JP5186062B2 - コネクター - Google Patents

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Description

本発明は、コネクター、特に、平型のコネクターケースの開口から所定長さ延出されたケーブルをコネクターケース内に収容して構成されるコネクターに関する。
コネクターは、装置と、その装置の周辺機器とを接続する複数の配線を同時に接続するために用いられる。例えば、特許文献1にはシールドケースを備えた電子内視鏡コネクターが示されている。
この電子内視鏡コネクターは、一体構造のコネクターケースから端子部を取り外した後、コネクターケース内からシールドケースを抜き出すことが可能である。そして、抜き出したシールドケースのシールド本体からシールド蓋体を取り外すことによって、回路基板を露出させることができる。この電子内視鏡コネクターでは、ノイズ対策を施すことを目的にして信号ケーブルを、高周波ノイズを除去するフェライトコアの内部に2回以上巻回する構成にしている。
近年、フェライトコア等によるノイズ対策が必要な信号ケーブルに替えて、ノイズ対策機能を付与した電気ケーブルが使用されている。ノイズ対策機能を有する電気ケーブルは、信号線を覆うシールド層に加え、更に、シールド層を被覆する例えば、フェライトコンパウンド層、及び絶縁被覆層等を備えて構成されている。このため、ノイズ対策機能を有する電気ケーブルにおいては、可撓性は得られるものの、直線状態を維持しようとするコシが強くなる。
日本国特開平8−36139号公報特許文献1の電子内視鏡コネクターの信号ケーブルを、ノイズ対策機能を付与した電気ケーブルに変更した場合、フェライトコアは不要になる。しかし、電気ケーブルのコシが強くなることにより、該ケーブルをシールドケース内に巻回すること、及び、弛ませて収容することが困難になる。この結果、コネクターケース内に収められるケーブル長が制限される。したがって、シールドケースをコネクターケースから十分な距離引き出すことが困難になるおそれある。また、コネクターケースから延出させた電気ケーブルをコネクターケース内に再び収容する際、電気ケーブルのコシが強いことによって、電気ケーブルをコネクターケース内に収容することができず、端子部をコネクターケースに固定することが困難になるおそれがある。
この不具合を解消するため、電子内視鏡コネクターを組み立てる際、電気ケーブルに予め曲がり癖を付け、曲がり癖のついたケーブルにシールドケースを接続して、ケーブル及びシールドケースをコネクターケース内に収容しておく。このことにより、シールドケースをコネクターケース内から引き出した後、再びシールドケースをコネクターケース内に収容する際、電気ケーブルが曲がり癖に沿って撓んで再収容が可能になる。
しかしながら、電気ケーブルに付与した曲がり癖が不十分であった場合、シールドケースのコネクターケース内への再収容が困難になり、端子部をコネクターケースに固定することができなくなる。このため、電気ケーブルに確実な曲がり癖を施す必要がある。 しかし、電気ケーブルに確実な曲がり癖を施すためには、ケーブルをコネクターケースから十分に引き出す必要がある。加えて、曲がり癖を付与した後には、引き出したケーブルをコネクターケース内に引き戻し、コネクターケースから延出するケーブル長の調整を行わなければならない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ケーブルの中途部に一体に固定されたコネクターケースから予め定めた長さ延出するケーブルに曲がり癖を付与することなく、このケーブルをコネクターケース内に収容して構成されるコネクターを提供することを目的にしている。
本発明の一態様におけるコネクターは、複数の信号線を一纏めにしたケーブルと、矩形形状のケース体及び回路基板を備え、該回路基板上に前記ケーブルから露出された信号線が接続される信号線接続部及び前記ケーブルの先端部を固定するケーブル固定部を有する電気的接続部と、前記電気的接続部及び前記ケーブルを収容する収容空間、前記電気的接続部のケース体が一体に取り付けられる開口部、及び前記ケーブルを前記収容空間内に延出させる延出孔を有し、該ケーブルの中途部に一体的に固定される一体構造で平型のコネクターケースと、前記コネクターケースの収容空間に摺動自在に配置され、一面側に該収容空間に収容されるケーブルの撓み形状を規定するケーブル撓み形状規定部を備えるスライド部材と、を具備する。
