JP5171811B2 - 試験装置および電子デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、試験装置および電子デバイスに関する。特に本発明は、低速デバイスと高速デバイスとを一台の試験装置で試験できる、あるいは低速部と高速部を併せ持つデバイスを試験できる試験装置および電子デバイスに関する。本出願は、下記の日本出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1.出願番号 11/690,141 出願日2007年03月23日
試験デバイス(DUT:Device Under Test)を試験する試験装置では、試験信号をDUTの端子に入力してDUTの端子から当該試験信号に応答する出力信号を得る。そして当該試験信号をDUTに入力した場合に期待される期待値と前記出力信号とを比較してDUTの機能を試験する。ここで試験信号をDUTの各端子に入力するタイミングは、タイミング発生器が発生したタイミング信号で指定する。またDUTからの出力信号を取得するタイミングは、タイミング発生器が発生したストローブ信号で指定する。
タイミング信号およびストローブ信号は、タイミング発生器のタイミングメモリに記録されたタイミングデータに基づき可変遅延回路によって生成する。たとえば、日本国公開特許公報の特開昭61−47573号公報には、遅延設定器に設定された遅延データの上位データを粗遅延器に入力して、周期発生器からのパルスを遅延することが記載されている。そして当該粗遅延器によって遅延されたパルスと遅延データの下位データとを微小遅延回路に入力して、当該遅延データに応じて遅延されたパルスを出力することが記載されている。
ところで、kHzオーダーの応答周波数を有する低速デバイスとGHzオーダーの応答周波数を有する高速デバイスとを一台の試験装置で試験したい場合がある。あるいはkHzオーダーの応答周波数を有する低速部とGHzオーダーの応答周波数を有する高速部とを併せ持つデバイスを試験したい場合がある。
しかし、このような低速デバイスと高速デバイスとを一台の試験装置で試験する場合、あるいは低速部と高速部とを併せ持つデバイスを試験する場合には、前記したタイミング信号あるいはストローブ信号の設定できる範囲を広域化しなければならない。たとえば応答周波数が1kHz程度の低速デバイスでは、その応答周期(1msec)に対し0.1%程度の分解能(1μsec)が要請されると共に応答周期の1000倍程度(1sec)の周期で試験周期が設定できることを要求される。応答周波数が1GHz程度の高速デバイスでは同様に、その応答周期(1nsec)に対する0.1%程度の分解能(1psec)と共に応答周期の1000倍程度(1μsec)の試験周期が要求される。
つまり、kHzオーダーの応答周波数を有する低速デバイスとGHzオーダーの応答周波数を有する高速デバイスとを一台の試験装置で試験するには、1msecから1psをカバーするダイナミックレンジでタイミングを設定することが要請される。このような広帯域の設定範囲をバイナリで表現すると約30ビットに相当する。タイミング信号を生成するための回路として30ビットものダイナミックレンジを実現するには、回路規模が大きくなり好ましくない。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる試験装置および電子デバイスを提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスに供給する試験信号の変化タイミングおよび被試験デバイスが出力する出力信号の取得タイミングの少なくとも1つのタイミングを定めるタイミングデータを出力するタイミングデータ出力部と、試験装置の基準クロックのパルスを指定された遅延データに応じた遅延量遅延させて、タイミングに応じた変化点を有するタイミング信号を発生する可変遅延回路と、タイミングを設定する設定範囲が変更されたことに応じて、タイミングデータが1単位変化した場合における遅延データの変化量を変更する範囲変更部と、を備える試験装置を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
本発明の一実施形態によれば、低速デバイスと高速デバイスとを一台の試験装置で試験できる試験装置および電子デバイスを実現できる。あるいは低速部と高速部とを併せ持つデバイスを試験できる試験装置および電子デバイスを実現できる。
図1は、本実施形態の試験装置の一例をDUTと共に示す。 図2は、本実施形態のタイミング発生回路の例を示す。 図3は、本実施形態の10ビットシフトの動作を示す。
符号の説明
100 試験装置
110 制御装置
120 周期発生器
130 パターン発生器
140 タイミング発生器
142 タイミングデータ出力部
144 範囲変更部
146 可変遅延回路
150 波形成形器
160 ドライバ部
170 タイミング比較部
180 タイミング比較部
190 フェイルメモリ
