JP2000056219A - 投影光学系 - Google Patents

投影光学系

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JP2000056219A
JP2000056219A JP10239561A JP23956198A JP2000056219A JP 2000056219 A JP2000056219 A JP 2000056219A JP 10239561 A JP10239561 A JP 10239561A JP 23956198 A JP23956198 A JP 23956198A JP 2000056219 A JP2000056219 A JP 2000056219A
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lens group
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projection optical
refractive power
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Yoko Kimura
陽子 木村
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広い露光領域と大きな開口数とを確保し、両側
テレセントリックとし、しかも諸収差を極めて良好に補
正し得る高性能な投影光学系を提供する。 【解決手段】第1面Rの像を第2面W上に投影する投影
光学系において、第1面R側から順に、正、負、正、
負、正の各屈折力を持つ第1〜第5レンズ群G1〜G5
り構成され、第1レンズ群G1中の最も第1面側に配置
された第1レンズL1は、第1面側に凹面を向けたメニ
スカス形状に形成され、第5レンズ群G5は、第1面側
から順に、少なくとも1枚の正レンズと、負の屈折力を
持つ気体レンズLaと、少なくとも3枚の正レンズとを
含み、且つ、Fa:第5レンズ中の気体レンズLaの焦点
距離、L:第1面から第2面までの光軸上の距離とする
とき、0.15<−Fa/L<0.60、その他の各条
件を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク、レチクル
などの原版上に形成されたパターンの像を、ウエハ、ガ
ラスプレートなどの基板上の感光面に投影して露光する
投影露光装置に関し、特にこの投影露光装置に用いられ
る投影光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路のパターンの微細化が進むに従
い、ウエハの焼付けに用いられる投影光学系に対し、要
求される性能もますます厳しくなってきている。このよ
うな状況の中で、投影光学系の解像力の向上について
は、露光波長λをより短くするか、あるいは投影光学系
の開口数(NA)を大きくすることが考えられる。近年
においては転写パターンの微細化に対応するために、露
光用の光源はg線、i線に代わって、KrFエキシマレ
ーザーなどが注目されている。一方では物体側、像側の
両側テレセントリックな光学系が要求されており、例え
ば、特開平3−88317号公報や特開平4−1574
12号公報などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両側テ
レセントリックな光学系でありながら、広い露光領域全
体にわたって高解像力を得ることは、収差補正の観点か
ら難しくなっている。そこで本発明は以上の問題点に鑑
みてなされたものであり、広い露光領域と大きな開口数
とを確保し、両側テレセントリックとし、しかも諸収差
を極めて良好に補正し得る高性能な投影光学系を提供す
ることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1面の像を第2面上に投影する投影光
学系において、第1面側から順に、正の屈折力を持つ第
1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の
屈折力を持つ第3レンズ群と、負の屈折力を持つ第4レ
ンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群より構成さ
れ、第1レンズ群中の最も第1面側に配置された第1レ
ンズは、第1面側に凹面を向けたメニスカス形状に形成
され、第5レンズ群は、第1面側から順に、少なくとも
1枚の正レンズと、負の屈折力を持つ気体レンズと、少
なくとも3枚の正レンズとを含み、且つ、 Fa:第5レンズ中の前記気体レンズの焦点距離 Fi:第iレンズ群の焦点距離(i=1〜5) L:第1面から第2面までの光軸上の距離とするとき、 0.15<−Fa/L<0.60 ‥‥(1) 0.05<F1/L<0.50 ‥‥(2) 0.01<−F2/L<0.10 ‥‥(3) 0.20<F3/F1<1.20 ‥‥(4) 0.10<F2/F4<1.00 ‥‥(5) 0.01<F5/L<1.00 ‥‥(6) なる各条件を満足することを特徴とする投影光学系を提
