JP5172672B2 - 免震装置 - Google Patents

免震装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5172672B2
JP5172672B2 JP2008523655A JP2008523655A JP5172672B2 JP 5172672 B2 JP5172672 B2 JP 5172672B2 JP 2008523655 A JP2008523655 A JP 2008523655A JP 2008523655 A JP2008523655 A JP 2008523655A JP 5172672 B2 JP5172672 B2 JP 5172672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
seismic isolation
isolation device
laminated
rubber body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008523655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008004475A1 (ja
Inventor
雪徳 竹之下
幸弘 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Corp
Original Assignee
Oiles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oiles Corp filed Critical Oiles Corp
Priority to JP2008523655A priority Critical patent/JP5172672B2/ja
Publication of JPWO2008004475A1 publication Critical patent/JPWO2008004475A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5172672B2 publication Critical patent/JP5172672B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H9/00Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
    • E04H9/02Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate withstanding earthquake or sinking of ground
    • E04H9/021Bearing, supporting or connecting constructions specially adapted for such buildings
    • E04H9/022Bearing, supporting or connecting constructions specially adapted for such buildings and comprising laminated structures of alternating elastomeric and rigid layers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/40Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers consisting of a stack of similar elements separated by non-elastic intermediate layers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/08Vibration-dampers; Shock-absorbers with friction surfaces rectilinearly movable along each other

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

本発明は、免震装置に関し、特に、土木橋梁、建築物等の上部構造物と、基礎又は下部構造物との間に設けられ、地震に対する上部構造物の揺れを抑えるようにした免震装置に関する。
従来、積層ゴム体の上下方向に設けられた中空部に摩擦板を積層した状態で配し、上部構造物の鉛直荷重を支持しつつ、地震等により生じる水平変形時には、該摩擦板間により生じる摩擦力により減衰を得る構成とした免震装置が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、上下の面板の間に剛性を有した硬質板と、粘弾性的性質を有した軟質板とを、各々複数個交互に積層した複合積層体と、複数個の高分子化合物をコーティングした金属板等の摩擦板を積層した積層体とを並列に挟持する免震構造体が提案されている。
また、特許文献2には、上面板と下面板との間に、硬質板としての銅板20枚、軟質板としてのゴム板21層を交互に積層し、その積層体部分の中央に設けた中空部に、ガラス繊維強化不飽和ポリエステル樹脂製の摩擦板を43枚積層したものが封入されてなる免震構造体が開示されている。この免震構造体は、摩擦板の積層体の上に押さえ板として鉄板を配し、中央部に雌ねじを螺設した上蓋を配し、上蓋を150kg−cmのトルクで締め付けて摩擦板積層体に封入力を加え、この封入力を上蓋のトルクにより調整可能としている。
さらに、特許文献3には、ゴム等のエラストマー層と中間剛性板とを上下方向に交互に接着、積層してなる可撓性支承体と、鉄合金、銅又はその合金、ポリテトラフルオロエチレン、黒鉛の少なくとも1つからなる複数の摺動板を、互いに摺動可能となるように上下方向に積み重ねた摺動板積層体とを備え、摺動板積層体は、可撓性支承体に取り囲まれるように配置され、これらの両者が共同して荷重を支える構造とし、摺動板積層体の摺動板のいくつかは他の摺動板と摩擦係数の異なる材質からなる免震支承装置が提案されている。
これらの発明は、積層された摩擦板の高さが一定であるため、積層ゴム体に生じる経年変化のうち、鉛直方向の変位が徐々に低下するクリープ現象の抑制手段、又は積層ゴム体が水平変形を生じた際の鉛直方向の沈み込み現象を低減する手段として、例えば、戸建住宅用等の軽重量物向きには好適であるが、その反面、免震装置が支持する荷重が大きい場合には、摩擦板又は摩擦板取付部に過大な鉛直荷重が作用し、摩擦特性の変動、摩擦板の破損さらに免震装置自体の破損の虞がある。