200 DUT
302 タイミングメモリ
304 10ビットシフト
306 可変遅延回路
308 粗遅延回路
310 微小遅延回路
312 ダウンカウンタ
314 論理回路
以下、発明の実施の形態を通じて本発明の一側面を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。又実施形態の中で説明されている特徴の全組み合わせが発明の解決に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置100の構成をDUT200と共に示す。試験装置100は、被試験デバイスである1または複数のDUT200を試験する。DUT200としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)もしくはフラッシュメモリ等のメモリLSI、ロジックICまたはロジックLSI等が例示できる。
試験装置100は、制御装置110と、周期発生器120と、パターン発生器130と、タイミング発生器140と、波形成形器150と、ドライバ部160と、タイミング比較部170と、比較器180と、フェイルメモリ190とを有する。制御装置110は、たとえばコンピュータシステムであり、プログラムに基づいてDUT200の試験を制御する。
周期発生器120は、DUT200の試験中に試験装置100内の各部を動作させる基準クロックCLKを発生する。また周期発生器120は、試験に含まれる各試験サイクルの周期を定める。試験周期は、各試験周期で同一の長さとしてもよく、試験周期毎に異なる長さとしてもよい。
パターン発生器130は、DUT200の端子に供給する試験信号のパターン(試験パターン)および試験信号がDUT200に供給されることによってDUT200の出力に期待される出力信号のパターン(期待値パターン)のうち少なくとも1つのパターンを含むパターンデータPATTERNを発生する。パターンデータPATTERNには、前記試験信号を発生するタイミングまたは前記出力信号を取得するタイミングを示すタイミング信号TIMING_Dまたはストローブ信号TIMING_Cを発生させるためのタイミング情報TSを含む。さらにパターンデータPATTERNには、後に説明するタイミング発生器140のタイミングデータ出力部で使用する設定範囲指定データを含む。
パターン発生器130は、周期発生器120により定められた試験周期毎にパターンデータPATTERNを発生する。パターン発生器130は、生成したパターンデータPATTERNをタイミング発生器140に供給する。またパターン発生器130は、パターンデータPATTERN内の少なくとも試験パターンに係るデータを波形成形器150に供給する。さらにパターン発生器130は、パターンデータPATTERN内の少なくとも期待値パターンに係るデータを比較器180に供給する。パターン発生器130として、試験プログラムの命令列に従って対応する試験パターンを生成するシーケンシャル・パターン・ジェネレータ、あるいは予め定められたアルゴリズムに基づいて試験パターンを生成するアルゴリズミック・パターン・ジェネレータが例示できる。
タイミング発生器140は、DUT200に加える試験信号をハイレベルまたはローレベルにするタイミングを示すタイミング信号TIMING_Dと、DUT200の出力信号を取得するタイミングを示すストローブ信号TIMING_Cとを出力する。タイミング信号TIMING_Dおよびストローブ信号TIMING_Cは、パターン発生器130から指定されたタイミング情報TS及び/又は予めタイミング発生器140に設定されたタイミング情報に基づき基準クロックCLKを遅延させて生成する。タイミング発生器140は、生成したタイミング信号TIMING_Dおよびストローブ信号TIMING_Cを各々ドライバ部160およびタイミング比較部170に供給する。
タイミング発生器140は、タイミングデータ出力部142、範囲変更部144および可変遅延回路146を有する。タイミングデータ出力部142は、パターン発生器130から取得したタイミング情報TS及び/又は予め設定されたタイミング情報に基づき、タイミングデータT_DATAを出力する。タイミングデータ出力部142は、DUT200に供給する試験信号の変化タイミングおよびDUT200が出力する出力信号の取得タイミングのうち少なくとも1つのタイミングを定めるタイミングデータT_DATAを出力する。また、タイミングデータ出力部142は、次に説明する範囲変更部144で使用する設定範囲指定データとしてバンド選択信号BAND_SELを出力する。
範囲変更部144は、タイミングデータ出力部142からのタイミングデータT_DATAおよびバンド選択信号BAND_SELを取得して遅延データD_DATAを生成する。生成した遅延データD_DATAは、可変遅延回路146に出力する。範囲変更部144は、バンド選択信号BAND_SELに応じて、タイミングデータT_DATAが一単位変化した場合における遅延データD_DATAの変化量を変更する。たとえばバンド選択信号BAND_SELとして変化量1倍が選択された場合には、タイミングデータT_DATAが一単位変化したとき遅延データD_DATAも1単位変化する。バンド選択信号BAND_SELとして変化量1024倍が選択された場合には、タイミングデータT_DATAが一単位変化したとき遅延データD_DATAは1024単位変化する。
