JP7372134B2 - シャープペンシル - Google Patents
シャープペンシル Download PDFInfo
- Publication number
- JP7372134B2 JP7372134B2 JP2019228354A JP2019228354A JP7372134B2 JP 7372134 B2 JP7372134 B2 JP 7372134B2 JP 2019228354 A JP2019228354 A JP 2019228354A JP 2019228354 A JP2019228354 A JP 2019228354A JP 7372134 B2 JP7372134 B2 JP 7372134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- gap
- writing lead
- lead
- mechanical pencil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
筆記芯を案内する案内路を形成するユニット部品、
を備え、
前記ユニット部品において、
前記案内路の少なくとも一部分が、隙間を設けつつ配置された、互いに別体である複数の部品の前記隙間によって形成され、
前記隙間が前記筆記芯の直径よりも小さい状態と、前記隙間が前記筆記芯の直径よりも大きい状態とで切り替え可能であり、
前記複数の部品のうちの一つである第1部品が筒状の部品であり、
前記複数の部品のうちの別の一つである第2部品が前記第1部品の筒内部に配置され、
前記第1部品の内壁面の一部分と前記第2部品の一部分とによって、前記隙間が形成さ
れ、
前記第2部品が、
前記第1部品の内壁面との間に前記隙間を設けつつ配置された弾性片、
を備え、
前記弾性片が弾性変形することによって前記隙間の大きさが変化する、
ことを特徴とする。
設けられた隙間によって形成されるので、細径の筆記芯の直径よりも小さな隙間を難なく
形成することができる。したがって、細径の筆記芯であってもこれを通過させない状態を
形成することができる。
また、筒状の第1 部品とその筒内部に配置された第2 部品とによって隙間が形成されるので、構成を簡易なものとすることができる。
また、弾性片を弾性変形させるような簡易な操作によって、隙間の大きさを変化させることができる。すなわち、筆記芯が通過できる状態と通過できない状態とを簡易な操作で切り替えることができる。
前記複数の部品が、2個の部品である、
ことを特徴とする。
前記ユニット部品が、筆記芯を収容するための芯タンクの後端に取り付けられており、前記隙間を通過した筆記芯が前記芯タンクに充填されるように構成されている、
ことを特徴とする。
前記第2部品が前記第1部品の軸方向に相対移動されることによって、前記弾性片が弾性変形するように構成されている、
ことを特徴とする。
前記第2部品が、筒状の部品であり、その端部に軸方向に延在するスリットが周方向に複数本配列されることによって、該端部に複数の延出片が形成されており、
前記第2部品が前記第1部品の軸方向に相対移動されることによって、前記複数の延出片の先端が互いに離間する方向に弾性変形するようになっており、
前記複数の延出片のうちの少なくとも一つが、前記弾性片を形成する、
ことを特徴とする。
実施形態に係るシャープペンシルの構成について、図1~図3を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るシャープペンシルPの全体構成を示す側面図である。図2は、図1に示されるシャープペンシルPを、軸方向を含む平面で切断した側断面図である。図3は、図2におけるシャープペンシルPの前端部分を拡大して示す図である。
外筒10は、シャープペンシルPの外装をなす部材であり、軸部101と、先具102と、スライダー103と、を備える。
芯タンク20は、充填された1本以上の筆記芯Dを収容するための部材であり、本体部201と、連結部202と、を備える。
送出機構30は、チャック301と、チャックリング302と、チャックスプリング303と、スリーブ304と、を備える。
ユニット部品40は、芯タンク20に充填するべき筆記芯Dを案内する案内路R40を形成するものであり、芯タンク20の後端に取り付けられる。ユニット部品40は、芯タンク20の本体部201に充填されている筆記芯Dが出て行かないように塞ぐ役割を担うとともに、送出機構30を動作させる役割も担っている。
案内部品2について、図4、図5を参照しながら説明する。図4、図5は、いずれも、案内部品2を示す図である。具体的には、図4(a)は案内部品2の側面図であり、図4(b)はその側断面図である。図4(c)は、図4(a)を軸線の回りに90度回転させた図であり、図4(d)はその側断面図である。図4(e)は、図4(a)を軸線の回りに180度回転させた図であり、図4(f)はその側断面図である。図5には、図4(d)の前端部分を拡大して示す図と、これを矢印A方向から見た横断面図とが示されている。
