JP5174102B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、縦主溝の溝輪郭線の形状を限定することにより、溝底付近に生じるクラックを低減させた空気入りタイヤに関する。
図5(a)には、空気入りタイヤの縦主溝a付近のトレッド部の部分断面図が示される。また、仮想線は、加硫直後の断面輪郭部を示している。空気入りタイヤのトレッド部は、加硫後の温度低下によるゴム収縮により、縦主溝aの溝底部b付近には引っ張り歪が生じる。このような歪は、溝底部bに、クラックを発生させる。とりわけ、溝底部bと縦主溝aの溝壁面cとの間に設けられる円弧部dには、引っ張り歪が大きく作用するため、一層クラックが生じ易い。
また、図5(b)に示されるように、旋回時に負荷がかかり易いトレッド端側のショルダー陸部B1は、ミドル陸部B2よりも大きく形成されるため、上述のゴム収縮量も大きくなる。従って、円弧部dのうち、ショルダー陸部B1側の部分doにクラックがより生じ易くなるという問題があった。
従来、このような溝底クラックを抑制するために、膨潤度の高いトレッドゴムの採用が提案されている。
しかしながら、膨潤度の高いゴムは、ゴム硬度が小さくなる傾向があるため転がり抵抗や操縦安定性を悪化させる傾向があった。関連する技術としては次のものがある。
特開2006−27465号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、縦主溝の溝輪郭線の形状を限定することを基本として、溝底付近に生じるクラックを低減させる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道からタイヤ軸方向外側に隔たる位置をタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本の縦主溝が設けられた空気入りタイヤであって、正規リムに装着されかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、前記縦主溝の溝輪郭線は、タイヤ赤道側の外縁からタイヤ半径方向内側にのびる内壁部と、該内壁部に連なりかつ前記内壁部の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧からなる内円弧部と、前記縦主溝のトレッド端側の外縁からタイヤ半径方向内側かつ前記内壁部よりも小長さでのびる外壁部と、該外壁部に連なりかつ前記外壁部の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧からなる外円弧部と、この外円弧部から内円弧部に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜しかつ直線状でのびる溝底部とを含むことにより、前記縦主溝の溝底最深部が、溝幅の中心位置よりもタイヤ赤道側に設けられ、かつ、前記内円弧部の曲率半径R1及び外円弧部の曲率半径R2が、R1≧0.6(mm)かつR2≧2×R1 の関係を満たすことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記縦主溝の溝幅の中心位置は、タイヤ赤道から、トレッド端間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWの10〜35%の範囲に設けられる請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記トレッド部は、前記縦主溝のトレッド端側にタイヤ周方向に並ぶ複数個のショルダーブロックが形成され、前記ショルダーブロックに形成される前記縦主溝の外円弧部の曲率半径R2は、該ショルダーブロックのタイヤ周方向の中央部側からタイヤ周方向の両端部側へ向かって漸減する請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記縦主溝は、タイヤ周方向に対し45°以下の角度でのびる請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、縦主溝の溝輪郭線がタイヤ赤道側の外縁からタイヤ半径方向内側にのびる内壁部と、該内壁部に連なりかつ前記内壁部の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧からなる内円弧部と、前記縦主溝のトレッド端側の外縁からタイヤ半径方向内側かつ前記内壁部よりも小長さでのびる外壁部と、該外壁部に連なりかつ前記外壁部の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧からなる外円弧部と、この外円弧部から内円弧部に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜しかつ直線状でのびる溝底部とを含むことにより、前記縦主溝の溝底最深部が、溝幅の中心位置よりもタイヤ赤道側に設けられる。このような空気入りタイヤは、溝底部よりもタイヤ半径方向内側かつ溝幅の中心位置よりもトレッド端側のゴムボリュームを大きく確保することができる。このため、外円弧部付近の剛性が大きく確保され、そこに生じる歪を緩和させることができる。従って、縦主溝の外円弧部のクラックが低減される。また、このような空気入りタイヤは、溝底部が直線状にのびるため、歪の発生を分散できる。従って、溝底部に生じるクラックは、低減される。
