JP2005114881A - 投影光学系、露光装置、および露光方法 - Google Patents

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【課題】 蛍石の固有複屈折や石英のコンパクションなどの影響を良好に抑えつつ、大きな像側開口数を有し且つ諸収差の良好に補正された結像性能の高い投影光学系。
【解決手段】 第1面(R)の像を第2面(W)上に形成する投影光学系。投影光学系は、少なくとも1つの蛍石により形成された蛍石光学部材を含み、各光学部材の有効径よりも10mmだけ大きい直径を有し且つ各光学部材の光学面に外接する円柱の体積を各光学部材のディスク体積と定義し、投影光学系中のすべての光学部材のディスク体積の和をVaとし、投影光学系中のすべての蛍石光学部材のディスク体積の和をVcとするとき、0%<Vc/Va<3.5%の条件を満足する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、投影光学系、露光装置、および露光方法に関し、特に半導体素子や液晶表示素子などのマイクロデバイスをフォトリソグラフィ工程で製造する際に使用される露光装置に好適な投影光学系に関するものである。
半導体素子等を製造する際に、マスクとしてのレチクルのパターン像を、投影光学系を介して、レジストの塗布されたウェハ(またはガラスプレート等)上に転写する露光装置が使用されている。この種の露光装置では、半導体集積回路等のパターンの微細化が進むに従って、投影光学系に対する解像力の向上が望まれている。投影光学系の解像力を向上させるには、露光光の波長をより短くするとともに、像側開口数をより大きくすることが考えられる。近年、露光光の短波長化のために、たとえばArFエキシマレーザー光源(193nm)が用いられている。
しかしながら、投影光学系の解像力の向上のために像側開口数を大きく確保しようとすると、レンズの有効径や光学系の全長がある程度限られた条件下では、光線のレンズへの入射角が増大する。その結果、レンズの透過率が減少するという不都合や、収差の良好な補正が困難になるという不都合が発生する。
また、石英レンズでは、ArFエキシマレーザー光の影響により、体積収縮による局所的屈折率変化すなわちコンパクションや体積増大による局所的屈折率変化すなわちレアファクションが起こると考えられている。換言すれば、光エネルギーの比較的大きい位置に石英レンズを配置すると、コンパクションやレアファクションが起こり易く、投影光学系の結像性能が低下する可能性がある。そこで、光エネルギーの比較的大きい位置には、コンパクションやレアファクションの起こらない蛍石レンズを用いることが効果的である。
しかしながら、蛍石は、固有複屈折性を有し、また均質性の良いレンズを製造することが難しく、さらにフレアなどの原因になる可能性があるとされている。したがって、投影光学系において蛍石レンズを無制限に用いることは好ましくない。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、石英レンズと蛍石レンズとの適切な組み合わせにより蛍石の固有複屈折や石英のコンパクションなどの影響を良好に抑えつつ、大きな像側開口数を有し且つ諸収差の良好に補正された結像性能の高い投影光学系を提供することを目的とする。また、本発明は、たとえばArFエキシマレーザー光に対して高い結像性能を有する投影光学系を用いて、高い解像力で良好な投影露光を行うことのできる露光装置および露光方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1形態では、第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
前記投影光学系は、少なくとも1つの蛍石により形成された蛍石光学部材を含み、
各光学部材の有効径よりも10mmだけ大きい直径を有し且つ各光学部材の光学面に外接する円柱の体積を各光学部材のディスク体積と定義し、前記投影光学系中のすべての光学部材のディスク体積の和をVaとし、前記投影光学系中のすべての蛍石光学部材のディスク体積の和をVcとするとき、
0%<Vc/Va<3.5%
の条件を満足することを特徴とする投影光学系を提供する。
第1形態の好ましい態様によれば、前記第2面側から順に第1番目のレンズ成分乃至第5番目のレンズ成分には、少なくとも2つの非球面形状に形成された光学面が含まれている。また、前記投影光学系中のすべての光学部材の有効径のうち最も大きい有効径を最大有効径と定義するとき、前記最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズと、前記最大有効径の60%以下の有効径を有する正レンズと、前記最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズとが連続的に配置されていることが好ましい。この場合、前記最大有効径の60%以下の有効径を有する前記負レンズの各々は、前記正レンズに向けた凹面を有することが好ましい。また、前記正レンズおよび前記負レンズは、少なくとも2つの非球面形状に形成された光学面を有することが好ましい。
また、第1形態の好ましい態様によれば、前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、前記第3レンズ群および前記第4レンズ群において50度以上の最大入射角で光が入射する光学面には、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜が形成されている。また、前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することが好ましい。この場合、前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことが好ましい。また、この場合、前記第4レンズ群は、開口絞りと、前記第3レンズ群と前記開口絞りとの間の光路中に配置された少なくとも3つの正レンズを備えていることが好ましい。
本発明の第2形態では、第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
前記投影光学系中のすべての光学部材の有効径のうち最も大きい有効径を最大有効径と定義するとき、
前記最大有効径の60%以下の有効径を有する正レンズと、
前記正レンズの前記第1面側に隣接して配置されて、前記最大有効径の60%以下の有効径を有するとともに前記正レンズ側に向けた凹面を有する第1負レンズと、
前記正レンズの前記第2面側に隣接して配置されて、前記最大有効径の60%以下の有効径を有するとともに前記正レンズ側に向けた凹面を有する第2負レンズとを備えていることを特徴とする投影光学系を提供する。この場合、前記正レンズ、前記第1負レンズおよび前記第2負レンズは、少なくとも2つの非球面形状に形成された光学面を有することが好ましい。
