JP6282930B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、横力低下を抑制しつつ、左右入力時の運動性能を安定させ、良好なフィーリング結果を得ることができる空気入りタイヤに関する。
従来から、外側円弧部の最小曲率半径を大きくすることで、ゴムのボリュームを増加させ、路面の横入力時に溝底でのベルト変形が抑えるようにした空気入りタイヤが提案されている(特許文献1等)。
ここで、図5に示すように、特許文献1に係る空気入りタイヤT10では、周方向主溝100のタイヤ幅方向断面において、外側円弧部101の最小曲率半径(R1)>内側円弧部102の最小曲率半径(R2)であり、溝壁面103と、この溝壁面103が踏面104に開口する位置でのトレッド法線Nとで挟まれる溝壁角が、車両装着外側の溝壁角(α)>車両装着内側の溝壁角(β)となっている。
特許文献1に係る空気入りタイヤT10は、このような構成により、ブロックエッジでの横入力低下を抑制し、より大きな横力を発生させ、運動性能、操縦安定性を向上させていた。
EP1926610B1公報
しかしながら、特許文献1に係る空気入りタイヤでは、主溝壁面角度が非対称となることにより、ハンドルを左右に操作した時の横力発生に違いが出て、操作が安定しないという不都合があった。
また、最小曲率半径の小さい側(図5に示す内側)の溝壁角度(図5に示す溝壁角(β))を小さくしたことで、溝底107にかかる歪が集中し、グルーブクラックが発生し易いという難点もあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、横力低下を抑制しつつ、左右入力時の運動性能を安定させ、良好なフィーリング結果を得ることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
第1の特徴に係る空気入りタイヤは、複数の周方向主溝(50A)に挟まれる複数の陸部(11、12)を形成し、前記周方向主溝はタイヤ幅方向断面において、溝底面(51)、溝壁面(52)と、両者を繋ぐ溝底角部にあたる円弧部(53)とを有し、該円弧部は、溝断面において車両装着外側を外側円弧部(53a)、車両装着内側を内側円弧部(53b)としたとき、外側円弧部の最小曲率半径(R1)>内側円弧部の最小曲率半径(R2)であると共に、前記溝壁面と、該溝壁面が踏面に開口する位置でのトレッド法線とで挟まれる溝壁角が、車両装着外側の溝壁角(α)<車両装着内側の溝壁角(β)となっている。
本発明によれば、横力低下を抑制しつつ、左右入力時の運動性能を安定させ、良好なフィーリング結果を得ることができる空気入りタイヤが提供される。
実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。 実施の形態に係る空気入りタイヤの周方向主溝の構成を示す図1のA−A線断面図である。 比較例に係る空気入りタイヤの周方向主溝の構成を示す断面図である。 従来技術、比較例および実施の形態に係る空気入りタイヤの各種特性を比較する表である。 従来技術に係る空気入りタイヤの周方向主溝の構成を示す断面図である。
以下において、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。なお、本発明の各寸法、角度等の測定にあたっては、タイヤを適用リムにリム組し、規定内圧で、無負荷(荷重)の状態で測定したものとする。ここで「規定内圧」とは、下記の規格において、最大負荷能力に対応して規定される空気圧をいい、「適用リム」とは、タイヤサイズに応じて下記の規格に規定されたリムをいう。そして、上記規格とは、日本では日本自動車タイヤ協会の「JATMA YEAR BOOK(ここでは2008年度版を参照)」をいう。
[実施の形態]
(トレッド部の全体構成)
図1は、実施の形態に係る空気入りタイヤT1のトレッド部10を示す平面図である。
図1に示す空気入りタイヤT1のトレッド部10は、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝50Aと、これらの周方向主溝50Aに区画されて成る複数の陸部11、12等を備える。
