JP4390258B2 - 表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルム - Google Patents

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本発明は表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルムに関し、更に詳しくは表面に水性インクによる印刷の施された層を有する単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムに関する。食品、薬品、産業資材等の包装に熱可塑性樹脂系フィルムが広く使用されている。かかる熱可塑性樹脂系フィルムの表面には一般に、有機溶剤系インクや水性インクによる印刷が施されているが、近年では、安全性や環境改善の観点から、水性インクによる印刷の施されたものの需要が高まっており、その更なる性能向上が要求されている。表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルムは、本来的な透明性、良好な制電性及び防曇性に加えて、印刷した水性インクの定着性に優れたものであることが要求されているのである。本発明は、かかる要求に応える表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルムに関する。
従来、表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルムとして、表面に水性インクによる印刷の施された層が、ポリオレフィン系樹脂に、ポリオキシエチレンアルキルアミド、多価アルコールの脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルケニルジエタノールアミドと高級脂肪酸のエステル、アルキルジエタノールアミンと高級脂肪酸のエステル等を含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成るものが知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
ところが、かかる従来の熱可塑性樹脂系フィルムには、本来的な透明性、制電性及び防曇性、並びに印刷した水性インクの定着性を同時に且つ持続して充足することができないという問題がある。
特開平7−164608号公報 特開2002−210901号公報 特開2003−268166号公報
本発明が解決しようとする課題は、表面に水性インクによる印刷の施された単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムであって、本来的な透明性、制電性及び防曇性、並びに印刷した水性インクの定着性を同時に且つ持続して充足する熱可塑性樹脂系フィルムを提供する処にある。
しかして本発明者らは、前記の問題を解決するべく研究した結果、表面に水性インクによる印刷の施された単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムとしては、水性インクによる印刷の施された層が、ポリオレフィン系樹脂に特定の3成分を所定割合で含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成るものが正しく好適であることを見出した。
すなわち本発明は、表面に水性インクによる印刷の施された単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムにおいて、表面に水性インクによる印刷の施された層が、ポリオレフィン系樹脂に、下記のA成分を0.1〜1重量%、B成分を0.1〜1重量%及びC成分を0.02〜0.5重量%となるよう含有させ、且つA成分/B成分=60/40〜80/20(重量比)の割合となるよう、且つC成分/(A成分+B成分)=1/100〜100/100(重量比)の割合となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成ることを特徴とする熱可塑性樹脂系フィルムに係る。
A成分:3又は4価の脂肪族アルコールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との部分エステル
B成分:アルキル基の炭素数12〜18のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩
C成分:ヒンダードフェノール系酸化防止剤と燐系酸化防止剤との混合物
本発明に係る表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルム(以下、単に本発明の熱可塑性樹脂系フィルムという)は、単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムである。それが単層のものである場合、水性インクによる印刷はその表面に施されており、またそれが積層のものである場合、水性インクによる印刷は片側又は両側の外層の表面に施されている。いずれの場合であっても、本発明の熱可塑性樹脂系フィルムは、水性インクによる印刷の施された層が、ポリオレフィン系樹脂に、A成分、B成分及びC成分を含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されている。
水性インクによる印刷の施された層を形成するポリオレフィン系樹脂組成物に用いるポリオレフィン系樹脂としては、1)エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン−1、1−オクテン等の炭素数2〜8のα−オレフィンから選ばれる一つから得られる、ポリエチレン、ポリプロピレン等のα−オレフィン単独重合体、2)前記のような炭素数2〜8のα−オレフィンから選ばれる二つ以上から得られる、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−(1−ブテン)共重合体、エチレン−(1−ヘキセン)共重合体等のα−オレフィン共重合体、3)エチレンと酢酸ビニルとから得られる共重合体、4)エチレンとビニルアルコールとから得られる共重合体等が挙げられるが、なかでも前記1)のα−オレフィン単独重合体、前記2)のα−オレフィン共重合体が好ましい。また前記2)のα−オレフィン共重合体としては、エチレンと炭素数4〜8のα−オレフィンとの共重合体であって、全構成単位中に炭素数4〜8のα−オレフィンから形成された構成単位を3.5〜50重量%有するものが好ましい。かかるα−オレフィン共重合体は、いずれも公知の高活性チーグラー触媒、メタロセン触媒等の均一系触媒を用い、気相法、溶液重合法等によって得られるものがより好ましく、密度が0.86〜0.94g/cm、MFRが0.01〜20g/10分であるものが特に好ましい。以上例示したポリオレフィン系樹脂は、二つ以上のポリオレフィン系樹脂を混合して用いることもできる。
