JP5155737B2 - 折機のシート状物監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オフセット輪転印刷機に付設される折機のシート状物監視装置に関する。
オフセット輪転印刷機には、印刷部で印刷後、乾燥・冷却部で乾燥冷却されたウェブを所定の長さごとに断裁したり、これを幅方向又は長さ方向に折ったりする折機が備えられている(特許文献1参照)。
この折機による折り方には、断裁前のウェブをフォーマで幅方向に半折りするフォーマ折りと、断裁後の折丁を折胴と第1くわえ胴との間で長さ方向に半折りする平行1回折りと、平行1回折りされた折丁をさらに第1くわえ胴と第2くわえ胴との間で長さ方向に半折り(四折り)する平行2回折りと、前記折胴と第1くわえ胴との間で長さ方向に1/3折りした折丁を前記第1くわえ胴と第2くわえ胴との間で長さ方向に半折り(巻折り)するデルタ折りと、平行1回折り又は平行2回折り又はデルタ折りされた折丁をチョッパで折丁の搬送方向と平行な方向へ半折りするチョッパ折りと、がある。これらの折り方は、折丁の仕様にしたがい選択されて単独で用いられたり、このうちの幾つかが組み合わされたりする。
ところで、上述した折機のチョッパでチョッパ折りされる折丁は、チョッパの当てまで、その上下を搬送方向と直交する方向に間隔をあけて設けられた複数の搬送ベルト対で挟持されて搬送される。
ところが、上流側のフォーマで折丁の搬送方向と平行な方向に折られ、搬送方向と平行な方向の片側が厚く、その反対側が薄くなっている為、搬送ベルトと滑り具合が異なり、真直ぐ当てまで搬送されず、曲がった状態でチョッパで折られてしまう場合がある。また、当ては、折丁搬送方向と直交する方向に間隔をあけて複数設けられている為、折丁の搬送速度が大きく、紙が弱い場合、当ての角に当たった折丁部分に破れや傷が発生してしまう場合がある。
特開2000−95431号公報
そのため、従来は、折機から排紙後、オペレータが折丁を一部抜き取り、曲がって折られていないかどうか確認し、曲がっていた場合には、当ての角度を調整して早く搬送されてくる方の折丁の搬送方向先端部が早く当てに当たって止められ、チョッパで折られるタイミング時に折丁が真直ぐになるようにする、又は折丁の搬送方向と直交する方向に間隔をあけて設けられた当て前ガイドの上下方向の高さをそれぞれ調整して早く搬送されてくる方の折丁の部分にかかるブレーキ力を大きくし、折丁の搬送方向先端部が当てに直角に当たるようにしていた。
また、折丁の当てに当たった部分に破れや傷が発生していた場合には、当て前ガイドの上下方向の高さを調整して折丁にかかるブレーキ力を大きくし、折丁が当てに当たる時の搬送速度を小さくする、等の対策を取っていた。
ところが、上述したように、オペレータが排紙された折丁を抜き取り、確認していた為、オペレータに負担がかかると共に、前述した曲がりや傷が発生してからオペレータが抜き取るまでの間の折丁がすべて損紙になり、多くの損紙が発生してしまう、という問題があった。
そこで、本発明の目的は、チョッパ折装置におけるシート状物の搬送方向先端部の挙動をオペレータがオン・タイムで監視できるようにして、上記問題を解決することにある。
前記目的を達成するための本発明に係る折機のシート状物監視装置は、
シート状物の搬送方向と直交する方向に間隔をあけて設けられ、シート状物を挟んで搬送する複数の搬送ベルト対と、
前記複数の搬送ベルト対で搬送されるシート状物をシート状物の搬送方向と平行な方向に折るチョッパブレードと、
を備えた折機において、
前記シート状物の搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端が減速又は停止する範囲と、シート状物の搬送方向と平行な他方側端の搬送方向先端が減速又は停止する範囲のそれぞれを撮影する撮像手段を一組設け、
前記撮像手段が、折機の1回転毎に1回撮像すると共に、1回撮像する毎に、その前の撮像時と異なる折機の回転位相で撮像する、
ことを特徴とする。
また、
前記各撮像手段が、シート状物の搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端及び他方側端の搬送方向先端を、斜め上方から撮像すること、
を特徴とする。
また、
前記撮像手段が、1回撮像する毎に、その前の撮像時より折機の遅い回転位相で撮像すること、
を特徴とする。
また、
表示器を設け、
前記表示器に、一組の撮像手段が撮像した画像を、並べて表示すること、
を特徴とする。
また、
前記表示器が、一組の撮像手段が撮像した画像を、時系列的に順に表示すること、
を特徴とする。
また、
前記表示器が、オペレータが操作するオペレーション・スタンドに設けられていること、
を特徴とする。
前記構成の本発明によれば、シート状物の搬送方向と平行な両側端の搬送方向先端が当てに当たる範囲にあるシート状物の搬送方向先端部の挙動を、撮像手段で撮像した画像からオペレータがオン・タイムで監視することができるので、その後の対応に迅速に対処することができ、オペレータの負担を軽減することができると共に損紙の発生を削減することができる。
また、シート状物の搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端及び他方側端の搬送方向先端を、斜め上方から撮像することで、チョッパ折装置が邪魔にならず、シート状物の曲がり具合が精度良く監視できる。