例えば、この実施の形態に係る空気入りタイヤT1では、3本の周方向主溝50Aにより、3本の陸部11としてのリブがトレッド部10のセンター領域に区画され、また、左右一対の陸部12がトレッド部10のショルダー領域に区画されている。これにより、リブ(陸部11)を基調としたトレッドパターンが形成されている。
(周方向主溝の構成)
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る空気入りタイヤT1の周方向主溝50Aの構成について説明する。
ここで、図2は、図1に示す空気入りタイヤT1のA−A線断面図である。
本実施の形態に係る空気入りタイヤT1は、周方向主溝50Aに挟まれる陸部11が形成され、周方向主溝50Aはタイヤ幅方向断面(図2)において、溝底面51、溝壁面52、と、両者を繋ぐ溝底角部にあたる円弧部53とを有する。溝底51、溝壁面52は特に限定しないが、実施形態では直線状に形成されている。この部分を例えば円弧部53よりも曲率半径の大きい、直線に近い円弧で形成してもよい。
そして、円弧部53は、溝断面において車両装着外側を外側円弧部53a、車両装着内側を内側円弧部53bとしたとき、外側円弧部53aの最小曲率半径(R1)>内側円弧部53bの最小曲率半径(R2)であるように構成されている。ここで最小の曲率半径とした理由としては、この円弧部53bは1つの円弧で形成されても、複数の円弧が連続的に連なって形成されてもよいためである。実施形態では直線状の溝底面、溝壁面を連続的につなぐ1つの円弧で形成している。
さらに、溝壁面52(52a、52b)と、この溝壁面が踏面60(60a、60b)に開口する位置でのトレッド法線Nとで挟まれる溝壁角が、車両装着外側の溝壁角(α)<車両装着内側の溝壁角(β)であるように構成されている。
より具体的には、外側円弧部53aの最小曲率半径(R1)は、内側円弧部53bの最小曲率半径(R2)の2倍以下であることが望ましい。
また、車両装着内側の溝壁角(β)は、車両装着外側の溝壁角(α)+2°〜30°の範囲であることが望ましい。
具体的には、車両装着外側の溝壁角(α)を例えば10°とした場合には、車両装着内側の溝壁角(β)は12°〜40°とするとよい。なお、図2では、車両装着外側の溝壁角(α)を10°、車両装着内側の溝壁角(β)を12°とした例を示している。なお、好ましくは+2〜10°の範囲とする。
また、図2に示す構成例において、溝壁面52a、52bは、踏面60a、60bとの間に面取り部61を備えている。
さらに、図2に示す構成例において、面取り部61は、車両装着外側の溝壁面から繋がる外側面取り部61aと、反対側に位置する内側面取り部61bとを有している。ここで、陸部(ブロック部)11の頂点から外側面取り部61aと溝壁面52aとの交点までのタイヤ径方向距離をH1、陸部(ブロック部)11の頂点から内側面取り部61bと溝壁面52bとの交点までのタイヤ径方向距離をH2と定義した場合に、H1>H2となっている。これは、曲率部を大きくした側の接地圧が高くなる懸念があるため、かかる懸念を解消したものである。また、上述の溝断面の構成は、図1の全ての主溝に対して適用してもよいし、タイヤ赤道面に近接した中央領域の主溝にのみ適用することもできる。旋回時の性能を考え、赤道面より車両装着外側に位置する主溝のみに適用するということもできる。実施形態ではすべての主溝に適用した。このとき、図1でいうとトレッド幅方向中央側の2本の中央主溝と、トレッド幅方向外側の2本の計4本の主溝を備えるが、車両への装着方向が指定されているタイヤにおいて、例えばα、βが車両装着外側の主溝ほど大きいとすることによって、旋回時により負荷が大きい装着外側剛性を高めることができる(図示せず)。
(実施の形態の作用及び効果)
以上述べた本実施の形態に係る空気入りタイヤT1によれば、周方向主溝50Aの車両装着外側に位置する陸部11の車両装着内側を支える効果が高まり、旋回時に車両装着外側からの入力に対し、各陸部11がその入力に対し抗することができ、陸部11の倒れこみを抑制することができる。これにより、操縦安定性を向上させることができる。