本発明の別の態様におけるコネクターは、複数の信号線を一纏めにしたケーブルの中途部に一体的に固定された一体構造で平型形状のコネクターケース、及び前記コネクターケースが備える収容空間を介して矩形形状の開口部から予め定めた長さ延出された前記ケーブル端面から露出された複数の信号線が接続された少なくとも1つのケーブル側コネクター、を備えるケーブル部組と、前記開口部に固設される矩形形状のケース体及び前記ケーブル側コネクターが接続される基板側コネクターを実装するとともに前記ケーブルの先端部を固定するケーブル固定部を有する基板を備える端子部組と、前記コネクターケースの収容空間内に摺動自在に配置される、前記基板の基板側コネクターに前記ケーブル側コネクターが接続され状態の前記ケーブルを、前記収容空間内で予め定めた撓み形状に変形収容するケーブル撓み形状規定部を備えるスライド部材と、を具備する。
接続ケーブルによって硬性鏡とビデオプロセッサーが接続される内視鏡システムを示す図 接続ケーブルの構成を説明する平面図 接続ケーブルの構成を説明する側面図 ケーブルを構成する各部を示す図 ケーブルに一体な折れ止め部を説明する図 ケーブルにコネクターケースを一体で且つ水密に固定するための構成を説明する図 コネクターケースをケーブルの端部に一体で且つ水密に固定し、コネクターケースの開口部から予め定めた長さのケーブルを延出したケーブル部組を説明する図 端子部組を説明する図 スライド部材を説明する図 ケーブルを組み付けるために用意される各部の説明、および電気ケーブルのコネクターを基板のコネクターに接続する手順を説明する図を ケーブル及びシールドケースを第1収容空間に収容するため、スライド部材を第1収容空間内に配置して、第1収容空間内に延出されているケーブルの方向を一方側側壁方向に規定した状態を説明する図 ケーブル及びシールドケースを第1収容空間に収容するため、第1収容空間に配置されたスライド部材に近接させてシールドケースを配置した、収容開始状態を説明する図 ケーブル及びシールドケースが第1収容空間内に収容されつつある状態を説明する図 ケーブル及びシールドケースが第1収容空間内に収容された状態、および、一体固定ネジによって端子部をコネクターケースに一体に固定して構成されたコネクター及びコネクターを備えるケーブルを説明する図 第1凸部だけをケーブル本体に設けたスライド部材を第1収容空間に配置し、ケーブル及びシールドケースを第1収容空間に収容した際に発生した突っ張りによる作用を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように本発明のコネクター10は、接続ケーブル4の一端側に設けられている。接続ケーブル4は、装置である例えば硬性内視鏡(以下、硬性鏡と記載する)2と、硬性鏡2の周辺機器であるビデオプロセッサー3とを接続する。
符号1は、内視鏡システムである。内視鏡システム1は、硬性鏡2と、ビデオプロセッサー3と、接続ケーブル4と、表示装置5とを備えて構成されている。
硬性鏡2は、挿入部2a内にリレーレンズ(不図示)を備えている。ビデオプロセッサー3は、コネクター接続部3aを備え、装置内には図示しない制御部、信号処理回路等を備えている。
なお、符号2bはカメラ接続部である。カメラ接続部2bには、接続ケーブル4が備える第2コネクター20が接続される。符号6は、映像ケーブルである。映像ケーブル6は、ビデオプロセッサー3と表示装置5とを接続する。
図2A、2Bに示すように接続ケーブル4は、第1コネクター10と、第2コネクター20とを備えている。第1コネクター10は、平型の第1コネクターケース11にケース体である端子部31を一体に固定して構成される。第2コネクター20は、例えば丸型の第2コネクターケース21にカメラ装置6を一体に固定して構成される。本実施形態において、第2コネクター20は、カメラ装置である。
本実施形態によれば、図1に示すように接続ケーブル4の第1コネクター10をコネクター接続部3aに接続し、第2コネクター20をカメラ接続部2bに接続する。この結果、硬性鏡2がとらえた光学像は、表示装置5の画面5aに内視鏡画像として表示される。
なお、第2コネクター20は、第2コネクターケース21と第2ケース接続部材22とによって構成されている。第2ケース接続部材22には、コネクタ識別部22aが設けられている。コネクタ識別部22aは、接続ケーブルが有するコネクターの種類を色の違いでユーザーに告知する。
コネクター識別部22aは、一体成形によって第2ケース接続部材22に一体的に設けられている。本実施形態のコネクター識別部22aは、一体成形のインサート部品として、予め、第2ケース接続部材22と同じ材料で異なる色、例えば青色で成形されている。そして、コネクター識別部22aは、第2ケース接続部材22を例えば同材料で黒色に成形する際、インサート部品として金型内に配置される。