第2形態の好ましい態様によれば、前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、前記第3レンズ群および前記第4レンズ群において50度以上の最大入射角で光が入射する光学面には、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜が形成されている。また、前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することが好ましい。この場合、前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことが好ましい。また、この場合、前記第4レンズ群は、開口絞りと、前記第3レンズ群と前記開口絞りとの間の光路中に配置された少なくとも3つの正レンズを備えていることが好ましい。
本発明の第3形態では、第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
前記第3レンズ群および前記第4レンズ群において50度以上の最大入射角で光が入射する光学面には、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜が形成されていることを特徴とする投影光学系を提供する。
第3形態の好ましい態様によれば、前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有する。この場合、前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことが好ましい。また、第3形態の好ましい態様によれば、前記第4レンズ群は、開口絞りと、前記第3レンズ群と前記開口絞りとの間の光路中に配置された少なくとも3つの正レンズを備えている。
本発明の第4形態では、第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することを特徴とする投影光学系を提供する。この場合、前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことが好ましい。また、第4形態の好ましい態様によれば、前記第4レンズ群は、開口絞りと、前記第3レンズ群と前記開口絞りとの間の光路中に配置された少なくとも3つの正レンズを備えている。
本発明の第5形態では、前記第1面に配置されたマスクを照明するための照明系と、前記マスクに形成されたパターンの像を前記第2面に配置された感光性基板上に形成するための第1形態〜第4形態の投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置を提供する。
本発明の第6形態では、前記第1面に配置されたマスクを照明し、前記マスクに形成されたパターンを第1形態〜第4形態の投影光学系を介して前記第2面に配置された感光性基板上に投影露光することを特徴とする露光方法を提供する。
本発明では、石英レンズと蛍石レンズとの適切な組み合わせにより蛍石の固有複屈折や石英のコンパクションなどの影響を良好に抑えつつ、大きな像側開口数を有し且つ諸収差の良好に補正された結像性能の高い投影光学系を実現することができる。したがって、本発明の露光装置および露光方法では、たとえばArFエキシマレーザー光に対して高い結像性能を有する投影光学系を用いて、高い解像力で良好な投影露光を行うことができ、ひいては高い解像力で良好なマイクロデバイスを製造することができる。
前述したように、たとえばArFエキシマレーザー光を用いる投影光学系において、蛍石には、石英において発生し易いコンパクションが起こらないという長所があるものの、固有複屈折性を有し、製造が困難で、且つフレアの原因になる可能性が高いという短所がある。したがって、投影光学系において蛍石光学部材(蛍石により形成されたレンズや平行平面板のような光学部材)の使用を適切な範囲に抑える必要がある。
そこで、本発明の投影光学系は、以下の条件式(1)を満足する。条件式(1)において、Vaは投影光学系中のすべての光学部材のディスク体積の和であり、Vcは投影光学系中のすべての蛍石光学部材のディスク体積の和である。なお、「ディスク体積」は、各光学部材の有効径よりも10mm(レンズ保持用のマージン)だけ大きい直径を有し且つ各光学部材の光学面に外接する円柱の体積として定義される。
0%<Vc/Va<3.5% (1)
こうして、条件式(1)にしたがって蛍石光学部材の使用を制限することにより、石英レンズと蛍石レンズとの適切な組み合わせにより蛍石の固有複屈折や石英のコンパクションなどの影響を良好に抑えつつ、大きな像側開口数を確保するとともに諸収差を良好に補正することができる。なお、蛍石光学部材をより効果的に使用するには、条件式(1)の下限値を1%に設定することが好ましい。
また、以下の各実施例に示すような0.92程度の非常に大きな像側開口数を有する縮小投影光学系では、必然的に像面付近(露光装置に適用する場合にはウェハ付近)のレンズ(光学部材)の入射角が非常に大きくなり、結果として高次の球面収差やコマ収差などが発生し易くなる。そこで、本発明では、上述した高次の球面収差やコマ収差などを含む諸収差を良好に補正するために、像面側から順に第1番目のレンズ成分〜第5番目のレンズ成分までの5つのレンズ成分中に少なくとも2つの非球面を導入することが好ましい。
また、たとえば0.92程度の非常に大きな像側開口数を有する投影光学系においてペッツバール和をほぼ0に抑えて像面を平坦に維持するには、光束が細くくびれたウエスト部すなわち光学部材の有効径が小さくなっている位置に、屈折力の強い負レンズ群を配置する必要がある。たとえば本発明の投影光学系を、物体面側(露光装置に適用する場合にはレチクル側)から順に、負屈折力の第1レンズ群と正屈折力の第2レンズ群と負屈折力の第3レンズ群と正屈折力の第4レンズ群とにより構成すると、第3レンズ群が上述の「屈折力の強い負レンズ群」に相当する。
この場合、第3レンズ群が強い負屈折力を有するため、第3レンズ群中の負レンズによる収差が大きく発生する。そこで、本発明では、第3レンズ群中に正レンズを配置して負レンズによる収差の影響を緩和することによって、十分に良好な収差補正を達成している。更に、強い負屈折力を有する第3レンズ群中のレンズに非球面を用いることが収差補正上効果的であり、本発明では少なくとも3つの非球面を導入することにより、高次収差を含む諸収差を良好に補正することができる。
また、上述したように、本発明では、光束が細くくびれたウエスト部、たとえば最大有効径の60%以下の有効径を有する位置に、負レンズと正レンズと負レンズとを連続的に配置することにより、像面湾曲を良好に補正することができる。この場合、ペッツバール和を効率良く補正するために、2つの負レンズの各々が正レンズに凹面を向けるように構成することが好ましい。また、諸収差をさらに良好に補正するために、上述の正レンズおよび2つの負レンズに少なくとも2つの非球面を導入することが好ましい。