また、本発明の空気入りタイヤは、内円弧部の曲率半径R1及び外円弧部の曲率半径R2が、R1≧0.6(mm)かつR2≧2×R1の関係を満たす。即ち、内円弧部の曲率半径を所定の値とするとともに、大きな引っ張り歪みが生じ易いトレッド端側の外円弧部がタイヤ赤道側の内円弧部の曲率半径よりも2倍以上大きく形成される。このような寸法規定により、内円弧部及び外円弧部の剛性がバランスよく確保されるため、両円弧部に形成されるクラックを低減することができる。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤを示す断面図である。 その縦主溝付近の拡大断面図である。 (a)は、本実施形態のトレッド部の右半分の展開図である。(b)は、ショルダーブロックのタイヤ周方向位置と引っ張り歪との関係を示すグラフである。 (a)は、図3のショルダーブロックのA−A断面図、(b)は、同B−B断面図である。 (a)、(b)は、従来の空気入りタイヤのトレッド部の部分断面図である。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1が正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態におけるタイヤ回転軸を含む子午線断面を表す。特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
ここで、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1は、図1に示されるように、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具え、本実施形態では、乗用車用の空気入りタイヤが示されている。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつ前記ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚(本実施形態では1枚)のカーカスプライ6Aからなる。前記カーカスプライ6Aは、例えば有機繊維からなるカーカスコードがタイヤ赤道C方向に対して例えば75〜90°の角度で配列されている。なお、本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5から該ビードコア5のタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるビードエーペックスゴム8が配され、ビード部4が補強される。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚、本実施形態ではタイヤ半径方向内、外2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、内のベルトプライ7Aが、外のベルトプライ7Bに比べて幅広に形成される。各ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Cに対して15〜40°の角度で傾けられた例えばスチールコード等の高弾性のベルトコードを有する。そして、各ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差するように重ねられている。
図1に示されるように、前記トレッド部2には、タイヤ赤道Cからタイヤ軸方向外側に隔たる位置をタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本の縦主溝9が設けられる。本実施形態の縦主溝9は、最もトレッド端Te側に配された第1の縦主溝9aと、該第1の縦主溝9aよりもタイヤ赤道C側の第2の縦主溝9bとを含み、これらはタイヤ赤道Cの両側に夫々設けられている。これにより、前記トレッド部2には、前記第1の縦主溝9aとトレッド端Teとの間をのびる一対のショルダー陸部10と、前記第1の縦主溝9aと第2の縦主溝9bとの間をのびる一対のミドル陸部11と、第2の縦主溝9b、9b間のセンター陸部12とがそれぞれ区分される。なお、前記第1の縦主溝9aと第2の縦主溝9bとは、タイヤ赤道Cを挟んで左右対称に配置されるのが好ましいが、その配置は適宜変更することができる。
なお、本明細書において前記「トレッド端Te」は、前記正規状態の空気入りタイヤ1に正規荷重を負荷しかつキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地端として定められる。また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とするが、タイヤが乗用車用である場合には前記各荷重の88%に相当する荷重とする。
