JP2000103904A - 即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物 - Google Patents

即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物

Info

Publication number
JP2000103904A
JP2000103904A JP10275839A JP27583998A JP2000103904A JP 2000103904 A JP2000103904 A JP 2000103904A JP 10275839 A JP10275839 A JP 10275839A JP 27583998 A JP27583998 A JP 27583998A JP 2000103904 A JP2000103904 A JP 2000103904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
weight
component
composition
polyolefin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10275839A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tatsumi
幸市 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP10275839A priority Critical patent/JP2000103904A/ja
Publication of JP2000103904A publication Critical patent/JP2000103904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パラフィンスルホン酸塩、脂肪酸、脂肪酸モ
ノグリセライド及びアルキルアミン誘導体を特定の割合
で配合することにより、低温、低湿度下の条件下で短時
間に優れた帯電防止効果を発現し、かつ、高温で長期間
保存後も性能を持続するポリオレフィン系樹脂用帯電防
止剤を提供する。 【解決手段】 炭素数13〜17のパラフィンスルホン
酸ナトリウム、0.1重量部、ステアリン酸0.1重量
部、脂肪酸の炭素数16〜18の脂肪酸モノグリセライ
ド0.35重量部及びドデシルジエタノールアミン0.
08重量部を、二軸押出機を用いてストランド状のペレ
ットを作成する。このペレットをエチレン10重量%と
プロピレン90重量%とからなるメルトフローレート9
のエチレン−プロピレンブロックコポリマー100重量
部に添加し、これを射出成型機を用いて板状に成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は即効性の優れたポリ
オレフィン系樹脂用帯電防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン樹脂は、電気絶縁性が大
きいので強い静電気が発生する。このためポリオレフィ
ン樹脂製品は強く帯電して、塵埃を吸着し、さらに加工
工程においても印刷不良、不揃い、放電、塵埃付着等に
よる作業性の低下などの欠点を伴うものであった。
【0003】このような欠点を解消するため、ポリオレ
フィン樹脂に帯電防止剤を塗布する方法が検討された
が、帯電防止剤の塗布はその効果が短時間で失われるこ
と、塗布むらが生じること、及び塗布された帯電防止剤
によりブロッキングが起こること等の問題があった。
【0004】このような問題を避けるため、帯電防止剤
をポリオレフィン樹脂に直接混練する方法が用いられる
ようになった。例えば、オレフィン系重合体に、アルキ
ルアミン及び/又はアルキルアミドと、グリセリンモノ
エステルとを含む組成物を練り込む方法(特開昭60−
58444号公報)、ポリプロピレンと無機充填剤とか
らなる樹脂組成物に、特定の高級アミンとグリセリンモ
ノエステルとのマスターバッチを練り込む方法(特開昭
61−44099号公報)、特定の高級アミンと脂肪酸
モノグリセライドとからなる組成物をポリオレフィン樹
脂に混練する方法(特開昭48−54155号公報、特
開平2−302453号公報及び特開平8−13428
9号公報)、脂肪酸モノグリセライド、特定の高級アミ
ン及び脂肪酸からなる組成物をポリオレフィン樹脂に混
練する方法(特開平9−87421号公報)等がある。
そして、これらの方法により、ポリオレフィン樹脂製品
の帯電は効果的に防止されている。
【0005】しかし、これらの帯電防止剤をポリオレフ
ィン系樹脂に混練した場合、冬場の低温、低湿度の条件
下では、埃の付着を抑える帯電防止効果が発現するまで
に2時間以上、特に無機充填剤が配合されたポリオレフ
