JP3942155B2 - 共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法及びポリオレフィン系積層フィルム - Google Patents

共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法及びポリオレフィン系積層フィルム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法及びポリオレフィン系積層フィルムに関する。共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムが、食品包装材、農業資材等に広く使用されている。かかるポリオレフィン系積層フィルムには、その用途に応じて、本来的な透明性の他に、制電性、防曇性等の機能が同時に要求され、近年ではこれらの機能の更なる向上が求められている。本発明は、かかる要求に応える、共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法及びポリオレフィン系積層フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造すると同時に、該ポリオレフィン系積層フィルムに制電性や防曇性を付与する化合物乃至組成物として、1)グリセリド(特開昭63−173640)、2)ベタイン化合物、ポリオキシエチレンアルキルアミン、及びポリオキシエチレンアルキルアミン脂肪酸エステル(特開平7−251445)、3)多価アルコールと脂肪酸とのエステル、及びヒドロキシアルキル置換脂肪族アミン(特開平10−80985)、4)ベタイン化合物のエチレンオキサイド付加物、第4級アンモニウム塩、及びグリセリン誘導体の脂肪酸エステル(特開平11−115124)、5)ヒドロキシアルキル置換脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、及びポリオキシエチレンアルキルアミド(特開平11−240115)等が知られている。ところが、これら従来の化合物乃至組成物にはポリオレフィン系積層フィルムに、その本来的な透明性を損なうことなく、持続性を有する優れた制電性や防曇性を付与できないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造すると同時に、該ポリオレフィン系積層フィルムにその本来的な透明性を損なうことなく、持続性を有する優れた制電性や防曇性を付与する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明者らは、上記の課題を解決するべく研究した結果、共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造する際、該ポリオレフィン系積層フィルムの外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、特定の非イオン界面活性剤と有機スルホン酸塩とを合計で所定濃度となるよう且つ双方を所定割合で含有させることが正しく好適であることを見出した。
【0005】
すなわち本発明は、オレフィン系樹脂から共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法において、ポリオレフィン系積層フィルムが3層以上のものである場合にはその片側の外層又は両側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、またポリオレフィン系積層フィルムが2層のものである場合にはその片側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、下記の非イオン性界面活性剤と有機スルホン酸塩とを合計で0.2〜0.9重量%となるよう、且つ該非イオン性界面活性剤/該有機スルホン酸塩=60/40〜80/20(重量比)となるよう含有させることを特徴とする共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法に係る。また本発明は、かかる製造方法によって得られるポリオレフィン系積層フィルムに係る。
【0006】
非イオン性界面活性剤:4価又は5価のポリオールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との部分エステルから選ばれる一つ又は二つ以上
【0007】
有機スルホン酸塩:アルキル基の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩、アルキル基の炭素数2〜22のアルキルアリールスルホン酸アルカリ金属塩及びアルキル基の炭素数2〜22のスルホン脂肪酸エステルアルカリ金属塩から選ばれる一つ又は二つ以上
【0008】