この結果、コネクター識別部を有する第2ケース接続部材は、同じ材料で、樹脂同士が混ざり合うことなく形成される。このように構成された第2ケース接続部材は、部品点数の削減、および組立工数の削減に寄与する。
なお、接続ケーブル4に備えられた第2コネクター20は、カメラ装置に限定されるものではなく、他の装置、或いは他の周辺装置に接続されるコネクター等であってもよい。また、本実施形態においては、接続ケーブル4の一端側に第1コネクター10を設ける構成を示している。しかし、接続ケーブルの両端に第1コネクター10を設ける構成、或いは装置から延出するケーブルの端部に第1コネクター10を設ける構成であってもよい。
ここで、第1コネクター10を一端部に有するケーブルの構成を説明する。
本実施形態のケーブル4Aは、例えば、装置から延出するケーブルの端部に第1コネクター10を備える。図3に示すようにケーブル4Aは、端子部組30と、ケーブル部組40と、スライド部材50とを備えて構成されている。なお、符号32は後述するシールドカバーであり、端子部組30を構成する。
図3−図6を参照してケーブル部組40を説明する。
図3及び図6に示すようにケーブル部組40は、第1ケース接続部材41と、折れ止め一体ケーブル(以下、一体ケーブルと略記する)42と、第1コネクターケース11とを備えている。
第1コネクターケース11は、例えば硬性の樹脂部材で形成されている。第1コネクターケース11は、収容部12と、接続部13とを備え、ケース内部には空間部14が設けられている。
空間部14は、第1収容空間15と第2収容空間16とを備えて構成される。収容部12は、扁平形状であり、シールドケース収容領域(図11Cの符号15d)と、スライド部材収容領域(図11Cの符号15e)とを有する。シールドケース収容領域15dには後述するシールドケースが収容される。スライド部材収容領域15eには後述する一体ケーブル42を構成する電気ケーブル45が略S字形状に撓んで収容される。そして、第1収容空間15は、長方形形状の開口部15aを備える。
一方、接続部13は管状であり、電気ケーブル45を第1収容空間15に延出させる延出孔13aを備えている。符号16fは、第2収容空間16の内周面に設けられた雌ネジ部である。
本実施形態において、第1コネクターケース11と第1ケース接続部材41とが螺合により一体に接続される。この一体状態において、第1コネクターケース11は、一体ケーブル42の後述する折れ止め部に対して、水密を保持して一体に固定されるようになっている。
そして、本実施形態において、電気ケーブル45の長さは、作業性及び収容性を考慮して、第1コネクターケース11のケース開口部側端面から予め定めた長さ延出するように設定されている。
なお、符号43a、43bは、ケーブル側コネクターであり、例えば雄コネクターである。それぞれの雄コネクター43a、43bには、一体ケーブル42内を挿通する複数の信号線44aが予め定めた位置に配線されている。符号44bは、複数の信号線44aを被覆していたシールド部材であり、一体ケーブル42の先端部に一纏めにまとめられている。
図4に示すように一体ケーブル42は、ノイズ対策機能を付与した電気ケーブル45の中途部に折れ止め部46を一体に固設して構成されている。
折れ止め部46は、予め定めた長さ寸法に設定されている。折れ止め部46は、例えばテーパー面46a、管状部46b、凸部46c、及び突起部46dを備えている。折れ止め部46は、予め定めた弾性を有する樹脂製或いは弾性ゴム製である。折れ止め部46は、電気ケーブル45の外装に対して一体成形によって予め定めた位置に一体に設けられる。
つまり、本実施形態においては、電気ケーブル45をインサート部品として扱うことによって、折れ止め部46を電気ケーブル45に一体に設けている。
符号46eは、外周凸部である。外周凸部46eは、凸部46cが備える例えば外周傾斜面46fに周状に設けられている。外周凸部46eは、例えば断面が半円形状であり、その半径寸法は水密性を考慮して設定されている。
固定部47は、金属製リング部材であり、外周面の長手方向中央に、周溝47aを備えている。固定部47は、電気ケーブル45に一体に設けられた折れ止め部46の突起部46d近傍の外周面に配置され、カシメ固定によってケーブル外周面に対して一体に固定される。
なお、電気ケーブル45は、複数の信号線44aと、これら信号線44aを覆うシールド層を構成するシールド部材44bに加え、更に、シールド層を被覆する例えば、フェライトコンパウンド層(不図示)、絶縁被覆層(不図示)等を設けて構成されている。
