JP5173507B2 - 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラムに関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置は、記録紙(記録シート)を格納する用紙格納部(給紙段)を持ち、その用紙格納部から給紙装置によって記録紙を像形成部に搬送する。像形成部は、こうして搬送された記録紙上に画像を形成し、像が形成された記録紙を機外に排出している。このような画像形成装置の給紙装置として、給紙ローラの回転によってシートを下流側に搬送するローラ給紙装置が一般的である。このローラ給紙装置では、ローラの表面がゴム等の弾性体で構成され、かつ、その給紙性能はローラ表面の摩擦係数に大きく依存する。したがって、磨耗によるローラの外形変化、ローラの材質の経時変化、紙粉の付着等によるローラ表面の摩擦係数の変化により給紙性能が安定しないという問題がある。また、ローラ給紙装置は高速給紙に対応できない、各種の表面状態の異なる記録紙に対応しきれない、という問題があった。
これらの問題を解決するために、特許文献1は、エア分離方式を採用したエア給紙装置を提案している。このエア給紙装置は、シート積載部に積載されているシートの端部にエアを吹き付けることにより上部のシートをさばくシートさばき手段と、搬送ベルトに最上位のシートを吸着して搬送する吸着搬送手段とを備えている。
また従来の画像形成装置では、種々の用紙に画像形成をするために複数の用紙格納部を設けることによって、各用紙格納部ごとに種々のサイズの記録紙を格納できるものも存在する。また、複数の給紙段に同一のサイズの記録紙を格納することによって、大量の記録紙を画像形成装置内に格納して、大量の画像形成を行うことができる装置も一般的になっている。
このように複数の給紙段を有する画像形成装置において、エア給紙装置を利用する場合には、以下のような問題が存在する。
各給紙段に備えられたエア給紙装置は、シートの端部にエアを吹き付けることで上部のシートをさばく手段、及び搬送ベルトに最上位のシートを吸着する手段を有しており、これらの手段では空気圧力を利用している。空気圧力を利用する場合、給紙動作を行うためにエアの抽気/吸気を行っても給紙段のシートに空気圧が作用するまでに時間的な遅れが生じる。この原因としては、ダクトの長さ、エアを給紙段ごとに切り替えるためのダクト内の開閉弁の切り替え時間、シートの重さによるさばき時間の遅れ等が考えられる。このようにエア給紙装置では、給紙動作を開始しようとしてもシートに空気圧が作用するまでの時間的な遅れが生じるため給紙動作に遅れが生じ、ジョブのスループットが低下するという問題がある。
また特許文献2は、紙無しが発生した用紙格納部以外の用紙格納部に同一のサイズの用紙があるかを調べ、あれば給紙動作を停止させずに、その用紙格納部から用紙を給紙し続けることを記載されている。この機能により、紙無しによる稼働停止時間を短縮し、印刷ジョブの効率を高めている。
また特許文献3は、常時2つの給紙装置にエアを作用させることによって、給紙段切り替えの遅延をなくしたエア給紙装置を提案している。この文献3では、1つの抽気装置及び給気装置によって複数の複写トレイに抽気、給気の分配をしている。そして、2つのトレイの開閉弁を開放したときに給紙が可能となる圧力に設定して、常時2つの開閉弁が開放するように開閉制御手段によって弁制御を行っている。この制御では、常時2つの開閉弁が開いているため、2つのトレイの同時給紙が行われても空気圧力変動が生じないか、あっても極僅かである。これにより、給紙段の切り替え時に、トレイ側での空気圧を、動作に必要な値に迅速に変化させることができる。このように、給紙段の切り替えのロスをなくして、印刷ジョブのスループットの低下を防止することが提案されている。
特開平6−199437号公報 特開2002−40881号公報 特開平5−286590号公報
上述のようにエア給紙は、ローラ給紙と比較して、より高速な画像形成装置に対応することが可能である。しかしながら、エア給紙では、エア給紙が可能になるまでに時間を要するため、ファースプリント(画像形成装置がジョブの実行の指示を受付けてから最初の印刷出力を得るまでの時間)が遅くなるという問題点があった。
上述のように、従来は、複数の給紙装置にエアを作用させることによって、給紙段の切り替えの遅延をなくしていた。しかし、このように給紙装置を複数作用させるためには、エアを常時作用させる必要が生じ、エア作用装置が大型化し、画像形成装置の消費電力が増加する。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ローラ給紙とエア給紙が可能な画像形成装置で、プリントパフォーマンスを向上させることにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様による画像形成装置は、エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、印刷ジョブの出力枚数に応じて、該印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様による画像形成装置は、エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番でローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、該ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブを実行中に前記エア給紙手段の動作を停止させないよう制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様による画像形成装置は、エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番でローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、前記エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブを連続して実行するよう制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ローラ給紙とエア給紙が可能な画像形成装置で、プリントパフォーマンスを向上させることができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機1000の構成図である。