本発明に係る共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法(以下、単に本発明の製造方法という)に供するオレフィン系樹脂としては、1)エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン−1、1−オクテン等の炭素数2〜8のα−オレフィンから選ばれる一つから得られる、ポリエチレン、ポリプロピレン等のα−オレフィン単独重合体、2)前記のような炭素数2〜8のα−オレフィンから選ばれる二つ以上から得られる、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・1−ブテン共重合体、エチレン・1−ヘキセン共重合体等のα−オレフィン共重合体、3)エチレンと酢酸ビニルとから得られる共重合体、4)エチレンとビニルアルコールとから得られる共重合体等が挙げられるが、前記1)のα−オレフィン単独重合体、前記2)のα−オレフィン共重合体が好ましい。なかでも前記2)のα−オレフィン共重合体としては、エチレンと炭素数4〜8のα−オレフィンとの共重合体であって、炭素数4〜8のα−オレフィンから構成される単位を3.5〜50重量%含有するものが好ましい。かかるα−オレフィン共重合体は、いずれも公知の高活性チーグラー触媒、メタロセン触媒等の均一系触媒を用い、気相法、溶液重合法等によって得られるものがより好ましく、密度が0.86〜0.94g/cm、MFRが0.01〜20g/10分であるものが特に好ましい。以上例示したオレフィン系樹脂は、二つ以上のオレフィン系樹脂を混合して用いてもよい。
【0009】
本発明の製造方法では、オレフィン系樹脂から共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造する際、該ポリオレフィン系積層フィルムが3層以上のものである場合にはその片側の外層又は両側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、また該ポリオレフィン系積層フィルムが2層のものである場合はその片側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、前記したような特定の非イオン性界面活性剤と有機スルホン酸塩とを含有させる。
【0010】
本発明の製造方法に供する前記した非イオン性界面活性剤のうちで、部分エステルの原料となる4価又は5価のポリオールとしては、1)ペンタエリスリトール、グルコース等の多価アルコール、2)ソルビタン、ソルバイド等の、ソルビトールの脱水によって得られる環状エーテル多価アルコール、3)ジグリセリン、エチレングリコールジグリセリルエーテル等の(ポリ)エーテルテトラオール、4)トリグリセリン、トリメチロールプロパンジグリセリルエーテル等の(ポリ)エーテルペンタオールが挙げられる。また部分エステルの他の原料となる炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ミリストレイン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。部分エステルは、以上説明した4価又は5価のポリオールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との適宜の組合わせから得られるものであるが、いずれの場合においても、得られる部分エステルは分子中に少なくとも1個の遊離の水酸基を有するものである。なかでも本発明の製造方法に供する非イオン性界面活性剤としては、ジグリセリンモノステアレート、トリグリセリンモノラウレート、ソルビタンモノステアレート、トリグリセリンジラウレート等の、分子中に遊離の水酸基を3個又は4個有し且つエステル結合を1個又は2個有する部分エステルが好ましい。
【0011】
本発明の製造方法に供する有機スルホン酸塩としては、1)ヘキシルスルホン酸ナトリウム、オクチルスルホン酸ナトリウム、デシルスルホン酸ナトリウム、ドデシルスルホン酸ナトリウム、テトラデシルスルホン酸リチウム、ヘキサデシルスルホン酸リチウム、オクタデシルスルホン酸リチウム、エイコシルスルホン酸カリウム、ドコシルスルホン酸カリウム等の、アルキル基の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩、2)エチルベンゼンスルホン酸ナトリウム、プロピルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ブチルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、オクタデシルベンゼンスルホン酸カリウム、エイコシルベンゼンスルホン酸カリウム、ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム等の、アルキル基の炭素数2〜22のアルキルアリールスルホン酸アルカリ金属塩、3)ジエチルスルホコハク酸エステルナトリウム、ジプロピルスルホコハク酸エステルナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸エステルナトリウム、ジドデシルスルホコハク酸エステルリチウム、ジエイコシルスルホコハク酸エステルリチウム、ドデシルスルホ酢酸エステルナトリウム、ノニルフェノキシポリエチレングリコール(オキシエチレン単位の繰り返し数1〜10)スルホ酢酸エステルカリウム等の、アルキル基の炭素数2〜22のスルホ脂肪酸エステルアルカリ金属塩が挙げられるが、なかでもアルキル基の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩が好ましく、アルキル基の炭素数12〜18のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩がより好ましい。
【0012】
本発明の製造方法では、オレフィン系樹脂から共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造する際、該ポリオレフィン系積層フィルムが3層以上のものである場合にはその片側の外層又は両側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、また該ポリオレフィン系積層フィルムが2層のものである場合はその片側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、以上説明したような特定の非イオン性界面活性剤と有機スルホン酸塩とを合計で0.2〜0.9重量%となるよう、且つ該非イオン性界面活性剤/該有機スルホン酸塩=60/40〜80/20(重量比)となるよう含有させる。