そこで、積層ゴム体の水平変形時に生じる鉛直方向の沈み込みの挙動に着目し、免震装置が水平変形を生じた場合においても、摩擦板に対して過大な荷重が加わらないように、積層ゴム体の中空部内に積層された摩擦板の上方及び/又は下方に緩衝材を設け、摩擦板への過大な鉛直荷重の載荷を防止する技術が提案されている。
例えば、特許文献4には、ゴム板と金属板とを交互に接着するとともに積層面に垂直に貫通孔を設けた積層ゴムと、この積層ゴムの両端面に固着されたフランジと、積層ゴムの孔内に積層された複数枚の摩擦板と、この摩擦板を垂直方向に押圧する予圧を与えた弾発部材とからなる免震装置が提案されている。
また、特許文献5には、一対の取付板間に補強板と弾性板とを交互に積層するとともに、これら取付板と弾性板相互、及び弾性板と補強板相互を、各々固着して免震装置主体を構成し、前記免震装置主体に、少なくとも補強板及び弾性板を貫通する振動減衰用の孔を穿設した軽量建造物用免震装置において、この孔内に、低硬度の低弾性部材と、交互に積層された剛性を有する板状体とを設け、低弾性部材の外周部と孔の構成面との間に隙間を設けるとともに、板状体相互間を滑動自在とした軽量建造物用免震装置が提案されている。
さらに、特許文献6には、ゴム状弾性層と剛性板層とが上下方向に交互に積層された積層部を上下方向に貫通する貫通孔を備え、該貫通孔内に複数の摩擦板を積層状態で封入した免震装置に対し、摩擦板同士の焼付きや、これに伴う摩擦係数の変動を抑え、安定した免震効果が得られるようにした免震装置が提案されている。
日本特開平8−105123号公報 日本特開平9−296845号公報 日本国特許第3717287号公報 日本特開昭62−141330号公報 日本国特許第2990532号公報 日本特開2000−283229号公報
しかし、上記特許文献4乃至6に記載の免震装置等では、積層ゴム体が水平変形を受けた際に生じる鉛直方向の沈み込みにより、摩擦板に過大な鉛直力が作用しないように、摩擦板の最上部及び/又は最下部に緩衝材、例えば、特許文献4では弾発部材を、特許文献5では低弾性部材を、特許文献6では弾性体(皿ばね)を配し、該緩衝材の鉛直方向の変形をもって防止する構造としているが、積層された摩擦板の高さに関しては、摩擦板自体が剛であるため、水平変形してもその高さに変化は生じない。
一方、摩擦板を取り囲む積層ゴム体は、上述のように、水平変形を生じると鉛直方向に沈み込みを生じるため、例えば、図5(a)に示した免震装置41の、剛性材料層42aと弾性材料層42bからなる積層ゴム体42において、この積層ゴム体42の水平変形時における摩擦板43の端面と積層ゴム体42の中空部内周面42cとの当接状況は、上下方向に擦れながら水平変形することとなる。
その際に、摩擦板43と積層ゴム体42の中空部内面42cとの当接部分での摩擦が大きいと、両者が互いに鉛直方向に滑らかに移動することができず、場合によっては、図5(b)に示すように、積層ゴム体42に用いられている剛性材料層42aと摩擦板43とが引っかかった状態となり、水平変形とともに積層ゴム体42の内部から大きな摩擦音が生じたり、振動や衝撃が積層ゴム体42の内部から生じ、免震性能に問題が生じる虞がある。
さらに、摩擦板43又は剛性材料層42aの変形や破損の虞や、免震装置41の耐久性や安全性そのものに支障が生じる虞もあり、比較的発生頻度の多い中小地震の際に免震装置から異音が発生し、免震構造物の使用者や管理者に対して要らぬ不安感を与える虞もある。
特に、この現象は、積層ゴム体42に用いられる弾性材料層42bの1層あたりの厚みが大きい場合に、積層ゴム体42が水平変形により沈み込む量が大きくなる結果、顕著に現れる虞があり、具体的には、橋梁大型免震装置の設計において、桁の回転吸収能力との関係で弾性材料層42bの1層あたりの厚みを大きくする場合が多く、言い換えると大型の免震装置を使用する長大橋等において特に問題となる。
そこで、本発明は、上記従来の免震装置等における問題点に鑑みてなされたものであって、積層ゴム体の水平変形時において、積層ゴム体の中空部内に積層して配置された摩擦板と、積層ゴム体の相対的な高さに変化が生じても、該摩擦板と積層ゴム体の中空部内周面との摺動状況を滑らかに行い得て、その結果、地震時等により免震装置(積層ゴム体)に水平変形が生じても、免震装置(積層ゴム体)の内部から異常音の発生や、振動、衝撃の発生を防止し、耐久性、安全性、さらに居住性に優れた免震装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、免震装置であって、弾性材料層と剛性材料層とが上下方向に交互に積層されてなる積層ゴム体と、該積層ゴム体を上下方向に貫通する中空部内に、水平方向に摺動可能で上下に複数積層されて封入される摩擦板と、該積層された摩擦板の最上部及び/又は最下部に配置され、上下方向に圧力を付与し、鉛直方向の変位を吸収する圧力付与手段と、前記複数の摩擦板の各々の外周部と、前記積層ゴム体の中空部の内周面との間にのみ配される摩擦低減手段とを備え、該摩擦低減手段は、前記摩擦板の各々の外周端面にのみ、焼付け又は一体的に設けられた摺動部からなることを特徴とする。そして、本発明によれば、地震等によって積層ゴム体が水平方向に変形した際に、摩擦板と積層ゴム体の中空部内周面との相対的な高さに変化が生じても、摩擦低減手段により、摩擦板と、積層ゴム体の中空部内周面との摺動を滑らかにすることができるとともに、摩擦板の最上部及び/又は最下部に圧力付与手段が配置されているため、摩擦板にかかる負荷を低減することができ、異常音の発生や、摩擦板の破損を防止することができる。その結果、免震装置の耐久性のみならず、免震装置の安全性及び住居等の居住性も向上させることが可能となる。また、上記摺動部の材料として、潤滑性を有する樹脂もしくは樹脂組成物、又は自己潤滑性ゴムとすることができる。具体的には、四フッ化エチレン樹脂、充填材入り四フッ化エチレン樹脂、アセタール樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル系樹脂又は自己潤滑性ゴムを用いることができる。尚、前記摩擦板の各々の外周端部にグリスを塗布し前記摺動部とすることもできる。
前記免震装置において、前記摩擦低減手段の摺動部の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数を、前記摩擦板の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数より小さくすることができ、前記摩擦板の各々の前記外周端面に設けられた摺動部を、潤滑性を有する樹脂もしくは樹脂組成物、又は自己潤滑性ゴムとすることができる。 また、前記摩擦板の外縁部又は/及び前記摩擦低減手段の摺動部の外縁部を、外側に凸の曲面状に形成することができ、具体的には、R形状又はC面取りとすることができる。これにより、摩擦板と前記弾性材料層又は前記剛性材料層との間の摺動をより滑らかにすることが可能となる。