この複合機1000では、スキャナ1001、プリンタ1002、ファクシミリ1003、操作部1004がコントローラ1100と接続されている。操作部1004は、ユーザに対する警告やメッセージを表示する表示部と、ユーザにより操作される各種キーやスイッチ等を有している。またネットワークインターフェース(I/F)部1111を介してLAN1005に接続され、電話網1006がファクシミリ1003に接続されている。
次にコントローラ1100の構成を説明する。CPU1113は、システムバス1120に接続されている。CPU1113は、このバス1120を介して、スキャナI/F部1101、プリンタI/F部1102、ファクシミリI/F部1103、操作I/F部1104、ネットワークI/F部1111と接続している。更に、CPU1113は、記憶部1112、RAM1114、ROM1115、画像処理部1116と接続している。これら各部との間の信号の流れに基づいて各部の動作を説明する。
スキャナ1001より供給される画像データは、スキャナI/F部1101を介して画像処理部1116で画像処理された後、RAM1114に格納される。またスキャナ1001から発行される制御コマンドはCPU1113へ転送される。LAN1005より受信したプリントデータは、ネットワークI/F部1111を介して画像処理部1116でラスタライズ(描画)された後、RAM1114に転送されて記憶される。またネットワークI/F部1111で受信した制御コマンドはCPU1113へ転送される。電話網1006より受信したファクシミリデータは、ファクシミリ1003を介してRAM1114に転送されて記憶される。またファクシミリ1003から供給される制御コマンドは、CPU1113へ転送される。
RAM1114に格納されたこれらの画像データは、CPU1113による制御の下で、画像処理部1116において画像の回転処理や変倍処理などの画像処理が加えられる。その後、プリンタI/F部1102を介してプリンタ1002に送られるか、或は、ファクシミリ1003を介して電話網1006へ伝送される。
CPU1113は、スキャナI/F部1101或はファクシミリ1003より、操作部1004への表示を要求するコマンドを受け取ると、その指定された表示内容を操作部1004の表示部に表示する。更に、操作部1004において、ユーザによるキーオペレーションがなされると、そのオペレーション情報が操作I/F部1104を介してCPU1113に供給される。CPU1113は、この操作I/F部1104より受取ったオペレーション情報を、その操作内容に応じて、スキャナI/F部1101,ファクシミリ1003に転送するかを判断する。またCPU1113は、そのオペレーション情報に基づいて画像データの入出力制御を行う。ネットワークI/F部1111は、通信プロトコルに応じたデータの送受信が可能である。
このような制御を司るCPU1113の制御プログラムは、ROM1115に記憶されており、CPU1113は、このROM1115に記憶された制御プログラムに基づいて動作する。なお、RAM1114は、CPU1113による各種制御処理の実行時、作業領域として使用される。
図2は、本実施の形態に係るデジタル複合機1000の構造を説明する概略断面図である。
このデジタル複合機1000の上部には、自動原稿送り装置(ADF)280が設けられている。プラテンガラス201は、読取られる原稿を載置する台である。スキャナユニット202は、照明用ランプ203やミラー204等を有し、このスキャナユニット202は、モータ(不図示)の回転により所定方向に往復走査される。このスキャナユニット202の光が照射された原稿からの反射光は、ミラー204〜206を介してレンズ207を透過してイメージセンサ208(CCDセンサ)に結像する。
露光制御部209は、レーザやポリゴンスキャナ等を有し、イメージセンサ208から供給される電気信号に画像処理部1116で画像処理が施された画像信号に基づいて変調されたレーザ光219を感光体ドラム211に照射する。この感光体ドラム211の周囲には、一次帯電器212、現像器213、転写帯電器216、前露光ランプ214、クリーニング装置215が装備されている。
感光体ドラム211はモータ(不図示)の回転により図に示す矢印の方向に回転しており、その表面が一次帯電器212により所望の電位に帯電された後、露光制御部209からのレーザ光219が照射されて静電潜像が形成される。こうして感光体ドラム211上に形成された静電潜像は、現像器213により現像されて、トナー像として可視化される。