【0013】
本発明の製造方法において、共押し出し法とは、2台以上の押し出し機を使用して可塑化した2種以上のオレフィン系樹脂を共通ダイに導き、ダイの内部又はダイの開口部において接触させながら2層以上に積層したフィルムを1工程で製造する方法である。かかる共押し出し法としては、それ自体は公知のTダイ法、インフレーション法等が挙げられる。
【0014】
本発明のポリオレフィン系積層フィルムは、以上説明した本発明の製造方法によって得られるものである。本発明のポリオレフィン系積層フィルムにおいて、層の数は特に制限されないが、作業性や経済性より好ましくは2〜5層とする。また各層の厚みも特に制限されないが、通常は10〜250μmとし、好ましくは15〜150μmとする。このうち前記した非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を含有するオレフィン系樹脂からなる外層の厚みは各層の厚みの平均値よりも薄くするのが好ましい。
【0015】
本発明のポリオレフィン系積層フィルムは、食品包装袋、マルチフィルムや農業ハウス等の農業資材、砂糖袋や米袋等の重包装袋、レジ袋等の強化フィルム、他のフィルムとのラミネート原反等として使用できる。
【0016】
本発明のポリオレフィン系積層フィルムは、それを構成する任意の層中に、合目的的に他の剤を含有させることができる。かかる他の剤としては、熱安定剤、酸化防止剤、中和剤、滑剤、耐候剤、紫外線吸収剤、アンチブロッキング剤が挙げられるが、これらの他の剤の含有量は可及的に少量とするのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の製造方法及びポリオレフィン系積層フィルムの実施形態としては、次の1)〜12)が挙げられる。
1)両側の外層形成用として、ポリエチレンに、下記の非イオン性界面活性剤(A−1)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.4重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−1)/有機スルホン酸塩(B−1)=70/30(重量比)となるよう含有させたものを用い、また内層形成用としてエチレン・1−ブテン共重合体を用いて、Tダイ法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
非イオン性界面活性剤(A−1):ジグリセリンモノステアレート
有機スルホン酸塩(B−1):ミリスチルスルホン酸ナトリウム
【0018】
2)両側の外層形成用として、エチレン・1−ブテン共重合体に、下記の非イオン性界面活性剤(A−2)と前記の有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.5重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−2)/有機スルホン酸塩(B−1)=80/20(重量比)となるよう含有させたものを用い、また内層形成用としてエチレン・1−ヘキセン共重合体を用いて、Tダイ法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
非イオン性界面活性剤(A−2):トリグリセリンモノラウレート
【0019】
3)両側の外層形成用として、エチレン・酢酸ビニル共重合体に、下記の非イオン性界面活性剤(A−3)と有機スルホン酸塩(B−2)とを合計で0.9重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−3)/有機スルホン酸塩(B−2)=60/40(重量比)となるよう含有させたものを用い、また内層形成用としてポリエチレンを用いて、Tダイ法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
非イオン性界面活性剤(A−3):ソルビタンモノステアレート
有機スルホン酸塩(B−2):ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
【0020】
4)片側の外層形成用として、ポリエチレンに、前記の非イオン性界面活性剤(A−2)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.4重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−2)/有機スルホン酸塩(B−1)=70/30(重量比)となるよう含有させたものを用い、また他の片側の外層形成用としてポリエチレンを用い、更に内層形成用としてエチレン・1−ヘキセン共重合体を用いて、Tダイ法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0021】
5)片側の外層形成用として、ポリエチレンに、前記の非イオン性界面活性剤(A−3)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.5重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−3)/有機スルホン酸塩(B−1)=80/20(重量比)となるよう含有させたものを用い、また他の片側の外層形成用としてポリエチレンを用い、更に内層形成用としてエチレン・1−ブテン共重合体を用いて、Tダイ法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0022】