可変遅延回路146は、基準クロックCLKのパルスを遅延データD_DATAに応じた遅延量遅延させて、タイミング信号TIMING_Dまたはストローブ信号TIMING_Cを発生する。たとえば可変遅延回路146は、基準クロックCLKの前記パルスを粗遅延時間だけ遅延する粗遅延回路と、粗遅延した前記パルスを微小遅延時間だけさらに遅延する微小遅延回路とを含む。粗遅延回路は、たとえば前記パルスを基準クロックCLKの整数倍周期に相当する粗遅延時間だけ遅延できる。微小遅延回路は、たとえば前記パルスを基準クロックCLKの1周期未満の微小遅延時間だけ遅延できる。
波形成形器150は、パターン発生器130から入力された試験パターンを波形成形する。波形成形器150は、試験パターンに基づく波形成形後の信号をドライバ部160に供給する。
ドライバ部160は、波形成形器150から入力された波形成形後の試験パターンに基づく信号を、タイミング信号TIMING_Dで指定するタイミングで論理値Hまたは論理値Lにドライブする。さらにドライバ部160は、ドライブした論理値Hまたは論理値Lの信号を指定された電圧振幅レベルに変換して、試験信号としてDUT200の端子へ出力する。
タイミング比較部170は、DUT200の端子から出力された出力信号をストローブ信号TIMING_Cで指定されたタイミングで取得する。その後タイミング比較部170は、取得した結果を比較器180に供給する。タイミング比較部170は、たとえばDUT200の出力信号の電圧と、論理値Hを示すレベル電圧ViHおよび論理値Lを示すレベル電圧ViLとを比較して、比較結果に基づき出力信号の論理値を出力する。
比較器180は、タイミング比較部170によりストローブ信号TIMING_Cで指定されたタイミングで取得したDUT200の出力信号の論理値と、パターン発生器130から入力した当該出力信号の期待値パターンとを比較する。比較器180は、比較の結果として期待値との一致/不一致等を示す比較結果をフェイルメモリ190に出力する論理比較器を含んでもよい。フェイルメモリ190は、比較器180による比較結果を記憶する。
以上のように、本実施形態のタイミング発生器140は、タイミングデータT_DATAが一単位変化した場合における遅延データD_DATAの変化量をバンド選択信号BAND_SELによって変更する範囲変更部144を備える。タイミング信号TIMING_D等は遅延データD_DATAに基づき可変遅延回路146によって発生されるから、バンド選択信号BAND_SELを選択することにより、タイミング信号TIMING_D等の設定範囲を拡大できる。
図2は、タイミング発生器140の一例を示す。タイミング発生器140は、タイミングメモリ302、10ビットシフト304および可変遅延回路306を有する。
タイミングメモリ302は、タイミングデータ出力部142の一例であってよい。タイミングメモリ302は、周期発生器120からの試験周期信号RATEとパターン発生器130からのパターンデータPATTERNとを受けて、タイミングデータT_DATAの上位ビットUPPER_bit、タイミングデータT_DATAの下位ビットLOWER_bitおよびバンド選択信号BAND_SELを出力する。タイミングメモリ302は、タイミングデータT_DATAとして、たとえば20ビットのバイナリデータを出力する。
10ビットシフト304は、範囲変更部144の一例であってよい。10ビットシフト304は、タイミングメモリ302からのバンド選択信号BAND_SELに応じて、タイミングデータT_DATAを10ビットシフトする、またはビットシフトしない。10ビットシフト304は、前記選択に応じてビットシフトしたまたはしなかったデータを、遅延データD_DATAとして可変遅延回路306に出力する。ビットシフトしたまたはしなかったデータは、遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELDおよび遅延データD_DATAの下位フィールドLOWER_FIELDに格納する。10ビットシフト304は、遅延データD_DATAとして、たとえば30ビットのバイナリデータを出力する。
可変遅延回路306は、粗遅延回路308および微小遅延回路310を有する。粗遅延回路308は、遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELDの値がその入力Dに入力されるダウンカウンタ312と、値0が入力されたときに論理値Hを出力する論理回路314とを有する。ダウンカウンタ312の出力Qは論理回路314に入力される。ダウンカウンタ312の入力DOWNには論理値Hが入力される。またダウンカウンタ312のトリガ入力には基準クロックCLKが入力される。
