JP2000056218A - 投影光学系およびそれを備えた露光装置ならびに半導体デバイス製造方法 - Google Patents

投影光学系およびそれを備えた露光装置ならびに半導体デバイス製造方法

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JP2000056218A
JP2000056218A JP10238036A JP23803698A JP2000056218A JP 2000056218 A JP2000056218 A JP 2000056218A JP 10238036 A JP10238036 A JP 10238036A JP 23803698 A JP23803698 A JP 23803698A JP 2000056218 A JP2000056218 A JP 2000056218A
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lens
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projection optical
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Toshiro Ishiyama
敏朗 石山
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Nikon Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】広い露光範囲を有しつつ大きな開口数を持ち、
しかもレンズ径が小さい投影光学系、及び気圧変化に対
する収差変動の小さい投影光学系を提供する。 【解決手段】第1面Rの像を第2面W上に形成する投影
光学系において、第1面R側から順に、正のパワーを有
する第1レンズ群G1、負のパワーを有する第2レンズ
群G2、正のパワーを有する第3レンズ群G3、負のパワ
ーを有する第4レンズ群G4、及び正のパワーを有する
第5レンズ群G5より構成され、第2面W側の最大開口
数をNAとするとき、NA>0.5の関係を満足し、さ
らに、α≡Eφ/[Hi+0.025×TT×tan
(sin-1(NA))]、Eφ:投影光学系を構成する
各レンズの最大有効径、Hi:第2面W上の最大像高、
TT:第1面Rから第2面Wまでの距離とするとき、
5.7<α<6.0なる条件を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク上の回路パ
ターンを感光基板上に投影転写するために好適な投影光
学系と、この投影光学系を備えた露光装置ならびに半導
体デバイスの製造方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、半導体デバ
イスの製造には投影露光装置が用いられており、同装置
に使用される投影光学系としては、物体側、像側の両側
が実質的にテレセントリックな光学系が提案されてい
る。半導体デバイスの製造分野では、大量の情報を回路
パターンに書き込むために、より広い露光範囲と、より
細かいパターンを転写することができる高解像な投影光
学系が求められている。このうち後者、すなわち投影光
学系の解像力を高めるためには、使用波長を短波長化す
るか、あるいは像側開口数を大きくする必要がある。し
かしながら半導体デバイスの製造分野では、より高解像
な投影光学系が常に求められているために、例えばKr
Fレーザーなどの短波長の光源を用いる露光装置におい
ても、より大きな開口数を有する投影光学系が必要とな
っている。
【0003】ここで、従来より提案されている開口数が
比較的大きい投影光学系では、レンズ径も比較的大きく
なっており、したがって小型軽量かつ安価な投影光学系
とはいえなかった。また従来より提案されている開口数
が比較的大きい投影光学系は、使用環境、特に気圧の変
化を必ずしも十分に考慮した設計とはいえなかった。そ
こで本発明は、広い露光範囲を有しつつ大きな開口数を
持ち、しかもレンズ径が小さい投影光学系、及び気圧変
化に対する収差変動の小さい投影光学系と、これを備え
た露光装置ならびに半導体デバイスの製造方法を提供す
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたものであり、すなわち、第1面の
像を第2面上に形成する投影光学系において、第1面側
から順に、正のパワーを有する第1レンズ群、負のパワ
ーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レン
ズ群、負のパワーを有する第4レンズ群、及び正のパワ
ーを有する第5レンズ群より構成され、第2面側の最大
開口数をNAとするとき、NA>0.5の関係を満足
し、さらに、 α≡Eφ/[Hi+0.025×TT×tan(sin
-1(NA))] Eφ:投影光学系を構成する各レンズの最大有効径 Hi:第2面上の最大像高 TT:第1面から第2面までの距離 とするとき、 5.7<α<6.0 ‥‥(1) なる条件を満足することを特徴とする投影光学系であ
る。
【0005】本発明はまた、第1面の像を第2面上に形
成する投影光学系において、第1面側から順に、正のパ
ワーを有する第1レンズ群、負のパワーを有する第2レ
ンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群、負のパワー
を有する第4レンズ群、及び正のパワーを有する第5レ
ンズ群より構成され、第2面側の最大開口数をNAとす
るとき、NA>0.5の関係を満足し、さらに、 β≡|(TC3h−TC3)/[Hi・tan(sin
-1(NA))]| TC3:投影光学系の3次のコマ収差係数の合計 TC3h:硝材のまわりの気体の屈折率が1.0×10-5
だけ変化した場合の、投影光学系の3次のコマ収差係数
の合計 とするとき、 β<1.0×10-4 ‥‥(2) なる条件を満足することを特徴とする投影光学系であ
る。
【0006】本発明の投影光学系において、正の屈折力
を有する第1レンズ群は、第1面からテレセントリック
に出射した光束を開口絞りへと導くために必要な光学系
であると同時に、第2、第4、第5レンズ群で発生する
負の歪曲収差を補償する働きをする。負の屈折力を有す
る第2レンズ群は、第4レンズ群とともにペッツバール
和を負の方向に補正する働きを持つ。第3レンズ群は、
第5レンズ群とともに物体の実像を形成させるための正
の屈折力を有している。第4レンズ群は、上述のように
負のペッツバール和を発生させるとともに、第3および
第5レンズ群によって発生する負の球面収差を補正する
働きを持つ。第5レンズ群は上述のように正の屈折力を
持ち、第4レンズ群との組み合わせによって大きな開口
数の光束を良好な収差状態で結像させている。
【0007】(1)式は、本発明の投影光学系におい
て、十分な光学性能を実現する上で、光軸と垂直方向の
必要なスケールファクターを規定するものである。
(1)式の上限を越える場合には、全長に対して、レン
ズ径が大きくなり、正レンズ群である第1レンズ群、第
3レンズ群、あるいは第5レンズ群が大きくなり、他の
レンズ群のスペースが小さくなり、結果として収差補正
に十分なレンズ配置を実現できなくなり、十分な光学性
能を達成できなくなるので好ましくない。逆に下限を越
えると、負のパワーのレンズ群に対して、正レンズ群で
ある第1レンズ群、第3レンズ群、あるいは第5レンズ
群のパワーが大きくなり、高次の球面収差、コマや歪曲
収差が特に悪化し、十分な光学性能を達成できなくなる
ので好ましくない。
【0008】(2)式は、多少の大気圧変化に対しても
光学性能が余り変化しない、いわゆるロバストネス設計
を実現するための1つの条件となるものである。具体的
には、大気圧変化時のコマの変化が小さいことを意味す
る。本発明のように、高NA、広フィールドのレンズに
おいても3次収差の領域で、(2)式の上限を越えない
ことが好ましい。また、7.0×10-5よりも小さいこ
とがさらに望ましい。硝材のまわりの気体の屈折率変化
が1.0×10-5というのは、空気の場合、34.38
hpaの変化に相当する。なお、本発明による効果を一
層享受するためには、(1)式の場合も(2)式の場合
も、NA>0.55であることが好ましい。
【0009】次に、本発明の第1〜第5レンズ群は、そ
れぞれ正・負・正・負・正の屈折力を持つが、より具体
的なレンズ構成としては、第1レンズ群は少なくとも2
枚の正レンズを含み、第2レンズ群は少なくとも3枚の
負レンズを含み、第3レンズ群は少なくとも3枚の正レ
ンズを含み、第4レンズ群は少なくとも3枚の負レンズ
を含み、第5レンズ群は少なくとも5枚の正レンズを含
むことが好ましい。また、負のパワーを有するメニスカ
ス形状の空気レンズを、第1レンズ群に少なくとも1
つ、第2レンズ群に少なくとも1つ有することが好まし
い。この2つの空気レンズによって、高次の歪曲収差を
補正することが可能となり、解像力向上にともなう位置