また、本発明は、免震装置であって、弾性材料層と剛性材料層とが上下方向に交互に積層されてなる積層ゴム体と、該積層ゴム体を上下方向に貫通する中空部内に、水平方向に摺動可能で上下に複数積層されて封入される摩擦板と、該積層された摩擦板の最上部及び/又は最下部に配置され、上下方向に圧力を付与し、鉛直方向の変位を吸収する圧力付与手段と、前記複数の摩擦板の各々の外周部と、前記積層ゴム体の中空部の内周面との間にのみ配される摩擦低減手段とを備え、該摩擦低減手段は、前記積層ゴム体の中空部内周面と前記積層された摩擦板との間に配置された筒状摺動部からなることを特徴とする。そして、本発明によれば、上述のように、地震等によって積層ゴム体が水平方向に変形した際に、摩擦板と積層ゴム体の中空部内周面との相対的な高さに変化が生じても、摩擦低減手段により、摩擦板と、積層ゴム体の中空部内周面との摺動を滑らかにすることができるとともに、摩擦板の最上部及び/又は最下部に圧力付与手段が配置されているため、摩擦板にかかる負荷を低減することができ、異常音の発生や、摩擦板の破損を防止することができる。その結果、免震装置の耐久性のみならず、免震装置の安全性及び住居等の居住性も向上させることが可能となる。また、上記筒状摺動部の材料を、潤滑性及び可撓性を有する樹脂もしくは樹脂組成物、又は自己潤滑性ゴムとすることができる。具体的には、ポリエチレン樹脂、四フッ化エチレン樹脂、又は自己潤滑性ゴムからなるフィルム、シート又はチューブ等を用いることができる。これにより、筒内部に積層し配されている摩擦板の端面と、積層ゴム体の中空部内周面との間の摩擦を低減させ、積層ゴム体の水平変形時において生じる摩擦板と積層ゴム体中空部内周面との鉛直方向の擦れによる不具合を防止することが可能となる。
記免震装置において、前記摩擦低減手段の筒状摺動部の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数を、前記摩擦板の前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数より小さくすることができる。
前記免震装置において、前記筒状摺動部の内側に積層された前記摩擦板の各々は、外周端面に焼付け又は一体的に設けられた摺動部を有することができる。これにより、摩擦板と前記弾性材料層又は前記剛性材料層との間の摺動をより滑らかにすることができる。また、前記摩擦板の外縁部を、外側に凸の曲面状に形成することができる。具体的には、R形状又はC面取りとすることができる。これにより、摩擦板と前記弾性材料層又は前記剛性材料層との間の摺動をより滑らかにすることが可能となる。
前記免震装置において、前記摩擦板を、安定した摩擦力を得ることができ、かつ、高い摩擦力を得ることができる材料である金属、樹脂、樹脂組成物、繊維強化樹脂もしくは焼結体、又は、これらの中の2種以上の材料の複合材で形成することができる。また、前記圧力付与手段を、ゴム状弾性体、皿ばね、板ばね又はコイルばねとすることができる。これにより、上下方向に圧力を付与し、鉛直方向の変位を吸収することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、積層ゴム体の上下方向に設けられた中空部に摩擦板を積層した状態で配置して、上部構造物の鉛直荷重を支持しつつ、地震等により生じる水平変形時には、該摩擦板間により生じる摩擦力により減衰を得る構成とした免震装置において、積層ゴム体の水平変形時において、積層ゴム体の中空部内に積層して配置された摩擦板と、積層ゴム体の相対的な高さに変化が生じても、該摩擦板と積層ゴム体の中空部内周面との摺動を滑らかに行うことができ、地震時等により免震装置に水平変形が生じても、免震装置の内部から異常音の発生や振動、衝撃の発生を防止し、耐久性、安全性、居住性に優れた免震装置を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明にかかる免震装置の第1の実施の形態を示し、この免震装置1は、大別して、弾性材料層2bと剛性材料層2cとが積層された積層ゴム体2と、積層ゴム体2の上下方向に貫通する中空部2a内に、水平方向に摺動可能で上下に複数積層されて封入される摩擦板3と、積層された摩擦板3の最上部及び最下部に配置され、上下方向に圧力を付与し、鉛直方向の変位を吸収する圧力付与手段4と、複数の摩擦板3の各々の外周部と積層ゴム体2の内周面との間に配置される摩擦低減手段5とで構成される。
積層ゴム体2は、構造物等を安定した状態で支持するとともに、地震等における水平方向の振動を和らげ、構造物の揺れを長周期化するために備えられ、ゴムからなる弾性材料層2bと、鉄板からなる剛性材料層2cが上下方向に交互に積層され、全体的に円柱状に構成される。この積層ゴム体2の中心部には中空部2aが穿設され、上述のように、中空部2aの内部に複数の摩擦板3が積層される。
摩擦板3は、地震等によって発生する水平方向の振動を、上下方向に隣接する摩擦板3間に発生する摩擦力によって低減するために備えられ、積層ゴム体2の中空部2aの内部に複数積層される。この摩擦板3は、安定した摩擦力を得ることができ、かつ、高い摩擦力を得ることができる材料を用いることが好ましく、金属、樹脂、樹脂組成物、繊維強化樹脂もしくは焼結体で構成することができ、また、これらの材料の2種以上によって形成した複合材、例えば、金属薄板と、焼結層と、樹脂組成物層からなるような複層摺動板を用いたり、前記各板材を交互に積層したものを用いることができる。さらに、各種ブレーキ用摩擦板を用いてもよい。
圧力付与手段4A、4Bは、積層ゴム体2の鉛直方向の変位を吸収し、かつ摩擦板3に圧力を付与するため、各々、摩擦板3の最上部と上剪断キー6Aとの間、摩擦板3と下剪断キー6Bとの間に介装される。この圧力付与手段4(4A、4B)は、過大な荷重が摩擦板3に作用しないように力を伝達しながら鉛直方向に変位吸収能力があればよく、ゴム状弾性体、皿ばね、板ばね又はコイルスプリングを用いることができる。尚、本実施の形態においては、摩擦板3の最上部と最下部の両方に圧力付与手段4を配置したが、摩擦板3の最上部又は最下部のいずれか一方に配置するように構成することもできる。
摩擦低減手段5は、図2(a)、(b)に示すように、各々の摩擦板3の外周部に、矩形状断面を有するリング状に一体的に固着装着され、この摩擦板3の外周部と、図1に示した積層ゴム体2の中空部2aの内周面2dとの摺動を滑らかにし、両者間の摩擦を低減するために備えられる。