水性インクによる印刷の施された層を形成することとなるポリオレフィン系樹脂組成物に用いるA成分は、3又は4価の脂肪族多価アルコールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との部分エステルである。
A成分の部分エステルにおいて、原料となる3又は4価の脂肪族アルコールとしては、1)グリセリン、トリメチロールプロパン等の3価の脂肪族アルコール、2)ペンタエリスリトール、グルコース、ソルビタン、ジグリセリン、エチレングリコールジグリセリルエーテル等の4価の脂肪族アルコールが挙げられる。また他の原料となる炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸としては、ドデカン酸、テトラデカン酸、オクタデカン酸、テトラデセン酸、オクタデセン酸、イソオクタデカン酸、12−ヒドロキシオクタデカン酸等が挙げられる。A成分の部分エステルは、以上説明した3又は4価の脂肪族アルコールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との適宜の組み合わせから得られるものであり、いずれの場合においても分子中に少なくとも1個の遊離の水酸基を有するものであるが。
以上A成分について説明したが、具体的にA成分の部分エステルとしては、ジグリセリン=モノステアラート、ジグリセリン=モノラウラート、ソルビタン=モノステアラート、グリセリン=ステアラート等が挙げられる。
水性インクによる印刷の施された層を形成することとなるポリオレフィン系樹脂組成物に用いるB成分は、アルキル基の炭素数12〜18のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩である。
B成分の炭素数12〜18のアルキルスルホン酸アルカリ金属塩としては、ドデシルスルホン酸ナトリウム、テトラデシルスルホン酸ナトリウム、ペンタデシルスルホン酸ナトリウム、ヘキサデシルスルホン酸ナトリウム、オクタデシルスルホン酸ナトリウム、テトラデシルスルホン酸リチウム、ヘキサデシルスルホン酸リチウム、オクタデシルスルホン酸リチウム等が挙げられる。
水性インクによる印刷の施された層を形成することとなるポリオレフィン系樹脂組成物に用いるC成分は、ヒンダードフェノール系酸化防止剤と燐系酸化防止剤との混合物である。
C成分としてのヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、4−t−ブチルカテコール、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−トルエン、n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6’−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、カルシウム(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル−モノエチル−フォスフェート)、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンテリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン]、3,9−ビス[1,1−ジメチル−2−{β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}エチル]2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン、ビス[3,3−ビス(4’−ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)酪酸]グリコールエステル、トリフェノール、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、N,N’−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヒドラジン、2,2’−オキサミドビス[エチル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,3,5−トリス(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)−S−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミックアヒドトリエステルウイズ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−S−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)、N,N−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナアミド)等が挙げられる。
またC成分の燐系酸化防止剤としては、トリス(ミックスド、モノ及びジノリルフェニル)フォスファイト、トリス(2,3−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)フォスファイト、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ジ−トリデシルフォスファイト−5−t−ブチルフェニル)ブタン、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−フォスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンフォスファナイト、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリストール−ジ−フォスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスフォナイト、トリフェニルホスファイト、ジフェニルデシルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリオクチルホスファイト、トリドデシルホスファイト、トリオクタデシルフォスファイト、トリノニルフェニルホスファイト、トリドデシルトリチオホスファイト等が挙げられる。