一方、右カセットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセット223或は下段カセット224に収容されている転写紙(記録シート、或は用紙とも言う。OHPシートのような、紙以外の材質のシートも含む)は、それぞれピックアップローラ225,226,227,228の回転によりピックアップされる。その後、各給紙ローラ229,230,231,232の回転により本体内に搬送される。こうして本体内に搬送された転写紙は、レジストローラ233により転写ベルト234に給送される。その後、感光体ドラム211上で可視化されたトナー像が転写帯電器216により転写紙に転写される。こうしてトナー像を転写した後の感光体ドラム211の表面は、クリーニング装置215により清掃され、前露光ランプ214により残留電荷が消去される。
一方、トナー像が転写された転写紙は、分離帯電器217によって感光体ドラム211から分離され、転写ベルト234によって定着器235に送られる。この定着器235は、加圧、加熱により転写紙上のトナー像を定着させる。こうしてトナー像が定着された用紙は、排紙ローラ236の回転により本体の外に排出される。
この複合機1000は、例えば4000枚の転写紙を収納できるデッキ250を装備している。このデッキ250は、いわゆるエア分離方式を採用するもので、最上位の転写紙から順次用紙を分離給送するタイプである。デッキ250のリフタ251は、転写紙の量に応じて上昇する。転写紙は噴出ダクト403から噴出するエアによって1枚ずつに捌かれる。そして、最上位の転写紙は吸引ダクト402によって吸着され、給紙ローラ253の回転によって本体内に送られる。また、100枚の転写紙を収容し得る手差し254が装備されている。
更に、排紙フラッパ237は、搬送パス238側と排出パス243側の経路を切り替えている。下搬送パス240は、排紙ローラ236から送り出された転写紙を、反転パス239を介し、転写紙を裏返して再給紙パス241に導く。左カセットデッキ222から給紙ローラ230により給紙された転写紙も再給紙パス241に導かれる。再給紙ローラ242は、転写紙を、上述の転写帯電器216等を有する転写部に再給紙する。
排出ローラ244は、排紙フラッパ237の近傍に配置されて、この排紙フラッパ237により排出パス243側に切り替えられた転写紙を機外に排出する。
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ237を上方に上げて、複写済みの転写紙を、搬送パス238、反転パス239、下搬送パス240を介して再給紙パス241に導く。このとき、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238から全て抜け出し、かつ、反転ローラ245に転写紙が噛んだ状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによって下搬送パス240に送り出す。そして本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ237を上方へ上げ、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238に残った状態の位置まで反転パス239に引き込む。その後、反転ローラ245の回転を逆転させることによって、転写紙を裏返して排出ローラ244側に送り出す。
排紙処理装置290は、デジタル複合機1000から一枚ずつ排出される転写紙を処理トレイ294に積載して揃える。一部の画像形成の排出が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ292又は293に束で排出する。排紙トレイ293は、モータ(不図示)で上下に移動制御され、像形成処理動作の開始前に処理トレイの位置になるように移動する。用紙トレイ291には、排出された転写紙の間に挿入する区切り紙が積載される。Z折り機295は、排出された転写紙をZ折りにする。また、製本機296は、排出された転写紙一部をまとめてセンタ折りしステイプルを行うことによって製本を行う。こうして製本された紙束は、排出トレイ297に排出される。
図3は、本実施の形態に係るデジタル複合機の操作部1004の外観斜視図である。
テンキー301は、像形成枚数の設定や手法設定の数値入力に使用され、ファクシミリ設定時には、電話番号の入力等に使用される。クリアキー302は、テンキー301で入力した設定を無効にする場合に使う。リセットキー303は、設定された像形成の枚数や動作手法、選択給紙段等の手法を既定値に戻す場合に使う。スタートキー304は像形成動作を開始する場合に押下されるキーである。このスタートキー304の中央には像形成が開始可能か否か示す赤色とグリーンのLED(不図示)があり、像形成を開始できない場合は赤色のLEDが点灯し、像形成を開始できる場合はグリーンのLEDが点灯する。複写動作を停止する場合はストップキー305を使用する。ガイドキー306は、あるキー機能が分からない際に押下するキーであり、機能が分からないキーの説明を表示部320に表示する。割り込みキー307は、像形成の動作中にユーザが他の作業をしたい場合に押下するキーである。
表示部320は液晶等で構成され、詳細な手法設定を容易にするべく設定手法に応じて表示内容が変わる。また、この表示部320の表面にはタッチセンサが設けられており、表示画面内に表示されている機能の枠内を指などで触れることにより、その機能が実行される。プルーフプリントを実行するためのキーであるプルーフプリント機能キーもそこに含まれる。コピー機能キー308、ファックス機能キー309、ボックス機能キー310は、コピー、ファックス、ボックスの各機能を指示するキーである。これらのキーが押されると操作部1004の表示部320の表示内容が切り替わる。コピー機能キー308を押すと不図示の画面でコピーに関する各種設定を行うことができる。またファックス機能キー309を押すと不図示の画面でファックスに関する各種設定を行うことができる。ボックス機能キー310は、記憶部1112に画像データを記憶する際、或は、記憶されている画像データをプリントアウトする際に押すキーである。