また、たとえば0.92程度の非常に大きな像側開口数を有する投影光学系において、レンズの有効径がある程度限られた条件下では、最大入射角が60度を超えるような高入射角面を発生させないような設計は非常に困難である。この場合、通常の反射防止膜のみでは、光の入射角が例えば50度を超えると反射率が急激に大きくなり、透過率ムラやフレアなどが大きく発生してしまう。
そこで、本発明では、上述した負・正・負・正の屈折力配置を有する4群構成の投影光学系中の第3レンズ群および第4レンズ群において、50度以上の最大入射角で光が入射する光学面に、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜(以下、単に「ナノ膜」という)を形成する。この構成により、光学面における反射率の急激な上昇を抑えて、透過率ムラやフレアなどの発生による悪影響を実質的に回避することができる。なお、「ナノ膜」の詳細については、特開2002−296403号公報、WO01/23914号公報、WO02/18982号公報などを参照することができる。
以上のように、本発明では、石英レンズと蛍石レンズとの適切な組み合わせにより蛍石の固有複屈折や石英のコンパクションなどの影響を良好に抑えつつ、大きな像側開口数を有し且つ諸収差の良好に補正された結像性能の高い投影光学系を実現することができる。したがって、本発明の露光装置および露光方法では、たとえばArFエキシマレーザー光に対して高い結像性能を有する投影光学系を用いて、高い解像力で良好な投影露光を行うことができ、ひいては高い解像力で良好なマイクロデバイスを製造することができる。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる投影光学系を備えた露光装置の構成を概略的に示す図である。なお、図1において、投影光学系PLの光軸AXと平行にZ軸を、光軸AXに垂直な面内において図1の紙面に平行にY軸を、光軸AXに垂直な面内において図1の紙面に垂直にX軸を設定している。
図1に示す露光装置は、照明光を供給するための光源LSとして、ArFエキシマレーザー光源(波長193.3nm)を備えている。光源LSから射出された光は、照明光学系ILを介して、所定のパターンが形成された投影原版としてのレチクル(マスク)Rを照明する。照明光学系ILは、露光光の照度分布を均一化するためのフライアイレンズ、照明開口絞り、可変視野絞り(レチクルブラインド)、コンデンサレンズ系等から構成されている。
レチクルRは、レチクルホルダRHを介して、レチクルステージRS上においてXY平面に平行に保持されている。レチクルステージRSは、図示を省略した駆動系の作用により、レチクル面(すなわちXY平面)に沿って二次元的に移動可能であり、その位置座標はレチクル移動鏡RMを用いた干渉計RIFによって計測され且つ位置制御されるように構成されている。レチクルRに形成されたパターンからの光は、投影光学系PLを介して、フォトレジストの塗布されたウェハW(感光性基板)上にレチクルパターン像を形成する。
投影光学系PLは、その瞳位置の近傍に配置された可変の開口絞りAS(図1では不図示)を有し、レチクルR側およびウェハW側の双方において実質的にテレセントリックに構成されている。そして、投影光学系PLの瞳位置には照明光学系の照明瞳面における二次光源の像が形成され、投影光学系PLを介した光によってウェハWがケーラー照明される。ウェハWは、ウェハテーブル(ウェハホルダ)WTを介して、ウェハステージWS上においてXY平面に平行に保持されている。
ウェハステージWSは、図示を省略した駆動系の作用によりウェハ面(すなわちXY平面)に沿って二次元的に移動可能であり、その位置座標はウェハ移動鏡WMを用いた干渉計WIFによって計測され且つ位置制御されるように構成されている。こうして、本実施形態では、投影光学系PLの光軸AXと直交する平面内においてウェハWを二次元的に駆動制御しながら各露光領域に対してレチクルRのパターンを一括的に露光する動作を繰り返すことにより、すなわちステップ・アンド・リピート方式により、ウェハWの各露光領域にはレチクルRのパターンが逐次露光される。
以下、具体的な数値例に基づいて、本実施形態の投影光学系PLの各実施例を説明する。各実施例において、投影光学系PLを構成する光学部材(レンズ成分および平行平面板)は石英(SiO2)または蛍石(CaF2)で形成されている。また、光源LSから供給されるArFエキシマレーザー光の中心波長は193.306nmであり、この中心波長に対する蛍石の屈折率は1.501455であり、石英の屈折率は1.560326である。
また、各実施例において、投影光学系PLは、レチクル側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4とにより構成されている。
また、各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離(サグ量)をzとし、頂点曲率半径をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、以下の数式(a)で表される。後述の表(1)〜表(3)において、非球面形状に形成されたレンズ面には面番号の右側に*印を付している。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+κ)・y2/r21/2
+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ (a)
[第1実施例]
図2は、第1実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図2を参照すると、第1実施例の投影光学系PLにおいて、第1レンズ群G1は、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL11と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12とにより構成されている。第2レンズ群G2は、レチクル側から順に、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL21と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL22と、両凸レンズL23と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL24と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL25と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL26とにより構成されている。