この摩擦低減手段5は、潤滑性を有する樹脂もしくは樹脂組成物、又は自己潤滑性ゴムとすることができる。図2(a)、(b)に示した形状の他、図2(c)に示すように、断面が円形のリング状としてもよく、図2(d)に示すように、摩擦板3との当接部に突出部5aを備え、摩擦板3との結合がより強くなるように構成することもできる。また、図2(e)に示すように、外周部を肉厚に形成した円板状の摩擦低減手段5を上下方向から2枚の摩擦板3(3A、3B)で挟持するような構成とすることもできる。さらに、摩擦低減手段5を摩擦板3の各々の外周端面に一体的に固着又は装着するのではなく、摩擦板3の各々の外周端面に焼付けることもできる。また、摩擦板3の各々の外周端部にグリスを塗布し、摩擦低減手段の摺動部とすることもできる。
図1の上フランジプレート7A及び下フランジプレート7Bは、各々、摩擦板3及び圧力付与手段4を中空部2aに収容した積層ゴム体2の上連結鋼板8A及び下連結鋼板8Bと、上剪断キー6A、下剪断キー6B、及び取付ボルト9A、9Bを介して接合される。上フランジプレート7Aは、例えば、橋梁の上部工等に、下フランジプレート7Bは下部工等に連結される。
次に、上記構成を有する免震装置1の動作について、図面を参照しながら説明する。
図1において、通常の状態では、積層ゴム体2は、上フランジプレート7Aに一体となった構造物等を安定した状態で支持している。地震等により免震装置1に外力が作用すると、積層ゴム体2は、水平方向の振動を緩和し、構造物等の揺れを長周期化させる。一方、上下方向に隣接する摩擦板3間に発生する摩擦力によって水平方向の振動を低減する。これによって、構造物等への地震等によるエネルギを吸収し、構造物等の損傷、破壊を回避する。
この際、積層ゴム体2が水平変形を生じた際に鉛直方向に沈み込み、積層ゴム体2の中空部内周面2dと摩擦板3との相対的な高さに変化が生じ、中空部内周面2dと摩擦板3の端部とが互いに摺動することとなるが、摩擦低減手段5が、中空部内周面2dと摩擦板3との間に発生する摩擦を軽減し、両者間の不要な引っ掛かりや、高い摩擦による応力の集中、及び摩擦板3の変形追従性に支障が出ることを防止することができる。
また、積層ゴム体2の水平変形時に生じる鉛直方向の沈み込みによって、摩擦板3に対して過大な荷重が付加されようとするが、摩擦板3の最上部及び最下部に固着された圧力付与手段4によって摩擦板3への過大な鉛直荷重載荷を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる免震装置1によれば、従来の免震装置において発生する虞がある異常音や、摩擦板の破損を防止することができ、その結果、免震装置の耐久性のみならず、免震装置の安全性及び住居等の居住性も向上させることが可能となる。
次に、本発明にかかる免震装置の第2実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図3に示すように、この免震装置21は、大別して、弾性材料層2bと剛性材料層2cとが積層された積層ゴム体2と、積層ゴム体2の上下方向に貫通する中空部2a内に、水平方向に摺動可能で上下に複数積層されて封入される摩擦板3と、積層された摩擦板3の最上部及び最下部に配置され、上下方向に圧力を付与する圧力付与手段4と、積層ゴム体2の中空部2aの内周面2dと積層された摩擦板3との間に配置された筒状の摩擦低減手段25とで構成される。
この免震装置21の特徴部分は、摩擦低減手段25であって、第1の実施の形態における免震装置1の摩擦低減手段5に代えて配置されている。尚、摩擦低減手段25以外の構成要素は、図1に示した免震装置1と同様であるため、同一の構成要素については、同一の参照番号を付して詳細説明を省略する。
摩擦低減手段25は、内部に積層されている摩擦板3の各々の端面と、積層ゴム体2の中空部2aの内周面2dとの間の摩擦を低減させ、積層ゴム体2の水平変形時において生じる摩擦板3の端部と中空部内周面2dとの鉛直方向の擦れによる不具合を防止するために備えられ、図4に示すように、円筒状に構成されるとともに、内部に摩擦板3が多数積層される。
この摩擦低減手段25には、潤滑性及び可撓性を有する材料を用い、例えば、ポリエチレン樹脂、四フッ化エチレン樹脂、又は自己潤滑性ゴムからなるフィルム、シート又はチューブ等を用いることができる。また、本実施の形態においても、摩擦板3の外周部分の形状をR形状、又はC面取りして摩擦板3と摩擦低減手段25との間の摺動を滑らかに行うことが好ましい。
次に、上記構成を有する免震装置21の動作について、図3を参照しながら説明する。
通常の状態では、積層ゴム体2は、上フランジプレート7Aに一体となった構造物等を安定した状態で支持している。そして、地震等により免震装置21に外力が作用すると、積層ゴム体2は、水平方向の振動を緩和し、構造物等の揺れを長周期化させる。一方、上下方向に隣接する摩擦板3間に発生する摩擦力によって水平方向の振動を低減する。これによって、構造物等への地震等によるエネルギを吸収し、構造物等の損傷、破壊を回避する。
この際、積層ゴム体2が水平変形を生じた際に鉛直方向に沈み込み、積層ゴム体2の中空部内周面2dと摩擦板3との相対的な高さに変化が生じるが、両者間には筒状の摩擦低減手段25が存在するため、積層ゴム体2の中空部内周面2dと摩擦板3とは直接接触することがなく、摩擦低減手段25と中空部内周面2d及び摩擦板3との摺動状態となり、中空部内周面2dと摩擦板3との間の不要な引っ掛かりや、高い摩擦による応力の集中、及び摩擦板3の変形追従性に支障が出ることを防止することができる。
また、積層ゴム体2の水平変形時に生じる鉛直方向の沈み込みによって、摩擦板3に対して過大な荷重が付加されようとするが、摩擦板3の最上部及び最下部に固着された圧力付与手段4によって摩擦板3への過大な鉛直荷重載荷を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる免震装置21によっても、従来の免震装置において発生する虞がある異常音や、摩擦板の破損を防止することができ、その結果、免震装置の耐久性のみならず、免震装置の安全性及び住居等の居住性も向上させることが可能となる。
尚、上記実施の形態においては、積層ゴム体2の弾性材料層2bの1層あたりの厚みが比較的大きい土木橋梁等に用いる免震装置1、免震装置21を例にとって説明したが、積層ゴム体2の弾性材料層2bの1層あたりの厚みが比較的薄い建築物に用いる免震装置についても、同様に本発明を適用することができる。
本発明にかかる免震装置の第1の実施の形態の全体構成を示す断面図である。 図1の免震装置の摩擦板の外周面に設けられたリング状の摩擦低減手段を示す図であって、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)、(d)、(e)は他の例を示す断面図である。 本発明にかかる免震装置の第2の実施の形態の全体構成を示す断面図である。 図3の免震装置の筒状の摩擦低減手段と摩擦板との関係を示す斜視図である。 従来の免震装置における地震発生時の動作説明図である。
符号の説明
1 免震装置
2 積層ゴム体
2a 中空部
2b 弾性材料層
2c 剛性材料層
2d 内周面
3(3A、3B) 摩擦板
