5 1.79504 L10
20 −61.85 9.100 1.00000
21 −176.54 4.700 69.9 1.51860 L11
22 −53.37 30.600 1.00000
23 ∞ 2.000 64.1 1.51680 F2
24 ∞ 75.053 1.00000
図5に示すとおり、物体側から入射した光線Rが光軸Aとのなす角度が2度で結像光学系30に入射すると、両凸レンズL9の像側の面(第1番目のゴースト発生面でありその面番号は18)で反射し、その反射光は負メニスカスレンズL4の物体側の面(第2番目のゴースト発生面でありその面番号は8)で再度反射して像面Iに到達し、ゴーストを発生させてしまう。このように、第1番目のゴースト発生面18と第2番目のゴースト発生面8は、いずれも開口絞りPから見て凹面を向けている。これらの面の内の第1番目のゴースト発生面に反射防止膜1を形成することにより、ゴーストを効果的に抑えることができる。
また、図6に示すとおり、物体側から入射した光線Rが光軸Aとのなす角度が2度で結像光学系30に入射すると、負メニスカスレンズL10の像側の面(第3番目のゴースト発生面でありその面番号は20)で反射し、その反射光は負メニスカスレンズL4の物体側の面(前述と同じ第2番目のゴースト発生面でありその面番号は8)で再度反射して像面Iに到達し、ゴーストを発生させてしまう。このように、第3番目のゴースト発生面20と第2番目のゴースト発生面8は、いずれも開口絞りPから見て凹面を向けている。これらの面の内の第3番目のゴースト発生面に反射防止膜1を形成することにより、ゴーストを効果的に抑えることができる。なお、第3実施例(図5および図6)において、開口絞りPはレンズの明るさを示すFナンバーに換算して5.6まで絞ってある場合を示している。
また、以下に、実施例1〜3に対する条件式(2)の対応値を示す。
(条件式(2)の対応値)
実施例1 rs=19.41(第4面) f/rs=0.953
rs=44.27(第5面) f/rs=0.418
実施例2 rs=34.00(第2面) f/rs=0.420
rs=37.70(第5面) f/rs=0.379
実施例3 rs=99.77(第18面) f/rs=2.944
rs=61.85(第20面) f/rs=4.750
なお、上述の結像光学系10,20,30の像面側に接眼レンズを設けた観察光学系として用いても、反射防止膜1は同様の効果を発揮することができ、ゴーストやフレアが抑えられたシャープな像を観察することができる。
以上のように、本実施例に係る反射防止膜1によれば、可視光域(400nm〜700nm)において低い反射率を広い角度範囲で実現できる光学素子を提供でき、さらにこの光学素子を光学系に用いることにより、ゴーストやフレアの少ない、高い光学性能の光学系を提供することができる。特に、開口絞りPに対して凹面を向けている光透過素子(レンズ)の面に反射防止膜1を形成することにより、従来よりも効果的に光学系のゴーストやフレアを抑え、高い光学性能の光学系を提供することができる。
本発明に係る反射防止膜の構造を示す説明図である。 本発明に係る反射防止膜の分光特性を示すグラフである。 第1実施例に係る反射防止膜が形成された光学素子を有する結像光学系のレンズ構成図である。 第2実施例に係る反射防止膜が形成された光学素子を有する結像光学系のレンズ構成図である。 第3実施例に係る反射防止膜が形成された光学素子を有する結像光学系のレンズ構成図であって、入射した光線が第1番目のゴースト発生面と第2番目のゴースト発生面で反射する場合である。 第3実施例に係る反射防止膜が形成された光学素子を有する結像光学系のレンズ構成図であって、入射した光線が第3番目のゴースト発生面と第2番目のゴースト発生面で反射する場合である。
符号の説明
1 反射防止膜
1a 第1層
1b 第2層
1c 第3層
1d 第4層
2 光学部材
10,20,30 結像光学系

Claims (7)

  1. 反射防止膜が形成された光学面を備える光透過部材と、絞りとを有する光学系であって、
    前記反射防止膜は、屈折率がほぼ1.52である前記光透過部材の前記絞りに対して凹面状で且つ空気と接する光学面のみに形成され、基準とする光線の波長λを550nmとするとき、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.27λの第1層と、前記第1層上に形成され、屈折率がほぼ2.12で且つ光学的膜厚がほぼ0.07λの第2層と、前記第2層上に形成され、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.30λの第3層と、前記第3層上に形成され、屈折率がほぼ1.25で且つ光学的膜厚がほぼ0.26λの第4層とから構成され、
    前記反射防止膜が形成された前記光学面は、前記光学面に入射する波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して、前記光線の入射角が0度以上25度以下のときは反射率が0.5%以下であり、且つ、前記光線の入射角が0度以上60度以下のときは反射率が3.5%以下であり、
    前記絞りは、前記反射防止膜が形成された前記光学面よりも像面側に設けられていることを特徴する光学系。
  2. 前記光学系の焦点距離をfとし、前記反射防止膜が形成された光学面の曲率半径をrsとするとき、次式
    0.0 < f/rs < 10.0
    但し、rsの符号は、前記光学面が絞りに対して凹面状のとき正(rs>0)とする
    を満足することを特徴する請求項1に記載の光学系。
  3. 反射防止膜が形成された光学面を備える光透過部材と、絞りとを有する光学系であって、
    前記反射防止膜は、屈折率がほぼ1.52である前記光透過部材の前記絞りに対して凹面状で且つ空気と接する光学面のみに形成され、基準とする光線の波長λを550nmとするとき、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.27λの第1層と、前記第1層上に形成され、屈折率がほぼ2.12で且つ光学的膜厚がほぼ0.07λの第2層と、前記第2層上に形成され、屈折率がほぼ1.65で且つ光学的膜厚がほぼ0.30λの第3層と、前記第3層上に形成され、屈折率がほぼ1.25で且つ光学的膜厚がほぼ0.26λの第4層とから構成され、
    前記反射防止膜が形成された前記光学面は、前記光学面に入射する波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して、前記光線の入射角が0度以上25度以下のときは反射率が0.5%以下であり、且つ、前記光線の入射角が0度以上60度以下のときは反射率が3.5%以下であり、
    前記絞りは、前記反射防止膜が形成された前記光学面よりも物体側に設けられ、
    前記光学系の焦点距離をfとし、前記絞りに対して像面側の前記反射防止膜が形成された光学面の曲率半径をrsとするとき、次式
    2.944 ≦ f/rs < 10.000
    を満足することを特徴する光学系。
  4. 前記光学系は、波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して使用されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の光学系。
  5. 前記第1層は酸化アルミニウムが真空蒸着法で形成され、前記第2層は酸化チタンと酸化ジルコニウムの混合物が真空蒸着法で形成され、前記第3層は酸化アルミニウムが真空蒸着法で形成され、前記第4層はフッ化マグネシウムがゾル−ゲル法を用いて形成されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学系。
  6. 前記光学系は結像光学系として用いられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の光学系。
  7. 前記光学系は観察光学系として用いられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の光学系。
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