JP5196485B2 - シャープペンシル筆記体、これを備えた筆記具、及び、このシャープペンシル筆記体の製造方法 - Google Patents
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Description
なお、組合せ筆記具の形式は、軸筒の後端部分に設けられたノック操作部をノック操作すると、筒軸の先端に形成された先端口から、筆記体の先端が突出して筆記が可能となるノック式が一般的である。
このような組合せ筆記具では、ユーザーが軸筒及び筆記体を購入した後、ユーザー自身が購入した軸筒及び筆記体を組み合わせて、筆記具を組み立てるので、素人であるユーザーでも容易に組立が行えるようにする必要がある。
特に、複数の筆記体を収納する軸筒が選ばれ、この筒軸に収納される筆記体として、先端から筆記芯が繰り出されるシャープペンシル筆記体が含まれ、これらの軸筒及び複数の筆記体から、複数種類の筆記体による筆記が可能な複式筆記具を組み立てた場合には、シャープペンシル筆記体の長さ寸法の微妙な誤差で、その操作に不具合が生じる。
一方、前述の場合において、シャープペンシル筆記体の全長が予め定められた規定寸法よりも僅かに短いと、次のような不具合が生じる。
すなわち、規定寸法よりも僅かに短いシャープペンシル筆記体を、筆記体の収納可能な本数が1本のみの軸筒と組み合わせ、単式筆記具として使用すると、シャープペンシル筆記体のノック操作部で、シャープペンシル筆記体先端の出し入れは行えるが、シャープペンシル筆記体の内部に収納されている筆記芯をノック操作で繰り出そうとすると、シャープペンシル筆記体先端が軸筒内に戻ってしまい、筆記芯を繰り出しが行えない、という不具合が生じる。
ところで、軸筒の内部に収納される筆記体として、周面から径方向に突出する鍔部が先端近傍の部分に設けられているとともに、径方向に弾性変形可能となった弾性変形部が後端部分に設けられているものを採用し、このような筆記体で軸方向における長さ寸法誤差の吸収を図った筆記具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この際、軸筒としては、互いに螺合する先軸部と後軸部とを備え、先軸部の先端近傍の内面に先端側が縮径した段付部が形成されるとともに、後軸部の後端近傍の内面が後端に向かってすり鉢状に縮径していくテーパー部とが形成されたものが採用されている。
そして、筆記体及び軸筒に軸方向における寸法誤差がある程度許容されるので、筆記体及び軸筒を製造する際に、高い寸法精度が要求されなくなるので、その製造コストを低減することができる。
このため、弾性変形する弾性変形部で寸法誤差を吸収する構造を、そのままシャープペンシル筆記体に適用しても、寸法誤差を解消することができないので、シャープペンシル筆記体を製造する際に、高い寸法精度が要求され、その製造コストが上昇するおそれがある、という問題がある。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(第1発明)
(特徴点)
本発明の第1発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、本発明の第1発明は、筆記具の軸筒の内部に設けられた被嵌合部に嵌合させることで、当該軸筒内に取り外し可能に装着され、前記軸筒に設けられたノック操作部に加えられたノック操作力を受けると、内部に装填された筆記芯を先端から繰り出すように形成されたシャープペンシル筆記体であって、
筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯を収納可能とされた芯ケース筒と、
この芯ケース筒の先端側に接続されるとともに、ノック操作力を受ける毎に、内部に装填された筆記芯を先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出す芯繰出ユニットと、
前記芯ケース筒の後端側に接続されるとともに、前記軸筒の内部に設けられた前記被嵌合部と嵌合する尾栓とを備え、
前記芯ケース筒は、その後端面が開口されたものとされ、
前記尾栓には、前記芯ケース筒に対向させる端面から前記芯ケース筒に向かって突出するとともに、前記芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれる嵌合突起部が設けられ、