図1に示されるように、前記第1の縦主溝9aの溝幅(溝の長手方向と直角な溝幅とし、以下他の溝についても同様とする。)W1は、特に限定されるものではないが、ショルダー陸部10の剛性と排水性能とをバランスよく確保する観点により、好ましくは3mm以上が望ましく、また好ましくは30mm以下が望ましい。また、同様の観点より、第1の縦主溝9aの溝深さD1は、好ましくは3mm以上が望ましく、また好ましくは15mm以下が望ましい。
また、前記第1の縦主溝9aの配設位置も、特に限定されるものではないが、前記第1の縦主溝9aの溝幅の中心位置G1とタイヤ赤道Cとのタイヤ軸方向距離GWが大きくなると、ショルダー陸部10の陸部幅が小さくなり、ショルダー陸部10の剛性を大きく確保できず、操縦安定性が悪化するおそれがある。逆に、前記距離GWが小さくなると、ショルダー陸部10の陸部幅が大きくなり、該ショルダー陸部10のゴム収縮に伴い第1の縦主溝9aへの引っ張り歪が大きくなり、クラックが生じ易くなる。このような観点より、前記距離GWと、トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWとの比GW/TWは、好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、また好ましくは35%以下、より好ましくは30%以下が望ましい。
また、前記第1の縦主溝9aは、本実施形態では、タイヤ周方向に直線状にのびるストレート溝として形成される。このようなストレート溝は、ショルダー陸部10の陸部幅を等しくする。従って、第1の縦主溝9aへの引っ張り歪がタイヤ周方向に均等化され易いため、クラックを抑制し易い。但し、前記第1の縦主溝9aは、ストレート溝に限定されるものではなく、例えばタイヤ周方向に対する角度(図示せず)が、好ましくは45°以下、より好ましくは30°以下で形成されるジグザグ溝でもよい。
図2に示されるように、前記第1の縦主溝9aの溝輪郭線は、タイヤ赤道側の溝縁である外縁9iからタイヤ半径方向内側にのびる内壁部13と、該内壁部13に連なりかつ前記内壁部13の曲率半径R3よりも小さい曲率半径R1の円弧からなる内円弧部14と、前記第1の縦主溝9aのトレッド端側の溝縁である外縁9tからタイヤ半径方向内側かつ前記内壁部13よりも小長さでのびる外壁部15と、該外壁部15に連なりかつ前記外壁部15の曲率半径R4よりも小さい曲率半径R2の円弧からなる外円弧部16と、この外円弧部16から内円弧部14に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜しかつ直線状でのびる溝底部17とを含んで形成される。これにより、前記縦主溝9の溝底最深部18は、溝幅の中心位置G1よりもタイヤ赤道C側に設けられる。
このような空気入りタイヤ1は、前記縦主溝9の溝底部17よりもタイヤ半径方向内側であって溝幅の中心位置G1よりもトレッド端側の部分Mにゴムを配置して底上げしているため、ゴムボリュームを大きく確保することができる。従って、外円弧部16付近の剛性が大きく確保されることにより、加硫直後のゴムの収縮による引っ張り歪みに対抗できる。このため、外円弧部16や溝底部17付近でのクラックが低減される。また、本発明によると、従来技術のようにトレッドゴムのゴム配合を特に変更することなく、溝底部17付近のクラックを防止できる。従って、本発明の空気入りタイヤ1は、従来技術のような転がり抵抗の増加及び操縦安定性能の低下を抑制できる。
また、前記溝底部17は、外円弧部16から内円弧部14に向かって直線状でのびる。このような溝底部17は、引っ張り歪が該溝底部17においてバランスよく分散される。従って、この溝底部17では、クラックの発生が低減される。
なお、前記内壁部13及び前記外壁部15は、本実施形態では平面(即ち、曲率半径が∞)で形成されるが、このような態様に限定されるものではなく、夫々、曲率半径5〜100mm程度の円弧で形成されてもよい。この場合、前記内壁部13の円弧は、タイヤ赤道C側に凸(図2では、左下に凸)、前記外壁部15の円弧は、トレッド端Te側に凸(図2では、右下に凸)に形成される。同様に、前記内円弧部14は、タイヤ赤道C側に凸(図2では、左下に凸)、前記外円弧部16は、トレッド端Te側に凸(図2では、右下に凸)に形成される。
また、前記内円弧部14の曲率半径R1及び外円弧部16の曲率半径R2が、R1≧0.6(mm)かつR2≧2×R1の関係を満たす必要がある。前記曲率半径R1が0.6mm未満の場合、内円弧部14付近の剛性が小さくなりすぎ、引っ張り歪によるクラックを低減することができない。また、前記曲率半径R1は、大きくなればなるほど、前記内円弧部14付近の剛性が大きくなり、耐クラック性能を向上することができる。但し、内円弧部14の曲率半径R1が大きくなりすぎると、十分な溝容積を確保できず、ウェット性能が低下するおそれがある。このような観点により、前記内円弧部14の曲率半径R1は、好ましくは0.8mm以上、より好ましくは0.8mm以上が望ましく、また好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.0mm以下が望ましい。