図4は、本実施の形態に係る右カセットデッキ221に設けられたシート吸着搬送部400を説明するための断面図である。なお、このシート吸着搬送部400は、図1に示す左カセットデッキ222、上段カセット223、下段カセット224、デッキ250に設けられていてもよい。図2に示したデジタル複合機1000は、デッキ250に図4のようなシート吸着搬送部を装備した例を示すものである。
このシート吸着搬送部400は、搬送ベルト401、図5に示す駆動部、吸引ダクト402、噴出ダクト403等を含んで構成されている。搬送ベルト401は、カセットデッキ221の上方において、給紙方向側をやや上方にした状態で配置されている。この搬送ベルト401は、駆動ローラ404及び従動ローラ405に巻回されており、駆動ローラ404の回転に伴って矢印B方向に回転されるようになっている。また、搬送ベルト401の表面には、転写紙を吸引吸着するための吸引穴408が形成されている。また吸引ダクト402内部には、搬送ベルト401に吸着される記録シートに押圧されて上方回動する吸着センサレバー406がある。更に、この吸着センサレバー406の上方回動に基づいて記録シートが搬送ベルト401に吸着したことを検知して吸着信号を出力する吸着センサ407が存在する。なお、シート吸着搬送部400の装着位置は、カセットデッキ(221、222)やカセット(223、224)、デッキ250によって異なる。
図5は、本実施の形態に係るシート吸着搬送部の駆動部を説明する図で、記録シート側から見た下面図である。
この駆動部は、駆動ローラ404を回転させることで、搬送ベルト401を図の矢印方向に移動させるものである。この駆動部は、図5に示すように、モータ440、ギアプーリ441、クラッチ442等を備えて構成されている。モータ440の駆動力は、ギアプーリ441、ベルト443を介してクラッチ442の入力軸に伝達される。このクラッチ442は、その出力軸が駆動ローラ404の駆動軸444に接続されている。したがって、CPU1113によって、駆動ローラ404の駆動軸444をクラッチ442を接続させることで、モータ440の駆動力が駆動軸444を介して駆動ローラ404に伝えられ搬送ベルト401を移動できるようになっている。
吸引ダクト402は、搬送ベルト401の吸引穴408を通じて空気を吸引するためのものであり、搬送ベルト401の軌道内に配置されている。ファン445(図5)を作動させ、吸引ダクト402を通じて空気を吸引することで、吸引穴408近傍に負圧を生じさせるようになっている。また、吸引ダクト402内には、空気の吸引量を調整するための吸引バルブ446が配置されている(図5)。なお、ファン445の作用によって吸引された空気は、分離部409(図4)に流されて噴出されている。
分離部409は、記録シートの端部にエアを吹き付けて記録シートを浮上させて分離させることで、記録シートの吸着搬送を助けている。この分離部409は、噴出ダクト403、バルブ410、中継ダクト411、ファン445等を備えている。
この噴出ダクト403は、図4に示すように、カセットデッキ221の給紙方向の下流側で、かつ駆動ローラ404の下方に配置されている。噴出ダクト403には、図4における矢印C方向(水平方向)にエアを噴出するさばきノズル412と、矢印D方向にエアを噴出する分離ノズル413とが各々形成されている。これらさばきノズル412及び分離ノズル413から噴出されるエアは、中継ダクト411を通じてファン445から供給されている。噴出ダクト403と中継ダクト411との接続部には、エアの噴出量を調整するためのバルブ410が配置されている(図5)。このバルブ410は、CPU1113からの指示にしたがってその開度が調整可能である。
図6は、本実施の形態に係るシート吸着搬送部を図5の左側から見た側面図である。
ファン445は、CPU1113からの指示にしたがって回転するモータ(不図示)により駆動されている。ファン445は、図5に示す通り、上述した吸引ダクト402からの空気の吸引にも利用されている。つまり、ファン445は、シート吸着搬送部400における吸引用と、分離部409におけるエアの送風用とを兼ねている。図6では、吸引ダクト402と噴出ダクト403との間でのエアの流れが示されている。
このような構成を採用した場合、場合によっては、記録シートの吸着に適した吸引を行っているだけでは、噴出ダクト403から噴出させるエアの量が足りなくなる場合も考えられる。また、吸引ダクト402における吸引を行うことなく、噴出ダクト403に対してエアを噴出したい場合もある。そのため、吸引ダクト402において、開口部より上流側417は開口されて大気に開放されている。そして、この開口部417よりも下流側にはリリーフバルブ416が設けられている。このリリーフバルブ416は、通常は、その自重により吸引ダクト402の開口を塞いでいる。しかし、吸引ダクト402内の負圧が所定値以上になると、大気圧に押されて開き、大気を吸引ダクト402内に導入するようになっている。つまり、リリーフバルブ416は、定圧弁としての役割を果たしている。給紙ローラ229は、このシート吸着搬送部400によって搬送されてきた記録シートを、転写部へ搬送しており、シート吸着搬送部400の給紙方向下流側に設置されている。
図4、図5、図6に示すようなシート吸着搬送部400を備えたデッキ250によるエア給紙の動作について説明する。
まず、ファン445及びモータ440を動作させ、バルブ410を開き、噴出ダクト403にエアを供給する。その結果、さばきノズル412、分離ノズル413からは、所定方向にエアが噴出され、さばき処理が開始される。このとき、さばきノズル412より噴出されたエアが記録シート間に入り込むことで、記録シート束の上部数枚がさばかれながら浮上する。なお、このさばき処理は、浮上した記録シート束の上部数枚が安定した状態になるに必要な予め定められた時間だけ連続して行なわれる。
