JP2001058388A - 枚葉紙処理装置のための給紙ユニット - Google Patents
枚葉紙処理装置のための給紙ユニットInfo
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- JP2001058388A JP2001058388A JP2000202778A JP2000202778A JP2001058388A JP 2001058388 A JP2001058388 A JP 2001058388A JP 2000202778 A JP2000202778 A JP 2000202778A JP 2000202778 A JP2000202778 A JP 2000202778A JP 2001058388 A JP2001058388 A JP 2001058388A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/04—Grippers
- B41F21/05—In-feed grippers
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
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- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単なモジュラー構造を有し枚葉紙の給紙が
改善される給紙ユニットを提供する。 【解決手段】 上記課題は、給紙ユニット１８としての
モジュールを構成する給紙ドラム３、給紙テーブル２、
及び給紙装置１によって解決される。この場合、少なく
ともダブルサイズとされた給紙ドラム３は、全ての印刷
胴５の軸によって形成される水平面２４上に、または該
水平面から鉛直方向にオフセットして配置される。給紙
ドラム３上で回動可能とされた各グリッパシステムは、
グリッパシャフトと、グリッパシャフト上に設けられ組
合されるグリッパ係止バーを有する複数のグリッパと、
グリッパ係止バー上に設けられた前当てとを備えてい
る。
改善される給紙ユニットを提供する。 【解決手段】 上記課題は、給紙ユニット１８としての
モジュールを構成する給紙ドラム３、給紙テーブル２、
及び給紙装置１によって解決される。この場合、少なく
ともダブルサイズとされた給紙ドラム３は、全ての印刷
胴５の軸によって形成される水平面２４上に、または該
水平面から鉛直方向にオフセットして配置される。給紙
ドラム３上で回動可能とされた各グリッパシステムは、
グリッパシャフトと、グリッパシャフト上に設けられ組
合されるグリッパ係止バーを有する複数のグリッパと、
グリッパ係止バー上に設けられた前当てとを備えてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１の前提部
分に記載の、枚葉紙処理装置のための給紙ユニットに関
するものである。この給紙ユニットは特に、印刷胴と搬
送ドラムとを有する枚葉紙輪転機、例えばフレキソ印刷
機、またはオフセット印刷機、あるいは例えばニス引き
装置といった枚葉紙コーティング装置に適したものであ
る。
分に記載の、枚葉紙処理装置のための給紙ユニットに関
するものである。この給紙ユニットは特に、印刷胴と搬
送ドラムとを有する枚葉紙輪転機、例えばフレキソ印刷
機、またはオフセット印刷機、あるいは例えばニス引き
装置といった枚葉紙コーティング装置に適したものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】独国特許第43 43 616号公開公報は、モ
ジュラー式印刷機システムにおけるこの種の給紙ユニッ
トを開示している。この給紙ユニットは、印刷ユニット
の印刷胴（印刷ユニットのシングルサイズ印刷胴と称さ
れる）と協働し、その２倍のサイズとされ、輪郭部に配
置されたグリッパーシステムを有する第１給紙ドラムな
どを備えている。さらに、この第１給紙ドラムに先行し
て、給紙方向に垂直な方向にオフセットされた第２給紙
ドラムを有している。この第２ドラムは、シングルサイ
ズ印刷胴と同じサイズとされている。さらに、シングル
サイズ印刷胴と称される胴と同サイズである第３ドラム
が、同様に垂直方向にオフセットした状態で第２給紙ド
ラムの上流に配置されている。この第３ドラムは、所定
角度に傾斜した給紙テーブルに機能的に接続されてい
る。この装置は、例えば厚紙の処理のための高度なユニ
ット構造に用いられる給紙ユニットにおける枚葉紙加速
システムとして機能する。このような印刷機は枚葉紙及
び厚紙を処理するのに適している。枚葉紙処理には通常
の給紙ユニットが用いられるが、厚紙を処理する際に
は、完全なサブアッセンブリとして高度な給紙ユニット
に交換しなければならない。
ジュラー式印刷機システムにおけるこの種の給紙ユニッ
トを開示している。この給紙ユニットは、印刷ユニット
の印刷胴（印刷ユニットのシングルサイズ印刷胴と称さ
れる）と協働し、その２倍のサイズとされ、輪郭部に配
置されたグリッパーシステムを有する第１給紙ドラムな
どを備えている。さらに、この第１給紙ドラムに先行し
て、給紙方向に垂直な方向にオフセットされた第２給紙
ドラムを有している。この第２ドラムは、シングルサイ
ズ印刷胴と同じサイズとされている。さらに、シングル
サイズ印刷胴と称される胴と同サイズである第３ドラム
が、同様に垂直方向にオフセットした状態で第２給紙ド
ラムの上流に配置されている。この第３ドラムは、所定
角度に傾斜した給紙テーブルに機能的に接続されてい
る。この装置は、例えば厚紙の処理のための高度なユニ
ット構造に用いられる給紙ユニットにおける枚葉紙加速
システムとして機能する。このような印刷機は枚葉紙及
び厚紙を処理するのに適している。枚葉紙処理には通常
の給紙ユニットが用いられるが、厚紙を処理する際に
は、完全なサブアッセンブリとして高度な給紙ユニット
に交換しなければならない。
【０００３】この場合の問題は、ドラムの数が多いので
この給紙ユニットが比較的複雑な構造であること、及
び、多数の枚葉紙搬送装置と屈曲したドラム経路とが枚
葉紙の搬送に悪影響を及ぼすことである。給紙ユニット
