JP5184331B2 - 帯電防止性積層フィルム - Google Patents

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Description

本発明は最外層がポリオレフィン系フィルムである積層フィルムにおける帯電防止性積層フィルムに関する。
昨今、包装用フィルムおいては、耐水性、水蒸気・ガスバリア性、耐油性、耐薬品性などをはじめとした、多機能性フィルムの需要が増えている。かかる要望に応える一つの有効な手段として、フィルムの多層化が採られている。現在、食品包装用途などをはじめとして、ヒートシール性の付与や耐水性を付与するために最外層にポリオレフィン系フィルムを積層したフィルムが多く利用されている。
ポリオレフィン系樹脂は、もともと疎水性であるため帯電性が強く、フィルム製造時並びにフィルム使用段階においては静電気障害を生む恐れがある。例えば、帯電による、塵やホコリの付着といった衛生上の問題やそれによる外観不良などの問題が発生する。これらの問題を解決するために、ポリオレフィン系フィルムでは、一般的に帯電防止剤として、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルジエタノールアミン、アルキル酸ジエタノールアマイドなどの界面活性剤をオレフィン系フィルムに練りこみ、界面活性剤をフィルム表面にブリードさせることによりフィルム帯電を防止している。
ポリオレフィン系積層フィルムに広く用いられているポリウレタン系接着剤を用いて積層された積層フィルムの場合、最外層のポリオレフィン系樹脂に公知の界面活性剤から選ばれる帯電防止剤を練りこんだ場合、その帯電防止効果は、単層のポリオレフィン系フィルムに帯電防止剤を練りこんだ場合と比べ、著しく帯電防止効果が低下するという問題がある。この現象は、一般的にイソシアネート等の極性の高い官能基を有する接着剤層に帯電防止剤が移行しているために生じていると考えられる。さらに、これら公知の帯電防止剤は、オレフィン系フィルムとその他の基材フィルムとの接着を阻害し、デラミネーションを引き起こす問題もある。これは、帯電防止剤中の水酸基と接着剤中のイソシアネート基が反応してしまい、接着剤の硬化を阻害しているものと考えられる。
これらの問題を解決するために、ポリオールの脂肪族モノカルボン酸モノエステルとスルホン酸型アニオン界面活性剤とが特定の割合である帯電防止剤(例えば、特許文献1参照)、アルキルスルホン酸塩と多価アルコール脂肪酸エステルとを併用する方法(例えば、特許文献2参照)が提案されているが、帯電防止性と接着性の双方を同時に解決するという点では充分とはいえない。
特開平06−15791号公報 特開2006−137149号公報
本発明は、最外層がポリオレフィン系フィルムであり、ポリウレタン系接着剤で接着された積層フィルムにおいて、充分な帯電防止性と接着性とを同時に付与することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、最外層のオレフィン系フィルムに、多価アルコール脂肪酸エステルとN−アシルサルコシン塩を含有させることで上記問題点が解決すること見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の構成をとる。
1.2以上のフィルムが積層された積層フィルムにおいて、最外層がポリウレタン系接着剤で接着されたポリオレフィン系フィルムであり、この最外層が下記(A)成分及び(B)成分を含有し、且つ該(A)成分と(B)成分の割合(質量比)が95/5〜30/70であることを特徴とする帯電防止性積層フィルム。
(A)成分:グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ソルビタン、ソルビトールから選ばれる3〜6価の多価アルコール1種又は2種以上の多価アルコールと炭素数12〜18の脂肪酸とのエステル
(B)成分:アシル基の炭素数が8〜18であるN−アシルサルコシン塩
.最外層中の(A)成分と(B)成分との合計含有量が500〜20000ppmである前記1に記載の帯電防止性積層フィルム。