供する。
【0005】先ず、本発明のレンズ構成について説明す
る。正の屈折力を持つ第1レンズ群は、テレセントリッ
ク性の維持と歪曲収差の補正に寄与している。負の屈折
力を持つ第2レンズ群と第4レンズ群は、主にペッツバ
ール和の補正に寄与し、像面を平坦にしている。第2レ
ンズ群と第3レンズ群は、それぞれ負の屈折力と正の屈
折力を持つことにより、逆望遠系の構成となっている。
正の屈折力を持つ第5レンズ群は、開口数に寄与してい
る。
【0006】第1レンズ群中の第1レンズは、第1面側
に凹面を向けたメニスカス形状とすることで、光軸と平
行でない斜光線のうち、拡散光線に対して逆らわずに光
線を通すことが可能になるため、高次収差が発生しにく
い。また像側開口数が大きくなると、第5レンズ群のレ
ンズ径が大きくなり、正レンズによる高次の収差が発生
する。そこでこの高次の収差の補正を行うために、強い
負の屈折力を持つ気体レンズを第5レンズ中に配置して
いる。
【0007】次に、前記各条件式について説明する。条
件式(1)は、第5レンズ群中の強い負の屈折力を持つ
気体レンズのパワー範囲を規定するものである。条件式
(1)の下限を超えると、負の屈折力が強くなりすぎ
て、偏芯等、製造誤差に厳しいレンズとなる。逆に条件
式(1)の上限を超えると、負の屈折力が弱まり、第5
レンズ群の正レンズで発生する高次収差の補正が不十分
となる。条件式(2)は、第1レンズ群の適性なパワー
範囲を規定するものである。条件式(2)の下限を超え
ると、高次の歪曲収差が発生する原因となる。逆に条件
式(2)の上限を越えると、第2、第4レンズ群で発生
する負の歪曲収差を第1レンズ群で補正しきれなくな
る。
【0008】条件式(3)は、第2レンズ群の適性なパ
ワー範囲を規定するものである。条件式(3)の下限を
超えると、負の歪曲収差が大きく発生し、補正が困難と
なる。逆に条件式(3)の上限を超えると、ペッツバー
ル和の補正量が不足し、像面が平坦にならない。条件式
(4)は、第1レンズ群と第3レンズ群の焦点距離の最
適な屈折力配分を規定するものである。条件式(4)の
下限を超えると、第1レンズ群の屈折力が第3レンズ群
の屈折力に対して、相対的に弱くなるため、負の歪曲収
差が大きく発生する。逆に条件式(4)の上限を超える
と、第3レンズ群の屈折力が第1レンズ群の屈折力に対
して、相対的に弱くなるため、同様に負の歪曲収差が大
きく発生する。
【0009】条件式(5)は、第2レンズ群と第4レン
ズ群の焦点距離の最適な屈折力配分を規定するものであ
り、主にペッツバール和を小さくして、広い露光フィー
ルドを確保しながら、像面湾曲を良好に補正するための
ものである。条件式(5)の下限を超えると、第4レン
ズ群の屈折力が第2レンズ群の屈折力に対して、相対的
に弱くなるため、正のペッツバール和が大きく発生す
る。逆に条件式(5)の上限を超えると、第2レンズ群
の屈折力が第4レンズ群の屈折力に対して、相対的に弱
くなるため、同様に正のペッツバール和が大きく発生す
る。条件式(6)は、第5レンズ群の適性なパフー範囲
を規定するものである。条件式(6)の下限を超える
と、高次の球面収差及び、高次のコマ収差が発生する。
逆に条件式(6)の上限を超えると、レンズ径の拡大、
レンズ系の長大化を招く。
【0010】次に、本発明においては、 R1:第1レンズ群中の第1レンズの第1面側レンズ面
の曲率半径 R2:第1レンズ群中の第1レンズの第2面側レンズ面
の曲率半径 Ra1:第5レンズ群中の気体レンズの第1面側境界面の
曲率半径 Ra2:第5レンズ群中の気体レンズの第2面側境界面の
曲率半径とするとき、 −1<(R1−R2)/(R1+R2)<0 ‥‥(7) 0.1<(Ra1−Ra2)/(Ra1+Ra2)<1.0 ‥‥(8) なる条件を満足することが好ましい。
【0011】条件式(7)は、第1レンズ群中の第1レ
ンズの形状因子の適正な範囲を規定するものである。条
件式(7)の上限を越えると、第1レンズの第2面側レ
ンズ面R2での屈折作用が、第1面側レンズ面R1での屈
折作用に比して相対的に大きくなるために、歪曲収差を
良好に補正することができない。逆に条件式(7)の下
限を越えると、斜光線のうちの拡散光線に対してレンズ
面が逆らうことになるので、高次収差が発生しやすくな
る。
【0012】条件式(8)は、第5レンズ群中の気体レ
ンズの形状因子の適正な範囲を規定するものである。条
件式(8)の上限を越えると、特に気体レンズの第2面
側境界面Ra2に要求される公差が厳しくなり、製造に適
さない。逆に条件式(8)の下限を越えると、気体レン
ズの負のパワーが弱くなり、高次収差の補正不足とな
る。なお、気体レンズの第1面側境界面Ra1とは、当該
気体レンズの第1面側に隣接するレンズ素子の第2面側
レンズ面に対応しており、気体レンズの第2面側境界面
a2とは、当該気体レンズの第2面側に隣接するレンズ
素子の第1面側レンズ面に対応している。
【0013】次に、本発明における第2レンズ群は、最
も第1面側と最も第2面側に共に負レンズを有し、該両