ずれ誤差を良好に補正することが可能となる。また、上
記空気レンズを、第3レンズ群に少なくとも1つ、さら
に第5レンズ群に少なくとも2つ有することが好まし
い。これらの空気レンズによって、大きな開口数を達成
するときに生じる高次の球面収差を補正することがで
き、同時に、ペッツバール和の補正とサジタル方向のコ
マ収差を補正することができる。更に、空気間隔を隔て
て互いに向かい合う1対の凹面(すなわち、両凸形状の
空気レンズ)を、第2レンズ群に少なくとも1組、及び
第4レンズ群に少なくとも1組有することが好ましい。
両凸形状の空気レンズは負のパワーを持つから、これに
よって、より効果的にペッツバール和の補正を行うこと
が可能となる。
【0010】次に、本発明においては、 Fi:第iレンズ群の焦点距離(i=1〜5) F45:第4レンズ群と第5レンズ群との合成の焦点距離 PEN:レンズ第1面から近軸入射瞳位置までの距離の絶
対値 PEX:レンズ最終面から近軸射出瞳位置までの距離の絶
対値 とするとき、 0.3<−F2/F3<0.6 ‥‥(3) 0.02<F45/TT<0.15 ‥‥(4) PEN/TT>3 ‥‥(5) 0.10<F1/TT<0.20 ‥‥(6) 0.01<−F2/TT<0.10 ‥‥(7) 0.05<F3/TT<0.20 ‥‥(8) 0.02<−F4/TT<0.15 ‥‥(9) 0.05<F5/TT<0.20 ‥‥(10) なる各条件を満たすことが好ましい。
【0011】(3)式は、第2レンズ群と第3レンズ群
との屈折力比を示している。第2レンズ群は負のパワー
を有し、第3レンズ群は正のパワーを有するから、両レ
ンズ群は、いわゆる逆望遠系の構成となっている。そし
て(3)式は、縮小投影するために第1面の広い範囲に
描かれたパターンを、像面湾曲と歪曲収差の良好に補正
された像として結像するための条件となる。(3)式の
上限を越えると、相対的に第3レンズ群のパワーが強く
なることを意味しており、ペッツバール和が正となりす
ぎて像面を良好に補正することが難しくなるとともに、
正の歪曲収差と外コマが大きく発生してそれらを良好に
補正することが難しくなるため好ましくない。逆に下限
を越えると、相対的に第2レンズ群の負のパワーが強く
なることを意味しており、負の歪曲収差が発生してこれ
を良好に補正することが難しくなるため好ましくない。
【0012】(4)式は、第1面から第3レンズ群まで
導いた光束を大きな開口数で結像するための条件式であ
る。(4)式の上限を越えると、第4レンズ群と第5レ
ンズ群の合成の正のパワーが小さいことを意味してお
り、全体の系に対する第4、5レンズ群の相対的な寸法
が大きくなる。従って、レンズ径が大きくなりコストの
増大を招くため好ましくない。逆に下限を越えると、第
4、5レンズ群の合成の正のパワーが強くなり、高次の
球面収差およびコマ収差が大きく発生して、その修正が
困難となるため好ましくない。(5)式は、物体側に実
質的にテレセントリックな光学系となるための条件であ
り、(5)式の下限を越えると、物体側のテレセントリ
シティーが悪くなってしまうため好ましくない。
【0013】(6)〜(10)式は、各レンズ群の適正
なパワーを規定した条件式である。先ず、(6)式の上
限を越える場合には、第2、第4、第5レンズ群で発生
する負の歪曲収差を、第1レンズ群で補正しきれないた
め好ましくない。逆に下限を越えると、高次の正の歪曲
収差の発生する原因となるため好ましくない。(7)式
の上限を越える場合には、ペッツバール和の補正が不十
分となり、像の平坦性の悪化を招く。逆に下限を越える
と、正の歪曲収差の発生が大きくなり、良好な補正が困
難となる。
【0014】(8)式の上限を越える場合には、第3レ
ンズ群が第2レンズ群との間で形成する逆望遠系のテレ
比が大くなって全系の長大化を招き、第3レンズ群での
正の歪曲収差の発生量が小さくなり、第2、第4および
第5レンズ群で発生する負の歪曲収差の補正が難しくな
るため好ましくない。逆に下限を越えると、高次の球面
収差およびコマが発生し、像の悪化を招き好ましくな
い。(9)式の上限を越える場合には、ペッツバール和
の補正が不十分となり、像の平坦性の悪化を招くため好
ましくない。逆に下限を越えると、高次の球面収差の発
生原因となり、コントラストの悪化を招くため好ましく
ない。(10)式の上限を越える場合には、全系の長大
化およびレンズ径の拡大を招き好ましくない。逆に下限
を越えると、高次の球面収差およびコマが発生し、像の