粗遅延回路308は、遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELDの値が0になるまで基準クロックCLKをカウントして、0になったときに粗遅延信号COARSEとして論理値Hを出力する。つまり、粗遅延回路308では、粗遅延時間Tc(基準クロックCLKの周期に遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELDで指定される数を乗じた時間)だけパルスを遅延させた粗遅延信号COARSEを生成する。
微小遅延回路310は、粗遅延回路308からの粗遅延信号COARSEと、遅延データD_DATAの下位フィールドLOWER_FIELDの値とを受け、粗遅延信号COARSEのパルスに微小遅延時間を付加したパルスを生成してタイミング信号TIMING_Dまたはストローブ信号TIMING_Cを発生する。なお、図2ではタイミング信号TIMING_Dまたはストローブ信号TIMING_Cを総称してタイミング信号TIMINGと表記している。微小遅延回路310は、たとえば粗遅延信号COARSEを基準クロックCLKの1周期未満の微小遅延時間だけ遅延できる。
図3は、図2に示すタイミング発生器140の動作の一例を示す。20ビットのタイミングデータT_DATAがタイミングメモリ302によって与えられる。タイミングデータT_DATAの上位ビットUPPER_bit(10ビット)および下位ビットLOWER_bit(10ビット)は、バンド選択信号BAND_SELに応じて、遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELD(20ビット)および下位フィールドLOWER_FIELD(10ビット)に割り当てられる。
バンド選択信号BAND_SELが論理値Hの場合、タイミングデータT_DATAの上位ビットUPPER_bit(10ビット)および下位ビットLOWER_bit(10ビット)は、遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELD(20ビット)に入力される。遅延データD_DATAの下位フィールドLOWER_FIELD(10ビット)の各ビットには0が入力される。
バンド選択信号BAND_SELが論理値Lの場合、タイミングデータT_DATAの上位ビットUPPER_bit(10ビット)は、遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELD(20ビット)の下位10ビットに入力される。タイミングデータT_DATAの下位ビットLOWER_bit(10ビット)は、遅延データD_DATAの下位フィールドLOWER_FIELD(10ビット)に入力される。遅延データD_DATAの上位フィールドUPPER_FIELD(20ビット)の上位10ビットには0が入力される。
上記のように範囲変更部144によってタイミングデータT_DATAが遅延データD_DATAに変換される。そして遅延データD_DATAに基づきタイミング信号TIMING_D等が生成される。上記の場合、タイミング信号TIMING_D等の設定範囲は、バンド選択信号BAND_SELの選択により、タイミングデータT_DATAで指定できる範囲の1倍または1024倍に変更される。
すなわち、バンド選択信号BAND_SELが論理値Lの場合には、タイミングデータT_DATAの上位10ビット分で指定できる二進値の範囲(0〜1023)に基準クロックCLKの周期を乗じた期間でタイミングの設定が可能になる。なお、この場合タイミングデータT_DATAの下位10ビット分で基準クロックCLKの1周期未満の微小遅延時間が指定されるので望ましい設定精度は確保できる。
また、バンド選択信号BAND_SELが論理値Hの場合には、タイミングデータT_DATAの上位10ビットおよび下位10ビットの20ビット分で指定できる二進値の範囲(0〜1048575)に基準クロックCLKの周期を乗じた期間でタイミングの設定が可能になる。なお、この場合、望ましい設定精度は粗遅延回路308によって確保されるので微小遅延回路310による遅延は為されない。
以上の通り、本実施形態の試験装置によれば、バンド選択信号BAND_SELの選択に応じてタイミング信号TIMING_Dあるいはストローブ信号TIMING_Cの設定範囲を拡大できる。この結果、たとえば20ビットのタイミングデータT_DATAで30ビットに相当するタイミング設定範囲を望ましい設定精度で確保できる。よって、回路規模を増大することなく、たとえばkHzオーダーの応答周波数を有する低速デバイスとGHzオーダーの応答周波数を有する高速デバイスとを一台の試験装置で試験できる。また、kHzオーダーの応答周波数を有する低速部とGHzオーダーの応答周波数を有する高速部とを併せ持つデバイスを試験できる。