負レンズの間に、第1面側から順に、正レンズと2枚の
負レンズとを少なくとも有することが好ましい。最も第
1面側に配置される負レンズと、最も第2面側に配置さ
れる負レンズは、像面湾曲とコマ収差の補正に寄与す
る。これらの両負レンズの間に配置される中間レンズ群
のうち、第2面側に配置される2枚の負レンズは、像面
湾曲の補正に寄与し、第1面側に配置される正レンズ
は、第2面側に配置される2枚の負レンズで発生する歪
曲収差の補正に寄与する。
【0014】次に、本発明においては、 β:投影光学系の投影倍率 NA:投影光学系の像側最大開口数とするとき、 0.125<−β<0.175 ‥‥(9) 0.65<NA ‥‥(10) なる条件を満足することが好ましい。
【0015】条件式(9)は、投影光学系の投影倍率の
適正な範囲を規定したものである。条件式(9)の下限
を超えると、第2面上の露光領域に対して第1面上の領
域が大きいため、歪曲収差の補正が困難であることや、
第1面となるマスクの製造も困難となることから好まし
くない。逆に条件式(9)の上限を超えると、開口数を
大きくしたときペッツバール和の補正が困難である。ま
た、本発明は上記の構成によって、十分に大きな開口数
を持つ場合でも、諸収差を極めて良好に補正し得る高性
能な投影光学系を提供するものである。従って、本発明
の効果を十分に発揮するためには、条件式(10)を満
たすことが望ましい。
【0016】また、本発明は、マスク上に形成された回
路パターンの像を感光性基板上へ投影露光する投影露光
装置であって、第1面に位置したマスクを照明する照明
光学系と、上記本発明にかかる投影光学系とを備え、該
投影光学系により第2面に位置決めされた感光性基板へ
前記マスク上の前記回路パターンを転写することを特徴
とする。また、本発明は、マスク上に形成された回路パ
ターンの像を感光性基板上へ投影露光する投影露光方法
であって、第1面に位置したマスクを照明し、上記投影
露光装置により第2面に位置決めされた感光性基板上へ
前記マスク上の前記回路パターンを転写することを特徴
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面によっ
て説明する。図1は本発明による投影光学系を搭載した
投影露光装置の一例を示す。レチクルRはレチクルステ
ージRS上に載置されており、ウエハWはウエハステー
ジWS上に載置されている。レチクルRの下面(第1
面、パターン面)には、ウエハWの上面(第2面、感光
面)に転写しようとするパターンが描かれており、レチ
クルRのパターン面のうち、矩形状の照明領域IFは、
照明光学系ISによって均一に照明されている。照明光
学系ISの内部に配置される光源としては、例えばKr
Fエキシマレーザー(中心波長248.4nm)を用い
ることができる。
【0018】照明領域IFを通過した光は、投影光学系
PLを通過して、ウエハWの感光面のうちの露光領域E
Fに、照明領域IF内のパターンの像を結像する。投影
光学系の内部には、開口絞りASが設けられている。レ
チクルRとウエハWとは、照明領域IF及び露光領域E
Fの短辺方向に、投影光学系PLの投影倍率に対応した
速度比にて、互いに同期して走査するように構成されて
おり、こうして照明領域IF及び露光領域EFを短辺方
向に拡大した範囲のパターンの像が、ウエハWの感光面
に転写される。なお、図1では走査型の露光装置を示し
たが、本発明による投影光学系は、一括露光型の露光装
置に適用することもできる。
【0019】次に、本発明による投影光学系の第1実施
例を図2に示す。この投影光学系は、レチクルR側から
順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1、負の屈折力
を持つ第2レンズ群G2、正の屈折力を持つ第3レンズ
群G3、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4、及び正の屈
折力を持つ第5レンズ群G5より構成されている。開口
絞りASは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間
の光路中に配置されている。
【0020】第1レンズ群G1は、レチクルR側から順
に、レチクルR側に凹面を向けた負メニスカスレンズL
11と、2枚の両凸レンズL12、L13と、レチクルR側に
凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成されて
いる。第2レンズ群G2は、レチクルR側から順に、レ
チクルR側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、
中間レンズ群L22、L23、L24と、両凹レンズL25とか
ら構成され、このうち、中間レンズ群L22、L23、L24
は、両凸レンズL22と、レチクルR側に平面を向けた平
凹レンズL23と、両凹レンズL24とから構成されてい
る。
【0021】第3レンズ群G3は、レチクルR側から順