また、撮像手段が、折機の1回転毎に1回撮像することで、折機の高速回転下で、一枚のシート状物を多数回撮像する(所謂連写する)のと異なり、画像の認識が容易である。
また、撮像手段が、1回撮像する毎に、その前の撮像時と異なる折機の回転位相で撮像することで、シート状物の挙動を全体的に把握することができる。
また、撮像手段が、1回撮像する毎に、その前の撮像時より折機の遅い回転位相で撮像することで、シート状物の流れに沿ってその挙動を認識することができ、オペレータにとって分かり易い。
また、表示器を設け、一組の撮像手段が撮像した画像を、並べて表示することで、シート状物の搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端と他方側端の搬送方向先端の挙動を容易に比較することができる。
また、表示器が、一組の撮像手段が撮像した画像を、時系列的に順に表示することで、表示器にシート状物の挙動を所謂コマ送りで表示することができ、オペレータにとって分かり易い。
また、表示器が、オペレータが操作するオペレーション・スタンドに設けられていることで、オペレータの監視が容易となる。
以下、本発明に係る折機のシート状物監視装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す折機のチョッパ折装置の背面図、図2は折機のチョッパ折装置の側面図、図3は折機のチョッパ折装置の平面図、図4AはLED照明器の支持機構の説明図、図4Bは図4AのA矢視図、図5Aはカメラの支持機構の説明図、図5Bは図5AのB矢視図、図6は折機の概略構成側面図、図7は折機の概略構成背面図、図8Aは折丁の良好な挙動を示す画像の説明図、図8Bは折丁の不良な挙動を示す画像の説明図、図9A及び図9Bは制御装置のブロック図、図10A〜図10Dは制御装置の動作フロー図、図11A〜図11Cは制御装置の動作フロー図である。
図6及び図7に示すように、印刷後、冷却・乾燥されて折機の入紙部へ導かれたウェブWaは、各一対の上ニップローラ10→横ミシン胴11→下ニップローラ12と送られて、このウェブWaを所定の寸法に断裁、折紙する平行折装置13に搬送される。
この平行折装置13は、図に矢印で示す方向に回転する断裁胴14、折胴15、第1くわえ胴16及び第2くわえ胴17を備えている。
前記断裁胴14と折胴15との間に送り込まれたウェブWaは、断裁胴14の図示しない断裁刃によって所定の寸法に断裁されると共に、折胴15の図示しない針に保持されて折胴15の下側周面に巻き付けられる。
前記針に保持された折丁(シート状物)は、次に折胴15の図示しないナイフとの共同によって第1くわえ胴16の図示しないくわえ板にくわえられて半折りあるいは1/3折りされながら折丁Wb(図8A,図8B参照:シート状物)となって上側周面に添設される。尚、この第1くわえ胴16の周面を等分する位置にも図示しないナイフが所定数設けられる。
前記第1くわえ胴16の下流側には前述した第2くわえ胴17が対接され、この第2くわえ胴17の下流側には、上下に対をなす上流側搬送ベルト18Aと下流側搬送ベルト18Bが設けられ、この内の下流側搬送ベルト18Bの前部寄りに位置してチョッパ折装置19が設けられている。
上流側搬送ベルト18Aと下流側搬送ベルト18Bは、折丁Wbの搬送方向と直交する方向に間隔をあけて複数設けられ、折丁Wbを挟んで搬送する。チョッパ折装置19は、後述する当て32(図3参照)で止められた折丁Wbを折丁Wbの搬送方向と平行な方向に折るチョッパブレード19aを備える。
前記チョッパ折装置19の直下には左右に対をなす搬送ベルト20を介して羽根車21とコンベア22とを備えた例えばA4排紙用の排紙装置23が設けられると共に、チョッパ折装置19の下流側には前後に対をなす搬送ベルト24を介して羽根車25とコンベア26とを備えた例えばA3排紙用の排紙装置27が設けられる。尚、搬送ベルト20及び搬送ベルト24は、前述した上流側搬送ベルト18A及び下流側搬送ベルト18Bと同様の構成である。
前記第2くわえ胴17の周面を等分する位置には、図示しないくわえ爪とくわえ板がそれぞれ所定数設けられる。
そして、前記第1くわえ胴16には図示しないカム機構が設けられ、このカム機構により、第1くわえ胴16のくわえ板におけるくわえ開きの回転位相(位置)を2段階に亙って切り替えることで、平行1回折り及び平行2回折りとデルタ折りに変更可能になっている。
この際、折胴15においても前記折仕様に応じて図示しない針とナイフとの位置関係が二重シリンダ構造により調節可能になっている。また、第2くわえ胴17においても前記折仕様に応じてくわえ爪とくわえ板が図示しないカム機構により3段階に切替制御されるようになっている。
つまり、平行2回折りとデルタ折りの時は、第1くわえ胴16のナイフと第2くわえ胴17のくわえ板で折丁が更に折られ、この折られる時に第1くわえ胴16のくわえ板が開き動作するのである。
そして、前記チョッパ折装置19には、折丁Wbが当て32に当たることにより、折丁Wbの搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端が減速又は停止する範囲(図8A及び図8Bの撮像範囲E参照)と、折丁Wbの搬送方向と平行な他方側端の搬送方向先端が減速又は停止する範囲のそれぞれを撮像する右側及び左側の一組のカメラ(撮像手段)30A,30Bが後述する一対のLED照明器31と共に設けられる。