さらに、溝底51の角部に相当する円弧部53の曲率半径を大きくすると、その分、溝の内側にせり出すため溝断面積の低下、即ち排水性の低下につながるが、本実施の形態では、外側円弧部53aの最小曲率半径(R1)のみを比較的大きくしているので、排水性の低下を抑制しつつ、操縦安定性を高いレベルに維持することができる。
また、円弧部53が非対称だと曲率小側に歪が集中しやすくなり、グループクラック等の懸念が生じるが、本実施の形態では、車両装着外側の溝壁角(α)<車両装着内側の溝壁角(β)であるので、局所的な歪集中を回避することができる。さらに、溝中心に対し左右の剛性バランスも均一化する方向となるため、操縦安定性を確保しつつ、排水性、溝底クラック性などを高いレベルで両立することができる。
また、外側円弧部53aの最小曲率半径(R1)は内側円弧部53bの最小曲率半径(R2)の2倍を超えると周方向主溝50A内の左右バランスが悪化し、偏摩耗や操安性への悪影響が出てくる懸念があるが、本実施の形態では、外側円弧部53aの最小曲率半径(R1)を内側円弧部53bの最小曲率半径(R2)の2倍以下としているので、操縦安定性への影響を抑制することができる。
また、車両装着内側の溝壁角(β)は、車両装着外側の溝壁角(α)+2°未満である場合には操縦安定性と排水性の最適バランスを達成し難いという不都合があり、+30°を超えると溝内の左右のバランスが悪化する可能性がある。本実施の形態では、車両装着内側の溝壁角(β)は、車両装着外側の溝壁角(α)+2°〜30°の範囲としているので、操縦安定性と排水性とを高いレベルで保持することができる。
また、溝壁52a、52bの剛性が強化されると陸部11端への圧力が大きくなる可能性があり、その部分の局所的な摩耗等への懸念があるが、本実施の形態では、溝壁面52a、52bは踏面60a、60bとの間に面取り部61a、61bを備えているので、面取り部61a、61bの端部の接地圧を軽くして摩耗を抑制することができる。
なお、外側円弧部53aの最小曲率半径(R1)は、3mm〜12mmとするとよい。これは、R1が3mmより小さいと操縦安定性の確保が難しくなり、また、12mmより大きいと断面積が減少し、排水性に影響を及ぼすためである。
また、内側円弧部53bの最小曲率半径(R2)は、2mm〜6mmとするとよい。これは、R2が2mmより小さいとクラック性が低下し、6mmより大きいと排水性に影響を及ぼすためである。
また、車両装着外側の溝壁角(α)および車両装着内側の溝壁角(β)は、0〜30°以内であることが望ましい。
[比較例]
図3を参照して、比較例に係る空気入りタイヤT2の周方向主溝50Bの構成について説明する。
なお、実施の形態に係るタイヤT1の周方向主溝50Aと同様の構成については同一符号を付して重複した説明は省略する。
比較例に係る空気入りタイヤT2の周方向主溝50Bが、第1の実施の形態に係る空気入りタイヤT1の周方向主溝50Aと異なる点は、車両装着外側の溝壁角(α)=車両装着内側の溝壁角(β)とした点である。なお、図3では、車両装着外側の溝壁角(α)および車両装着内側の溝壁角(β)をともに10°とした例を示している。
ここで、図4は、従来技術、比較例および実施の形態に係る空気入りタイヤ(R1、R2を変えた実施例1〜3)の各種特性を比較する表である。ここで、試験環境は、タイヤサイズは195/65R15で、これを6Jのリムにそれぞれ組込んだ。なお、荷重は4kN、タイヤ内圧は210kPaとした。そして、ドラムの直径が7mのドラム試験機に取り付け、荷重37.8kNを作用させた状態で、ドラムを回転させて3万kmを時速60kmで走行させた。なお、図4の最下段における操縦安定性は、従来技術を100とした場合の相対評価であり、数値が高いほど操縦安定性に優れているとの意である。
この表を見ると分かるように、溝底クラックについては、実施例1〜3に係る空気入りタイヤが良好であった。乗り心地については、実施例1および実施例2に係る空気入りタイヤが「105」で良好であった。また、ドライ、ウェットにおける操縦安定性については、実施例1および実施例2に係る空気入りタイヤが「106」で良好であった。