第3レンズ群G3は、レチクル側から順に、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL32と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL34と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL35と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL36とにより構成されている。
第4レンズ群G4は、レチクル側から順に、両凸レンズL41と、両凸レンズL42と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL43と、開口絞りASと、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL44と、両凸レンズL45と、両凸レンズL46と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL47と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL48と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL49と、ウェハ側に平面を向けた平凸レンズL410と、平行平面板P2とにより構成されている。
第1実施例では、投影光学系PLを構成する26個の光学部材のうち、2つのレンズL49およびL410だけが蛍石で形成され、その他の23個のレンズL11〜L48および2つの平行平面板P1およびP2は石英で形成されている。
次の表(1)に、第1実施例にかかる投影光学系の諸元の値を掲げる。表(1)の主要諸元において、λは露光光の中心波長を、βは投影倍率を、NAは像側(ウェハ側)開口数を、Y0は最大像高(イメージフィールド半径)を、TLは全長(レチクルRとウェハWとの距離)をそれぞれ表している。また、表(1)の光学部材諸元において、面番号はレチクル側からの面の順序を、rは各面の曲率半径(非球面の場合には頂点曲率半径:mm)を、dは各面の軸上間隔すなわち面間隔(mm)を、nは露光光の中心波長に対する屈折率を、φmは各面に入射する光の最大入射角(度)を、膜適用は各面にナノ膜が適用(形成)されているか否か(形成されている場合にのみ○印が付されている)をそれぞれ示している。上述の表記は、以降の表(2)および表(3)においても同様である。
表(1)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=−1/4
NA=0.92
0=13.85mm
TL=1250mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n φm 膜適用
(レチクル面) 50
1 ∞ 8 1.560326 13.3 (P1)
2 ∞ 5 13.3
3 ∞ 14 1.560326 13.3 (L11)
4* 199.6841 42.372947 33.1
5 -111.15945 34.847053 1.560326 25.7 (L12)
6 -1078.43932 1 37.9
7 -1244.78598 44.720571 1.560326 38.6 (L21)
8 -240.89499 1 11.1
9* -2000 36.421443 1.560326 20.7 (L22)
10 -296.34141 1 12.6
11 3612.75892 50 1.560326 18.9 (L23)
12 -322.16331 1 28.4
13 250 41.255618 1.560326 35.0 (L24)
14 327.59433 1 17.3
15 201.54333 50 1.560326 34.8 (L25)
16 549.20855 1 12.2
17 206.7791 40.342313 1.560326 12.1 (L26)
18 370.08695 1 18.8
19 272.89199 30 1.560326 13.9 (L31)
20 145.42964 48.870612 15.0
21* -233.66136 14 1.560326 45.5 (L32)
22 114.26206 27.705554 45.4
23 170.83121 26.806797 1.560326 33.8 (L33)
24 1465.55722 27.559416 18.6
25 -127.18426 14 1.560326 40.2 (L34)
26* 246.18419 29.981953 46.9
27 -612.68172 15 1.560326 30.5 (L35)
28* 366.7332 8.372435 65.9 ○
29 535.57445 28.444407 1.560326 63.9 ○ (L36)
30* 1187.81658 11.264387 66.2 ○
31 1761.90599 43.010256 1.560326 60.0 ○ (L41)
32 -316.68456 1 12.3
33 891.74755 54 1.560326 43.9 (L42)
34 -440.82267 1 9.8
35 -11985.56498 41.754944 1.560326 14.7 (L43)
36 -436.99653 21.576467 23.3
37 ∞ 2.378637 (AS)
38 569.28944 33.652247 1.560326 20.4 (L44)
39 250 22.689351 65.9 ○
40 365.01759 61 1.560326 52.4 ○ (L45)
41 -1203.5382 1 12.0
42 391.91064 59.361072 1.560326 27.2 (L46)
43 -1171.10168 1 29.7
44 194.91323 49.748559 1.560326 29.2 (L47)
45* 543.75132 1 19.1
46 187.62273 53 1.560326 7.8 (L48)
47* 521.50812 1 44.5
48 399.65111 47.122631 1.501455 41.3 (L49)
49 1240.66692 7.218467 60.1 ○
50 746.19765 30 1.501455 59.7 ○ (L410)
51 ∞ 0.9 66.9 ○
52 ∞ 4 1.560326 66.9 ○ (P2)
53 ∞ 9 66.9 ○
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.52282×10-76=5.73813×10-12
8=−3.03056×10-1610=2.4746×10-20
12=−1.13908×10-2414=6.91904×10-29