本発明の熱可塑性樹脂系フィルムは、水性インクによる印刷の施された層が、ポリオレフィン系樹脂に、以上説明したA成分を0.1〜1重量%、B成分を0.1〜1重量%及びC成分を0.02〜0.5重量%となるよう含有させ、且つA成分/B成分=60/40〜80/20(重量比)の割合となるよう、且つC成分/(A成分+B成分)=1/100〜100/100(重量比)の割合となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成るものである。
水性インクによる印刷の施された層を形成することとなるポリオレフィン系樹脂組成物には、合目的的に他の剤を含有させることができる。かかる他の剤としては、熱安定剤、中和剤、滑剤、耐候剤、紫外線吸収剤、アンチブロッキング剤が挙げられるが、これらの他の剤の含有量は可及的に少量とするのが好ましい。
水性インクによる印刷の施された層を形成することとなるポリオレフィン系樹脂組成物は、それ自体は公知の方法で調製できる。これには例えば、1)予めポリオレフィン系樹脂と、A成分、B成分及びC成分とをタンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサー等の混合機に投入して混合し、単軸押出し機や多軸押出し機等の押出し機により溶融混練しつつ造粒して、A成分、B成分及びC成分を高濃度に含有するマスターペレットを作製しておき、このマスターペレットを更にポリオレフィン系樹脂と混合して所定のポリオレフィン系樹脂組成物とする方法、2)ポリオレフィン系樹脂と、A成分、B成分及びC成分とをタンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサー等の混合機に投入して混合し、ニーダーや単軸押出し機や多軸押出し機等で溶融混練しつつ造粒して、所定のポリオレフィン系樹脂組成物とする方法等が挙げられる。
本発明の熱可塑性樹脂系フィルムは、それ自体は公知の方法で製造できる。通常は単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムを成形し、その表面に水性インクによる印刷を施す。かかる成形方法としては、空冷インフレーション成形、空冷2段インフレーション成形、水冷インフレーション成形等のインフレーション成形、Tダイとしてストレート・マニホールド型、コート・ハンガー型、これらを組み合わせたもの等を用いたTダイ成形が挙げられ、また成形フィルムの積層方法としては、ドライラミネート法、サンドラミネート法、押出しラミネート法、共押出し法等が挙げられるが、なかでも共押出し法が好ましい。これらの積層方法を行う際には、ポリウレタン系接着剤、有機チタン系アンカーコート剤、イソシアネート系アンカーコート剤、接着性樹脂等を使用することができる。成形や積層後に、逐次二軸延伸法、同時二軸延伸法、チューブラー二軸延伸法等で延伸することもできる。かくして成形、更には積層や延伸した単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムには、水性インクによる印刷を施す表面に、コロナ処理等の公知の表面処理加工を行なうのが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂系フィルムの表面に施されているのは水性インクによる印刷である。水性インクとしては、公知の水性インクを使用できるが、印刷時におけるインク中の有機溶剤量が30重量%以下のものが好ましい。かかる有機溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール等の低級アルコールが挙げられる。また印刷方法としては、公知の印刷方法が挙げられる。これには例えば、グラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷等が挙げられる。
本発明の熱可塑性樹脂系フィルムは、本来的な透明性、制電性及び防曇性、並びに水性インクの定着性を同時に且つ持続して充足する。
本発明の熱可塑性樹脂系フィルムの実施形態としては、次の1)〜8)が挙げられる。
1)表面に水性インクによる印刷の施された単層の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(前記の単層)が、下記のポリオレフィン系樹脂(E−1)に、下記のA−1成分を0.20重量%、下記のB−1成分を0.12重量%及び下記のC−1成分を0.30重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
ポリオレフィン系樹脂(E−1):エチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)
A−1成分:ジグリセリン=モノステアラート
B−1成分:テトラデシルスルホン酸ナトリウム
C−1成分:n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト=50/50(重量比)の混合物
2)表面に水性インクによる印刷の施された単層の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(前記の単層)が、下記のポリオレフィン系樹脂(E−2)に、下記のA−2成分を0.96重量%、下記のB−2成分を0.26重量%及び下記のC−2成分を0.03重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
ポリオレフィン系樹脂(E−2):エチレン−プロピレン共重合体(エチレン共重合比率4%、密度0.90g/cm、MFR8.0g/10分)
