JP5154991B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハや液晶表示装置用のガラス基板(以下、単に基板と称する)を処理液中に浸漬させて基板に対して所定の処理を行う基板処理装置に関する。
従来、この種の装置として、処理液を貯留する内槽及び内槽から溢れた処理液を回収する外槽を備えた処理槽と、この処理槽の上方の待機位置及び内槽内の処理位置に昇降可能であって、基板を保持する保持部を備えたリフタと、処理液を供給し、内槽の底部両側に配設された一対の下ノズル及び一対の下ノズルの上方に配設された一対の上ノズルとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような装置では、基板がリフタごと処理位置に移動された後、例えば、硫酸・過酸化水素水の混合溶液(SPM)である処理液を上下ノズルから供給させて洗浄処理を行う。なお、上ノズルから供給された液流は、リフタの保持部に向かい、この部分に滞留しやすいパーティクルを除去する。
特開2008−53680号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、上下ノズルの流量比によっては、液中のパーティクル排出能力が悪化することがあるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、上下ノズルの流量比を処理に応じて最適なものとすることにより、液中のパーティクル排出性能を向上させることができる基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、処理液により基板に対して所定の処理を行う基板処理装置において、処理液を貯留する処理槽と、基板を保持する保持部を備え、前記処理槽の上方にあたる待機位置と、前記処理槽の内部にあたる処理位置とにわたって昇降可能なリフタと、前記処理槽の底部両側に配設され、処理液を供給する下ノズルと、前記下ノズルの上方、かつ、前記リフタが処理位置にある状態において前記保持部よりも上に配設され、前記リフタの保持部に向けて処理液を供給する上ノズルと、前記上ノズルと前記下ノズルとの流量比を処理に応じて調整する制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、制御手段は、上ノズルと下ノズルの流量比を調整するので、処理槽内におけるリフタの保持部付近に適度な大きさの渦を発生させることができる。したがって、渦の大きさを調整して、処理槽内を下方から上方へと向かう処理液の流れを適切に形成させることができるので、液中のパーティクルの排出能力を向上させることができる。
また、本発明において、前記制御手段は、処理液により基板に対して洗浄処理を行う場合には、前記流量比を1:5〜1:1の範囲で設定することが好ましい(請求項2)。洗浄処理を行う場合には流量比をこの範囲に設定することにより、処理槽内におけるリフタの保持部付近に適度な大きさの渦を発生させることができ、液中のパーティクル排出性能を向上させることができる。
また、本発明において、前記制御手段は、処理液により基板に対して洗浄処理を行う場合には、前記流量比を1:2に設定することが好ましい(請求項3)。洗浄処理を行う場合にはこの流量比にすることで、処理槽内におけるリフタの保持部付近に最適な大きさの渦を発生させることができ、液中のパーティクル排出性能を最も良好にすることができる。
また、本発明において、前記制御手段は、処理液により基板に対してエッチング処理を行う場合には、前記流量比を5:1の範囲で設定することが好ましい(請求項4)。エッチング処理を行う場合には、流量比をこの値に設定することにより、処理槽内に大きな渦を生じさせることができ、処理液を広い範囲にわたって攪拌させることができる。その結果、基板に接する処理液のムラを抑制することができ、基板の面内における処理の均一性を向上させることができる。
また、本発明において、前記一対の上ノズルは、液流が前記リフタの保持部に向かう姿勢で配設されていることが好ましい(請求項5)。パーティクルが滞留しやすい保持部付近に液流を向かわせることができ、液中のパーティクルの排出性能をより向上させることができる。