4(4A、4B) 圧力付与手段
5 摩擦低減手段
5a 突出部
6A 上剪断キー
6B 下剪断キー
7A 上フランジプレート
7B 下フランジプレート
8A 上連結鋼板
8B 下連結鋼板
9A 取付ボルト
9B 取付ボルト
21 免震装置
25 摩擦低減手段

Claims (11)

  1. 弾性材料層と剛性材料層とが上下方向に交互に積層されてなる積層ゴム体と、
    該積層ゴム体を上下方向に貫通する中空部内に、水平方向に摺動可能で上下に複数積層されて封入される摩擦板と、
    該積層された摩擦板の最上部及び/又は最下部に配置され、上下方向に圧力を付与し、鉛直方向の変位を吸収する圧力付与手段と、
    前記複数の摩擦板の各々の外周部と、前記積層ゴム体の中空部の内周面との間にのみ配される摩擦低減手段とを備え、
    該摩擦低減手段は、前記摩擦板の各々の外周端面にのみ、焼付け又は一体的に設けられた摺動部からなることを特徴とする免震装置。
  2. 前記摩擦低減手段の摺動部の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数が、前記摩擦板の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数より小さいことを特徴とする請求項1に記載の免震装置。
  3. 前記摩擦板の各々の前記外周端面に設けられた摺動部は、潤滑性を有する樹脂もしくは樹脂組成物、又は自己潤滑性ゴムからなることを特徴とする請求項1又に記載の免震装置。
  4. 前記摩擦板の外縁部又は前記摩擦低減手段の摺動部の外縁部は、外側に凸の曲面状に形成されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の免震装置。
  5. 弾性材料層と剛性材料層とが上下方向に交互に積層されてなる積層ゴム体と、
    該積層ゴム体を上下方向に貫通する中空部内に、水平方向に摺動可能で上下に複数積層されて封入される摩擦板と、
    該積層された摩擦板の最上部及び/又は最下部に配置され、上下方向に圧力を付与し、鉛直方向の変位を吸収する圧力付与手段と、
    前記複数の摩擦板の各々の外周部と、前記積層ゴム体の中空部の内周面との間にのみ配される摩擦低減手段とを備え、
    該摩擦低減手段は、前記積層ゴム体の中空部内周面と前記積層された摩擦板との間に配置された筒状摺動部からなることを特徴とする免震装置。
  6. 前記摩擦低減手段の筒状摺動部の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数が、前記摩擦板の、前記弾性材料層又は前記剛性材料層に対する摩擦係数より小さいことを特徴とする請求項5に記載の免震装置。
  7. 前記筒状摺動部は、潤滑性及び可撓性を有する樹脂もしくは樹脂組成物、又は自己潤滑性ゴムからなることを特徴とする請求項5又は6に記載の免震装置。
  8. 前記筒状摺動部の内側に積層された前記摩擦板の各々は、外周端面に焼付け又は一体的に設けられた摺動部を有することを特徴とする請求項5、6又は7に記載の免震装置。
  9. 前記摩擦板の外縁部は、外側に凸の曲面状に形成されることを特徴とする請求項乃至8のいずれかに記載の免震装置。
  10. 前記摩擦板は、金属、樹脂、樹脂組成物、繊維強化樹脂もしくは焼結体からなるか、又は、これらの中の2種以上の材料の複合材からなることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の免震装置。
  11. 前記圧力付与手段は、ゴム状弾性体、皿ばね、板ばね又はコイルばねからなることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の免震装置。
JP2008523655A 2006-07-06 2007-06-27 免震装置 Active JP5172672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008523655A JP5172672B2 (ja) 2006-07-06 2007-06-27 免震装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187114 2006-07-06
JP2006187114 2006-07-06
JP2008523655A JP5172672B2 (ja) 2006-07-06 2007-06-27 免震装置
PCT/JP2007/062883 WO2008004475A1 (fr) 2006-07-06 2007-06-27 Dispositif d'isolation antisismique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008004475A1 JPWO2008004475A1 (ja) 2009-12-03
JP5172672B2 true JP5172672B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=38894446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008523655A Active JP5172672B2 (ja) 2006-07-06 2007-06-27 免震装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7856766B2 (ja)
EP (1) EP2039958A4 (ja)
JP (1) JP5172672B2 (ja)
KR (1) KR101353949B1 (ja)
CN (1) CN101484723B (ja)
TW (1) TWI403651B (ja)
WO (1) WO2008004475A1 (ja)

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8656685B2 (en) * 2005-03-08 2014-02-25 City University Of Hong Kong Structural members with improved ductility
JP2008075743A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Bridgestone Corp 防振構造体及び防振構造体の製造方法
JP5289163B2 (ja) * 2009-04-24 2013-09-11 株式会社ブリヂストン 免震構造体用プラグ及び免震構造体
WO2011088965A2 (de) * 2010-01-19 2011-07-28 Franz Mitsch Elastomerfeder mit mechanisch regulierbarer steifigkeit