ノック部品1について、図6~図8を参照しながら説明する。図6、図7は、いずれも、ノック部品1を示す図である。具体的には、図6(a)はノック部品1の側面図であり、図6(b)はその側断面図である。図6(c)は、図6(a)を軸線の回りに90度回転させた図であり、図6(d)はその側断面図である。図7には、図6(d)の前後中央付近の部分を拡大して示す図と、これを矢印A方向から見た横断面図とが示されている。図8は、ノック部品1内に案内部品2などが収容された状態を示す側断面図である。図8(a)は、案内部品2に外力が付加されず、案内部品2が後方位置に配置されている状態(以下「自然状態」ともよぶ。)を示している。一方、図8(b)は、案内部品2を前方に押し動かす外力が付加されて、案内部品2が前方位置に配置されている状態(以下「押動状態」ともよぶ。)を示している。
シャープペンシルPにおいて、筆記芯Dを充填する場合、使用者は、まずシャープペンシルPを前方が下に向くような起立姿勢として、案内部品2の後面にある案内路R40の開口端から、筆記芯Dを差し入れる。すると、この筆記芯Dは、案内路R40内を落ちてくる。このとき、案内部品2が自然状態にあると(図8(a))、ノック部品1と案内部品2の間に設けられている隙間Gの大きさが筆記芯Dの直径よりも小さなものとなっているので、筆記芯Dはここを通過することができず、ここで止められる。使用者が、筆記芯Dの上端を下方に押すと、筆記芯Dは、突起部251の傾斜面251bと対向突起部17の切欠き面171aの傾斜に導かれることにより、隙間Gに入り込んでここで保持される。
上記の実施形態に係るシャープペンシルPは、筆記芯Dを案内する案内路R40を形成するユニット部品40を備える。そして、このユニット部品40において、案内路R40の少なくとも一部分(上記の実施形態では、案内路R40の導出部、あるいはその近傍の部分)が、隙間Gを設けつつ配置された、互いに別体である複数の部品(ノック部品1および案内部品2)の該隙間Gによって形成され、該隙間Gが筆記芯Dの直径よりも小さい状態と、該隙間Gが筆記芯Dの直径よりも大きい状態とで切り替え可能である。
上記の実施形態において、案内部品2の小径部22の前端部分には、2個のスリット24,24が互いに対向する位置に形成されており、これによって該部分に2個の延出片(弾性片)25,26が形成されるものとしたが、小径部22の前端部分には、3個以上のスリットが周方向に複数本配列されることによって、該部分に3個以上の延出片(弾性片)が形成されるものとしてもよい。この場合、該3個以上の弾性片のうちの少なくとも1個と、ノック部品1の内壁との間に形成される隙間が、案内路R40の少なくとも一部分(例えば、案内路R40の導出部、あるいはその近傍の部分)を形成するようにすることができる。そして、案内部品2がノック部品1の軸方向に相対移動されたときに、該複数の延出片の先端が互いに離間する方向に弾性変形するようにすることで、該隙間の大きさを変化させることができる。
10 外筒
20 芯タンク
30 送出機構
40 ユニット部品
1 ノック部品
13 貫通窓
14 凸条部
15 第1案内突起部
15a 頂面
15c 傾斜面
16 第2案内突起部
16b 傾斜面
16c 頂面
17 対向突起部
17a 頂面
17b 壁面
2 案内部品
24 スリット
25 第1弾性片(延出片)
251 突起部
251a 突起部の頂面
251b 突起部の傾斜面
251c 突起部の壁面
252 摺動面
26 第2弾性片(延出片)
261 段差部
261a 壁面
261b 縦壁面
262 摺動面
27 係止突起
R40 案内路
G 隙間
Claims (5)
- 筆記芯を案内する案内路を形成するユニット部品、
を備え、
前記ユニット部品において、
前記案内路の少なくとも一部分が、隙間を設けつつ配置された、互いに別体である複数の部品の前記隙間によって形成され、
前記隙間が前記筆記芯の直径よりも小さい状態と、前記隙間が前記筆記芯の直径よりも大きい状態とで切り替え可能であり、
前記複数の部品のうちの一つである第1部品が筒状の部品であり、
前記複数の部品のうちの別の一つである第2部品が前記第1部品の筒内部に配置され、
前記第1部品の内壁面の一部分と前記第2部品の一部分とによって、前記隙間が形成さ
れ、
前記第2部品が、
前記第1部品の内壁面との間に前記隙間を設けつつ配置された弾性片、
を備え、
前記弾性片が弾性変形することによって前記隙間の大きさが変化する、
ことを特徴とする、シャープペンシル。 - 請求項1に記載のシャープペンシルであって、
前記複数の部品が、2個の部品である、
ことを特徴とする、シャープペンシル。 - 請求項1または2に記載のシャープペンシルであって、
前記ユニット部品が、筆記芯を収容するための芯タンクの後端に取り付けられており、
前記隙間を通過した筆記芯が前記芯タンクに充填されるように構成されている、
ことを特徴とする、シャープペンシル。 - 請求項1から3のいずれかに記載のシャープペンシルであって
前記第2部品が前記第1部品の軸方向に相対移動されることによって、前記弾性片が弾性変形するように構成されている、
ことを特徴とする、シャープペンシル。 - 請求項4に記載のシャープペンシルであって、
前記第2部品が、筒状の部品であり、その端部に軸方向に延在するスリットが周方向に複数本配列されることによって、該端部に複数の延出片が形成されており、
前記第2部品が前記第1部品の軸方向に相対移動されることによって、前記複数の延出片の先端が互いに離間する方向に弾性変形するようになっており、
前記複数の延出片のうちの少なくとも一つが、前記弾性片を形成する、