A−2成分:ソルビタン=モノステアラート
B−2成分:ペンタデシルスルホン酸ナトリウム
C−2成分:テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン/トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト=50/50(重量比)の混合物
3)表面に水性インクによる印刷の施された単層の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(前記の単層)が、下記のポリオレフィン系樹脂(E−3)に、下記のA−3成分を0.63重量%、下記のB−3成分を0.40重量%及び下記のC−3成分を0.15重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
ポリオレフィン系樹脂(E−3):エチレン−(1−ヘキセン)共重合体(エチレン共重合比率96%、密度0.930g/cm、MFR1.0g/10分)
A−3成分:ジグリセリン=モノラウラート/グリセリン=モノステアラート=30/70(重量比)の混合物
B−3成分:テトラデシルスルホン酸ナトリウム/ペンタデシルスルホン酸ナトリウム=50/50(重量比)の混合物
C−3成分:n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスフォナイト=50/50(重量比)の混合物
4)表面に水性インクによる印刷の施された単層の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(前記の単層)が、下記のポリオレフィン系樹脂(E−4)に、下記のA−4成分を0.70重量%、下記のB−4成分を0.30重量%及び下記のC−4成分を0.45重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
ポリオレフィン系樹脂(E−4):ポリプロピレン(密度0.90g/cm、MFR2.4g/10分)
A−4成分:ジグリセリン=モノラウラート/グリセリン=モノステアラート/ソルビタン=モノステアラート=20/50/30(重量比)の混合物
B−4成分:テトラデシルスルホン酸ナトリウム/ペンタデシルスルホン酸ナトリウム/ヘキサデシルスルホン酸ナトリウム=40/50/10(重量比)の混合物
C−4成分:テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン/テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスフォナイト=50/50(重量比)の混合物
5)表面に水性インクによる印刷の施された積層(3層)の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(一方の外層)が、前記のポリオレフィン系樹脂(E−1)に、前記のA−1成分を0.20重量%、前記のB−1成分を0.12重量%及び前記のC−1成分を0.30重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されており、中間層及び他方の外層が前記のポリオレフィン系樹脂(E−1)で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
6)表面に水性インクによる印刷の施された積層(3層)の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(一方の外層)が、前記のポリオレフィン系樹脂(E−2)に、前記のA−2成分を0.96重量%、前記のB−2成分を0.26重量%及び前記のC−2成分を0.03重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されており、中間層及び他方の外層が前記のポリオレフィン系樹脂(E−2)で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
7)表面に水性インクによる印刷の施された積層(3層)の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(一方の外層)が、前記のポリオレフィン系樹脂(E−4)に、前記のA−3成分を0.63重量%、前記のB−3成分を0.40重量%及び前記のC−3成分を0.15重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されており、中間層及び他方の外層が前記のポリオレフィン系樹脂(E−4)で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
8)表面に水性インクによる印刷の施された積層(3層)の熱可塑性樹脂系フィルムであって、表面に水性インクによる印刷の施された層(一方の外層)が、下記のポリオレフィン系樹脂(E−5)に、前記のA−4成分を0.70重量%、前記のB−4成分を0.30重量%及び前記のC−4成分を0.45重量%となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されており、中間層及び他方の外層が下記のポリオレフィン系樹脂(E−5)で形成されて成る熱可塑性樹脂系フィルム。
ポリオレフィン系樹脂(E−5):ポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施例及び比較例において、部は重量部を、また%は重量%を意味する。
試験区分1(単層の熱可塑性樹脂系フィルムの製造)
・実施例1
エチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)93.8部、ジグリセリン=モノステアラート2.0部、テトラデシルスルホン酸ナトリウム1.2部及びn−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト=50/50(重量比)の混合物3.0部をタンブラーブレンダーに投入し、混合した後、二軸押出機により溶融混練して、ポリオレフィン系樹脂組成物のマスターペレットを得た。このマスターペレット10部と前記のエチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)90部をタンブラーブレンダーにて混合し、75mmφでリップ間隙0.5mmのダイを取り付けたインフレーション成形機(中部化学機械製作所社製のTKN−40)に供し、ポリオレフィン系樹脂組成物の押し出し温度200℃及びBUR=1.8の条件でインフレーション成形を行い、厚さ40μmの単層の熱可塑性樹脂系フィルムを製造した。