本発明に係る基板処理装置によれば、制御手段は、上ノズルと下ノズルの流量比を調整するので、処理槽内におけるリフタの保持部付近に適度な大きさの渦を発生させることができる。したがって、渦の大きさを調整して、処理槽内を下方から上方へと向かう処理液の流れを適切に形成させることができるので、液中のパーティクルの排出能力を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は、本発明に係る基板処理装置の処理槽周りの概略構成を示す縦断面図であり、図2は、本発明に係る基板処理装置の処理槽中における処理液の流れを示した模式図である。
基板処理装置は、処理液を貯留する処理槽1と、処理槽1内とその上方とにわたって昇降可能に構成され、基板Wを保持する3箇所の保持部7を備えたリフタ9と、処理槽1の底部両側に配設され、処理液を処理槽1の底部に向けて供給する下ノズル11と、この下ノズル11の上方に配設され、3箇所の保持部7のうち両側の保持部7に向けて処理液を供給する上ノズル13とを備えている。
上記の上ノズル13は、処理槽1に貯留している処理液に渦を発生させて、洗浄処理によって基板Wから剥離し、基板Wと保持部7との間に滞留しやすい剥離物やパーティクルなどを排除するために設けられている。また、上ノズル13は、紙面奥行き方向に長手方向が配置され、処理槽1の左右壁に一対で配置されている。同様に、下ノズル11も上ノズル13と同様に一対で配置されている。
上ノズル13と下ノズル11とは、それぞれが流量を調整できるように構成されている。したがって、上ノズル13と下ノズル11との流量比を変えることにより、処理槽1に貯留している処理液に液流を生じさせることができる。例えば、ある流量比においては、図2に示すような液流が発生される。つまり、処理槽1の底部中央から上昇して左右に分かれる液流F1と、この液流F1の上部で処理槽1の上方に向かう液流F2とが生じる。これらの液流F1,F2の境界から処理槽1の上縁までの距離Lは、処理槽1から処理液が排出される量にほぼ比例する。換言すると、この距離Lは、処理槽1からパーティクルを排出する能力にあたる、液中パーティクル排出性能(PRE:Particle Removal Efficiency)に関連する。
発明者等は、上ノズル13と下ノズル11からの処理液の供給比である流量比を種々に変え、処理液に意図的に混入しておいた既知の数のパーティクルが一分後にどれだけ処理槽1から排出されるかを実験した。その結果を示すのが、図3である。なお、図3は、流量比による液中パーティクル排出性能の変化を示すグラフである。また、図4(a)〜(f)は、図3の流量比ごとに液流を模式的に示した図である。これらの模式図である図4(a)〜(f)は、コンピュータシミュレーションによって求めた処理槽1内の流速のベクトル分布図を模式的に大まかに表したものである。
図3のグラフから、上ノズル13と下ノズル11の流量比が2:1と5:1では、他の流量比に比較して液中パーティクル排出性能が極端に悪化することが分かる。また、図4(a)に示すように、流量比が0:30の場合には、上ノズル13からの液流が存在しないので、保持部7付近で渦を発生させることができない。この場合、距離Lが長くなり、液中パーティクル排出性能は良好であるものの、保持部7付近にパーティクルが滞留する恐れがあるので、この流量比0:30は不適切である。
流量比1:5(図4(b))、流量比1:2(図4(c))、流量比1:1(図4(d))は、いずれも上ノズル13からの供給により、右側の保持部7付近に渦VTが発生している。これにより保持部7付近に滞留しやすいパーティクルが排出され、かつ距離Lもパーティクルの排出に十分であるので、これらの流量比は液中パーティクル排出性能が良好で適切である。
一方、液中パーティクル排出性能が悪い流量比2:1(図4(e))は、大きな渦VTが発生してはいるものの、その分だけ距離Lが短くなりすぎて逆に排出性能が低下している。同様に、流量比5:1(図4(f))は、流量比2:1よりも大きな渦VTが発生しているものの、やはりその分だけ距離Lが短くなりすぎて逆に排出性能が低下している。但し、この流量比2:1は、大きな渦VTにより処理液の攪拌作用が他の流量比よりも優れている。
上述した実験結果から、基板Wからの剥離物やパーティクルを排出することが優先される洗浄処理では、上述した液中パーティクル排出性能が良好なほど好ましく、上ノズル13と下ノズル11との流量比を1:5〜1:1の範囲に設定することが好ましいことが分かる。その一方、排出性能よりも処理液を攪拌して液ムラを抑制し、基板Wの面内における処理の均一性が優先されるエッチング処理では、上述した液中パーティクル排出性能よりも渦VTが大きい方がよいので好ましく、上ノズル13と下ノズル11との流量比を5:1以上とすることが好しいことが分かる。