このように構成された電気ケーブル45は、複数の信号線とこの信号線を覆うシールド層とを備えて構成される信号ケーブルを、フェライトコア素通しと同等以上の放射ノイズ削減効果を有する。しかし、この電気ケーブル45は、可撓性は得られるものの、直線状態を維持しようとするコシが強い。このため、電気ケーブル45では、信号ケーブルのように弛ませた状態を維持することが困難になる。
図5に示すように電気ケーブル45の固定部47側には支持部材48が配置される。第1ケース接続部材41は、固定部47及び折れ止め部46を挟んでその逆側に配置される。
支持部材48は、金属製管状部材である。支持部材48は、軸方向の貫通孔48aを有し、外周には細径部48bと太径部48cとを備える。符号48dはピン孔であり、後述するカシメピン49が配置される。ピン孔48dは、貫通孔48aと外部とを連通する。ピン孔48dは、細径部48bの端面から予め定めた距離、離間した位置に形成されている。
貫通孔48aの内径寸法は、固定部47の外周面に予め定めた嵌め合いで係入するように設定されている。細径部48bの外径は、凸部46cの外径より予め定めた寸法、細径に設定されている。太径部48cの外径は、凸部46cの外径より大径で、第2収容空間16の内周面が予め定めた嵌め合いで係入する設定になっている。
支持部材48は、固定部47の外周面に配置した状態でカシメピン49によって固定部47に一体に取り付けられる。具体的に、支持部材48のピン孔48dの直下に周溝47aを配置させ、この状態でピン孔48dにカシメピン49を挿入配置する。その後、カシメピン49の頭部を叩いて、カシメピン49を周溝47a及びピン孔48dに圧入配置させる。このことにより、支持部材48は、電気ケーブル45に一体な固定部47に一体固定される。この固定状態において、支持部材48の折れ止め部側端面は、凸部46cと突起部46dとで形成される端面46fに当接配置される。
第1ケース接続部材41は、例えば硬性の樹脂部材で筒状に形成されている。第1ケース接続部材41は、凹部41aを備えている。凹部41aと外部は、底面に形成された軸方向貫通孔41bによって連通されている。軸方向貫通孔41bの内径は、管状部46bの外径寸法より予め定めた寸法大径に設定されている。
軸方向貫通孔41bが形成されている凹部41aの底面には、環状凸部41cが形成されている。環状凸部41cは、管状部46bと外周傾斜面46gとの立ち上がり面46hに当接する。環状凸部41cは、軸方向貫通孔41bの外径と凹部41aの内周面との略中間に位置するように設けられている。環状凸部41cの断面形状は、例えば角形、半円形状であり、その高さ寸法は水密性を考慮して設定されている。
凹部41aは、第1配置部41dと、第2配置部41eとを備える。第1配置部41dには支持部材48及び凸部46cが配置される。第2配置部41eは、斜面で構成された水密保持面である。2配置部41eには、凸部46cに設けられた外周凸部46e及び外周傾斜面46gが当接して配置される。第1配置部41dの内径は、凸部46cの外径寸法より予め定めた寸法大径に設定されている。
第1ケース接続部材41の外周面には細径部41fが形成されている。細径部41fの外周面には雄ネジ部41mが設けられている。雄ネジ部41mは、第2収容空間16の内周面に設けられる図6に示す雌ネジ部16fに螺合する。
符号41gはOリングである。Oリング41gは、第1ケース接続部材41の立ち上がり面に形成されている環状凹部41h内に配置される。
ここで、ケーブル部組40の組み付けを説明する。
作業者は、第1コネクターケース11と第1ケース接続部材41とを接続するにあたって、まず、第1コネクターケース11の空間部14内に一体ケーブル42を挿通する。つまり、作業者は、一体ケーブル42の先端側を、延出孔13a、空間部14を介して開口部15aから延出させる。その後、作業者は、第1コネクターケース11を電気ケーブル45に沿って折れ止め部46方向に向けて移動する。そして、作業者は、第1コネクターケース11を、電気ケーブル45に固定部47を介して一体に固定された、支持部材48近傍に配置する。
また、作業者は、電気ケーブル45に配置されている第1ケース接続部材41を、電気ケーブル45に沿って折れ止め部46方向に向けて移動する。そして、作業者は、凹部41a内に折れ止め部46の凸部46cを配置する。
次に、作業者は、第1コネクターケース11と第1ケース接続部材41との接続作業に移行する。そのため、まず、作業者は、凹部41aの底面を立ち上がり面46hに近接させる。すると、底面に設けられた環状凸部41cが立ち上がり面46hに当接すると共に、折れ止め部46の外周凸部46eが第2配置部41eの水密保持面に当接する。