ィン系樹脂では帯電防止効果が発現するまでに1日以上
を要し、さらに、このような条件下では特に埃が付きや
すいため深刻な問題となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低温、低湿
度の条件下で、短時間に優れた帯電防止効果を発現し、
かつ、高温で長期間保存後も性能を持続するポリオレフ
ィン系樹脂用帯電防止剤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、低温、低
湿度条件下、加工後2時間で埃が付かないなどの優れた
帯電防止効果を発揮するポリオレフィン系樹脂用添加剤
を得るために、研究を重ねた結果、パラフィンスルホン
酸塩、脂肪酸、脂肪酸モノグリセライド、アルキルアミ
ン誘導体を、所定の割合で含む組成物が、低温、低湿度
下においてもポリオレフィン系樹脂に優れた帯電防止効
果を示し、かつ45℃、湿度50%の条件下で1ヶ月保
存後も優れた帯電防止効果を持続することを見出した。
【0008】すなわち、本発明は、(A)炭素数10〜
22のパラフィンスルホン酸塩、(B)炭素数10〜2
2の脂肪酸、(C)脂肪酸の炭素数が10〜22である
脂肪酸モノグリセライド及び(D)下記の一般式(I)
で表されるアルキルアミン誘導体を含有する組成物であ
って、(A)〜(D)成分の配合割合が重量比で、
[(A)+(B)]:(C)=1:1〜8、かつ
(B):(D)=1:0.5〜1であるポリオレフィン
系樹脂用帯電防止剤組成物を提供する。
【0009】
【化2】
【0010】(式中、Rは炭素数10〜22の脂肪族炭
化水素基を表し、mは0〜10の数を、nは0〜10の
数を表し、かつm+n=1〜10である)
【0011】また、本発明のポリオレフィン系樹脂用帯
電防止剤組成物は、アルキルアミン誘導体(D)のアル
キル基の平均炭素数が11〜13の範囲であることが好
ましい。
【0012】また、本発明は、ポリオレフィン系樹脂1
00重量部に対して、上記のポリオレフィン系樹脂用帯
電防止剤組成物2〜50重量部を含有するマスターペレ
ット組成物を提供する。
【0013】また、本発明は、ポリオレフィン系樹脂1
00重量部に対して、上記のポリオレフィン系樹脂用帯
電防止剤組成物0.2〜3重量部を含有するポリオレフ
ィン系樹脂組成物を提供する。
【0014】さらに、本発明は、無機充填剤5〜40重
量%を含むポリオレフィン系樹脂100重量部に対し
て、上記のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物
0.3〜3重量部を含有するポリオレフィン系樹脂組成
物を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明におけるパラフィンスルホ
ン酸塩(A)は、炭素数が10〜22であり、好ましく
は炭素数10〜18である。ここで用いるパラフィンス
ルホン酸塩は、直鎖状でも、分岐鎖状でも良い。炭素数
が10未満では、低温条件下で充分に帯電防止効果が発
揮されず、一方、炭素数が22を超えると、即効性が発
現しない。対イオンとしては、ナトリウム、カリウム、
マグネシウム等が挙げられるが、これらの中でもナトリ
ウムが特に好ましい。尚、(A)成分は単独でも2種以
上を混合しても使用することができる。
【0016】本発明における脂肪酸(B)としては、直
鎖飽和脂肪酸、分岐鎖飽和脂肪酸、直鎖不飽和脂肪酸、
分岐鎖不飽和脂肪酸、樹脂酸等が挙げられる。脂肪酸の
炭素数は10〜22であり、好ましくは炭素数16〜1
8である。脂肪酸の好ましい例としては、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン
酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキン酸、ベ
ヘン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、アビエチン酸
等であって、特に、パルミチン酸、ステアリン酸が好ま
しい。これらの脂肪酸は、単独でも2種以上を混合して
も使用することができる。
【0017】本発明における脂肪酸モノグリセライド
(C)は、脂肪酸の炭素数が10〜22のものであり、
好ましくは脂肪酸の炭素数が16〜18である。ここで
用いる脂肪酸モノグリセライドは、例えば、グリセリン
と脂肪酸とのエステル化反応によって得ることができ、
また、所定の割合の混合脂肪酸とグリセリンとのエステ
ル化反応によっても得ることができる。また、(C)成
分は単独でも2種以上を混合しても使用することができ
る。
【0018】脂肪酸モノグリセライド(C)の中には、
副生成物である脂肪酸ジグリセライド及び脂肪酸トリグ
リセライドが含まれていてもよいが、これらの含有量は
15重量%以下であることが望ましい。脂肪酸モノグリ