<基板処理装置>
図5を参照して実施例に係る基板処理装置の構成について説明する。なお、図5は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。
処理槽1は、内槽3と外槽5とを備えている。内槽3は、処理液を貯留するとともに基板Wを収容して基板Wに対して処理を行う。内槽3の上縁を越えて溢れた処理液は、外槽5によって回収される。基板Wを起立姿勢で保持するための3箇所の保持部7を備えたリフタ9は、内槽3内の処理位置(図5中に実線で示す)と、内槽3の上方にあたる待機位置(図5中に二点鎖線で示す)とにわたって昇降可能に構成されている。
内槽3の底部両側には、下ノズル11が配設されている。下ノズル11は、内槽3の底部に向けて処理液を供給するために、その方向に噴射口(不図示)が向けられた姿勢で内槽3の底部に配設されている。下ノズル11の上方には、上ノズル13が配設されている。この上ノズル13は、処理位置にあるリフタ9の3箇所の保持部7のうち両側の保持部7に向けて処理液を供給するために、保持部7に噴射口(不図示)が向けられた姿勢で内槽3の側壁に配設されている。なお、上ノズル13及び下ノズル11は、紙面方向の奥側に向かって長軸を有する。
純水供給源(DIW)には、供給配管15の一端側が連通接続されており、他端側は分岐部17に連通接続されている。供給配管15には、純水流量を調整する流量調整弁16が配設されている。分岐部17には、第1分岐配管19の一端側と、第2分岐配管21の一端側とが連通接続されている。第1分岐配管19の他端側は、下ノズル11に連通接続されている。また、第2分岐配管21の他端側は、上ノズル13に連通接続されている。第1分岐配管19には、流量を調整するための流量調整弁23が取り付けられ、第2の分岐配管21には、同様の流量調整弁25が取り付けられている。
供給配管15には、ミキシングバルブ27が配設されている。このミキシングバブル27には、例えば、5種類の薬液供給源にそれぞれ連通接続された5本の薬液供給配管29〜33が連通接続されている。各薬液供給配管29〜33には、各流量調整弁35〜39が取り付けられている。なお、ここでは薬液供給源として、例えば、フッ化水素酸(HF)、硫酸(HSO)、過酸化水素水(H)、SC1(Standard Clean 1:アンモニア水過酸化水素水混合液)、SC2(Standard Clean 2:塩酸過酸化水素水混合液)が連通されているものとする。
上述した外槽5の底部には、排液口41が形成されている。この排液口41には、排液管43の一端側が連通接続されており、他端側は廃液処理設備(不図示)に連通接続されている。この排液管43には、開閉弁45が取り付けられている。
上述したリフタ9の昇降動作、流量調整弁16,23,25,35〜39の流量調整動作、開閉弁45の開閉動作などは、制御部47によって統括的に制御される。この制御部47には、メモリ49が接続されている。メモリ49には、処理ごとに上述した流量比が設定されている。具体例としては、洗浄処理用に上ノズル13と下ノズル11の流量比=1:2とされ、エッチング用に上ノズル13と下ノズル11の流量比=5:1が挙げられる。制御部47は、オペレータにより指定されたレシピに応じて、その処理に応じた流量比をメモリ49から読み出して、流量調整弁23,25の流量を調整する。
なお、上述した制御部47が本発明における「制御手段」に相当する。
<洗浄処理例>
上述した基板処理装置を用いて基板Wを洗浄処理する例について以下に説明する。なお、図6は、洗浄処理例を示したフローチャートである。
ステップS1
制御部47は、処理対象の基板Wを保持したリフタ9を待機位置から処理位置に移動させる。
ステップS2
制御部47は、既にオペレータにより指示されたレシピに基づき処理を判断し、その処理に応じた流量比をメモリ49から読み出して、流量調整弁23,25を設定する。具体的には、上ノズル13と下ノズル11の流量比が1:2となるように設定する。
ステップS3
流量調整弁16を閉止したまま、流量調整弁36,37を調整して、硫酸と過酸化水素水の混合溶液(SPM)を生成して内槽3に供給する。このとき、内槽3に供給されるSPMは、上ノズル13と下ノズル11の流量比が1:2とされている。内槽3から溢れたSPMは、外槽5に回収されるとともに、排液管43を通して排出される。