前記嵌合突起部は、前記芯ケース筒の開口の内部に嵌め込まれる際に、前記芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を備え、且つ、当該嵌合突起部を前記芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で前記芯ケース筒をかしめるかしめ加工を行うことで、前記芯ケース筒に固定されるものであり、
前記嵌合突起部の周面には、かしめ加工で前記芯ケース筒に当該嵌合突起部を固定する際に、前記芯ケース筒の長手方向に沿った所定の範囲にカシメ領域が設けられ、
このカシメ領域は、当該領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるように形成されたものであることを特徴とする。
(特徴点)
本発明の第2発明は、前述した本発明の第1発明に係るシャープペンシル筆記体を備えた筆記具であり、次の点を特徴とする。
すなわち、本発明の第2発明は、軸筒の内部に設けられた被嵌合部に嵌合させることで、当該軸筒内に取り外し可能に装着され、前記軸筒に設けられたノック操作部に加えられたノック操作力を受けると、内部に装填された筆記芯を先端から繰り出すように形成されたシャープペンシル筆記体を備えた筆記具であって、
前記シャープペンシル筆記体には、筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯を収納可能とされた芯ケース筒と、
この芯ケース筒の先端側に接続されるとともに、ノック操作力を受ける毎に、内部に装填された筆記芯を先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出す芯繰出ユニットと、
前記芯ケース筒の後端側に接続されるとともに、前記軸筒の内部に設けられた前記被嵌合部と嵌合する尾栓とが設けられ、
前記芯ケース筒は、その後端面が開口されたものとされ、
前記尾栓には、前記芯ケース筒に対向させる端面から前記芯ケース筒に向かって突出するとともに、前記芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれる嵌合突起部が設けられ、
前記嵌合突起部は、前記芯ケース筒の開口の内部に嵌め込まれる際に、前記芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を備え、且つ、当該嵌合突起部を前記芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で前記芯ケース筒をかしめるかしめ加工を行うことで、前記芯ケース筒に固定されるものであり、
前記嵌合突起部の周面には、かしめ加工で前記芯ケース筒に当該嵌合突起部を固定する際に、前記芯ケース筒の長手方向に沿った所定の範囲にカシメ領域が設けられ、
このカシメ領域は、当該領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるように形成されたものであることを特徴とする。
(特徴点)
本発明の第3発明は、前述した本発明の第1発明に係るシャープペンシル筆記体の製造方法であり、次の点を特徴とする。
すなわち、本発明の第3発明は、筆記具の軸筒の内部に設けられた被嵌合部に嵌合させることで、当該軸筒内に取り外し可能に装着され、前記軸筒に設けられたノック操作部に加えられたノック操作力を受けると、内部に装填された筆記芯を先端から繰り出すように形成されたシャープペンシル筆記体の製造方法であって、
筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯を収納可能とされた芯ケース筒と、
この芯ケース筒の先端側に接続されるとともに、ノック操作力を受ける毎に、内部に装填された筆記芯を先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出す芯繰出ユニットと、
前記芯ケース筒の後端側に接続されるとともに、前記軸筒の内部に設けられた前記被嵌合部と嵌合する尾栓とを備え、
前記芯ケース筒は、その後端面が開口されたものとされ、
前記尾栓には、前記芯ケース筒に対向させる端面から前記芯ケース筒に向かって突出するとともに、前記芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれる嵌合突起部が設けられ、
前記嵌合突起部は、前記芯ケース筒の開口の内部に嵌め込まれる際に、前記芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を備え、且つ、当該嵌合突起部を前記芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で前記芯ケース筒をかしめるかしめ加工を行うことで、前記芯ケース筒に固定されるものであり、