9面
κ=0
4=−1.0466×10-86=1.21771×10-13
8=−4.90682×10-1910=6.20435×10-23
12=−2.59124×10-2814=1.26495×10-33

21面
κ=0
4=2.63525×10-86=1.11319×10-13
8=1.02296×10-1610=−6.64161×10-23
12=−7.22184×10-2514=2.63504×10-29

26面
κ=0
4=2.27684×10-86=−5.76936×10-12
8=3.0422×10-1610=−4.69409×10-21
12=−1.11076×10-2514=−3.27361×10-29

28面
κ=0
4=−1.02483×10-86=1.38101×10-12
8=−1.13699×10-1610=−3.30948×10-22
12=1.40802×10-2514=3.15202×10-30

30面
κ=0
4=3.31212×10-86=−9.11045×10-13
8=8.71871×10-1810=1.92432×10-21
12=−8.90056×10-2614=8.32407×10-31

45面
κ=0
4=1.41618×10-86=1.39162×10-14
8=−4.08882×10-1910=−2.82458×10-23
12=−2.39604×10-2714=−6.90868×10-32

47面
κ=0
4=−2.1542×10-86=1.94913×10-12
8=−8.36309×10-1710=3.01312×10-21
12=−4.24614×10-2614=−1.1982×10-31

(条件式対応値)
Vc=2175cm3
Va=71697cm3
(1)Vc/Va=3.03%
図3は、第1実施例における横収差を示す図である。また、図4は、第1実施例における球面収差、非点収差および歪曲収差を示す図である。各収差図において、NAは像側の開口数を、Yは像高(mm)をそれぞれ示している。また、非点収差を示す収差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。上述の表記は、以降の図6,図7,図9および図10においても同様である。各収差図から明らかなように、第1実施例では、0.92という大きな開口数および13.85mmという大きな最大像高を確保しているにもかかわらず、波長が193.306nmの露光光に対して諸収差が良好に補正されていることがわかる。
[第2実施例]
図5は、第2実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図5を参照すると、第2実施例の投影光学系PLにおいて、第1レンズ群G1は、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL11と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12とにより構成されている。第2レンズ群G2は、レチクル側から順に、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL21と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL22と、両凸レンズL23と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL24と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL25と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL26とにより構成されている。
第3レンズ群G3は、レチクル側から順に、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL32と、両凸レンズL33と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL34と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた負メニスカスレンズL35と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた負メニスカスレンズL36とにより構成されている。
第4レンズ群G4は、レチクル側から順に、レチクル側に凸面を向けた両凸レンズL41と、両凸レンズL42と、両凸レンズL43と、開口絞りASと、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL44と、両凸レンズL45と、両凸レンズL46と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL47と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL48と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL49と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL410と、平行平面板P2とにより構成されている。
第2実施例においても第1実施例と同様に、投影光学系PLを構成する26個の光学部材のうち、2つのレンズL49およびL410だけが蛍石で形成され、その他の23個のレンズL11〜L48および2つの平行平面板P1およびP2は石英で形成されている。次の表(2)に、第2実施例にかかる投影光学系の諸元の値を掲げる。
表(2)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=−1/4
NA=0.92
0=13.85mm
TL=1250mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n φm 膜適用
(レチクル面) 50
1 ∞ 8 1.560326 13.3 (P1)
2 ∞ 5 13.3
3 ∞ 14 1.560326 13.3 (L11)
4* 192.87797 44.008385 34.6
5 -109.04136 35 1.560326 25.8 (L12)
6 -1516.88879 1 42.3
7 -23785.95343 45 1.560326 46.1 (L21)
8 -228.54484 1 12.1
9* -1779.31516 36.291314 1.560326 16.7 (L22)
10 -293.85453 1 13.2
11 105599.9042 45.416144 1.560326 14.9 (L23)
12 -347.21829 1 25.2
13 256.89832 50 1.560326 35.2 (L24)
14 595.99869 1.211792 9.5
15 204.26622 49.081764 1.560326 28.1 (L25)
16 597.46266 1 17.8
17 267.32059 41.107906 1.560326 11.6 (L26)
18 347.10321 1 18.1
19 272.02343 30 1.560326 14.5 (L31)
20 127.63004 46.002344 17.7
21* -206.02271 14 1.560326 47.2 (L32)
22 125.43697 38.4247 45.4
23 396.65231 33 1.560326 27.7 (L33)
24 -251.44882 23.42883 23.3
25 -126.18974 14 1.560326 42.2 (L34)
26* 185.82887 24.882847 52.8 ○
27 8607.09531 15 1.560326 39.4 (L35)
28* 417.95321 10.465457 65.2 ○
29 842.54365 18 1.560326 59.0 ○ (L36)
30* 583.84203 9.721933 67.1 ○
31 2428.93942 37.61612 1.560326 60.9 ○ (L41)
32 -345.76882 1 19.5
33 771.93433 58 1.560326 49.2 (L42)
34 -400.90979 1 10.3
35 1948.28502 43.896028 1.560326 21.5 (L43)
36 -516.96516 8.847731 19.6
37 ∞ 12.310386 (AS)
38 562.74377 33.699492 1.560326 20.8 (L44)
39 250 21.402072 66.1 ○
40 354.54777 61 1.560326 53.4 ○ (L45)
41 -1347.09101 1 11.1
42 335.75466 59.529735 1.560326 31.6 (L46)
43 -2804.16305 1 25.2
44 192.57764 51.853535 1.560326 30.1 (L47)
45* 515.16342 1 19.0
46 172.98138 53 1.560326 10.0 (L48)
47* 1334.35509 1.834581 55.0 ○
48 1169.01574 42.034446 1.501455 55.4 ○ (L49)
49 1409.65294 8.832321 59.9 ○
50 656.79524 30 1.501455 58.9 ○ (L410)
51 7800.05842 1.099637 66.8 ○
52 ∞ 4 1.560326 66.9 ○ (P2)
53 ∞ 9 66.9 ○
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.48806×10-76=5.16608×10-12
8=−2.62833×10-1610=1.65704×10-20
12=−3.33593×10-2514=1.87658×10-29

9面
κ=0
4=−1.06968×10-86=7.12454×10-14
8=−4.40986×10-1910=2.87229×10-23
12=5.37171×10-2814=−7.17258×10-33