ステップS4
レシピで規定された所定の時間が経過するまで、内槽3にSPMの供給を継続する。
ステップS5,S6
SPMによる処理を終えると、制御部47は、流量調整弁36,37を閉止する。さらに、制御部47は、流量調整弁16を調整して純水を内槽3に供給する。このときの上ノズル13と下ノズル11の流量比は1:2のままである。この状態を処理時間だけ維持することにより、内槽3内のSPMが純水で押し上げられて置換され、純水によってSPMが除去される。
ステップS6
純水による処理を終えた場合には、制御部47はリフタ9を処理位置から待機位置へと上昇させて処理を終える。
上述した一連の処理により、基板Wに対して洗浄処理を行うが、制御部47は、上ノズル13と下ノズル11の流量比を2:1に調整するので、内槽3内におけるリフタ9の保持部7付近に滞留しやすいパーティクルを除去するのに必要な適度な大きさの渦を発生させることができる。したがって、内槽3内を下方から上方へと向かう処理液の流れを適切に形成させることができるので、液中のパーティクルの排出能力を向上させることができる。
なお、上述した説明においては、上ノズル13と下ノズル11との流量比を1:2としたが、流量比1:5〜1:1の範囲であればどの流量比にしても同様の効果を奏する。
<エッチング処理例>
上述した基板処理装置を用いて基板をエッチング処理する例について以下に説明する。なお、図7は、エッチング処理例を示したフローチャートである。
ステップS10
制御部47は、処理対象の基板Wを保持したリフタ9を待機位置から内槽3内の処理位置に移動させる。
ステップS11
制御部47は、既にオペレータにより指示されているレシピに基づいて処理を判断し、その処理に応じた流量比をメモリ49から読み出して、流量調整弁23,25を設定する。具体的には、上ノズル13と下ノズル11の流量比が5:1となるように設定する。
ステップS12,13
制御部47は、流量調整弁16を所定流量に調整するとともに、流量調整弁35を調整して、所定濃度のフッ化水素酸溶液(HF)を生成して内槽3に供給する。このとき、内槽3に供給されるHFは、上ノズル13と下ノズル11の流量比が5:1とされている。内槽3から溢れたHFは、外槽5に回収されるとともに、排液管43を通して排出される。この状態は、レシピに規定された処理時間だけ維持される。
ステップS14,15
HFによる処理を終えると、制御部47は、流量調整弁35を閉止する。さらに、制御部47は、流量調整弁16を調整して純水を内槽3に供給する。このときの上ノズル13と下ノズル11の流量比は5:1のままである。この状態を処理時間だけ維持することにより、内槽3内のHFが純水で攪拌されつつ置換され、純水によってHFが除去される。この状態は、レシピに規定された処理時間だけ維持される。
ステップS16,17
制御部47は、流量調整弁16を閉止するとともに、流量調整弁38を調整して、所定濃度のSC1を内槽3に供給する。このとき、内槽3に供給されるSC1は、上ノズル13と下ノズル11の流量比が5:1とされている。内槽3から溢れたSC1は、外槽5に回収されるとともに、排液管43を通して排出される。この状態は、レシピに規定された処理時間だけ維持される。
ステップS18,19
SC1による処理を終えると、制御部47は、流量調整弁38を閉止する。さらに、制御部47は、流量調整弁16を調整して純水を内槽3に供給する。この状態を処理時間だけ維持することにより、内槽3内のSC1が純水で攪拌されつつ置換され、純水によってSC1が除去される。この状態は、レシピに規定された処理時間だけ維持される。
ステップS20,21
制御部47は、流量調整弁16を所定流量に調整するとともに、流量調整弁39を調整して、所定濃度のSC2を内槽3に供給する。このとき、内槽3に供給されるSC2は、上ノズル13と下ノズル11の流量比が5:1とされている。内槽3から溢れたSC2は、外槽5に回収されるとともに、排液管43を通して排出される。この状態は、レシピに規定された処理時間だけ維持される。
ステップS22,23
SC2による処理を終えると、制御部47は、流量調整弁39を閉止するとともに、流量調整弁16を所定流量に調整して純水を内槽3に供給する。この状態を処理時間だけ維持することにより、内槽3内のSC2が純水で攪拌されつつ置換され、純水によりSC2が除去される。この状態は、レシピに規定された処理時間だけ維持される。