がハイスタック給紙装置として用いられる場合、通常の
給紙ユニットは事前に交換する必要があることも問題で
ある。
この給紙ユニットが比較的複雑な構造であること、及
び、多数の枚葉紙搬送装置と屈曲したドラム経路とが枚
葉紙の搬送に悪影響を及ぼすことである。給紙ユニット
がハイスタック給紙装置として用いられる場合、通常の
給紙ユニットは事前に交換する必要があることも問題で
ある。
【０００４】さらに、いわゆる回転予備グリッパが公知
である。独国特許第2 063 618号公報には、上流側に配
置され配給方向に傾斜した給紙テーブルを備えた回転予
備グリッパドラムなどを有する印刷機用給紙装置が開示
されている。この予備グリッパドラムは、対向配置され
ドラム本体に侵入可能な２つのグリッパシステムを備え
ている。第１の構成では、このグリッパドラムと下流の
印刷胴の上流側に介在する搬送ドラムとによって給紙が
行われる。第２に構成では、予備グリッパドラムが印刷
胴の直上流に配置されている。前当ては給紙テーブルと
一体に構成され、下方から回動可能とされている。
である。独国特許第2 063 618号公報には、上流側に配
置され配給方向に傾斜した給紙テーブルを備えた回転予
備グリッパドラムなどを有する印刷機用給紙装置が開示
されている。この予備グリッパドラムは、対向配置され
ドラム本体に侵入可能な２つのグリッパシステムを備え
ている。第１の構成では、このグリッパドラムと下流の
印刷胴の上流側に介在する搬送ドラムとによって給紙が
行われる。第２に構成では、予備グリッパドラムが印刷
胴の直上流に配置されている。前当ては給紙テーブルと
一体に構成され、下方から回動可能とされている。
【０００５】同様に、独国特許第27 18 314号公開公報
からは、２つの枚葉紙保持システム（グリッパシステ
ム）を有する印刷機用回転予備グリッパが公知である。
回転予備グリッパの搬送方向上流には給紙テーブルが配
置され、同直径の給紙ドラムが下流に配置されている。
この場合、予備グリッパは給紙ドラムの半分の速度で回
転する。グリッパシステムは、予備グリッパシャフト自
体に関して、または予備グリッパシャフトに対して偏心
して設けられた軸に関して予備グリッパと共に揺動する
ような形で、予備グリッパ上に設けられている。予備グ
リッパドラムの輪郭の一部は、給紙テーブルの高さを越
えて外方に突出しており、これは給紙の障害となってい
る。
からは、２つの枚葉紙保持システム（グリッパシステ
ム）を有する印刷機用回転予備グリッパが公知である。
回転予備グリッパの搬送方向上流には給紙テーブルが配
置され、同直径の給紙ドラムが下流に配置されている。
この場合、予備グリッパは給紙ドラムの半分の速度で回
転する。グリッパシステムは、予備グリッパシャフト自
体に関して、または予備グリッパシャフトに対して偏心
して設けられた軸に関して予備グリッパと共に揺動する
ような形で、予備グリッパ上に設けられている。予備グ
リッパドラムの輪郭の一部は、給紙テーブルの高さを越
えて外方に突出しており、これは給紙の障害となってい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冒頭に述べ
たタイプの枚葉紙処理装置のための給紙ユニットにおい
て、上記の欠点を回避し、特に簡単なモジュラー構造を
採用し、なおかつ印刷素材紙の供給を改善することを目
的としてなされたものである。
たタイプの枚葉紙処理装置のための給紙ユニットにおい
て、上記の欠点を回避し、特に簡単なモジュラー構造を
採用し、なおかつ印刷素材紙の供給を改善することを目
的としてなされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は主請求項に記載の構造的特徴によって解決される。
また、その発展形態は従属請求項に記載されている。
題は主請求項に記載の構造的特徴によって解決される。
また、その発展形態は従属請求項に記載されている。
【０００８】第１の利点は、給紙ユニットが、給紙装置
と給紙テーブルと給紙ドラムとを備えた標準サブアッセ
ンブリ（モジュール）として形成されていることに基づ
いている。ここで給紙ドラムは、ブランケット胴または
版胴と称されるシングルサイズの胴の少なくとも２倍の
サイズ（倍径）とされる。部品コストが低く抑えられて
形成された給紙ユニットは、例えば印刷ユニットまたは
コーティングユニットと言った処理ユニットの直上流に
配置され、こうして、例えば特別な給紙印刷ユニットを
必要とせずに、実質的に同一の処理ユニットを用いて全
体的に直列状態の処理装置を組み上げることができる。
従って、例えばオフセット印刷ユニット及び／またはフ
レキソ印刷ユニット、またはニス引きユニットのような
全ての印刷ユニットを、同一ユニットとしてモジュラー
形態で枚葉紙処理装置内に配置することができる。
と給紙テーブルと給紙ドラムとを備えた標準サブアッセ
ンブリ（モジュール）として形成されていることに基づ
いている。ここで給紙ドラムは、ブランケット胴または
版胴と称されるシングルサイズの胴の少なくとも２倍の
サイズ（倍径）とされる。部品コストが低く抑えられて
形成された給紙ユニットは、例えば印刷ユニットまたは
コーティングユニットと言った処理ユニットの直上流に
配置され、こうして、例えば特別な給紙印刷ユニットを
必要とせずに、実質的に同一の処理ユニットを用いて全
体的に直列状態の処理装置を組み上げることができる。
従って、例えばオフセット印刷ユニット及び／またはフ
レキソ印刷ユニット、またはニス引きユニットのような
全ての印刷ユニットを、同一ユニットとしてモジュラー
形態で枚葉紙処理装置内に配置することができる。
【０００９】さらに、モジュラー構造は、処理装置及び
給紙装置自体が低コストで製造できる点で有利である。
加えて、本給紙ユニットは、例えばオフセット印刷機、
フレキソ印刷機、あるいはコーティング装置に一般的に
用いることができる。
給紙装置自体が低コストで製造できる点で有利である。
加えて、本給紙ユニットは、例えばオフセット印刷機、
フレキソ印刷機、あるいはコーティング装置に一般的に
用いることができる。
【００１０】また、装置の速度を高めることができるこ
とも有利である。それが可能である理由は、給紙ドラム