即ち、先ず図3に示すように、チョッパサブユニットのデリバリ側フレーム33aには、左右方向へ水平に延びる支持軸34が添設される。支持軸34の一端は球面軸受(図示せず)を介してデリバリ側フレーム33aに支持されると共に、他端はユニバーサルジョイント35を介してデリバリ側フレーム33aに付設された角度調整機構36に連結される。そして、前記支持軸34の左,右両部にブラケット37を介して前述した当て32が支持される。
従って、角度調整機構36により支持軸34が一端側を支点として他端側が前後方向へ水平に揺動することで、当て32の角度が調整されるのである。尚、当て32は複数の下流側搬送ベルト18B間に配されるものがベルト上方で複数個分が一体化されてなり、下流側搬送ベルト18Bで搬送される折丁Wbを当てて止めるものである。
そして、図1乃至図3に示すように、チョッパサブユニットのデリバリ側フレーム33aと折機側フレーム33bとの間には、左,右両部に位置してパイプ又は棒状部材を用いて背面視でL字状に組み立てられたハンガー40A,40Bが介装され、これらのハンガー40A,40Bに前述したカメラ30A,30Bが、それぞれ撮像範囲Eを照明する前後一対のLED照明器31と対になって支持される。
各ハンガー40A,40Bは、前後一対のL字状部分50aの一端部(上部)において、フレーム33a,33bにブラケット41を介して回動自在に支持されると共に所定の回動位置(図1中に鎖線で示す退避位置参照)でハンドル42等の固定機構により固定可能になっている。
一方、図1乃至図3中実線で示す、各ハンガー40A,40Bの作動位置(カメラ30A,30Bの撮像位置)では、前後一対のL字状部分50aの他端部(下部)に付設したC字状部分50bおいて、フレーム33a,33bにブラケット43介してハンドル44等の固定機構により固定可能になっている。
前記各ハンガー40A,40Bの前後一対のL字状部分50aの他端部(下部)間を結ぶ上下一対の軸状部分50cの内の下方の軸状部分50cに、図5A及び図5Bにも示すように、割締めホルダ45とこの割締めホルダ45にピン部が割締めされるL字ブラケット46を介して前述したカメラ30A,30Bが支持されている。
従って、割締めホルダ45の下方の軸状部分50c上の軸方向移動によりカメラ30A,30Bの前後方向の撮影位置の微調整が可能になると共に軸回りの回動によりカメラ30A,30Bの上下方向の撮影角度の微調整が可能になる。また、L字ブラケット46のピン部の軸方向移動によりカメラ30A,30Bの上下方向の撮影位置の調整が可能になると共に、軸回りの回動によりカメラ30A,30Bの前後方向の撮影角度の微調整が可能になる。
前記カメラ30A,30Bには、例えば高解像度、高速読み出しを実現した電子シャッター付きの小型白黒カメラ等が用いられる。
前記各LED照明器31は、図4A及び図4Bにも示すように、上下一対の第1割締めホルダ47を介して上下一対の第2割締めホルダ48に支持された縦シャフト49に支持されると共に、上下一対の第2割締めホルダ48は、前述したハンガー40A,40Bの上下一対の軸状部分50cにそれぞれ割締めされている。
従って、上下一対の第2割締めホルダ48の上下一対の軸状部分50c上の軸方向移動によりLED照明器31の前後方向の照明位置の微調整が可能になると共に縦シャフト49上の軸方向移動によりLED照明器31の上下方向の照明位置の微調整が可能になる。また、上下一対の第1割締めホルダ47の縦シャフト49上の軸回りの回動によりLED照明器31の前後方向の照明角度の微調整が可能になる。
また、前記カメラ30A,30BとLED照明器31は、ハンガー40A,40Bの前後一対のC字状部分50bにそれぞれ固定された筺体状のカバー51により外部から遮蔽されている。このカバー51には、ハンガー40A,40Bを作動位置と退避位置との間で移動させるための把手52が付設される。尚、図1中53は搬送されてくる折丁Wbにブレーキ力を付与する左右一対のブラシ(当て前ガイド)で、調整機構54により上下方向の高さ(換言すればブラシ圧=ブレーキ力)が調整可能になっている。
そして、前記カメラ30A,30BとLED照明器31は後述する制御装置60に接続される。この制御装置60はカメラ30A,30Bの撮像タイミングを制御すると共に、カメラ30A,30Bで撮像した画像をCRTやディスプレイ等の表示器70(図9A参照)に表示する際の表示タイプを切替制御し、かつLED照明器31への電力供給を制御し得るようになっている。
前記表示器70はオペレータが操作するオペレーション・スタンドに設けられる。従って、前記カメラ30A,30BとLED照明器31と制御装置60と表示器70等で折機のシート状物監視装置が構成される。
そして、オペレータは表示器70に映し出される画像をオン・タイムで監視し、例えば、図8Aのように折丁Wbの一方側端の搬送方向先端と当て32との距離L1と折丁Wbの他方側端の搬送方向先端と当て32との距離L2が、L1=L2であればOKと判断する一方、図8Bのように折丁Wbの一方側端の搬送方向先端と当て32との距離L1と折丁Wbの他方側端の搬送方向先端と当て32との距離L2が、L1≠L2であればNGと判断するのである。このNGの場合は、例えばL1側が長ければL2側のブラシ圧=ブレーキ力(図8B中の下向き矢印参照)を高めればよく、これによりL1=L2が得られ、正規のチョッパ折り位置Fでチョッパ折りされる。
前記制御装置60は、図9A及び図9Bに示すように、CPU61とROM62とRAM63と各入出力装置64a〜64eとが共にBUS線で接続されてなる。また、このBUS線には、表示タイプ記憶用メモリM1,撮像開始時の折機回転位相記憶用メモリM2,撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM3,撮像終了時の折機回転位相記憶用メモリM4,撮像終了時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM5が接続される。
更にBUS線には、撮像間の折機回転位相検出用カウンタのカウント値差記憶用メモリM6,コマ送り数記憶用メモリM7,1回撮像する毎にずらす折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM8,静止画像撮像時の折機回転位相記憶用メモリM9,静止画像撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM10が接続される。
更にBUS線には、現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM11,画像データ記憶用メモリM12,カウント値N記憶用メモリM13,撮像位置までの折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM14,撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM15が接続される。
入出力装置64aには、表示スタート・スイッチ65,静止画像表示用スイッチ66,コマ送り画像表示用スイッチ67,表示終了スイッチ68,キーボード等の入力装置69,CRTやディスプレイ等の表示器70,プリンタやフロッピーディスク(登録商標)ドライブ等の出力装置71が接続される。
入出力装置64bには、原点位置検出用センサ72が接続される。尚、原点位置検出用センサ72は光電センサ等からなり、折機が1回転する毎に1回パルスを発生するように折機の回転部材に取り付けられている。ここで、折機の1回転とは、1つの折丁がチョッパ折装置19で折られ始めてから次の折丁が折られ始めるまでの回転を指す。
入出力装置64cには、折機回転位相検出用カウンタ73を介して折機回転位相検出用ロータリ・エンコーダ74が接続される。折機回転位相検出用カウンタ73は原点位置検出用センサ72とも接続される。尚、折機回転位相検出用ロータリ・エンコーダ74は、折機が1回転する毎に1回転するように折機の回転部材に取り付けられている。
入出力装置64dには、右側カメラ(カメラの制御装置含む)30Aと左側カメラ(カメラの制御装置含む)30Bが接続される。
入出力装置64eには、LED照明器への電力供給用リレー75が接続される。
このような制御装置60の制御動作を、図10A乃至図10D,図11A乃至図11Cの動作フロー図にしたがって詳述する。
先ず、ステップP1で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP2で表示スタート・スイッチ65が、ONか否かを判断する。ここで、可であれば後述するステップP7に移行する一方、否であればステップP3で静止画像表示用スイッチ66が、ONか否かを判断する。
次に、前記ステップP3で可であればステップP4で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP5でコマ送り画像表示用スイッチ67が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP5に移行する。
次に、前記ステップP5で可であればステップP6で表示タイプ記憶用メモリM1に、2(コマ送り画像タイプ)を上書きした後、ステップP2に戻る一方、否であれば直にステップP2に戻る。
次に、前述したステップP7でLED照明器への電力供給用リレー75への出力が、ONされると、ステップP8で撮像開始時の折機回転位相をメモリM2から読込み、次いで、ステップP9で撮像開始時の折機回転位相より、撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値を演算してメモリM3に記憶する。
次に、ステップP10で撮像終了時の折機回転位相をメモリM4から読み込んだ後、ステップP11で撮像終了時の折機回転位相より、撮像終了時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値を演算してメモリM5に記憶する。
次に、ステップP12で撮像終了時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値より撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値を減算し、撮像間の折機回転位相検出用カウンタのカウント値差を演算してメモリM6に記憶した後、ステップP13でコマ送り数をメモリM7から読込む。
次に、ステップP14で撮像間の折機回転位相検出用カウンタのカウント値差をコマ送り数で除算し、1回撮像する毎にずらす折機回転位相検出用カウンタのカウント値を演算してメモリM8に記憶した後、ステップP15で静止画像撮像時の折機回転位相をメモリM9から読込む。尚、静止画像撮像時の折機回転位相は、図8Aのように、正常状態で搬送された折丁Wbの搬送方向先端部が、当て32の近傍になる回転位相である。
次に、ステップP16で静止画像撮像時の折機回転位相より、静止画像撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値を演算してメモリM10に記憶する。以上の動作フローによって、両表示タイプ(静止画像タイプ、コマ送り画像タイプ)のカメラ30A,30Bによる撮像タイミングの初期設定がなされる。
次に、ステップP17で原点位置検出用センサ72の出力を読込み、ステップP18で原点位置検出用センサ72出力が、ONか否かを判断し、可であれば後述するステップP25に移行する一方、否であればステップP19で静止画像表示用スイッチ66が、ONか否かを判断する。
次に、前記ステップP19で可であればステップP20で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP21でコマ送り画像表示用スイッチ67が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP21に移行する。
次に、前記ステップP21で可であればステップP22で表示タイプ記憶用メモリM1に、2(コマ送り画像タイプ)を上書きした後、ステップP23で表示終了スイッチ68が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP23に移行する。
次に、前記ステップP23で可であればステップP24でLED照明器への電力供給用リレー75への出力をOFFしてステップP2に戻る一方、否であればステップP17に戻る。
次に、前述したステップP25で表示タイプ記憶用メモリM1より、表示タイプ記憶用メモリM1の内容を読込んだ後、ステップP26で表示タイプ記憶用メモリの内容=1か否かを判断する。
次に、前記ステップP26で可であればステップP27で折機回転位相検出用カウンタ73よりカウント値を読込み、現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM11に記憶する一方、否であれば後述するステップP44に移行する。
次に、ステップP28で静止画像撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値をメモリM10から読込んだ後、ステップP29で現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値=静止画像撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値か否かを判断する。
次に、前記ステップP29で可であれば後述するステップP36に移行する一方、否であればステップP30で静止画像表示用スイッチ66が、ONか否かを判断し、可であればステップP31で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP32でコマ送り画像表示用スイッチ67が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP32に移行する。
次に、前記ステップP32で可であればステップP33で表示タイプ記憶用メモリM1に、2(コマ送り画像タイプ)を上書きした後、ステップP34で表示終了スイッチ68が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP34に移行する。
次に、前記ステップP34で可であればステップP35でLED照明器への電力供給用リレー75への出力をOFFしてステップP2に戻る一方、否であればステップP27に戻る。
次に、前述したステップP36で右側カメラ30Aへ撮像信号を出力した後、ステップP37で右側カメラ30Aより画像データを受信して画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の1番目のエリアに記憶する。
次に、ステップP38で左側カメラ30Bへ撮像信号を出力した後、ステップP39で左側カメラ30Bより画像データを受信して画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の1番目のエリアに記憶する。
次に、ステップP40で画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の1番目のエリアより画像データを読込んだ後、ステップP41で表示器70の右側に、画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の1番目のエリアの画像データを表示する。
次に、ステップP42で画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の1番目のエリアより画像データを読込んだ後、ステップP43で表示器70の左側に、画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の1番目のエリアの画像データを表示してステップP17に戻る。