6)片側の外層形成用として、エチレン・1−ヘキセン共重合体に、前記の非イオン性界面活性剤(A−1)と有機スルホン酸塩(B−2)とを合計で0.8重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−1)/有機スルホン酸塩(B−2)=60/40(重量比)となるよう含有させたものを用い、また他の片側の外層形成用としてエチレン・1−ヘキセン共重合体を用い、更に内層形成用としてエチレン・プロピレン共重合体を用いて、Tダイ法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0023】
7)両側の外層形成用として、ポリエチレンに、前記の非イオン性界面活性剤(A−1)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.4重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−1)/有機スルホン酸塩(B−1)=70/30(重量比)となるよう含有させたものを用い、また内層形成用としてエチレン・1−ブテン共重合体を用いて、インフレーション法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0024】
8)両側の外層形成用として、エチレン・1−ブテン共重合体に、前記の非イオン性界面活性剤(A−3)と有機スルホン酸塩(B−2)とを合計で0.2重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−3)/有機スルホン酸塩(B−2)=80/20(重量比)となるよう含有させたものを用い、また内層形成用としてエチレン・1−ヘキセン共重合体を用いて、インフレーション法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0025】
9)両側の外層形成用として、エチレン・1−ヘキセン共重合体に、前記の非イオン性界面活性剤(A−2)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.8重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−2)/有機スルホン酸塩(B−1)=60/40(重量比)となるよう含有させたものを用い、また内層形成用としてエチレン・酢酸ビニル共重合体を用いて、インフレーション法により、3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる3層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0026】
10)片側の外層形成用として、ポリエチレンに、前記の非イオン性界面活性剤(A−1)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.4重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−1)/有機スルホン酸塩(B−1)=70/30(重量比)となるよう含有させたものを用い、また他の片側の外層形成用としてエチレン・1−ブテン共重合体を用いて、Tダイ法により、2層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる2層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0027】
11)片側の外層形成用として、エチレン・1−ブテン共重合体に、前記の非イオン性界面活性剤(A−3)と有機スルホン酸塩(B−2)とを合計で0.2重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−3)/有機スルホン酸塩(B−2)=80/20(重量比)となるよう含有させたものを用い、また他の片側の外層形成用としてポリエチレンを用いて、Tダイ法により、2層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる2層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0028】
12)片側の外層形成用として、エチレン・1−ヘキセン共重合体に、前記の非イオン性界面活性剤(A−2)と有機スルホン酸塩(B−1)とを合計で0.9重量%となるよう、且つ非イオン性界面活性剤(A−2)/有機スルホン酸塩(B−1)=60/40(重量比)となるよう含有させたものを用い、また他の片側の外層形成用としてポリエチレンを用いて、Tダイ法により、2層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法、及びこの方法によって得られる2層のポリオレフィン系積層フィルム。
【0029】
図1は本発明のポリオレフィン系積層フィルムを例示する部分断面図である。図1に例示したポリオレフィン系積層フィルムは、前記した1)〜3)及び7)〜9)に相当する3層のポリオレフィン系積層フィルムであり、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を所定濃度で且つ所定割合で含有するオレフィン系樹脂からなる両側の外層11,12と、これらの外層11,12の間に積層された、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を含有しないオレフィン系樹脂からなる内層21とを備えている。