なお、表において、F1=A1、F2=A2である。Fは曲率部を挟む溝底延長線、溝壁延長線とで囲まれる溝角部の断面積を示し、A1/A2は、その比(A1が曲率半径大きい側)を示す。また、面積比について、1.5以下であると外側入力に対する操安向上の効果がなく、8以上の差をつけた場合には流体性悪化による直進時排水の悪化や左右ひずみ差が大きくなり溝底クラックも悪化方向となる。したがって、好ましくは3以下がよい。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載にしたがって解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
T1,T2,T10…空気入りタイヤ、10…トレッド部、11,12…陸部、50A,50B…周方向主溝、51…溝底面、52a,52b…溝壁面、53a…外側円弧部、53b…内側円弧部、60a,60b…踏面、61a,61b…面取り部

Claims (5)

  1. 複数の周方向主溝に挟まれる複数の陸部を形成し、前記周方向主溝はタイヤ幅方向断面において、溝底面、溝壁面と、両者を繋ぐ溝底角部にあたる円弧部とを有し、
    該円弧部は、溝断面において車両装着外側を外側円弧部、車両装着内側を内側円弧部としたとき、外側円弧部の最小曲率半径(R1)>内側円弧部の最小曲率半径(R2)であると共に、前記溝壁面と、該溝壁面が踏面に開口する位置でのトレッド法線とで挟まれる溝壁角が、車両装着外側の溝壁角(α)<車両装着内側の溝壁角(β)であり、
    前記外側円弧部の最小曲率半径(R1)は、前記内側円弧部の最小曲率半径(R2)の2倍よりは小さいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 複数の周方向主溝に挟まれる複数の陸部を形成し、前記周方向主溝はタイヤ幅方向断面において、溝底面、溝壁面と、両者を繋ぐ溝底角部にあたる円弧部とを有し、
    該円弧部は、溝断面において車両装着外側を外側円弧部、車両装着内側を内側円弧部としたとき、外側円弧部の最小曲率半径(R1)>内側円弧部の最小曲率半径(R2)であると共に、前記溝壁面と、該溝壁面が踏面に開口する位置でのトレッド法線とで挟まれる溝壁角が、車両装着外側の溝壁角(α)<車両装着内側の溝壁角(β)であり、
    前記溝壁角(α)及び前記溝壁角(β)のそれぞれが、車両装着外側の前記周方向主溝ほど大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 複数の周方向主溝に挟まれる複数の陸部を形成し、前記周方向主溝はタイヤ幅方向断面において、溝底面、溝壁面と、両者を繋ぐ溝底角部にあたる円弧部とを有し、
    該円弧部は、溝断面において車両装着外側を外側円弧部、車両装着内側を内側円弧部としたとき、外側円弧部の最小曲率半径(R1)>内側円弧部の最小曲率半径(R2)であると共に、前記溝壁面と、該溝壁面が踏面に開口する位置でのトレッド法線とで挟まれる溝壁角が、車両装着外側の溝壁角(α)<車両装着内側の溝壁角(β)であり、
    前記溝壁面は、踏面との間に面取り部を備え、
    前記面取り部は、前記車両装着外側の溝壁面から繋がる外側面取り部と、反対側に位置する内側面取り部とを有し、前記陸部の頂点から前記外側面取り部と溝壁面との交点までのタイヤ径方向距離をH1、前記陸部の頂点から前記内側面取り部と溝壁面との交点までのタイヤ径方向距離をH2とした場合に、H1>H2であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 前記外側円弧部の最小曲率半径(R1)は、前記内側円弧部の最小曲率半径(R2)の2倍よりは小さいことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記車両装着内側の溝壁角(β)は、前記車両装着外側の溝壁角(α)+2°〜30°の範囲であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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