本発明により、最外層がポリオレフィン系フィルムである積層フィルムにおいて、帯電防止性と接着性とが同時に改善された積層フィルムを得ることができる。
本発明に好適に用いる事ができるポリオレフィンとしては高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン−ポリプロピレン共重合体、ポリエチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン−アクリル酸共重合体、ポリエチレン−メタクリル酸共重合体、ポリエチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリプロピレン−無水マレイン酸共重合体等を挙げる事ができる。好ましくは低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、ポリプロピレンである。
本発明の多価アルコール脂肪酸エステルに使用する3から6価の多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ソルビタン、ソルビトール等が挙げられる。好ましくはジグリセリン、ソルビタンである。
本発明の炭素数12〜18の脂肪酸は脂肪族モノカルボン酸が好ましく、例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イソステアリン酸等が挙げられる。
多価アルコールが2価以下のアルコール、例えばプロピレングリコールと炭素数12〜18脂肪酸とのエステルでは十分な帯電防止効果は得られず接着阻害もみられ、6価を超える多価アルコール、例えばペンタグリセリン以上のポリグリセリンと炭素数C12から18の脂肪酸とのエステルでは、ブリードが少なく、接着性は良好なものの充分な帯電防止効果が得られない。
また、炭素数12未満の脂肪族モノカルボン酸を用いた場合、ブリード過多となり、基材フィルムとの接着性を阻害する傾向がみられ、炭素数18を超える脂肪族モノカルボン酸を用いた場合、ブリードが抑制され充分な帯電防止効果が得られない。
以上の結果から、本課題を解決するためは、かかる多価アルコール脂肪酸エステルとして、グリセリン脂肪酸(C12〜18)エステル、ジグリセリン脂肪酸(C12〜18)エステル、トリグリセリン脂肪酸(C12〜18)エステル、ソルビタン脂肪酸(C12〜18)エステルが好ましい。
本発明の多価アルコールと脂肪酸からなるエステルは公知のエステル化反応により製造することができる。例えば、多価アルコールと脂肪酸の直接エステル化反応や多価アルコールと油脂とのエステル交換反応により製造することができる。本発明において、原料の多価アルコールの水酸基中に占める、脂肪酸によりエステル化された水酸基の割合をエステル化率としたときに、エステル化率は、表1に示すエステル化率が好ましい。表1に示したエステル化率を下回る場合、接着剤の接着阻害を引き起こし、逆に高い場合は満足する帯電防止効果が得られない。
Figure 0005184331
本発明におけるN−アシルサルコシン塩は、下記一般式(1)で示されるものである。
Figure 0005184331
(上記式中、Rはアシル基を、MはNa、K、トリエタノールアミン等の塩を示す。)
以下、一般式(1)について説明する。 上記式中、Rはアシル基であり、特に限定されないが、炭素数が8〜18、特に12〜14のものが好ましく、炭素数が8未満の場合、ブリード過多となり、基材フィルムとの接着性を阻害する傾向がみられ炭素数が18を超える場合、ブリードが抑制され充分な帯電防止効果が得られない。
具体的には、オレオイル、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、ココイル等の基を例示することができる。
また、上記式中、Mとしてはナトリウム、カリウム、トリエタノールアミン等を例示することができるが、MがナトリウムであるN−アシルサルコシンナトリウムを用いることが好ましい。
N−アシルサルコシン塩としては、市販品を使用することができる。例えば日光ケミカルズ社からNIKKOL サルコシネート PN(パルミトイルサルコシンナトリウム)、NIKKOL サルコシネート MN(ミリスルトイルサルコシンナトリウム)、NIKKOL サルコシネート LN(ラウロイルサルコシンナトリウム)等が市販され、東邦化学工業社からはネオスコープSLN−100(ラウロイルサルコシンナトリウム)等が市販されており、いずれも用いることができる。