【0030】
図2は本発明の他のポリオレフィン系積層フィルムを例示する部分断面図である。図2に例示したポリオレフィン系積層フィルムは、前記した4)〜6)に相当する3層のポリオレフィン系積層フィルムであり、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を所定濃度で且つ所定割合で含有するオレフィン系樹脂からなる片側の外層13と、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を含有しないオレフィン系樹脂からなる他の片側の外層23と、これらの外層13,23の間に積層された、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を含有しないオレフィン系樹脂からなる内層22とを備えている。
【0031】
図3は本発明の更に他のポリオレフィン系積層フィルムを例示する部分断面図である。図3に例示したポリオレフィン系積層フィルムは、前記した10)〜12)に相当する2層のポリオレフィン系積層フィルムであり、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を所定濃度で且つ所定割合で含有するオレフィン系樹脂からなる片側の外層14と、この外層14に積層された、前記したような非イオン性界面活性剤及び有機スルホン酸塩を含有しないオレフィン系樹脂からなる他の片側の外層24とを備えている。
【0032】
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施例及び比較例において、部は重量部を、また%は重量%を意味する。
【0033】
【実施例】
試験区分1(ポリオレフィン系積層フィルムの製造)
実施例1
オレフィン系樹脂としてポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)90部、非イオン性界面活性剤としてジグリセリンモノステアレート7部、及び有機スルホン酸塩としてミリスチルスルホン酸ナトリウム3部をタンブラーブレンダーに投入し、混合した後、二軸押出機により溶融混練して、マスターペレットを得た。更にこのマスターペレット4部と前記のポリエチレン96部をタンブラーブレンダーにて混合した。得られた混合物を両側の外層用とし、またエチレン・1−ブテン共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.92g/cm、MFR2.1g/10分)を内層用として、Tダイ法により30℃に冷却しながら共押し出しし、図1に相当する厚さ60μmの3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造した{各層の厚さの比は、外層(11)/内層(21)/外層(12)=1/4/1}。
【0034】
実施例2及び3並びに比較例1〜4
実施例1と同様にして、実施例2及び3並びに比較例1〜4のポリオレフィン系積層フィルムを製造した。実施例1も含め、これらの内容を表1にまとめて示した。
【0035】
【表1】
Figure 0003942155
【0036】
表1において、
E−1:ポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)
E−2:エチレン・1−ブテン共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)
E−3:エチレン・1−ヘキセン共重合体(エチレン共重合比率96%、密度0.930g/cm、MFR1.0g/10分)
E−4:エチレン・酢酸ビニル共重合体(エチレン共重合比率93%、MFR1.5g/10分)
E−5:エチレン・ビニルアルコール共重合体(エチレン共重合比率30%、密度1.19g/cm、MFR1.3g/10分)
E−6:ポリエチレン(密度0.953g/cm、MFR0.35g/10分)
【0037】
A−1:ジグリセリンモノステアレート
A−2:トリグリセリンモノラウレート
A−3:ソルビタンモノステアレート
A−5:グリセリンモノステアレート
A−7:ラウリルジエタノールアミン
A−9:グリセリンモノステアレート/ラウリルジエタノールアミン=50/50(重量比)の混合物
【0038】
B−1:ミリスチルスルホン酸ナトリウム
B−2:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
B−3:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
B−5:ジブチルナフタレンスルホン酸リチウム
B−6:ノニルフェノキシポリエチレングリコール(オキシエチレン単位の繰り返し数3)スルホ酢酸エステルカリウム
これらの各記号は以下の各表においても同じ
【0039】
試験区分2(ポリオレフィン系積層フィルムの評価)
試験区分1で製造したポリオレフィン系積層フィルムについて、制電性、防曇性、透明性及び製膜安定性を下記の方法で評価した。結果を表2にまとめて示した。
【0040】
・制電性
試験区分1で製造したポリオレフィン系積層フィルムを、20℃で相対湿度65%の条件下に24時間調湿した後、同条件下で表面抵抗(Ω)を表面抵抗値測定装置(東亜電波工業社製の商品名SM−8210)を用いて測定し、下記の基準で評価した。経時測定として、40℃で相対湿度50%の条件下に4週間保管したものについても同様の測定及び評価を行なった。