KR101683134B1 (ko) 2010-04-15 2016-12-06 엘에스전선 주식회사 풍력타워용 면진장치
JP4864153B2 (ja) * 2010-06-30 2012-02-01 株式会社小松製作所 ラバースプリング装置を架設したオフロードトラック
CN102009745B (zh) * 2010-11-19 2012-12-05 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 一种直升机旋翼板式阻尼器
CN102242788B (zh) * 2011-04-13 2013-02-06 张曦元 减震缓冲器
JP5696580B2 (ja) * 2011-05-12 2015-04-08 横浜ゴム株式会社 ゴム支承およびその製造方法
MY169804A (en) * 2011-07-07 2019-05-16 Malaysian Rubber Board A shock absorbing device for mating of an integrated deck to jacket legs
CN102635703B (zh) * 2012-03-29 2013-09-25 超达阀门集团股份有限公司 带有碟形弹簧复合体的球阀阀座结构
CN102642880B (zh) * 2012-04-12 2013-10-16 中国电子工程设计院 一种低温多效蒸馏海水淡化系统中的滑动支座
TWI426168B (zh) * 2012-06-14 2014-02-11 Chong-Shien Tsai Can prevent the temperature rise of the support pad
CN102829114A (zh) * 2012-08-28 2012-12-19 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 一种汽车悬架辅助橡胶弹簧
JP5541329B2 (ja) * 2012-09-03 2014-07-09 オイレス工業株式会社 免震装置
CN103806534B (zh) * 2012-11-06 2016-05-18 沈阳建筑大学 鼓状多层摩擦板自复位滑移隔震支座
CN102912857A (zh) * 2012-11-07 2013-02-06 沈阳建筑大学 内圆台摩擦滑移隔震支座
CN103015554A (zh) * 2012-12-08 2013-04-03 北京工业大学 一种用于密贴地铁交叉部位的三维隔震装置
US9139972B2 (en) * 2012-12-17 2015-09-22 University Of Houston Periodic material-based seismic isolation system
WO2014104995A2 (en) * 2012-12-26 2014-07-03 Toker Mehmet A high performance solid polyurethane elastomer seismic isolator with or without an elastomer core or lead core
WO2014110582A1 (en) 2013-01-14 2014-07-17 Aujaghian Damir Sliding seismic isolator
CN103174785B (zh) * 2013-04-09 2015-07-08 中国电力工程顾问集团中南电力设计院有限公司 特高压换流变压器隔震防落装置
CN103195853B (zh) * 2013-04-09 2016-05-18 中国电力工程顾问集团中南电力设计院有限公司 特高压换流变压器隔震限位装置
JP6439244B2 (ja) * 2013-05-30 2018-12-19 オイレス工業株式会社 免震装置
JP5661964B1 (ja) * 2014-06-13 2015-01-28 株式会社ダイナミックデザイン 免震装置およびその製造方法
JP6327749B2 (ja) * 2014-07-18 2018-05-23 住友ゴム工業株式会社 粘弾性ダンパとその製造方法
JP6693698B2 (ja) * 2014-11-28 2020-05-13 オイレス工業株式会社 免震装置
TWI567277B (zh) 2014-12-16 2017-01-21 Chong-Shien Tsai Friction damping support pad
CN104879437B (zh) * 2015-03-27 2017-12-01 中国电子工程设计院 一种隔振支撑基座的滑移复合耗能隔振方法
CN106500063A (zh) * 2015-09-08 2017-03-15 海洋王(东莞)照明科技有限公司 一种减振装置及灯具
US9617730B1 (en) * 2015-11-30 2017-04-11 Chong-Shien Tsai Adaptive bearing energy absorber
US9945116B2 (en) * 2015-12-07 2018-04-17 Chong-Shien Tsai Friction-damping energy absorber
US20210180284A1 (en) * 2016-02-01 2021-06-17 University Of Houston System Systems and methods for periodic material-based seismic isolation for underground structures
JP6613930B2 (ja) * 2016-02-01 2019-12-04 オイレス工業株式会社 免震装置
JP6651933B2 (ja) * 2016-03-24 2020-02-19 株式会社大林組 免振装置及び積層ゴム支承の変形量調整方法
JP6579026B2 (ja) * 2016-04-15 2019-09-25 オイレス工業株式会社 橋梁用の免震支承及びそれを用いた橋梁
ES2644754B1 (es) * 2016-04-29 2018-09-13 Tejasa-Tc, S.L.L. Sistema de protección antisísmica para una losa flotante.
WO2017201535A1 (en) * 2016-05-20 2017-11-23 O-Ring Sales & Service, Inc. Railcar end unit
US10041267B1 (en) * 2016-09-02 2018-08-07 State Farm Mutual Automobile Insurance Company Seismic damping systems and methods