また、内円弧部14の曲率半径R1及び外円弧部16の曲率半径R2が、R2<2×R1の関係、即ち、前記曲率半径R2が曲率半径R1の2倍よりも小さくなると、引っ張り歪が大きい外円弧部16付近の剛性が小さくなるため、この部分でのクラックを低減することができない。また、外円弧部16の曲率半径R2が内円弧部14の曲率半径R1に比して大きくなりすぎても、外円弧部16付近の剛性が大きくなり、耐クラック性能を向上することができる。但し、外円弧部16の曲率半径R2が内円弧部14の曲率半径R1に比して大きくなりすぎると、十分な溝容積を確保できないおそれがある。このような観点より、前記内円弧部14の曲率半径R1と外円弧部16の曲率半径R2との比R2/R1は、好ましくは2.2以上、より好ましくは2.5以上が望ましく、また好ましくは4.0以下、より好ましくは3.5以下が望ましい。
また、特に限定されるものではないが、前記外壁部15と前記トレッド端側の溝縁である外縁9tを通るトレッド踏面2nとがなす角度α2は、大きすぎると溝容積を確保できないおそれがあり、逆に小さすぎると、ショルダー陸部10の剛性が低下して操縦安定性が悪化するおそれがある。このような観点により、前記角度α2は、好ましくは90°以上、より好ましくは95°以上が望ましく、また好ましくは120°以下、より好ましくは115°以下が望ましい。
また、同様の観点により、前記内壁部13とタイヤ赤道側の溝縁である外縁9iを通るトレッド踏面2nとがなす角度α1は、好ましくは90°以上、より好ましくは95°以上が望ましく、また好ましくは120°以下、より好ましくは115°以下が望ましい。
また、内壁部13のタイヤ半径方向の長さL1と外壁部15のタイヤ半径方向の長さL2との比L1/L2は、特に限定されるものではないが、小さすぎると溝幅の中心位置G1よりもトレッド端Te側のゴムボリュームを大きくできないおそれがあり、逆に大きすぎると、溝容積を確保できないおそれがある。このような観点により、前記比L1/L2は、好ましくは110%以上、より好ましくは125%以上が望ましく、また好ましくは250%以下、より好ましくは200%以下が望ましい。
また、前記溝底部17の傾斜角度α3は、大きすぎると内円弧部14の曲率半径R1が小さくなりすぎ、逆に小さすぎると前記トレッド端側の部分Mにゴムが配置できず、前記外円弧部16付近の剛性を確保できないおそれがある。このような観点より、前記傾斜角度α3は、好ましくは10°以上、より好ましくは20°以上が望ましく、また好ましくは50°以下、より好ましくは40°以下が望ましい。なお、前記傾斜角度α3は、溝底部17と、前記タイヤ赤道側の外縁9iとトレッド端側の外縁9tとを継ぐ平面20との角度で表される。
また、図3(a)は、本実施形態のトレッド部2の右半分の展開図である。図3(a)に示されるように、前記ショルダー陸部10は、横溝によって区分されたブロック列からなる。これにより、第1の縦主溝9aのトレッド端Te側には、複数個のショルダーブロック19がタイヤ周方向に並んで形成される。さらに、本実施形態では、前記ミドル陸部11も、横溝によって区分されたブロック列からなる。これにより、第1の縦主溝9aのタイヤ赤道C側にも、複数個のミドルブロック20がタイヤ周方向に並んで形成される。また、タイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロック19とミドルブロック20とは、タイヤ周方向に同じ位置かつタイヤ周方向の長さBWが同じ長さに形成されている。
好ましい実施形態では、ショルダーブロック19に形成される第1の縦主溝9aの外円弧部16の曲率半径R2は、該ショルダーブロック19のタイヤ周方向の中央部19c側からタイヤ周方向の両端部19s、19s側へ向かって漸減させる。図3(a)及び図3(b)に示されるように、ショルダーブロック19には、ゴムの収縮による引っ張り歪が作用しており、その大きさは中央部19cで最大となる。そこで、図4(a)に示されるように、ショルダーブロック19の中央部19cの外円弧部16cの曲率半径R2cを相対的に大きくして、この位置での剛性を大きくする。逆に、ショルダーブロック19のタイヤ周方向の両端部19sでは、引っ張り歪が相対的に小となるため、図4(b)に示されるように、前記タイヤ周方向の端部19sの外円弧部16sの曲率半径R2sを相対的に小さくして、溝容積を確保することができる。従って、このような空気入りタイヤ1は、クラックの発生を抑制しつつ、排水性能の悪化を防止できる。
前記作用効果を確実に発揮させるために、ショルダーブロック19の中央部19cの外円弧部16cの曲率半径R2cとタイヤ周方向の両端部19s、19sの外側円弧部16sの曲率半径R2sとの変化率(R2c−R2s)/BWは、好ましくは0.03以上、が望ましく、また好ましくは0.3以下が望ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。例えば、前記第2の縦主溝9bが、前記第1の縦主溝9aと同様の溝輪郭線で形成されても良い。
図1の構造及び図3のトレッドパターンを有するサイズ195/65R15の乗用車用空気入りタイヤが表1の仕様に基づいて試作され、夫々、第1の縦主溝の溝底の引っ張り歪が測定された。各仕様は、次の通りである。
