JP6765347B2 - シャープペンシル用ユニット及びこのシャープペンシルユニットを用いた筆記具 - Google Patents

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本発明は、シャープペンシル用リフィールやシャープペンシル等を構成するシャープペンシルユニット、及びこのシャープペンシルユニットを具備した筆記具に関するものである。
従来、過剰な筆圧等により鉛芯が折れてしまうのを防止するようにしたシャープペンシルには、例えば特許文献1に記載される発明がある。この発明では、軸筒と、該軸筒内で鉛芯を前方へ繰り出す鉛芯繰出し機構と、該鉛芯繰出し機構の前方側で繰り出される鉛芯の外周面に緩圧接される芯ブレーカと、前記軸筒の前側開口部に挿通されて該軸筒の前端から前方へ突出する略筒状のホルダーと、該ホルダーに挿通されて前方へ突出する鉛芯とを備え、前記軸筒と前記ホルダーの間に、前記ホルダーに加わる径方向の力により前記ホルダーを前進させる運動方向変換手段を設けている。
このシャープペンシルでは、鉛芯の先端部分に、筆圧等により径方向の力が加わった際には、ホルダーを前進させて、このホルダーによって鉛芯の前側を覆い、鉛芯の損傷等を防ぐ。
また、突出した鉛芯に対し軸方向に沿う後方への過剰な押圧力が加わった際には、鉛芯を後退させて損傷しないようにしている。
特開2015−123689号公報
ところで、上記従来技術によれば、前記ホルダーを前記運動方向変換手段により傾けるようにしてスライドさせるため、前記ホルダーに挿通されている鉛芯に若干の撓みが生じる場合がある。そして、前記撓みが生じた場合、鉛筆の外周面が、前記芯ブレーカに圧接されるため、このような圧接が繰り返されると、鉛芯が折れてしまうおそれがある。また、落下衝撃に起因して鉛芯が芯ブレーカの近傍で折れたり、芯ブレーカが軸方向へ位置ずれしたりする可能性もある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
鉛芯繰出し機構によって鉛芯を前方へ繰り出すようにしたシャープペンシルユニットにおいて、前記鉛芯繰出し機構は、鉛芯の外周面に弾性的に緩圧接される芯ブレーカと、該芯ブレーカを内在し保持する保持筒とを備え、前記保持筒の内周面には、径方向の内側へ突出する凸部が設けられ、前記芯ブレーカの外周面には、前記凸部よりも後側で前記保持筒の内周面に圧接される圧接部と、該圧接部よりも前側で前記凸部に嵌り合う凹部と、前記凸部よりも前側で径方向外側へ突出する拡径部とが設けられ、前記凸部の突端と前記凹部の底面との間には、隙間が確保されていることを特徴とするシャープペンシルユニット。
本発明は、以上説明したように構成されているので、内部での芯折れや芯ブレーカの位置ずれを低減することができる。
本発明に係るシャープペンシルユニットの一例を示す半断面図である。 同シャープペンシルユニットを具備した筆記具の一例を示す内部構造図であり、軸筒のみを全断面で示している。 芯ブレーカの一例を示す半断面図である。 鉛芯に加わる径方向の力によりホルダーが前進する様子を(a)(b)に順次に示す全断面図であり、前の状態から移動した部分のみをハッチングで示している。 鉛芯に加わる径方向の力が除去されてホルダーが後退する様子を(a)(b)に順次に示す全断面図であり、前の状態から移動した部分のみをハッチングで示している。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、鉛芯繰出し機構によって鉛芯を前方へ繰り出すようにしたシャープペンシルユニットにおいて、前記鉛芯繰出し機構は、鉛芯の外周面に弾性的に緩圧接される芯ブレーカと、該芯ブレーカを内在し保持する保持筒とを備え、前記保持筒の内周面には、径方向の内側へ突出する凸部が設けられ、前記芯ブレーカの外周面には、前記凸部よりも後側で前記保持筒の内周面に圧接される圧接部と、該圧接部よりも前側で前記凸部に嵌り合う凹部と、前記凸部よりも前側で径方向外側へ突出する拡径部とが設けられ、前記凸部の突端と前記凹部の底面との間には、隙間が確保されている。
ここで、前記「保持筒」には、例えば、シャープペン用リフィールを構成する円筒状の筒体や、シャープペンシル軸筒の前端側に設けられる円錐筒状の先口等を含む。
第2の特徴としては、前記保持筒の前記凸部の前端面と、前記芯ブレーカの前記拡径部の後端面との間に隙間を設けた(図3参照)。
第3の特徴として、前記拡径部の後端面は、前方へ向かって徐々に拡径する傾斜面である(図3参照)。