KR101810334B1 (ko) * 2016-11-07 2017-12-20 손국영 배전반 면진 장치
KR101886707B1 (ko) * 2016-12-01 2018-08-08 한광전기공업주식회사 수배전반에 있어서의 변위 발생에 따른 고감도 누전 방지 장치
DK3462053T3 (da) * 2017-09-20 2020-12-07 Zhuzhou Times New Mat Tech Co Vibrationsdæmpende støtteindretning
GB201719559D0 (en) * 2017-11-24 2018-01-10 Mips Ab Connector
CN108361305A (zh) * 2018-02-13 2018-08-03 宋帆 一种阻断式结构的减振降噪装置
CN108560576B (zh) * 2018-03-13 2020-07-10 黑龙江科技大学 型钢混凝土框架柱隔震支座装置及其施工方法
CN111936714A (zh) 2018-04-16 2020-11-13 达米尔·奥加吉安 地震隔离器和阻尼装置
CN108951410A (zh) * 2018-09-27 2018-12-07 云南煤化工应用技术研究院 一种桥梁用的双向滑移盆式减震支座
FR3099088B1 (fr) 2019-07-26 2022-01-21 Lohr Ind Ensemble d’articulation d’attelage integrant un systeme d’amortissement
CN110984392B (zh) * 2019-11-26 2022-03-04 广州大学 一种嵌套式的多功能隔震橡胶支座
TWI782428B (zh) * 2020-02-26 2022-11-01 日商普利司通股份有限公司 防震裝置
GB202009430D0 (en) 2020-06-19 2020-08-05 Ocado Innovation Ltd A grid framework structure
TR202018195A2 (tr) * 2020-11-13 2021-02-22 Univ Yildiz Teknik Bi̇lhassa bi̇nalarda kullanilmak üzere sürtünmeli̇ ve elastomerli̇ si̇smi̇k bi̇rleşi̇m aparati
CN112923002B (zh) * 2021-02-23 2022-10-25 山东科技大学 一种复合式抗冲击装置及其应用
CN113846888A (zh) * 2021-08-31 2021-12-28 昆明理工大学 一种农村隔震支座及其制作方法
CN114704575B (zh) * 2022-05-07 2023-12-05 博戈橡胶塑料(株洲)有限公司 一种轻量化叠置部件及其板簧产品
CN114837318A (zh) * 2022-06-10 2022-08-02 苏州科裕减震科技有限公司 一种摩擦阻尼隔震橡胶支座及一体硫化生产方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6429541A (en) * 1987-07-27 1989-01-31 Bridgestone Corp Earthquakeproof structure
JPH04111877A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Nitta Ind Corp 軽量建造物用免震装置
JPH08105123A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Bridgestone Corp 免震構造体
JPH08326840A (ja) * 1995-05-26 1996-12-10 Bridgestone Corp 免震構造体
JP2000161429A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Bando Chem Ind Ltd 免震装置
JP2002139100A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Safety Techno:Kk 滑り支承式免震装置
JP2005147220A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Bridgestone Corp 免震装置
JP2006097878A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 積層ゴム支承装置
JP2006348981A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Bridgestone Corp 積層支持体

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ201015A (en) * 1982-06-18 1986-05-09 New Zealand Dev Finance Building support:cyclic shear energy absorber
NZ208129A (en) * 1984-05-11 1988-10-28 New Zealand Dev Finance Shear energy absorber: confined granular material within deformable block
AU4198985A (en) * 1985-01-24 1986-07-31 Development Finance Corporation Of New Zealand, The Improvements in or relating to energy absorbers
JPS62141330A (ja) * 1985-12-16 1987-06-24 Toshiba Corp 免震装置
JP2883219B2 (ja) * 1990-10-17 1999-04-19 オイレス工業株式会社 免震支持装置
US5452548A (en) * 1993-07-01 1995-09-26 Kwon; Heug J. Bearing structure with isolation and anchor device
CN1080850C (zh) * 1995-08-04 2002-03-13 奥依列斯工业株式会社 免震装置
US5765322A (en) * 1995-09-29 1998-06-16 Bridgestone Corporation Seismic isolation apparatus