に、レチクルR側に凹面を向けた正メニスカスレンズL
31と、レチクルR側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
32と、レチクルR側に凹面を向けた正メニスカスレン
ズL33と、2枚の両凸レンズL34、L35と、レチクルR
側に凸面を向けた正メニスカスレンズL36とから構成さ
れている。第4レンズ群G4は、レチクルR側から順
に、レチクルR側に凸面を向けた2枚の負メニスカスレ
ンズL41、L42と、両凹レンズL43と、レチクルR側に
凹面を向けた負メニスカスレンズL44と、レチクルR側
に凹面を向けた正メニスカスレンズL45とから構成され
ている。
【0022】第5レンズ群G5は、レチクルR側から順
に、2枚の両凸レンズL51、L52と、レチクルR側に凹
面を向けた負メニスカスレンズL53と、レチクルR側に
凸面を向けた4枚の正メニスカスレンズL54、L55、L
56、L57と、レチクルR側に凸面を向けた負メニスカス
レンズL58と、レチクルR側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズL59とから構成されている。レンズL52のウエ
ハ側レンズ面Ra1と、レンズL53のレチクル側レンズ面
a2とが作る気体レンズLaが、請求項1にいう気体レ
ンズに該当する。本実施例では投影光学系を空気中に配
置しており、したがって気体レンズLaの気体とは空気
である。但し投影光学系を、窒素ガス、あるいはヘリウ
ムガス雰囲気内に配置することもできる。
【0023】以下の表1に、第1実施例の諸元を示す。
表1の[レンズ諸元]中、第1欄NoはレチクルR側か
らの各レンズ面の番号、第2欄rは各レンズ面の曲率半
径、第3欄dは各レンズ面から次のレンズ面までの光軸
上の距離、第4欄は各レンズ面から次のレンズ面までを
満たすレンズの番号(空欄は空気)を表わす。すべての
レンズの硝材は合成石英(SiO2)であり、使用波長
(248.4nm)での合成石英の屈折率は1.508
39である。また表1の[条件式対応値]に、前記各条
件式(1)〜(10)中のパラメータの値を示す。ま
た、図3に第1実施例の球面収差、非点収差及び歪曲収
差を示し、図4に横収差を示す。各収差図において、Y
は像高を表わす。また非点収差図において、点線Mはメ
リジオナル像面を表わし、実線Sはサジタル像面を表わ
す。
【0024】
【表1】[レンズ諸元] No r d 0 ∞ 77.00745 R 1 -316.80536 17.00000 L11 2 -381.58931 36.53146 3 3046.36500 24.38928 L12 4 -356.62054 1.00015 5 444.02169 21.95754 L13 6 -2230.97622 9.38030 7 268.33737 23.05503 L14 8 1568.47000 1.10722 9 222.71138 29.96081 L21 10 124.08876 25.43125 11 1905.46000 24.41063 L22 12 -402.40299 12.58297 13 ∞ 21.47486 L23 14 135.53488 22.62764 15 -206.60118 17.27131 L24 16 288.93481 19.45092 17 -162.59450 17.00000 L25 18 694.79853 49.39836 19 -482.98411 34.08137 L31 20 -179.50957 3.50123 21 -167.16306 31.34764 L32 22 -224.82955 19.07136 23 -7284.38447 30.00946 L33 24 -350.63077 1.00000 25 880.58158 33.42018 L34 26 -541.42526 1.00000 27 460.09165 27.86214 L35 28 -4951.72173 1.00000 29 272.88427 26.68882 L36 30 749.44712 1.00000 31 193.76569 27.17713 L41 32 147.08315 8.63376 33 180.52612 17.00000 L42 34 139.06226 41.31457 35 -320.44898 17.00000 L43 36 230.36897 38.38837 37 -161.01657 40.62542 L44 38 -2160.00691 32.22632 39 -448.39100 32.14411 L45 40 -229.68284 9.53811 41 932.22312 37.92112 L51 42 -363.67598 1.00000 43 357.06212 35.91263 L52 44 -2283.02262 39.41909 La 45 -215.10777 26.94599 L53 46 -229.41098 1.00000 47 352.84674 27.32902 L54 