ステップS24
純水による処理を終えた場合には、制御部47はリフタ9を処理位置から待機位置へと上昇させて処理を終える。
なお、上述した説明においては、上ノズル13と下ノズル11との流量比を5:1としたが、流量比5:1以上に設定してもよい。
上述したように、制御部47は、エッチング処理を行う場合には、上ノズル13と下ノズル11との流量比を5:1に設定することにより、内槽3内に大きな渦を生じさせることができ、処理液を広い範囲にわたって攪拌させることができる。その結果、基板Wに接する処理液のムラを抑制することができ、基板Wの面内における処理の均一性を向上させることができる。
また、制御部47は、洗浄処理の場合に上ノズル13と下ノズル11の流量比を1:2とし、エッチング処理の場合に上ノズル13と下ノズル11の流量比を5:1に切り替えているので、液中のパーティクル排出性能が優先される洗浄処理と、液の攪拌が優先されるエッチング処理とにおいて好適に処理を実施することができる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、基板処理装置に供給する処理液を排液口41から排出するように構成しているが、排液口41と供給配管15とを連通接続して処理液を循環させる循環式であっても本発明を適用することができる。
(2)上述した実施例では、供給配管15に設けたミキシングバルブ27を介してHF等の薬液を供給する構成としているが、各薬液を所定の流量比で下ノズル11と上ノズル13に供給できる構成であれば、そのような構成に限定されるものではない。
本発明に係る基板処理装置の処理槽周りの概略構成を示す縦断面図である。 本発明に係る基板処理装置の処理槽中における処理液の流れを示した模式図である。 流量比による液中パーティクル排出性能の変化を示すグラフである。 (a)〜(f)は、図3の流量比ごとに液流を模式的に示した図である。 実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。 洗浄処理例を示したフローチャートである。 エッチング処理例を示したフローチャートである。
符号の説明
W … 基板
1 … 処理槽
3 … 内槽
5 … 外槽
7 … 保持部
9 … リフタ
11 … 下ノズル
13 … 上ノズル
F1 … 液流
F2 … 液流
L … 距離
VT … 渦
23,25 … 流量調整弁
27 … ミキシングバルブ
47 … 制御部
49 … メモリ

Claims (5)

  1. 処理液により基板に対して所定の処理を行う基板処理装置において、
    処理液を貯留する処理槽と、
    基板を保持する保持部を備え、前記処理槽の上方にあたる待機位置と、前記処理槽の内部にあたる処理位置とにわたって昇降可能なリフタと、
    前記処理槽の底部両側に配設され、処理液を供給する下ノズルと、
    前記下ノズルの上方、かつ、前記リフタが処理位置にある状態において前記保持部よりも上に配設され、前記リフタの保持部に向けて処理液を供給する上ノズルと、
    前記上ノズルと前記下ノズルとの流量比を処理に応じて調整する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、処理液により基板に対して洗浄処理を行う場合には、前記流量比を1:5〜1:1の範囲で設定することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項2に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、処理液により基板に対して洗浄処理を行う場合には、前記流量比を1:2に設定することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、処理液により基板に対してエッチング処理を行う場合には、前記流量比を5:1の範囲で設定することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記上ノズルは、液流が前記リフタの保持部に向かう姿勢で配設されていることを特徴とする基板処理装置。
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