・実施例2〜4、参考例5〜10及び比較例1〜5
実施例1の熱可塑性樹脂系フィルムの製造と同様にして、実施例2〜4、参考例5〜10及び比較例1〜5の熱可塑性樹脂系フィルムを製造した。実施例1も含め、以上で製造した各例の熱可塑性樹脂系フィルムの内容を表1にまとめて示した。
Figure 0004390258
表1において、
*1:ポリオレフィン系樹脂組成物中のA成分の含有割合(重量%)
*2:ポリオレフィン系樹脂組成物中のB成分の含有割合(重量%)
*3:ポリオレフィン系樹脂組成物中のC成分の含有割合(重量%)
*4:ポリオレフィン系樹脂組成物中のA成分、B成分及びC成分の合計含有割合(重量%)
*5:A成分/B成分の割合(重量比)
*6:A成分とB成分との合計100部に対するC成分の割合(部)
A−1:ジグリセリン=モノステアラート
A−2:ソルビタン=モノステアラート
A−3:ジグリセリン=モノラウラート/グリセリン=モノステアラート=30/70(重量比)の混合物
A−4:ジグリセリン=モノラウラート/グリセリン=モノステアラート/ソルビタン=モノステアラート=20/50/30(重量比)の混合物
A−5:トリグリセリン=モノカプラート
A−6:グリセリン=モノべへナート
A−7:ソルビタン=モノカプリラート/ソルビタン=モノステアラート=50/50(重量比)の混合物
A−8:テトラグリセリン=モノラウラート
A−9:N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ミリスチルアミン/グリセリン=モノステアラート=20/80(重量比)の混合物
A−10:=N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ラウリルアミド/グリセリン=モノステアラート=40/60(重量比)の混合物
B−1:テトラデシルスルホン酸ナトリウム
B−2:ペンタデシルスルホン酸ナトリウム
B−3:テトラデシルスルホン酸ナトリウム/ペンタデシルスルホン酸ナトリウム=50/50(重量比)の混合物
B−4:テトラデシルスルホン酸ナトリウム/ペンタデシルスルホン酸ナトリウム/ヘキサデシルスルホン酸ナトリウム=40/50/10(重量比)の混合物
B−5:デシルスルホン酸ナトリウム
B−6:デシルベンゼンスルホン酸リチウム/ドデシルベンゼンスルホン酸リチウム=50/50(重量比)の混合物
B−7:ドコシルスルホン酸カリウム
B−8:ドデシルベンゼンスルホン酸リチウム
B−9:1,2−ビス(オクチルオキシカルボニル)−1−エタンスルホン酸ナトリウム
B−10:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム/テトラデシルスルホン酸ナトリウム=50/50(重量比)の混合物
C−1:n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト=50/50(重量比)の混合物
C−2:テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン/トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト=50/50(重量比)の混合物
C−3:n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスフォナイト=50/50(重量比)の混合物
C−4:テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン/テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスフォナイト=50/50(重量比)の混合物
C−5:n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート
C−6:テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
C−7:n−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/ジラウリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル=50/50(重量比)の混合物
C−8:1,3,5−トリス(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)−S−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン
C−9:テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン/ジラウリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル=50/50(重量比)の混合物
C−10:1,3,5−トリス(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)−S−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン/ジラウリル−3,3’−チオジプロピオン酸エステル=50/50(重量比)
E−1:エチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)
E−2:エチレン−プロピレン共重合体(エチレン共重合比率4%、密度0.90g/cm、MFR8.0g/10分)
E−3:エチレン−(1−ヘキセン)共重合体(エチレン共重合比率96%、密度0.930g/cm、MFR1.0g/10分)
E−4:ポリプロピレン(密度0.90g/cm、MFR2.4g/10分)
E−5:ポリエチレン(密度0.927g/cm、MFR4.0g/10分)
E−6:エチレン−酢酸ビニル共重合体(エチレン共重合比率98%、MFR1.5g/10分)
試験区分2(熱可塑性樹脂系フィルムの評価)