48 1741.37200 1.00000 49 203.79443 29.25044 L55 50 415.84748 1.00000 51 167.78826 32.53758 L56 52 256.92826 2.25953 53 142.58880 35.71130 L57 54 425.70015 3.90128 55 693.88979 33.01706 L58 56 70.74079 6.63440 57 73.44708 51.00000 L59 58 576.75639 9.10000 59 ∞ W [条件式対応値] (1)−Fa/L=0.363 (2)F1/L=0.178 (3)−F2/L=0.055 (4)F3/F1=0.707 (5)F2/F4=0.453 (6)F5/L=0.108 (7)(R1−R2)/(R1+R2)=-0.09 (8)(Ra1−Ra2)/(Ra1+Ra2)=0.83 (9)−β=0.166667 (10)NA=0.75
【0025】次に、本発明による投影光学系の第2実施
例を図5に示す。第1実施例との主な相違点は、第2レ
ンズ群G2中の第3レンズL23として、レチクルR側に
凸面を向けた負メニスカスレンズを用いている点であ
る。以下の表2に、第2実施例の諸元を示す。すべての
レンズの硝材は合成石英である。また、図6と図7に、
第2実施例の諸収差を示す。
【0026】
【表2】[レンズ諸元] No r d 0 ∞ 78.23734 R 1 -295.02398 18.65913 L11 2 -339.70169 18.78306 3 1902.43800 31.66040 L12 4 -386.03194 1.00000 5 509.48811 21.68228 L13 6 -1716.82192 24.05935 7 264.88773 22.25831 L14 8 1585.93900 1.00000 9 222.88095 31.27746 L21 10 124.56316 23.52783 11 5274.77300 17.00000 L22 12 -406.77195 9.22042 13 718.99932 17.00000 L23 14 130.82070 23.06963 15 -230.90149 17.00000 L24 16 238.50269 21.64052 17 -151.59484 17.00000 L25 18 691.45622 53.50952 19 -461.72949 26.30175 L31 20 -181.84843 6.84291 21 -167.76720 37.43995 L32 22 -222.89582 6.19021 23 -20925.48300 31.16960 L33 24 -357.46555 1.00000 25 886.88076 35.07895 L34 26 -528.14034 2.02470 27 467.57208 29.76829 L35 28 -3319.59280 1.22262 29 287.62594 26.86792 L36 30 776.67247 1.04656 31 199.22350 27.01724 L41 32 148.50679 8.97653 33 181.29005 17.07684 L42 34 141.09285 44.69184 35 -298.13551 18.25238 L43 36 241.07750 41.31837 37 -159.04218 19.56917 L44 38 -1958.51696 40.58229 39 -458.26817 39.91078 L45 40 -228.61420 4.90638 41 1002.12100 41.29882 L51 42 -355.74301 1.81O23 43 376.20172 38.80660 L52 44 -1741.59380 39.34498 La 45 -229.55352 23.49562 L53 46 -245.59481 6.27857 47 332.84477 29.05800 L54 48 1312.39000 1.00000 49 209.53264 32.23036 L55 50 441.15600 1.00000 51 166.20758 26.70892 L56 52 264.61333 1.00000 53 140.16664 32.87764 L57 54 386.58728 5.46153 55 589.67814 37.19986 L58 56 68.01888 9.20086 57 71.46029 48.85476 L59 58 544.73952 9.53274 59 ∞ W [条件式対応値] (1)−Fa/L=0.405 (2)F1/L=0.182 (3)−F2/L=0.056 (4)F3/F1=0.694 (5)F2/F4=0.462 (6)F5/L=0.111 (7)(R1−R2)/(R1+R2)=-0.07 (8)(Ra1−Ra2)/(Ra1+Ra2)=0.77 (9)−β=0.166667 (10)NA=0.75