◎:1×1012Ω未満(制電性が優れている)
○:1×1012Ω以上1×1013Ω未満(制電性が良好である)
△:1×1013Ω以上1×1014Ω未満(制電性が劣っている)
×:1×1014Ω以上(制電性が著しく劣っている)
【0041】
・防曇性
試験区分1で製造したポリオレフィン系積層フィルムを、20℃で相対湿度65%の条件下に24時間調湿した後、20℃の水を入れたビーカーに被着し、5℃の雰囲気下に1時間放置後、フィルム内面への水滴の付着程度を観察し、下記の基準で評価した。
評価基準
◎:水滴の付着がなく、透明で、防曇性が優れている
○:大きな水滴の付着があるが、透明で、防曇性が良好である
△:小さい水滴の付着があり、やや不透明で、防曇性が劣っている
×:多数の小さい水滴の付着があり、不透明で、防曇性が著しく劣っている
【0042】
・透明性
試験区分1で製造したポリオレフィン系積層フィルムを、20℃で相対湿度65%の条件下に24時間調湿した後、ヘイズを測定して、下記の基準で評価した。
評価基準
◎:5%未満(透明性が優れている)
○:5%以上〜10%未満(透明性が良好である)
△:10%以上〜15%未満(透明性が劣っている)
×:15%以上(透明性が著しく劣っている)
【0043】
・製膜安定性
共押し出し時のオレフィン系樹脂の押し出し状況及び製膜状況を観察し、下記の基準で評価した。
評価基準
○:安定に製膜できた
×:押し出し不安定により製膜できなかった
【0044】
【表2】
Figure 0003942155
【0045】
表2において、
*:ポリオレフィン系積層フィルムを製造できなかった。
*の記号は以下の各表においても同じ
【0046】
試験区分3(ポリオレフィン系積層フィルムの製造)
実施例4
オレフィン系樹脂としてポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)90部、非イオン性界面活性剤としてトリグリセリンモノラウレート7部、及び有機スルホン酸塩としてミリスチルスルホン酸ナトリウム3部をタンブラーブレンダーに投入し、混合した後、二軸押出機により溶融混練して、マスターペレットを得た。更にこのマスターペレット4部と前記のポリエチレン96部をタンブラーブレンダーにて混合した。得られた混合物を片側の外層用とし、またエチレン・1−ヘキセン共重合体(エチレン共重合比率96%、密度0.930g/cm、MFR1.0g/10分)を内層用とし、更に前記のポリエチレンを他の片側の外層用として、Tダイ法により30℃に冷却しながら共押し出しし、図2に相当する厚さ60μmの3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造した{各層の厚さの比は、外層(13)/内層(22)/外層(23)=1/4/1}。
【0047】
実施例5及び6並びに比較例5〜8
実施例4と同様にして、実施例5及び6並びに比較例5〜8のポリオレフィン系積層フィルムを製造した。実施例4も含め、これらの内容を表3にまとめて示した。
【0048】
【表3】
Figure 0003942155
【0049】
試験区分4(ポリオレフィン系積層フィルムの評価)
試験区分3で製造したポリオレフィン系積層フィルムについて、試験区分2と同様に、制電性、防曇性、透明性及び製膜安定性を評価した。結果を表4にまとめて示した。
【0050】
【表4】
Figure 0003942155
【0051】
試験区分5(ポリオレフィン系積層フィルムの製造)
実施例7
オレフィン系樹脂としてポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)90部、非イオン性界面活性剤としてジグリセリンモノステアレート7部、及び有機スルホン酸塩としてミリスチルスルホン酸ナトリウム3部をタンブラーブレンダーに投入し、混合した後、二軸押出機により溶融混練して、マスターペレットを得た。更にこのマスターペレット4部と前記のポリエチレン96部をタンブラーブレンダーにて混合した。得られた混合物を両側の外層用とし、またエチレン・1−ブテン共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)を内層用として、インフレーション法により共押し出しし、図1に相当する厚さ50μmの3層のポリオレフィン系積層フィルムを製造した{各層の厚さの比は、外層(11)/内層(21)/外層(12)=1/3/1}。
【0052】
実施例8及び9並びに比較例9〜12
実施例7と同様にして、実施例8及び9並びに比較例9〜12のポリオレフィン系積層フィルムを製造した。実施例7も含めこれらの内容を表5にまとめて示した。
【0053】
【表5】
Figure 0003942155
【0054】
試験区分6(ポリオレフィン系積層フィルムの評価)
試験区分5で製造したポリオレフィン系積層フィルムについて、試験区分2と同様に、制電性、防曇性、透明性及び製膜安定性を評価した。結果を表6にまとめて示した。
【0055】
【表6】
Figure 0003942155
【0056】
試験区分7(ポリオレフィン系積層フィルムの製造)
実施例10