セライド(C)のグリセライドを構成する脂肪酸は、炭
素数が22以下の脂肪酸を80重量%以上含有する脂肪
酸モノグリセライドを使用する。その理由は、当該範囲
を満足しない脂肪酸モノグリセライドの混合物を使用し
たのでは、低温条件下では、充分に帯電防止効果が発揮
されないからである。
【0019】脂肪酸モノグリセライド(C)は、モノグ
リセライドの含有割合が80重量%以上であることが好
ましく、特に好ましくは90重量%以上である。このよ
うに比率を制限するのは、この比率よりも少ない場合
は、充分な帯電防止効果が得られないからである。
【0020】尚、特開平9−87421号公報に開示さ
れている帯電防止剤も、高級アミンと脂肪酸モノグリセ
ライドと脂肪酸とからなる組成物であって、ポリプロピ
レン樹脂に混練する。しかし、この先行技術には、本発
明における(A)成分に関する記載はなく、本発明とは
異なる脂肪酸モノグリセライドが記載され、その目的も
高温での長期持続性である。
【0021】これに対して、本発明においては、低温、
低湿度条件下で、即効性の優れた帯電防止効果を得るこ
とを目的とし、特定のパラフィンスルホン酸塩、脂肪
酸、脂肪酸モノグリセライド、及び所定の重量比のアル
キルアミン誘導体を選択的に組み合わせることにより、
ポリオレフィン系樹脂の成形品で、優れた帯電防止効果
を示す。
【0022】本発明におけるアルキルアミン誘導体
(D)は上記の一般式(I)で表され、一般式(I)中
において、Rは炭素数10〜22の炭化水素基であり、
特に平均炭素数が11〜13の範囲にあるアルキル基が
好ましい。m、nはそれぞれ0〜10の数であり、かつ
m+n=1〜10である。
【0023】アルキルアミン誘導体(D)の好ましい例
を挙げると、デシルエタノールアミン、ドデシルジエタ
ノールアミン、ヒドロキシドデシルジエタノールアミ
ン、テトラデシルジエタノールアミン、ヘキサデシルジ
エタノールアミン、ステアリルジエタノールアミン、ベ
ヘニルジエタノールアミン等が挙げられ、これらの中で
もドデシルジエタノールアミンが特に好ましい。これら
のアルキルアミン誘導体は単独でも2種以上を組み合わ
せても使用することができる。
【0024】パラフィンスルホン酸塩(A)及び脂肪酸
(B)の合計と脂肪酸モノグリセライド(C)との配合
比は、重量比で[(A)+(B)]/(C)=1/1〜
1/8であり、好ましくは1/1.5〜1/5である。
【0025】尚、このように配合割合を限定するのは、
(A)成分及び(B)成分の合計と(C)成分との配合
比が1/1を超えると、即効性が低下し、一方、1/8
未満では、高温保存時の持続性がなくなるからである。
【0026】更に、脂肪酸(B)とアルキルアミン誘導
体(D)との配合比は、重量比で(B)/(D)=1/
0.5〜1/1であり、好ましくは1/0.55〜1/
0.95である。
【0027】このように配合比を限定するのは、(B)
成分と(D)成分との配合比が1/0.5を超えると、
低温、低湿度の帯電防止性能が低下し、一方、1/1未
満では、高温保存時の帯電防止性能が劣化するからであ
る。
【0028】尚、脂肪酸モノグリセライド(C)だけを
帯電防止剤として使用すると、帯電防止効果を発現する
が、短時間では充分な帯電防止効果が得られず、また、
通常、数週間で帯電防止効果が失われる。一方、パラフ
ィンスルホン酸塩(A)及びアルキルアミン誘導体
(D)のみでは成形後、帯電防止効果が発現するまでに
長時間かかる。本発明では、パラフィンスルホン酸塩、
脂肪酸、脂肪酸モノグリセライド及びアルキルアミン誘
導体を特定比率で配合することにより、相乗効果を示
し、低温低湿度下での帯電防止性能と保存安定性とを合
わせ持ち、かつ高温保存時の持続が可能となったのであ
る。
【0029】本発明で用いるポリオレフィン系樹脂とし
ては、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンテン等の
ホモポリマー、エチレンとプロピレンとのコポリマー、
エチレンと酢酸ビニルとのコポリマー、エチレンとアク
リル酸エステルとのコポリマー、又はこれらの2種以上
の混合物、あるいは、これらに無機充填剤を添加したも
のが挙げられる。
【0030】無機充填剤としては、炭酸カルシウム、タ
ルク、カオリン、硫酸カルシウム等が挙げられ、これら
の無機充填剤は単独で又は2種以上を混合して使用する
ことができる。無機充填剤としては、これらの中でもタ
ルクが好ましい。無機充填剤の含有量は、ポリオレフィ
ン系樹脂中に5〜40重量%配合することが好ましい。
【0031】本発明の帯電防止剤組成物は、ポリオレフ
ィン系樹脂100重量部に対して0.2〜3重量部、好
ましくは0.3〜2重量部、特に好ましくは0.4〜
1.5重量部添加するのが適当である。このように添加