本発明の多価アルコール脂肪酸エステルとN−アシルスルコシン塩の割合は95/5〜30/70(質量比)である。N−アシルサルコシン塩が5%未満の場合、帯電防止性能の低下、接着強度の低下を招き、70%を超えると、接着強度は高いものの、帯電防止性能が低下する。
本発明において、最外層に添加する上記帯電防止剤の割合は、500ppm〜20000ppm、好ましくは1000ppm〜10000ppmである。500ppm未満では帯電防止効果が得られず、20000ppmを超えると接着強度の低下および帯電防止剤の白化による外観不良を引起こす。
積層フィルムには前記したような帯電防止剤を添加したポリオレフィン系フィルムを最外層として、片面のみに有するものと両面に有するものとが包含される。かかる最外層のポリオレフィン系フィルムとポリウレタン系接着剤で貼り合わされる他のフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデン、メタキシレンジアミン等のフィルムが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
帯電防止剤を含有するポリオレフィン系フィルムの製造方法は、公知の方法であるインフレーション成形法やキャスティング成形法などの製膜法により成形される。帯電防止剤を含有させる方法としては、フィルム製膜時直接所定量の帯電防止剤を添加する方法、予め帯電防止剤成分をポリオレフィン系ベースレジンに高濃度に添加したマスターバッチを調製しておき、所定の濃度になるようマスターバッチを配合する方法などがある。
積層フィルムを製造するための接着剤としては、ポリウレタン系、イミノ基含有ポリマー、ポリエステル系、オレフィン系、ゴム系接着剤、カップリング剤などが挙げられる。好ましくはポリウレタン系である。
ポリウレタン系接着剤はポリイソシアネートとポリオールとのウレタン形成反応によって得られる公知のものである。ポリウレタン系接着剤の厚み、すなわちフィルム単位面積当たりの塗布量について本発明は特に制限するものではないが、通常はポリウレタン系接着剤を塗布した基材フィルムに溶融樹脂をラミネートする押し出しラミネート法において0.1〜0.5g/m(固形分)、またドライラミネート法において1.0〜5.0g/m(固形分)である。本発明はポリウレタン系接着剤の塗布量が多いほどその効果が顕著であり、特にドライラミネート法においてより有効である。
以下に本発明を実施例で説明するが、これは本発明を単に説明するだけのものであって、本発明を限定するものではない。
1.[多価アルコール脂肪酸エステルの製造]
(1)グリセリンアラキジン酸エステルの製造
撹拌機、温度計、ガス吹き込み管及び水分離器を取り付けた1L四つ口フラスコに、グリセリン(分子量92)(和光純薬工業社製 試薬)181.6g(1.97mol)、およびアラキジン酸(分子量312.5)(和光純薬工業社製 試薬)618.4g(1.98mol)を仕込み、窒素ガス気流中約230℃で、無触媒の条件下、酸価約1以下になるまで、約8時間エステル化反応を行った。この反応液を、遠心分子蒸留器により濃縮し、モノエステル含量90%以上のグリセリンアラキジン酸エステルを得た。このもののエステル化率は33%であった。なお、エステル化率は下記式1により求めた。
Figure 0005184331
SV:鹸化価
AV:酸価
OHV:水酸基価
(2)ヘキサグリセリンステアリン酸エステルの製造
撹拌機、温度計、ガス吹込み管及び水分離器を取り付けた1L四つ口フラスコに、ヘキサグリセリン(分子量462)(ダイセル化学工業社製 PGL06)693.6g(1.5mol)、およびステアリン酸(分子量284)(和光純薬工業社製 試薬)106.4g(0.4mol)を仕込み、反応液全量に対し0.05wt%の苛性ソーダを触媒として用い、窒素ガス気流中約230℃で、酸価約1以下になるまで、約9時間エステル化反応を行った。この反応液を、室温まで冷やし、ヘキサグリセリンステアリン酸エステルを得た。