第4の特徴として、前記保持筒の前側開口部に挿通されて該保持筒の前端から前方へ突出したホルダーを備え、このホルダーを前記保持筒に対し進退可能に支持したシャープペンシルユニットであって、前記芯ブレーカは、前記拡径部によって前記ホルダーをその後方側から受けている(図5参照)。
第5の特徴として、前記鉛芯から前記ホルダーに加わる径方向の力成分により前記ホルダーを前記保持筒に相対し前進させる運動方向変換機構と、前記ホルダーを前記保持筒に対し後方へ付勢するホルダー付勢部材とを具備している(図4参照)。
第6の特徴としては、前記シャープペンシルユニットを具備して筆記具を構成した(図2参照)。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
なお、本明細書中、軸方向とは、保持筒10の中心線の延びる方向を意味する。また、「前」とは、前記軸方向の一方側であって鉛芯が繰り出される方向を意味する。また、「後」とは、前記一方側に対する逆方向側を意味する。
図1に示すシャープペンシルユニット1は、鉛芯xを前方へ繰り出す鉛芯繰出し機構M1と、鉛芯繰出し機構M1に対し後方側から鉛芯xを供給する芯タンク部60と、鉛芯xに加わる径方向の力成分によりホルダー20を鉛芯xに相対し前進させる運動方向変換機構M2とを具備している。
鉛芯繰出し機構M1は、略筒状の保持筒10と、該保持筒10内に保持されて鉛芯xの外周面に弾性的に緩圧接される芯ブレーカ30と、芯ブレーカ30よりも後側で進退運動するチャック部40と、チャック部40に対し環状に嵌り合うクラッチリング41とを備える。
保持筒10は、図示例によれば、ホルダー20を前方へ突出させるようにして内在する第1の筒部11と、この第1の筒部11の後端側に同芯状に接続された第2の筒部12と、この第2の筒部12の後端側に同芯状に接続された第3の筒部13とから一体筒状に構成される。これら複数の筒部11,12,13は、その一部または全部を一体の部材とすることが可能である。
第1の筒部11は、前後端部を開口した円筒状の部材であり、ホルダー20、ホルダー付勢部材23及び受け部22を内在して鉛芯繰出し機構M1を構成している。第1の筒部11の外周面の前端側には、出没式筆記具の軸筒a1(図2参照)の前端開口縁に係止するための係止段部11cが形成される。
第2の筒部12は、第1の筒部11の後端側に、螺合や嵌合等の接続手段によって接続された円筒状の部材である。この第2の筒部12の内周面には、その前端寄りに径方向内側へ突出して、芯ブレーカ30に嵌り合う環状の凸部12aが形成される。
また、第3の筒部13は、前後端部を開口した略長尺円筒状の部材であり、後述する芯タンク部60に相対し進退するように係合している。
芯ブレーカ30は、エラストマー樹脂や合成ゴム等の弾性材料から略円筒状に形成され、その内周面を、鉛芯xの外周面に緩圧接する。
この芯ブレーカ30の外周面には、凸部12aよりも後側で第2の筒部12の内周面に圧接された圧接部31と、この圧接部31よりも前側で凸部12aに嵌り合う凹部32と、凸部12aよりも前側で径方向外側へ突出する拡径部33とが、それぞれ環状に設けられる。そして、凸部12aの突端と凹部32の底面との間には、環状の隙間s1が確保される。
拡径部33の後端面33aは、前方へ向かって徐々に拡径する傾斜面であり、保持筒10の凸部12aの前端面との間に隙間s2を確保している。
また、拡径部33の前端側は、ホルダー20と一体の受け部22をその後方側から弾性的に受けている。
また、芯ブレーカ30の内周面には、その後部側に前方へ向かって徐々に縮径した鉛芯導入面34と、この鉛芯導入面34よりも前側に円筒面状に設けられ、鉛芯xの外周面に対し弾性的に緩圧接される緩圧接部35と、この緩圧接部35よりも前側で拡径された拡径内面部36とを有する。
チャック部40は、周方向に間隔を置いて配設された複数の長尺片をその後端側で一体に連結してなり、これら複数の長尺片を径内方向へ弾性的に撓ませた際に、これら長尺片の前端側の爪部により鉛芯xを挟持する。
このチャック部40の後端側には、筒状の受け部43及び芯タンク案内部44が一体的に接続される。
受け部43は、後述する第3の付勢部材51bの後端を受けている。
芯タンク案内部44は、受け部43の後端側に接続され、後方へ延設されて芯タンク部60内に挿入されている。
これらチャック部40、受け部43及び芯タンク案内部44は、その一部又は全部を、一体の部材により構成することが可能である。