量を規定するのは、添加量が0.2重量部未満では帯電
防止効果の低温条件下での帯電防止性能が不充分であ
り、一方、3重量部を超えて添加しても帯電防止効果が
向上することはなく、逆に成形品表面にベタツキが生じ
たり、機械的特性の低下を生じるので好ましくないから
である。尚、ポリオレフィン系樹脂が無機充填剤を含有
する場合は、帯電防止剤組成物は少なくとも0.3重量
部配合することが好ましいので、その場合の配合割合は
ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して0.3〜3
重量部、好ましくは0.3〜2重量部、特に好ましくは
0.4〜1.5重量部が適当である。
【0032】本発明の帯電防止剤組成物をポリオレフィ
ン系樹脂に添加する際には、必要に応じて、高級アルコ
ール、アミド等の油脂成分、脂肪酸金属石鹸などの滑
剤、公知の酸化防止剤、紫外線吸収剤、シリコン誘導
体、ブロッキング防止剤、着色剤、充填剤、その他の添
加剤を併用することができる。その他の添加剤の配合割
合はポリオレフィン系樹脂100重量部に対して0.0
1〜2重量部配合することが好ましい。
【0033】本発明の帯電防止剤組成物をポリオレフィ
ン系樹脂に添加する際には、ポリオレフィン系樹脂に対
して、パラフィンスルホン酸塩(A)、脂肪酸(B)、
脂肪酸モノグリセライド(C)及びアルキルアミン誘導
体(D)を、それぞれ別々に樹脂に混合しても良いし、
樹脂に混合する前にまとめて半球ペレット、角状ペレッ
ト、ストランド状ペレット等に加工しても良い。まとめ
てペレット化する場合、ペレット化の方法としては、各
成分をそのまま押出機でペレット化する方法、混合の際
に溶融してからペレット化する方法、粉末状の成分、粉
末状の樹脂等を用いてペレット化する方法等が挙げられ
る。ペレット化した成分や粉末状の成分を混合する場合
は、それらをドライブレンドしたり、ドライブレンド後
さらに押出機で練込むことができる。
【0034】また、ポリオレフィン系樹脂に、本発明の
帯電防止剤組成物を高濃度に練込んでマスターバッチに
加工し、これを希釈して使用することも可能である。こ
の場合の帯電防止剤組成物の配合割合は、ポリオレフィ
ン系樹脂100重量部に対して2〜50重量部配合する
ことが好ましい。また、マスターバッチ組成物の加工
は、上記と同様に各種ペレット化することが好ましい。
【0035】本発明の帯電防止剤組成物を加えたポリオ
レフィン系樹脂は、他のポリオレフィン系樹脂と同様、
プレス成形、射出成形、押出成形、ブロー成形、カレン
ダー成形等を行い、シート、フィルムをはじめ種々の形
状の成形品にすることができる。
【0036】本発明の帯電防止剤組成物を加えたポリオ
レフィン系樹脂の用途としては、日用品、自動車部品、
電気・電子部品、家具の部品、住宅の部材、農業用シー
ト等に使用され、特に限定されないが、低温低湿下での
優れた帯電防止性能と高温下での保存安定性より、とり
わけ、屋外で使用されるガーデニングプランターなどに
最適である。
【0037】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明するが、
本発明はこれらに限定されない。まず、以下の実施例で
使用する(A)〜(E)成分の内容と、評価試験の評価
方法を下記に示す。
【0038】(A)成分 a−1:炭素数10〜14のパラフィンスルホン酸ナト
リウム a−2:炭素数13〜17のパラフィンスルホン酸ナト
リウム a−3:炭素数18〜20のパラフィンスルホン酸ナト
リウム
【0039】(B)成分 b−1:ミリスチン酸 b−2:パルミチン酸 b−3:ステアリン酸
【0040】(C)成分 c−1:脂肪酸の炭素数が10〜12である脂肪酸モノ
グリセライド(モノグリセライド含有量90重量%) c−2:脂肪酸の炭素数が18である脂肪酸モノグリセ
ライド(モノグリセライド含有量95重量%) c−3:脂肪酸の炭素数が16〜18である脂肪酸モノ
グリセライド(モノグリセライド含有量95重量%)
【0041】(D)成分 d−1:ドデシルジエタノールアミン(アルキル基の平
均炭素数12.0) d−2:ヘキサデシルジエタノールアミン(アルキル基
の平均炭素数16.1) d−3:ステアリルジエタノールアミン(アルキル基の
平均炭素数17.9)
【0042】(E)成分(任意成分) e−1:シリカ e−2:ステアリルアルコール e−3:オレイン酸アミド e−4:ラウリン酸ジエタノールアミド e−5:酸化防止剤(BHT) e−6:ステアリン酸カルシウム
【0043】(ダートチャンバーテスト)金型から取り
外した試料を温度5℃、湿度50%の恒温室に2時間保
存した後の試料と、温度45℃、湿度50%の恒温室に
1ヶ月保存した後の試料のダートチャンバーテストを行
った。ダートチャンバーテストは、チャンバー内で複写