21面
κ=0
4=−2.16246×10-86=4.6696×10-12
8=−1.40772×10-1610=1.2347×10-20
12=−1.23285×10-2414=3.33619×10-29

26面
κ=0
4=−8.11293×10-86=1.32463×10-12
8=−9.19887×10-1710=1.39037×10-20
12=−1.21393×10-2414=2.611×10-29

28面
κ=0
4=2.67977×10-86=−9.20467×10-13
8=−5.68459×10-1710=−1.57578×10-21
12=3.35146×10-2514=−6.63325×10-30

30面
κ=0
4=−8.18595×10-96=5.08135×10-15
8=2.4933×10-1710=−8.39644×10-23
12=−4.89496×10-2714=−2.43074×10-31

45面
κ=0
4=1.33167×10-86=8.90607×10-15
8=−1.70118×10-1810=−2.43054×10-23
12=−1.28834×10-2714=−2.05491×10-31

47面
κ=0
4=−4.03366×10-96=1.39687×10-12
8=−9.06083×10-1710=4.95081×10-21
12=−1.50784×10-2514=2.45778×10-30

(条件式対応値)
Vc=2160cm3
Va=70201cm3
(1)Vc/Va=3.08%
図6は、第2実施例における横収差を示す図である。また、図7は、第2実施例における球面収差、非点収差および歪曲収差を示す図である。各収差図から明らかなように、第2実施例においても第1実施例と同様に、0.92という大きな開口数および13.85mmという大きな最大像高を確保しているにもかかわらず、波長が193.306nmの露光光に対して諸収差が良好に補正されていることがわかる。
[第3実施例]
図8は、第3実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図8を参照すると、第3実施例の投影光学系PLにおいて、第1レンズ群G1は、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL11と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12とにより構成されている。第2レンズ群G2は、レチクル側から順に、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL21と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL22と、両凸レンズL23と、両凸レンズL24と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL25と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL26とにより構成されている。
第3レンズ群G3は、レチクル側から順に、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL32と、両凸レンズL33と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL34と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL35と、両凸レンズL36と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL37とにより構成されている。
第4レンズ群G4は、レチクル側から順に、両凸レンズL41と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL42と、両凸レンズL43と、開口絞りASと、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL44と、両凸レンズL45と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL46と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL47と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL48と、 ウェハ側に凹面を向けた平凹レンズL49と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL410と、平行平面板P2とにより構成されている。
第3実施例では、投影光学系PLを構成する27個の光学部材のうち、2つのレンズL49およびL410だけが蛍石で形成され、その他の24個のレンズL11〜L48および2つの平行平面板P1およびP2は石英で形成されている。次の表(3)に、第3実施例にかかる投影光学系の諸元の値を掲げる。
表(3)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=−1/4
NA=0.92
0=13.85mm
TL=1250mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n φm 膜適用
(レチクル面) 50
1 ∞ 8 1.560326 13.4 (P1)
2 ∞ 5 13.4
3 ∞ 14 1.560326 13.4 (L11)
4* 201.47276 42.039006 33.6
5 -113.47518 32.758258 1.560326 24.0 (L12)
6 -644.04877 1 30.7
7 -755.76055 34.080017 1.560326 31.9 (L21)
8 -291.70054 1 9.5
9* -600.01909 36.99607 1.560326 16.9 (L22)
10 -248.10161 1 12.3
11 2956.39873 48.944646 1.560326 23.5 (L23)
12 -339.00025 1 20.0
13 522.3846 39.485406 1.560326 21.1 (L24)
14 -2006.75285 1.000268 11.1
15 209.86776 47.597575 1.560326 34.4 (L25)
16 445.92789 1.033476 10.6
17 210.95052 44.986856 1.560326 14.5 (L26)
18 743.06149 1 28.6
19 324.23725 35.394112 1.560326 18.0 (L31)
20 134.68714 48.123631 16.0
21* -203.24959 14.320515 1.560326 45.6 (L32)
22 117.82 17.186477 47.4
23 177.15999 34.975328 1.560326 34.5 (L33)
24 -1555.26146 35.701877 15.5
25 -129.34212 14.042609 1.560326 38.9 (L34)
26* 208.66305 34.793374 48.2
27 -377.04311 15.982945 1.560326 26.7 (L35)
28* 625.64567 11.55357 67.4 ○
29 1410.63127 28.803086 1.560326 60.7 ○ (L36)
30 -449.34889 1.004591 28.4
31 ∞ 20.997973 1.560326 41.0 (L37)
32* 1608.63705 1.00027 51.3 ○
33 941.72565 46.641828 1.560326 53.8 ○ (L41)
34 -435.62561 1 9.0
35 -2961.03705 39.490371 1.560326 24.0 (L42)
36 -382.9774 1 13.2
37 1309.23937 40.095271 1.560326 22.2 (L43)
38 -705.85355 7.056201 14.6
39 ∞ 26.10241 (AS)
40 490.84533 25.044938 1.560326 23.3 (L44)
41 245.59019 19.967847 65.2 ○
42 333.21243 61.688255 1.560326 53.6 ○ (L45)
43 -1843.61375 1.2878 10.6
44 275.73897 60.880111 1.560326 36.6 (L46)
45 2984.20155 1.045262 20.8
46 193.62129 52.066853 1.560326 26.5 (L47)
47* 533.0201 1.070139 21.9
48 164.04299 58.168522 1.560326 8.2 (L48)
49* 1622.71217 5.095113 61.2 ○
50 ∞ 24.968471 1.501455 64.6 ○ (L49)
51 1398.92503 8.237496 59.1 ○
52 528.10795 29.926428 1.501455 57.3 ○ (L410)
53 2219.77622 1.364843 66.6 ○
54 ∞ 4 1.560326 66.9 ○ (P2)
55 ∞ 9 66.9 ○
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.38303×10-76=4.54653×10-12
8=−2.01860×10-1610=1.55536×10-20
12=−5.37727×10-2514=4.85788×10-29