が常に搬送方向に回転するように構成され、従来の反転
システムで必要とされる反転動作が不要だからである。
この場合、駆動システムにおける駆動面の変化も起こら
ないので、そのことは装置の低騒音運転に寄与する。駆
動ギア列における反転トルク作用は著しく低減され、駆
動装置そのものもより簡単な構成となる。
とも有利である。それが可能である理由は、給紙ドラム
が常に搬送方向に回転するように構成され、従来の反転
システムで必要とされる反転動作が不要だからである。
この場合、駆動システムにおける駆動面の変化も起こら
ないので、そのことは装置の低騒音運転に寄与する。駆
動ギア列における反転トルク作用は著しく低減され、駆
動装置そのものもより簡単な構成となる。
【００１１】さらなる利点は給紙の改良に基づくもので
ある。給紙テーブルの傾斜構造、あるいは好ましくは水
平構造と、給紙テーブルに近接して設けられ少なくとも
ダブルサイズとされた給紙ドラムとによって比較的大き
なドラム直径が実現され、シングルサイズの給紙ドラム
の場合と比較して枚葉紙形態の印刷素材が曲りにくい。
従って、本給紙ユニットは、比較的薄い印刷素材にも、
厚紙またはシート状金属のような厚い素材にも、それら
印刷素材の弾性挙動に関係なく適用することができる。
ある。給紙テーブルの傾斜構造、あるいは好ましくは水
平構造と、給紙テーブルに近接して設けられ少なくとも
ダブルサイズとされた給紙ドラムとによって比較的大き
なドラム直径が実現され、シングルサイズの給紙ドラム
の場合と比較して枚葉紙形態の印刷素材が曲りにくい。
従って、本給紙ユニットは、比較的薄い印刷素材にも、
厚紙またはシート状金属のような厚い素材にも、それら
印刷素材の弾性挙動に関係なく適用することができる。
【００１２】少なくともダブルサイズの給紙ドラムを、
処理ユニットの全ての印刷胴によって形成される水平面
上に、または該水平面から鉛直方向にオフセットさせて
配置することによって、給紙テーブルが水平状態で設け
られた場合であってもハイスタック（high-stack）給紙
装置を構成することを可能にする。ノーマルスタック
（normal-stack）給紙装置をハイスタック給紙装置に置
きかえる複雑な作業は不要である。
処理ユニットの全ての印刷胴によって形成される水平面
上に、または該水平面から鉛直方向にオフセットさせて
配置することによって、給紙テーブルが水平状態で設け
られた場合であってもハイスタック（high-stack）給紙
装置を構成することを可能にする。ノーマルスタック
（normal-stack）給紙装置をハイスタック給紙装置に置
きかえる複雑な作業は不要である。
【００１３】給紙テーブルが水平状態で設けられている
場合には、給紙装置によって分離された枚葉紙は水平搬
送面を経て給紙ドラムに供給され、ずらされて一部が重
ね合わされる。従って、例えば給紙装置から給紙テーブ
ルへの移行段階で印刷素材に発生する可能性のある損傷
を回避することができる。
場合には、給紙装置によって分離された枚葉紙は水平搬
送面を経て給紙ドラムに供給され、ずらされて一部が重
ね合わされる。従って、例えば給紙装置から給紙テーブ
ルへの移行段階で印刷素材に発生する可能性のある損傷
を回避することができる。
【００１４】給紙テーブルは、好ましくは吸引ベルト式
テーブルとして構成される。吸引ベルト式テーブルを水
平に配置すれば、吸引ベルト上における重畳流れ（over
lapping stream）を短縮することが可能である（配給経
路の短縮）。従って、給紙テーブルの長さを短縮するこ
とができ、例えば装置停止の際の廃却紙が少なくなる。
テーブルとして構成される。吸引ベルト式テーブルを水
平に配置すれば、吸引ベルト上における重畳流れ（over
lapping stream）を短縮することが可能である（配給経
路の短縮）。従って、給紙テーブルの長さを短縮するこ
とができ、例えば装置停止の際の廃却紙が少なくなる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら実
施形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。
施形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。
【００１６】図１に示すように、枚葉紙処理装置は、同
形態の４つの処理ユニット１４，１５，１６，１７と、
搬送方向１９で見て上流側に配置されている給紙ユニッ
ト１８と、搬送方向１９で見て下流側に配置されかつ無
端状態で回走する配給システム１１を有する搬送ユニッ
ト１０とを備えている。各処理ユニット１４〜１７は、
枚葉紙の搬送のために、少なくとも１つの搬送ドラム４
と下流側の印刷胴５とを有してる。各印刷胴５には少な
くとも１つの版胴６が割り当てられ機能的に接続されて
いる。処理ユニット１４〜１７の構造により、版胴６
は、オフセット印刷機のブランケット胴として構成され
るか、またはフレキソ印刷機の版胴６として構成される
か、さらにはニス引きユニットの胴として構成される。
形態の４つの処理ユニット１４，１５，１６，１７と、
搬送方向１９で見て上流側に配置されている給紙ユニッ
ト１８と、搬送方向１９で見て下流側に配置されかつ無
端状態で回走する配給システム１１を有する搬送ユニッ
ト１０とを備えている。各処理ユニット１４〜１７は、
枚葉紙の搬送のために、少なくとも１つの搬送ドラム４
と下流側の印刷胴５とを有してる。各印刷胴５には少な
くとも１つの版胴６が割り当てられ機能的に接続されて
いる。処理ユニット１４〜１７の構造により、版胴６
は、オフセット印刷機のブランケット胴として構成され
るか、またはフレキソ印刷機の版胴６として構成される
か、さらにはニス引きユニットの胴として構成される。
【００１７】各処理ユニット１４〜１７においてシング
ルサイズの版胴６（単巻きシャフト）を基準にすると印
刷胴５及び搬送ドラム４は２倍の直径となっている。例
えば、第３の処理ユニット１６では、表面印刷用の従来
の搬送ドラム４がダブルサイズの反転ドラムを備えて構
成される枚葉紙反転ユニット１３に置き換えられてい
る。こうしてこの枚葉紙処理装置は、表面印刷を行うこ