機用トナーを2分間ブロー後に観察し下記の評価基準で
評価した。
【0044】 ○:わずかな量のカーボンが均一に付着しているか、全
く付着していない △:カーボンが均一にやや多く付着しているか、わずか
に花模様(不均一に付着)が存在している ×:全体にカーボンが不均一に付着している
【0045】(表面固有抵抗)金型から取り外した試料
を温度5℃、湿度50%の恒温室に2時間保存した後そ
の表面固有抵抗率(Ω)を測定した。尚、表面固有抵抗
率は三菱油化株式会社製ハイレスターH−210型抵抗
測定装置を用いて印可電圧500Vで測定した。表面固
有抵抗率が1×1013Ω未満の場合、帯電防止効果は良
好である。
【0046】実施例1〜6 表1に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)、脂
肪酸(B)、脂肪酸モノグリセライド(C)及びアルキ
ルアミン誘導体(D)を表1に示す比率(表1中の数値
は重量部を表す。表2〜8においても同じ)で、二軸押
出機を用いてストランド状のペレットを作成して帯電防
止剤組成物を調製した。エチレン10重量%とプロピレ
ン90重量%とからなるメルトフローレート9のエチレ
ン−プロピレンブロックコポリマー100重量部に、こ
の帯電防止剤組成物を添加し、これを日精樹脂工業株式
会社TS−150型射出成型機を用いてシリンダー温度
230℃で、76mm×76mm×1.6mmの板状試
料に成形し、試料を金型から取り外した後、ダートチャ
ンバーテストと表面固有抵抗率(Ω)の測定を行った。
結果を表1に示す。
【0047】
【表1】 組成及び評価結果 実施例 1 2 3 4 5 6 (A)成分 a−1 0.15 a−2 0.1 0.1 0.1 0.05 a−3 0.1 (B)成分 b−1 0.1 b−2 0.1 0.03 b−3 0.1 0.1 0.05 (C)成分 c−1 0.35 c−2 0.4 0.2 c−3 0.35 0.4 0.3 (D)成分 d−1 0.08 0.08 d−2 0.05 0.07 d−3 0.04 0.02 ダートチャンバー 2時間後 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1ヶ月後 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表面固有抵抗率(Ω) 2時間後 1×1011 3×1011 2×1012 8×1011 1×1012 5×1012
【0048】実施例7〜12 表2に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)のペ
レット、脂肪酸モノグリセライド(C)のペレット、脂
肪酸(B)及びアルキルアミン誘導体(D)を表2に示
す比率で溶融混合した後ペレットにしたものをドライブ
レンドして帯電防止剤組成物を調製した。メルトフロー
レート8のポリプロピレン100重量部に、この帯電防
止剤組成物を添加し、これを日精樹脂工業株式会社TS
−150型射出成型機を用いてシリンダー温度230℃
で、76mm×76mm×1.6mmの板状試料に成形
し、試料を金型から取り外した後、ダートチャンバーテ
ストと表面固有抵抗率(Ω)の測定を行った。結果を表
2に示す。
【0049】
【表2】 組成及び評価結果 実施例 7 8 9 10 11 12 (A)成分 a−1 0.15 a−2 0.1 0.15 0.1 0.1 a−3 0.2 (B)成分 b−1 0.1 b−2 0.2 b−3 0.2 0.1 0.1 0.08 (C)成分 c−1 1.0 c−2 0.5 0.5 c−3 0.5 0.6 0.8 (D)成分 d−1 0.15 0.08 d−2 0.15 0.07 d−3 0.08 0.05 ダートチャンバー 2時間後 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1ヶ月後 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表面固有抵抗率(Ω) 2時間後 9×1010 1×1011 1×1012 7×1011 1×1012 2×1012
【0050】実施例13〜18 表3に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)のペ
レット、脂肪酸モノグリセライド(C)のペレット、脂
肪酸(B)及びアルキルアミン誘導体(D)を表3に示
す比率で溶融混合した後ペレットにしたものをドライブ
レンドして帯電防止剤組成物を調製した。タルク25重
量%を含有するメルトフローレート8のポリプロピレン
100重量部に、この帯電防止剤組成物を添加し、これ
を日精樹脂工業株式会社TS−150型射出成型機を用
いてシリンダー温度230℃で、76mm×76mm×
1.6mmの板状試料に成形し、試料を金型から取り外
