JP5171629B2 - 走行情報提供装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1における運転支援装置(走行情報提供装置)100の構成を示すブロック図である。
運転者の認知度合いを判定(視認判定)する。例えば、予め設定された基準値を用いて、累積視認度が、基準値(例えば1)以上であれば、当該累積視認度の対象物に対しては、運転者は認知していると判断し、それ未満であれば、運転者は認知していないものと判断する。
では、算出された視認度の対象となる対象物のそれぞれの累積視認度が算出される。
提示情報を運転者へ提示してステップS17に移行する。
図8は、本発明の実施の形態2における運転支援装置200のブロック図である。なお、この実施の形態2における運転支援装置200は、図1に示す実施の形態1に対応する運転支援装置100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
Excessive Concentration through Cellular Phone Use and Inattention” Shinji Mita,2002年ITS世界会議論文)。そこで、視線移動により覚醒度合いを推定し、覚醒度に応じて視認度を変更することで、運転者状態に応じた視認度の算出が可能となる。
対象物Aの注視点からの角度θAで運転者年齢が20歳の場合、対象物Aに対する視認度はR1と算出され、同様の条件において算出される視認度は、40歳のそれより高くなる。
図17は、本発明の実施の形態2における運転支援装置200aの変形例を示すブロック図である。なお、この実施の形態2における運転支援装置200aは、図8に示す実施の形態2に対応する運転支援装置200の構成に注視度算出部250を加えたものである。運転支援装置200aの他の構成要素は、運転支援装置200のものと同様のものであり、同様の機能を有する。したがって、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
Excessive Concentration through Cellular Phone Use and Inattention” Shinji Mita,2002年ITS世界会議論文)。そこで、視線移動により覚醒度合いを推定し、覚醒度に応じて視認度を変更することで、運転者状態に応じた視認度の算出が可能となる。
時に特定の対象物の確認に集中すると、周辺に対する注意力が低下し、周辺視野が狭くなることがある。そこで、このような場合にも対象物への視認を正確に判定し、運転者に警報を与えるために、対象物への注視度合いに応じて視認度を変更してもよい。
特に、運転支援装置200aにおける視認度算出部240は、図1に示す視認度算出部140と同様に、視線検出部110から運転者の視線方向、注視点の情報が入力され、対象物抽出部130から安全確認に必要となる対象物の情報が入力される。
を適用すれば、運転者が20代の年齢であることを示す静的な運転者属性情報が入力された場合でも、特定の対象物の確認に集中して周辺視野が狭まっていることが推定される場合、視認度算出部240は、視認度曲線G2を用いずに、視認度曲線G2よりも勾配が急な視認度曲線G3、G4を用いて視認度を算出するような構成となる。
なお、図18に示す処理は図10に示す処理において、ステップS24とステップS25の間にステップS33の処理を行う点のみ異なり、その他のステップでは同様の処理を行う。したがって、異なる点のみ説明し図10と同様の動作についての説明は省略する。
図11は、本発明の実施の形態3における運転支援装置300のブロック図である。なお、この実施の形態3における運転支援装置300は、図1に示す実施の形態1に対応する運転支援装置100と同様の基本的構成を有している。このため、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
グループ(対象物群)の情報を視認度算出部340に出力する。
、つまり、エンジンが停止していれば、処理は終了する。
累積視認度に応じて色分けして表示されるため、対象物群のどの部分を確認すべきかを即座に把握することが可能となる。
運転する車両の安全性を確保することができる。
Claims (16)
- 車載カメラおよびセンサのうち少なくとも一方を搭載した車両の運転者に対して走行情報を提供する走行情報提供装置であって、
車載カメラによって取得された前記運転者の画像およびセンサによって取得された前記運転者の顔方向情報のうち少なくとも一方を取得し、取得された前記運転者の画像と前記顔方向情報とのうち少なくとも一方に基づいて、前記運転者の視線方向の情報を検出する視線検出部と、
車載カメラおよびセンサによって取得された前記車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得する周辺情報収集部と、
取得された前記周辺情報に基づいて、前記車両の周辺に存在する交通環境対象物の位置情報を検出する対象物抽出部と、
前記対象物抽出部から取得された前記交通環境対象物の位置情報と、前記視線検出部から取得された前記視線方向の情報とに基づいて、前記視線方向に対する前記交通環境対象物の相対位置情報を算出し、所定の視線方向に対する所定の交通環境対象物の相対位置関係と所定の交通環境対象物に対する運転者の認識度合いを示す視認度との関係を示すテーブルを参照することによって、前記運転者の前記交通環境対象物に対する前記視認度を算出する視認度算出部と、
算出された前記視認度に基づいて、安全確認の喚起又は車両の運転状態の制御を行う喚起制御部と、
を備える走行情報提供装置。 - 前記交通環境対象物は、他車両、歩行者、二輪車、標識、表示、信号、横断歩道および一時停止線のうち少なくともいずれか一つの対象物である請求項1に記載の走行情報提供装置。