ともできるし、表面・裏面印刷（表面印刷後の裏面印
刷）を行うこともできる。変更形態として、反転ユニッ
ト１３としてのダブルサイズ反転ドラムを、他の処理ユ
ニット１４，１５，または１７の適当な搬送ドラム４と
交換してもよい。
ルサイズの版胴６（単巻きシャフト）を基準にすると印
刷胴５及び搬送ドラム４は２倍の直径となっている。例
えば、第３の処理ユニット１６では、表面印刷用の従来
の搬送ドラム４がダブルサイズの反転ドラムを備えて構
成される枚葉紙反転ユニット１３に置き換えられてい
る。こうしてこの枚葉紙処理装置は、表面印刷を行うこ
ともできるし、表面・裏面印刷（表面印刷後の裏面印
刷）を行うこともできる。変更形態として、反転ユニッ
ト１３としてのダブルサイズ反転ドラムを、他の処理ユ
ニット１４，１５，または１７の適当な搬送ドラム４と
交換してもよい。
【００１８】給紙ユニット１８は、給紙装置１と給紙テ
ーブル２とシングルサイズの版胴に対してダブルサイズ
と称される給紙ドラム３とを備えたモジュールとして形
成されている。給紙テーブル２は、好ましくは、例えば
独国特許第3331662号公報に開示されている吸引ベルト
式テーブルとして構成され、駆動側はベルト用減速ユニ
ットで構成される。
ーブル２とシングルサイズの版胴に対してダブルサイズ
と称される給紙ドラム３とを備えたモジュールとして形
成されている。給紙テーブル２は、好ましくは、例えば
独国特許第3331662号公報に開示されている吸引ベルト
式テーブルとして構成され、駆動側はベルト用減速ユニ
ットで構成される。
【００１９】一形態として、給紙テーブル２に計測シス
テムを設けてもよい。この計測システムは、給紙テーブ
ル２の上にある枚葉印刷素材の現在位置を特定し、設定
位置と現在位置との比較を行い、例えば独国特許第4201
886号公報に開示されてている空気式横方向引張り装置
を介して印刷素材の横方向位置を設定位置に調整する。
テムを設けてもよい。この計測システムは、給紙テーブ
ル２の上にある枚葉印刷素材の現在位置を特定し、設定
位置と現在位置との比較を行い、例えば独国特許第4201
886号公報に開示されてている空気式横方向引張り装置
を介して印刷素材の横方向位置を設定位置に調整する。
【００２０】図２によれば、少なくともダブルサイズの
給紙ドラム３は、周上に対称的に（１８０°離れて）配
置された２つのグリッパシステム７を有している。各グ
リッパシステム７は、その軸回りに回動可能とされ、複
数のグリッパ９を備えたグリッパシャフト（爪軸）８
と、グリッパ（くわえ爪）９に機能的に接続されたグリ
ッパ係止バー（爪台）２０とを支持している。給紙ドラ
ム３はグリッパシステム７と共に包絡円１２を形成す
る。包絡円１２内においてグリッパシステム７は、好ま
しくは設定された角度範囲で回動可能とされ、こうして
前記グリッパも給紙ドラム３の外周面または包絡円１２
の内部に入ることができる。
給紙ドラム３は、周上に対称的に（１８０°離れて）配
置された２つのグリッパシステム７を有している。各グ
リッパシステム７は、その軸回りに回動可能とされ、複
数のグリッパ９を備えたグリッパシャフト（爪軸）８
と、グリッパ（くわえ爪）９に機能的に接続されたグリ
ッパ係止バー（爪台）２０とを支持している。給紙ドラ
ム３はグリッパシステム７と共に包絡円１２を形成す
る。包絡円１２内においてグリッパシステム７は、好ま
しくは設定された角度範囲で回動可能とされ、こうして
前記グリッパも給紙ドラム３の外周面または包絡円１２
の内部に入ることができる。
【００２１】給紙ドラム３をデカルト座標軸に置いたと
すると、それは、数学でいう正転方向にＩ〜ＩＶの４つ
の四分円を有する。給紙ドラム３の回転方向に従って説
明すると、まず第１四分円にあるグリッパシステム７は
回動した状態で、すなわち包絡円１２内に入った状態で
示している。第１四分円Ｉから第２四分円ＩＩへの移行
部分でグリッパシステム７は表面に達し、グリッパフィ
ンガー２２と共に包絡円１２を通過する。同時に、グリ
ッパシステム７は、給紙ドラムの回転に従い給紙ドラム
３の回転方向と反対に短時間回動（グリッパフィンガー
２２は開口）し、こうしてグリッパ係止バー２０は、前
当て２１と共に給紙テーブル２の端部に位置決め可能と
なる。印刷素材は、給紙テーブル２から前当て２１へと
搬送方向１９の方向に搬送され、グリッパフィンガ２２
が閉じ、印刷素材はグリッパに保持される。印刷素材
は、グリッパシステム７によって給紙テーブル２から引
出され、さらに搬送領域において印刷素材の搬送が継続
され、続く搬送ドラム４へと搬送される。四分円ＩＩ
（開始部）からＩＶでは、それぞれのグリッパシステム
が紙を搬送するための最終位置にある。第１の四分円Ｉ
では、グリッパシステム７のピボット・イン・フェーズ
が開始（包絡円１２の内部に入る）し、第１四分円Ｉか
ら第２四分円ＩＩへの移行部分ではそれぞれのグリッパ
システム７が再び表面に到達する。
すると、それは、数学でいう正転方向にＩ〜ＩＶの４つ
の四分円を有する。給紙ドラム３の回転方向に従って説
明すると、まず第１四分円にあるグリッパシステム７は
回動した状態で、すなわち包絡円１２内に入った状態で
示している。第１四分円Ｉから第２四分円ＩＩへの移行
部分でグリッパシステム７は表面に達し、グリッパフィ
ンガー２２と共に包絡円１２を通過する。同時に、グリ
ッパシステム７は、給紙ドラムの回転に従い給紙ドラム
３の回転方向と反対に短時間回動（グリッパフィンガー
２２は開口）し、こうしてグリッパ係止バー２０は、前
当て２１と共に給紙テーブル２の端部に位置決め可能と
なる。印刷素材は、給紙テーブル２から前当て２１へと
搬送方向１９の方向に搬送され、グリッパフィンガ２２
が閉じ、印刷素材はグリッパに保持される。印刷素材
は、グリッパシステム７によって給紙テーブル２から引
出され、さらに搬送領域において印刷素材の搬送が継続
され、続く搬送ドラム４へと搬送される。四分円ＩＩ
（開始部）からＩＶでは、それぞれのグリッパシステム
が紙を搬送するための最終位置にある。第１の四分円Ｉ
では、グリッパシステム７のピボット・イン・フェーズ
が開始（包絡円１２の内部に入る）し、第１四分円Ｉか
ら第２四分円ＩＩへの移行部分ではそれぞれのグリッパ