表示タイプ記憶用メモリM1の内容が1の場合、言い換えれば、表示タイプとして静止画像タイプが選択されている場合、前記ステップP17→ステップP18→ステップP25〜ステップP29→ステップP36〜ステップP43のループによって、常に、カメラ30A,30Bが静止画像撮像時の折機回転位相で撮像し、表示器70にそれらの画像が表示されることにより、さも静止画像が表示されているように、表示器70に表示される。
次に、前述したステップP44で折機回転位相検出用カウンタ73よりカウント値を読込み、現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM11に記憶した後、ステップP45で撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値をメモリM3から読込む。
次に、ステップP46で現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値=撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP53に移行する一方、否であればステップP47で静止画像表示用スイッチ66が、ONか否かを判断する。
次に、前記ステップP47で可であればステップP48で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP49でコマ送り画像表示用スイッチ67が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP49に移行する。
次に、前記ステップP49で可であればステップP50で表示タイプ記憶用メモリM1に、2(コマ送り画像タイプ)を上書きした後、ステップP51で表示終了スイッチ68が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP51に移行する。
次に、前記ステップP51で可であればステップP52でLED照明器への電力供給用リレー75への出力をOFFしてステップP2に戻る一方、否であればステップP44に戻る。
次に、前述したステップP53で右側カメラ30Aへ撮像信号を出力した後、ステップP54で右側カメラ30Aより画像データを受信して画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の1番目のエリアに記憶する。
次に、ステップP55で左側カメラ30Bへ撮像信号を出力した後、ステップP56で左側カメラ30Bより画像データを受信して画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の1番目のエリアに記憶する。
次に、ステップP57で画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の1番目のエリアより画像データを読込んだ後、ステップP58で表示器70の右側に、画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の1番目のエリアの画像データを表示する。
次に、ステップP59で画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の1番目のエリアより画像データを読込んだ後、ステップP60で表示器70の左側に、画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の1番目のエリアの画像データを表示して後述するステップP61に移行する。
次に、前述したステップP61でカウント値N記憶用メモリM13に、1を上書きした後、ステップP62で表示タイプ記憶用メモリM1より、表示タイプ記憶用メモリM1の内容を読込む。
次に、ステップP63で表示タイプ記憶用メモリの内容=1か否かを判断し、可であればステップP17に戻る一方、否であればステップP64で原点位置検出用センサ72の出力を読込む。
次に、ステップP65で原点位置検出用センサ72出力が、ONか否かを判断し、可であれば後述するステップP72に移行する一方、否であればステップP66で静止画像表示用スイッチ66が、ONか否かを判断する。
次に、前記ステップP66で可であればステップP67で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP68でコマ送り画像表示用スイッチ67が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP68に移行する。
次に、前記ステップP68で可であればステップP69で表示タイプ記憶用メモリM1に、2(コマ送り画像タイプ)を上書きした後、ステップP70で表示終了スイッチ68が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP70に移行する。
次に、前記ステップP70で可であればステップP71でLED照明器への電力供給用リレー75への出力をOFFしてステップP2に戻る一方、否であればステップP62に戻る。
次に、前述したステップP72で1回撮像する毎にずらす折機回転位相検出用カウンタのカウント値をメモリM8から読込んだ後、ステップP73でカウント値NをメモリM13から読込む。