次いで、作業者は、第1コネクターケース11の接続部13を第1ケース接続部材41の細径部41fに向けて移動していく。そして、作業者は、第2収容空間16の内周面を支持部材48の太径部48cの外周面に嵌め合わせる。その後、この状態で、接続部13を細径部41fに近接させていく。すると、雌ネジ部16fと雄ネジ部41mとが当接する。
ここで、作業者は、例えば第1コネクターケース11を一方の手で保持し、他方の手で第1ケース接続部材41を所定の方向に回転させる。そして、作業者は、雌ネジ部16fと雄ネジ部41mとが螺合状態にする。その後、作業者は、手元操作によって螺合長を増加させ、最後に、予め定めた螺合状態にする。
このとき、第1コネクターケース11の接続部側端面が第1ケース接続部材41の環状凹部41hに配置されているOリング41gに近接していく。その後、Oリング41gが第1コネクターケース11の接続部側端面に密着する。加えて、環状凸部41cが立ち上がり面46hに密着し、且つ、第2配置部41eが外周凸部46eに密着する。
そして、図6に示す予め定めた螺合状態になると、第1コネクターケース11が接続された第1ケース接続部材41が折れ止め部46に一体に固定されたケーブル部組40が構成される。このケーブル部組40においては、Oリング41gが押し潰されて第1コネクターケース11の接続部側端面と第1ケース接続部材41の配置されている立ち上がり面とが密着する。また、支持部材48の細径部48bの端面が折れ止め部46の端面46fを保持していることによって、環状凸部41cが立ち上がり面46hに押し込まれる。この結果、凹部41aの底面が立ち上がり面46hに密着するすると共に、外周凸部46eが押し潰されて第2配置部41eの水密保持面に外周傾斜面46gが密着する。
すると、第1コネクターケース11と第1ケース接続部材41との間の水密、および、第1ケース接続部材41と一体ケーブル42を構成する折れ止め部46との間の水密が保持される。
なお、前記接続ケーブル4を構成する第2コネクターケース21及び第2ケース接続部材22も、第1コネクターケース11と第1ケース接続部材41と同様に、一体ケーブル42の折れ止め部46に水密を保持して一体に固定される。
図3及び図7を参照して端子部組30を説明する。
端子部組30は、電気的接続部であり、端子部31と、シールドカバー32と、シールド本体33と、回路基板34とを主に備えて構成されている。
端子部31は、硬性の樹脂部材で形成された矩形形状のケース体であり、複数の電気接点を有する接続部35が備えられている。
回路基板34には、例えばプリント配線(不図示)が設けられ、少なくとも1つの電子部品(不図示)を実装して、所望の回路が構成されている。そして、プリント配線と接続部35の電気接点とは電気的に接続されている。
回路基板34は、信号線接続部である例えば雌コネクター36a、36bを有している。また、回路基板34は、一体ケーブル42を構成する電気ケーブル45の先端部を回路基板34に取り付け固定するためのケーブル固定部37を有している。ケーブル固定部37は、電気ケーブル45の端部が端子部31の一側面側に配置されるように回路基板34に固定されるようになっている。
ケーブル固定部37は、回路基板34に取り付けネジ38によって固定されるようになっている。雌コネクター36a、36bは、雄コネクター43a、43bが接続される基板側コネクターである
本実施形態において、回路基板34は、図7に示すようにシールド本体33に保持されている。シールド本体33にシールドカバー32を被せることによってシールドケース39が構成され、回路基板34がシールドケース39によって覆われる。この状態で、回路基板34上に実装されている電子部品及びプリント配線は、シールドカバー32、及びシールド本体33から所定距離だけ離された状態になる。したがって、回路基板34上の回路は、シールドケース39によって外部から遮断されて、回路基板34上の回路が外部ノイズの影響を受けること、及び外部に対してノイズを与えることが回避される。
図3及び図8を参照してスライド部材50を説明する。
スライド部材50は、摺動性に優れた硬性の樹脂部材で形成され、板状のスライド本体51に、第1凸部52、第2凸部53を備えて構成されている。スライド部材50は、第1コネクターケース11を構成する収容部12の第1収容空間15内に摺動自在に配置される。