した後、ダートチャンバーテストと表面固有抵抗率
(Ω)の測定を行った。結果を表3に示す。
【0051】
【表3】 組成及び評価結果 実施例 13 14 15 16 17 18 (A)成分 a−1 0.15 a−2 0.1 0.15 0.1 0.1 a−3 0.2 (B)成分 b−1 0.1 b−2 0.2 b−3 0.2 0.1 0.1 0.08 (C)成分 c−1 1.0 c−2 0.5 0.5 c−3 0.5 0.6 0.8 (D)成分 d−1 0.15 0.08 d−2 0.15 0.07 d−3 0.08 0.05 (E)成分 e−1 0.1 e−2 0.1 e−3 0.1 e−4 0.1 e−5 0.05 e−6 0.05 ダートチャンバー 2時間後 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1ヶ月後 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表面固有抵抗率(Ω) 2時間後 8×1010 1×1011 9×1011 8×1011 1×1012 4×1012
【0052】比較例1〜6 表4に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)、ス
テアリン酸(B)、脂肪酸モノグリセライド(C)及び
ドデシルジエタノールアミン(D)を表4に示す比率
で、二軸押出機を用いてストランド状のペレットを作成
して帯電防止剤組成物を調製した。エチレン10重量%
とプロピレン90重量%とからなるメルトフローレート
9のエチレン−プロピレンブロックコポリマー100重
量部に、この帯電防止剤組成物を添加し、これを日精樹
脂工業株式会社TS−150型射出成型機を用いてシリ
ンダー温度230℃で、76mm×76mm×1.6m
mの板状試料に成形し、試料を金型から取り外した後、
ダートチャンバーテストと表面固有抵抗率(Ω)の測定
を行った。結果を表4に示す。
【0053】
【表4】 組成及び評価結果 比較例 1 2 3 4 5 6 (A)成分 a−2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.02 (B)成分 b−3 0.1 0.1 0.1 0.1 0.01 (C)成分 c−3 0.3 0.3 0.3 0.1 0.3 (D)成分 d−1 0.08 0.08 0.08 0.03 0.01 ダートチャンバー 2時間後 × × △ △ × × 1ヶ月後 − − − − − − 表面固有抵抗率(Ω) 2時間後 1014以上 1014以上 8×1013 9×1013 1014以上 1014以上
【0054】比較例7〜12 表5に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)のペ
レット、脂肪酸モノグリセライド(C)のペレット、ス
テアリン酸(B)及びドデシルジエタノールアミン
(D)を表5に示す比率で溶融混合した後ペレットにし
たものをドライブレンドして帯電防止剤組成物を調製し
た。メルトフローレート8のポリプロピレン100重量
部に、この帯電防止剤組成物を添加し、これを日精樹脂
工業株式会社TS−150型射出成型機を用いてシリン
ダー温度230℃で、76mm×76mm×1.6mm
の板状試料に成形し、試料を金型から取り外した後、ダ
ートチャンバーテストと表面固有抵抗率(Ω)の測定を
行った。結果を表5に示す。
【0055】
【表5】 組成及び評価結果 比較例 7 8 9 10 11 12 (A)成分 a−2 0.1 0.1 0.05 0.03 (B)成分 b−3 0.1 0.1 0.1 0.1 0.03 (C)成分 c−3 0.5 0.5 0.5 0.3 0.3 (D)成分 d−1 0.08 0.08 0.08 0.08 0.03 0.05 ダートチャンバー 2時間後 × × △ △ × × 1ヶ月後 − − − − − − 表面固有抵抗率(Ω) 2時間後 1014以上 1014以上 1014以上 1014以上 1014以上 1014以上
【0056】比較例13〜14 表6に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)のペ
レット、脂肪酸モノグリセライド(C)のペレット、ス
テアリン酸(B)及びドデシルジエタノールアミン
(D)を表6に示す比率で溶融混合した後ペレットにし
たものをドライブレンドして帯電防止剤組成物を調製し
た。炭酸カルシウム20重量%を含有するメルトフロー
レート10のポリプロピレン100重量部に、この帯電
防止剤組成物を添加し、これを日精樹脂工業株式会社T
S−150型射出成型機を用いてシリンダー温度240
℃で、76mm×76mm×1.6mmの板状試料に成
形し、試料を金型から取り外した後、ダートチャンバー