上述のさばき処理を所定時間行なった後に、吸引バルブ446を開く。すると、吸引ダクト402内に負圧が生じ、さばきノズル412からのエアにより浮上している記録シートのうち、最上面の記録シートSが搬送ベルト401の表面に吸着される。このとき分離ノズル413から噴出されたエアは、最上面の記録シートとそれ以外の記録シートとを分離する。これにより、最上面の記録シート以外の記録シートが一緒に吸着されてしまうことはない。
吸引ダクト402内部に設けられた吸着センサ407が、記録シートが搬送ベルト401の表面に吸着したことを検知すると、クラッチ442をつないで搬送ベルト401を回転させる。その結果、搬送ベルト401に吸着された記録シートは、給紙方向に搬送されてゆく。これにより、デッキ250に装填された記録シートが1枚ずつ給紙される。
上述のさばき処理は、エア給紙を行なうカセット或はデッキ(これらを総称してエア給紙部と呼ぶ)からエア給紙を行なうための準備処理の1つである。このような準備処理が完了するとエア給紙部は給紙可能な状態に移行することができ、エア給紙部からの給紙を開始することができる。
次に、本実施形態に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え制御処理について説明する。
図7は、第1実施形態に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。なお、図7のフローチャートによるエア給紙の切り替え制御を行うデジタル複合機は、前提として、エア給紙が可能なデッキ250にA4サイズの普通紙が装填されているものとする。また、右カセットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセット223或は下段カセット224(これらはローラ給紙)の少なくともいずれかにもA4サイズの普通紙が装填されているものとする。A4サイズの普通紙が装填されたカセット以外のカセットにはA4以外のサイズの用紙や普通紙以外の種類の用紙が装填されているものとする。
この処理は、このデジタル複合機1000がエア給紙による印刷ジョブを受信することにより開始される。デジタル複合機1000は、デッキ250と、デッキ250以外のいずれかから給紙可能な印刷ジョブを受信し、印刷ジョブは、印刷枚数、印刷用紙サイズ、印刷用紙種類等のジョブ属性を持っている。例えば、印刷枚数は5、10、100等の印刷枚数を示している。また、印刷用紙サイズは、A4、A3等の印刷用紙サイズを示している。また、印刷用紙種類は普通紙、OHP用紙等の印刷用紙種類を示している。この受信ジョブを設定することにより、そのジョブ属性に応じて、デジタル複合機1000へ印刷枚数が設定され、印刷枚数分の用紙の給紙が行われ、印刷用紙サイズと印刷用紙種類から印刷を実行するためのデッキが選択される(S701)。
次に、ステップS702において、給紙サイズがA4かどうかの判断を行う。受信ジョブの印刷ジョブ属性を参照し、A4サイズが設定されている場合はステップS703へ進む。
ステップS703では、給紙用紙の種類が普通紙かどうかの判断を行う。受信ジョブの印刷用紙種類属性を参照し、普通紙が設定されている場合はステップS704へ進む。
ステップS704では、給紙枚数の設定が閾値以下かどうかの判定を行う。受信ジョブの印刷枚数属性を参照し、閾値以下であればステップS705へ進む。例えば、閾値が100の場合、印刷枚数の設定が99以下であればS705へ進む。
S705では、ローラ給紙デッキからA4サイズ、普通紙の給紙が実行され、S706において、プリント処理が実行され、印刷ジョブの処理が終了する。
ステップS704で印刷枚数(出力枚数)の設定が100以上の場合、S707へ進む。つまり、受信ジョブの印刷ジョブ属性において、給紙サイズ(出力用紙サイズ)A4、給紙用紙種類(出力用紙種類)が普通紙、給紙枚数設定が閾値以上の場合、ステップS707〜S710で、エア給紙の準備が開始される。ステップS707でエア給紙の印刷準備が終了すると、ステップS708でエア給紙デッキからエア給紙が開始される。そして、ステップS709においてプリント処理が実行され、印刷ジョブの設定枚数のエア給紙が終了すると、ステップS710において、エア給紙終了処理を行い、印刷ジョブの処理を終了する。
また、受信ジョブの印刷ジョブ属性の給紙サイズかA4でない場合、又は、印刷ジョブ属性の給紙用紙種類が普通紙でない場合は、ステップS702、S703からステップS711へ移行し、ジョブ属性に応じて、給紙デッキからローラ給紙が行われる(S711)。そして、引き続きプリント処理(S712)が実行され、印刷ジョブの処理が終了する。
以上のように、本実施形態では、普通紙、A4の大量印刷ジョブの場合にのみ、エア給紙を行ない、その他の場合にはローラ給紙を行なう。これにより、エア給紙の実行に伴う遅延の影響を最低限にすることができる。つまり、少量ジョブの処理においては、ローラ給紙を行なうことでそのジョブを迅速に行なうことができ、大量ジョブの処理においては、エア給紙のイニシャライズによる遅延の影響は、1枚辺りで比較的小さくなる。そのため、ローラの劣化や高速給紙に対応するため、エア給紙を行なう。