ことを特徴とする、シャープペンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019228354A JP7372134B2 (ja) | 2019-12-18 | 2019-12-18 | シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019228354A JP7372134B2 (ja) | 2019-12-18 | 2019-12-18 | シャープペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021094796A JP2021094796A (ja) | 2021-06-24 |
JP7372134B2 true JP7372134B2 (ja) | 2023-10-31 |
Family
ID=76430196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019228354A Active JP7372134B2 (ja) | 2019-12-18 | 2019-12-18 | シャープペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7372134B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012111040A (ja) | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具 |
JP5146863B1 (ja) | 2012-09-27 | 2013-02-20 | 株式会社壽 | シャープペンシル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323492U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-12 |
-
2019
- 2019-12-18 JP JP2019228354A patent/JP7372134B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012111040A (ja) | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具 |
JP5146863B1 (ja) | 2012-09-27 | 2013-02-20 | 株式会社壽 | シャープペンシル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021094796A (ja) | 2021-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6304958B2 (ja) | 消去部材を備えた筆記具 | |
JP2010094954A (ja) | シャープペンシル | |
JP2023040304A (ja) | 筆記具 | |
JP7372134B2 (ja) | シャープペンシル | |
TWI783114B (zh) | 自動鉛筆 | |
JP6548988B2 (ja) | シャープペンシル | |
JP6699412B2 (ja) | シャープペンシル | |
JP6436679B2 (ja) | ノック式筆記具 | |
US20190344602A1 (en) | Barrel assembly, writing instrument, and container | |
JP2012210745A (ja) | 筆記具 | |
JP3953152B2 (ja) | 棒状物繰り出し装置 | |
CN108698433B (zh) | 活心铅笔 | |
JP6345941B2 (ja) | 複式筆記具 | |
JP6364277B2 (ja) | 筆記具 | |
JP6576148B2 (ja) | 筆記具 | |
JP6954828B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2018187828A (ja) | 軸筒内に収容されるスライド部材及びそれを備える筆記具 | |
US11065907B2 (en) | Hand tools, cosmetic devices and writing instruments | |
JP3788341B2 (ja) | サイドノック式シャープペンシル | |
JP3535796B2 (ja) | ノック式二芯筆記具 | |
JP5469346B2 (ja) | 筆記具 | |
JP5560772B2 (ja) | 筆記具 | |
KR820002568Y1 (ko) | 필 기 구 | |
JP2016037013A (ja) | ノック式筆記具 | |
JP5412329B2 (ja) | 多芯筆記具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230825 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7372134 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |