JP5159289B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、より詳しくは、高電圧を転送する転送トランジスタを含む不揮発性半導体記憶装置に関する。
従来、半導体記憶装置の一つとして、不揮発に情報を記憶することが可能なメモリセルを複数個直列接続してNANDセルブロックを構成するNANDセル型フラッシュメモリは、高集積化ができるものとして注目されている。NANDセル型フラッシュメモリの一つのメモリセルは、半導体基板上に絶縁膜を介して浮遊ゲート(電荷蓄積層)と制御ゲートが積層されたFETMOS構造を有する。そして、複数個のメモリセルが隣接するもの同士でソース・ドレインを共用する形で直列接続されてNANDセルを構成し、これを一単位としてビット線に接続するものである。このようなNANDセルがマトリックス配列されてメモリセルアレイが構成される。メモリセルアレイは、p型半導体基板、又はp型ウェル領域内に集積形成される。メモリセルアレイの列方向に並ぶNANDセルの一端側のドレインは、それぞれ選択ゲートトランジスタを介してビット線に共通接続され、他端側ソースはやはり選択ゲートトランジスタを介して共通ソース線に接続されている。メモリトランジスタの制御ゲート及び選択ゲートトランジスタのゲート電極は、メモリセルアレイの行方向にそれぞれ制御ゲート線(ワード線)、選択ゲート線として共通接続される。
NANDセル型フラッシュメモリでは、データ書き込み動作時、データ消去動作時等には、選択ブロック内の選択された制御ゲート線、選択ブロック内の非選択の制御ゲート線に電源電圧より高い電圧を転送する必要がある。このような高電をメモリセルに転送するため、従来のNANDセル型フラッシュメモリは、高耐圧の転送トランジスタを含むロウデコーダ回路を備えている(例えば、特許文献1参照)。ロウデコーダ以外の周辺回路にも、このような高電圧を転送する転送トランジスタが多数設けられている。
フラッシュメモリでは、微細化の要求、多値化(MLC:マルチレベルセル)の要求に対応するため、セルアレイ以外の周辺回路の面積も極力小さくし、また、多値書き込みに対応するために所望の書き込み電位を十分に転送できなければならない。
しかし、このような高耐圧の転送トランジスタにおいて、転送しようとする高電圧を十分に転送できず、誤動作等が生じている。
特開2002−63795号公報
本発明は、高電圧を支障なく転送可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、不揮発にデータを保持するメモリセルを配列してなるメモリセルアレイと、前記メモリセルでのデータの読み出し、書き込み及び消去を行うために供給される電圧を前記メモリセルに転送するための複数の転送トランジスタとを備え、複数の前記転送トランジスタは、 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極を挟むように形成されドレイン/ソース層として機能する拡散層とを備え、前記拡散層の上部には、少なくとも前記転送トランジスタが導通する際に前記拡散層が空乏化することを防止するため所定の電圧を与えられる上層配線が配線されていることを特徴とする。
この発明によれば、高電圧を支障なく転送可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるNANDセル型フラッシュメモリの概略構成を示すブロック図である。
メモリセルアレイ101に対して、データ書き込み・読み出し・再書き込み及びベリファイ読み出しを行うためのビット線制御回路(センスアンプ兼データラッチ)102が設けられている。このビット線制御回路102はデータ入出力バッファ106につながり、アドレスバッファ104からのアドレス信号を受けるカラムデコーダ103の出力を入力として受ける。
また、上記メモリセルアレイ101に対して、制御ゲート及び選択ゲートを制御するためのロウデコーダ105、及びこのメモリセルアレイ101が形成されるp型シリコン基板(または、p型ウェル領域)の電位を制御するための基板電位制御回路107が設けられている。また、メモリセル等に供給される、書き込み、読出し等に必要な電圧を発生する回路として、電圧発生回路120が設けられている。
ビット線制御回路102は主にCMOSフリップフロップからなり、書き込みのためのデータのラッチやビット線の電位を読むためのセンス動作、また書き込み後のベリファイ読み出しのためのセンス動作、さらに再書き込みデータのラッチを行う。
図2A、図2Bはそれぞれ、上記メモリセルアレイ101における一つのNANDセル部分の平面図と等価回路図であり、図3A、図3Bはそれぞれ図2AのA−A’、及びB−B’断面図である。素子分離酸化膜12で囲まれたp型シリコン基板(又はp型ウェル領域)11に、複数のNANDセルからなるメモリセルアレイが形成されている。一つのNANDセルに着目して説明すると、この実施の形態では、例えば、n個のメモリセルM1〜Mnが直列接続されて一つのNANDセルを構成している。
メモリセルM1〜Mnはそれぞれ、基板11にゲート絶縁膜13を介して浮遊ゲート14(14、14、・・・、14)が形成され、この上に絶縁膜15を介して制御ゲート16(=ワード線:16、16、・・・、16)が形成されて構成されている。これらのメモリセルのソース、ドレインであるn型拡散層19は隣接するもの同士共用する形で接続され、これによりメモリセルが直列接続されている。
NANDセルのドレイン側、ソース側にはそれぞれ、メモリセルの浮遊ゲート、制御ゲートと同時に形成された選択ゲート14D、16D及び14S、16Sが設けられ、これにより選択トランジスタS1、S2が形成されている。
素子形成された基板11上は絶縁膜17により覆われ、この上にビット線18が配設されている。ビット線18はNANDセルの一端のドレイン側拡散層19に接続されている。ロウ方向に並ぶNANDセルの制御ゲート16は、共通に制御ゲート線CG(1)、CG(2)、・・・、CG(n)として配設されている。これら制御ゲートはワード線となる。選択ゲート14D、16D及び14S、16Sもそれぞれ行方向に連続的に選択ゲート線SG(1)、SG(2)として配設されている。
図4は、このようなNANDセルがマトリクス配列されたメモリセルアレイ101の等価回路を示している。同一のワード線や選択ゲート線を共有するNANDセル群で、図4中の破線で囲まれた領域を1個のブロックと呼ぶ。通常の読み出し・書き込み動作時には、複数のブロックのうち1個だけが選択(選択ブロックと呼ぶ)される。
図5に、ロウデコーダ105の構成例を示す。図5では、メモリセルアレイ101中の1つのメモリセルブロック2の片側に、ロウデコーダ105を構成するロウデコーダ回路を配置した場合を示している。ロウデコーダ回路105は、制御ゲート線CG(1)〜CG(n)及び選択ゲート線SG(1)、SG(2)に接続される転送トランジスタQN0〜QNn、QND,QNSを備えている。また、制御ゲート線CG(1)〜CG(n)には、それぞれ転送トランジスタQN1〜QNnが1個ずつ接続されている。
即ち、制御ゲート線CG(1)〜CG(n)とその信号入力ノードCGD1〜CGDn間にはそれぞれ、転送トランジスタQN1〜QNnの電流通路が接続される。また、選択ゲート線SG(1)とその信号入力ノードSGDとの間には転送トランジスタQNDの電流通路が接続される。更に、選択ゲート線SG(2)とその信号入力ノードSGSとの間には、転送トランジスタQNSの電流通路が接続される。 また、転送トランジスタQN0〜QNn、QND,QNSのゲート電圧を設定して制御ゲート線CG(1)〜(n)、選択ゲート線SG(1)及びSG(2)の電圧を切換えるため、電圧切換回路54Aが備えられている。なお、転送トランジスタQN0〜QNn、QND,QNSはいずれもエンハンスメント型のn型MOSトランジスタであるものとする。
前述のように、ロウデコーダ回路5は、ワード線WL、選択ゲート線SG(1)、SG(2)に書き込み用高電圧(20V以上)等の高電圧を転送するための転送トランジスタQN0〜QNn、QND、QNSを備えている。このような高電圧を転送するトランジスタは、ロウデコーダ回路5にだけでなく、例えば前述した基板電位制御回路107や、電圧切換回路54A等にも設けられている。
このような転送トランジスタQN0〜QNn、QND,QNSにより、高電圧VDをドレイン側のノード(nチャネル型のMOSFETの場合)から転送しようとする場合には、ゲート電極に電圧VDに閾値電圧Vthを加えた電圧(VD+Vth)を印加する。これにより、トランジスタのソース側の電位は所望の電位VDとなる。
図6A、図6Bは、一般的な転送トランジスタQNi(i=1〜n、以下同じ)の平面図、及び断面図である。転送トランジスタQNiは、p型シリコン基板11上にn型のドレイン拡散領域201a、ソース拡散領域201bを備えている。なお、ドレイン拡散領域201aは、それぞれ高濃度領域201a1と、LDD領域201a2とを有している。同様にソース拡散領域201bは、高濃度領域201b1と、LDD領域201b2とを有している。
このドレイン拡散領域201aには信号入力ノードCGDiがコンタクトを介して接続され、ソース拡散領域201bには制御ゲート線CG(i)が接続されている。このドレイン拡散領域201a、ソース拡散領域201bに挟まれる位置に、ゲート絶縁膜202を介してゲート電極203が形成されている。
転送トランジスタQNi上には、この転送トランジスタQNiとは無関係の配線301が多数配設されている。配線301の例としては、制御ゲートCG(i)の引き出し配線等を挙げることができる。このような配線301は、印加電圧の大きさによっては、転送トランジスタQNiの動作に悪影響を与える。特に、配線301のうち、ドレイン拡散領域201a、及びソース拡散領域201bの上方を通る配線301aの印加電圧が、転送トランジスタQNiにより転送される高電圧に比べ小さい電圧(例えば0V)である場合には、このような電圧の転送が十分に行われず、フラッシュメモリの誤動作を生じさせ得る。
すなわち、転送トランジスタQNiのゲート電極203に所定のゲート電圧(VD+Vth)が与えられ、ドレインから高電圧VDが供給され、これがソース側に転送される場合において、0Vが印加された配線301aの影響により、ドレイン拡散領域201a、及びソース拡散領域201bが空乏化する。これにより、ドレイン拡散領域201a、ソース拡散領域201bの抵抗が増加し、ソース側に所望の電圧VDが転送できなくなる虞がある。特に、1つのメモリセルMCに多値データの書き込みを行う場合、十分なマージンが取れなくなってしまう。
この問題を解決するため、ドレイン拡散領域201a,ソース拡散領域201b上を回避して配線301を配線する方法も考えられる。しかし、さらにその上層にも低電位配線があった場合、この配線による前述のような影響も無視できない。
図7A及び図7Bは、本実施の形態における転送トランジスタQNiの構成を示す平面図及び断面図である。この実施の形態では、ドレイン拡散領域201a、ソース拡散領域201b(特にLDD領域201a2、201b2)の上方に位置する配線301aは、短絡配線302によりゲート電極203と短絡されてダミー配線とされている。このため、ゲート電極203に所定のゲート電圧が供給される場合には、配線301aにも同じ電圧が供給される。これにより、転送トランジスタQNiによる高電圧の転送時において、ドレイン拡散領域201a、ソース拡散領域201bの空乏化を防止することができ、高電圧を支障なく転送することが可能になる。また、このようにゲート電極203に短絡された配線301aが形成されると、その配線301は、その更に上層の配線に関してシールド線として働く。従って、上層配線における配線レイアウトの自由度を増すことができる。
なお、ゲート電極203に短絡された配線301aと、それ以外の配線とは、カップリングによる寄生容量の増加を防ぐため、十分に距離を空けておくのが好ましい。
図8は、複数の転送トランジスタQNiの上方における配線レイアウトの例を示している。転送トランジスタQNiは、1つのゲート電極203を共有している。この図8において、各配線は、最下層のM0配線、その上層のM1配線、さらにその上層のM2配線からなっている。
前述の配線301a、及び短絡配線302は、最下層のM0配線により構成されている。短絡配線302は、コンタクトを介してゲート電極203と電気的に接続されている。ダミー配線である配線301aは、複数の転送トランジスタQNiを跨るように形成されており、1か所において短絡配線302と接続され、ゲート電極203の電圧を与えられている。
信号入力ノードCGDiは、各転送トランジスタQNiのドレイン拡散領域201aに接続され、M0配線、M1配線、M2配線の3層の配線から構成されている。また、制御ゲート線CG(0)、CG(1)は、M0配線とソース拡散領域201bとをコンタクトにより接続して引き出されている。制御ゲート線CG(2)、CG(3)は、M0配線とM1配線303とをコンタクトを介して接続して引き出され、更にM1配線303を別のM1配線に接続して引き出されている。
なお、本実施の形態では、転送トランジスタQNiのゲートに所定のゲート電圧が与えられる場合に所定の電圧を与えられる配線301aを設けている(図7A)。しかし、この図7Aのような構成は、転送トランジスタQNiがエンハンスメント型のn型MOSトランジスタである場合に有効となる。もし、転送トランジスタQNiがデプレッション型のnチャネル型MOSトランジスタであれば、むしろ図7Aのような構成ではなく、図6Aに示すような構成が好ましいことが多い。すなわち、デプレッション型の場合、図6Aに示すように、拡散層201a、201b上に、ゲート電圧よりも小さい電圧たとえば0Vを固定的に印加される配線301aを配列するのが好ましい場合が多い。その理由は、次の通りである。
デプレッション型のMOSトランジスタは、大電流を流すためチャネル部の不純物濃度が、エンハンスメント型に比べ濃くなっている。一方で、高電圧をカットオフする際に表面耐圧(サーフェス耐圧)も必要とされる。この点、デプレッション型のMOSトランジスタは、チャネル不純物濃度が濃い分、サーフェス耐圧がエンハンスメント型MOSトランジスタに比べ弱くなる傾向にある。このため、デプレッション型MOSトランジスタの拡散層201a、201b上に配設される配線301aには、常にゲート電極203への印加電圧よりも低い電圧、例えば0Vが常に印加されているのが好ましい。これにより、拡散層201a、201bの拡散層抵抗が高くなり、その結果、サーフェス耐圧を向上させることができる。その他、高電圧が印加される配線(特にM0配線)は、拡散層201a、201bの近傍には配置しないようにすれば、更に効果を高めることができる。
1つのメモリチップ中に、転送トランジスタとしてエンハンスメント型のn型MOSトランジスタとデプレッション型のn型MOSトランジスタが混在されている場合、後者には適宜図6Aのような配線レイアウトを採用し、前者には図7Aに示すような配線レイアウトを採用するのが好ましい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を、図9を参照して説明する。この第2の実施の形態は、転送トランジスタQNiに対する配線レイアウトが第1の実施の形態と異なっており、その他は第1の実施の形態と同様である。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の中に設けられる転送トランジスタQNiの配線レイアウトを説明した平面図である。なお、図9において、第1の実施の形態と同一の構成に関しては同一の符号を付し、以下ではその詳細な説明は省略する。
なお、この実施の形態の構成も、エンハンスメント型のMOSトランジスタに適用して好適なものであり、デプレッション型のMOSトランジスタに対しては、第1の実施の形態と同様に、図6Aの構成を適用するのが好ましい場合が多い。
さらに、1つのメモリチップ中に、転送トランジスタとしてエンハンスメント型のn型MOSトランジスタとデプレッション型のn型MOSトランジスタが混在されている場合、後者には適宜図6Aのような配線レイアウトを採用し、前者には図9に示すような配線レイアウトを採用するのが好ましい。
この実施の形態では、配線301aが、複数の転送トランジスタQNiに共通に配設されているのではなく、1つまたは2つの転送トランジスタQNi毎に分断して配置されている。そして、この分断された配線301a毎に、短絡配線302によりゲート電極203に短絡されている。このように、配線301aが適宜分断されているため、分断された部分において他の配線を形成することが可能になり、配線レイアウトの自由度が向上する。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を、図10を参照して説明する。この第3の実施の形態は、転送トランジスタQNiに対する配線レイアウトが第1の実施の形態と異なっており、その他は第1の実施の形態と同様である。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の中に設けられる転送トランジスタQNiの配線レイアウトを説明した平面図である。なお、図10において、第1の実施の形態と同一の構成に関しては同一の符号を付し、以下ではその詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態の構成も、エンハンスメント型のMOSトランジスタに適用して好適なものであり、デプレッション型のMOSトランジスタに対しては、第1の実施の形態と同様に、適宜図6Aの構成を適用するのが好ましい場合が多い。1つのメモリチップ中に、転送トランジスタとしてエンハンスメント型のMOSトランジスタとデプレッション型のMOSトランジスタが混在されている場合、後者には適宜図6Aのような配線レイアウトを採用し、前者には図10に示すような配線レイアウトを採用するのが好ましい。
この実施の形態は、図10に示すように、ダミー配線となる配線301aが、ゲート電極203には接続されず、代わりに、制御ゲート線CG(i)、又は信号入力ノードCGDiに短絡配線302を介して接続されている。このような構成であっても、転送トランジスタQNiが導通している場合、拡散領域201a、201bの空乏化を防止することができ、前述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。たとえば、上記の実施の形態では、ロウデコーダ中の転送トランジスタを例として説明しているが、本発明はこれに限定されず、あらゆる高電圧を転送する転送トランジスタに適用可能である。また、上記の実施の形態を適宜組み合わせることも可能である。例えば、図11に示すように、ドレイン拡散領域201a上の配線301aは、ゲート電極203と短絡する一方、ソース拡散領域201b上の配線301aは、制御ゲート線CG(i)に短絡させるようにしてもよい。逆に、図12に示すように、ドレイン拡散領域201a上の配線301aは、信号入力ノードCGDiと短絡する一方、ソース拡散領域201b上の配線301aは、ゲート電極203に短絡させるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るNANDセル型フラッシュメモリの概略構成を示すブロック図である。 図1のメモリセルアレイ101における一つのNANDセル部分の平面図である。 メモリセルアレイ101における一つのNANDセル部分の等価回路図である。 図2AのA−A’断面図である。 図2AのB−B’断面図である。 NANDセルがマトリクス配列されたメモリセルアレイ101の等価回路を示している。 図1に示すロウデコーダ105の構成例を示す 一般的な転送トランジスタQNiの平面図である。 一般的な転送トランジスタQNiの断面図である。 本実施の形態における転送トランジスタQNiの構成を示す平面図である。 本実施の形態における転送トランジスタQNiの構成を示す断面図である。 複数の転送トランジスタQNiの上方における配線レイアウトの例を示している。 本発明の第2の実施の形態における配線レイアウトの例を示している。 本発明の第3の実施の形態における配線レイアウトの例を示している。 本発明の実施の形態の変形例を示している。 本発明の実施の形態の変形例を示している。
符号の説明
101・・・メモリセルアレイ、102・・・ビット線制御回路(センスアンプ兼データラッチ)、106・・・データ入出力バッファ、104・・・アドレスバッファ、103・・・カラムデコーダ、105・・・ロウデコーダ、107・・・基板電位制御回路、120・・・電圧発生回路、11・・・p型シリコン基板、 12・・・素子分離酸化膜、13・・・ゲート絶縁膜、14・・・浮遊ゲート、15、17・・・絶縁膜、16・・・制御ゲート、18・・・ビット線、Mi(i=1〜n)・・・メモリセル、S1、S2・・・選択トランジスタ、CGDi、SGD,SGS・・・信号入力ノード、54A・・・電圧切換回路、 201a・・・ドレイン拡散領域、 201b・・・ソース拡散領域、 202・・・ゲート絶縁膜、 203・・・ゲート電極、 301、301a・・・配線、 302・・・短絡配線。

Claims (5)

  1. 不揮発にデータを保持するメモリセルを配列してなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルでのデータの読み出し、書き込み及び消去を行うために供給される電圧を前記メモリセルに転送するための複数の転送トランジスタと
    を備え、
    複数の前記転送トランジスタは、
    半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極を挟むように形成されドレイン/ソース層として機能する拡散層と
    を備え、
    前記拡散層の上部には、少なくとも前記転送トランジスタが導通する際に前記拡散層が空乏化することを防止するため所定の電圧を与えられる上層配線が配線され、
    前記上層配線は、前記ゲート電極の電圧と同じ電圧を与えられる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 不揮発にデータを保持するメモリセルを配列してなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルでのデータの読み出し、書き込み及び消去を行うために供給される電圧を前記メモリセルに転送するための複数の転送トランジスタと
    を備え、
    複数の前記転送トランジスタは、
    半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極を挟むように形成されドレイン/ソース層として機能する拡散層と
    を備え、
    前記拡散層の上部には、少なくとも前記転送トランジスタが導通する際に前記拡散層が空乏化することを防止するため所定の電圧を与えられる上層配線が配線され、
    前記上層配線は、前記拡散層と同じ電圧を与えられる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 不揮発にデータを保持するメモリセルを配列してなるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルでのデータの読み出し、書き込み及び消去を行うために供給される電圧を前記メモリセルに転送するための複数の転送トランジスタと
    を備え、
    複数の前記転送トランジスタは、
    半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極を挟むように形成されドレイン/ソース層として機能する拡散層と
    を備え、
    前記拡散層の上部には、少なくとも前記転送トランジスタが導通する際に前記拡散層が空乏化することを防止するため所定の電圧を与えられる上層配線が配線され、
    前記転送トランジスタは、エンハンスメント型トランジスタと、デプレッション型トランジスタとを含み、
    エンハンスメント型トランジスタである前記転送トランジスタの上方に配線された前記上層配線は、少なくとも前記転送トランジスタが導通する際に前記所定の電圧を与えられ、
    デプレッション型トランジスタである前記転送トランジスタの上方に配線された前記上層配線は、そのゲートに印加される電圧よりも小さい固定電圧を供給される
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. エンハンスメント型トランジスタである前記転送トランジスタの上方に配線された前記上層配線は、前記ゲート電極の電圧と同じ電圧を与えられる
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. エンハンスメント型トランジスタである前記転送トランジスタの上方に配線された前記上層配線は、前記拡散層と同じ電圧を与えられる
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
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