テストと表面固有抵抗率(Ω)の測定を行った。結果を
表6に示す。
【0057】
【表6】
【0058】比較例15〜16 表7に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)のペ
レット、脂肪酸モノグリセライド(C)のペレット、ス
テアリン酸(B)及びドデシルエタノールアミン(D)
を表7に示す比率で溶融混合した後ペレットにしたもの
をドライブレンドして帯電防止剤組成物を調製した。タ
ルク25重量%を含有するメルトフローレート8のポリ
プロピレン100重量部に、この帯電防止剤組成物を添
加し、これを日精樹脂工業株式会社TS−150型射出
成型機を用いてシリンダー温度230℃で、76mm×
76mm×1.6mmの板状試料に成形し、試料を金型
から取り外した後、ダートチャンバーテストと表面固有
抵抗率(Ω)の測定を行った。結果を表7に示す。
【0059】
【表7】
【0060】実施例19〜22 表8に示すパラフィンスルホン酸ナトリウム(A)、脂
肪酸(B)、脂肪酸モノグリセライド(C)及びアルキ
ルアミン誘導体(D)を表8に示す比率で溶融混合した
もの20重量部を、低密度ポリエチレン100重量部に
二軸押出機で混合してマスターペレットを作成した。こ
のマスターペレットを、炭酸カルシウム30重量%を含
有するポリプロピレンに(帯電防止剤組成物が炭酸カル
シウム含有ポリプロピレン100重量部に対して表8に
記載の比率になるように)添加し、これを日精樹脂工業
株式会社TS−150型射出成型機を用いてシリンダー
温度230℃で、76mm×76mm×1.6mmの板
状試料に成形し、試料を金型から取り外した後、ダート
チャンバーテストと表面固有抵抗率(Ω)の測定を行っ
た。結果を表8に示す。
【0061】
【表8】 組成及び評価結果 実施例 19 20 21 22 (A)成分 a−1 0.15 a−2 0.1 0.15 a−3 0.2 (B)成分 b−1 b−2 0.2 b−3 0.2 0.1 0.1 (C)成分 c−1 1.0 c−2 0.5 c−3 0.5 0.6 (D)成分 d−1 0.15 0.08 d−2 0.15 d−3 0.08 ダートチャンバー 2時間後 ○ ○ ○ ○ 1ヶ月後 ○ ○ ○ ○ 表面固有抵抗率(Ω) 2時間後 8×1010 1×1011 1×1012 7×1011
【0062】
【発明の効果】本発明のポリオレフィン系樹脂用帯電防
止剤組成物は、ポリオレフィン系樹脂中に練込むことに
より、従来品に比して低温、低湿度下の条件下でも、短
時間に優れた帯電防止効果が発現する。また、45℃、
湿度50%に1ヶ月保存しても優れた帯電防止性能を示
す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 3/16 102 C09K 3/16 102C 102E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)炭素数10〜22のパラフィンス
    ルホン酸塩、(B)炭素数10〜22の脂肪酸、(C)
    脂肪酸の炭素数が10〜22である脂肪酸モノグリセラ
    イド及び(D)下記の一般式(I)で表されるアルキル
    アミン誘導体を含有する組成物であって、(A)〜
    (D)成分の配合割合が重量比で、[(A)+
    (B)]:(C)=1:1〜8、かつ(B):(D)=
    1:0.5〜1であるポリオレフィン系樹脂用帯電防止
    剤組成物。 【化1】 (式中、Rは炭素数10〜22の脂肪族炭化水素基を表
    し、mは0〜10の数を、nは0〜10の数を表し、か
    つm+n=1〜10である)
  2. 【請求項2】 アルキルアミン誘導体(D)のアルキル
    基の平均炭素数が11〜13の範囲である請求項1に記
    載のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物。
  3. 【請求項3】 ポリオレフィン系樹脂100重量部に対
    して、請求項1又は2に記載のポリオレフィン系樹脂用
    帯電防止剤組成物2〜50重量部を含有するマスターペ
    レット組成物。
  4. 【請求項4】 ポリオレフィン系樹脂100重量部に対
    して、請求項1又は2に記載のポリオレフィン系樹脂用
    帯電防止剤組成物0.2〜3重量部を含有するポリオレ
    フィン系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 無機充填剤5〜40重量%を含むポリオ
    レフィン系樹脂100重量部に対して、請求項1又は2
    に記載のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物0.