前記嵌合突起部の周面には、かしめ加工で前記芯ケース筒に当該嵌合突起部を固定する際に、前記芯ケース筒の長手方向に沿った所定の範囲にカシメ領域が設けられ、
このカシメ領域は、当該領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるように形成されたものであり、
前記芯繰出ユニットが先端側に接続された前記芯ケース筒の後端面の開口に、前記尾栓の前記嵌合突起部を嵌め込み、この状態で、前記芯ケース筒の開口内部に没入する前記嵌合突起部の没入量を調節して、前記芯繰出ユニットの先端から前記尾栓の後端までの長さ寸法を予め定められた規定寸法にした後、
かしめ加工で前記芯ケース筒に前記嵌合突起部を固定することを特徴とする。
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本発明によれば、芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込む嵌合突起部を尾栓に設け、嵌合突起部を芯ケース筒の後端開口に嵌合することで、尾栓を芯ケース筒に接続するようにし、さらに、芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を嵌合突起部に確保し、且つ、嵌合突起部を芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で芯ケース筒をかしめることで、芯ケース筒に嵌合突起部を固定するようにし、また、芯ケース筒に固定される嵌合突起部の周面に所定のカシメ領域を設け、カシメ領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるようにしたので、嵌合突起部の芯ケース筒の内部への没入量を調節が可能となる。
例えば、芯繰出ユニット、芯ケース筒、及び、尾栓の各々に、筒軸の軸方向における長さ寸法の誤差があり、これらを単に組み合わせただけでは、シャープペンシル筆記体の軸方向の長さが規定の寸法よりも短くなる場合には、嵌合突起部の芯ケース筒内への没入量を小さくする、すなわち、嵌合突起部を芯ケース筒の内部に浅く没入させ、この状態で、カシメ領域における嵌合突起部の先端近傍の位置でかしめ加工を行えば、尾栓を芯ケース筒に固定できるとともに、シャープペンシル筆記体の軸方向における長さ寸法の誤差を解消することができる。
従って、芯繰出ユニットを構成する各部品及び芯繰出ユニットの製造の際に高い寸法精度が要求されず、その製造コストの上昇を未然に防止でき、以上により、前記目的が達成される。
図1〜図6は、本実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係るシャープペンシル筆記体を示す正面図及び平断面図、図2は、本実施形態に係るシャープペンシル筆記体を示す分解状態の正面図、図3は、本実施形態に係る尾栓を示す正面図及び縦断面図、図4は、本実施形態に係る尾栓の没入量調節を説明するための模式図、図5は、本実施形態に係る複式筆記具用の軸筒を示す正面図及び縦断面図、図6は、本実施形態に係るシングル式筆記具用の軸筒を示す正面図及び断面図である。
(シャープペンシル筆記体1)
本実施形態に係るシャープペンシル筆記体1は、図1及び図2に示すように、長さ寸法Lの細長い部品である。
このシャープペンシル筆記体1には、筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯Sを収納可能とされた芯ケース筒2と、芯ケース筒2の先端側(図1中左側)に接続されている芯繰出ユニット3と、芯ケース筒2の後端側(図1中右側)に接続される尾栓4とが設けられている。
ここで、芯ケース筒2は、シャープペンシル筆記体1の先端側に、芯繰出ユニット3と分離可能に接続されている。
すなわち、芯繰出ユニット3は、後端が開口されたものとなっている。芯ケース筒2は、先端側に配置された端部が芯繰出ユニット3の後端開口に嵌め込まれ、これにより、芯繰出ユニット3との分離可能な接続がなされている。
一方、芯ケース筒2の反対側の端部には、尾栓4が接続されている。
芯ケース筒2は、後端面に形成された開口の内部に、尾栓4の嵌合突起部4Aが嵌め込まれ、これにより、端部開口が尾栓4と凹凸嵌合している。
そして、尾栓4は、芯ケース筒2の後端部分に、かしめ加工の一種であるポンチ加工によって接続されている。