このもののエステル化率は25.0%であった。
2.[N−アシルサルコシンナトリウムの製造]
(1)カプリルサルコシンナトリウムの製造
モノクロル酢酸(分子量94.5)227g(2.40mol)(和光純薬工業社製 試薬)を水1905mLに溶解し、苛性ソーダ(分子量40)127.12g(3.18mol)で中和しモノクロル酢酸ナトリウム水溶液を作製した。苛性ソーダによる中和は、25℃で攪拌しながら、30分をかけて注意しながら添加した。
中和後、2%メチルアミン(分子量31)溶液(和光純薬工業社製 試薬)を7002.95g(4.52molのメチルアミン)加え75℃で1.8気圧のもとで、10時間加熱を行った。
次に25℃まで冷却後、40%苛性ソーダ溶液401.79g(4.02mol)を加え、過剰のメチルアミンを蒸気蒸留して駆逐し、溶液を3810Lまで濃縮した後40℃にて濾過を行った。このようにして得られたサルコシンのナトリウム塩(分子量111.1)88.984g(0.80mol)の溶液に、カプリル酸クロライド(日本精化社製 カプリル酸クロライド)(分子量178.7)146.5g(0.82mol)を常に攪拌しながら液面下より注加した。混合液は50℃に加熱し、30分攪拌した後、塩酸で中和し、無水硫酸ナトリウム(和光純薬工業社製 試薬)(分子量142)572.04g(4.03mol)を加えた。このようにして得られた半固状塊を乾燥しサンプルとした。
(2)カプロイルサルコシンナトリウムの製造
上記でカプリル酸クロライドの代わりにカプロン酸クロライド(日本精化社製 カプロン酸クロライド)(分子量150.6)123.5g(0.82mol)を加え、カプロイルサルコシンナトリウムを製造した。
(3)アラキジルサルコシンナトリウムの製造
上記でカプリル酸クロライドの代わりにアラキジン酸クロライド(分子量347)284.5g(0.82mol)を加え、アラキジルサルコシンナトリウムを製造した。
アラキジン酸クロライドは、以下の方法により得た。
市販のアラキジン酸(和光純薬工業社製 試薬)1406.3g(4.5mol)に攪拌装置中でN、N−ジメチルホルムアミド(和光純薬工業社製 試薬)82.2g(1.13mol)を添加した。この反応液を50℃に保ち5.06molの塩化チオニル(和光純薬工業社製 試薬)602.1gを滴下した。塩化チオニルの導入終了後、2相に分離されたアラキジン酸クロライド相からアラキジン酸クロライドを得た。
[帯電防止剤含有ポリオレフィンフィルムの製造]
[製造例1〜13]
直鎖状低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン社製 ノバテックLL UF240 MI=2.0,σ=0.920。以下、L−LDPEと記載することがある。)をベースレジンとし、二軸同方向噛合型押出機(φ57mmスクリュー L/D=31.5,シリンダー温度:210℃)にて表2に示す帯電防止剤成分、多価アルコール脂肪酸エステルとN−アシルサルコシンナトリウムの質量比80:20の割合のもの10%含有したマスターバッチを製造し、次いで該マスターバッチを所定の帯電防止剤濃度になるよう無添加の直鎖状低密度ポリエチレンとコールドブレンドし、このコンパウンドをTダイ法により単軸押出機(φ20mmスクリュー L/D=20,シリンダー温度:220℃)でフィルム厚30μmのフィルムを製膜した。
Figure 0005184331
[製造例14]
直鎖状低密度ポリエチレンをベースレジンとし、ジグリセリンステアリン酸エステルとラウロイルサルコシン酸ナトリウムの質量比40:60の割合のもの10%含有したマスターバッチを製造し、その他は前記製造例と同様に、帯電防止剤0.6質量部を含有するL−LDPEを製膜した。
[製造例15]
ポリプロピレン樹脂(プライムポリマー社製プライムポリプロF113G MI=3 σ=0.9。以下同じ)をベースレジンとし、ジグリセリンステアリン酸エステルとラウロイルサルコシン酸ナトリウムの質量比80:20の割合のもの10%含有したマスターバッチを製造し、帯電防止剤濃度が0.6質量%になるよう無添加のポリプロピレン樹脂とコールドブレンドし、このコンパウンドをTダイ法により単軸押出機(φ20mmスクリュー L/D=20,シリンダー温度:200〜220℃)でフィルム厚30μmのポリプロピレンフィルムを製膜した。