オレフィン系樹脂としてポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)90部、非イオン性界面活性剤としてジグリセリンモノステアレート7部、及び有機スルホン酸塩としてミリスチルスルホン酸ナトリウム3部をタンブラーブレンダーに投入し、混合した後、二軸押出機により溶融混練して、マスターペレットを得た。更にこのマスターペレット4部と前記のポリエチレン96部をタンブラーブレンダーにて混合した。得られた混合物を片側の外層用とし、エチレン・1−ブテン共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)を他の片側の外層用として、Tダイ法により共押し出しし、図3に相当する厚さ50μmの2層のポリオレフィン系積層フィルムを製造した{各層の厚さの比は、外層(14)/外層(24)=1/4}。
【0057】
実施例11及び12並びに比較例13〜16
実施例10と同様にして、実施例11及び12並びに比較例13〜16のポリオレフィン系積層フィルムを製造した。実施例10も含めこれらの内容を表7にまとめて示した。
【0058】
【表7】
Figure 0003942155
【0059】
試験区分8(ポリオレフィン系積層フィルムの評価)
試験区分7で製造したポリオレフィン系積層フィルムについて、試験区分2と同様に、制電性、防曇性、透明性及び製膜安定性を評価した。結果を表8にまとめて示した。
【0060】
【表8】
Figure 0003942155
【0061】
【発明の効果】
既に明らかなように、以上説明した本発明には、共押し出し法によりポリオレフィン系積層フィルムを製造すると同時に、該ポリオレフィン系積層フィルムにその本来的な透明性を損なうことなく、持続性を有する優れた制電性や防曇性を付与できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポリオレフィン系積層フィルムを例示する部分断面図。
【図2】 本発明の他のポリオレフィン系積層フィルムを例示する部分断面図。
【図3】 本発明の更に他のポリオレフィン系積層フィルムを例示する部分断面図。
【符号の説明】
11〜14・・外層、21,22・・内層、23,24・・外層

Claims (5)

  1. オレフィン系樹脂から共押し出し法により3層以上のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法において、ポリオレフィン系積層フィルムの片側の外層又は両側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、下記の非イオン性界面活性剤と有機スルホン酸塩とを合計で0.2〜0.9重量%となるよう、且つ該非イオン性界面活性剤/該有機スルホン酸塩=60/40〜80/20(重量比)となるよう含有させることを特徴とする共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法。
    非イオン性界面活性剤:4価又は5価のポリオールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との部分エステルから選ばれる一つ又は二つ以上
    有機スルホン酸塩:アルキル基の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩、アルキル基の炭素数2〜22のアルキルアリールスルホン酸アルカリ金属塩及びアルキル基の炭素数2〜22のスルホン脂肪酸エステルアルカリ金属塩から選ばれる一つ又は二つ以上
  2. オレフィン系樹脂から共押し出し法により2層のポリオレフィン系積層フィルムを製造する方法において、ポリオレフィン系積層フィルムの片側の外層を形成することとなるオレフィン系樹脂に、下記の非イオン性界面活性剤と有機スルホン酸塩とを合計で0.2〜0.9重量%となるよう、且つ該非イオン性界面活性剤/該有機スルホン酸塩=60/40〜80/20(重量比)となるよう含有させることを特徴とする共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法。
    非イオン性界面活性剤:4価又は5価のポリオールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との部分エステルから選ばれる一つ又は二つ以上
    有機スルホン酸塩:アルキル基の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩、アルキル基の炭素数2〜22のアルキルアリールスルホン酸アルカリ金属塩及びアルキル基の炭素数2〜22のスルホン脂肪酸エステルアルカリ金属塩から選ばれる一つ又は二つ以上
  3. 有機スルホン酸塩が、アルキル基の炭素数6〜22のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩及びアルキル基の炭素数2〜22のスルホン脂肪酸エステルアルカリ金属塩から選ばれる一つ又は二つ以上である請求項1又は2記載の共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法。
  4. 有機スルホン酸塩が、アルキル基の炭素数12〜18のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩である請求項1〜3のいずれか一つの項記載の共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法。
  5. 請求項1〜のいずれか一つの項記載の共押し出し法によるポリオレフィン系積層フィルムの製造方法によって得られるポリオレフィン系積層フィルム。
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