換言すると、芯ケース筒2は、図1の如く、尾栓4と凹凸嵌合している状態で、後端近傍部分がその両側からポンチ加工され、このポンチ加工で形成された接合突起2Aを尾栓4に設けられた嵌合突起部4A先の表面にくい込ませることにより、尾栓4が後端部分に接続されている。
チャック部3Aは、複数に分割された頭部31Aが形成されている前述のチャック31と、筒状に形成されて、その内部にチャック31の頭部31Aが挿入されると当該頭部31Aを締め付ける締め具32と、チャック31との接続を行うために、口金部3Bの内部にまで延びる接続部33Aが形成された筒状の中継筒33とを備えたものである。
このようなチャック31には、前述した頭部31Aと、この頭部31Aよりも細く形成された首部31Bとが一体に形成されている。
頭部31Aは、複数の分割された部分が径方向に移動して、その内部の貫通路の内径が拡縮可能に形成されたものであり、締め具32に締め付けられて内径が縮むことで、筆記芯Sを把持するようになっている。
一方、中継筒33の接続部33Aは、中継筒33の他の部分である本体部33Bよりも細い部位であり、内部に、首部31Bが圧入され、これにより、チャック部3Aが中継筒33に接続されている。
口金34は、その先端に筆記芯Sを突出させる先端口が形成されているとともに、先端口の近傍に合成ゴム製の保持チャック36が収納されている。また、口金34の内側面には、先端側が縮径された段付部が形成されている。
口金受筒35は、内部にチャック31の首部31Bを挿通させる筒状の部品である。この口金受筒35の内側面には、後端側が縮径された段付部が形成されている。
この際、ノック操作力がシャープペンシル筆記体1の後端に設けられた尾栓4に加わると、コイルバネ3Cの弾性力に抗して、締め具32に締め付けられたチャック31は、先端側へ移動するようになっている。
そして、チャック31の先端が口金34の内側面に形成された段付部の位置まで到達すると、締め具32は、口金34の段付部に係止され、当該段付部で停止するようになっている。
また、尾栓4に加えられていたノック操作力が解除されると、コイルバネ3Cの弾性力でチャック31は、後端側へ移動、換言すると、元の位置まで復帰するようになっている。
そして、チャック31の後端が口金受筒35の内側面に形成された段付部の位置まで戻ってくると、締め具32は、口金受筒35の段付部に係止され、当該段付部で停止するようになっている。
一方、チャック31は、口金受筒35の段付部に係止された締め具32よりも僅かに後端側へ移動するので、これにより、締め具32よって強く締め付けられ、筆記芯Sを再度把持し、後端側へ移動しないように固定するようになっている。
このような芯繰出ユニット3により、シャープペンシル筆記体1は、ノック操作力を受ける毎に、芯繰出ユニット3の内部に装填された筆記芯Sを先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出し、ノック操作力が解除されると、先端口から突出した筆記芯Sを固定し、筆記が可能な状態となるように形成されている。
尾栓4は、図3に示すように、図3中右方に配置された筒状の本体部4Bと、この本体部4Bの図3中左方に配置された端面4Cから突出する前述の嵌合突起部4Aとを備えたものである。
すなわち、軸筒5は、尾栓4側に設けられている筒状の本体部4Bの内部に嵌め込まれる凸部51A(図5参照)を備えたものであり、この凸部51Aで、尾栓4と凹凸嵌合している。
一方、軸筒6は、尾栓4を内部に嵌め込ませる凹部61A(図6参照)を備えたものであり、この凹部61Aで尾栓4と凹凸嵌合している。
尾栓4に設けられている筒状の本体部4Bには、後端側の端面に後方を向いて開口された凹部4Dが設けられている。この凹部4Dは、軸筒5側に設けられている凹凸嵌合部である凸部51Aが内部に嵌め込まれる、尾栓4側の凹凸嵌合部となっている。
また、尾栓4の本体部4Bは、それ自身が軸筒6側に設けられている凹凸嵌合部である凹部61Aの内部に嵌め込まれる、尾栓4側の凹凸嵌合部となっている。
嵌合突起部4Aは、前述したように、芯ケース筒2に対向させる端面から芯ケース筒2に向かって突出するとともに、芯ケース筒2の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれるものである。
嵌合突起部4Aを芯ケース筒2の内部に嵌め込んだ状態で芯ケース筒2をポンチ加工することで、尾栓4が芯ケース筒2に固定されるようになっている。
嵌合突起部4Aの周面4Eには、芯ケース筒2に接続するためのポンチ加工を行うことができる範囲として、芯ケース筒2の長手方向に沿った所定の範囲における周面4Eの全周にカシメ領域Rが設けられている。