トレッド幅TW:176mm
縦主溝の溝幅W1:8mm
縦主溝の溝底最深部の深さD1:8.5mm
縦主溝のタイヤ周方向の角度:0度
ショルダーブロックのタイヤ周方向長さBW:20〜45mm
内壁部の角度α1:94°
外壁部の角度α2:94°
内壁部及び外壁部:平面(R3=R4=∞)
リム:15×6.0J
テストの方法は、次の通りである。
<引っ張り歪計測>
歪センサを第1の縦主溝のトレッド端側であって、一つのショルダーブロックのタイヤ周方向に亘り等間隔に5点取り付けた空気入りタイヤが試作された。また、歪センサの取付高さは、溝底最深部からタイヤ半径方向外側に0.5mm離間した位置とした。各タイヤとも、センサ素子ユニットとして、磁石とホール素子とをゴム弾性材で一体化したものを使用している。そして、内圧230kPa、荷重を負荷せずに各点の引っ張り歪を計測した。また、各タイヤにおける最大引っ張り歪と最小引っ張り歪との差を算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示されている。数値が小さいほど良好であることを示す。なお、実施例13乃至16における該円弧部の曲率半径R2は、ショルダーブロックの両端部から該ショルダーブロックのタイヤ周方向長さの25%の距離の位置での曲率半径である。
<ウェット性能>
試供タイヤを上記ホイールリムに内圧230kPa(前・後輪)でリム組み後、排気量2000ccの乗用車の4輪に装着し、ドライバーのみ乗車してタイヤテストコースのウエットアスファルト路面を走行し、ドライバーの官能評価により比較例1を100として評価された。数値が大きいほど、ウェット安定性に優れている。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0005174102
Figure 0005174102
テストの結果、実施例のものは、比較例に比べてウェット性能の低下を抑制しつつ歪性能について良好な結果が得られていることが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
9 縦主溝
9i タイヤ赤道側の外縁
9t トレッド端側の外縁
13 内壁部
14 内円弧部
15 外壁部
16 外円弧部
17 溝底部
18 溝底最深部
C タイヤ赤道
G1 溝幅の中心位置
R1 内円弧の曲率半径
R2 外円弧の曲率半径
Te トレッド端

Claims (4)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道からタイヤ軸方向外側に隔たる位置をタイヤ周方向に連続してのびる少なくとも1本の縦主溝が設けられた空気入りタイヤであって、
    正規リムに装着されかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、
    前記縦主溝の溝輪郭線は、タイヤ赤道側の外縁からタイヤ半径方向内側にのびる内壁部と、該内壁部に連なりかつ前記内壁部の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧からなる内円弧部と、前記縦主溝のトレッド端側の外縁からタイヤ半径方向内側かつ前記内壁部よりも小長さでのびる外壁部と、該外壁部に連なりかつ前記外壁部の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧からなる外円弧部と、この外円弧部から内円弧部に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜しかつ直線状でのびる溝底部とを含むことにより、
    前記縦主溝の溝底最深部が、溝幅の中心位置よりもタイヤ赤道側に設けられ、かつ、
    前記内円弧部の曲率半径R1及び外円弧部の曲率半径R2が、
    R1≧0.6(mm)かつ
    R2≧2×R1
    の関係を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記縦主溝の溝幅の中心位置は、タイヤ赤道から、トレッド端間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWの10〜35%の範囲に設けられる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッド部は、前記縦主溝のトレッド端側にタイヤ周方向に並ぶ複数個のショルダーブロックが形成され、
    前記ショルダーブロックに形成される前記縦主溝の外円弧部の曲率半径R2は、該ショルダーブロックのタイヤ周方向の中央部側からタイヤ周方向の両端部側へ向かって漸減する請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記縦主溝は、タイヤ周方向に対し45°以下の角度でのびる請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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