以上、本発明の一側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
たとえば、試験装置100は、試験対象となる被試験回路と共に同一の電子デバイスに設けられた試験回路であってもよい。当該試験回路は、電子デバイスのBIST回路等として実現され、被試験回路を試験することにより電子デバイスの診断等を実施する。これにより、当該試験回路は、被試験回路となる回路が、電子デバイスとしての本来の目的に従った正常な動作または機能を実現できるかどうかをチェックすることができる。
また、試験装置100は、試験対象となる被試験回路と同一のボードまたは同一の装置内に設けられた試験回路であってもよい。このような試験回路も、上述のように被試験回路が本来の目的に従った正常な動作または機能を実現できるかどうかをチェックすることができる。
また、前記実施形態では、範囲変更部144として10ビットシフト304を例示した。しかし、範囲変更部144として、タイミングデータT_DATAに設定範囲に応じた倍数を乗じて遅延データD_DATAを生成する乗算器等を適用することもできる。
また、前記実施形態では、タイミングデータT_DATAが20ビットの例、遅延データD_DATAが30ビットの例、あるいは10ビットシフト304でのビットシフト量が10ビットである例、を例示した。しかし、これらビット数は例示の数値に限られず、任意のビット数あるいはビットシフト量を適用できる。
また、前記実施形態では、バンド選択信号BAND_SELとして1ビットの論理値HまたはL、すなわちビットシフトする場合に選択できるバンドが1つの場合(ビットシフトしない場合を併せて選択できるバンド数が2の場合)を例示した。しかし、選択できるバンド数は複数であってよく、たとえばビットシフトしない場合をバンド0、5ビットシフトする場合をバンド1、10ビットシフトする場合をバンド2のように2以上の複数バンドを選択できるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、バンド選択信号BAND_SELが論理値Hの場合、微小遅延回路310は機能しない(遅延データD_DATAの下位フィールドLOWER_FIELDの全ビットに0が入力される)例を示した。しかし、タイミングデータT_DATAのビットシフト量を8ビット等にして、遅延データD_DATAの下位フィールドLOWER_FIELDに2ビット分等残るようにしてもよい。この場合、下位フィールドLOWER_FIELDに残った2ビット分等のデータは微小遅延回路310での微小遅延時間の計算に反映される。
また、バンド選択はDUT200の入出力端子ごとに設定できるようにしてもよい。また、試験周期(試験サイクル)ごとにバンド選択信号BAND_SELを設定して、バンドを切り替えるようにしてもよい。さらに、試験周期の任意の時間でバンドを切り替えることも出来る。
また、前記実施形態では、タイミングメモリ302によってタイミングデータT_DATAを指定する例を示した。しかし、タイミングデータT_DATAはタイミングメモリ302から読み出すことに限られず、たとえばタイミング情報から計算により求めてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (12)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに供給する試験信号の変化タイミングおよび前記被試験デバイスが出力する出力信号の取得タイミングの少なくとも1つのタイミングを定めるタイミングデータを出力するタイミングデータ出力部と、
    当該試験装置の基準クロックのパルスを指定された遅延データに応じた遅延量遅延させて、前記タイミングに応じた変化点を有するタイミング信号を発生する可変遅延回路と、
    前記タイミングを設定する設定範囲が変更されたことに応じて、前記タイミングデータが1単位変化した場合における前記遅延データの変化量を変更する範囲変更部と、
    を備え
    前記可変遅延回路は、
    前記遅延データの上位フィールドの値に応じて、前記基準クロックのパルスを、前記基準クロックの整数倍遅延させた粗遅延信号を発生する粗遅延回路と、
    前記遅延データの下位フィールドの値に応じて、前記粗遅延信号を前記基準クロックの周期未満の遅延量分遅延させた前記タイミング信号を発生する微小遅延回路と、
    を有し、
    前記範囲変更部は、
    第1の前記設定範囲が指定されたことに応じて、前記タイミングデータを前記遅延データとし、
    前記第1の設定範囲より広い第2の前記設定範囲が指定されたことに応じて、前記タイミングデータを予め定められたビット数分上位側へシフトした値を前記遅延データとして、
    前記範囲変更部は、前記第2の設定範囲が指定された場合、タイミングデータの一部が前記微小遅延回路に残るように前記タイミングデータをシフトさせる
    試験装置。