このようなカシメ領域Rが嵌合突起部4Aに設けられている尾栓4は、前述したように、嵌合突起部4Aの芯ケース筒2の内部への没入量Dが変更可能、換言すると、調節可能となっている。
この没入量Dが調節可能であることにより、芯繰出ユニット3、芯ケース筒2、及び、尾栓4の軸方向の長さ寸法に誤差があり、これらを組み合わせた際に、シャープペンシル筆記体1の軸方向の長さ寸法Lに誤差が生じる場合でも、嵌合突起部4Aの芯ケース筒2の内部への没入量Dを調節した後に、ポンチ加工を行うことで、シャープペンシル筆記体1は、軸方向における長さ寸法Lの誤差を解消することができるようになっている。
また、シャープペンシル筆記体1は、軸方向の長さ寸法Lがほぼ規定の寸法となっている場合、図4(B)に示すように、嵌合突起部4Aの芯ケース筒2内への没入量Dを図4(A)で示した量よりも小さくする、換言すると、図4(A)で示した状態よりも、嵌合突起部4Aを芯ケース筒2の内部に浅く没入させた後、カシメ領域Rにおける嵌合突起部4Aのほぼ中央位置をポンチ位置Pとし、この位置でポンチ加工が行われ、これにより、尾栓4が芯ケース筒2に固定されているとともに、その軸方向における長さ寸法Lに僅かな誤差があっても、その誤差が解消できるようになっている。
続いて、シャープペンシル筆記体1を収納する軸筒5,6について詳しく説明する。
まず最初に、複数種類の筆記体の収納が可能とされて、複式筆記具の部品として用いられる軸筒5について説明し、その後、筆記体の収納本数が一本とされて、単式筆記具の部品として用いられる軸筒6について説明する。
軸筒5は、図5に示すように、図5中左方に配置されるとともに、先細りとなった先軸部5Aと、図5中右方に配置される後軸部5Bとを分離可能に連結したものである。
すなわち、先軸部5Aは、図5(B)に示すように、その後軸部5B側に配置された端部近傍の外周面に雄ネジ部5Cが形成されたものとなっている。
一方、後軸部5Bは、その先軸部5A側に配置された端部近傍の内周面に、先軸部5A側の雄ネジ部5Cと螺合する雌ネジ部5Dが形成されたものとなっている。
これにより、先軸部5A及び後軸部5Bは、雄ネジ部5Cと雌ネジ部5Dとの螺合により相互に連結されるとともに、これら雄ネジ部5C及び雌ネジ部5Dの螺合を解除することで、分離が可能となっている。
一方、後軸部5Bの後端近傍には、軸筒5の軸方向に沿って細長く開口しているとともに、当該後軸部5Bの後端近傍の側面に周方向に沿って並べられた複数の窓部5Fが設けられている。
これらの窓部5Fの各々には、当該窓部5Fの全長よりも一回り長い棒状に形成された移動操作部51がそれぞれ嵌め込まれている。
そして、後軸部5Bの内部には、移動操作部51を移動可能に支持するとともに、当該移動操作部51を後軸部5Bの長手方向に沿って摺動可能に案内する複数のガイドレール部52Aを備えたガイド部材52が設けられている。
移動操作部51は、外部からの操作でシャープペンシル筆記体1の先端を先軸部5Aの先端口5Eに向かって移動させるためのものである。
すなわち、移動操作部51には、図1(B)に示すように、筆記体と凹凸嵌合する凹凸嵌合部として、前述の凸部51Aを備えたものとなっている。
この移動操作部51の凸部51Aは、移動操作部51の先端に設けられているとともに、移動操作部51の他の部分よりも細いピン状に形成されたものとなっている。
なお、移動操作部51には、シャープペンシル筆記体1だけでなく、ボールペン筆記体等のシャープペンシル筆記体1とは種類の異なる筆記を行う筆記体(図示略)も接続可能となっている。
また、移動操作部51の後端近傍には、軸筒5の径方向外側へ突出するフィン状の指掛け部51Bが設けられている。
さらに、移動操作部51には、軸筒5の先端側へ移動させられた他の移動操作部51の被係止部51Cと、これを係止するガイド部材52の段付部52Bとの係止を解除するために、被係止部51Cから先端側へ所定距離だけ離間した位置において、その表面から軸筒5の径方向内側へ突出する係止解除部51Dが設けられている。
軸筒5の後軸部5Bの内部には、当該後軸部5Bの内部空間を先端側と後端側とに仕切るとともに、筆記体を挿通させるための複数の筆記体挿通孔53Aが形成された仕切り部材53が設けられている。
仕切り部材53と移動操作部51との間には、移動操作部51を後端側へ付勢するために、コイル状に形成されたコイルバネ54が介装されている。
ここで、移動操作部51は、使用者によって指掛け部51Bがコイルバネ54の弾性力に抗して先端側へ移動され、被係止部51Cがガイド部材52の段付部52Bよりも先端に近い位置に達すると、被係止部51Cが軸筒5の中心軸側へずれて、ガイド部材52の段付部52Bに係止されるようになっている。