スライド本体51は、例えば、略野球のホームベース形状である。スライド本体51は、一面側であるケーブル配置面に予め定めた高さ寸法で柱状の第1凸部52及び第2凸部53を備えている。スライド部材50は、スライド本体51の頂部51a側から開口部15aを介して第1収容空間15内に配置されるようになっている。スライド本体51の幅寸法は、摺動性を考慮して、第1収容空間15の幅寸法より、予め定めた寸法、幅狭に設定されている。
この構成によれば、スライド部材50は、第1収容空間15内を開口部15aから奥方向に向けてスムーズに移動して収容される。
第1凸部52及び第2凸部53は、ケーブル撓み形状規定部である。凸部52、53は、一面側におけるケーブル配置位置、曲がり形状を規定して、第1収容空間15内に収容される電気ケーブル45を予め設定した撓み形状である例えば略S字形状にする。
第1凸部52は、スライド部材50を第1収容空間15内に配置した状態において、第2凸部53より延出孔13a側に位置するよう、スライド本体51の頂部51a側に設けられている。
第1凸部52は、例えば筒状の柱部で構成されている。第1凸部52は、第1収容空間15内において延出孔13aから第1収容空間15に延出されている電気ケーブル45を、第1収容空間15内の例えば一方側側壁(図3の符号15b参照)に撓ませて配置させる。また、第1凸部52は、一方側側壁15bに配置された電気ケーブル45を柱部の周面52aに沿わせて他方側側壁15cに向けて撓ませる。
そのため、第1凸部52の周面52aの半径は、電気ケーブル45のコシを考慮して、即ち、該電気ケーブル45を折り曲げることなく予め定めた曲率以下で撓むように設定される。そして、第1凸部52の中心位置は、電気ケーブル45の直径を考慮して、一側辺51c側に予め定めた距離離間した位置に設定される。
なお、電気ケーブル45は、周面52aの一側辺51c側に配置される。垂線は、頂部51aから頂部51aに対向する一辺51bにおろされたものである。一側辺51cは、一辺51bに対して直交する両端の辺のうちの一方側である。
なお、本実施形態において、周面52aは、第1凸部52の円周面である。しかし、周面52aは、円周面に限定されるものではなく、例えば角柱の予め定めた範囲に設けられる周面等であってもよい。また、符号52bの形状は、成形時の変形防止形状である。変形防止形状52bがあることにより、ヒケ、及びリブ効果となる変形を防止することができ、スライド本体51の摺動面と第1収容空間15との摺動性の向上を図るものである。
第2凸部53は、例えば曲面部53aを有する柱状部であり、変形防止形状53bを備えている。第2凸部53は、電気ケーブル45が一辺51bより外側に突出することを規制する。また、第2凸部53は、第1凸部52によって第1収容空間15の一方側側壁15b側に撓んだ電気ケーブル45に当接して、この電気ケーブル45を第1凸部52の周面52aに当て付けるとともに、電気ケーブル45の撓み方向を他方側側壁15cに変更させる。
そのため、第2凸部53の曲面部53aは、電気ケーブル45に当接する当接面である。そして、第2凸部53の曲面部53aの中心は、第1凸部52の中心より一辺51b側で、かつ一側辺51c側に位置している。また、曲面部53aと周面52aとの離間距離は、電気ケーブル45の径寸法及びコシを考量して予め定めた距離に設定されている。
第1凸部52と第2凸部53との離間距離は、具体的に、電気ケーブル45の径寸法に予め定めたクリアランスを加えた値である。スライド部材50は、第1凸部52と第2凸部53との間に電気ケーブル45を配置した状態で、第1収容空間15内の開口部15aから奥方向に向けて摺動される。第1凸部52と第2凸部53との離間距離をこの値にしたスライド部材50においては、摺動中、電気ケーブル45が曲面部53aと周面52aとの間でロックされることなくスムーズに摺動する。また、電気ケーブル45が、一辺51b側からはみ出ることなく、他方側側壁15cに向かって撓んだ状態を保持してスムーズに摺動する。
符号54は、分離板である。分離板54は、延出孔13aから第1収容空間15に延出されている電気ケーブル45を一側辺51c側に案内する。また、分離板54は、ケーブル配置面上で撓み形状の電気ケーブル同士が直接接触することを防止する。
ここで、ケーブル4Aの組み付けを説明する。
ケーブル4Aを組み付けるにあたって、作業者は、まず、図9に示す端子部組30、ケーブル部組40、スライド部材50を用意する。