試験区分1で製造した熱可塑性樹脂系フィルムについて、透明性、制電性、防曇性及び水性インクの定着性を下記の方法で評価した。結果を表2にまとめて示した。
・透明性
試験区分1で製造した熱可塑性樹脂系フィルムを、20℃で相対湿度65%の条件下に24時間調湿した後、ヘイズを測定して、下記の基準で評価した。40℃で相対湿度50%の条件下に4週間保管したものについても同様の評価を行なった。
評価基準
◎:5%未満(透明性が優れている)
○:5以上10%未満(透明性が良好である)
△:10以上15%未満(透明性が劣っている)
×:15%以上(透明性が著しく劣っている)
・制電性
試験区分1で製造した熱可塑性樹脂系フィルムを、20℃で相対湿度65%の条件下に24時間調湿した後、同条件で表面固有抵抗(Ω)を表面抵抗値測定装置(東亜電波工業社製の商品名SM−8210)を用いて測定し、下記の基準で評価した。40℃で相対湿度50%の条件下に4週間保管したものについても同様の評価を行なった。
評価基準
◎:1×1012Ω未満(制電性が優れている)
○:1×1012Ω以上1×1013Ω未満(制電性が良好である)
△:1×1013Ω以上1×1014Ω未満(制電性が劣っている)
×:1×1014Ω以上(制電性が著しく劣っている)
・防曇性
試験区分1で製造した熱可塑性樹脂系フィルムを、20℃で相対湿度65%の条件下に24時間調湿した後、20℃の水を入れたビーカーに測定面が内側になるよう被せて5℃の雰囲気に1時間放置後、内側の測定面への水滴の付着程度を観察し、測定値を下記の基準で評価した。40℃で相対湿度50%の条件下に4週間保管したものについても同様の評価を行なった。
評価基準
◎:水滴が無く透明で、防曇性が優れている
○:大きな水滴があるが透明で、防曇性が良好である
△:水滴がありやや不透明で、防曇性が劣っている
×:小さな水滴があり不透明で、防曇性が著しく劣り実用的でない
・水性インクの定着性
試験区分1で製造した熱可塑性樹脂系フィルムの表面を濡れ張力が40mN/m以上となるようコロナ処理した後、コロナ処理した表面にテスター産業社製の自動塗工装置PI−1210型を用いて水性インクの塗布液を10g/mとなるよう印刷(コーティング)した後、70℃の乾燥機中で3分間乾燥した。ここで用いた水性インクの塗布液は、東洋インキ社製の水性インク「アクワエコール」を希釈溶剤「AQ602G」で水性インクの濃度28%に希釈したものである。縦1cm×横1cmの印刷部に、カッターナイフで縦及び横が1mm間隔の切れ込みを入れ、合計で100個の升目を作り、ここにセロハンテープを密着させた後に剥離して、剥離後における水性インクの残存面積の割合から定着性を以下の基準で評価した。印刷して乾燥したものを40℃で相対湿度50%の条件下に4週間保管したものについても同様の評価を行なった。
評価基準
◎:95%以上残存(水性インクの定着性が優れている)
○:80%以上95%未満(水性インクの定着性が良好である)
△:50%以上80%未満(水性インクの定着性が劣っている)
×:50%未満(水性インクの定着性が著しく劣っている)
Figure 0004390258
試験区分3(積層の熱可塑性樹脂系フィルムの製造)
・実施例11
エチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)93.8部、ジグリセリン=モノステアラート2.0部、テトラデシルスルホン酸ナトリウム1.2部及びn−オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート/トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト=50/50(重量比)の混合物3.0部をタンブラーブレンダーに投入し、混合した後、二軸押出機により溶融混練して、ポリオレフィン系樹脂組成物のマスターペレットを得た。このマスターペレット10部と前記のエチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)90部をタンブラーブレンダーにて混合し、水性インクによる印刷の施される層用のポリオレフィン系樹脂組成物を得た。このポリオレフィン系樹脂組成物が水性インクによる印刷の施される一方の外層に、また前記のエチレン−(1−ブテン)共重合体(エチレン共重合比率95%、密度0.920g/cm、MFR2.1g/10分)が中間層及び他方の外層になるよう、以上をTダイ法により30℃に冷却しながら成形し、厚さ60μmの3層の共押し出し積層フィルム(各層の厚さの比は、水性インクによる印刷の施される一方の外層/中間層/他方の外層=1/4/1)を製造した。
・実施例12〜14、参考例15〜20及び比較例6〜10
実施例11の熱可塑性樹脂系フィルムの製造と同様にして、実施例12〜14、参考例15〜20及び比較例6〜10の熱可塑性樹脂系フィルムを製造した。実施例11も含め、以上で製造した各例の熱可塑性樹脂系フィルムの内容を表3にまとめて示した。表3中の各記号は表1中の各記号と同じである。
Figure 0004390258
試験区分4(熱可塑性樹脂系フィルムの評価)
試験区分3で製造した熱可塑性樹脂系フィルムについて、試験区分2と同様に透明性、制電性、防曇性及び水性インクの定着性を評価した。結果を表4にまとめて示した。


















Figure 0004390258

Claims (1)

  1. 表面に水性インクによる印刷の施された単層又は積層の熱可塑性樹脂系フィルムにおいて、表面に水性インクによる印刷の施された層が、ポリオレフィン系樹脂に、下記のA成分を0.1〜1重量%、B成分を0.1〜1重量%及びC成分を0.02〜0.5重量%となるよう含有させ、且つA成分/B成分=60/40〜80/20(重量比)の割合となるよう、且つC成分/(A成分+B成分)=1/100〜100/100(重量比)の割合となるよう含有させたポリオレフィン系樹脂組成物で形成されて成ることを特徴とする熱可塑性樹脂系フィルム。
    A成分:3又は4価の脂肪族アルコールと炭素数12〜18の脂肪族モノカルボン酸との部分エステ
    B成分:アルキル基の炭素数12〜18のアルキルスルホン酸アルカリ金属
    C成分:ヒンダードフェノール系酸化防止剤燐系酸化防止剤との混合物
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