次に、ステップP74で1回撮像する毎にずらす折機回転位相検出用カウンタのカウント値にカウント値Nを乗算し、撮像位置までの折機回転位相検出用カウンタのカウント値を演算してメモリM14に記憶した後、ステップP75で撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値をメモリM3から読込む。
次に、ステップP76で撮像開始時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値に撮像位置までの折機回転位相検出用カウンタのカウント値を加算し、撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値を演算してメモリM15に記憶した後、ステップP77で折機回転位相検出用カウンタ73より、カウント値を読込み、現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM11に記憶する。
次に、ステップP78で現在の折機回転位相検出用カウンタのカウント値=撮像時の折機回転位相検出用カウンタのカウント値か否かを判断し、可であれば後述するステップP85に移行する一方、否であればステップP79で静止画像表示用スイッチ66が、ONか否かを判断する。
次に、前記ステップP79で可であればステップP80で表示タイプ記憶用メモリM1に、1(静止画像タイプ)を上書きした後、ステップP81でコマ送り画像表示用スイッチ67が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP81に移行する。
次に、前記ステップP81で可であればステップP82で表示タイプ記憶用メモリM1に、2(コマ送り画像タイプ)を上書きした後、ステップP83で表示終了スイッチ68が、ONか否かを判断する一方、否であれば直にステップP83に移行する。
次に、前記ステップP83で可であればステップP84でLED照明器への電力供給用リレー75への出力をOFFしてステップP2に戻る一方、否であればステップP77に戻る。
次に、前述したステップP85で右側カメラ30Aへ撮像信号を出力した後、ステップP86でカウント値NをメモリM13から読込む。
次に、ステップP87でカウント値Nに1を加算し、記憶位置を演算した後、ステップP88で右側カメラ30Aより画像データを受信し、画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の(N+1)番目のエリアに記憶する。
次に、ステップP89で左側カメラ30Bへ撮像信号を出力した後、ステップP90でカウント値NをメモリM13から読込む。
次に、ステップP91でカウント値Nに1を加算し、記憶位置を演算した後、ステップP92で左側カメラ30Bより画像データを受信し、画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の(N+1)番目のエリアに記憶する。
次に、ステップP93で画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の(N+1)番目のエリアより画像データを読込んだ後、ステップP94で表示器70の右側に、画像データ記憶用メモリM12の右側カメラ用の(N+1)番目のエリアの画像データを表示する。
次に、ステップP95で画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の(N+1)番目のエリアより画像データを読込んだ後、ステップP96で表示器70の左側に、画像データ記憶用メモリM12の左側カメラ用の(N+1)番目のエリアの画像データを表示する。
次に、ステップP97でカウント値NをメモリM13から読込んだ後、ステップP98でカウント値Nに1を加算し、撮像回数を演算する。
次に、ステップP99でコマ送り数をメモリM7から読込んだ後、ステップP100で撮像回数=コマ送り数か否かを判断する。
次に、前記ステップP100で可であればステップP17に戻る一方、否であればステップP101でカウント値NをメモリM13から読込んだ後、ステップP102でカウント値Nに1を加算し、カウント値N記憶用メモリM13に上書きしてステップP62に戻る。以後、この動作を繰り返す。
表示タイプ記憶用メモリM1の内容が2の場合、言い換えれば、表示タイプとしてコマ送り画像タイプが選択されている場合、前記ステップP17→ステップP18→ステップP25→ステップP26→ステップP44〜ステップP46→ステップP53〜ステップP65→ステップP72〜ステップP78→ステップP85〜ステップP102のループによって、カメラ30A,30Bが1回撮像する毎に撮像タイミングを一定回転位相づつ遅くしながら撮像し、それらの画像が表示器70に時系列的に順に表示されることにより、さも画像がコマ送りされているように、表示器70に表示される。また、コマ送り画像を撮像する折機回転位相には、静止画像撮像時の折機回転位相とほぼ等しい回転位相が含まれる。
このようにして本実施例では、チョッパ折装置19において、下流側搬送ベルト18Bで搬送される折丁Wbが当て32に当たる前の折丁Wbの搬送方向先端部の挙動(図8A,図8B参照)を、右側カメラ30A及び左側カメラ30Bで撮像した画像からオペレータがオン・タイムで監視することができる。
これにより、その後の対応(挙動がNGの場合に左右何れかのブラシ53のブラシ圧を調整する等)に迅速に対処することができ、オペレータの負担を軽減することができると共に損紙の発生を削減することができる。
また、折丁Wbの搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端及び他方側端の搬送方向先端を、図7に示すように斜め上方から別々に撮像するので、チョッパ折装置19が邪魔にならず、折丁Wbの曲がり具合が精度良く監視できる。
また、カメラ30A,30Bが、折機の1回転毎(換言すれば折丁Wb一枚宛)に1回撮像するので、折機の高速回転下で、一枚の折丁Wbを多数位置で多数回撮像する(所謂連写する)のと異なり、画像の認識が容易となる。
また、カメラ30A,30Bが、1回撮像する毎に、その前の撮像時より折機の遅い回転位相で撮像するなどして折丁Wb毎に撮像位置をずらし、それらの画像を表示器70で時系列的に順に表示する、所謂コマ送り画像で表示することができるので、折丁Wbの流れに沿ってその挙動を全体的に把握することができ、オペレータによる監視精度が頗る高まる。
また、表示器70が、オペレータが操作するオペレーション・スタンドに設けられていることで、オペレータによる監視が容易となる。
また、カメラ30A,30B及びLED照明器31を支持するハンガー40A,40Bが作動位置から退避位置へと移動可能になっているので、オペレータによるメンテナンスが容易である。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、カメラ30A,30B及びLED照明器31を支持するハンガー40A,40Bの構造変更等各種変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の一実施例を示す折機のチョッパ折装置の背面図である。 折機のチョッパ折装置の側面図である。 折機のチョッパ折装置の平面図である。 LED照明器の支持機構の説明図である。 図4AのA矢視図である。 カメラの支持機構の説明図である。 図5AのB矢視図である。 折機の概略構成側面図である。 折機の概略構成背面図である。 折丁の良好な挙動を示す画像の説明図である。 折丁の不良な挙動を示す画像の説明図である。 制御装置のブロック図である。 制御装置のブロック図である。 制御装置の動作フロー図である。 制御装置の動作フロー図である。 制御装置の動作フロー図である。 制御装置の動作フロー図である。 制御装置の動作フロー図である。 制御装置の動作フロー図である。 制御装置の動作フロー図である。
符号の説明
13 平行折装置
14 断裁胴
15 折胴
16 第1くわえ胴
17 第2くわえ胴
18B 上下一対の下流側搬送ベルト
19 チョッパ折装置
19a チョッパブレード
21 羽根車
22 コンベア
23 例えばA4排紙用の排紙装置
25 羽根車
26 コンベア
27 例えばA3排紙用の排紙装置
30A 右側カメラ
30B 左側カメラ
31 LED照明器
32 当て
40A,40B ハンガー
53 ブラシ
60 制御装置
70 表示器
Wa ウェブ
Wb 折丁

Claims (6)

  1. シート状物の搬送方向と直交する方向に間隔をあけて設けられ、シート状物を挟んで搬送する複数の搬送ベルト対と、
    前記複数の搬送ベルト対で搬送されるシート状物をシート状物の搬送方向と平行な方向に折るチョッパブレードと、
    を備えた折機において、
    前記シート状物の搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端が減速又は停止する範囲と、シート状物の搬送方向と平行な他方側端の搬送方向先端が減速又は停止する範囲のそれぞれを撮影する撮像手段を一組設け、
    前記撮像手段が、折機の1回転毎に1回撮像すると共に、1回撮像する毎に、その前の撮像時と異なる折機の回転位相で撮像する、
    ことを特徴とする折機のシート状物監視装置。
  2. 前記撮像手段が、1回撮像する毎に、その前の撮像時より折機の遅い回転位相で撮像する、
    ことを特徴とする請求項に記載の折機のシート状物監視装置。
  3. 表示器を設け、
    前記表示器に、一組の撮像手段が撮像した画像を、並べて表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の折機のシート状物監視装置。
  4. 前記表示器が、一組の撮像手段が撮像した画像を、時系列的に順に表示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の折機のシート状物監視装置。
  5. 前記表示器が、オペレータが操作するオペレーション・スタンドに設けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載の折機のシート状物監視装置。
  6. 前記各撮像手段が、シート状物の搬送方向と平行な一方側端の搬送方向先端及び他方側端の搬送方向先端を、斜め上方から撮像する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折機のシート状物監視装置。
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