そして、作業者は、第1コネクターケース11の開口部15aから予め定めた長さ延出された電気ケーブル45の先端部にケーブル固定部37の輪部37aを被せておく。その後、作業者は、図9中の破線に示すように電気ケーブル45の先端から露出された信号線44aが接続されている第1雄コネクター43aを第1雌コネクター36aに接続する。また、作業者は、信号線44aが接続されている第2雄コネクター43bを第2雌コネクター36bに接続する。接続後、作業者は、ケーブル固定部37を回路基板34に配置する。そして、作業者は、取り付けネジ38によってケーブル固定部37を回路基板34に固定すると共に、電気ケーブル45の先端部をケーブル固定部37に一体固定する。
この後、作業者は、シールド本体33にシールドカバー32を被せて、回路基板34をシールドケース39内に配置する。
次に、作業者は、スライド部材50を第1収容空間15内に配置する。この際、作業者は、図10に示すように第1凸部52の周面52aと第2凸部53の曲面部53aとの間に電気ケーブル45を配置させる。そして、作業者は、この配置状態で、スライド本体51の頂部51a側を開口部15aを介して第1収容空間15内に配置する。
すると、延出孔13aから第1収容空間15内に延出している電気ケーブル45が、第1凸部52の一側辺51c側の周面52aに当接して第1収容空間15内で一方側側壁15bに向かって配置される。
次に、作業者は、図11Aに示すように端子部組30を構成するシールドケース端面39aを、第1収容空間15の開口部15aから突出しているスライド本体51の一辺51bに対向させて近接配置する。このとき、作業者は、電気ケーブル45の先端部を、第1収容空間15に配置されたスライド本体51の第1凸部52から離れた他方側側壁15c側に配置させる。この結果、電気ケーブル45に撓みが形成されて、ケーブル先端側に略S字形状の撓みが形成されると共に、電気ケーブル45作成時の公差を略S形状内にて吸収する。
次に、作業者は、端子部組30を構成するシールドケース39を第1収容空間15内に収容する作業を行う。すなわち、作業者は、シールドケース39を図11Aの矢印Y11方向に向けて移動させていく。すると、端子部組30の移動に伴って、図11Bに示すようにスライド本体51の頂部51aが第1収容空間15の奥方向に移動されていくとともに、シールドケース39が徐々に第1収容空間15内に収容されていく。
このとき、電気ケーブル45は、第2凸部53の曲面部53aに当接しつつ、スライド本体51の移動に伴って曲面部53aと周面52aとの間を移動して、該ケーブル45のケーブル撓み形状が徐々に所望のS字形状に変化していく。つまり、電気ケーブル45は、前記移動に伴い、該ケーブル45が当接した一側辺51c側の周面52aとは第1凸部52の中心を挟んで逆側の周面52aに当て付けられるとともに他方側側壁15cに向けて撓んでいく。
そして、作業者は、シールドケース39の第1収容空間15内への収容を続行する。この結果、図11Cに示すように端子部組30を構成する端子部31の開口部15a側の面が、第1コネクターケース11を構成する収容部12の開口部15aの先端面に当接する。
このことにより、シールドケース39が第1収容空間15内のシールドケース収容領域15dに収容される。このとき、電気ケーブル45は、第1収容空間15内のスライド部材収容領域15eに所望のS字形状に撓み変形して収容される。
この後、作業は、破線に示す一体固定ネジ55によって、端子部31を収容部12の開口部15aの先端面に螺合により固定する。このことによって、第1コネクター10が形成され、ケーブル4Aが構成される。
なお、この固定状態において、端子部31と、第1コネクターケース11の開口部15a側先端面との間にはOリングのように配置されて水密を保持する水密保持部材が設けられている。
このように、ケーブル部組のコネクターケースに端子部組の端子部を組み付けてコネクターを形成する際、コネクターケースの収容空間に対して摺動自在でケーブル撓み形状規定部を備えるスライド部材を収容空間に予め配置し、且つ、ケーブル撓み形状規定部に電気ケーブルを配置しておく。この結果、電気ケーブルは、スライド部材の移動に伴って、容易にスライド部材収容領域で予め設定したS字形状に撓み変形させて収容することができる。
この構成によれば、ケーブルに予め曲がり癖を設ける作業を不要にすることができるとともに、コネクターケースの開口部から延出するケーブルの延出長を作業性及び収容性を考慮して予め設定することができる。加えて、コネクターケースの開口部から延出するケーブルの延出長を予め設定することができることによって、コネクターケースをケーブルに対して予め水密に固定しておくことができる。
ここで、スライド部材50に設けるケーブル撓み形状規定部を第1凸部52だけにした場合の組み付け実験結果を記載する。