実施例1〜9、比較例1〜6
前記帯電防止剤含有フィルムとナイロン6フィルムの接着面にコロナ放電処理を施し、下記接着剤を用いて接着させ、最外層を形成するポリオレフィンフィルムの表面固有電気抵抗値及び接着強度を下記の測定方法によって測定した。
実施例10
上記実施例1〜9、比較例1〜6において、ナイロン6フィルムの代わりにポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた他は同様の接着、測定を行った。その結果を表3に示す。
[コロナ放電処理]
処理面:フィルム外面=急冷面
コロナ処理条件
試験機:コロナ表面処理装置(春日電機)
高周波電源:AGF−012S型
電極:ワイヤー電極
速度:3.3m/min
処理強度:ぬれ指数にして40になるように調整
[ラミネート]
[接着剤の調製]
ポリウレタン系接着剤は以下のものを使用した。
ポリウレタン接着剤(三井武田ケミカル社製)
主剤:A−620、NV=60%
硬化剤:A−65、NV=100%
配合:A−620/A−65/酢酸エチル=16/1/13.5(NV=34.7%)
[接着剤の塗布]
上記のように配合した接着剤をグラビアコート法により内面コロナ処理済み二軸延伸ナイロン6フィルム (厚さ15μm、ユニチカ社製)または、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ25μm、東洋紡社製)に均一に塗布。塗布量としては、3.0g/mをコロナ処理面に塗布した。塗布後、80℃の熱風にて30秒間乾燥させた。そして二軸延伸ナイロン6フィルムまたは二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのポリウレタン系接着剤塗布面と上記の作製したポリオレフィン系フィルムのコロナ放電処理面とを0.2Mpa圧力をかけて圧着ロールにてドライラミネートし、40℃の恒温器中に48時間放置し、積層フィルムを得た。
[測定方法及び評価基準]
[帯電性]
[測定方法]
表面固有電気抵抗値
試験機械:超絶縁計 SM−8220(東亜DKK社)
印加電圧:500V
印加時間:1分(温度20℃、湿度65%)
測定サンプル:ラミネ−ションを行い積層フィルムを成形後、30日間40℃の恒温機でエージングしたサンプル
[評価基準]
表面固有抵抗値(Ω) 評価
10〜1010 :◎
1011〜1012 :○
1013以上 :×
[接着強度]
[測定方法]
JISK6854−2に準拠
試験機械:テンシロン万能試験機RTC−1310(エー・アンド・デイ社製)
試験片:幅15mm、長さ150mm
速度:100mm/min
[評価基準]
荷重(N/15mm)評価
6以上 : ◎
3〜5 : ○
1〜2 : △
1未満 : ×
Figure 0005184331
*1 AD :接着剤
*2 O−Ny :二軸延伸ナイロン6フィルム (厚さ15μm、ユニチカ社製)
*3 O−PET:二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ25μm、東洋紡社製)

Claims (2)

  1. 2以上のフィルムが積層された積層フィルムにおいて、最外層がポリウレタン系接着剤で接着されたポリオレフィン系フィルムであり、この最外層が下記(A)成分及び(B)成分を含有し、且つ該(A)成分と(B)成分の割合(質量比)が95/5〜30/70であることを特徴とする帯電防止性積層フィルム。
    (A)成分:グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ソルビタン、ソルビトールから選ばれる3〜6価の多価アルコール1種又は2種以上の多価アルコールと炭素数12〜18の脂肪酸とのエステル
    (B)成分:アシル基の炭素数が8〜18であるN−アシルサルコシン塩
  2. 最外層中の(A)成分と(B)成分との合計含有量が500〜20000ppmである請求項1に記載の帯電防止性積層フィルム。
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