  2. 前記範囲変更部は、前記タイミングデータに、前記設定範囲に応じた倍数を乗じた前記遅延データを前記可変遅延回路へ出力する請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記範囲変更部は、前記タイミングデータを、前記設定範囲に応じたビット数分シフトした前記遅延データを前記可変遅延回路へ出力する請求項1に記載の試験装置。
  4. 前記範囲変更部は、前記第2の設定範囲が指定されたことに応じて、前記遅延データの上位フィールドの値を前記タイミングデータの値とし、前記遅延データの下位フィールドの値を0とする請求項1から3のいずれか1項に記載の試験装置。
  5. 前記被試験デバイスを試験する試験サイクル毎に、試験サイクルの周期を決定する周期発生器を更に備え、
    前記タイミングデータ出力部は、前記試験サイクルの周期に応じて前記設定範囲を変更する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の試験装置。
  6. 前記被試験デバイスを試験する試験サイクル毎に、当該試験サイクルにおいて前記被試験デバイスに供給すべき試験パターンおよび当該試験サイクルにおける前記被試験デバイスからの出力信号の期待値パターンの少なくとも1つのパターンデータを出力するパターン発生器を更に備え、
    前記タイミングデータ出力部は、前記パターンデータの一部として含まれる設定範囲指定データの値に応じて、前記タイミングデータが1単位変化した場合における前記遅延データの変化量を決定する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の試験装置。
  7. 試験回路と、試験対象となる被試験回路とを備える電子デバイスであって、
    前記試験回路は、
    前記被試験回路に供給する試験信号の変化タイミングおよび前記被試験回路が出力する出力信号の取得タイミングの少なくとも1つのタイミングを定めるタイミングデータを出力するタイミングデータ出力部と、
    当該電子デバイスの基準クロックのパルスを指定された遅延データに応じた遅延量遅延させて、前記タイミングに応じた変化点を有するタイミング信号を発生する可変遅延回路と、
    前記タイミングを設定する設定範囲が変更されたことに応じて、前記タイミングデータが1単位変化した場合における前記遅延データの変化量を変更する範囲変更部と、
    を備え
    前記可変遅延回路は、
    前記遅延データの上位フィールドの値に応じて、前記基準クロックのパルスを、前記基準クロックの整数倍遅延させた粗遅延信号を発生する粗遅延回路と、
    前記遅延データの下位フィールドの値に応じて、前記粗遅延信号を前記基準クロックの周期未満の遅延量分遅延させた前記タイミング信号を発生する微小遅延回路と、
    を有し、
    前記範囲変更部は、
    第1の前記設定範囲が指定されたことに応じて、前記タイミングデータを前記遅延データとし、
    前記第1の設定範囲より広い第2の前記設定範囲が指定されたことに応じて、前記タイミングデータを予め定められたビット数分上位側へシフトした値を前記遅延データとして、
    前記範囲変更部は、前記第2の設定範囲が指定された場合、タイミングデータの一部が前記微小遅延回路に残るように前記タイミングデータをシフトさせる
    電子デバイス。
  8. 前記範囲変更部は、前記タイミングデータに、前記設定範囲に応じた倍数を乗じた前記遅延データを前記可変遅延回路へ出力する請求項に記載の電子デバイス。
  9. 前記範囲変更部は、前記タイミングデータを、前記設定範囲に応じたビット数分シフトした前記遅延データを前記可変遅延回路へ出力する請求項に記載の電子デバイス。
  10. 前記範囲変更部は、前記第2の設定範囲が指定されたことに応じて、前記遅延データの上位フィールドの値を前記タイミングデータの値とし、前記遅延データの下位フィールドの値を0とする請求項7から9のいずれか1項に記載の電子デバイス。
  11. 前記被試験回路を試験する試験サイクル毎に、試験サイクルの周期を決定する周期発生器を更に備え、
    前記タイミングデータ出力部は、前記試験サイクルの周期に応じて前記設定範囲を変更する、
    請求項7から10のいずれか1項に記載の電子デバイス。
  12. 前記被試験回路を試験する試験サイクル毎に、当該試験サイクルにおいて前記被試験回路に供給すべき試験パターンおよび当該試験サイクルにおける前記被試験回路からの出力信号の期待値パターンの少なくとも1つのパターンデータを出力するパターン発生器を更に備え、
    前記タイミングデータ出力部は、前記パターンデータの一部として含まれる設定範囲指定データの値に応じて、前記タイミングデータが1単位変化した場合における前記遅延データの変化量を決定する、
    請求項7から11のいずれか1項に記載の電子デバイス。
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