クラッチリング41は、挟持状態のチャック部40に嵌り合い、チャック部40と共に前進した際に保持筒10内面の段部に当接してチャック部40から外れて、チャック部40の前端側を解放する。これらチャック部40及びクラッチリング41には、周知構造のものを用いることができる。
また、クラッチリング41は、その後端側から略筒状のクラッチ受け42によって受けられている。
このクラッチ受け42は、保持筒10内で所定量進退するように設けられ、その中心側にチャック部40を遊挿しており、第2の筒部12内の段部に対し後方から当接している。
クラッチ受け42の内外及び後方には、第1の付勢部材51a、第2の付勢部材52及び第3の付勢部材51bが設けられる。
第1の付勢部材51aは、その付勢力が第2の付勢部材52よりも大きく且つ第3の付勢部材51bよりも小さい圧縮コイルスプリングであり、その前端側をクラッチ受け42に係止し、後端側を芯タンク部60に係止している。
この第1の付勢部材51aの付勢力は、芯タンク部60に相対し、チャック部40を、予め設定された通常の筆圧よりも強い付勢力で前方へ付勢するように設定される。
第2の付勢部材52は、その付勢力がホルダー付勢部材23よりも大きい圧縮コイルスプリングであり、その前端側を保持筒10に係止し、後端側をクラッチ受け42に係止している。
この第2の付勢部材52の付勢力は、芯ブレーカ30と鉛芯xとの間の摩擦等による進退方向の抵抗力よりも大きく設定されている。
第3の付勢部材51bは、前端側をクラッチ受け42に係止し、後端側を受け部43に係止した圧縮コイルスプリングであり、チャック部40を後方へ付勢している。
また、芯タンク部60は、前端部を開口した略筒状に構成され、鉛芯繰出し機構M1に対し後方側から鉛芯xを供給するように、保持筒10の後端側に進退可能に接続されている。なお、図示例によれば、この芯タンク部60は、複数の筒状部材から構成されるが、単数の筒状部材からなる一体の構成とすることも可能である。
また、運動方向変換機構M2は、第1の筒部11の前端側、ホルダー20、及びホルダー付勢部材23等によって構成され、鉛芯xを介してホルダー20に加わる径方向の力成分により、鉛芯xに相対しホルダー20を前進させる。
ホルダー20は、ホルダー本体部21と、ホルダー本体部21の後側に接続された受け部22とから一体的に構成され、保持筒10に対し進退可能に支持される。なお、他例としては、これらホルダー本体部21と受け部22を一体の部材とすることが可能である。
ホルダー本体部21は、保持筒10内に挿通されるとともに該保持筒10の前側開口部11aから前方へ突出する略円筒状の部材である。このホルダー本体部21の外周部には、前方へ向かって拡径して前側開口部11aに摺接する環状のカム斜面21aが設けられている。
また、ホルダー本体部21の内周面には、その前端側で鉛芯xの外周面に摺接する鉛芯摺接面21bと、鉛芯摺接面21bよりも後側で鉛芯xの外周面に対し若干の隙間を置いて近接する鉛芯ガイド面21cとが形成されている。
そして、上記構成のシャープペンシルユニット1は、図2に示す多機能出没式筆記具Aに組み込まれる。
多機能出没式筆記具Aは、複数の駒a2,a3を選択的に前進させる操作により、前進した駒a2(又はa3)に接続されたリフィールの前端筆記部を、軸筒a1前端から前方へ突出させる。前記リフィールは、図示例によれば、シャープペンシルユニット1又はボールペンリフィール2である。
例えば、図2に示すように、開閉機能付きクリップa6を有する駒a2が、コイルスプリングa4の付勢力に抗して前進操作され、この駒a2に接続されたシャープペンシルユニット1(リフィール)の前端筆記部が、軸筒a1の前端開口部から前方へ突出すると、駒a2が軸筒a1周壁の係止部a5に係止され、この突出状態が維持される。
この突出状態において、クリップa6を前進させる操作を行えば、シャープペンシルユニット1の前端から鉛芯xが繰り出される。
なお、この多機能出没式筆記具Aには、例えば特開2014−198439号公報に示される基本構造を適用することが可能である。
次に、シャープペンシルユニット1及び多機能出没式筆記具Aについて、その特徴的な作用効果について説明する。
図2に示す筆記部の突出状態において、突出した鉛芯xに対し、径方向の力成分を含む過剰な押圧力が加わると、図4(b)に示すように、ホルダー20のカム斜面21aが保持筒10の前側開口部11aに摺接して、ホルダー20がやや傾斜して前進する。このため、前進した際のホルダー20が、鉛芯xの前端側を覆って、鉛芯x前端側の折れや損傷等を防ぐ。
この際、ホルダー20の前記傾斜により、鉛芯xが若干撓もうとするが、この鉛芯xの弾性的な撓みに追従するようにして、芯ブレーカ30が弾性変形する。