    3〜3重量部を含有するポリオレフィン系樹脂組成物。
JP10275839A 1998-09-29 1998-09-29 即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物 Pending JP2000103904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10275839A JP2000103904A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10275839A JP2000103904A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000103904A true JP2000103904A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17561158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10275839A Pending JP2000103904A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000103904A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005187633A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Takemoto Oil & Fat Co Ltd 表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルム
JP2005187717A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Takemoto Oil & Fat Co Ltd フィルム材
JP2012207102A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Japan Polyethylene Corp ラミネート用樹脂組成物並びにその積層体及びその積層体の製造方法
JP2012207101A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Japan Polyethylene Corp ラミネート用樹脂組成物並びにその積層体及びその積層体の製造方法
WO2020066636A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社Tbm 無機物質粉末配合熱可塑性樹脂組成物、無機物質粉末配合熱可塑性樹脂組成物の成形体並びにその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005187633A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Takemoto Oil & Fat Co Ltd 表面に水性インクによる印刷の施された熱可塑性樹脂系フィルム
JP2005187717A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Takemoto Oil & Fat Co Ltd フィルム材
JP2012207102A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Japan Polyethylene Corp ラミネート用樹脂組成物並びにその積層体及びその積層体の製造方法
JP2012207101A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Japan Polyethylene Corp ラミネート用樹脂組成物並びにその積層体及びその積層体の製造方法
WO2020066636A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社Tbm 無機物質粉末配合熱可塑性樹脂組成物、無機物質粉末配合熱可塑性樹脂組成物の成形体並びにその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008266463A (ja) 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびその利用
US3574156A (en) Antistatic resinous compositions
JP2000103904A (ja) 即効性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物
JP4056692B2 (ja) ポリオレフィン樹脂組成物およびそのフィルム
JP6856413B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤、前記帯電防止剤を含有するポリオレフィン系樹脂組成物並びに前記樹脂組成物を用いたフィルム及び積層フィルム
US5037875A (en) Antistatic polymer blend
JPS6160775A (ja) プラスチツク用帯電防止剤組成物
JP2002179849A (ja) ポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤
JP2001164041A (ja) 帯電防止剤及び帯電防止用組成物
JP2004115600A (ja) オレフィン重合体フィルム用防滑性帯電防止剤、並びに帯電防止性及び防滑性を有するオレフィン重合体フィルム
JP2521053B2 (ja) 帯電防止剤マスタ−バツチ粒状組成物
JP2000351875A (ja) ポリオレフィン樹脂用帯電防止剤組成物
JP2001011434A (ja) ポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物
JP2002201362A (ja) 帯電防止性樹脂組成物
JP4651858B2 (ja) 帯電防止剤
JPS642137B2 (ja)
JP3105596B2 (ja) スチレン−ブタジエンブロック共重合体組成物
JPH0987421A (ja) ポリオレフィン用帯電防止剤組成物
JP2000129041A (ja) 低揮発性のポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤組成物
JPS6411214B2 (ja)
JPS6144099B2 (ja)
JPH1025467A (ja) ポリオレフィン樹脂用帯電防止剤組成物およびその製造方法並びにそれを用いたポリオレフィン樹脂組成物
JPH08134289A (ja) ポリプロピレン用帯電防止剤組成物
JPH1025466A (ja) 樹脂用帯電防止剤組成物およびその製造方法並びにそれを用いたポリオレフィン樹脂組成物
JP2006143980A (ja) 帯電防止剤及び樹脂組成物