JPH09296845A (ja) 1996-04-30 1997-11-18 Bridgestone Corp 免震構造体
IT1289870B1 (it) 1997-01-08 1998-10-19 Cima Comp It Molle Acciaio Ammortizzatore a frizione particolarmente studiato per macchine lavabiancheria o simili
AU8248498A (en) * 1997-07-11 1999-02-08 Penguin Engineering Limited Energy absorber
JP3717287B2 (ja) 1997-10-09 2005-11-16 横浜ゴム株式会社 免震支承装置
JPH11270621A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Kobe Steel Ltd 積層ゴム支承
JP2000283229A (ja) * 1999-03-29 2000-10-13 Bando Chem Ind Ltd 免震装置
JP4366935B2 (ja) 2002-01-16 2009-11-18 オイレス工業株式会社 摩擦ダンパ
JP2006038180A (ja) 2004-07-29 2006-02-09 Oiles Ind Co Ltd 円筒軸受ブッシュ及び該円筒軸受ブッシュの製造方法
TWM270283U (en) * 2004-08-10 2005-07-11 Chung Shan Inst Of Science Rubber bearing pad reinforced by fiber

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6429541A (en) * 1987-07-27 1989-01-31 Bridgestone Corp Earthquakeproof structure
JPH04111877A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Nitta Ind Corp 軽量建造物用免震装置
JPH08105123A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Bridgestone Corp 免震構造体
JPH08326840A (ja) * 1995-05-26 1996-12-10 Bridgestone Corp 免震構造体
JP2000161429A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Bando Chem Ind Ltd 免震装置
JP2002139100A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Safety Techno:Kk 滑り支承式免震装置
JP2005147220A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Bridgestone Corp 免震装置
JP2006097878A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 積層ゴム支承装置
JP2006348981A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Bridgestone Corp 積層支持体

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012046407; 技能士の友編集部: 技能ブックス(17)/機械要素のハンドブック 初版, 19770520, 156-157ページ, 株式会社大河出版 *

Also Published As

Publication number Publication date
CN101484723A (zh) 2009-07-15
EP2039958A1 (en) 2009-03-25
TWI403651B (zh) 2013-08-01
KR101353949B1 (ko) 2014-01-22
JPWO2008004475A1 (ja) 2009-12-03
WO2008004475A1 (fr) 2008-01-10
CN101484723B (zh) 2010-10-20
US7856766B2 (en) 2010-12-28
EP2039958A4 (en) 2017-02-15
KR20090026329A (ko) 2009-03-12
US20090313917A1 (en) 2009-12-24
TW200829811A (en) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5172672B2 (ja) 免震装置
JP5275230B2 (ja) ダンパ装置
JP2008261490A (ja) 滑り式積層板支承、構造物及び滑り式積層板支承の調整方法
JP5638762B2 (ja) 建築物
US8789320B1 (en) Large displacement isolation bearing
KR100887565B1 (ko) 복합 감쇠기능을 갖는 면진장치
RU101514U1 (ru) Резинометаллическая опора
JP6579026B2 (ja) 橋梁用の免震支承及びそれを用いた橋梁
JP4000643B2 (ja) 滑り型の免震支承装置
JP3187018B2 (ja) 免震装置
JP4359958B2 (ja) 複合免震ユニットおよび免震構造物
JP2012067805A (ja) 接合部の制振構造
JP4740016B2 (ja) 傾斜型オーバルコイルバネ利用の緩衝機構
JPS58184330A (ja) 皿ばね積層体
JP4736715B2 (ja) 免震装置
KR970005011B1 (ko) 주위구속형의 면진장치
JP3326421B2 (ja) 免震装置
WO2000031436A1 (fr) Dispositif d'isolation sismique
JP2001074094A (ja) 免震装置
JP3019792B2 (ja) 免震支持装置
JP5524683B2 (ja) ゴム支承体
JPH11294529A (ja) 免震装置
JP4631274B2 (ja) 積層ゴム免震支承装置の取付構造
JP2756111B2 (ja) 免震装置
JPH11108113A (ja) 免震支承装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5172672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250