システム７が再び表面に到達する。
【００２２】第１の構成では、給紙テーブル２は給紙ド
ラム３に対してある角度を有して配置されている（図
１）。
ラム３に対してある角度を有して配置されている（図
１）。
【００２３】図２に示す好ましい実施形態では、給紙テ
ーブル２は水平に配置されており、従って、給紙装置１
によって分離された枚葉印刷素材は、給紙テーブル２か
ら給紙ドラム３へと、より詳しく言えば給紙テーブル２
に接している給紙ドラム３のグリッパシステム７へと一
貫して水平状態で搬送される。同時に、給紙ユニット１
８内に設けられた給紙ドラム３は、給紙テーブル２の水
平な搬送面が対応するグリッパシステム７及び／または
給紙ドラム３に接するような形態で、給紙テーブル２の
下方に配置されている。シングルサイズの版胴６との比
較で、給紙ドラム３は２倍の直径である。給紙ドラム３
は、その軸を水平面２４上に置くか（水平面２４と整列
状態）、または水平面２４から鉛直上方にオフセットし
て（平行にオフセットして）配置される。水平面２４
は、処理ユニット１４〜１７の全ての印刷胴５の軸を結
んで形成される線である。変更形態として、３倍または
４倍の直径に形成され外周に対称的にそれぞれ分配され
た３つまたは４つのグリッパシステム７を有する給紙ド
ラム３を構成してもよい。
ーブル２は水平に配置されており、従って、給紙装置１
によって分離された枚葉印刷素材は、給紙テーブル２か
ら給紙ドラム３へと、より詳しく言えば給紙テーブル２
に接している給紙ドラム３のグリッパシステム７へと一
貫して水平状態で搬送される。同時に、給紙ユニット１
８内に設けられた給紙ドラム３は、給紙テーブル２の水
平な搬送面が対応するグリッパシステム７及び／または
給紙ドラム３に接するような形態で、給紙テーブル２の
下方に配置されている。シングルサイズの版胴６との比
較で、給紙ドラム３は２倍の直径である。給紙ドラム３
は、その軸を水平面２４上に置くか（水平面２４と整列
状態）、または水平面２４から鉛直上方にオフセットし
て（平行にオフセットして）配置される。水平面２４
は、処理ユニット１４〜１７の全ての印刷胴５の軸を結
んで形成される線である。変更形態として、３倍または
４倍の直径に形成され外周に対称的にそれぞれ分配され
た３つまたは４つのグリッパシステム７を有する給紙ド
ラム３を構成してもよい。
【００２４】図３は、グリッパシャフト８とグリッパ９
とを有し給紙テーブル２に機能的に接続された回動可能
な単一グリッパシステム７を示している。
とを有し給紙テーブル２に機能的に接続された回動可能
な単一グリッパシステム７を示している。
【００２５】グリッパシステム７に機能的に接続されて
いるグリッパ係止バー２０は、該グリッパ係止バー２０
上に設けられグリッパシステム７または給紙ドラム３の
幅方向に分配されている前当て２１を備えている。グリ
ッパシステム７内において各グリッパ９はグリッパフィ
ンガー２２を備え、好ましい実施形態によればグリッパ
フィンガー２２はグリッパ先端部付近に開口部２３を有
している。変更形態として、（開口部２３に代えて）グ
リッパ係止バー２０に面する切欠き部をグリッパフィン
ガー２２に設けることもできる。グリッパ９が閉じられ
たとき、開口部２３または切欠き部は、グリッパ係止バ
ー２０に設けられた前当て２１と機能的に接続可能とな
る。
いるグリッパ係止バー２０は、該グリッパ係止バー２０
上に設けられグリッパシステム７または給紙ドラム３の
幅方向に分配されている前当て２１を備えている。グリ
ッパシステム７内において各グリッパ９はグリッパフィ
ンガー２２を備え、好ましい実施形態によればグリッパ
フィンガー２２はグリッパ先端部付近に開口部２３を有
している。変更形態として、（開口部２３に代えて）グ
リッパ係止バー２０に面する切欠き部をグリッパフィン
ガー２２に設けることもできる。グリッパ９が閉じられ
たとき、開口部２３または切欠き部は、グリッパ係止バ
ー２０に設けられた前当て２１と機能的に接続可能とな
る。
【００２６】給紙ドラム３に保持された印刷素材の位置
（現在値）を検出するために、例えばセンサーシステム
である計測システムが、給紙ドラム３付近の四分円Ｉ及
び／またはＩＩの領域に設けられる。位置検出は、例え
ば、枚葉印刷素材の少なくとも１つの側縁部及び／また
は前縁部によってなされる。計測システムは、設定値と
現在値との比較を行うための評価ユニットに回路接続さ
れ、また一形態として、グリッパシステム７が左右方向
に、すなわち搬送方向１９に対して横断方向に移動可能
であるように制御装置に接続されている。さらなる実施
形態によれば、計測システムと評価ユニットと制御装置
とは機能接続され、こうしてグリッパシステム７の左右
方向移動が行われ、及び／または印刷素材が搬送方向１
９に対して傾いた場合には、印刷素材の位置ずれが検出
され、グリッパシステム７によって設定位置へと位置調
整される。この位置調整は搬送方向１９に対する傾き調
整または搬送方向に対向する形で行われる。この目的の
ために、各グリッパシステム７は、制御装置によって作
動可能とされた作動装置と機能的に接続されている。給
紙テーブル２から給紙ドラム３（四分円Ｉ／ＩＩ）への
印刷素材搬送領域からスタートして下流の搬送ドラム４
（四分円ＩＩ／ＩＩＩ）に至る印刷素材搬送領域までの
間を考えると、この円形区画では、必要に応じて印刷素
材のアライメント修正を回転する給紙ドラム３上におい
て直接行うのに十分な時間がある。
（現在値）を検出するために、例えばセンサーシステム
である計測システムが、給紙ドラム３付近の四分円Ｉ及
び／またはＩＩの領域に設けられる。位置検出は、例え
ば、枚葉印刷素材の少なくとも１つの側縁部及び／また
は前縁部によってなされる。計測システムは、設定値と
現在値との比較を行うための評価ユニットに回路接続さ
れ、また一形態として、グリッパシステム７が左右方向
に、すなわち搬送方向１９に対して横断方向に移動可能
であるように制御装置に接続されている。さらなる実施
形態によれば、計測システムと評価ユニットと制御装置
とは機能接続され、こうしてグリッパシステム７の左右
方向移動が行われ、及び／または印刷素材が搬送方向１