【0027】収差図からも明らかなように、第1実施
例、第2実施例とも、所要のレンズ構成と前記各条件式
(1)〜(10)を満たすことにより、優れた結像性能
をもつことがわかる。なお、第1実施例、第2実施例で
は、248.4nmの光を光源として用いた例を示した
が、他の波長の光を光源として用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明により、広い露光領
域と大きな開口数とを確保しつつ両側テレセントリック
とし、しかも諸収差を極めて良好に補正し得る高性能な
投影光学系が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】露光装置の一例を示す概略斜視図
【図2】本発明による投影光学系の第1実施例を示す断
面図
【図3】第1実施例の球面収差、非点収差及び歪曲収差
を示す図
【図4】第1実施例の横収差を示す図
【図5】本発明による投影光学系の第2実施例を示す断
面図
【図6】第2実施例の球面収差、非点収差及び歪曲収差
を示す図
【図7】第2実施例の横収差を示す図
【符号の説明】 R…レチクル W…ウエハ IF…照明領域 EF…露光領域 RS…レチクルステージ WS…ウエハステー
ジ IS…照明光学系 PL…投影光学系 G1〜G5…レンズ群 AS…開口絞り L11〜L59…レンズ La…気体レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1面の像を第2面上に投影する投影光学
    系において、 前記第1面側から順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群
    と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持
    つ第3レンズ群と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、
    正の屈折力を持つ第5レンズ群より構成され、 前記第1レンズ群中の最も前記第1面側に配置された第
    1レンズは、第1面側に凹面を向けたメニスカス形状に
    形成され、 前記第5レンズ群は、前記第1面側から順に、少なくと
    も1枚の正レンズと、負の屈折力を持つ気体レンズと、
    少なくとも3枚の正レンズとを含み、且つ、以下の条件
    を満足することを特徴とする投影光学系。 0.15<−Fa/L<0.60 ‥‥(1) 0.05<F1/L<0.50 ‥‥(2) 0.01<−F2/L<0.10 ‥‥(3) 0.20<F3/F1<1.20 ‥‥(4) 0.10<F2/F4<1.00 ‥‥(5) 0.01<F5/L<1.00 ‥‥(6) 但し、Fa:前記第5レンズ群中の前記気体レンズの焦
    点距離 F1:前記第1レンズ群の焦点距離 F2:前記第2レンズ群の焦点距離 F3:前記第3レンズ群の焦点距離 F4:前記第4レンズ群の焦点距離 F5:前記第5レンズ群の焦点距離 L:前記第1面から第2面までの光軸上の距離である。
  2. 【請求項2】以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項1に記載の投影光学系。 −1<(R1−R2)/(R1+R2)<0 ‥‥(7) 但し、R1:第1レンズ群中の前記第1レンズの前記第
    1面側レンズ面の曲率半径 R2:第1レンズ群中の前記第1レンズの前記第2面側
    レンズ面の曲率半径である。
  3. 【請求項3】以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の投影光学系。 0.1<(Ra1−Ra2)/(Ra1+Ra2)<1.0 ‥‥(8) 但し、Ra1:第5レンズ群中の前記気体レンズの前記第
    1面側境界面の曲率半径 Ra2:第5レンズ群中の前記気体レンズの前記第2面側
    境界面の曲率半径である。
  4. 【請求項4】前記第2レンズ群は、最も前記第1面側と
    最も前記第2面側に共に負レンズを有し、該両負レンズ
    の間に、前記第1面側から順に、正レンズと2枚の負レ
    ンズとを少なくとも有することを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載の投影光学系。
  5. 【請求項5】以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項1、2、3又は4に記載の投影光学系。 0.125<−β<0.175 ‥‥(9) 但し、β:投影光学系の投影倍率である。
  6. 【請求項6】以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項1、2、3、4又は5に記載の投影光学系。 0.65<NA ‥‥(10) 但し、NA:投影光学系の像側最大開口数である。
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