- 前記視認度算出部は、前記運転者の前記交通環境対象物に対する前記視認度を算出する場合に、前記視線方向の情報に、前記視線方向を中心に10ないし20度の範囲である周辺視野を含めて、前記視認度を算出する請求項1に記載の走行情報提供装置。
- 前記視認度算出部によって算出される前記視認度を、所定の期間、前記交通環境対象物ごとに累積した累積視認度を算出する累積視認度算出部を更に備え、
前記喚起制御部は、前記累積視認度に基づいて、安全の喚起又は車両の運転状態の制御を行う請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 前記喚起制御部は、前記交通環境対象物毎に算出された前記視認度に基づいて、安全確認の喚起対象または前記車両の運転状態の制御対象を変更する変更部を更に備える請求項1に記載の走行情報提供装置。
- 前記喚起制御部は、前記交通環境対象物毎に算出された前記累積視認度に基づいて、安全確認の喚起対象または前記車両の運転状態の制御対象を変更する変更部を更に備える請求項4に記載の走行情報提供装置。
- 前記運転者の属性を示す運転者情報を取得する運転者情報入力部を更に備え、
前記視認度算出部は、取得された前記運転者情報に応じて、前記視認度を算出する請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 前記運転者の覚醒度合いを検出する運転者状態検出部を更に備え、
前記視認度算出部は、検出された前記覚醒度合いに基づいて、前記視認度を算出する請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 自車周辺の環境情報を取得する環境情報収集部を更に備え、
前記視認度算出部は、取得された周辺の前記環境情報に基づいて、前記交通環境対象物に対する前記視認度を算出する請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 前記交通環境対象物に対する注意の集中度合いを計測する注視度算出部を更に備え、
前記視認度算出部は、算出された前記注視度に基づいて、前記視認度を算出する請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 前記対象物抽出部によって複数の前記交通環境対象物が抽出された場合、抽出された前記交通環境対象物の属性に基づいて対象物群として分類する対象物分類部を更に備え、
前記視認度算出部は、分類された前記対象物群に対して視認度を算出する請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 前記対象物抽出部によって複数の前記交通環境対象物が抽出された場合、抽出された前記交通環境対象物の属性毎に対象物群として分類する対象物分類部を更に備え、
前記喚起制御部は、前記対象物群を表示部に表示することにより安全確認を喚起し、
前記視認度算出部は、前記表示部において表示される前記対象物群を複数の区間に分割し、分割された区間毎に前記視認度を算出し、
前記表示部は、前記対象物群において分割された区間を、分割された前記区間毎に算出された前記視認度に対応する形態で表示する請求項1に記載の走行情報提供装置。 - 前記対象物抽出部によって複数の前記交通環境対象物が抽出された場合、抽出された前記交通環境対象物の属性毎に対象物群として分類する対象物分類部を更に備え、
前記喚起制御部は、前記対象物群を表示部に表示することにより安全確認を喚起し、
前記累積視認度算出部は、前記表示部において表示される前記対象物群を複数の区間に分割し、分割された区間毎に前記累積視認度を算出し、
前記表示部は、前記対象物群において分割された区間を、分割された前記区間毎に算出された前記累積視認度に対応する形態で表示する請求項4に記載の走行情報提供装置。 - 前記喚起制御部は、前記交通環境対象物を表示部に表示することにより安全確認を喚起し、
前記変更部は、前記視認度算出部において算出された前記視認度に基づいて、前記表示部に表示される前記交通環境対象物の色を変更する請求項5に記載の走行情報提供装置。 - 前記喚起制御部は、前記交通環境対象物を表示部に表示することにより安全確認を喚起し、
前記変更部は、前記累積視認度算出部において算出された前記累積視認度に基づいて、前記表示部に表示される前記交通環境対象物の色を変更する請求項6に記載の走行情報提供装置。 - 車載カメラおよびセンサのうち少なくとも一方を搭載した車両の運転者に対して走行情報を提供する走行情報提供方法であって、
視線検出部は、車載カメラによって取得された前記運転者の画像およびセンサによって取得された前記運転者の顔方向情報のうち少なくとも一方を取得し、取得された前記運転者の画像と前記顔方向情報とのうち少なくとも一方に基づいて、前記運転者の視線方向の情報を検出し、
周辺情報収集部は、車載カメラおよびセンサによって取得された前記車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得し、
対象物抽出部は、取得された前記周辺情報に基づいて、前記車両の周辺に存在する交通環境対象物の位置情報を検出し、
視認度算出部は、前記対象物抽出部から取得された前記交通環境対象物の位置情報と、前記視線検出部から取得された前記視線方向の情報とに基づいて、前記視線方向に対する前記交通環境対象物の相対位置情報を算出し、所定の視線方向に対する所定の交通環境対象物の相対位置関係と所定の交通環境対象物に対する運転者の認識度合いを示す視認度との関係を示すテーブルを参照することによって、前記運転者の前記交通環境対象物に対する前記視認度を算出し、
喚起制御部は、算出された前記視認度に基づいて、安全確認の喚起又は車両の運転状態の制御を行う走行情報提供方法。
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