電気ケーブル45及び端子部組30のシールドケース39を第1収容空間15内に配置して、上述と同様に端子部組30を第1収容空間15の奥方に移動するときケーブル撓み形状規定部が第1凸部52だけの場合、図12に示すようにA部において電気ケーブル45が突っ張って、端子部組30の更なる収容が困難になる。また、この状態において、作業者が端子部組30から手を放すと、端子部組30は、電気ケーブル45の反発力によって第1収容空間15から押し出される。
したがって、ケーブル撓み形状規定部を第1凸部だけで構成した場合、電気ケーブル45及び端子部組30を第1収容空間15内に配置する際、予め、電気ケーブル45に所望の撓み形状を得るための曲がり癖を付ける必要がある。しかし、曲がり癖を付けた場合でも、端子部組30を第1収容空間15の奥方に移動させたとき、電気ケーブル45の有する反発力によって曲がり癖が変形されると、電気ケーブル45を所望の撓み形状に変形させることが不可能になり、上述したA部のような突っ張りが生じ、端子部組30を第1収容空間15に収容することが困難であった。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。例えば、本実施形態は、硬性鏡であるが、もちろん、挿入部が可撓性を有する軟性内視鏡であってもよい。
本出願は、2010年12月6日に日本国に出願された特願2010−271677号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (7)

  1. 複数の信号線を一纏めにしたケーブルと、
    矩形形状のケース体及び回路基板を備え、該回路基板上に前記ケーブルから露出された信号線が接続される信号線接続部及び前記ケーブルの先端部を固定するケーブル固定部を有する電気的接続部と、
    前記電気的接続部及び前記ケーブルを収容する収容空間、前記電気的接続部のケース体が一体に取り付けられる開口部、及び前記ケーブルを前記収容空間内に延出させる延出孔を有し、該ケーブルの中途部に一体的に固定される一体構造で平型のコネクターケースと、
    前記コネクターケースの収容空間に摺動自在に配置され、一面側に該収容空間に収容されるケーブルの撓み形状を規定するケーブル撓み形状規定部を備えるスライド部材と、
    を具備することを特徴とするコネクター。
  2. 前記コネクターケースに一体に固定された前記ケーブルは、前記コネクターケースの開口部から延出する延出長が予め設定されることを特徴とする請求項1に記載のコネクター。
  3. 複数の信号線を一纏めにしたケーブルの中途部に一体的に固定された一体構造で平型形状のコネクターケース、及び前記コネクターケースが備える収容空間を介して矩形形状の開口部から予め定めた長さ延出された前記ケーブル端面から露出された複数の信号線が接続された少なくとも1つのケーブル側コネクター、を備えるケーブル部組と、
    前記開口部に固設される矩形形状のケース体及び前記ケーブル側コネクターが接続される基板側コネクターを実装するとともに前記ケーブルの先端部を固定するケーブル固定部を有する基板を備える端子部組と、
    前記コネクターケースの収容空間内に摺動自在に配置される、前記基板の基板側コネクターに前記ケーブル側コネクターが接続された状態の前記ケーブルを、前記収容空間内で予め定めた撓み形状に変形収容するケーブル撓み形状規定部を備えるスライド部材と、
    を具備することを特徴とするコネクター。
  4. 前記ケーブル撓み形状規定部は、前記一面上の一側辺側の予め定めた位置に設けられた第1凸部及び第2凸部によって構成されることを特徴とする請求項1に記載のコネクター。
  5. 前記第1凸部は、前記ケーブルを予め定めた曲率以下で撓ませる周面を備える柱状部であって、前記第2凸部よりも前記延出孔側に設けられて、該延出孔から前記収容空間内に延出されたケーブルを該収容空間内の予め定めた方向に向けて撓ませることを特徴とする請求項4に記載のコネクター。
  6. 前記第2凸部は、前記ケーブルに当接する曲面部を備える柱状部であって、前記曲面部と前記周面との離間距離が予め定めた距離となるように前記第1凸部よりさらに前記一側辺側に設けられ、前記第1凸部によって前記収容空間内の予め定めた方向に向けて撓められた前記ケーブルを、前記曲面部に当接させて前記第1凸部方向に向けて撓ませることを特徴とする請求項4に記載のコネクター。
  7. 前記電気的接続部のケーブル固定部は、前記ケーブルの先端部を前記ケース体の一側面側に配置させる位置に設けられることを特徴とする請求項1または請求項3に記載のコネクター。
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