9面
κ=0
4=−8.22698×10-96=4.21624×10-14
8=1.19469×10-1810=7.29049×10-23
12=1.10269×10-2714=6.57794×10-32

21面
κ=0
4=4.63500×10-86=−7.28256×10-13
8=1.60610×10-1610=−7.50082×10-21
12=−1.52936×10-2514=1.37097×10-29

26面
κ=0
4=−2.13352×10-96=−5.40939×10-12
8=3.15111×10-1610=−1.02336×10-20
12=2.16514×10-2514=−2.64199×10-29

28面
κ=0
4=3.83483×10-86=−7.07243×10-13
8=−4.39120×10-1710=−1.30590×10-22
12=1.08717×10-2514=0

32面
κ=0
4=1.48551×10-116=1.20036×10-14
8=4.45094×10-1810=1.37306×10-23
12=−3.99427×10-2814=−3.79886×10-32

47面
κ=0
4=1.34581×10-86=−2.05442×10-14
8=−4.80082×10-1810=1.01884×10-22
12=−8.74348×10-2714=0

49面
κ=0
4=−1.18663×10-96=1.29798×10-12
8=−1.08552×10-1610=6.99118×10-21
12=−2.55053×10-2514=4.37461×10-30

(条件式対応値)
Vc=1319cm3
Va=69385cm3
(1)Vc/Va=1.90%
図9は、第3実施例における横収差を示す図である。また、図10は、第3実施例における球面収差、非点収差および歪曲収差を示す図である。各収差図から明らかなように、第3実施例においても第1実施例および第2実施例と同様に、0.92という大きな開口数および13.85mmという大きな最大像高を確保しているにもかかわらず、波長が193.306nmの露光光に対して諸収差が良好に補正されていることがわかる。
なお、上述の第1実施例において、両凹レンズL32およびL34が最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズに対応し、正メニスカスレンズL33が最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズに対応している。また、上述の第2実施例および第3実施例において、両凹レンズL32およびL34が最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズに対応し、両凸レンズL33が最大有効径の60%以下の有効径を有する正レンズに対応している。
上述の実施形態の露光装置では、照明系によってレチクル(マスク)を照明し(照明工程)、投影光学系を用いてマスクに形成された転写用のパターンを感光性基板に露光する(露光工程)ことにより、マイクロデバイス(半導体素子、撮像素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド等)を製造することができる。以下、本実施形態の露光装置を用いて感光性基板としてのウェハ等に所定の回路パターンを形成することによって、マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法の一例につき図11のフローチャートを参照して説明する。
先ず、図11のステップ301において、1ロットのウェハ上に金属膜が蒸着される。次のステップ302において、そのlロットのウェハ上の金属膜上にフォトレジストが塗布される。その後、ステップ303において、本実施形態の露光装置を用いて、マスク上のパターンの像がその投影光学系を介して、その1ロットのウェハ上の各ショット領域に順次露光転写される。その後、ステップ304において、その1ロットのウェハ上のフォトレジストの現像が行われた後、ステップ305において、その1ロットのウェハ上でレジストパターンをマスクとしてエッチングを行うことによって、マスク上のパターンに対応する回路パターンが、各ウェハ上の各ショット領域に形成される。
その後、更に上のレイヤの回路パターンの形成等を行うことによって、半導体素子等のデバイスが製造される。上述の半導体デバイス製造方法によれば、極めて微細な回路パターンを有する半導体デバイスをスループット良く得ることができる。なお、ステップ301〜ステップ305では、ウェハ上に金属を蒸着し、その金属膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチングの各工程を行っているが、これらの工程に先立って、ウェハ上にシリコンの酸化膜を形成後、そのシリコンの酸化膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチング等の各工程を行っても良いことはいうまでもない。
また、本実施形態の露光装置では、プレート(ガラス基板)上に所定のパターン(回路パターン、電極パターン等)を形成することによって、マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得ることもできる。以下、図12のフローチャートを参照して、このときの手法の一例につき説明する。図12において、パターン形成工程401では、本実施形態の露光装置を用いてマスクのパターンを感光性基板(レジストが塗布されたガラス基板等)に転写露光する、所謂光リソグラフィ工程が実行される。この光リソグラフィー工程によって、感光性基板上には多数の電極等を含む所定パターンが形成される。その後、露光された基板は、現像工程、エッチング工程、レジスト剥離工程等の各工程を経ることによって、基板上に所定のパターンが形成され、次のカラーフィルター形成工程402へ移行する。
次に、カラーフィルター形成工程402では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)に対応した3つのドットの組がマトリックス状に多数配列されたり、またはR、G、Bの3本のストライプのフィルターの組を複数水平走査線方向に配列されたりしたカラーフィルターを形成する。そして、カラーフィルター形成工程402の後に、セル組み立て工程403が実行される。セル組み立て工程403では、パターン形成工程401にて得られた所定パターンを有する基板、およびカラーフィルター形成工程402にて得られたカラーフィルター等を用いて液晶パネル(液晶セル)を組み立てる。
セル組み立て工程403では、例えば、パターン形成工程401にて得られた所定パターンを有する基板とカラーフィルター形成工程402にて得られたカラーフィルターとの間に液晶を注入して、液晶パネル(液晶セル)を製造する。その後、モジュール組み立て工程404にて、組み立てられた液晶パネル(液晶セル)の表示動作を行わせる電気回路、バックライト等の各部品を取り付けて液晶表示素子として完成させる。上述の液晶表示素子の製造方法によれば、極めて微細な回路パターンを有する液晶表示素子をスループット良く得ることができる。
なお、上述の実施形態では、ウェハWの各露光領域に対してレチクルRのパターンを一括的に露光するステップ・アンド・リピート方式の露光装置に本発明を適用しているが、これに限定されることなく、ウェハWとレチクルRとを投影光学系PLに対して相対移動させつつウェハWの各露光領域に対してレチクルRのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の露光装置に本発明を適用することもできる。
また、上述の実施形態では、193nmの波長光を供給するArFエキシマレーザー光源を用いているが、これに限定されることなく、他の適当な光源に対して本発明を適用することもできる。また、上述の実施形態では、露光装置に搭載される投影光学系に対して本発明を適用しているが、これに限定されることなく、他の一般的な投影光学系に対して本発明を適用することもできる。
本発明の実施形態にかかる投影光学系を備えた露光装置の構成を概略的に示す図である。 第1実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第1実施例における横収差を示す図である。 第1実施例における球面収差、非点収差および歪曲収差を示す図である。 第2実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第2実施例における横収差を示す図である。 第2実施例における球面収差、非点収差および歪曲収差を示す図である。 第3実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第3実施例における横収差を示す図である。 第3実施例における球面収差、非点収差および歪曲収差を示す図である。 マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法のフローチャートである。 マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得る際の手法のフローチャートである。
符号の説明
LS 光源
IL 照明光学系
R レチクル
RS レチクルステージ
PL 投影光学系
W ウェハ
WS ウェハステージ
AS 開口絞り
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
Li レンズ成分