９に対して傾いた場合には、印刷素材の位置ずれが検出
され、グリッパシステム７によって設定位置へと位置調
整される。この位置調整は搬送方向１９に対する傾き調
整または搬送方向に対向する形で行われる。この目的の
ために、各グリッパシステム７は、制御装置によって作
動可能とされた作動装置と機能的に接続されている。給
紙テーブル２から給紙ドラム３（四分円Ｉ／ＩＩ）への
印刷素材搬送領域からスタートして下流の搬送ドラム４
（四分円ＩＩ／ＩＩＩ）に至る印刷素材搬送領域までの
間を考えると、この円形区画では、必要に応じて印刷素
材のアライメント修正を回転する給紙ドラム３上におい
て直接行うのに十分な時間がある。
【００２７】給紙テーブル２に割り当てられた計測シス
テムと給紙ドラム３に割り当てられた計測システムと
は、連動させて用いることもできるし、個々に用いるこ
ともできる。
テムと給紙ドラム３に割り当てられた計測システムと
は、連動させて用いることもできるし、個々に用いるこ
ともできる。
【００２８】給紙ドラム３は、第１処理ユニット１４の
搬送ドラム４の直上流に配置される。搬送方向１９で下
流に配置される各処理ユニット１４〜１７は、それぞれ
ダブルサイズ搬送ドラム４とダブルサイズ印刷胴５とか
ら構成される。
搬送ドラム４の直上流に配置される。搬送方向１９で下
流に配置される各処理ユニット１４〜１７は、それぞれ
ダブルサイズ搬送ドラム４とダブルサイズ印刷胴５とか
ら構成される。
【００２９】給紙ユニット１８の作動は次のように行わ
れる。まず、枚葉印刷素材はフィーダ１によって分離さ
れ、搬送方向１９に沿って連続的に搬送され、例えば３
枚の枚葉紙が重なった形態で、吸引ベルトテーブルとし
て構成された給紙テーブル２へと搬送される。現在値が
計測され、設定値と現在値との比較が行われた後、枚葉
印刷素材は給紙テーブル２の上で一方の端部が整列調整
され、さらに事前に位置合わせされた前当て２１に突き
当たるまで搬送方向１９に沿って搬送される。グリッパ
フィンガー２２が枚葉印刷素材に接触し、前当て２１が
それぞれの開口部２３を貫通し、こうしてグリッパフィ
ンガー２２は同時にトップガイドとして機能し、枚葉印
刷素材はグリッパーの保持される。変更形態として、グ
リッパフィンガー２２が前当て２１の切欠き部領域に係
合し、次いでグリッパフィンガー２２がトップガイドと
して機能して印刷素材をグリッパに保持するように構成
してもよい。
れる。まず、枚葉印刷素材はフィーダ１によって分離さ
れ、搬送方向１９に沿って連続的に搬送され、例えば３
枚の枚葉紙が重なった形態で、吸引ベルトテーブルとし
て構成された給紙テーブル２へと搬送される。現在値が
計測され、設定値と現在値との比較が行われた後、枚葉
印刷素材は給紙テーブル２の上で一方の端部が整列調整
され、さらに事前に位置合わせされた前当て２１に突き
当たるまで搬送方向１９に沿って搬送される。グリッパ
フィンガー２２が枚葉印刷素材に接触し、前当て２１が
それぞれの開口部２３を貫通し、こうしてグリッパフィ
ンガー２２は同時にトップガイドとして機能し、枚葉印
刷素材はグリッパーの保持される。変更形態として、グ
リッパフィンガー２２が前当て２１の切欠き部領域に係
合し、次いでグリッパフィンガー２２がトップガイドと
して機能して印刷素材をグリッパに保持するように構成
してもよい。
【００３０】回転する給紙ドラム３は、グリッパに保持
された枚葉印刷素材を引張って給紙テーブル２から外
し、搬送方向１９に沿って搬送する。この際、給紙ドラ
ム３は装置の最高速にまで加速される。この場合、計測
システムによる印刷素材のさらなる位置検出または第１
回位置検出、位置評価、及びそれに対応する位置修正
が、給紙ドラム３上で実施可能である。続く搬送領域で
は、印刷素材は給紙ドラム３から搬送ドラム４へと搬送
される。搬送ドラム４は下流の第１処理ユニット１４に
属するものである。印刷素材は、搬送ドラム４から続く
印刷胴５へと公知の方式で搬送される。
された枚葉印刷素材を引張って給紙テーブル２から外
し、搬送方向１９に沿って搬送する。この際、給紙ドラ
ム３は装置の最高速にまで加速される。この場合、計測
システムによる印刷素材のさらなる位置検出または第１
回位置検出、位置評価、及びそれに対応する位置修正
が、給紙ドラム３上で実施可能である。続く搬送領域で
は、印刷素材は給紙ドラム３から搬送ドラム４へと搬送
される。搬送ドラム４は下流の第１処理ユニット１４に
属するものである。印刷素材は、搬送ドラム４から続く
印刷胴５へと公知の方式で搬送される。
【００３１】下流の処理ユニット１４に関係する給紙ユ
ニットのモジュラー構造の接続部は給紙ドラム３と下流
の搬送ドラム４との間に設定される。
ニットのモジュラー構造の接続部は給紙ドラム３と下流
の搬送ドラム４との間に設定される。
【図１】 給紙ユニットと、処理ユニットと、搬送ユニ
ットとを備えた枚葉紙処理装置を示す側面図である。
ットとを備えた枚葉紙処理装置を示す側面図である。
【図２】 給紙ユニットをより詳細に示す側面図であ
る。
る。
【図３】 給紙テーブルに機能的に接続されたグリッパ
システムを示す側面図である。
システムを示す側面図である。
３ 給紙ドラム ４ 搬送ドラム ５ 印刷胴 ７ グリッパシステム ８ グリッパシャフト ９ グリッパ １４，１５，１６，１７ 処理ユニット ２０ グリッパ係止バー ２１ 前当て ２２ グリッパフィンガー ２３ 開口部 ２４ 水平面
フロントページの続き (72)発明者 イェンス・ゲーベル ドイツ・63500・ゼーリゲンスタット・シ ュライフバッハヴェーク・１ (72)発明者 クレメンス・ケンメラー ドイツ・63500・ゼーリゲンスタット・シ ュライフバッハヴェーク・22
Claims (6)
- 【請求項１】 給紙ドラムと、給紙テーブルと、給紙装
置とを備え、前記給紙ドラムがその周上に対称的に配置
された少なくとも２つのグリッパシステムを備えてい
る、枚葉紙処理装置のための給紙ユニットにおいて、 該給紙ユニットは、少なくともダブルサイズの給紙ドラ
ム（３）を備え、該給紙ドラム（３）の軸は、処理ユニ
ット（１４〜１７）が有する全ての印刷胴（５）の軸を
連ねて形成される水平面（２４）上または該水平面（２
４）から鉛直方向にオフセットして配置され、前記各グ