悪化を招き好ましくない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明による投影光学系の一実
施例を示し、この投影光学系は、光源としてKrFエキ
シマレーザーを用い、レチクルRのパターン面(第1
面)の像をウエハWの感光面(第2面)上に投影して露
光するものである。像側最大開口数NAと最大像高Hi
は、 NA=0.6、 Hi=15.6 である。すべてのレンズは単一の硝材、すなわち合成石
英(SiO2)によって形成されており、レチクルR側
から順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1、負の
パワーを有する第2レンズ群G2、正のパワーを有する
第3レンズ群G3、負のパワーを有する第4レンズ群
4、及び正のパワーを有する第5レンズ群G5より構成
されている。開口絞りASは、第5レンズ群G5の内部
に配置されている。
【0016】第1レンズ群G1は、レチクル側に凸の負
メニスカスレンズL11、2枚の両凸レンズL12、L13
レチクル側に凸の正メニスカスレンズL14からなる。第
2レンズ群G2は、レチクル側に凸の負メニスカスレン
ズL21、両凸レンズL22、3枚の両凹レンズL23
24、L25からなる。第3レンズ群G3は、ウエハ側に
凸の正メニスカスレンズL31、ウエハ側に凸の負メニス
カスレンズL32、ウエハ側に凸の正メニスカスレンズL
33、2枚の両凸レンズL34、L35、レチクル側に凸の正
メニスカスレンズL36からなる。第4レンズ群G4は、
レチクル側に凸の2枚の負メニスカスレンズL41
42、2枚の両凹レンズL43、L44からなる。第5レン
ズ群G5は、両凸レンズL51、ウエハ側に凸の正メニス
カスレンズL52、両凸レンズL53、ウエハ側に凸の負メ
ニスカスレンズL54、両凸レンズL55、レチクル側に凸
の3枚の正メニスカスレンズL56、L57、L58、レチク
ル側に凸の負メニスカスレンズL59、レチクル側に凸の
正メニスカスレンズL510からなる。
【0017】第1レンズ群G1のレンズL11とL12の間
と、第2レンズ群G2のレンズL21とL22の間と、第3
レンズ群G3のレンズL31とL32の間と、第5レンズ群
5のレンズL53とL54の間、レンズL58とL59の間、
及びレンズL59とL510の間には、それぞれ負のパワー
を有するメニスカス形状の空気レンズが形成されてい
る。また、第2レンズ群G2のレンズL23とL24の間、
及びレンズL24とL25の間と、第4レンズ群G4のレン
ズL42とL43の間、及びレンズL43とL44の間には、そ
れぞれ両凸形状の空気レンズが形成されている。
【0018】以下の表1に、本実施例の諸元を示す。同
表の[レンズ諸元]中、第1欄NoはレチクルR側から
の各レンズ面の番号、第2欄rは各レンズ面の曲率半
径、第3欄dは各レンズ面から次のレンズ面までの光軸
上の距離、第4欄は各レンズ面から次のレンズ面までを
満たすレンズ(空欄は空気)の番号を表わす。すべての
レンズの硝材は合成石英(SiO2)であり、使用波長
(248nm)での合成石英の屈折率nは、 n=1.50839 である。また同表の[条件式対応値]に、前記各条件式
(1)〜(10)中のパラメータの値を示す。
【0019】
【表1】[レンズ諸元] No r d 0 ∞ 94.501 R 1 438.073 14.953 L11 2 290.853 40.476 3 515.350 27.925 L12 4 -533.779 1.000 5 305.875 27.353 L13 6 -2348.928 1.000 7 291.146 23.686 L14 8 5262.567 1.000 9 230.426 23.306 L21 10 112.011 23.631 11 551.356 31.189 L22 12 -374.157 1.000 13 -1904.480 13.000 L23 14 143.197 28.445 15 -193.810 13.146 L24 16 213.435 25.837 17 -148.749 22.250 L25 18 1930.957 12.771 19 -329.954 25.363 L31 20 -160.613 4.353 21 -148.096 36.175 L32 22 -200.524 1.000 23 -1144.407 24.036 L33 24 -277.849 1.000 25 913.713 27.552 L34 26 -479.834 