Claims (17)

  1. 第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
    前記投影光学系は、少なくとも1つの蛍石により形成された蛍石光学部材を含み、
    各光学部材の有効径よりも10mmだけ大きい直径を有し且つ各光学部材の光学面に外接する円柱の体積を各光学部材のディスク体積と定義し、前記投影光学系中のすべての光学部材のディスク体積の和をVaとし、前記投影光学系中のすべての蛍石光学部材のディスク体積の和をVcとするとき、
    0%<Vc/Va<3.5%
    の条件を満足することを特徴とする投影光学系。
  2. 前記第2面側から順に第1番目のレンズ成分乃至第5番目のレンズ成分には、少なくとも2つの非球面形状に形成された光学面が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
  3. 前記投影光学系中のすべての光学部材の有効径のうち最も大きい有効径を最大有効径と定義するとき、
    前記最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズと、前記最大有効径の60%以下の有効径を有する正レンズと、前記最大有効径の60%以下の有効径を有する負レンズとが連続的に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の投影光学系。
  4. 前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
    前記第3レンズ群および前記第4レンズ群において50度以上の最大入射角で光が入射する光学面には、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投影光学系。
  5. 前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
    前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の投影光学系。
  6. 前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことを特徴とする請求項5に記載の投影光学系。
  7. 第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
    前記投影光学系中のすべての光学部材の有効径のうち最も大きい有効径を最大有効径と定義するとき、
    前記最大有効径の60%以下の有効径を有する正レンズと、
    前記正レンズの前記第1面側に隣接して配置されて、前記最大有効径の60%以下の有効径を有するとともに前記正レンズ側に向けた凹面を有する第1負レンズと、
    前記正レンズの前記第2面側に隣接して配置されて、前記最大有効径の60%以下の有効径を有するとともに前記正レンズ側に向けた凹面を有する第2負レンズとを備えていることを特徴とする投影光学系。
  8. 前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
    前記第3レンズ群および前記第4レンズ群において50度以上の最大入射角で光が入射する光学面には、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の投影光学系。
  9. 前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
    前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することを特徴とする請求項7または8に記載の投影光学系。
  10. 前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことを特徴とする請求項9に記載の投影光学系。
  11. 第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
    前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
    前記第3レンズ群および前記第4レンズ群において50度以上の最大入射角で光が入射する光学面には、1.3以下の屈折率を有する弗化物層を含む光学薄膜が形成されていることを特徴とする投影光学系。
  12. 前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することを特徴とする請求項11に記載の投影光学系。
  13. 前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことを特徴とする請求項12に記載の投影光学系。
  14. 第1面の像を第2面上に形成する投影光学系において、
    前記第1面側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、
    前記第3レンズ群は、少なくとも3つの非球面形状に形成された光学面を有することを特徴とする投影光学系。
  15. 前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズを含むことを特徴とする請求項14に記載の投影光学系。
  16. 前記第1面に配置されたマスクを照明するための照明系と、前記マスクに形成されたパターンの像を前記第2面に配置された感光性基板上に形成するための請求項1乃至15のいずれか1項に記載の投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置。
  17. 前記第1面に配置されたマスクを照明し、前記マスクに形成されたパターンを請求項1乃至15のいずれか1項に記載の投影光学系を介して前記第2面に配置された感光性基板上に投影露光することを特徴とする露光方法。
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