一方、筆記体の先端が軸筒5の先端口5Eから突出した状態で、この筆記体が接続されている移動操作部51とは別の移動操作部51を軸筒5の先端側に向かって摺動させると、この別の移動操作部51の係止解除部51Dが当該移動操作部51の被係止部51Cを軸筒5の径方向外側へ押し出し、ガイド部材52の段付部52Bとの係止状態を解除させるようになっている。これにより、当該筆記体は、コイルバネ54の弾性力で軸筒5の後端側へ後退し、先端が軸筒5の内部に後退して元の位置に復帰するようになっている。
軸筒6は、前述の軸筒5と同様に、図6の如く、図6中左方に配置されるとともに、先細りとなった先軸部6Aと、図6中右方に配置される後軸部6Bとを分離可能に連結したものである。
すなわち、先軸部6Aは、図6(B)に示すように、その後軸部6B側に配置された端部近傍の外周面に雄ネジ部6Cが形成されたものとなっている。
一方、後軸部6Bは、その先軸部6A側に配置された端部近傍の内周面に、先軸部6A側の雄ネジ部6Cと螺合する雌ネジ部6Dが形成されたものとなっている。
ここで、先軸部6Aの先端部分には、筆記体の先端を突出させるための先端口6Eが設けられている。
一方、後軸部6Bの後端部分には、ノック操作力を受けるために設けられた後述するボタン部62の後端部分を挿通させる開口6Fが設けられている。
また、後軸部6Bの内部には、ノック操作で軸筒6の先端口6Eから突出した筆記体の先端を突出した状態に留めておくための回転子61と、軸筒6の先端口6Eから筆記体の先端を突出させるノック操作力を受けるボタン部62と、回転子61を後端側へ付勢するためのコイルバネ64とが設けられている。
このような回転子61は、その先端側の開口が凹部61Aとされ、この凹部61Aの内部にシャープペンシル筆記体1に設けられた尾栓4の本体部4Bを嵌合させることで、シャープペンシル筆記体1と接続されるようになっている。
なお、回転子61には、シャープペンシル筆記体1だけでなく、ボールペン筆記体等のシャープペンシル筆記体1とは種類の異なる筆記を行う筆記体(図示略)も接続可能となっている。
複数のガイドリブ6Gは、先端側の端部が後軸部6Bの長手方向における同じ位置に配置されている。そして、これらのガイドリブ6Gの先端側における端部のそれぞれには、同じ方向に傾斜したガイド傾斜面6Iが設けられている。
複数のガイド溝6Hの各々は、その内部に進入してきた回転子61のキー部61Bを後軸部6Bの長手方向に案内するものである。
ボタン部62は、先端側の部分を後軸部6Bの内部に没入させたままの状態で、後端側の部分が後軸部6Bの開口6Fから突没するように形成されている。
コイルバネ64は、後軸部6Bの内部において圧縮された状態で収納されている。すなわち、後軸部6Bの先端近傍には、当該後軸部6Bの内径とほぼ同一の外径を有する筒状に形成されたバネ受筒65が圧入されている。
ここで、回転子61のキー部61Bが長さの長いガイド溝6Hの内部に収納された状態では、筆記体の先端は、軸筒6の先端口6Eの内部に引き込まれた状態になるように形成されている。
そして、筆記体の先端が先端口6Eの内部に収納されている状態で、ボタン部62に押圧力を加えて、コイルバネ64の弾性力に抗してボタン部62を先端側へ押すと、ボタン部62は、回転子61を先端側へ移動させ、これにより、筆記体の先端を先端口6Eから突出させるようになっている。
この後、ボタン部62に加えられていた押圧力が解除されると、回転子61及びボタン部62は、コイルバネ64の弾性力で抗して後端側へ移動を開始するようになっている。
回転子61は、後端側へ移動をする際、そのキー部61Bがガイドリブ6Gの先端側端部に設けられたガイド傾斜面6Iに案内されて回転するようになっている。この回転子61の回転により、キー部61Bは、ノック操作前に入っていた長さの長いガイド溝6Hではなく、その隣に配置された長さの短いガイド溝6Hの内部に進入するようになっている。
そして、軸筒6の内部に収納されている筆記体がシャープペンシル筆記体1以外の筆記体(例えば、ボールペン筆記体)である場合、当該筆記体は、筆記が終わった後に、再度、ボタン部62をノックする、換言すると、ノック操作を行うことによって、その先端が軸筒6の先端口6Eの内部に引き込まれるようになっている。
すなわち、当該筆記体の先端が軸筒6の先端口6Eから突出している状態で、ノック操作が行われると、キー部61Bは、回転子61の回転によって、ノック操作前に入っていた長さの短いガイド溝6Hから出て、その隣に配置された長さの長いガイド溝6Hの内部に進入するようになっている。これにより、シャープペンシル筆記体1以外の筆記体(例えば、ボールペン筆記体)は、コイルバネ64の弾性力で軸筒6の後端側へ後退して、先端が先端口6Eの内部に引き込まれるようになっている。