1.000 27 317.375 30.233 L35 28 -2536.708 4.954 29 253.380 23.626 L36 30 733.176 1.611 31 200.343 38.616 L41 32 135.503 16.352 33 256.300 15.507 L42 34 141.036 39.855 35 -205.055 14.048 L43 36 277.857 41.804 37 -131.839 20.061 L44 38 15879.623 2.553 39 4924.264 44.809 L51 40 -189.817 4.227 41 − 10.507 AS 42 -724.632 21.780 L52 43 -284.121 1.000 44 396.251 38.791 L53 45 -415.739 9.179 46 -284.360 23.359 L54 47 -429.489 1.000 48 376.707 28.828 L55 49 -2838.854 1.000 50 210.569 31.094 L56 51 638.916 1.000 52 176.158 25.161 L57 53 297.003 1.000 54 139.276 35.532 L58 55 341.229 7.148 56 799.317 16.377 L59 57 80.997 31.519 58 85.368 51.298 L510 59 718.626 19.200 60 ∞ W [条件式対応値] (1)α=5.964 (2)β=4.64×10-5 (3)−F2/F3=0.460 (4)F45/TT=0.066 (5)PEN/TT=3.213 (6)F1/TT=0.173 (7)−F2/TT=0.055 (8)F3/TT=0.120 (9)−F4/TT=0.067 (10)F5/TT=0.111
【0020】図2に、本実施例の横収差を示す。同図
中、(A)はメリジオナル面内の光線の横収差を表し、
(B)はサジタル面内の光線のサジタル方向の横収差を
表す。また、Yは像高を表わす。図2に示すように、本
実施例の投影光学系は、所要のレンズ構成と前記各条件
(1)〜(11)を満たすことにより、優れた結像性能
を有することが分かる。
【0021】半導体デバイスは、シリコンウエハに対し
て、薄膜形成、酸化、ドーピング、アニール、レジスト
処理、露光、エッチング、洗浄等の各工程を繰り返し行
い、その後、ダイシング、ボンディング、パッケージン
グ等の諸工程を経て製造される。図3は、このうちの露
光工程に使用される露光装置の一実施例を示す。狭帯化
素子を備えたKrFエキシマレーザー光源1から発した
光束は、照明光学系2を経て、レチクルステージ3上に
載置されたレチクルRのパターン面Raを、均一に照明
する。レチクルRのパターン面Raから発した露光光
は、投影光学系4を介して、ウエハステージ5上に載置
されたウエハWの感光面Waに、パターン面Raの像を
結像する。投影光学系4は、上記実施例のように構成さ
れている。したがってこの露光装置を用いることによ
り、高性能の半導体デバイスを製造することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明により、広い露光範
囲を有しつつ大きな開口数を持ち、しかもレンズ径が小
さい投影光学系、及び気圧変化に対する収差変動の小さ
い投影光学系が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による投影光学系を示す断面
【図2】投影光学系の横収差を示す図
【図3】露光装置の一例を示す概略図
【符号の説明】
1…光源 2…照明光学系 3…レチクルステージ 4…投影光学系 5…ウエハステージ R…レチクル Ra…パターン面 W…ウエハ Wa…感光面 G1〜G5…レンズ群 L11〜L510…レン
ズ AS…開口絞り

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1面の像を第2面上に形成する投影光学
    系において、 前記第1面側から順に、正のパワーを有する第1レンズ
    群、負のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有
    する第3レンズ群、負のパワーを有する第4レンズ群、
    及び正のパワーを有する第5レンズ群より構成され、前
    記第2面側の最大開口数をNAとするとき、NA>0.