リッパシステム（７）は、前記給紙ドラム（３）上で回
動可能とされ、かつグリッパシャフト（８）を有し、該
グリッパシャフト（８）上に設けられた複数のグリッパ
（９）は対応する複数のグリッパ係止バー（２０）を有
し、該グリッパ係止バー（２０）上には複数の前当て
（２１）が設けられていることを特徴とする給紙ユニッ
ト。 - 【請求項２】 前記給紙ドラム（３）はダブルサイズと
され、各処理ユニット（１４〜１７）はそれぞれダブル
サイズの搬送ドラム（４）を備えたダブルサイズの印刷
胴（５）によって構成され、前記給紙テーブル（２）は
水平搬送平面内に設けられ、該搬送平面は、前記給紙テ
ーブル（２）の下方に配置された前記給紙ドラム（３）
の接線をなしていることを特徴とする請求項１に記載の
給紙ユニット。 - 【請求項３】 前記グリッパシステム（７）内において
前記各グリッパ（９）は、グリッパ先端部に開口部（２
３）または切欠き部を有するグリッパフィンガー（２
２）を備え、該グリッパフィンガーは、前記グリッパ
（９）が閉じた際に、前当て（２１）に機能的に接続可
能とされていることを特徴とする請求項１に記載の給紙
ユニット。 - 【請求項４】 前記給紙ドラム（３）は、第１処理ユニ
ット（１４）の前記搬送ドラム（４）の直上流に設けら
れ、搬送方向（１９）で下流側に設けられている前記各
処理ユニット（１４〜１７）は、ダブルサイズの搬送ド
ラム（４）とダブルサイズの印刷胴（５）とによって構
成されていることを特徴とする請求項１または２に記載
の給紙ユニット。 - 【請求項５】 前記給紙ドラム（３）と前記給紙テーブ
ル（２）と前記給紙装置（１）とがモジュールとして構
成され、モジュールとして形成された下流の処理ユニッ
ト（１４）へのインターフェイスが前記給紙ドラム
（３）と前記下流の搬送ドラム（４）との間に形成され
ていることを特徴とする請求項１から４のいずれか１項
に記載の給紙ユニット。 - 【請求項６】 印刷素材の位置を検出するために、前記
給紙ドラム（３）付近に計測システムが設けられ、該計
測システムは、評価ユニット及び制御装置に接続され、
該制御ユニットは、前記グリッパシステムのそれぞれに
作用する操作装置に機能的に接続されていることを特徴
とする請求項１から６のいずれか１項に記載の給紙ユニ
ット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19933304.1 | 1999-07-16 | ||
| DE19933304A DE19933304A1 (de) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | Anlegeeinheit für eine Bogenverarbeitungsmaschine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001058388A true JP2001058388A (ja) | 2001-03-06 |
| JP3373190B2 JP3373190B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=7914960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000202778A Expired - Fee Related JP3373190B2 (ja) | 1999-07-16 | 2000-07-04 | 枚葉紙処理装置のための給紙ユニット |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6349641B1 (ja) |
| EP (1) | EP1072409B1 (ja) |
| JP (1) | JP3373190B2 (ja) |
| AT (1) | ATE255501T1 (ja) |
| DE (2) | DE19933304A1 (ja) |
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| JP2007507023A (ja) * | 2003-07-16 | 2007-03-22 | カーベーアー−ジオリ ソシエテ アノニム | シートの品質をチェックするための装置 |
| JP2008023992A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Heidelberger Druckmas Ag | シートオフセット印刷機 |
| JP2008037037A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Komori Corp | 凹版印刷機 |
| JP2008296385A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Shinohara Machinery Co Ltd | 枚葉印刷機のシート導入装置 |
| JP2013010357A (ja) * | 2003-07-16 | 2013-01-17 | Kba-Notasys Sa | 複数のモジュールを有する、シートを加工するための機械 |
| JP2013529147A (ja) * | 2010-05-19 | 2013-07-18 | カーベーアー−ノタシ ソシエテ アノニム | 紙幣を含むセキュリティ書類を付番およびニス引きするための印刷機 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE10020648A1 (de) * | 2000-04-27 | 2001-10-31 | Heidelberger Druckmasch Ag | Bogendruckmaschine |
| DE10152843A1 (de) * | 2000-11-29 | 2002-06-13 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zur Anpassung der Lage bogenförmigen Material bei Bewegungsrichtungsumkehr |