なお、図7のフローチャートでは、エア給紙が可能なデッキ250と、右カセットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセット223或は下段カセット224のいずれかにA4サイズ、普通紙が装填されていることを前提としたが、他のサイズや他の種類の用紙が装填されていることを前提としても構わない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述の第1実施形態では、1つ1つのジョブの属性に応じて、給紙枚数が閾値以上の場合はエア給紙を行い、給紙枚数が閾値以下の少ない場合はローラ給紙を行った。しかし、第2実施形態では、複数ジョブをまとめて判断し、エア給紙とローラ給紙の切り替えを制御する。他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、3つのジョブが連続している場合、第1実施形態と同様の処理を行なうと、2番目のジョブのみをローラ給紙で実行し、1番目と3番目のジョブをエア給紙で実行することになる。しかし、それでは、1番目のジョブが終了して、エア給紙の停止を行なってから、間もなく、3番目のジョブのためにエア給紙の再開処理を行なう必要があり、効率が悪い。つまり、1番目のジョブと3番目のジョブがエア給紙であると分かった時点で、1番目のジョブのエア給紙動作を停止させないように制御すれば、より一層のスループットの向上を図ることができる。
このための処理として以下の3つの処理が考えられる。
1.挟まれたローラ給紙のジョブを、エア給紙で実行する。
2.挟まれたローラ給紙のジョブを実行する間、エア給紙の機構を停止させずにスタンバイとする。
3.ジョブの順序を変えて、エア給紙が連続するようにする。
これらの処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。まず、これらのフローチャートに表わされた処理は、エア給紙でのジョブの実行中に行なわれる。
まず、ステップS801において、現時点で実行中のエア給紙でのジョブの次に実行すべきジョブが、ローラ給紙のジョブであり、さらにその次のジョブが、エア給紙のジョブか否か、第1実施形態で説明した方法によって判定する。
図8(a)では、3つのジョブが図9に示すような順番であると判定されると、ステップS801からステップS802に進み、次のジョブ、つまり図9の2番目のジョブをエア給紙で実行するように制御する。例えば、ジョブに設定された給紙段を変更することにより、この制御を実現できる。
また、図8(b)では、3つのジョブが図9に示すような順番であると判定されると、ステップS801からステップS803に進み、次のジョブ、つまり図9の2番目のジョブをローラ給紙で実行している間も、エア給紙機構を停止させないように制御する。3番目のジョブをエア給紙する際の準備時間を短縮することができる。
更に図8(c)では、3つのジョブが図9に示すような順番であると判定されると、ステップS801からステップS804に進み、図9に示す第2のジョブ、第3のジョブを逆の順序で実行する。これにより、エア給紙を行なうジョブが連続することになり、より効率的な印刷処理を行なうことができる。
なお、2番目のジョブが、ローラ給紙のジョブであっても、その所要時間が所定値以上である場合には、1番目のジョブの終了時にエア給紙機構を停止させ、2番目のジョブの実行中に、エア給紙の準備を始めても良い。
以上のように、本実施形態によれば、複数のジョブを処理する際に、効率的にエア給紙とローラ給紙とを切り換えることができる。
[他の実施の形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施の形態に係るデジタル複合機の構成図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機の構造を説明する概略断面図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機の操作部の外観斜視図である。 本実施の形態に係る右カセットデッキに設けられたシート吸着搬送部を説明するための断面図である。 本実施の形態に係るシート吸着搬送部の駆動部を説明する図で、記録シート側から見た下面図である。 本実施の形態に係るシート吸着搬送部を図5の左側から見た側面図である。 第1実施形態に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係るデジタル複合機において、連続して実行されるジョブの一例を示す図である。

Claims (13)

  1. エア給紙を行なうエア給紙手段と、
    ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、
    印刷ジョブの出力枚数に応じて、該印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、前記印刷ジョブの出力枚数が閾値より大きい場合には、前記エア給紙手段を選択し、前記印刷ジョブの出力枚数が前記閾値以下である場合には、前記ローラ給紙手段を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. エア給紙を行なうエア給紙手段と、
    ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、
    印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番で、ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、該ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブを前記エア給紙手段を用いて実行するよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. エア給紙を行なうエア給紙手段と、
    ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、
    印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番で、ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、該ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブを実行中に前記エア給紙手段の動作を停止させないよう制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. エア給紙を行なうエア給紙手段と、
    ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、
    印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番で、ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、前記エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブを連続して実行するよう制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、を備える画像形成装置において実行される画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の選択手段が、印刷ジョブの出力枚数に応じて、該印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択工程と、
    前記画像形成装置の制御手段が、前記選択工程において選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、を備える画像形成装置において実行される画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の選択手段が、印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択工程と、
    前記画像形成装置の制御手段が、前記選択工程において選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御工程と、を有し、
    前記制御工程は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番でローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、該ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブを前記エア給紙手段を用いて実行するよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、を備える画像形成装置において実行される画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の選択手段が、印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択工程と、
    前記画像形成装置の制御手段が、前記選択工程において選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御工程と、を有し、
    前記制御工程は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番でローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、該ローラ給紙を行なうべき印刷ジョブを実行中に前記エア給紙手段の動作を停止させないよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. エア給紙を行なうエア給紙手段と、ローラ給紙を行なうローラ給紙手段と、を備える画像形成装置において実行される画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の選択手段が、印刷ジョブを実行する際に用いるべき給紙手段として前記エア給紙手段と前記ローラ給紙手段のうち何れか一方を選択する選択工程と、
    前記画像形成装置の制御手段が、前記選択工程において選択された前記給紙手段を用いて前記印刷ジョブを実行するよう制御する制御工程と、を有し、
    前記制御工程は、エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブに挟まれる順番でローラ給紙を行なうべき印刷ジョブが存在する場合に、前記エア給紙を行なうべき2つの印刷ジョブを連続して実行するよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 請求項1又は2に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  11. 請求項3に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  12. 請求項4に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  13. 請求項5に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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