すなわち、芯ケース筒2の後端面に形成された開口の内部に嵌め込む嵌合突起部4Aを尾栓4に設け、嵌合突起部4Aを芯ケース筒2の後端開口に嵌合することで、尾栓4を芯ケース筒2に接続するようにし、さらに、芯ケース筒2の内部に没入する没入量Dが所定の範囲で変更可能な長さ寸法を嵌合突起部4Aに確保し、且つ、嵌合突起部4Aを芯ケース筒2の内部に嵌め込んだ状態で芯ケース筒2に対してポンチ加工を行うことで、芯ケース筒2に嵌合突起部4Aを固定するようにし、また、芯ケース筒2に固定される嵌合突起部4Aの周面に所定のカシメ領域Rを設け、カシメ領域R内における任意の位置でポンチ加工が行えるようにしたので、嵌合突起部4Aの芯ケース筒2の内部への没入量Dを調節できるようになる。
例えば、芯繰出ユニット3、芯ケース筒2、及び、尾栓4の各々に、筒軸5,6の軸方向における長さ寸法の誤差があり、これらを単に組み合わせただけでは、シャープペンシル筆記体1の軸方向の長さ寸法Lが規定の寸法よりも短くなる場合には、嵌合突起部4Aの芯ケース筒2内への没入量Dを小さくする、すなわち、嵌合突起部4Aを芯ケース筒2の内部に浅く没入させ、この状態で、カシメ領域Rにおける嵌合突起部4Aの先端近傍のポンチ位置Pでポンチ加工を行えば、尾栓4を芯ケース筒2に固定できるとともに、シャープペンシル筆記体1の軸方向における長さ寸法Lの誤差を解消することができる。
従って、製造の際に高い寸法精度が要求されず、その製造コストの上昇を未然に防止することができる。
例えば、かしめ加工としては、芯ケース筒2の側壁をピンポイントでかしめるポンチ加工に限らず、芯ケース筒2の側壁を全周に渡ってプレスし、これにより、側壁の内面から内側へ突出するリング状の突条を形成するカシメ加工でもよい。
2A 接合突起 3 芯繰出ユニット
3A チャック部 3B 口金部
3C コイルバネ 4 尾栓
4A 嵌合突起部 4B 本体部
4C 端面 4D 凹部
4E 周面 4 尾栓
5 軸筒 5A 先軸部
5B 後軸部 5C 雄ネジ部
5D 雌ネジ部 5E 先端口
5F 窓部 6 軸筒
6A 先軸部 6B 後軸部
6C 雄ネジ部 6D 雌ネジ部
6E 先端口 6F 開口
6G ガイドリブ 6H ガイド溝
6I ガイド傾斜面 31 チャック
31A 頭部 31B 首部
32 締め具 33 中継筒
33A 接続部 33B 本体部
34 口金 35 口金受筒
36 保持チャック 51 移動操作部
51A 凸部 51B 指掛け部
51C 被係止部 51D 係止解除部
52 ガイド部材 52A ガイドレール部
52B 段付部 53 仕切り部材
53A 筆記体挿通孔 54 コイルバネ
61 回転子 61A 凹部
61B キー部 62 ボタン部
64 コイルバネ 65 バネ受筒
Claims (3)
- 筆記具の軸筒の内部に設けられた被嵌合部に嵌合させることで、当該軸筒内に取り外し可能に装着され、前記軸筒に設けられたノック操作部に加えられたノック操作力を受けると、内部に装填された筆記芯を先端から繰り出すように形成されたシャープペンシル筆記体であって、
筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯を収納可能とされた芯ケース筒と、
この芯ケース筒の先端側に接続されるとともに、ノック操作力を受ける毎に、内部に装填された筆記芯を先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出す芯繰出ユニットと、
前記芯ケース筒の後端側に接続されるとともに、前記軸筒の内部に設けられた前記被嵌合部と嵌合する尾栓とを備え、
前記芯ケース筒は、その後端面が開口されたものとされ、
前記尾栓には、前記芯ケース筒に対向させる端面から前記芯ケース筒に向かって突出するとともに、前記芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれる嵌合突起部が設けられ、
前記嵌合突起部は、前記芯ケース筒の開口の内部に嵌め込まれる際に、前記芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を備え、且つ、当該嵌合突起部を前記芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で前記芯ケース筒をかしめるかしめ加工を行うことで、前記芯ケース筒に固定されるものであり、