詳細に説明すれば、芯ブレーカ30は、凹部32内の隙間s1や、拡径部33の後端面33a側の隙間s2により柔軟に変形する。このため、鉛芯xが芯ブレーカ30の近傍で局部的に曲げられて折れるようなことを、効果的に防ぐことができる。
そして、鉛芯xに対する前記過剰な押圧力が除去されると、図5(a)(b)に示すように、ホルダー20が、ホルダー付勢部材23の付勢力により後退し、鉛芯xの先端が突出した状態に戻る。この後退の際、ホルダー20後端側の受け部22が、芯ブレーカ30の拡径部33に弾性的に受けられて衝撃音が緩和される。また、芯ブレーカ30は、保持筒10内面に対し凹凸状に嵌り合っているため、後退するホルダー20に押されて後方へ位置ずれすることもない。
また、誤ってシャープペンシルユニット1を落とし衝撃を受けた場合でも、上述したように芯ブレーカ30が柔軟に変形し且つ保持筒10に対し凹凸状に嵌合しているため、鉛芯xが芯ブレーカ30の近傍で折れたり、芯ブレーカ30が軸方向へ位置ずれしたりするのを、効果的に防ぐことができる。
また、詳細な説明を省略するが、上記構成のシャープペンシルユニット1によれば、鉛芯xが軸心に沿う鉛直方向の過剰な押圧力を受けた場合には、この鉛芯xを、チャック部40等と共に後退させて保護することができる。
また、上記実施形態によれば、特に効果的な一例として、運動方向変換機構M2を具備するシャープペンシルユニット1に対し、上記構成の芯ブレーカ30を適用したが、他例としては、運動方向変換機構M2を具備しないシャープペンシルユニットについて芯ブレーカ30を用いることも可能であり、この場合も、落下衝撃等に起因して芯ブレーカ30の近傍で鉛芯xが折れるのを防ぐことができる。
また、上記構成のシャープペンシルユニット1は、多機能出没式筆記具Aのシャープペンシル用リフィールとして構成したが、他例としては、シャープペンシルユニット1を軸筒内に備えて単機能のシャープペンシルを構成することも可能である。
また、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1:シャープペンシルユニット
10:保持筒
12a:凸部
20:ホルダー
23:ホルダー付勢部材
30:芯ブレーカ
31:圧接部
32:凹部
33:拡径部
s1,s2:隙間
x:鉛芯
A:多機能出没式筆記具
M1:鉛芯繰出し機構
M2:運動方向変換機構

Claims (6)

  1. 鉛芯繰出し機構によって鉛芯を前方へ繰り出すようにしたシャープペンシルユニットにおいて、
    前記鉛芯繰出し機構は、鉛芯の外周面に弾性的に緩圧接される芯ブレーカと、該芯ブレーカを内在し保持する保持筒とを備え、
    前記保持筒の内周面には、径方向の内側へ突出する凸部が設けられ、
    前記芯ブレーカの外周面には、前記凸部よりも後側で前記保持筒の内周面に圧接される圧接部と、該圧接部よりも前側で前記凸部に嵌り合う凹部と、前記凸部よりも前側で径方向外側へ突出する拡径部とが設けられ、
    前記凸部の突端と前記凹部の底面との間には、隙間が確保されていることを特徴とするシャープペンシルユニット。
  2. 前記保持筒の前記凸部の前端面と、前記芯ブレーカの前記拡径部の後端面との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載のシャープペンシル用ユニット。
  3. 前記拡径部の後端面は、前方へ向かって徐々に拡径する傾斜面であることを特徴とする請求項1又は2記載のシャープペンシル用ユニット。
  4. 前記保持筒の前側開口部に挿通されて該保持筒の前端から前方へ突出したホルダーを備え、このホルダーを前記保持筒に対し進退可能に支持したシャープペンシルユニットであって、
    前記芯ブレーカは、前記拡径部によって前記ホルダーをその後方側から受けていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のシャープペンシル用ユニット。
  5. 前記鉛芯から前記ホルダーに加わる径方向の力成分により前記ホルダーを前記保持筒に相対し前進させる運動方向変換機構と、前記ホルダーを前記保持筒に対し後方へ付勢するホルダー付勢部材とを具備していることを特徴とする請求項4記載のシャープペンシルユニット。
  6. 請求項1乃至5何れか1項記載のシャープペンシルユニットを具備したことを特徴とする筆記具。
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