| DE10060557B4 (de) * | 2000-12-06 | 2007-05-31 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Bogenleiteinrichtung in einer Rotationsdruckmaschine |
| DE10312153A1 (de) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Ebe Hesterman | Maschine für den Bogenrotationsdruck oder Bogenbeschichtung |
| DE10351305A1 (de) * | 2003-10-31 | 2005-05-25 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Kombinierte Druckmaschine |
| DE10355515A1 (de) * | 2003-11-27 | 2005-06-30 | Koenig & Bauer Ag | Rotierender Vorgreifer |
| DE102005012527A1 (de) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Anlegeeinheit für eine Bogenverarbeitungsmaschine, Bogenverarbeitungsmaschine und Verfahren zum Anlegen von Bogen |
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| EP2138437A1 (en) * | 2008-06-27 | 2009-12-30 | Kba-Giori S.A. | Inspection system for inspecting the quality of printed sheets |
| JP5500800B2 (ja) * | 2008-08-13 | 2014-05-21 | 株式会社小森コーポレーション | 処理機の駆動方法及び装置 |
| DE102017111314A1 (de) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | manroland sheetfed GmbH | Seitenausrichtung für Anlegeeinheit |
| DE102017111312A1 (de) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | manroland sheetfed GmbH | Bogenentfernung in Anlegeeinheit |
| DE102017111308A1 (de) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | manroland sheetfed GmbH | Anlegeeinheit für eine Bogendruckmaschine |
| DE102017111311A1 (de) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | manroland sheetfed GmbH | Vorderkantenausrichtung in Anlegeeinheit |
| DE102017111313A1 (de) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | manroland sheetfed GmbH | Bogensperre in Anlegeeinheit |
| DE102017111309A1 (de) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | manroland sheetfed GmbH | Bogenübernahme in Anlegeeinheit |
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| US2540690A (en) * | 1945-07-13 | 1951-02-06 | Harris Seybold Co | Rotary offset sheet perfecting press |
| US2515355A (en) * | 1945-07-13 | 1950-07-18 | Harris Seybold Co | Perfecting offset press |
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| DE3717093A1 (de) * | 1987-05-21 | 1988-12-08 | Heidelberger Druckmasch Ag | Bogen-rotationsdruckmaschine zur herstellung von einseitigem mehrfarbendruck oder schoen- und widerdruck |
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-
1999
- 1999-07-16 DE DE19933304A patent/DE19933304A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-30 EP EP00113835A patent/EP1072409B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-30 DE DE50004624T patent/DE50004624D1/de not_active Expired - Lifetime
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