前記嵌合突起部の周面には、かしめ加工で前記芯ケース筒に当該嵌合突起部を固定する際に、前記芯ケース筒の長手方向に沿った所定の範囲にカシメ領域が設けられ、
このカシメ領域は、当該領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるように形成されたものであることを特徴とするシャープペンシル筆記体。 - 軸筒の内部に設けられた被嵌合部に嵌合させることで、当該軸筒内に取り外し可能に装着され、前記軸筒に設けられたノック操作部に加えられたノック操作力を受けると、内部に装填された筆記芯を先端から繰り出すように形成されたシャープペンシル筆記体を備えた筆記具であって、
前記シャープペンシル筆記体には、筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯を収納可能とされた芯ケース筒と、
この芯ケース筒の先端側に接続されるとともに、ノック操作力を受ける毎に、内部に装填された筆記芯を先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出す芯繰出ユニットと、
前記芯ケース筒の後端側に接続されるとともに、前記軸筒の内部に設けられた前記被嵌合部と嵌合する尾栓とが設けられ、
前記芯ケース筒は、その後端面が開口されたものとされ、
前記尾栓には、前記芯ケース筒に対向させる端面から前記芯ケース筒に向かって突出するとともに、前記芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれる嵌合突起部が設けられ、
前記嵌合突起部は、前記芯ケース筒の開口の内部に嵌め込まれる際に、前記芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を備え、且つ、当該嵌合突起部を前記芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で前記芯ケース筒をかしめるかしめ加工を行うことで、前記芯ケース筒に固定されるものであり、
前記嵌合突起部の周面には、かしめ加工で前記芯ケース筒に当該嵌合突起部を固定する際に、前記芯ケース筒の長手方向に沿った所定の範囲にカシメ領域が設けられ、
このカシメ領域は、当該領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるように形成されたものであることを特徴とする筆記具。 - 筆記具の軸筒の内部に設けられた被嵌合部に嵌合させることで、当該軸筒内に取り外し可能に装着され、前記軸筒に設けられたノック操作部に加えられたノック操作力を受けると、内部に装填された筆記芯を先端から繰り出すように形成されたシャープペンシル筆記体の製造方法であって、
筒状に形成されて内部に複数本の筆記芯を収納可能とされた芯ケース筒と、
この芯ケース筒の先端側に接続されるとともに、ノック操作力を受ける毎に、内部に装填された筆記芯を先端側へほぼ所定寸法だけ繰り出す芯繰出ユニットと、
前記芯ケース筒の後端側に接続されるとともに、前記軸筒の内部に設けられた前記被嵌合部と嵌合する尾栓とを備え、
前記芯ケース筒は、その後端面が開口されたものとされ、
前記尾栓には、前記芯ケース筒に対向させる端面から前記芯ケース筒に向かって突出するとともに、前記芯ケース筒の後端面に形成された開口の内部に嵌め込まれる嵌合突起部が設けられ、
前記嵌合突起部は、前記芯ケース筒の開口の内部に嵌め込まれる際に、前記芯ケース筒の内部に没入する没入量が所定の範囲で変更可能な長さ寸法を備え、且つ、当該嵌合突起部を前記芯ケース筒の内部に嵌め込んだ状態で前記芯ケース筒をかしめるかしめ加工を行うことで、前記芯ケース筒に固定されるものであり、
前記嵌合突起部の周面には、かしめ加工で前記芯ケース筒に当該嵌合突起部を固定する際に、前記芯ケース筒の長手方向に沿った所定の範囲にカシメ領域が設けられ、
このカシメ領域は、当該領域内における任意の位置でかしめ加工が行えるように形成されたものであり、
前記芯繰出ユニットが先端側に接続された前記芯ケース筒の後端面の開口に、前記尾栓の前記嵌合突起部を嵌め込み、この状態で、前記芯ケース筒の開口内部に没入する前記嵌合突起部の没入量を調節して、前記芯繰出ユニットの先端から前記尾栓の後端までの長さ寸法を予め定められた規定寸法にした後、
かしめ加工で前記芯ケース筒に前記嵌合突起部を固定することを特徴とするシャープペンシル筆記体の製造方法。
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