    5の関係を満足し、さらに、 α≡Eφ/[Hi+0.025×TT×tan(sin
    -1(NA))] Eφ:投影光学系を構成する各レンズの最大有効径 Hi:前記第2面上の最大像高 TT:前記第1面から第2面までの距離 とするとき、 5.7<α<6.0 ‥‥(1) なる条件を満足することを特徴とする投影光学系。
  2. 【請求項2】第1面の像を第2面上に形成する投影光学
    系において、 前記第1面側から順に、正のパワーを有する第1レンズ
    群、負のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有
    する第3レンズ群、負のパワーを有する第4レンズ群、
    及び正のパワーを有する第5レンズ群より構成され、前
    記第2面側の最大開口数をNAとするとき、NA>0.
    5の関係を満足し、さらに、 β≡|(TC3h−TC3)/[Hi・tan(sin
    -1(NA))]| TC3:投影光学系の3次のコマ収差係数の合計 TC3h:硝材のまわりの気体の屈折率が1.0×10-5
    だけ変化した場合の、投影光学系の3次のコマ収差係数
    の合計 Hi:前記第2面上の最大像高とするとき、 β<1.0×10-4 ‥‥(2) なる条件を満足することを特徴とする投影光学系。
  3. 【請求項3】前記第1レンズ群は少なくとも2枚の正レ
    ンズを含み、前記第2レンズ群は少なくとも3枚の負レ
    ンズを含み、前記第3レンズ群は少なくとも3枚の正レ
    ンズを含み、前記第4レンズ群は少なくとも3枚の負レ
    ンズを含み、前記第5レンズ群は少なくとも5枚の正レ
    ンズを含み、 負のパワーを有するメニスカス形状の空気レンズを、前
    記第1レンズ群に少なくとも1つ、前記第2レンズ群に
    少なくとも1つ、前記第3レンズ群に少なくとも1つ、
    及び前記第5レンズ群に少なくとも2つ有し、 空気間隔を隔てて互いに向かい合う1対の凹面を、前記
    第2レンズ群に少なくとも1組、及び前記第4レンズ群
    に少なくとも1組有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の投影光学系。
  4. 【請求項4】以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の投影光学系。 0.3<−F2/F3<0.6 ‥‥(3) 0.02<F45/TT<0.15 ‥‥(4) PEN/TT>3 ‥‥(5) 0.10<F1/TT<0.20 ‥‥(6) 0.01<−F2/TT<0.10 ‥‥(7) 0.05<F3/TT<0.20 ‥‥(8) 0.02<−F4/TT<0.15 ‥‥(9) 0.05<F5/TT<0.20 ‥‥(10) 但し、Fi:前記第iレンズ群の焦点距離(i=1〜
    5) F45:前記第4レンズ群と第5レンズ群との合成の焦点
    距離 PEN:像面側から光軸に平行な近軸光束を入射させた場
    合に全光学系によって作られる焦点位置と物体側レンズ
    第1面との距離である。
  5. 【請求項5】狭帯化された紫外域の光源と、該光源から
    の光によって前記第1面を照明する照明光学系と、請求
    項1〜4のいずれか1項記載の投影光学系とを備えるこ
    とを特徴とする投影露光装置。
  6. 【請求項6】前記第1面に投影原版上のパターン面を配
    置し、前記第2面に半導体デバイス基板の感光面を配置
    し、請求項5記載の投影露光装置を用いて前記パターン
    を前記感光面に転写する工程を含むことを特徴とする半
    導体デバイスの製造方法。
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